JP2000240250A - カウンター等の手摺り構造 - Google Patents

カウンター等の手摺り構造

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JP2000240250A
JP2000240250A JP9534099A JP9534099A JP2000240250A JP 2000240250 A JP2000240250 A JP 2000240250A JP 9534099 A JP9534099 A JP 9534099A JP 9534099 A JP9534099 A JP 9534099A JP 2000240250 A JP2000240250 A JP 2000240250A
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JP
Japan
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counter
handrail
top plate
front edge
handrail structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP9534099A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okaya
亮 岡谷
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KISHIMOTO KK
Original Assignee
KISHIMOTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者や歩行者の体位が、アンバランスと
なったり、そのために生ずる転倒から未然に回避して、
特に子供やお年寄りにとっても好都合で、極めて簡単な
構成にて外観的にも優れたデザインと体裁をもったカウ
ンター等の手摺り構造を提供することを目的とする。 【構成】 内部1に物が収納できるカウンター等の本
体2の頂部が、腰ぐらいの高さに保たれており、その頂
部に水平な天板7が載設され、該天板7の前端縁部3
が、本体2の前面4からわずかに前方へ向って、突設す
るようになしたものであって、前記天板7の前端縁部3
から後方へ向って所定間隔を存して離間する部位に、前
記前端縁部3に平行でかつ一定幅の細長い一様な適当深
さの凹溝5が刻設され、前記凹溝5から前端縁部3にか
けての断面部分は、丁度カウンター等に添う人が、つか
める程度の手摺り状隆起部6に形成されていることを特
徴とする特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、玄関カウン
ターや脱衣カウンター等のいわゆるカウンター等に、人
がつかまれるように体位のバランスを保つと共に転倒を
未然に防止する手段を取付けたカウンター等の手摺り構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、たとえば、靴等の履物を収納す
るために使用される玄関カウンターや脱衣した洗濯物、
着替え、タオル類、洗剤、体重計等を収納するために使
用される脱衣カウンター、その他洗面、洗髪、化粧等に
使用する洗面カウンター、スナックカウンター等の種々
のカウンターやこれらカウンターと同様の内部に趣味の
ものや小物等を収納するための機能を有するもの(以
下、カウンター等という)は、既に知られている。
【0003】ところで、このようなカウンター等におい
ては、たとえば、玄関カウンターを使用する場合で靴等
の履物を脱いだり履いたりする際、使用者の体位が極め
てアンバランスとなるため、その脱いだり履いたりする
動作が極めてし難くなったり、場合によっては転倒の危
険性すら生じかねないときがある。また、脱衣カウンタ
ーを使用する場合で衣服の着替えの際にも、同様の危険
性が生ずる恐れのあるときがある。更には、洗面カウン
ター、スナックカウンター等の場合で、つい注意を怠っ
たときにも、同様に、体位が極めてアンバランスとなっ
て転倒の危険性を生ずる恐れがあることがあることは周
知の通りであり、このような事態は、特に子供やお年寄
りにとって、一層顕著で深刻な問題となっていた。
【0004】一方、このような事態に対して、従来は、
特別な対策が施されていないことが多く、また、仮にな
された場合には、いきなりカウンター等に丸棒等の大規
模な手摺りを取付ける等の処置が採られていた。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、前述の
ごとく、何の対策もなさない場合は、問題解決につなが
らないことは勿論であり、また、大規模な手摺りをわざ
わざ取付ける方法は、当然のことながら、コスト高で余
分なスペースを要し、かえって外観的な体裁を損ねる点
で好ましくない等の問題があった。
【0006】本発明は、かかる課題を解消し、使用者や
歩行者の体位が、アンバランスとなったり、そのために
生ずる転倒から末然に回避して、特に子供やお年寄りに
とっても、好都合なカウンター等の手摺り構造を、安価
に提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るカウンター等の手摺り構造は、内部1
に物が収納できるカウンター等の本体2の頂部が、腰ぐ
らいの高さに保たれており、その頂部に水平な天板7が
載設され、該天板7の前端縁部3が、本体2の前面4か
らわずかに前方へ向って、突設するようになしたもので
あって、前記天板7の前端縁部3から後方へ向って所定
間隔を存して離間する部位に、前記前端縁部3に平行で
かつ一定幅の細長い一様な適当深さの凹溝5が刻設さ
れ、前記凹溝5から前端縁部3にかけての断面部分は、
丁度カウンター等に添う人が、つかめる程度の手摺り状
隆起部6に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】前記手摺り状部6は、ほぼ半球状でもって
突設することが好ましい。
【0009】なお、ここでいうカウンター等とは、前述
したごとく、玄関カウンターや脱衣カウンター等のカウ
ンターは勿論のこと、それ自体はカウンターではなくて
も、内部に趣味のものや小物等を収納できるように下半
部を上半部に比して特に壁厚となし、廊下や玄関に配置
される腰壁等の前記カウンターと同様の機能を有するも
のをも広く含めて総称するものである。また、ここでい
う腰壁の頂部とは、壁厚部分の頂部をさすものとする。
【0009】
【作用】しかして、本発明に係るカウンター等の手摺り
構造は、次のように作用する。たとえば、玄関カウンタ
ーを使用する場合で靴等の履物を脱いだり履いたりする
際において、使用者の体位が極めてアンバランスになら
んとするが、図1に明示されるように、使用者の片手の
掌を、手摺り状部6に触れることによって、極めて容易
に体位のバランスを保つことができると共に、その脱い
だり履いたりする動作を、迅速かつ円滑に行うことがで
き、しかも体位のアンバランスにならんとする程度に応
じて、手摺り隆起状部6を強くつかむことにより、未然
に転倒の事態が生じるのを防止できるのである。なお、
以上は、玄関カウンターの場合で述べたが、脱衣カウン
ターやその他のカウンターおよび腰壁等の場合について
も同様の作用が行われる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るカウンター等の手摺り構造
は、以上の構成及び作用を有するから、次のごとき効果
を有する。即ち、玄関カウンターを使用する場合で靴等
の履物を脱いだり履いたりする際、脱衣カウンターを使
用する場合で衣服の着替えの際、および腰壁のある廊下
や階段の傍を歩くようなそれぞれの場合において、使用
者は常に体位のバランスを崩すことなく安心して、迅速
かつ円滑な動作を行うことことができ、特に子供やお年
寄りにとっても、転倒等の危険性から未然に回避され
て、極めて安価で、かつ構造簡単にして外観的にも優れ
たデザインと体裁をもったカウンター等の手摺り構造と
なしうる優れた効果を奏する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本発明を第1実施例である玄関腰
壁に適用した使用状態にある全体斜視図、図2は図1に
おける手摺り状隆起部付近の縦断面説明図、図3は第2
実施例である廊下腰壁に適用した状態を示す斜視図であ
る。なお、図面中、異なる実施例であっても、互いに相
当する個所は同一番号でもって付した。
【0012】図1の第1実施例において、玄関腰壁の本
体2には、その前面4に観音開き式の開閉扉7と、上下
回転式の開閉扉8が互いに隣接して設けられ、これら開
閉扉8,9の内側である本体2の内部1には、本来玄関
に片付けておきたい、季節はずれのスリッパや、子供用
の靴、予備の傘等が収納できるようになつている。そし
て、前記開閉扉9は、これを前倒しの状態に回動して開
けることによって、水平に前側に突出した腰掛用の座席
シート8にもなるように形成されおり、一方前記玄関腰
壁の本体2の頂部には、後壁10から約70mm程度の
幅をもって突出する長手方向に細長い水平な天板7が載
設されており、該天板7は丁度人の腰ぐらいの高さに保
たれている。
【0013】前記天板7は、約30mmの厚さをもつた
木製からなり、図3の縦断面図において明らかなよう
に、その前端縁部3が前壁面4からわずかに前方へ向っ
て、ほぼ半球状に突設形成されており、該天板7の前端
縁部3から後方へ向って所定間隔(本実施例では約27
mm程度)を存して離間する部位に、前記前端縁部3に
対して平行な細長い一様な適当深さの凹溝5が刻設され
るのである。
【0014】凹溝5は、約20mm程度の一定幅にて、
前記天板7の表面からやや下方へ湾曲凹設されており、
該凹溝5から前端縁部3にかけての断面部分は、丁度カ
ウンター等に添う人が、つかめる程度の手摺り状隆起部
6に形成されている。即ち、前記天板7のほぼ半球状に
突設形成される前端縁部3から凹溝5にかけての部分
が、掌で握りやすい一連の滑らかな曲線に形成されてお
り、本実施例における玄関腰壁のデザインに一層の高級
感を与えていると共に前記腰掛用の座席シート8に座る
人の片手の掌が、丁度届きやすい状態のさりげない生涯
配慮をした手摺り機能をも発揮しうるようになっている
のである。
【0015】図3の第2実施例は、廊下に添って設けら
れたいわゆる廊下収納が可能な腰壁であり、厚壁となっ
た腰壁内部は、趣味の物や小物のストックに供せられ、
天板7の部分には、前記第1実施例と同様の手摺り状隆
起部6が形成されるのである。なお、以上は、本発明を
いずれも腰壁に適用した実施例にて説明したが、本発明
は脱衣カウンターや玄関カウンター等の他のカウンター
にも同様に適用しうることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカウンター等の手摺り構造を、第
1実施例である玄関腰壁に適用した使用状態にある全体
斜視図である。
【図2】図1における手摺り状隆起部付近の縦断面説明
図である。
【図3】本発明に係るカウンター等の手摺り構造を、第
2実施例である廊下腰壁に適用した図1相当の図面であ
る。
【符号の説明】
1;内部、2;本体、3;前端縁部、4;前面、5;凹
溝、6;手摺り状隆起部、7;天板、8;開閉扉(観音
式開き式)、9;開閉扉(上下回動式)、10;後壁
面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部1に物が収納できるカウンター等の
    本体2の頂部が、腰ぐらいの高さに保たれており、その
    頂部に水平な天板7が載設され、該天板7の前端縁部3
    が、本体2の前面4からわずかに前方へ向って、突設す
    るようになしたものであって、前記天板7の前端縁部3
    から後方へ向って所定間隔を存して離間する部位に、前
    記前端縁部3に平行でかつ一定幅の細長い一様な適当深
    さの凹溝5が刻設され、前記凹溝5から前端縁部3にか
    けての断面部分は、丁度カウンター等に添う人が、つか
    める程度の手摺り状隆起部6に形成されていることを特
    徴とするカウンター等の手摺り構造。
  2. 【請求項2】 前記手摺り状部6は、ほぽ半球状でもっ
    て突設されているように構成した請求項1記載のカウン
    ター等の手摺り構造。
JP9534099A 1999-02-24 1999-02-24 カウンター等の手摺り構造 Pending JP2000240250A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008375A1 (ja) 2010-07-12 2012-01-19 Iyoda Mutsumi 手すり
JP2015209644A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタホーム株式会社 建物の手摺構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008375A1 (ja) 2010-07-12 2012-01-19 Iyoda Mutsumi 手すり
US9187906B2 (en) 2010-07-12 2015-11-17 Mutsumi Iyoda Handrail
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