JP2000240019A - 安全標識具 - Google Patents

安全標識具

Info

Publication number
JP2000240019A
JP2000240019A JP11040934A JP4093499A JP2000240019A JP 2000240019 A JP2000240019 A JP 2000240019A JP 11040934 A JP11040934 A JP 11040934A JP 4093499 A JP4093499 A JP 4093499A JP 2000240019 A JP2000240019 A JP 2000240019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
rod
pedestal
safety
marker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11040934A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Yokomichi
安二 横道
Takayoshi Yamazaki
隆喜 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP11040934A priority Critical patent/JP2000240019A/ja
Publication of JP2000240019A publication Critical patent/JP2000240019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性が良好であり、強風時であっても
十分に安全標識として機能する安全標識具を提供するこ
と。 【解決手段】 載置面と接触する面を略下半球面とした
台座1と、前記台座1から上方に起立させた標識体2と
を具備し、全体の重心位置を台座1の下部になるように
設定することにより転倒しても起立状態に自動復帰する
ようにしてある安全標識具であって、標識体2は透明な
合成樹脂棒又はゴム棒より成り且つ曲がっていても光を
一端から他端へ伝達することができるライトロッド20か
ら構成されていると共に、前記ライトロッド20の端面に
光源3からの光が投射されるようにしてあり、ライトロ
ッド20の端面に光が投射された状態ではライトロッド20
が全長にわたって発光するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工事現場や通行
規制現場等に使用される安全標識具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】安全標識具としては、例えば図6や図7
に示すようなものがある。
【0003】一方の安全標識具は図6に示す如く、反射
テープtが螺旋状に貼設された円錐形状部90と、前記円
錐形状部90の下端に設けられた薄板状の台座91とが合成
樹脂により一体成形されたものであり、他方の安全標識
具は図7に示す如く、円錐形状部90に反射テープtを貼
設することなく、円錐形状部90内の頂部に小さな電球d
を配置させて形成したものである。
【0004】しかしながら、上記安全標識具は以下の
やに示すような問題がある。 図6に示された安全標識具では夜間においては光が当
たらない限り視認できず、図7に示された安全標識具で
は円錐形状部90の頂部のみが少し明るいだけであり視認
性が良くない。つまり、両者とも視認性が良好であると
は言えない。 両者とも風を受ける面が大きいことから比較的弱い風
でも転倒してしまい、その結果十分に安全標識として機
能しないという事態が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、視認性が良好であり、強風時であっても十分に
安全標識として機能する安全標識具を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】(請求項1記載の発明)こ
の発明は、載置面と接触する面を略下半球面とした台座
1と、前記台座1から上方に起立させた標識体2とを具
備し、全体の重心位置を台座1の下部になるように設定
することにより転倒しても起立状態に自動復帰するよう
にしてある安全標識具であって、標識体2は透明な合成
樹脂棒又はゴム棒より成り且つ曲がっていても光を一端
から他端へ伝達することができるライトロッド20から構
成されていると共に、前記ライトロッド20の端面に光源
3からの光が投射されるようにしてあり、ライトロッド
20の端面に光が投射された状態ではライトロッド20が全
長にわたって発光するようにしてある。 (請求項2記載の発明)この発明は、上記請求項1記載
の発明に関して、光源3は、電源・スイッチ回路4のO
N/OFFにより発光状態/非発光状態となるようにし
てある。 (請求項3記載の発明)この発明は、上記請求項1又は
2記載の発明に関して、台座1は略下半球殻状のもので
あり、ライトロッド20の端部は台座1内に固定してあ
り、光源3及び電源・スイッチ回路4は台座1内に配置
させてある。 (請求項4記載の発明)この発明は、上記請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明に関して、ライトロッド20
は、直線状のものを略U字状に屈曲させて形成してあ
る。 (請求項5記載の発明)この発明は、上記請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明に関して、標識体2であるラ
イトロッド20は、屈曲させることにより折り畳み状態に
できるようになっている。 (請求項6記載の発明)この発明は、上記請求項2記載
の発明に関して、台座1の揺動により、電源・スイッチ
回路4がON/OFF状態に切り替わり、ライトロッド
20が点滅するようにしてある。
【0007】なお、これら発明の安全標識具の作用・効
果については以下の発明の実施の形態の欄で明らかにす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態におけ
る安全標識具について図面を用いながら詳細に説明す
る。 (実施形態1)図1はこの実施形態の安全標識具の断面
図であり、図2はカバーが取り外された状態の前記安全
標識具の外観図である。
【0009】上記安全標識具は、図1に示すように、台
座1と、前記台座1から上方に起立させた標識体2と、
前記標識体2を発光ならしめる光源3と、前記光源3を
ON/OFF状態にする電源・スイッチ4と、前記台座
1の開放部を被蓋するカバー5とを具備し、全体の重心
位置を台座1の下部になるように設定することにより転
倒しても起立状態に自動復帰するようにしている。
【0010】台座1は、図1や図2に示すように略下半
球殻状のものであり、合成樹脂により形成されている。
【0011】標識体2は、図1に示すように、透明な屈
曲性の合成樹脂棒より成り且つ曲がっていても光を一端
から他端へ伝達することができるライトロッド20から構
成されており、上記カバー5の保持孔50に嵌入する態様
でカバー5を介して台座1に取り付けられている。ここ
で、この実施形態では図1や図2に示すように、二本の
屈曲させたライトロッド20を平面視でクロスさせて形成
したものとしてある。
【0012】光源3は、LED、ハロゲンランプ又はキ
セノンランプにより構成されている。なお、この光源3
と上記ライトロッド20の端面とは、集光色付きレンズL
を有した短チューブ6を用いて対向配置させるようにし
てあり、具体的には、図3に示すように、光源を短チュ
ーブ6の一端から、ライトロッド20の端部を短チューブ
6の他端から、それぞれ嵌入するようにして対向配置し
ている。
【0013】電源・スイッチ4は、光源3を発光/非発
光状態にするもので、スイッチ部としては水銀スイッチ
(水銀の大きな粒を接点まで動かし、接点を電気的につ
なぐスイッチ)が採用されている。なお、この実施形態
では電源・スイッチ4は台座1内の底部に固定してあ
り、水銀スイッチは安全標識具が転倒/起立と姿勢が変
化する度にON/OFF状態となるようにしてある。
【0014】カバー5は円形状の合成樹脂板により構成
されており、図1に示すように、台座1の上端縁が外周
水密状態に嵌入される周溝51が、ライトロッド20が外周
水密状態に嵌入される保持孔50が、それぞれ形成されて
いる。
【0015】この実施形態の安全標識具は上記の如く構
成であるから、以下に示すような機能を有する。 電源・スイッチ4の水銀スイッチがON状態にあると
きには、光源3が発光状態となってライトロッド20の端
面に光を投射し、ライトロッド20が全長にわたって発光
する。逆に、電源・スイッチ4の水銀スイッチがOFF
状態にあるときには、光源3が非発光状態となり、ライ
トロッド20は発光しない。前記水銀スイッチは安全標識
具が転倒/起立と姿勢が変化する度に切り替わるから、
風により揺れるとライトロッド20の全体が点滅する。し
たがって、この安全標識具は、視認性が非常に良好であ
る。 風が当たるライトロッド20の面積は従来の安全標識具
の円錐形状部と比較して非常に小さいから風により吹き
飛ばされてしまうようなことはなく、更に、台座1が略
下半球殻状であり且つ全体の重心位置が台座1の下部に
なるように設定してあることから、転倒しても起立状態
に自動復帰する。したがって、この安全標識具は、強風
時であっても十分に機能する。 (実施形態2)図4は、この実施形態の安全標識具の外
観を示している。
【0016】この安全標識具は、基本的には上記実施形
態1と同様であり、図4に示すように、台座1と、標識
体2と、光源3と、電源・スイッチ4と、カバー5とを
具備している。実施形態1と相違するところは、標識体
2が図4に示すように、三本のU字状のライトロッド20
が並設されるようにして構成されており、これらライト
ロッド20が図4の二点鎖線に示される如く折り畳み可能
であるという点である。したがって、この実施形態の安
全標識具では、実施形態1のものの機能に加えて使用し
ない場合に嵩を低くできるという機能も有している。 (他の実施形態) A.上記実施形態1ではライトロッド20が点滅するもの
としてあるが、図5に示すように、等角度で色分け(例
えば「赤」「青」「黄」に色分け)された集光色付きレ
ンズLをモータMにより回転させることによりライトロ
ッド20の発光色を「赤」「青」「黄」に変化させること
ができる。このようにすれば、視認性は更に優れたもの
となる。 B.上記実施形態では、ライトロッド20の各端部に別々
の光源3から光りを投射するようにしたが、一つの光源
から多数のライトロッド20の端部に光りを投射するよう
にしてもよい。 C.上記した実施形態のライトロッド20は合成樹脂棒か
ら構成されているが、同等の機能を有するものであれば
ゴム棒でもよい。 D.上記した実施形態のライトロッド20は屈曲性を有す
るものとしてあるが、嵩を低くできるという機能が不要
な場合には屈曲性を有しないものでもよい。また、ライ
トロッド20は弾性を有するものとすることができる。 E.ライトロッド20の形状及び配置並びに本数は上記実
施形態に限定されることなく、どのような態様を採って
もよい。
【0017】
【発明の効果】発明の実施の形態の欄から、視認性が
良好であり、強風時であっても十分に安全標識として
機能する安全標識具を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の安全標識具の断面図。
【図2】前記安全標識具の部分的な外観斜視図。
【図3】前記安全標識具における光源とライトロッドと
の接続状態を示す斜視図。
【図4】この発明の実施形態2の安全標識具の外観斜視
図。
【図5】他の安全標識具における光源とライトロッドと
の接続状態を示す斜視図。
【図6】先行技術の安全標識具の外観図。
【図7】先行技術の安全標識具の外観図。
【符号の説明】
1 台座 2 標識体 3 光源 4 電源・スイッチ 5 カバー 20 ライトロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA11 AA21 AA29 BA03 CA01 CA02 DA01 DB03 EA03 EB05 EB36 EB38 HA13 2D101 CA11 DA05 DA06 EA08 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面と接触する面を略下半球面とした
    台座と、前記台座から上方に起立させた標識体とを具備
    し、全体の重心位置を台座の下部になるように設定する
    ことにより転倒しても起立状態に自動復帰するようにし
    てある安全標識具であって、標識体は透明な合成樹脂棒
    又はゴム棒より成り且つ曲がっていても光を一端から他
    端へ伝達することができるライトロッドから構成されて
    いると共に、前記ライトロッドの端面に光源からの光が
    投射されるようにしてあり、ライトロッドの端面に光が
    投射された状態ではライトロッドが全長にわたって発光
    するようにしてあることを特徴とする安全標識具。
  2. 【請求項2】 光源は、電源・スイッチ回路のON/O
    FFにより発光状態/非発光状態となるようにしてある
    ことを特徴とする請求項1記載の安全標識具。
  3. 【請求項3】 台座は略下半球殻状のものであり、ライ
    トロッドの端部は台座内に固定してあり、光源及び電源
    ・スイッチ回路は台座内に配置させてあることを特徴と
    する請求項1又は2記載の安全標識具。
  4. 【請求項4】 ライトロッドは、直線状のものを略U字
    状に屈曲させて形成してあることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の安全標識具。
  5. 【請求項5】 標識体であるライトロッドは、屈曲させ
    ることにより折り畳み状態にできるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の安全
    標識具。
  6. 【請求項6】 台座の揺動により、電源・スイッチ回路
    がON/OFF状態に切り替わり、ライトロッドが点滅
    するようにしてあることを特徴とする請求項2記載の安
    全標識具。
JP11040934A 1999-02-19 1999-02-19 安全標識具 Pending JP2000240019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040934A JP2000240019A (ja) 1999-02-19 1999-02-19 安全標識具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11040934A JP2000240019A (ja) 1999-02-19 1999-02-19 安全標識具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000240019A true JP2000240019A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12594343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11040934A Pending JP2000240019A (ja) 1999-02-19 1999-02-19 安全標識具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000240019A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6450661B1 (en) Light source device using light emitting diode and light emitting device using same
CN100571565C (zh) 安全警告光发射器和使用安全警告光发射器的安全雨伞
US7195370B2 (en) Rechargeable triangular light emitting wand
WO2005073616B1 (en) A multi-functional traffic signal stick
US6152491A (en) Ski pole incorporating successive intermittent flashing and high-intensity lighting assemblies
US20070236922A1 (en) Collapsible illuminated container
US20030046841A1 (en) Traffic safety sign apparatus
JP3112736U (ja) 合図灯
JP2000240019A (ja) 安全標識具
ES2285266T3 (es) Carcasa para alojar un aparato electrico.
US6558015B1 (en) Triple mode lamp
JP3045499B1 (ja) 発光装置、装飾燈および注意燈
KR200315451Y1 (ko) 호환성을 갖는 엘이디 신호등
KR20030095660A (ko) 안전신호 표시기
JP3067915U (ja) ゴルフ場表示具
JP2000240020A (ja) 安全標識具
JPH0237114Y2 (ja)
JPH0438531Y2 (ja)
JP2002298602A (ja) 合図灯
JP3150931B2 (ja) 交通標識用発光体
JPH11158824A6 (ja) 発光標識体、発光標識体保持装置、携帯用信号表示灯
JPH0538393Y2 (ja)
JPH0624084Y2 (ja) 照明装置
JPH0610386Y2 (ja) Led表示式標識装置
KR950010253Y1 (ko) 투명글라스의 발광장치