JP2000238567A - 後部座席用カップホルダー - Google Patents

後部座席用カップホルダー

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JP2000238567A
JP2000238567A JP11042704A JP4270499A JP2000238567A JP 2000238567 A JP2000238567 A JP 2000238567A JP 11042704 A JP11042704 A JP 11042704A JP 4270499 A JP4270499 A JP 4270499A JP 2000238567 A JP2000238567 A JP 2000238567A
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JP
Japan
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cup
bottom receiver
mounting
receiver
rear seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP11042704A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yamada
悟志 山田
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Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時にカップの底受体が外方に大きく突出
しない後部座席用カップホルダーの提供。 【解決手段】 自動車後部側の取付個所に取り付けられ
る取付基板1と、該取付基板の下部に軸支されて斜傾な
展開位置と垂直な折畳位置間を回動するカップの底受体
2とを備え、当該底受体に対して、底受体が斜傾な展開
位置に回動した時に、水平状態となるカップ載置面8・
9を形成することにより、底受体を斜傾な展開位置に回
動した状態で使用する関係で、従来のものと比較する
と、取付基板からの底受体の突出量を必要最小限度に抑
えることができるので、自動車の後部座席を離着席する
搭乗者が誤って手や足をぶつける心配が少なくなると共
に、底受体が斜傾な展開位置に回動した状態では、その
水平状態となるカップ載置面でカップを安定して保持す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
センターコンソールボックスの後部座席と対面する背面
側に設置される後部座席用カップホルダーの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種カップホルダーとして、特
開平10−6835号公報の図9に示すものが存する。
該従来の後部座席用カップホルダーは、センターコンソ
ールボックスの背面側に取り付けられる取付基板と、該
取付基板の上部に軸支されて水平な展開位置と垂直な折
畳位置間を回動するリング体と、取付基板の下部に軸支
されて水平な展開位置と垂直な折畳位置間を回動するカ
ップの底受体とを備える構成となっている。
【0003】そして、実際の使用に際しては、底受体を
水平な展開位置まで回動させると同時に、リング体を同
じく水平な展開位置まで回動させると、この展開状態に
あるリング体と底受体とでカップの側部と底部を安定し
て保持することが可能となり、逆に、使用しない時は、
リング体を垂直な折畳位置まで下方に向かって回動させ
ると同時に、底受体を同じく垂直な折畳位置まで上方に
向かって回動させると、カップホルダー全体をコンパク
トに折り畳めることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のカップ
ホルダーにあっては、その不使用時は、全体を垂直方向
に向かってコンパクトに折り畳めるので、スペース的に
も、何ら問題となることはないが、その使用時は、逆
に、リング体と底受体とが取付基板から90°回動した
水平な展開位置において外方に大きく突出することとな
るので、この状態下にあっては、搭乗者が後部座席に対
して離着席する際などに、誤って、リング体や底受体に
手や足をぶつけて、カップホルダー自体を破損したり、
保持されているカップを倒してしまう恐れが十分にあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
後部座席用カップホルダーが抱える課題を有効に解決す
るために開発されたもので、請求項1記載の発明は、自
動車後部側の取付個所に取り付けられる取付基板と、該
取付基板の下部に軸支されて斜傾な展開位置と垂直な折
畳位置間を回動するカップの底受体とを備え、当該底受
体に対して、底受体が斜傾な展開位置に回動した時に、
水平状態となるカップ載置面を形成する構成を採用し
た。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、底受体に径の異なるカップを個々に載置する第一
カップ載置面と第二カップ載置面を段差状に形成すると
共に、取付基板の表面に当該各カップ載置面に保持され
るカップの径に応じてその底部又は側部を支持する突起
を設ける構成を採用した。
【0007】依って、請求項1記載の発明にあっては、
底受体を斜傾な展開位置に回動した状態で使用する関係
で、従来のものと比較すると、取付基板からの突出量を
必要最小限度に抑えることができるので、自動車の後部
座席を離着席する搭乗者が誤って底受体に手や足をぶつ
ける心配が少なくなると共に、底受体が斜傾な展開位置
に回動した状態では、その水平状態となるカップ載置面
でカップを安定して保持することが可能となる。
【0008】又、請求項2記載の発明にあっては、これ
に加えて、第一・第二カップ載置面で径の異なるカップ
を個々に保持する関係で、汎用性に優れることは言うま
でもないが、大径なカップを保持する時には、取付基板
側に設けられた突起がカップの底部の支持部を兼用し、
逆に、小径なカップを保持する場合には、同突起がカッ
プの側部の支持部を兼用することとなるので、いずれに
しても、径の異なるカップでも安定して保持することが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すると、該実施の形態に係る後
部座席用カップホルダーは、図1に示す如く、自動車の
センターコンソールボックスの背面側に取り付けられる
取付基板1と、該取付基板1の下部に軸支されて斜傾な
展開位置と垂直な折畳位置間を回動するカップの底受体
2とを備えるものである。
【0010】そして、前者の取付基板1に対しては、そ
の両側壁3の下部に軸受孔部4を形成する一方、中央部
に仕切壁5を突設して、該仕切壁5と左右の側壁3間に
外方に突出する一対の突起6を形成すると共に、下端縁
にストッパー壁7を一体に延設する構成となっている。
尚、上記した一対の突起6は、後述する底受体2のカッ
プ載置面で保持するカップの径に応じて異なる作用をな
すもので、大径なカップを保持する時には、当該カップ
の底部を載置する支持部となり、小径なカップを保持す
る時には、当該カップの側部を支持する支持部となるの
で、その上面は平坦となり、側面は湾曲している。
【0011】又、後者の底受体2に対しては、その左右
の中央部に凹状のカップ載置面を形成するものである
が、当該カップ載置面の形成に際しては、図示する如
く、小径カップを対象とする第一カップ載置面8と大径
カップを対象とする第二カップ載置面9を段差状態をも
って形成して、底受体2が斜傾な展開位置まで回動した
時には、いずれのカップ載置面8・9も水平状態となる
ように一定の角度が積極的に付与されている。
【0012】尚、本実施の形態にあっては、第一カップ
載置面8の周縁に上記突起6の上面と同一レベルにある
複数のリブ壁10を突設して、当該各リブ壁10の上面
で第二カップ載置面9を画成しているが、連続した面で
第二カップ載置面9を画成することも実施に応じ任意で
ある。又、両側壁11の下部に上記軸受孔部4に嵌合す
る軸部12を形成すると共に、両側壁11の間に上記ス
トッパー壁7に衝突して、底受体2の斜傾な展開位置を
約45°に規制する規制壁13を形成する構成となって
いる。
【0013】依って、本実施の形態の下では、取付基板
1に対して底受体2を軸部12と軸受孔部4を介して回
動可能に軸支して、後は、取付基板1をセンターコンソ
ールボックス(図示せず)の背面側に取り付ければ、後
部座席用のカップホルダーとしてその使用に供されるこ
ととなるが、使用に際しては、底受体2側に設けられて
いる把手部14を把持して、上記規制壁13がストッパ
ー壁7に衝突するまで、底受体2を手前に引けば、底受
体2は取付基板1から約45°の角度がついた斜傾な展
開位置に回動して、カップを保持することが可能とな
る。
【0014】そして、斯かる使用状態にあって、小径な
カップC1を保持する場合には、図2に示す如く、当該
カップC1を斜傾な展開状態ある底受体2の第一カップ
載置面8上に載置すれば、これにより、小径なカップC
1が保持されることとなる訳であるが、この状態にあっ
ては、取付基板1と底受体2の各側壁3・11と仕切壁
5に加えて、カップC1は、その側部が取付基板1側の
突起6と底受体2側の各リブ壁10で支持されることと
なるので、小径なカップC1を安定して保持することが
可能となる。
【0015】又、大径なカップC2を保持する場合に
は、図3に示す如く、今度は、当該カップC2を同じく
斜傾な展開状態にある底受体2の第二カップ載置面9上
に載置すれば、これにより、大径なカップC2が保持さ
れることとなる訳であるが、この状態にあっては、カッ
プC2の底部は第二カップ載置面9を画成する複数のリ
ブ壁10の上面に加えて、同一レベルにある取付基板1
側の突起6の上面にも支持されることとなるばかりか、
取付基板1と底受体2の各側壁3・11と仕切壁5に加
えて、カップC2の側部は取付基板1の表面と底受体2
の上部間でも支持されることとなるので、同様に、大径
なカップC2でも安定して保持することが可能となる。
【0016】しかも、いずれの使用態様にあっても、底
受体2を約45°の角度がついた斜傾な展開位置に回動
した状態で使用する関係で、従来のものと比較すると、
取付基板1からの底受体2の突出量を必要最小限度に抑
えることができるので、自動車の後部座席を離着席する
搭乗者が誤って底受体2に手や足をぶつける心配が少な
くなると共に、底受体2が斜傾な展開位置に回動した状
態では、その水平状態となる第一・第二カップ載置面8
・9でカップC1・C2を支障なく安定して保持するこ
とが可能となる。
【0017】又、使用しない時には、底受体2を垂直な
折畳位置まで上方に向かって回動させると、図4に示す
如く、カップホルダー全体をコンパクトに折り畳めるこ
ととなるので、従来と同様に、その存在自体が邪魔とな
ることはない。
【0018】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1の下では、底受体を斜傾な展開位置に
回動した状態で使用する関係で、従来のものと比較する
と、取付基板からの突出量を必要最小限度に抑えること
ができるので、自動車の後部座席を離着席する搭乗者が
誤って底受体に手や足をぶつける心配が少なくなると共
に、底受体が斜傾な展開位置に回動した状態では、その
水平状態となるカップ載置面でカップを安定して保持す
ることが可能となる。
【0019】又、請求項2の下では、これに加えて、第
一・第二カップ載置面で径の異なるカップを個々に保持
する関係で、汎用性に優れることは言うまでもないが、
大径なカップを保持する時には、取付基板側に設けられ
た突起がカップの底部の支持部を兼用し、逆に、小径な
カップを保持する場合には、同突起がカップの側部の支
持部を兼用することとなるので、いずれにしても、径の
異なるカップでも安定して保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る後部座席用カップホ
ルダーの分解斜視図である。
【図2】小径なカップを保持した状態を示す断面図であ
る。
【図3】大径なカップを保持した状態を示す断面図であ
る。
【図4】底受体を折り畳んだ状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 取付基板 2 底受体 3 側壁 4 軸受孔部 5 仕切壁 6 突起 7 ストッパー壁 8 第一カップ載置面 9 第二カップ載置面 10 リブ壁 11 側壁 12 軸部 13 規制壁 C1 小径なカップ C2 大径なカップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車後部側の取付個所に取り付けられ
    る取付基板と、該取付基板の下部に軸支されて斜傾な展
    開位置と垂直な折畳位置間を回動するカップの底受体と
    を備え、当該底受体に対して、底受体が斜傾な展開位置
    に回動した時に、水平状態となるカップ載置面を形成し
    たことを特徴とする後部座席用カップホルダー。
  2. 【請求項2】 底受体に径の異なるカップを個々に載置
    する第一カップ載置面と第二カップ載置面を段差状に形
    成すると共に、取付基板の表面に当該各カップ載置面に
    保持されるカップの径に応じてその底部又は側部を支持
    する突起を設けたことを特徴とする請求項1記載の後部
    座席用カップホルダー。
JP11042704A 1999-02-22 1999-02-22 後部座席用カップホルダー Pending JP2000238567A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095002A (ja) * 2001-09-19 2003-04-03 Nifco Inc 物品収容装置
CN107669001A (zh) * 2017-09-28 2018-02-09 成都市天龙交通设备有限公司 便携式可折叠水杯架及座椅
KR20180111656A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 가부시키가이샤 니프코 유지장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427