JP2000239033A - 石英ガラス円筒体及びその内面研磨装置 - Google Patents

石英ガラス円筒体及びその内面研磨装置

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JP2000239033A JP11038792A JP3879299A JP2000239033A JP 2000239033 A JP2000239033 A JP 2000239033A JP 11038792 A JP11038792 A JP 11038792A JP 3879299 A JP3879299 A JP 3879299A JP 2000239033 A JP2000239033 A JP 2000239033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイヤモンドツールを用いて内面を研削加工さ
れた石英ガラス円筒体の内面を、高寸法精度を維持しな
がら、ダイヤモンドツールによる研削傷を残すことなく
研磨することを可能とした新規な石英ガラス円筒体及び
その内面研磨装置を提供する。 【解決手段】ダイヤモンドツールを用いて、内面を研削
加工された中空部を有する石英ガラス円筒体であり、該
中空部の内面を、所定の寸法精度を維持しながら、研削
加工時に生じたダイヤモンドツールによる研削傷を取り
除き、実質的に傷がない鏡面に研磨加工されてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体工業用に使
用される炉心管やランプを製造するために使用される石
英ガラスチューブ及び光ファイバーの母材となる石英ガ
ラス製ジャケットチューブを製造するための母材となる
石英ガラス円筒体の内面を研磨する装置に関する。
【0002】
【関連技術】従来、半導体工業用に使用される炉心管や
ランプを製造するために使用される石英ガラスチューブ
及び光ファイバーの母材となる石英ガラス製ジャケット
チューブを製造するための母材となる石英ガラス円筒体
は、インゴットと呼ばれる石英ガラスの円柱体を作製し
た後、コアドリル等のダイヤモンドツールを用いて、穴
あけ加工をすることによって作製していた。
【0003】その後、半導体工業用に使用される炉心管
やランプを製造するために使用される石英ガラスチュー
ブ及び光ファイバーの母材となる石英ガラス製ジャケッ
トチューブは、この穴あけ加工によって作製された石英
ガラス円筒体を電気炉等で加熱軟化し、延伸することに
よって作製されていた。
【0004】近年、LSI等の半導体素子の集積度が高
まると同時に半導体素子を製造する工程で使用される石
英ガラス製の炉心管に対しても、その寸法精度が厳しく
なると共に、パーティクル付着の原因となる炉心管内表
面の微小な凹凸、傷の許容範囲が狭くなってきている。
【0005】また、ランプ用に使用される石英ガラスチ
ューブにおいても、ランプを製作した場合のランプの長
寿命化・出力の安定性が求められており、そうした要求
を満足するためには、石英ガラスチューブの内径精度を
高めること、チューブ内面の傷等の欠陥をなくすことが
求められている。
【0006】さらに、光ファイバーの母材となる石英ガ
ラス製ジャケットチューブにおいても、コアロッドをジ
ャケットチューブ内に挿入し、加熱し溶融一体化した後
の、ジャケットチューブとコアロッドの偏芯を少なくす
るために、ジャケットチューブの内径精度を高めること
が要求されている。その上、コアロッドとジャケットチ
ューブの界面に泡が発生しないように、ジャケットチュ
ーブ内面の面粗さについても厳しい要求がなされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、母材となる石英ガラスインゴットを作製した
後、コアドリル等のダイヤモンドツールを用いて、穴あ
け加工し、その後、電気炉等で加熱延伸されて製作され
たチューブは、その内表面が外表面に比べて相対的に加
熱温度が低く、母材となる石英ガラス円筒体を作製する
過程で付いたダイヤモンドツールによる研削傷が微小な
凹凸となって残ってしまい、要求される製品の品質を満
足していなかった。
【0008】そこで、特開平3−75232号公報記載
の方法が提案された。この提案は、ダイヤモンドツール
によって研削加工された石英ガラス円筒体の中空部内面
をブラシを用いて、研磨しようという方法であるが、ブ
ラシを用いた研磨の場合、ダイヤモンドツールによる研
削傷の凹凸部をなぞるだけであり、根本的に凹凸部を平
滑にするだけの研磨力を有していないため、ダイヤモン
ドツールによる凹凸の研削傷の形状を残したままの研磨
しかできないという欠点を有していた。
【0009】さらに、上記公報に開示された装置を用い
て、石英ガラス円筒体の内面を研磨加工した場合、装置
へのブラシ取付時の偏芯やブラシのシャフトの曲がり等
によって、石英ガラス円筒体の内面の均一な研磨加工が
できなくなり、石英ガラス円筒体の内径にばらつきが生
じるという欠点も有している。
【0010】本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みな
されたもので、ダイヤモンドツールを用いて内面を研削
加工された石英ガラス円筒体の内面を、高寸法精度を維
持しながら、ダイヤモンドツールによる研削傷を残すこ
となく研磨することを可能とした新規な石英ガラス円筒
体及びその内面研磨装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0012】上記した課題を解決するために、本発明の
石英ガラス円筒体は、ダイヤモンドツールを用いて、内
面を研削加工された中空部を有する石英ガラス円筒体で
あり、該中空部の内面を、所定の寸法精度を維持しなが
ら、研削加工時に生じたダイヤモンドツールによる研削
傷を取り除き、実質的に傷がない鏡面に研磨加工されて
なることを特徴とする。
【0013】上記石英ガラス円筒体の中空部の内周面の
最大粗さRmaxが1μm 以下、中心的平均粗さRaが
0.1μm 以下とするのが好適である。
【0014】本発明の石英ガラス円筒体の内面研磨装置
は、ダイヤモンドツールを用いて内面を研削加工された
石英ガラス円筒体の中空部の内面を研磨する装置であ
り、該石英ガラス円筒体を回転自在に支持する回転支持
手段と、該石英ガラス円筒体の中空部に挿通され該石英
ガラス円筒体の内部を研磨する研磨手段と、該研磨手段
の両端部を回転自在に支持する研磨手段支持手段と、該
研磨手段に所定の引っ張り力を付与するテンション手段
と、該石英ガラス円筒体及び/又は該研磨手段を長手方
向に往復運動せしめる往復運動手段と、を有することを
特徴とする。
【0015】上記引っ張り力を検出するためのセンサー
手段をさらに設置しておけば、引っ張り力を所定の範囲
に収める際に容易に行うことができるという利点があ
る。この引っ張り力を2Kg/cm2以上に設定することによ
って良好な研磨を達成することができる。
【0016】上記研磨手段としては、形状変形可能な研
磨布を固定してなる研磨シャフト又は研磨ブラシ毛を植
設してなる研磨ブラシを用いることができる。なお、研
磨ブラシは前述したようにダイヤモンドツールによって
形成された凹凸部を平滑にすることはできないが、研磨
布による研磨の後の仕上げ研磨の際に好適に用いられ
る。
【0017】通常、ダイヤモンドツールで研削された石
英ガラスの表面粗さは、ダイヤモンドの番手にもよる
が、ダイヤモンドによるマイクロクラックも含めて約1
00μmの凹凸の研磨傷が入っている。
【0018】この研磨傷をブラシを用いた研磨で取り除
こうとした場合、ブラシが研磨傷の凹凸部をなぞるだけ
であり、凹凸部を平滑にするだけの研磨力を有していな
い。
【0019】この研磨傷の凹凸部を平滑にするために
は、ブラシよりも研磨能力を有し、しかも寸法精度を維
持するためには、通常研削に使用される研削砥粒を焼結
して作成した研削砥石よりも柔軟性を有した形状変形自
在なセリウムパッドやフェルト等の研削布を使用するこ
とによって、研磨加工をすれば良い。
【0020】研磨布を使用した研磨加工においては、研
磨砥粒の大きさを大きい方から小さい方に替えながら研
磨し、ダイヤモンドツールによる凹凸の研磨傷を徐々に
取り除く方法が取られる。
【0021】具体的には、砥粒の番手を#400→#8
00→#1200と替えていった方が良い。#1200
の砥粒を用いた研磨終了後には、ダイヤモンドツールに
よる凹凸の研削傷は全くなくなっている。その後、研磨
砥粒を酸化セリウムに替え、目標とする面粗さになるま
で研磨加工を継続する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明装置の一つの実施
の形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明の発明
的思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことは勿
論である。
【0023】図1は本発明に係わる石英ガラス円筒体の
内面研磨装置の側面概略説明図である。図2は研磨シャ
フトの両端部を省略した摘示側面概略説明図である。図
3は研磨シャフトの研磨布の固定部分を示す摘示拡大断
面説明図である。図4は研磨シャフトの研磨布の固定部
分を示すもので、(a)は正面的概略説明図、(b)は
研磨布の摘示正面図及び(c)はリング部材の摘示拡大
正面図である。図5は中央部を省略した研磨シャフト本
体を示すもので、(a)は摘示拡大側面概略説明図及び
(b)は摘示拡大側面概略説明図である。図6は引っ張
り力検出センサーを示すもので、(a)は支持シャフト
に取りつけた引っ張り力検出センサーと研磨シャフト本
体を一対のカップリング部材を介して取り付けた状態を
一方のカップリング部材を外して示す側面概略説明図及
び(b)は引っ張り力検知センサーと支持シャフトとを
分解した状態を示す側面概略説明図である。図7は研磨
ブラシの両端部を省略した摘示側面概略説明図である。
図8は研磨シャフト固定左側ヘッドを示す拡大断面説明
図である。図9は研磨シャフト固定右側ヘッドを示す拡
大断面説明図である。
【0024】図1において、10は本発明に係る内面研
磨装置で、石英ガラス円筒体Αの中空部aの内面を研磨
する。該内面研磨装置10は架台12を有している。該
架台12の上面にはベースプレート14が設けられてい
る。13は該架台12の側部に設けられた操作盤である。
【0025】16は研磨シャフト固定右側ヘッドで、該
ベースプレート14の右側端部に設けられている。18
は研磨シャフト固定左側ヘッドで、該研磨シャフト固定
右側ヘッドに対向して該ベースプレート14の左側端部
に設けられている。
【0026】20はガイド手段で、該ベースプレート1
4上に設けられている。22は下部支持プレートで、ス
ライドベアリング手段24,24を介して該ガイド手段
20に摺動自在に取り付けられている。26はリニアモ
ータで、該ベースプレート14上に設けられている。該
リニアモータ26はリニアモータ軸26aを有してい
る。該リニアモータ軸26aと該下部支持プレート22
はジョイント手段28を介して接続されている。
【0027】30は上部支持プレートで、該下部支持プ
レート22に対向してその上方に設けられている。該上
部支持プレート30と該下部支持プレート22とは垂直
軸32,32を介して互いに摺動可能に取り付けられて
いる。34,34は摺動ベアリングで、該垂直軸32,
32の周囲でかつ該下部支持プレート22の上面に設け
られている。
【0028】36は該下部支持プレート22の上面に設
けられたジャッキ手段で、そのジャッキ軸36aは該上
部支持プレート30の下面を支えるように作用する。
【0029】該ジャッキ手段36は、該載置ローラ3
8,40に石英ガラス円筒体Αを載せた後、該石英ガラ
ス円筒体Αの中心を研磨シャフト固定ヘッド16,18
の中心に一致させるように作用するものである。
【0030】38,40は該上部支持プレート30上に
設けられた一対の載置ローラで、それぞれ支持枠42,
44に回転軸46,48を介して回転自在に取り付けら
れている。一方の載置ローラ38の回転軸46の一端部
にはプーリ50が設けられている。
【0031】52は該上部支持プレート30の下面側に
設けられた載置ローラ回転用モータである。該モータ5
2のモータ軸54の先端にはモータプーリ56が取り付
けられている。プーリ50及びモータプーリ56はプー
リベルト58を介して連結されている。
【0032】したがって、モータ48が駆動してモータ
軸50が回転すると、その回転は、モータプーリ56,
プーリベルト54、プーリ46及び回転軸46を介して
載置ローラ38に伝達され、当該載置ローラ38も回転
する。載置ローラ38,40上に載置された石英ガラス
円筒体Aは該載置ローラ38の回転とともに回転する。
載置ローラ40は該石英ガラス円筒体Aの回転に従って
従動的に回転する。
【0033】60は研磨シャフト回転用モータ62を上
面に設置したモータ架台で、前記研磨シャフト固定左側
ヘッド18の外面側に取り付けられている。該モータ6
2のモータ軸64の先端にはモータプーリ66が取り付
けられている。
【0034】該研磨シャフト固定左側ヘッド18の上部
には、図8に示されるごとく、ベアリングケース68が
設けられている。該ベアリングケース68の内部にはベ
アリング手段70を介して回転筒72が回転可能に収納
されている。該回転筒70の基壁(右端壁)72aには
ネジ孔74が開穿されており、該ネジ孔74には研磨シ
ャフト本体76aの一端部に形成されたネジ部77がネ
ジ込まれている。該回転筒70の先端壁(左端壁)72
bには外方に軸78が突設されている。該軸78の先端
にはプーリ80が取り付けられている。該プーリ80は
プーリベルト82を介して上記したモータプーリ66に
連結されている。
【0035】研磨シャフト本体76aの一端部(図面上
では左端部)には、図5(a)によく示されるごとく、
上述したネジ部77が形成されている。該研磨シャフト
本体76aの他端部(図面上では右端部)には、環状溝
84及びキー溝86が形成されている[図5(a)
(b)]。該環状溝84は引っ張り力に耐えられるため
に形成され、またキー溝86は回転力に耐えるためのも
のである。
【0036】88a,88bは一対の相対向する支持シ
ャフトである。一方の支持シャフト88aの一端部(右
端部)にはネジ部92が形成され、他端部(左端部)は
タップ加工され、ネジ孔93が穿設されている[図6
(b)]。他方の支持シャフト88bの一端部(右端
部)はタップ加工され、ネジ孔95が穿設され、他端部
(左端部)には環状溝94及びキー溝96が穿設されて
いる。
【0037】90は引っ張り力検出センサーで、その両
端にはネジ部90a,90bがそれぞれ突設されてい
る。該ネジ部(右側)90aを支持シャフト(右側)8
8aのネジ孔93にネジ込み、該ネジ部(左側)90b
を支持シャフト(左側)88bのネジ孔95にネジ込む
ことによって引っ張り力検出センサー90が支持シャフ
ト88a,88bに取り付けられる。
【0038】前記研磨シャフト固定右側ヘッド16の上
部には、図9に示されるごとく、ベアリングケース10
0が設けられている。該ベアリングケース100の内部
にはベアリング手段102を介して回転筒104が回転
可能に収納されている。該回転筒104の基端部(左側
部)は開口しており、支持シャフト88が挿通可能とさ
れている。
【0039】該回転筒104の先端部(右側部)も開口
して挿通口105が形成されており、該挿通口105に
固定パーツ104aが着脱可能に取りつけられている。
該固定パーツ104aには貫通孔106が開穿されてお
り、該貫通孔106には支持シャフト88aの一端部に
形成されたネジ部92が挿通される。108はナット
で、該ネジ部92に螺着されかつ回転筒104の固定パ
ーツ104aに当接して螺締めされることによって該支
持シャフト88a,88b及び研磨シャフト本体76a
の引っ張り力の調整を行うことができる。
【0040】図2に示されるごとく、研磨シャフト本体
76aの長手方向には、所定の間隔をおいて多数の形状
変形可能な研磨布108が取りつけられている。
【0041】該研磨布108としては、公知のものが使
用できる。例えば、厚みが1mm程度の酸化セリウムパ
ッドを石英ガラス円筒体Aの所定の仕上げ内径と同等か
わずかに大きな大きさの円板状研磨パッド108aに形
成し、その中心部に研磨シャフト本体76aと同じ径の
穴110が開穿されている[図4(b)]。又、該円板
状研磨パッド108aの周辺部分には相対向する一対の
挿通孔112,112を穿設する。この研磨パッド10
8aを複数枚重ね合わせて研磨布108とする。
【0042】114は研磨布固定用のリング部材で、該
研磨パッド108aの径よりも小なる円板形状を有し、
その中心部には研磨シャフト本体76aと同じ径の穴1
16が開穿されている[図4(c)]。また、該リング
部材114の周辺部分には上記研磨パッド108aの挿
通孔112,112に対応して一対の貫通孔118,1
18が開穿されている。120,120は該リング部材
114の内周面と外周面を貫通し、相対向する一対のネ
ジ孔で、該ネジ孔120,120にはセットスクリュー
122,122が螺動自在に取りつけられている。
【0043】研磨パッド108aを複数枚重ねてなる研
磨布108は、その両面方向からリング部材114,1
14によって押圧し、挿通孔112,112及び貫通孔
118,118にボルト124,124を挿通し、ナッ
ト126,126で締め付けることによって研磨布リン
グ部材複合体128として固定される[図4(a)]。
【0044】該研磨布リング部材複合体128は、図2
に示すように、研磨シャフト本体76aに所定間隔をお
いて複数個が固定され、これによって研磨布108が所
定間隔をおいて固定されることとなる。該研磨布リング
部材複合体128の研磨シャフト本体76aへの固定は
公知手段によって行えばよいが、図示の例では、該研磨
布リング部材複合体128を該研磨シャフト本体76a
に穴110及び116を介して挿通し所定位置に移動さ
せセットスクリュー122,122をネジ込んで、その
先端を研磨シャフト本体76aの外周面に押圧せしめる
ことによって該研磨布リング部材複合体128を固定す
ることができる。この際、石英ガラス円筒体Aの長さ
と、研磨加工を均一に行うために石英ガラス円筒体Aの
軸線方向に往復運動を行うスロトーク長を考慮して複数
個の研磨布リング部材複合体128の固定を行うことは
勿論である。
【0045】上記したように引っ張り力検出センサー9
0を取りつけ、カップリング手段98によって一体化さ
れて研磨シャフト76が構成される。この研磨シャフト
76を、研磨シャフト固定右側ヘッド16の挿通口10
5を介して挿通し、研磨シャフト固定左側ヘッド18の
回転筒70の基壁72aのネジ孔74に研磨シャフト7
6のネジ部77をネジ込んで該研磨シャフト76の一端
(左端)を固定する。該研磨シャフト76の他端(右
端)は、固定パーツ104aを該挿通口105に装着す
るとともに貫通孔106に挿通され、ナット108をネ
ジ部92にネジ込んで螺締めすることによって研磨シャ
フト固定右側ヘッド16に固定される。該ナット108
の締め具合は、引っ張り力検知センサー90の引っ張り
力を見ながら、所定の引っ張り力になるように調整、即
ちテンション調整する。したがって、上記したナット1
08とネジ部92によって本発明のテンション手段が構
成されることとなる。
【0046】前記したリニアモータ26は、下部支持プ
レート22、上部支持プレート30及び載置ローラ3
8,40を介して石英ガラス円筒体Aをその軸線方向に
往復運動させるもので、研磨効率の向上と均一な研磨精
度を保つ目的で使用される。その他に、エアシリンダー
を用いても同様な効果が得られる。但し、カム方式の場
合、移動中の移動速度が0から最大速度まで変化し、研
磨にむらが生じ、均一な研磨ができないため、本発明装
置における使用には適当でない。
【0047】本発明装置10で用いられる研磨手段とし
ては、上記した研磨シャフト76が好適であるが、この
他に図7に示した研磨ブラシ142を同様に用いること
も可能である。該研磨ブラシ142は、長尺シャフト1
43を有し、該長尺シャフトの長手方向に所定間隔をお
いて多数のリング148が取りつけられている。該リン
グ148の外周面には研磨用ブラシ毛150が植設され
ている。なお、研磨ブラシ毛150を長尺シャフト14
3の全面に取りつける構成を採用することも勿論可能で
ある。研磨ブラシ142は主として仕上げ研磨用として
好適に用いられる。
【0048】上記した本発明装置10を用いて石英ガラ
ス円筒体Aの中空部aの内面を研磨する手順の1例につ
いて以下に説明する。
【0049】一般的に、石英ガラス円筒体Aは、直接火
炎法により、石英ガラスのインゴットを作成した後、コ
アドリル等で軸方向に沿って穴即ち中空部aを開けるこ
とによって作成される。この石英ガラス円筒体Aの中空
部aの内面を本発明装置10を用いて次の手順によって
研磨する。
【0050】手順1.図1に示すごとく、中空部aに研
磨シャフト76が挿通された石英ガラス円筒体Aを内面
研磨装置10の載置ローラ38,40に載置する。
【0051】手順2.研磨シャフト回転用モータ62を
駆動し、モータ軸64の回転、モータプーリ66、プー
リベルト82、プーリ80、軸78を介して、研磨シャ
フト76に伝達され、研磨シャフト76を回転させ、所
定粒径の研磨砥粒の混濁液からなる研磨スラリーを石英
ガラス円筒体Aの中空部a内に流す。
【0052】上記混濁液としては、#400〜#120
0の研磨砥粒の混濁液を用いるのが好適であり、該研磨
砥粒としては炭化ケイ素(SiC)質砥粒又はアルミナ
質砥粒が好ましい。
【0053】手順3.載置ローラ回転用モータ52を駆
動し、モータ軸54の回転は、モータプーリー56、プ
ーリベルト54、プーリ46及び回転軸46を介して載
置ローラ38に伝達される。この載置ローラ38を回転
させることによって石英ガラス円筒体Aが回転させられ
るが、この石英ガラス円筒体Aの回転は研磨シャフト7
6と逆方向とされている。
【0054】載置ローラ40は、載置ローラ38及び石
英ガラス円筒体Aの回転とともに従動的に回転し石英ガ
ラス円筒体Aを回転状態で支持載置することができる。
【0055】手順4.リニアモータ26を駆動させるこ
とによって、リニアモータ軸26aの往復運動は、ジョ
イント手段28、下部支持プレート22、上部支持プレ
ート30及び載置ローラ38,40を介して石英ガラス
円筒体Aに伝達され、石英ガラス円筒体Aは軸線方向に
往復運動する。この石英ガラス円筒体Aをその軸線方向
に所望距離のストロークで往復運動させることによって
所定時間の研磨を行う。
【0056】石英ガラス円筒体Aの往復運動の代わり
に、研磨シャフト76を往復運動させても良いし、研磨
シャフト76と石英ガラス円筒体Aの双方を往復運動さ
せて同様の作用効果を達成することができる。
【0057】上記した手順2〜4の研磨処理は複数回、
例えば3回繰り返すことができ、その場合、各研磨処理
で使用する研磨スラリー中の研磨砥粒の粒径を徐々に小
さくするようにすれば、より良好な研磨を達成すること
ができる。例えば、1回目の研磨では#400の研磨砥
粒を用い、2回目の研磨では#800の研磨砥粒を用
い、3回目の研磨では#1200の研磨砥粒を用いるよ
うにするのが好ましい。
【0058】例えば、3回繰り返して研磨を行う場合に
は、手順4の後に、1回目の研磨か、2回目の研磨か、
3回目の研磨かについての判定を行い、1回目又は2回
目の場合には、石英ガラス円筒体Aの中空部aの内部に
純水を流し、研磨砥粒を洗い流す。その後、手順2に戻
し研磨砥粒の粒径を変えて研磨処理(手順2〜5)を繰
り返す。
【0059】手順5.3回目の研磨処理が終了した場合
には、純水を石英ガラス円筒体Aの中空部aの内部に流
し、研磨砥粒を洗い流す。
【0060】手順6.研磨砥粒を酸化セリウムに替え、
手順2〜4に基づいて研磨を行う。
【0061】手順7.所定時間酸化セリウムでの研磨処
理を終了した後、研磨シャフト76を石英ガラス円筒体
Aから抜き取り、純水を石英ガラス円筒体Aの中空部a
の内部に流し、研磨砥粒を洗い流す。
【0062】手順8.この内面を研磨された石英ガラス
円筒体Aを内面研磨装置10の載置ローラ38,40か
ら外す。
【0063】上記した手順1〜8を経ることによって、
石英ガラス円筒体Aの中空部aの内部が研磨される。上
記した説明では、手順2〜4の研磨は、研磨砥粒の粒径
を、例えば#400、#800、#1200と変えて3
回の研磨処理を行う場合を示したが、この研磨処理は1
回でも2回でも良いし、又4回以上行ってもよいことは
言うまでもない。
【0064】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、この実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈
されるものではないことは言うまでもない。
【0065】(実施例1)直接火炎法により、合成石英
ガラスのインゴットを作成した後、コアドリルで軸方向
に沿って穴をあけ、石英ガラス円筒体を作成した。この
石英ガラス円筒体を図1〜9に示した内面研磨装置を用
い、上記した手順1〜8に従い、下記の条件で研磨し
た。
【0066】研磨条件 手順2〜4による研磨: 1回目の研磨処理;#400のSiC研磨砥粒を用い、
研磨ロッドの軸線方向に300mmのストロークで往復
運動し、40分間研磨した。 2回目の研磨処理;#800のSiC研磨砥粒を用い、
研磨ロッドの軸線方向に300mmのストロークで往復
運動し、50分間研磨した。 3回目の研磨処理;#1200のSiC研磨砥粒を用
い、研磨ロッドの軸線方向に300mmのストロークで
往復運動し、60分間研磨した。 手順6による研磨:#2500の酸化セリウムの研磨砥
粒を用い、研磨ブラシの軸線方向に300mmのストロ
ークで往復運動し、120分間研磨した。
【0067】実施例1の研磨処理によって研磨された石
英ガラス円筒体の中空部の内面の表面粗さを測定した。
表面粗さは、日本工業規格(JIS)B601の定義に
より、最大粗さRmax及び中心線平均粗さRaで表示
する。また、その測定法は、接触式簡易粗さ計[東京精
密(株)製、Surfcom 300B ]で10mmの長さ毎に
測定し、そのときの最大粗さRmaxと中心線平均粗さ
Raを求める方法によった。
【0068】表面粗さの測定の結果は、最大粗さRma
xが0.7μm、中心線平均粗さRaが0.06μmで
あった。
【0069】この内面研磨した石英ガラス円筒体を電気
炉で加熱軟化させ、ランプ用のチューブを製造し、寸法
・外観検査を行った。寸法に関しては、所定の寸法公差
内であり、また、外観検査に関してチューブの外面・内
面ともに溶融鏡面を保ち、良好な歩留りであった。
【0070】また、このチューブの内面の粗さを調べた
ところ、最大粗さRmaxは0.05μm、中心線平均
粗さRaは0.01μmであった。
【0071】(比較例1)直接火炎法により、合成石英
ガラスのインゴットを作成した後、コアドリルで軸方向
に沿い穴をあけ、石英ガラス円筒体を作成した。この円
筒体を研磨装置に載置し、特開平3−75232号公報
に記載されたものと同様な手法及び研磨ブラシを用い
て、研磨作業を行った。
【0072】研磨が終了した石英ガラス円筒体の中空部
内面の粗さ測定の結果は、最大粗さRmaxが1.8μ
m、中心線平均粗さRaが0.2μmであった。
【0073】この石英ガラス円筒体を電気炉で加熱軟化
させ、ランプ用のチューブを製造し、寸法・外観検査を
行った。寸法に関しては、所定の寸法公差内であり良好
な結果であったが、外観検査ではチューブの内面に微少
な凹凸が残っていた。
【0074】また、このチューブの内面の粗さを調べた
ところ、最大粗さRmaxは1.15μm、中心線平均
粗さRaは0.55μmであった。
【0075】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ダ
イヤモンドツールを用いて内面を研削加工された石英ガ
ラス円筒体の内面を、ダイヤモンドツールによる研削傷
を残すことなく研磨することが可能であるという大きな
効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる石英ガラス円筒体の内面研磨
装置の側面概略説明図である。
【図2】 研磨シャフトの両端部を省略した摘示側面概
略説明図である。
【図3】 研磨シャフトの研磨布の固定部分を示す摘示
拡大断面説明図である。
【図4】 研磨シャフトの研磨布の固定部分を示すもの
で、(a)は正面的概略説明図、(b)は研磨布の摘示
正面図及び(c)はリング部材の摘示拡大正面図であ
る。
【図5】 中央部を省略した研磨シャフト本体を示すも
ので、(a)は摘示拡大側面概略説明図及び(b)は摘
示拡大側面概略説明図である。
【図6】 引っ張り力検出センサーを示すもので、
(a)は支持シャフトに取りつけた引っ張り力検出セン
サーと研磨シャフト本体を一対のカップリング部材を介
して取り付けた状態を一方のカップリング部材を外して
示す側面概略説明図及び(b)は引っ張り力検知センサ
ーと支持シャフトとを分解した状態を示す側面概略説明
図である。
【図7】 研磨ブラシの両端部を省略した摘示側面概略
説明図である。
【図8】 研磨シャフト固定左側ヘッドを示す拡大断面
説明図である。
【図9】 研磨シャフト固定右側ヘッドを示す拡大断面
説明図である
【符号の説明】
10:内面研磨装置、12:架台、14:ベースプレー
ト、16:研磨シャフト固定右側ヘッド、18:研磨シ
ャフト固定左側ヘッド、20:ガイド手段、22:下部
支持プレート、24:スライドベアリング手段、26:
リニアモータ、26a:リニアモータ軸、28:ジョイ
ント手段、30:上部支持プレート、32:垂直軸、3
4:摺動ベアリング、36:ジャッキ手段、36a:ジ
ャッキ軸、38,40:載置ローラ、42,44:支持
枠、46,48:回転軸、50:プーリ、52:載置ロ
ーラ回転用モータ、54:モータ軸、56:モータプー
リ、58:モータベルト、60:モータ架台、62:研
磨シャフト回転用モータ、64:モータ軸、66:モー
タプーリ、68:ベアリングケース、70:ベアリング
手段、72:回転筒、72a:基壁(右端壁)、72
b:先端壁(左端壁)、74:ネジ孔、76:研磨シャ
フト、76a:研磨シャフト本体、77:ネジ部、7
8:軸、80:プーリ、82:プーリベルト、84:環
状溝、86:キー溝、88a,88b:支持シャフト、
90:引っ張り力検出センサー、90a,90b:ネジ
部、92:ネジ部、93,95:ネジ孔、94:環状
溝、96:キー溝、98:カップリング手段、100:
ベアリングケース、102:ベアリング手段、104:
回転筒、104a:固定パーツ、105:挿通口、10
6:貫通孔、108:ナット、108a:円板状研磨パ
ッド、110:穴、112:挿通孔、114:研磨布固
定用リング部材、116:穴、118:貫通孔、12
0:ネジ孔、122:セットスクリュー、124:ボル
ト、126:ナット、128:研磨布リング部材複合体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 徹 福島県岩瀬郡鏡石町大字鏡田字境173 株 式会社アトック福島工場内 Fターム(参考) 3C043 AC03 AC28 CC06 CC07 CC11 DD05 3C058 AA06 AA07 AA14 AA18 AB01 AB04 AB06 BA09 BC02 CA01 CA02 CA06 CB01 CB10 4G014 AH15 AH23 4G021 BA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンドツールを用いて、内面を研
    削加工された中空部を有する石英ガラス円筒体であり、
    該中空部の内面を、所定の寸法精度を維持しながら、研
    削加工時に生じたダイヤモンドツールによる研削傷を取
    り除き、実質的に傷がない鏡面に研磨加工されてなるこ
    とを特徴とする石英ガラス円筒体。
  2. 【請求項2】 前記石英ガラス円筒体の中空部の内周面
    の最大粗さRmaxが1μm以下、中心線平均粗さRa
    が0.1μm以下であることを特徴とする請求項2記載
    の石英ガラス円筒体。
  3. 【請求項3】 ダイヤモンドツールを用いて内面を研削
    加工された石英ガラス円筒体の中空部の内面を研磨する
    装置であり、該石英ガラス円筒体を回転自在に支持する
    回転支持手段と、該石英ガラス円筒体の中空部に挿通さ
    れ該石英ガラス円筒体の内部を研磨する研磨手段と、該
    研磨手段の両端部を回転自在に支持する研磨手段支持手
    段と、該研磨手段に所定の引っ張り力を付与するテンシ
    ョン手段と、該石英ガラス円筒体及び/又は該研磨手段
    を長手方向に往復運動せしめる往復運動手段と、を有す
    ることを特徴とする石英ガラス円筒体の内面研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記引っ張り力を検出するためのセンサ
    ー手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載の
    石英ガラス円筒体の内面研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記引っ張り力を2kg/cm2 以上に設定
    することを特徴とする請求項3又は4記載の石英ガラス
    円筒体の内面研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記長尺研磨手段が形状変形可能な研磨
    布を固定してなる研磨シャフト又は研磨ブラシを植設し
    てなる研磨ブラシであることを特徴とする請求項3〜5
    のいずれか1項記載の石英ガラス円筒体の内面研磨装
    置。
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