JP2000240119A - 洗濯機用排水設備 - Google Patents

洗濯機用排水設備

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JP2000240119A
JP2000240119A JP11042324A JP4232499A JP2000240119A JP 2000240119 A JP2000240119 A JP 2000240119A JP 11042324 A JP11042324 A JP 11042324A JP 4232499 A JP4232499 A JP 4232499A JP 2000240119 A JP2000240119 A JP 2000240119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
waterproof pan
trap
pipe
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11042324A
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English (en)
Inventor
Yasuo Uchida
保男 内田
Hiroshi Koyama
広志 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床の改修工事が必要でなくリフォーム時等に
容易に施工できる洗濯機用排水設備の提供を目的とす
る。 【構成】 洗濯機59と離れた位置の床面上にトラップ
2付きの防水パン1を設置し、この防水パン1のトラッ
プ2上面側に洗濯機59からのホース60を接続して構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯機用の排水設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、例えば古い集合住宅
などにおいては、図6の平面図で示すように、玄関51
の側方に浴室52が形成され、その近傍にトイレ53が
形成され、洗面器54の横側等に洗濯機用防水パン55
が置かれて、この防水パン55上に洗濯機が設置される
場合が多く、従来では図7に拡大して示すように、防水
パン55は洗濯機59よりも大きく形成されて、一体状
にトラップ58が設けられており、このトラップ58に
洗濯機59からのホース60を繋いで排水するように構
成されており、防水パン55から建物の縦排水管56へ
向かって配管61が床下に配設されたものとなってお
り、従来では、防水パン55はその上に載せられる洗濯
機59よりも大きいために場所を取ってしまい、また、
防水パン55の寸法によりその上に載せられる洗濯機5
9の大きさが限定されてしまい、洗濯機59の買換え時
に制約を受けるという問題点もあり、また、洗濯機59
の大きさに合わせて数種類の防水パン55を用意する必
要があった。また従来では、床下に配管61が配設され
ているため、室内をリフォームして洗濯機を設置するよ
うな場合には床の改修工事が必要であり、床をはつる等
の大掛かりな工事となってしまうという問題点があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、床の改修工事が必要で
なく、また、新たな洗濯機を寸法を気にせず設置するこ
とのできる洗濯機用排水設備を提供せんことを目的と
し、その第1の要旨は、洗濯機と離れた位置の床面上に
トラップ付きの防水パンを設置し、該防水パンのトラッ
プ上面側に前記洗濯機からのホースを繋いで構成したこ
とである。また、第2の要旨は、前記トラップ付き防水
パンを、室内に設けられた洗面器の排水管または排水口
の下方に設置したことである。また、第3の要旨は、前
記トラップ付き防水パンからの配管を床面上に配設して
既存の縦排水管に接続したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本例の洗濯機用排水設備の平面構成図を
示し、図において、本例では、洗濯機59は室内の床面
に直置きされており、例えば洗面器54の側方に床面に
直置きで設置することができ、洗面器54の反対側面側
に別体で形成した防水パン1を床面上に置き、この防水
パン1に一体状に設けられているトラップ2に対し、洗
濯機59からの排水用の蛇腹ホース60を接続して洗濯
機の設置を完了することができ、蛇腹ホース60は洗面
器54の下方の床面上を這わせて良好に配設することが
できるものである。なお、防水パン1からは配管3が側
方に延出されており、この配管3を床面上を這わせて集
合住宅の既存の縦排水管56に接続して、洗濯機59か
らの排水を蛇腹ホース60を通し防水パン1のトラップ
2から配管3を通して縦排水管56に良好に排水するこ
とができるものである。
【0005】図2は、前記防水パン1の拡大平面構成図
であり、また図3は、図2の側面断面構成図である。こ
の防水パン1は、例えば正方形の平面形状に形成され
て、側壁部12が外周に立ち上がり、側壁部12の上端
に外周隆起部13が一体形成されて、この外周隆起部1
3から内側へ傾斜して凹み状に水平の水受部14が一体
形成されており、この水受部14の中央部に吊り下げ状
に前記トラップ2が取り付けられたものとなっており、
トラップ2の上面には前記水受部14と面一状に目皿4
が設けられており、この目皿4から上方へ突出してエル
ボ状の回動接続部5がトラップ2に接続されて突出され
ており、この回動接続部5は水平面内で回動して方向を
変えることができ、しかも、前記洗濯機59からの蛇腹
ホース60をワンタッチで接続できるように構成されて
いる。
【0006】また、前記側壁部12の内側には、防水パ
ン1を床面に固定するためにネジを挿通させるネジガイ
ド部11が四方に一体配置されたものとなっている。ま
た、トラップ2から水平方向へ延出状に接続された配管
3は、一側壁部12に貫通形成された貫通口15を通し
て外側へ延出されたものとなっている。この配管3は鉄
パイプまたは塩ビパイプで形成されており、後発的にト
ラップ2に接続することができるように構成されてお
り、貫通口15を通してトラップ2に接続できるもので
ある。なお、この貫通口15は1方向に限らず2以上の
方向の側壁部12に貫通状に形成して、任意の方向に配
管できるように構成しておくことができる。なお、この
防水パン1は正方形に限らず長方形状に形成されたもの
であっても良い。
【0007】なお、この防水パン1は、従来の防水パン
55に比べて極めて小さくコンパクトに形成することが
でき、洗濯機59から離れた位置に自由に床面上に設置
して、その状態で防水パン1の回動接続部5に対し洗濯
機59からの蛇腹ホース60を接続して、洗濯機59か
らの排水を蛇腹ホース60を通しトラップ2を通して配
管3から良好に排水できるものであり、全て床面上に設
置できるために床の改修工事を行うことなく、良好に新
たな洗濯機59を設置してリフォームが容易であり、洗
濯機59は床面に直置きであるため、従来のように防水
パン55の寸法に対応させた洗濯機を購入する必要がな
く、洗濯機59は自由な大きさのものを購入して設置す
ることができるものである。また、蛇腹ホース60と回
動接続部5の接続部から漏水があっても良好に水受部1
4でこの水を受け止めて、目皿4を通しトラップ2に流
下させることができ、漏水があっても安心なものとな
る。
【0008】次に、図4の正面図で、また図5の側面断
面構成図で示すものは、第2実施例であり、本例では、
前記防水パン1を洗面台20のキャビネット部24内に
隠蔽状に設置したものであり、洗面台20の洗面器21
の下部に設けられる開閉扉付きのキャビネット部24の
底側に防水パン1を隠蔽状に収納させて配置させ、この
防水パン1に対し、洗面台20の側方に設置した洗濯機
59からのホース60を接続して、良好に洗濯機59か
らの排水を防水パン1のトラップ2を通し配管3を通し
て排水できるように構成したものであり、防水パン1は
洗面台20内に隠蔽されてスッキリとした設置状態とな
る。なお、図中25は、洗面台20を構成するミラーキ
ャビネットである。
【0009】なお、本例では、洗面器21の排水口22
から垂下された排水管23の直下部に防水パン1が設置
されており、洗面器21の排水口22または排水管23
からの漏れ水を良好に下方の防水パン1の水受部14で
受け止めて、トラップ2を通し良好に排水できるため、
キャビネット部24の底側に漏れ水が溜まる等して床面
及びキャビネット部24内が不衛生となることがなく、
衛生的にかつコンパクトな設置ができるものである。
【0010】
【発明の効果】本発明の洗濯機用排水設備は、洗濯機と
離れた位置の床面上にトラップ付きの防水パンを設置
し、該防水パンのトラップ上面側に前記洗濯機からのホ
ースを繋いで構成したことにより、洗濯機は床面上に直
置きでき、自由な大きさの洗濯機を購入してリフォーム
時等に設置することができ、従来のように洗濯機の大き
さが制約されることがない。また、別体でコンパクトな
形状に形成された防水パンを床面上に置き、洗濯機から
のホースを繋ぐだけで洗濯機用の排水工事を行うことが
でき、床をはつる等の改修工事が必要ではなく、工事が
極めて容易かつ短時間で行えるものとなり、施工が容易
である。
【0011】また、前記トラップ付き防水パンを、室内
に設けられた洗面器の排水管または排水口の下方に設置
したことにより、トラップ付き防水パンを洗面器の下方
に邪魔にならずコンパクトに設置することができ、これ
により洗面器の排水管または排水口からの漏れ水を良好
にトラップ付き防水パンで受けることができ、床面を濡
らすことがなく衛生的な施工状態を構成することができ
るものとなる。
【0012】また、前記トラップ付き防水パンからの配
管を床面上に配設して既存の縦排水管に接続したことに
より、防水パンからの配管を床面上に這わせて集合住宅
の既存の縦排水管に接続でき、床面上での配管工事であ
るため床をはつる等の床下工事が必要ではなく、施工が
極めて容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗濯機から離れた位置に防水パンを設置して蛇
腹ホースを接続した状態の平面構成図である。
【図2】図1の防水パンの平面拡大構成図である。
【図3】図2の側面断面構成図である。
【図4】第2実施例を示し、洗面台のキャビネット内に
防水パンを設置した状態の正面概略構成図である。
【図5】図4の側面断面構成図である。
【図6】従来の集合住宅における洗濯機の設置位置を示
す室内の平面構成図である。
【図7】従来の防水パン上に洗濯機を設置した状態の平
面拡大構成図である。
【符号の説明】
1 防水パン 2 トラップ 3 配管 4 目皿 5 回動接続部 11 ネジガイド部 12 側壁部 13 外周隆起部 14 水受部 15 貫通口 20 洗面台 21 洗面器 22 排水口 23 排水管 24 キャビネット部 56 縦排水管 59 洗濯機 60 ホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機と離れた位置の床面上にトラップ
    付きの防水パンを設置し、該防水パンのトラップ上面側
    に前記洗濯機からのホースを繋いで構成したことを特徴
    とする洗濯機用排水設備。
  2. 【請求項2】 前記トラップ付き防水パンを、室内に設
    けられた洗面器の排水管または排水口の下方に設置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機用排水設備。
  3. 【請求項3】 前記トラップ付き防水パンからの配管を
    床面上に配設して既存の縦排水管に接続したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の洗濯機用排水設
    備。
JP11042324A 1999-02-19 1999-02-19 洗濯機用排水設備 Pending JP2000240119A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11042324A JP2000240119A (ja) 1999-02-19 1999-02-19 洗濯機用排水設備

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131785A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 丸一株式会社 洗濯機用防水パン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131785A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 丸一株式会社 洗濯機用防水パン

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