JP2000238776A - 平らな荷受け用パレット - Google Patents
平らな荷受け用パレットInfo
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- JP2000238776A JP2000238776A JP11093240A JP9324099A JP2000238776A JP 2000238776 A JP2000238776 A JP 2000238776A JP 11093240 A JP11093240 A JP 11093240A JP 9324099 A JP9324099 A JP 9324099A JP 2000238776 A JP2000238776 A JP 2000238776A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 堅牢かつ構成が簡単な、平らな荷受け用パレ
ットを安く製造し、提供することを課題とする。 【解決手段】 各外面から内面に突出する所要幅からな
る凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿って形成
した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１をコ字
状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うように井桁
状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂの
交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレットを組
み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２の両端
には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部１１
ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成したこ
とを特徴とする平らな荷受け用パレットとしたものであ
る。
ットを安く製造し、提供することを課題とする。 【解決手段】 各外面から内面に突出する所要幅からな
る凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿って形成
した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１をコ字
状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うように井桁
状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂの
交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレットを組
み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２の両端
には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部１１
ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成したこ
とを特徴とする平らな荷受け用パレットとしたものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばフォーク
リフトを用いて荷物の搬送を行うに際して用いる平らな
荷受け用パレットに関するものである。
リフトを用いて荷物の搬送を行うに際して用いる平らな
荷受け用パレットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より荷受け用のパレットとして、全
体を合成樹脂材や金属材などの板体により一体に形成
し、脚部を積載面より下方へ突出形成した平らな荷受け
用パレットが提案されている。例えば、特願平１０−４
６１３５号のようなものがある。これは図４および図５
に示すように、桟木取付杆６の貫通孔５を穿設した両側
面部２ｂと、この両側面部２ｂの垂下縁端部２ｃから内
方または外方に直角に折曲形成した折曲案内部２ｄとを
有し、かつ、前記両側面部２ｂ間において、所要数の凹
凸条２ｅを長手方向に平行に一体成形した頂面部２ａを
有する桟木２と、両側面部１ａを有すると共に、この両
側面部１ａの上縁端部１ｂから内方または外方に直角に
折曲形成した水平折曲片部１ｃを有し、かつ、この水平
折曲片部１ｃと両側面部１ａとに跨がって形成した、前
記桟木２をスライドにより挿入し得るすり割り４を所要
数有する脚部となる断面ほぼＵ字状逆台形状の桟木受部
材１とよりなり、一対の桟木受部材１を所要の距離を隔
てて両側にそれぞれ配設し、これら桟木受部材１のすり
割り４に、前記桟木２をそれぞれ挿入して実質的にほぼ
四角形の平らなパレットを構成し、前記桟木２の貫通孔
５に桟木取付杆６を挿入して、一番外側の桟木２の側面
部より外部にそれぞれ突出する桟木取付杆６の両端部
を、この桟木取付杆６が移動しないように固定具７によ
り固定して構成した平らな荷受け用パレット３である。
なお、前記桟木受部材１の両側面部１ａには、フォーク
１０が挿入し得るフォーク挿入孔１０ａが穿設されてい
る。
体を合成樹脂材や金属材などの板体により一体に形成
し、脚部を積載面より下方へ突出形成した平らな荷受け
用パレットが提案されている。例えば、特願平１０−４
６１３５号のようなものがある。これは図４および図５
に示すように、桟木取付杆６の貫通孔５を穿設した両側
面部２ｂと、この両側面部２ｂの垂下縁端部２ｃから内
方または外方に直角に折曲形成した折曲案内部２ｄとを
有し、かつ、前記両側面部２ｂ間において、所要数の凹
凸条２ｅを長手方向に平行に一体成形した頂面部２ａを
有する桟木２と、両側面部１ａを有すると共に、この両
側面部１ａの上縁端部１ｂから内方または外方に直角に
折曲形成した水平折曲片部１ｃを有し、かつ、この水平
折曲片部１ｃと両側面部１ａとに跨がって形成した、前
記桟木２をスライドにより挿入し得るすり割り４を所要
数有する脚部となる断面ほぼＵ字状逆台形状の桟木受部
材１とよりなり、一対の桟木受部材１を所要の距離を隔
てて両側にそれぞれ配設し、これら桟木受部材１のすり
割り４に、前記桟木２をそれぞれ挿入して実質的にほぼ
四角形の平らなパレットを構成し、前記桟木２の貫通孔
５に桟木取付杆６を挿入して、一番外側の桟木２の側面
部より外部にそれぞれ突出する桟木取付杆６の両端部
を、この桟木取付杆６が移動しないように固定具７によ
り固定して構成した平らな荷受け用パレット３である。
なお、前記桟木受部材１の両側面部１ａには、フォーク
１０が挿入し得るフォーク挿入孔１０ａが穿設されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
平らな荷受け用パレットは、複雑な構造であり、製造も
面倒であり、コストが高くなるなどの問題点があった。
平らな荷受け用パレットは、複雑な構造であり、製造も
面倒であり、コストが高くなるなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の平らな荷受け
用パレットは、前記課題を解決することを目的とし、請
求項１に係る発明は、各外面から内面に突出する所要幅
からなる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿っ
て形成した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１
をコ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うよう
に井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１
１ｂの交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレッ
トを組み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２
の両端には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸
部１１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成
したことを特徴とする平らな荷受け用パレットとしたも
のである。
用パレットは、前記課題を解決することを目的とし、請
求項１に係る発明は、各外面から内面に突出する所要幅
からなる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿っ
て形成した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１
をコ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うよう
に井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１
１ｂの交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレッ
トを組み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２
の両端には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸
部１１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成
したことを特徴とする平らな荷受け用パレットとしたも
のである。
【０００５】また、請求項２に係る発明は、各外面から
内面に突出する所要幅からなる凸部１１ａ，１１ａ，１
１ａを長手方向に沿って形成した断面コ字状の桟１１
と、この各桟１１，１１をコ字状の開口部１１ｂ，１１
ｂが互いに向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ
字状の開口部１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ
て平らな荷受け用パレットを組み立てる補強柱１２とよ
りなり、この補強柱１２の両端には、この両端が当接す
る奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合する凹
部１２ａ，１２ａを形成し、補強柱１２の胴部には、断
面コ字状の桟１１の対向面１１ｄ，１１ｄに内方に形成
した凸部１１ａ，１１ａに当接する当接面部１２ａ′，
１２ａ′を形成したことを特徴とする平らな荷受け用パ
レットとしたものである。
内面に突出する所要幅からなる凸部１１ａ，１１ａ，１
１ａを長手方向に沿って形成した断面コ字状の桟１１
と、この各桟１１，１１をコ字状の開口部１１ｂ，１１
ｂが互いに向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ
字状の開口部１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ
て平らな荷受け用パレットを組み立てる補強柱１２とよ
りなり、この補強柱１２の両端には、この両端が当接す
る奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合する凹
部１２ａ，１２ａを形成し、補強柱１２の胴部には、断
面コ字状の桟１１の対向面１１ｄ，１１ｄに内方に形成
した凸部１１ａ，１１ａに当接する当接面部１２ａ′，
１２ａ′を形成したことを特徴とする平らな荷受け用パ
レットとしたものである。
【０００６】また、請求項３に係る発明は、前記補強柱
１２は横断面が正方形または矩形に形成したことを特徴
とする平らな荷受け用パレットとしたものである。
１２は横断面が正方形または矩形に形成したことを特徴
とする平らな荷受け用パレットとしたものである。
【０００７】また、請求項４に係る発明は、前記柱部材
１２は横断面が円形または楕円に形成したことを特徴と
する平らな荷受け用パレットとしたものである。
１２は横断面が円形または楕円に形成したことを特徴と
する平らな荷受け用パレットとしたものである。
【０００８】
【実施の形態】以下、この発明の平らな荷受け用パレッ
トの具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に
説明する。図１の（ａ）はこの発明の平らな荷受け用パ
レットの一部を示す斜視図で、同（ｂ）は補強柱の斜視
図である。また、図２の（ａ）はこの発明の平らな荷受
け用パレットの平面図で、同（ｂ）図は正面図である。
この請求項１に係る発明の平らな荷受け用パレットは、
図に示すように、各外面から内面に突出する所要幅から
なる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿って形
成した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１をコ
字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うように井
桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂ
の交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレットを
組み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２の両
端には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部１
１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成した
ものである。なお、前記桟１１や補強柱１２は、ステン
レススチールや亜鉛メッキ鋼板を折曲成形して作った
り、アルミあるいはプラスチック成形で作ることができ
る。
トの具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に
説明する。図１の（ａ）はこの発明の平らな荷受け用パ
レットの一部を示す斜視図で、同（ｂ）は補強柱の斜視
図である。また、図２の（ａ）はこの発明の平らな荷受
け用パレットの平面図で、同（ｂ）図は正面図である。
この請求項１に係る発明の平らな荷受け用パレットは、
図に示すように、各外面から内面に突出する所要幅から
なる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手方向に沿って形
成した断面コ字状の桟１１と、この各桟１１，１１をコ
字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合うように井
桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂ
の交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受け用パレットを
組み立てる補強柱１２とよりなり、この補強柱１２の両
端には、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部１
１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１２ａを形成した
ものである。なお、前記桟１１や補強柱１２は、ステン
レススチールや亜鉛メッキ鋼板を折曲成形して作った
り、アルミあるいはプラスチック成形で作ることができ
る。
【０００９】平らな荷受け用パレットを、請求項１に係
る発明のような構成にすることにより、断面コ字状の桟
１１を、コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合
うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ補強柱１２の
両端に形成した凹部１２ａ，１２ａが、断面コ字状の桟
１１の奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合す
るので、前記補強柱１２が動かないように、安定的に前
記交差部１１ｃに嵌合され、平らな荷受け用パレットを
堅牢かつ簡単に、製造コストも安く作ることができる。
る発明のような構成にすることにより、断面コ字状の桟
１１を、コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合
うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ補強柱１２の
両端に形成した凹部１２ａ，１２ａが、断面コ字状の桟
１１の奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合す
るので、前記補強柱１２が動かないように、安定的に前
記交差部１１ｃに嵌合され、平らな荷受け用パレットを
堅牢かつ簡単に、製造コストも安く作ることができる。
【００１０】また、請求項２に係る発明の平らな荷受け
用パレットは、図に示すように、各外面から内面に突出
する所要幅からなる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手
方向に沿って形成した断面コ字状の桟１１と、この各桟
１１，１１をコ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向
き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受
け用パレットを組み立てる補強柱１２とよりなり、この
補強柱１２の両端には、この両端が当接する奥面に形成
した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１
２ａを形成し、補強柱１２の胴部には、断面コ字状の桟
１１の対向面１１ｄ，１１ｄに内方に形成した凸部１１
ａ，１１ａに当接する当接面部１２ａ′，１２ａ′を形
成したものである。
用パレットは、図に示すように、各外面から内面に突出
する所要幅からなる凸部１１ａ，１１ａ，１１ａを長手
方向に沿って形成した断面コ字状の桟１１と、この各桟
１１，１１をコ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向
き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させて平らな荷受
け用パレットを組み立てる補強柱１２とよりなり、この
補強柱１２の両端には、この両端が当接する奥面に形成
した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合する凹部１２ａ，１
２ａを形成し、補強柱１２の胴部には、断面コ字状の桟
１１の対向面１１ｄ，１１ｄに内方に形成した凸部１１
ａ，１１ａに当接する当接面部１２ａ′，１２ａ′を形
成したものである。
【００１１】平らな荷受け用パレットを、請求項２に係
る発明のような構成にすることにより、断面コ字状の桟
１１を、コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合
うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ補強柱１２の
両端に形成した凹部１２ａ，１２ａが、断面コ字状の桟
１１の奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合さ
れ、さらに、補強柱１２の胴部に形成された当接面部１
２ａ′，１２ａ′が、断面コ字状の桟１１の対向面１１
ｄ，１１ｄに内方に形成した凸部１１ａ，１１ａに当接
するので、前記補強柱１２が動かないように、さらに安
定的に前記交差部１１ｃに嵌合され、平らな荷受け用パ
レットをさらに堅牢に製造することができる。
る発明のような構成にすることにより、断面コ字状の桟
１１を、コ字状の開口部１１ｂ，１１ｂが互いに向き合
うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに嵌合させ補強柱１２の
両端に形成した凹部１２ａ，１２ａが、断面コ字状の桟
１１の奥面に形成した前記凸部１１ａ，１１ａに嵌合さ
れ、さらに、補強柱１２の胴部に形成された当接面部１
２ａ′，１２ａ′が、断面コ字状の桟１１の対向面１１
ｄ，１１ｄに内方に形成した凸部１１ａ，１１ａに当接
するので、前記補強柱１２が動かないように、さらに安
定的に前記交差部１１ｃに嵌合され、平らな荷受け用パ
レットをさらに堅牢に製造することができる。
【００１２】なお、請求項１および請求項２に係る実施
の態様において、断面コ字状の桟１１のコ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに前記補強柱１２を嵌合
させて、補強柱１２を桟１１にボルト１３とナット１４
で固定する。そのときに前記ボルト１３およびナット１
４が前記凸部１１ａの反対側である桟１１の外面に形成
された凹部１１ａ′に嵌合して、前記ボルト１３および
ナット１４が突出しないようになる。図１の（ｂ）に示
す符号１２ｂは、前記ボルト１３を挿入する貫通孔であ
る。また、前記断面コ字状の桟１１のコ字状の開口端
に、互いに内方に折曲した折曲片１１ｅ，１１ｅを形成
してもよい。このような折曲片１１ｅ，１１ｅを形成す
ることにより、前記断面コ字状の桟１１のコ字状の開口
端を接合させて井桁状に組み立てる組み立てが安定す
る。また、前記補強柱１２は、図１に示すように、横断
面が正方形または矩形に、または、図３に示すように、
横断面が円形または楕円に形成することができる。
の態様において、断面コ字状の桟１１のコ字状の開口部
１１ｂ，１１ｂの交差部１１ｃに前記補強柱１２を嵌合
させて、補強柱１２を桟１１にボルト１３とナット１４
で固定する。そのときに前記ボルト１３およびナット１
４が前記凸部１１ａの反対側である桟１１の外面に形成
された凹部１１ａ′に嵌合して、前記ボルト１３および
ナット１４が突出しないようになる。図１の（ｂ）に示
す符号１２ｂは、前記ボルト１３を挿入する貫通孔であ
る。また、前記断面コ字状の桟１１のコ字状の開口端
に、互いに内方に折曲した折曲片１１ｅ，１１ｅを形成
してもよい。このような折曲片１１ｅ，１１ｅを形成す
ることにより、前記断面コ字状の桟１１のコ字状の開口
端を接合させて井桁状に組み立てる組み立てが安定す
る。また、前記補強柱１２は、図１に示すように、横断
面が正方形または矩形に、または、図３に示すように、
横断面が円形または楕円に形成することができる。
【００１３】
【発明の効果】この発明の平らな荷受け用パレットは、
請求項１に記載のように、すなわち、各外面から内面に
突出する所要幅からなる凸部を長手方向に沿って形成し
た断面コ字状の桟と、この各桟をコ字状の開口部が互い
に向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開
口部の交差部に嵌合させて平らな荷受け用パレットを組
み立てる補強柱とよりなり、この補強柱の両端には、こ
の両端が当接する奥面に形成した前記凸部に嵌合する凹
部を形成したので、断面コ字状の桟を、コ字状の開口部
が互いに向き合うように井桁状に組み合わされた、前記
コ字状の開口部の交差部に嵌合させ補強柱の両端に形成
した凹部が、断面コ字状の桟の奥面に形成した前記凸部
に嵌合するので、前記補強柱が動かないように、安定的
に前記交差部に嵌合され、平らな荷受け用パレットを堅
牢かつ簡単に、製造コストも安く作ることができる。
請求項１に記載のように、すなわち、各外面から内面に
突出する所要幅からなる凸部を長手方向に沿って形成し
た断面コ字状の桟と、この各桟をコ字状の開口部が互い
に向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開
口部の交差部に嵌合させて平らな荷受け用パレットを組
み立てる補強柱とよりなり、この補強柱の両端には、こ
の両端が当接する奥面に形成した前記凸部に嵌合する凹
部を形成したので、断面コ字状の桟を、コ字状の開口部
が互いに向き合うように井桁状に組み合わされた、前記
コ字状の開口部の交差部に嵌合させ補強柱の両端に形成
した凹部が、断面コ字状の桟の奥面に形成した前記凸部
に嵌合するので、前記補強柱が動かないように、安定的
に前記交差部に嵌合され、平らな荷受け用パレットを堅
牢かつ簡単に、製造コストも安く作ることができる。
【００１４】また、この発明の平らな荷受け用パレット
は、請求項２に記載のように、すなわち、各外面から内
面に突出する所要幅からなる凸部を長手方向に沿って形
成した断面コ字状の桟と、この各桟をコ字状の開口部が
互いに向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状
の開口部の交差部に嵌合させて平らな荷受け用パレット
を組み立てる補強柱とよりなり、この補強柱の両端に
は、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部に嵌合
する凹部を形成し、補強柱の胴部には、断面コ字状の桟
の対向面に内方に形成した凸部に当接する当接面部を形
成したので、断面コ字状の桟を、コ字状の開口部が互い
に向き合うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状
の開口部の交差部に嵌合させ補強柱の両端に形成した凹
部が、断面コ字状の桟の奥面に形成した前記凸部に嵌合
され、さらに、補強柱の胴部に形成された当接面部が、
断面コ字状の桟の対向面に内方に形成した凸部に当接す
るので、前記補強柱が動かないように、さらに安定的に
前記交差部に嵌合され、平らな荷受け用パレットをさら
に堅牢に製造することができる。
は、請求項２に記載のように、すなわち、各外面から内
面に突出する所要幅からなる凸部を長手方向に沿って形
成した断面コ字状の桟と、この各桟をコ字状の開口部が
互いに向き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状
の開口部の交差部に嵌合させて平らな荷受け用パレット
を組み立てる補強柱とよりなり、この補強柱の両端に
は、この両端が当接する奥面に形成した前記凸部に嵌合
する凹部を形成し、補強柱の胴部には、断面コ字状の桟
の対向面に内方に形成した凸部に当接する当接面部を形
成したので、断面コ字状の桟を、コ字状の開口部が互い
に向き合うように井桁状に組み合わされた、前記コ字状
の開口部の交差部に嵌合させ補強柱の両端に形成した凹
部が、断面コ字状の桟の奥面に形成した前記凸部に嵌合
され、さらに、補強柱の胴部に形成された当接面部が、
断面コ字状の桟の対向面に内方に形成した凸部に当接す
るので、前記補強柱が動かないように、さらに安定的に
前記交差部に嵌合され、平らな荷受け用パレットをさら
に堅牢に製造することができる。
【００１５】また、断面コ字状の桟の各外面から内面に
突出する所要幅からなる凸部を形成したので、桟の強度
が増し、また、断面コ字状の桟の開口部の交差部に前記
補強柱を嵌合させて、この補強柱を桟にボルト・ナット
で固定するときに、前記ボルトまたはナットの頭が前記
凸部の反対側である桟の外面に形成された凹部に嵌合さ
れるので、このボルトまたはナットの頭が突出しないの
で、作業時にこれが邪魔になったり、作業員を傷付けた
りするようなことがないばかりでなく、現場において容
易にパレットに組み立てて用いることもできる。また、
前記桟の外面から内面方向に突出形成した凸部の反対側
である桟の外面に形成された凹部は、平らな荷受け用パ
レットの上に搭載した荷物のずれ止めに作用するばかり
でなく、荷物を縛るバンド、紐などを引掛けて荷縛りを
行うことができるので、バンド、紐などの横ずれによる
緩みを防止でき、緊縛を確実、かつ充分に行うことがで
きる。
突出する所要幅からなる凸部を形成したので、桟の強度
が増し、また、断面コ字状の桟の開口部の交差部に前記
補強柱を嵌合させて、この補強柱を桟にボルト・ナット
で固定するときに、前記ボルトまたはナットの頭が前記
凸部の反対側である桟の外面に形成された凹部に嵌合さ
れるので、このボルトまたはナットの頭が突出しないの
で、作業時にこれが邪魔になったり、作業員を傷付けた
りするようなことがないばかりでなく、現場において容
易にパレットに組み立てて用いることもできる。また、
前記桟の外面から内面方向に突出形成した凸部の反対側
である桟の外面に形成された凹部は、平らな荷受け用パ
レットの上に搭載した荷物のずれ止めに作用するばかり
でなく、荷物を縛るバンド、紐などを引掛けて荷縛りを
行うことができるので、バンド、紐などの横ずれによる
緩みを防止でき、緊縛を確実、かつ充分に行うことがで
きる。
【図１】この発明の平らな荷受け用パレットの実施の形
態を示す図であり、（ａ）図はこの平らな荷受け用パレ
ットの一部を示す斜視図で、同（ｂ）図は補強柱の斜視
図である。
態を示す図であり、（ａ）図はこの平らな荷受け用パレ
ットの一部を示す斜視図で、同（ｂ）図は補強柱の斜視
図である。
【図２】（ａ）はこの発明の平らな荷受け用パレットの
平面図で、同（ｂ）図は正面図である。
平面図で、同（ｂ）図は正面図である。
【図３】この発明の平らな荷受け用パレットの構成部材
である補強柱の他の実施の形態を示す斜視図である。
である補強柱の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図４】従来の平らな荷受け用パレットの斜視図であ
る。
る。
【図５】従来の平らな荷受け用パレットの一部の拡大斜
視図である。
視図である。
１１ 桟 １１ａ 凸部 １１ａ′ 凹部 １１ｂ 開口部 １１ｃ 交差部 １１ｄ 対向面 １１ｅ 折曲片 １２ 補強柱 １２ａ 凹部 １２ｂ 貫通孔 １３ ボルト １４ ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 広 札幌市白石区中央二条１丁目５番56号 札 幌シートフレーム株式会社内 (72)発明者 高橋 邦彦 札幌市白石区中央二条１丁目５番56号 札 幌シートフレーム株式会社内 Ｆターム(参考） 3E063 AA03 BA01 CA05 CA06 CA11 CA13 EE03
Claims (4)
- 【請求項１】 各外面から内面に突出する所要幅からな
る凸部（１１ａ，１１ａ，１１ａ）を長手方向に沿って
形成した断面コ字状の桟（１１）と、この各桟（１１，
１１）をコ字状の開口部（１１ｂ，１１ｂ）が互いに向
き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部
（１１ｂ，１１ｂ）の交差部（１１ｃ）に嵌合させて平
らな荷受け用パレットを組み立てる補強柱（１２）とよ
りなり、 この補強柱（１２）の両端には、この両端が当接する奥
面に形成した前記凸部（１１ａ，１１ａ）に嵌合する凹
部（１２ａ，１２ａ）を形成したことを特徴とする平ら
な荷受け用パレット。 - 【請求項２】 各外面から内面に突出する所要幅からな
る凸部（１１ａ，１１ａ，１１ａ）を長手方向に沿って
形成した断面コ字状の桟（１１）と、この各桟（１１，
１１）をコ字状の開口部（１１ｂ，１１ｂ）が互いに向
き合うように井桁状に組み合わせた前記コ字状の開口部
（１１ｂ，１１ｂ）の交差部（１１ｃ）に嵌合させて平
らな荷受け用パレットを組み立てる補強柱（１２）とよ
りなり、 この補強柱（１２）の両端には、この両端が当接する奥
面に形成した前記凸部（１１ａ，１１ａ）に嵌合する凹
部（１２ａ，１２ａ）を形成し、補強柱（１２）の胴部
には、断面コ字状の桟（１１）の対向面（１１ｄ，１１
ｄ）に内方に形成した凸部（１１ａ，１１ａ）に当接す
る当接面部（１２ａ′，１２ａ′）を形成したことを特
徴とする平らな荷受け用パレット。 - 【請求項３】 前記補強柱（１２）は横断面が正方形ま
たは矩形に形成したことを特徴とする請求項１または請
求項２に記載の平らな荷受け用パレット。 - 【請求項４】 前記柱部材（１２）は横断面が円形また
は楕円に形成したことを特徴とする請求項１または請求
項２に記載の平らな荷受け用パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093240A JP2000238776A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 平らな荷受け用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093240A JP2000238776A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 平らな荷受け用パレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238776A true JP2000238776A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=14077009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11093240A Pending JP2000238776A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 平らな荷受け用パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238776A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817942B1 (ko) | 2006-10-02 | 2008-03-31 | 창선이엔지 주식회사 | 패널 적재용 팔레트 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11093240A patent/JP2000238776A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817942B1 (ko) | 2006-10-02 | 2008-03-31 | 창선이엔지 주식회사 | 패널 적재용 팔레트 |
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