JP2000240258A - コーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造 - Google Patents
コーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造Info
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- JP2000240258A JP2000240258A JP11046674A JP4667499A JP2000240258A JP 2000240258 A JP2000240258 A JP 2000240258A JP 11046674 A JP11046674 A JP 11046674A JP 4667499 A JP4667499 A JP 4667499A JP 2000240258 A JP2000240258 A JP 2000240258A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度の差や吸水、吸湿の差による外壁材の膨
張収縮によって接着部分にクラックが入らないコーナー
外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁
材の取付方法を提供する。 【解決手段】 外壁材11の裏面にほぼ一直線状に断面
V字形の溝12を設け、この溝の両側面を合わせて接着
剤13で接着したコーナー外壁材1であって、この接着
剤13に湿気硬化型ウレタン系接着剤を使用する。
張収縮によって接着部分にクラックが入らないコーナー
外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁
材の取付方法を提供する。 【解決手段】 外壁材11の裏面にほぼ一直線状に断面
V字形の溝12を設け、この溝の両側面を合わせて接着
剤13で接着したコーナー外壁材1であって、この接着
剤13に湿気硬化型ウレタン系接着剤を使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコーナー外壁材、コ
ーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構
造に関する。特に、硬質木片セメント板製のコーナー外
壁材に好適なコーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方
法およびコーナー外壁材の取付構造に関する。
ーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構
造に関する。特に、硬質木片セメント板製のコーナー外
壁材に好適なコーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方
法およびコーナー外壁材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の外壁材となす板材としては、木製
板、合板、硬質木片セメント板、繊維強化セメント板等
の種々な板材が使用されている。特に、硬質木片セメン
ト板は耐候性、防火性がよいので多く使用されている。
そして、建物の出隅のコーナー部では、2枚の板材をL
字形に当接させて接合させていたが、このように接合さ
せると、一方の板材の端面が現れて見苦しい。
板、合板、硬質木片セメント板、繊維強化セメント板等
の種々な板材が使用されている。特に、硬質木片セメン
ト板は耐候性、防火性がよいので多く使用されている。
そして、建物の出隅のコーナー部では、2枚の板材をL
字形に当接させて接合させていたが、このように接合さ
せると、一方の板材の端面が現れて見苦しい。
【0003】特に、硬質木片セメント板は、表面および
裏面に近い部分には粒度の小さい木片を使用し、且つ、
セメントの配合割合を大きくして外観をよくすると同時
に、吸水性を小さくし、中心部分には粒度の大きい薄片
を使用し、且つ、セメントの配合割合を小さくして機械
的強度を大きくしている。従って、コーナー部でこの硬
質木片セメント板の端面が現れていると、見苦しい上
に、この端面に現れている中心部分の薄片と薄片との間
から雨水が硬質木片セメント板の内部に浸入し、耐水性
に劣るし、凍結破壊に弱いという問題がある。
裏面に近い部分には粒度の小さい木片を使用し、且つ、
セメントの配合割合を大きくして外観をよくすると同時
に、吸水性を小さくし、中心部分には粒度の大きい薄片
を使用し、且つ、セメントの配合割合を小さくして機械
的強度を大きくしている。従って、コーナー部でこの硬
質木片セメント板の端面が現れていると、見苦しい上
に、この端面に現れている中心部分の薄片と薄片との間
から雨水が硬質木片セメント板の内部に浸入し、耐水性
に劣るし、凍結破壊に弱いという問題がある。
【0004】そこで、通常、建物のコーナー部に取り付
けられるコーナー外壁材としては、端面が現れないよう
に、特公平2−503号公報、特公平7−119514
号公報に記載あるように、外壁材の裏面にほぼ一直線状
に設けられた断面V字形の溝の両側面を合わし、この溝
の両側面を接着剤で接着して表面のみが現れるようにし
たコーナー外壁材が使用されている。そして、このコー
ナー外壁材を建物の構造材に直接取り付けたり、コーナ
ー外壁材の周縁部にフレームを取り付け、このフレーム
と建物の構造材とに通孔を設け、この両方の通孔を通し
たボルト・ナットやリベット等の連結具でコーナー外壁
材を構造材に取り付けていた。
けられるコーナー外壁材としては、端面が現れないよう
に、特公平2−503号公報、特公平7−119514
号公報に記載あるように、外壁材の裏面にほぼ一直線状
に設けられた断面V字形の溝の両側面を合わし、この溝
の両側面を接着剤で接着して表面のみが現れるようにし
たコーナー外壁材が使用されている。そして、このコー
ナー外壁材を建物の構造材に直接取り付けたり、コーナ
ー外壁材の周縁部にフレームを取り付け、このフレーム
と建物の構造材とに通孔を設け、この両方の通孔を通し
たボルト・ナットやリベット等の連結具でコーナー外壁
材を構造材に取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、このコ
ーナー外壁材を建物の構造材に強固に取り付けている
と、夏冬等の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー
外壁材が膨張収縮し、この膨張収縮の力がコーナー外壁
材の接着部分に集中し、この接着部分にクラックが発生
するという問題がある。このことを図11および図12
に示すコーナー外壁材の取付構造の一例を参照しながら
説明する。
ーナー外壁材を建物の構造材に強固に取り付けている
と、夏冬等の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー
外壁材が膨張収縮し、この膨張収縮の力がコーナー外壁
材の接着部分に集中し、この接着部分にクラックが発生
するという問題がある。このことを図11および図12
に示すコーナー外壁材の取付構造の一例を参照しながら
説明する。
【0006】即ち、図11および図12に示すコーナー
外壁材100は、外壁材101の裏面にほぼ一直線状に
断面V字形の溝を設け、この溝の両側面に例えば従来使
用されている常温硬化型エポキシ系接着剤200を塗布
し、この両側面を合わせて接着し、この外壁材101の
裏面に四角筒状の鋼製のフレーム300を取り付けたも
のである。尚、このフレーム300には丸い通孔を設け
ている。一方、建物の間柱(構造材)400には通孔を
設けている。そして、この間柱400にコーナー外壁材
100の裏面に設けられたフレーム300を押し当て、
間柱400の通孔からフレーム300の通孔に通された
リベット(連結具)500でコーナー外壁材100を間
柱400に取り付ける。
外壁材100は、外壁材101の裏面にほぼ一直線状に
断面V字形の溝を設け、この溝の両側面に例えば従来使
用されている常温硬化型エポキシ系接着剤200を塗布
し、この両側面を合わせて接着し、この外壁材101の
裏面に四角筒状の鋼製のフレーム300を取り付けたも
のである。尚、このフレーム300には丸い通孔を設け
ている。一方、建物の間柱(構造材)400には通孔を
設けている。そして、この間柱400にコーナー外壁材
100の裏面に設けられたフレーム300を押し当て、
間柱400の通孔からフレーム300の通孔に通された
リベット(連結具)500でコーナー外壁材100を間
柱400に取り付ける。
【0007】このような構造にしてコーナー外壁材10
0を取り付けていると、長期間経過している間に、夏期
や高湿や降雨の時には、コーナー外壁材100が膨張
し、図11の矢印で示すように、角の接着部分を両側か
ら押し出そうとし、接着部分の角度を小さくしようとす
る力が働き、この接着部分の外側面にクラック600が
入るし、又、冬期や低湿や晴天の時には、コーナー外壁
材100が収縮し、図12の矢印で示すように、角の接
着部分を両側から引き合おうとし、接着部分の角度を大
きくしようとする力が働き、この接着部分の内側面にク
ラック601が発生する。尚、この際、特に問題になる
のは外側面に発生したクラックである。
0を取り付けていると、長期間経過している間に、夏期
や高湿や降雨の時には、コーナー外壁材100が膨張
し、図11の矢印で示すように、角の接着部分を両側か
ら押し出そうとし、接着部分の角度を小さくしようとす
る力が働き、この接着部分の外側面にクラック600が
入るし、又、冬期や低湿や晴天の時には、コーナー外壁
材100が収縮し、図12の矢印で示すように、角の接
着部分を両側から引き合おうとし、接着部分の角度を大
きくしようとする力が働き、この接着部分の内側面にク
ラック601が発生する。尚、この際、特に問題になる
のは外側面に発生したクラックである。
【0008】かかる問題を解決するために、特公平2−
503号公報記載の発明では、この接着部分の外側面に
バッキング材を取り付けて、このクラックの発生を防ぐ
ようにしているし、又、特公平7−119514号公報
記載の発明では、接着部分の外側面を切削し薄くし、こ
の膨張収縮の力による歪みを少なくしている。しかし、
上記発明は一定の効果があるが、まだ不十分である。
503号公報記載の発明では、この接着部分の外側面に
バッキング材を取り付けて、このクラックの発生を防ぐ
ようにしているし、又、特公平7−119514号公報
記載の発明では、接着部分の外側面を切削し薄くし、こ
の膨張収縮の力による歪みを少なくしている。しかし、
上記発明は一定の効果があるが、まだ不十分である。
【0009】そこで、本発明の目的は、温度の差や吸
水、吸湿の差による外壁材の膨張収縮によって接着部分
にクラックが入らないコーナー外壁材、コーナー外壁材
の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造を提供する
ことである。
水、吸湿の差による外壁材の膨張収縮によって接着部分
にクラックが入らないコーナー外壁材、コーナー外壁材
の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字
形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面が接着剤で
接着されたコーナー外壁材であって、前記接着剤が湿気
硬化型ウレタン系接着剤であるものである。
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字
形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面が接着剤で
接着されたコーナー外壁材であって、前記接着剤が湿気
硬化型ウレタン系接着剤であるものである。
【0011】請求項2記載の発明は、外壁材の裏面にV
字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬
化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V字
形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合わ
せた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側面
を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるものであ
る。
字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬
化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V字
形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合わ
せた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側面
を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるものであ
る。
【0012】この請求項1および請求項2記載の発明で
使用する湿気硬化型ウレタン系接着剤とは、ポリウレタ
ン樹脂となる原料(例えば、ポリオールとジイソシアネ
ートやトリイソシアネート等のポリイソシアネート化合
物)と、触媒とからなる混合物を主成分とする接着剤
で、硬質木片セメント板等の外壁材に含まれている水分
や空気中の湿気を吸収すると急速に重合してポリウレタ
ン樹脂となって種々な被接着物を強固に接着させること
ができるものである。尚、このポリウレタン樹脂自体は
弾性を有し、力を加えると伸縮する性質を有するので、
被接着物が多少移動してもよい場所に多く使用される。
又、セメント製品や木製品を強固に接着させることがで
きるので、かかる製品にも多く使用される。更に、この
湿気硬化型ウレタン系接着剤は、請求項2記載のよう
に、高周波加熱すると、硬質木片セメント板等の外壁材
の中に含まれている水分と反応して急速に接着される。
使用する湿気硬化型ウレタン系接着剤とは、ポリウレタ
ン樹脂となる原料(例えば、ポリオールとジイソシアネ
ートやトリイソシアネート等のポリイソシアネート化合
物)と、触媒とからなる混合物を主成分とする接着剤
で、硬質木片セメント板等の外壁材に含まれている水分
や空気中の湿気を吸収すると急速に重合してポリウレタ
ン樹脂となって種々な被接着物を強固に接着させること
ができるものである。尚、このポリウレタン樹脂自体は
弾性を有し、力を加えると伸縮する性質を有するので、
被接着物が多少移動してもよい場所に多く使用される。
又、セメント製品や木製品を強固に接着させることがで
きるので、かかる製品にも多く使用される。更に、この
湿気硬化型ウレタン系接着剤は、請求項2記載のよう
に、高周波加熱すると、硬質木片セメント板等の外壁材
の中に含まれている水分と反応して急速に接着される。
【0013】請求項3記載の発明は、外壁材の裏面にほ
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記コーナー外壁材には裏面にフレ
ームが設けられ、このコーナー外壁材のフレームと前記
建物の構造材とにはそれぞれ通孔が設けられ、この通孔
のどちらか一方が水平方向に長い通孔になされ、フレー
ムの通孔と構造材の通孔とに通された連結具でコーナー
外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可能に止着さ
れているものである。
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記コーナー外壁材には裏面にフレ
ームが設けられ、このコーナー外壁材のフレームと前記
建物の構造材とにはそれぞれ通孔が設けられ、この通孔
のどちらか一方が水平方向に長い通孔になされ、フレー
ムの通孔と構造材の通孔とに通された連結具でコーナー
外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可能に止着さ
れているものである。
【0014】請求項4記載の発明は、外壁材の裏面にほ
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記コーナー外壁材の上下の端面に
はそれぞれ溝が設けられ、前記建物の構造材には鉤形の
止着具が取り付けられ、この止着具の先端部がコーナー
外壁材の上下の溝の中に挿入されて、コーナー外壁材が
溝に沿って水平方向に移動可能に止着されているもので
ある。
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記コーナー外壁材の上下の端面に
はそれぞれ溝が設けられ、前記建物の構造材には鉤形の
止着具が取り付けられ、この止着具の先端部がコーナー
外壁材の上下の溝の中に挿入されて、コーナー外壁材が
溝に沿って水平方向に移動可能に止着されているもので
ある。
【0015】請求項5記載の発明は、外壁材の裏面にほ
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記建物の構造材にはコーナーの水
平面に沿う形状の形状保持具が取り付けられ、この形状
保持具の外側面に前記コーナー外壁材の接着部分の内側
面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に止着されて
いるものである。
ぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合わ
され、この溝の両側面が接着剤で接着されたコーナー外
壁材が建物の構造材に取り付けられたコーナー外壁材の
取付構造であって、前記建物の構造材にはコーナーの水
平面に沿う形状の形状保持具が取り付けられ、この形状
保持具の外側面に前記コーナー外壁材の接着部分の内側
面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に止着されて
いるものである。
【0016】請求項1および3〜5に記載の発明では、
外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字形の
溝の両側面が合わされているが、この断面V字形の溝の
両側面は、切削面を合わせると断面V字形の溝になるよ
うに別々の外壁材の端面を切削したものであってもよい
し、請求項2記載のように、1枚の外壁材の裏面を断面
V字形に切削したものであってもよい。尚、1枚の外壁
材の裏面を断面V字形に切削する際には、断面V字形の
底部分が連結した状態になっていてもよいし、離れてい
てもよい。
外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字形の
溝の両側面が合わされているが、この断面V字形の溝の
両側面は、切削面を合わせると断面V字形の溝になるよ
うに別々の外壁材の端面を切削したものであってもよい
し、請求項2記載のように、1枚の外壁材の裏面を断面
V字形に切削したものであってもよい。尚、1枚の外壁
材の裏面を断面V字形に切削する際には、断面V字形の
底部分が連結した状態になっていてもよいし、離れてい
てもよい。
【0017】請求項3〜5に記載の発明では、コーナー
外壁材が建物の構造材に取り付けられているが、この際
の構造材とは、外壁材を取り付ける建物の部材であっ
て、柱、間柱、床梁、天井梁等がかかる構造材である。
外壁材が建物の構造材に取り付けられているが、この際
の構造材とは、外壁材を取り付ける建物の部材であっ
て、柱、間柱、床梁、天井梁等がかかる構造材である。
【0018】(作用)請求項1記載の発明では、外壁材
の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両
側面が合わされ、この溝の両側面が湿気硬化型ウレタン
系接着剤で接着されている。この際使用する湿気硬化型
ウレタン系接着剤は種々な被接着物を強固に接着させる
ことができる。従って、断面V字形の溝の両側面を強固
に接着させることができ、このコーナー外壁材の運搬作
業中や取付作業中等にこの接着部分が剥がれることがな
い。特に、コーナー外壁材が硬質木片セメント板製であ
る場合には、この湿気硬化型ウレタン系接着剤が、この
硬質木片セメント板の主成分である木片やセメント製品
を強固に接着させる性質を有するから、断面V字形の溝
の両側面を強固に接着させることができる。
の裏面にほぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両
側面が合わされ、この溝の両側面が湿気硬化型ウレタン
系接着剤で接着されている。この際使用する湿気硬化型
ウレタン系接着剤は種々な被接着物を強固に接着させる
ことができる。従って、断面V字形の溝の両側面を強固
に接着させることができ、このコーナー外壁材の運搬作
業中や取付作業中等にこの接着部分が剥がれることがな
い。特に、コーナー外壁材が硬質木片セメント板製であ
る場合には、この湿気硬化型ウレタン系接着剤が、この
硬質木片セメント板の主成分である木片やセメント製品
を強固に接着させる性質を有するから、断面V字形の溝
の両側面を強固に接着させることができる。
【0019】更に、この湿気硬化型ウレタン系接着剤は
弾性を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や
吸水、吸湿の差によって膨張収縮して、コーナー外壁材
の接着部分を押し出したり引き合う力が加わっても、接
着剤が伸縮してこの力を吸収する。従って、この湿気硬
化型ウレタン系接着剤で接着した接着部分にクラックが
入らない。又、この湿気硬化型ウレタン系接着剤は湿気
を吸収すると急速に硬化する性質を有するので、コーナ
ー外壁材を速く製造することができ、生産性がよい。特
に、コーナー外壁材が硬質木片セメント板製である場合
には、この湿気硬化型ウレタン系接着剤が、硬質木片セ
メント板の中に含まれている水分と急速に反応するので
生産性がよい。
弾性を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や
吸水、吸湿の差によって膨張収縮して、コーナー外壁材
の接着部分を押し出したり引き合う力が加わっても、接
着剤が伸縮してこの力を吸収する。従って、この湿気硬
化型ウレタン系接着剤で接着した接着部分にクラックが
入らない。又、この湿気硬化型ウレタン系接着剤は湿気
を吸収すると急速に硬化する性質を有するので、コーナ
ー外壁材を速く製造することができ、生産性がよい。特
に、コーナー外壁材が硬質木片セメント板製である場合
には、この湿気硬化型ウレタン系接着剤が、硬質木片セ
メント板の中に含まれている水分と急速に反応するので
生産性がよい。
【0020】請求項2記載の発明では、外壁材の裏面に
V字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気
硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V
字形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合
わせた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側
面を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるから、製
造されたコーナー外壁材は請求項1記載のコーナー外壁
材とほぼ同じ構造になる。従って、断面V字形の溝の両
側面が強固に接着され、コーナー外壁材の運搬作業中や
取付作業中等にこの接着部分が剥がれることがないし、
夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材
が伸縮しても、コーナー外壁材の接着部分にクラックが
発生しない。
V字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気
硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V
字形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合
わせた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側
面を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるから、製
造されたコーナー外壁材は請求項1記載のコーナー外壁
材とほぼ同じ構造になる。従って、断面V字形の溝の両
側面が強固に接着され、コーナー外壁材の運搬作業中や
取付作業中等にこの接着部分が剥がれることがないし、
夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材
が伸縮しても、コーナー外壁材の接着部分にクラックが
発生しない。
【0021】しかも、外壁材の裏面にV字形の溝を設
け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬化型ウレタン
系接着剤を塗布し、この断面V字形の溝の底部を折曲さ
せるだけで、断面V字形の溝の両側面を合わせることが
でき、作業性がよいし、又、その後、高周波加熱という
極めて速く加熱できる手段で接着剤を加熱させ、硬化さ
せるので、速く製造でき、生産性がよい。特に、コーナ
ー外壁材が硬質木片セメント板製である場合には、この
湿気硬化型ウレタン系接着剤が、高周波加熱され硬質木
片セメント板の中に含まれている水分と急速に反応する
ので生産性がよい。
け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬化型ウレタン
系接着剤を塗布し、この断面V字形の溝の底部を折曲さ
せるだけで、断面V字形の溝の両側面を合わせることが
でき、作業性がよいし、又、その後、高周波加熱という
極めて速く加熱できる手段で接着剤を加熱させ、硬化さ
せるので、速く製造でき、生産性がよい。特に、コーナ
ー外壁材が硬質木片セメント板製である場合には、この
湿気硬化型ウレタン系接着剤が、高周波加熱され硬質木
片セメント板の中に含まれている水分と急速に反応する
ので生産性がよい。
【0022】請求項3記載の発明では、コーナー外壁材
の裏面にフレームが設けられ、このコーナー外壁材のフ
レームと建物の構造材とにはそれぞれ通孔が設けられ、
この通孔のどちらか一方が水平方向に長い通孔になさ
れ、フレームの通孔と構造材の通孔とに通された連結具
でコーナー外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可
能に止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の
差によってコーナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー
外壁材が水平方向に移動して、膨張収縮する力を吸収す
る。従って、コーナー外壁材の接着部分に押し出したり
引き合ったりする力がかからず、この接着部分にクラッ
クが発生しない。
の裏面にフレームが設けられ、このコーナー外壁材のフ
レームと建物の構造材とにはそれぞれ通孔が設けられ、
この通孔のどちらか一方が水平方向に長い通孔になさ
れ、フレームの通孔と構造材の通孔とに通された連結具
でコーナー外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可
能に止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の
差によってコーナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー
外壁材が水平方向に移動して、膨張収縮する力を吸収す
る。従って、コーナー外壁材の接着部分に押し出したり
引き合ったりする力がかからず、この接着部分にクラッ
クが発生しない。
【0023】請求項4記載の発明では、コーナー外壁材
の上下の端面にはそれぞれ溝が設けられ、建物の構造材
には鉤形の止着具が取り付けられ、この止着具の先端部
がコーナー外壁材の上下の溝の中に挿入されて、コーナ
ー外壁材が溝に沿って水平方向に移動可能に止着されて
いるから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコー
ナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁材が水平方
向に移動して、膨張収縮する力を吸収する。従って、コ
ーナー外壁材の接着部分に押し出したり引き合ったりす
る力がかからず、この接着部分にクラックが発生しな
い。
の上下の端面にはそれぞれ溝が設けられ、建物の構造材
には鉤形の止着具が取り付けられ、この止着具の先端部
がコーナー外壁材の上下の溝の中に挿入されて、コーナ
ー外壁材が溝に沿って水平方向に移動可能に止着されて
いるから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコー
ナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁材が水平方
向に移動して、膨張収縮する力を吸収する。従って、コ
ーナー外壁材の接着部分に押し出したり引き合ったりす
る力がかからず、この接着部分にクラックが発生しな
い。
【0024】請求項5記載の発明では、建物の構造材に
はコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具が取り付け
られ、この形状保持具の外側面にコーナー外壁材の接着
部分の内側面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よって膨張収縮してコーナー外壁材の接着部分に押し合
ったり引き合ったりする力が加わっても、コーナー水平
面に沿う形状の形状保持具の外側面にコーナー外壁材の
接着部分の内側面が当接していて、コーナー外壁材の変
形が制限され、その結果、コーナー外壁材の接着部分に
クラック等が発生しない。
はコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具が取り付け
られ、この形状保持具の外側面にコーナー外壁材の接着
部分の内側面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よって膨張収縮してコーナー外壁材の接着部分に押し合
ったり引き合ったりする力が加わっても、コーナー水平
面に沿う形状の形状保持具の外側面にコーナー外壁材の
接着部分の内側面が当接していて、コーナー外壁材の変
形が制限され、その結果、コーナー外壁材の接着部分に
クラック等が発生しない。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1〜図4は本発明のコーナー外壁材をユ
ニット建物に適用した一実施例を示すもので、図1はコ
ーナー外壁材を示す斜視図、図2は図1のコーナー外壁
材の製造方法を示すもので、(イ)は外壁材に断面V字
形の溝を設けている状態を示す斜視説明図、(ロ)は断
面V字形の溝の両側面に接着剤を塗布している状態を示
す斜視説明図、(ハ)は断面V字形の溝の底部を折曲し
た状態を示す斜視説明図、(ニ)は高周波加熱している
状態を示す側面視説明図、図3は建物ユニットの骨格を
示す斜視図、図4(イ)はユニット建物を示す斜視図、
(ロ)は(イ)のA部分を拡大して示す斜視図である。
る。 (実施例1)図1〜図4は本発明のコーナー外壁材をユ
ニット建物に適用した一実施例を示すもので、図1はコ
ーナー外壁材を示す斜視図、図2は図1のコーナー外壁
材の製造方法を示すもので、(イ)は外壁材に断面V字
形の溝を設けている状態を示す斜視説明図、(ロ)は断
面V字形の溝の両側面に接着剤を塗布している状態を示
す斜視説明図、(ハ)は断面V字形の溝の底部を折曲し
た状態を示す斜視説明図、(ニ)は高周波加熱している
状態を示す側面視説明図、図3は建物ユニットの骨格を
示す斜視図、図4(イ)はユニット建物を示す斜視図、
(ロ)は(イ)のA部分を拡大して示す斜視図である。
【0026】図1〜図4において、1はコーナー外壁材
であり、このコーナー外壁材1は、図1に示すように、
硬質木片セメント板11の裏面にほぼ一直線状に設けら
れた2条の断面V字形の溝12の両側面が湿気硬化型ウ
レタン系接着剤13で接着され、裏面の周縁部等に四角
筒状の鋼製のフレーム2が取り付けられたものである。
尚、このフレーム2には丸い通孔21が設けられてい
る。
であり、このコーナー外壁材1は、図1に示すように、
硬質木片セメント板11の裏面にほぼ一直線状に設けら
れた2条の断面V字形の溝12の両側面が湿気硬化型ウ
レタン系接着剤13で接着され、裏面の周縁部等に四角
筒状の鋼製のフレーム2が取り付けられたものである。
尚、このフレーム2には丸い通孔21が設けられてい
る。
【0027】Uはユニット建物であり、このユニット建
物Uは、図4(イ)に示すように、基礎9の上に9個の
建物ユニット3が据え付けられて1階が構成され、この
1階の建物ユニット3の上に9個の建物ユニット3が据
え付けられて2階が構成され、この2階の建物ユニット
3の上に屋根パネル8が取り付けられたものである。建
物ユニット3の骨格は、図3に示すように、矩形状の四
隅に立設された4本の断面四角筒状の鋼製の柱31、3
1、31、31と、この4本の柱31の上端部を矩形状
の辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製長尺体の
天井梁33、33、33、33と、4本の柱31の下端
部を矩形の辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製
長尺体の床梁32、32、32、32とからなる。
物Uは、図4(イ)に示すように、基礎9の上に9個の
建物ユニット3が据え付けられて1階が構成され、この
1階の建物ユニット3の上に9個の建物ユニット3が据
え付けられて2階が構成され、この2階の建物ユニット
3の上に屋根パネル8が取り付けられたものである。建
物ユニット3の骨格は、図3に示すように、矩形状の四
隅に立設された4本の断面四角筒状の鋼製の柱31、3
1、31、31と、この4本の柱31の上端部を矩形状
の辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製長尺体の
天井梁33、33、33、33と、4本の柱31の下端
部を矩形の辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製
長尺体の床梁32、32、32、32とからなる。
【0028】この建物ユニット3の骨格の相対する長辺
の床梁32、32に四角筒状の鋼製の床小梁35を差し
渡し、この床小梁35の上に木製長尺体の床根太36を
取り付け、この上に床材を取り付けて床が形成されてい
るし、相対する長辺の天井梁33、33に木製の天井野
縁37を差し渡し、この天井野縁37の下面に天井材を
取り付けて天井が形成されている。又、外壁を設ける場
所には、床梁32と天井梁33との間に間柱39を設
け、この間柱39の外側に、図4(ロ)に示すように、
外壁パネル4やコーナー外壁材1を取り付け、間柱39
の内側に内壁パネルを取り付け、この外壁パネル4と内
壁パネルとの間にガラスウールの断熱材を挿入して外壁
が形成されている。尚、この間柱39には外壁パネル4
をコーナー外壁材1を取り付けるための丸い通孔391
が設けられている。
の床梁32、32に四角筒状の鋼製の床小梁35を差し
渡し、この床小梁35の上に木製長尺体の床根太36を
取り付け、この上に床材を取り付けて床が形成されてい
るし、相対する長辺の天井梁33、33に木製の天井野
縁37を差し渡し、この天井野縁37の下面に天井材を
取り付けて天井が形成されている。又、外壁を設ける場
所には、床梁32と天井梁33との間に間柱39を設
け、この間柱39の外側に、図4(ロ)に示すように、
外壁パネル4やコーナー外壁材1を取り付け、間柱39
の内側に内壁パネルを取り付け、この外壁パネル4と内
壁パネルとの間にガラスウールの断熱材を挿入して外壁
が形成されている。尚、この間柱39には外壁パネル4
をコーナー外壁材1を取り付けるための丸い通孔391
が設けられている。
【0029】外壁パネル4は矩形状の硬質木片セメント
板3の裏面の周縁部等に四角筒状の鋼製のフレームを取
り付けたものである。尚、このフレームには丸い通孔が
設けられている。この外壁パネル4とコーナー外壁材1
の取付構造を説明する。間柱39に外壁パネル4の裏面
を当接させ、間柱39の通孔391から外壁パネル4の
フレームに設けられている通孔に挿入されたリベット
(連結具)で、間柱39に外壁パネル4が取り付けられ
ている。
板3の裏面の周縁部等に四角筒状の鋼製のフレームを取
り付けたものである。尚、このフレームには丸い通孔が
設けられている。この外壁パネル4とコーナー外壁材1
の取付構造を説明する。間柱39に外壁パネル4の裏面
を当接させ、間柱39の通孔391から外壁パネル4の
フレームに設けられている通孔に挿入されたリベット
(連結具)で、間柱39に外壁パネル4が取り付けられ
ている。
【0030】又、コーナーを包むようにしてコーナー外
壁材1を立てかけて、コーナーの両隣に立設されている
間柱39にコーナー外壁材1のフレーム2を当接させ、
間柱39の通孔391からコーナー外壁材1のフレーム
2の通孔21に挿入されたリベットで、コーナー外壁材
1が間柱39に取り付けられている。
壁材1を立てかけて、コーナーの両隣に立設されている
間柱39にコーナー外壁材1のフレーム2を当接させ、
間柱39の通孔391からコーナー外壁材1のフレーム
2の通孔21に挿入されたリベットで、コーナー外壁材
1が間柱39に取り付けられている。
【0031】次に、ユニット建物Uの施工方法を説明す
る。このコーナー外壁材1の製造方法は、図2(イ)に
示すように、硬質木片セメント板11の裏面にカッター
15で2条のほぼ一直線状の断面V字形の溝12を設
け、図2(ロ)に示すように、この断面V字形の溝12
の両側面に湿気硬化型ウレタン系接着剤13を塗布し、
この硬質木片セメント板11の断面V字形の溝12の底
部を折曲し、図2(ハ)に示すように、木型16の上に
載せる。
る。このコーナー外壁材1の製造方法は、図2(イ)に
示すように、硬質木片セメント板11の裏面にカッター
15で2条のほぼ一直線状の断面V字形の溝12を設
け、図2(ロ)に示すように、この断面V字形の溝12
の両側面に湿気硬化型ウレタン系接着剤13を塗布し、
この硬質木片セメント板11の断面V字形の溝12の底
部を折曲し、図2(ハ)に示すように、木型16の上に
載せる。
【0032】次に、硬質木片セメント板11の載ってい
る木型16を、図2(ニ)に示すように、ベルトコンベ
ア17の上に載せて高周波加熱装置18の中を通過させ
る。すると、湿気硬化型ウレタン系接着剤13が硬化す
る。その後、硬質木片セメント板11を木型16から下
ろし、フレーム2を取り付けるとコーナー外壁材1とな
る。
る木型16を、図2(ニ)に示すように、ベルトコンベ
ア17の上に載せて高周波加熱装置18の中を通過させ
る。すると、湿気硬化型ウレタン系接着剤13が硬化す
る。その後、硬質木片セメント板11を木型16から下
ろし、フレーム2を取り付けるとコーナー外壁材1とな
る。
【0033】このように、硬質木片セメント板11の裏
面にV字形の溝12を設け、この断面V字形の溝の両側
面に湿気硬化型ウレタン系接着剤13を塗布し、この断
面V字形の溝12の底部を折曲させるだけで、断面V字
形の溝12の両側面を合わせることができるし、又、そ
の後、急速に加熱できる高周波加熱装置18の中を通過
させるだけで湿気硬化型ウレタン系接着剤13が加熱さ
れ、硬質木片セメント板の中に含まれている水分と急速
に反応し硬化するので、速く製造でき、生産性がよい。
面にV字形の溝12を設け、この断面V字形の溝の両側
面に湿気硬化型ウレタン系接着剤13を塗布し、この断
面V字形の溝12の底部を折曲させるだけで、断面V字
形の溝12の両側面を合わせることができるし、又、そ
の後、急速に加熱できる高周波加熱装置18の中を通過
させるだけで湿気硬化型ウレタン系接着剤13が加熱さ
れ、硬質木片セメント板の中に含まれている水分と急速
に反応し硬化するので、速く製造でき、生産性がよい。
【0034】しかも、この湿気硬化型ウレタン系接着剤
13は硬質木片セメント板11の主成分である木片やセ
メント製品を強固に接着させる性質を有するから、断面
V字形の溝12の両側面を強固に接着させることができ
る。従って、このコーナー外壁材1の運搬作業中や取付
作業中等に接着部分が剥がれることがない。
13は硬質木片セメント板11の主成分である木片やセ
メント製品を強固に接着させる性質を有するから、断面
V字形の溝12の両側面を強固に接着させることができ
る。従って、このコーナー外壁材1の運搬作業中や取付
作業中等に接着部分が剥がれることがない。
【0035】一方、図3に示すように、矩形状の四隅に
4本の断面四角筒状の鋼製の柱31、31、31、31
を立設し、この4本の柱31の上端部を矩形状の辺に沿
って4本の断面コ字形の鋼製長尺体の天井梁33、3
3、33、33で連結し、4本の柱31の下端部を矩形
の辺に沿って4本の断面コ字形の鋼製長尺体の床梁3
2、32、32、32で連結して建物ユニット3の骨格
を製造する。
4本の断面四角筒状の鋼製の柱31、31、31、31
を立設し、この4本の柱31の上端部を矩形状の辺に沿
って4本の断面コ字形の鋼製長尺体の天井梁33、3
3、33、33で連結し、4本の柱31の下端部を矩形
の辺に沿って4本の断面コ字形の鋼製長尺体の床梁3
2、32、32、32で連結して建物ユニット3の骨格
を製造する。
【0036】次に、この建物ユニット3の骨格の相対す
る長辺の床梁32、32に四角筒状の鋼製の床小梁35
を差し渡し、この床小梁35の上に木製長尺体の床根太
36を取り付け、この上に床材を取り付けして床を形成
し、相対する長辺の天井梁33、33に木製の天井野縁
37を差し渡し、この天井野縁37の下面に天井材38
を取り付けて天井を形成する。又、外壁を設ける場所に
は、床梁32と天井梁33との間に間柱39を設け、こ
の間柱39の外側に外壁パネル4やコーナー外壁材1を
取り付け、間柱39の内側に内壁パネルを取り付け、こ
の外壁パネル4と内壁パネルとの間にガラスウールの断
熱材を挿入して外壁を形成する。
る長辺の床梁32、32に四角筒状の鋼製の床小梁35
を差し渡し、この床小梁35の上に木製長尺体の床根太
36を取り付け、この上に床材を取り付けして床を形成
し、相対する長辺の天井梁33、33に木製の天井野縁
37を差し渡し、この天井野縁37の下面に天井材38
を取り付けて天井を形成する。又、外壁を設ける場所に
は、床梁32と天井梁33との間に間柱39を設け、こ
の間柱39の外側に外壁パネル4やコーナー外壁材1を
取り付け、間柱39の内側に内壁パネルを取り付け、こ
の外壁パネル4と内壁パネルとの間にガラスウールの断
熱材を挿入して外壁を形成する。
【0037】コーナー部分では、コーナーを包むように
してコーナー外壁材1を立てかけて、コーナーの両隣に
立設されている間柱39にコーナー外壁材1のフレーム
2を当接させ、間柱39の通孔391からコーナー外壁
材1のフレーム2の通孔21に挿入されたリベットで、
コーナー外壁材1を間柱39に取り付ける。その他、内
部を仕上げを行ったり、厨房家具、洗面台、風呂等の設
備を取り付けたりすると、建物ユニット3が完成する。
してコーナー外壁材1を立てかけて、コーナーの両隣に
立設されている間柱39にコーナー外壁材1のフレーム
2を当接させ、間柱39の通孔391からコーナー外壁
材1のフレーム2の通孔21に挿入されたリベットで、
コーナー外壁材1を間柱39に取り付ける。その他、内
部を仕上げを行ったり、厨房家具、洗面台、風呂等の設
備を取り付けたりすると、建物ユニット3が完成する。
【0038】このようにして工場で建物ユニット3等を
製造し、この建物ユニット3等を施工現場に運搬する。
施工現場では、図4(イ)に示すように、予め設けられ
ている基礎9の上に9個の建物ユニット3を据え付けて
1階を構成し、この1階の建物ユニット3の上に9個の
建物ユニット3を据え付けて2階を構成し、この2階の
建物ユニット3の上に屋根パネル8を取り付け、種々な
仕上げを行うとユニット建物Uが完成する。
製造し、この建物ユニット3等を施工現場に運搬する。
施工現場では、図4(イ)に示すように、予め設けられ
ている基礎9の上に9個の建物ユニット3を据え付けて
1階を構成し、この1階の建物ユニット3の上に9個の
建物ユニット3を据え付けて2階を構成し、この2階の
建物ユニット3の上に屋根パネル8を取り付け、種々な
仕上げを行うとユニット建物Uが完成する。
【0039】このようにして完成したユニット建物Uで
は、コーナー外壁材1の溝12の両側面を接着させるた
めの接着剤として湿気硬化型ウレタン系接着剤13を使
用しているから、この溝12の両側面が強固に接着され
ているし、この湿気硬化型ウレタン系接着剤13は弾性
を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や吸
水、吸湿の差によって膨張収縮して、コーナー外壁材1
の接着部分を押し出したり引き合う力が加わっても、湿
気硬化型ウレタン系接着剤13が伸縮してこの力を吸収
し、この接着部分にクラックが入らない。従って、この
接着部分から雨水が入らず、長期間使用することができ
る。このことを実証するために次に示す実験を行った。
は、コーナー外壁材1の溝12の両側面を接着させるた
めの接着剤として湿気硬化型ウレタン系接着剤13を使
用しているから、この溝12の両側面が強固に接着され
ているし、この湿気硬化型ウレタン系接着剤13は弾性
を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や吸
水、吸湿の差によって膨張収縮して、コーナー外壁材1
の接着部分を押し出したり引き合う力が加わっても、湿
気硬化型ウレタン系接着剤13が伸縮してこの力を吸収
し、この接着部分にクラックが入らない。従って、この
接着部分から雨水が入らず、長期間使用することができ
る。このことを実証するために次に示す実験を行った。
【0040】(実験1)接着剤として湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤を使用し、高周波加熱した10個のコーナー
外壁材と、従来使用していた常温硬化型エポキシ系接着
剤を使用し、充分硬化させた同じ大きさの10個のコー
ナー外壁材とを製造し、この両方のコーナー外壁材の両
側を5mm近づけてコーナー部分に応力付加し、温度6
0℃、湿度95%の条件で30日間放置して接着部分の
クラック発生の有無を調べたところ、湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤を使用し、高周波加熱したコーナー外壁材の
接着部分には、10個共クラックが発生しなかったが、
常温硬化型エポキシ系接着剤を使用し、常温が硬化させ
たコーナー外壁材の接着部分には10個共クラックが発
生し、剥離していた。
ン系接着剤を使用し、高周波加熱した10個のコーナー
外壁材と、従来使用していた常温硬化型エポキシ系接着
剤を使用し、充分硬化させた同じ大きさの10個のコー
ナー外壁材とを製造し、この両方のコーナー外壁材の両
側を5mm近づけてコーナー部分に応力付加し、温度6
0℃、湿度95%の条件で30日間放置して接着部分の
クラック発生の有無を調べたところ、湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤を使用し、高周波加熱したコーナー外壁材の
接着部分には、10個共クラックが発生しなかったが、
常温硬化型エポキシ系接着剤を使用し、常温が硬化させ
たコーナー外壁材の接着部分には10個共クラックが発
生し、剥離していた。
【0041】(実施例2)図5は本発明の他の実施例を
示すもので、コーナー外壁材の斜視図である。この図5
に示す実施例2を図1〜図4に示す実施例1と比較する
と、接着剤と、コーナー外壁材1aの構造が異なる。
示すもので、コーナー外壁材の斜視図である。この図5
に示す実施例2を図1〜図4に示す実施例1と比較する
と、接着剤と、コーナー外壁材1aの構造が異なる。
【0042】即ち、このコーナー外壁材1aは接着剤1
3aが常温硬化型エポキシ系接着剤であること、およ
び、フレーム2aに設けられた通孔が水平方向に長い通
孔21aであることである。具体的に説明すると、この
コーナー外壁材1aは硬質木片セメント板11aの裏面
にほぼ一直線状に設けられた2条の断面V字形の溝12
aの両側面が、常温硬化型エポキシ系接着剤13aで接
着され、裏面の周縁部等に四角筒状の鋼製のフレーム2
aが取り付けられてものであり、このフレーム2aには
水平方向に長い通孔21aが設けられている。
3aが常温硬化型エポキシ系接着剤であること、およ
び、フレーム2aに設けられた通孔が水平方向に長い通
孔21aであることである。具体的に説明すると、この
コーナー外壁材1aは硬質木片セメント板11aの裏面
にほぼ一直線状に設けられた2条の断面V字形の溝12
aの両側面が、常温硬化型エポキシ系接着剤13aで接
着され、裏面の周縁部等に四角筒状の鋼製のフレーム2
aが取り付けられてものであり、このフレーム2aには
水平方向に長い通孔21aが設けられている。
【0043】この常温硬化型エポキシ系接着剤を実施例
1に使用する湿気硬化型ウレタン系接着剤と比較する
と、セメント製品や木製品に対する接着性がよいことは
同じであるが、熱によって急速に硬化しないし、固く柔
軟性に欠けるという性質が異なる。その他の構造は実施
例1と同様であるので説明を省略する。
1に使用する湿気硬化型ウレタン系接着剤と比較する
と、セメント製品や木製品に対する接着性がよいことは
同じであるが、熱によって急速に硬化しないし、固く柔
軟性に欠けるという性質が異なる。その他の構造は実施
例1と同様であるので説明を省略する。
【0044】又、このコーナー外壁材1aの製造方法は
高周波加熱加熱装置を通過させずに、常温で放置して硬
化させることが異なるだけで、その他は実施例1とほぼ
同じであるから説明を省略する。又、間柱に取り付ける
取付方法は、コーナー外壁材1aのフレーム2aに設け
られている水平方向に長い通孔21aと間柱の丸い通孔
とに挿入されたボルトとナットとで比較的緩く止着す
る。従って、コーナー外壁材1aが水平方向に長い通孔
21aに沿って移動可能になっていることが異なるだけ
で、その他は実施例1とほぼ同じであるので説明を省略
する。又、ユニット建物の施工方法は、実施例1とほぼ
同じであるので説明を省略する。
高周波加熱加熱装置を通過させずに、常温で放置して硬
化させることが異なるだけで、その他は実施例1とほぼ
同じであるから説明を省略する。又、間柱に取り付ける
取付方法は、コーナー外壁材1aのフレーム2aに設け
られている水平方向に長い通孔21aと間柱の丸い通孔
とに挿入されたボルトとナットとで比較的緩く止着す
る。従って、コーナー外壁材1aが水平方向に長い通孔
21aに沿って移動可能になっていることが異なるだけ
で、その他は実施例1とほぼ同じであるので説明を省略
する。又、ユニット建物の施工方法は、実施例1とほぼ
同じであるので説明を省略する。
【0045】このコーナー外壁材が取り付けられたユニ
ット建物では、コーナー外壁材1aの周縁部の裏面にフ
レーム2aが設けられ、このコーナー外壁材1aのフレ
ーム2aに水平方向に長い通孔21aが設けられてい
て、このコーナー外壁材1aが水平方向に長い通孔21
aに沿って移動可能に止着されているから、溝の両側面
を接着する際に比較的固い常温硬化型エポキシ系接着剤
を使用していても、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によ
ってコーナー外壁材1aが膨張収縮したときに、コーナ
ー外壁材1aが水平方向に移動して、この膨張収縮する
力を吸収する。従って、コーナー外壁材1aの接着部分
に押し出したり引き合ったりする力がかからず、この接
着部分にクラックが発生しない。このことを実証するた
めに次に示す実験を行った。
ット建物では、コーナー外壁材1aの周縁部の裏面にフ
レーム2aが設けられ、このコーナー外壁材1aのフレ
ーム2aに水平方向に長い通孔21aが設けられてい
て、このコーナー外壁材1aが水平方向に長い通孔21
aに沿って移動可能に止着されているから、溝の両側面
を接着する際に比較的固い常温硬化型エポキシ系接着剤
を使用していても、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によ
ってコーナー外壁材1aが膨張収縮したときに、コーナ
ー外壁材1aが水平方向に移動して、この膨張収縮する
力を吸収する。従って、コーナー外壁材1aの接着部分
に押し出したり引き合ったりする力がかからず、この接
着部分にクラックが発生しない。このことを実証するた
めに次に示す実験を行った。
【0046】(実験2)接着剤として常温硬化型エポキ
シ系接着剤で接着した同じコーナー外壁材を使用し、
(1)両側を5mm近づけて接着部分に応力を付加した
コーナー外壁材、(2)両端を構造材に固定したコーナ
ー外壁材、(3)両端を固定しない実施例2の方法で構
造材に取り付けたコーナー外壁材の3種類のコーナー外
壁材を温度60℃、湿度95%の条件で30日間放置し
たところ(1)および(2)のコーナー外壁材では接着
部分にクラックが発生し剥がれていたが、(3)のコー
ナー外壁材にはクラックの発生が認められなかった。
シ系接着剤で接着した同じコーナー外壁材を使用し、
(1)両側を5mm近づけて接着部分に応力を付加した
コーナー外壁材、(2)両端を構造材に固定したコーナ
ー外壁材、(3)両端を固定しない実施例2の方法で構
造材に取り付けたコーナー外壁材の3種類のコーナー外
壁材を温度60℃、湿度95%の条件で30日間放置し
たところ(1)および(2)のコーナー外壁材では接着
部分にクラックが発生し剥がれていたが、(3)のコー
ナー外壁材にはクラックの発生が認められなかった。
【0047】(実施例3)図6〜図8は本発明の別の実
施例を示すもので、図6はコーナー外壁材を示す斜視
図、図7は建物ユニットを示す斜視図、図8は図7のB
−B線における断面図である。
施例を示すもので、図6はコーナー外壁材を示す斜視
図、図7は建物ユニットを示す斜視図、図8は図7のB
−B線における断面図である。
【0048】図6〜図8に示す実施例3を図1〜図4に
示す実施例1と比較すると、図6に示すように、コーナ
ー外壁材1bの硬質木片セメント板11bの上端面と下
端面とに水平方向に長い溝19bが設けられているこ
と、図7および図8に示すように、建物ユニット3bの
床梁32bと天井梁33bとに鉤形の止着具5b、51
bが取り付けられていること、および、この床梁32b
と天井梁33bに取り付けられている止着具5b、51
bの先端部がコーナー外壁材1bの上下の溝19bの中
に挿入されて、コーナー外壁材1bが溝19bに沿って
水平方向に移動可能に止着されていることが異なる。
尚、フレーム2bには、取り付けるための通孔を設ける
必要がない。
示す実施例1と比較すると、図6に示すように、コーナ
ー外壁材1bの硬質木片セメント板11bの上端面と下
端面とに水平方向に長い溝19bが設けられているこ
と、図7および図8に示すように、建物ユニット3bの
床梁32bと天井梁33bとに鉤形の止着具5b、51
bが取り付けられていること、および、この床梁32b
と天井梁33bに取り付けられている止着具5b、51
bの先端部がコーナー外壁材1bの上下の溝19bの中
に挿入されて、コーナー外壁材1bが溝19bに沿って
水平方向に移動可能に止着されていることが異なる。
尚、フレーム2bには、取り付けるための通孔を設ける
必要がない。
【0049】このように、床梁32bと天井梁33bに
取り付けられている止着具5b、51bがコーナー外壁
材1bの上下の溝19bの中に挿入されて、コーナー外
壁材1bが溝に沿って水平方向に移動可能に止着されて
いるから、夏冬の温度差によって膨張収縮しても、コー
ナー外壁材1bが水平方向に移動して、膨張収縮する力
を吸収する。従って、コーナー外壁材1bの接着部分に
押し出したり引き合ったりする力がかからず、この接着
部分にクラックが発生しない。
取り付けられている止着具5b、51bがコーナー外壁
材1bの上下の溝19bの中に挿入されて、コーナー外
壁材1bが溝に沿って水平方向に移動可能に止着されて
いるから、夏冬の温度差によって膨張収縮しても、コー
ナー外壁材1bが水平方向に移動して、膨張収縮する力
を吸収する。従って、コーナー外壁材1bの接着部分に
押し出したり引き合ったりする力がかからず、この接着
部分にクラックが発生しない。
【0050】(実施例4)図9および図10は本発明の
更に別の実施例を示すもので、図9は建物ユニットを示
す斜視図、図10は図9のC−C線における断面図であ
る。
更に別の実施例を示すもので、図9は建物ユニットを示
す斜視図、図10は図9のC−C線における断面図であ
る。
【0051】図9および図10に示す実施例4を図1〜
図4に示す実施例1と比較すると、建物ユニット3c間
柱39cにコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具6
cが取り付けられていること、この形状保持具6cの外
側面をコーナー外壁材1cの接着部分の内側面に当接さ
せて、コーナー外壁材1cが間柱39cに取り付けられ
ていることが異なる。
図4に示す実施例1と比較すると、建物ユニット3c間
柱39cにコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具6
cが取り付けられていること、この形状保持具6cの外
側面をコーナー外壁材1cの接着部分の内側面に当接さ
せて、コーナー外壁材1cが間柱39cに取り付けられ
ていることが異なる。
【0052】このコーナー外壁材1cが取り付けられた
ユニット建物では、形状保持具6cの外側面をコーナー
外壁材1cの接着部分の内側面を当接させて、コーナー
外壁材1cが間柱39cに止着されているから、夏冬の
温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材1cが
膨張収縮し、コーナー外壁材1cの接着部分に押し合っ
たり引き合ったりする力が加わっても、コーナーの水平
面に沿う形状の形状保持具6cにコーナー外壁材1cの
接着部分の内側面が当接していて、コーナー外壁材1c
の変形が制限され、コーナー外壁材1cの接着部分にク
ラック等が発生しない。尚、夏冬の温度差や吸水、吸湿
の差によるコーナー外壁材1cの移動は形状保持具6c
の脚61cの変形や木片セメント板11cの変形によっ
て吸収される。
ユニット建物では、形状保持具6cの外側面をコーナー
外壁材1cの接着部分の内側面を当接させて、コーナー
外壁材1cが間柱39cに止着されているから、夏冬の
温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材1cが
膨張収縮し、コーナー外壁材1cの接着部分に押し合っ
たり引き合ったりする力が加わっても、コーナーの水平
面に沿う形状の形状保持具6cにコーナー外壁材1cの
接着部分の内側面が当接していて、コーナー外壁材1c
の変形が制限され、コーナー外壁材1cの接着部分にク
ラック等が発生しない。尚、夏冬の温度差や吸水、吸湿
の差によるコーナー外壁材1cの移動は形状保持具6c
の脚61cの変形や木片セメント板11cの変形によっ
て吸収される。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、外壁材の裏面に
ほぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合
わされ、この溝の両側面が湿気硬化型ウレタン系接着剤
で接着されているから、断面V字形の溝の両側面を強固
に接着させることができ、運搬作業中や取付作業中にこ
の接着部分が剥がれることがなく安心である。特に、コ
ーナー外壁材が通常の接着剤では接着し難い硬質木片セ
メント板製であっても、湿気硬化型ウレタン系接着剤
は、この硬質木片セメント板の主成分である木片やセメ
ント製品を強固に接着させる性質を有するから、断面V
字形の溝の両側面を強固に接着させることができる。
ほぼ一直線状に設けられた断面V字形の溝の両側面が合
わされ、この溝の両側面が湿気硬化型ウレタン系接着剤
で接着されているから、断面V字形の溝の両側面を強固
に接着させることができ、運搬作業中や取付作業中にこ
の接着部分が剥がれることがなく安心である。特に、コ
ーナー外壁材が通常の接着剤では接着し難い硬質木片セ
メント板製であっても、湿気硬化型ウレタン系接着剤
は、この硬質木片セメント板の主成分である木片やセメ
ント製品を強固に接着させる性質を有するから、断面V
字形の溝の両側面を強固に接着させることができる。
【0054】更に、この湿気硬化型ウレタン系接着剤は
弾性を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や
吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材が膨張収縮し
て、コーナー外壁材の接着部分を押し出したり引き合う
力が加わっても、接着剤が伸縮してこの力を吸収し、こ
の接着部分にクラックが入らない。又、この湿気硬化型
ウレタン系接着剤は加熱すると急速に硬化する性質を有
するので、コーナー外壁材を速く製造することができ、
生産性を向上させることができる。
弾性を有し伸縮する性質を有するから、夏冬の温度差や
吸水、吸湿の差によってコーナー外壁材が膨張収縮し
て、コーナー外壁材の接着部分を押し出したり引き合う
力が加わっても、接着剤が伸縮してこの力を吸収し、こ
の接着部分にクラックが入らない。又、この湿気硬化型
ウレタン系接着剤は加熱すると急速に硬化する性質を有
するので、コーナー外壁材を速く製造することができ、
生産性を向上させることができる。
【0055】請求項2記載の発明は、外壁材の裏面にV
字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬
化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V字
形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合わ
せた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側面
を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるから、製造
したコーナー外壁材は請求項1記載のコーナー外壁材と
ほぼ同じ構造になる。従って、コーナー外壁材の運搬作
業中や取付作業中にこの接着部分が剥がれることがなく
安心であるし、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によって
コーナー外壁材の接着部分にクラックが発生しない。
字形の溝を設け、この断面V字形の溝の両側面に湿気硬
化型ウレタン系接着剤を塗布し、この外壁材の断面V字
形の溝の底部を折曲して断面V字形の溝の両側面を合わ
せた後、高周波加熱して、この断面V字形の溝の両側面
を湿気硬化型ウレタン系接着剤で接着させるから、製造
したコーナー外壁材は請求項1記載のコーナー外壁材と
ほぼ同じ構造になる。従って、コーナー外壁材の運搬作
業中や取付作業中にこの接着部分が剥がれることがなく
安心であるし、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によって
コーナー外壁材の接着部分にクラックが発生しない。
【0056】しかも、コーナー外壁材の裏面にV字形の
溝を設け、この断面V字形の両側面に湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤を塗布し、この断面V字形の溝の底部を折曲
させるだけで、断面V字形の両側面を合わせることがで
き、作業性がよいし、又、その後、高周波加熱という極
めて速く加熱できる手段で接着剤を硬化させるので、速
く製造でき、生産性がよい。
溝を設け、この断面V字形の両側面に湿気硬化型ウレタ
ン系接着剤を塗布し、この断面V字形の溝の底部を折曲
させるだけで、断面V字形の両側面を合わせることがで
き、作業性がよいし、又、その後、高周波加熱という極
めて速く加熱できる手段で接着剤を硬化させるので、速
く製造でき、生産性がよい。
【0057】請求項3記載の発明は、コーナー外壁材に
は周縁部の裏面にフレームが設けられ、このコーナー外
壁のフレームと建物の構造材にはそれぞれ通孔が設けら
れ、この通孔のどちらか一方が水平方向に長くなされ、
フレームの通孔と構造材の通孔とに通された連結具でコ
ーナー外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可能に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よってコーナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁
材が水平方向に移動して、膨張収縮する力を吸収し、こ
のコーナー外壁材の接着部分にクラックが発生しない。
は周縁部の裏面にフレームが設けられ、このコーナー外
壁のフレームと建物の構造材にはそれぞれ通孔が設けら
れ、この通孔のどちらか一方が水平方向に長くなされ、
フレームの通孔と構造材の通孔とに通された連結具でコ
ーナー外壁材が水平方向に長い通孔に沿って移動可能に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よってコーナー外壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁
材が水平方向に移動して、膨張収縮する力を吸収し、こ
のコーナー外壁材の接着部分にクラックが発生しない。
【0058】請求項4記載の発明では、コーナー外壁材
の上下の端面にはそれぞれ溝が設けられ、建物の構造材
には鉤形の止着具が取り付けられ、この止着具の先端部
がコーナー外壁材の上下の溝の中に挿入されて、外壁材
が溝に沿って水平方向に移動可能に止着されているか
ら、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外
壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁材が水平方向に移
動して、膨張収縮する力を吸収し、このコーナー外壁材
の接着部分にクラックが発生しない。
の上下の端面にはそれぞれ溝が設けられ、建物の構造材
には鉤形の止着具が取り付けられ、この止着具の先端部
がコーナー外壁材の上下の溝の中に挿入されて、外壁材
が溝に沿って水平方向に移動可能に止着されているか
ら、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差によってコーナー外
壁材が膨張収縮しても、コーナー外壁材が水平方向に移
動して、膨張収縮する力を吸収し、このコーナー外壁材
の接着部分にクラックが発生しない。
【0059】請求項5記載の発明では、建物の構造材に
はコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具が取り付け
られ、この形状保持具の外側面にコーナー外壁材の接着
部分の内側面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よってコーナー外壁材が膨張収縮してコーナー外壁材の
接着部分に押し合ったり引き合ったりする力が加わって
も、コーナー外壁材の変形が制限され、コーナー部分の
接着部分にクラック等が発生しない。
はコーナーの水平面に沿う形状の形状保持具が取り付け
られ、この形状保持具の外側面にコーナー外壁材の接着
部分の内側面を当接させて、コーナー外壁材が構造材に
止着されているから、夏冬の温度差や吸水、吸湿の差に
よってコーナー外壁材が膨張収縮してコーナー外壁材の
接着部分に押し合ったり引き合ったりする力が加わって
も、コーナー外壁材の変形が制限され、コーナー部分の
接着部分にクラック等が発生しない。
【図1】本発明のコーナー外壁材をユニット建物に適用
した一実施例を示すもので、コーナー外壁材を示す斜視
図である。
した一実施例を示すもので、コーナー外壁材を示す斜視
図である。
【図2】図1のコーナー外壁材の製造方法を示すもの
で、(イ)は外壁材に断面V字形の溝を設けている状態
を示す斜視説明図、(ロ)は断面V字形の溝の両側面に
接着剤を塗布している状態を示す斜視説明図、(ハ)は
断面V字形の溝の底部を折曲した状態を示す斜視説明
図、(ニ)は高周波加熱している状態を示す側面視説明
図である。
で、(イ)は外壁材に断面V字形の溝を設けている状態
を示す斜視説明図、(ロ)は断面V字形の溝の両側面に
接着剤を塗布している状態を示す斜視説明図、(ハ)は
断面V字形の溝の底部を折曲した状態を示す斜視説明
図、(ニ)は高周波加熱している状態を示す側面視説明
図である。
【図3】建物ユニットの骨格を示す斜視図である。
【図4】(イ)はユニット建物を示す斜視図、(ロ)は
(イ)のA部分を拡大して示す斜視図である。
(イ)のA部分を拡大して示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すもので、コーナー外
壁材の斜視図である。
壁材の斜視図である。
【図6】本発明の別の実施例を示すもので、コーナー外
壁材を示す斜視図である。
壁材を示す斜視図である。
【図7】建物ユニットを示す斜視図である。
【図8】図7のB−B線における断面図である。
【図9】本発明の更に別の実施例を示すもので、建物ユ
ニットを示す斜視図である。
ニットを示す斜視図である。
【図10】図9のC−C線における断面図である。
【図11】従来のコーナー外壁材の外側面にクラックが
入った状態を示す水平断面図である。
入った状態を示す水平断面図である。
【図12】従来のコーナー外壁材の内側面にクラックが
入った状態を示す水平断面図である。
入った状態を示す水平断面図である。
1、1a、1b、1c コーナー外壁材 11、11a、11c 外壁材(硬質木片セメント
板) 12 断面V字形の溝 13 湿気硬化型ウレタン系接着剤 13a 常温硬化型エポキシ系接着剤 19b 溝 2、2b フレーム 21、21a 通孔 3、3b 建物ユニット 32、32b 構造材(床梁) 33、33b 構造材(天井梁) 39、39c 構造材(間柱) 4 外壁パネル 5b、51b 止着具 6c 形状保持具 U 建物(ユニット建物)
板) 12 断面V字形の溝 13 湿気硬化型ウレタン系接着剤 13a 常温硬化型エポキシ系接着剤 19b 溝 2、2b フレーム 21、21a 通孔 3、3b 建物ユニット 32、32b 構造材(床梁) 33、33b 構造材(天井梁) 39、39c 構造材(間柱) 4 外壁パネル 5b、51b 止着具 6c 形状保持具 U 建物(ユニット建物)
Claims (5)
- 【請求項1】 外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられ
た断面V字形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面
が接着剤で接着されたコーナー外壁材であって、前記接
着剤が湿気硬化型ウレタン系接着剤であることを特徴と
するコーナー外壁材。 - 【請求項2】 外壁材の裏面にV字形の溝を設け、この
断面V字形の溝の両側面に湿気硬化型ウレタン系接着剤
を塗布し、この外壁材の断面V字形の溝の底部を折曲し
て断面V字形の溝の両側面を合わせた後、高周波加熱し
て、この断面V字形の溝の両側面を湿気硬化型ウレタン
系接着剤で接着させることを特徴とするコーナー外壁材
の製造方法。 - 【請求項3】 外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられ
た断面V字形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面
が接着剤で接着されたコーナー外壁材が建物の構造材に
取り付けられたコーナー外壁材の取付構造であって、前
記コーナー外壁材には裏面にフレームが設けられ、この
コーナー外壁材のフレームと前記建物の構造材とにはそ
れぞれ通孔が設けられ、この通孔のどちらか一方が水平
方向に長い通孔になされ、フレームの通孔と構造材の通
孔とに通された連結具でコーナー外壁材が水平方向に長
い通孔に沿って移動可能に止着されていることを特徴と
するコーナー外壁材の取付構造。 - 【請求項4】 外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられ
た断面V字形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面
が接着剤で接着されたコーナー外壁材が建物の構造材に
取り付けられたコーナー外壁材の取付構造であって、前
記コーナー外壁材の上下の端面にはそれぞれ溝が設けら
れ、前記建物の構造材には鉤形の止着具が取り付けら
れ、この止着具の先端部がコーナー外壁材の上下の溝の
中に挿入されて、コーナー外壁材が溝に沿って水平方向
に移動可能に止着されていることを特徴とするコーナー
外壁材の取付構造。 - 【請求項5】 外壁材の裏面にほぼ一直線状に設けられ
た断面V字形の溝の両側面が合わされ、この溝の両側面
が接着剤で接着されたコーナー外壁材が建物の構造材に
取り付けられたコーナー外壁材の取付構造であって、前
記建物の構造材にはコーナーの水平面に沿う形状の形状
保持具が取り付けられ、この形状保持具の外側面に前記
コーナー外壁材の接着部分の内側面を当接させて、コー
ナー外壁材が構造材に止着されていることを特徴とする
コーナー外壁材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046674A JP2000240258A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | コーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046674A JP2000240258A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | コーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240258A true JP2000240258A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12753931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11046674A Pending JP2000240258A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | コーナー外壁材、コーナー外壁材の製造方法およびコーナー外壁材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000240258A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070517A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Nichiha Corporation | 出隅柱および出隅柱に面取り加工を施す装置 |
JP2009074329A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Sekisui Chem Co Ltd | タイル貼りパネル及びその設置方法 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11046674A patent/JP2000240258A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070517A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Nichiha Corporation | 出隅柱および出隅柱に面取り加工を施す装置 |
US8104243B2 (en) | 2004-12-28 | 2012-01-31 | Nichiha Corporation | Projected corner column and device for applying chamfering work to the column |
JP2009074329A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Sekisui Chem Co Ltd | タイル貼りパネル及びその設置方法 |
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