JP2000238286A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000238286A
JP2000238286A JP4037499A JP4037499A JP2000238286A JP 2000238286 A JP2000238286 A JP 2000238286A JP 4037499 A JP4037499 A JP 4037499A JP 4037499 A JP4037499 A JP 4037499A JP 2000238286 A JP2000238286 A JP 2000238286A
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purging
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suction
recording head
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録ヘッドにおいて使用するインクの
泡立ちやすさ乾燥性などに差があっても、そのインクの
種類に対応した量のインクを吸引することにより、ノズ
ルのインク吐出機能を回復できるインクジェット記録装
置を実現する。 【解決手段】 ステップ120で記録ヘッドの種類の判
定を行い、泡立ちやすいインクや乾燥しやすいインクで
あった場合には、ステップ121、122、123で早
い時期にパージングを行い、泡立ちにくいインクや乾燥
しにくいインクであった場合には、ステップ130、1
40、160で泡立ちやすいインクや乾燥しやすいイン
クであった場合より遅い時期にパージングを行い、さら
にそのパージングを行う際に、前回のパージングから経
過した日数が長いほど回数の多いパージングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク液滴を被記
録媒体へ吐出して記録を行うインクジェット記録装置で
あって、記録ヘッドのノズルから気泡を含んだインクや
乾燥しつつあるインクを吸引して廃出することにより、
ノズルのインク吐出機能を良好な状態に回復させるパー
ジング機能を備えたインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置として、
記録ヘッドのノズル開口面に吸引キャップを被せ、その
吸引キャップ内をポンプを用いて負圧にすることによ
り、ノズルから不良インクを吸引して廃出するパージン
グ装置を備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多色記録装
置では、複数の記録ヘッドにそれぞれ接続されるインク
カートリッジには異なるインクが収容されており、各々
のインクごとに乾燥性、発泡性、消泡性、濡れ性、表面
張力、粘度、等の物性値が異なっている。そのために記
録ヘッドに接続されているインクカートリッジを交換す
る際に、インクカートリッジと記録ヘッドとを接続する
インク供給路に空気が入り込み、その空気がインク供給
路のインク中に浸入して気泡が発生するが、その程度は
各々のインクによって異なる。そして、そのインク中の
気泡は、時間の経過につれて大きく成長するが、その程
度も各々のインクによって異なる。また、インク供給路
を形成するマニホールドを構成する部材間の接着剤など
を介してからガスが発生し、そのガスがインク中の気泡
となるが、その程度も各々のインクによって異なる。そ
して、大きく成長した気泡ほど、また、気泡の数が多い
ほど、多くの量のインクを吸引しなければそれら気泡を
廃出できない。
【0004】また、インクジェット記録装置を使用して
いないときには、記録ヘッドのノズル開口面をキャッピ
ング装置により覆ってインクの乾燥を防いでいるが、そ
れでも実際には時間の経過とともに徐々に乾燥が進行
し、その程度もインクによって異なる。
【0005】しかし、上記従来のものでは、複数設けら
れた記録ヘッドのインクの種類に関係なく、パージング
装置は常に一定条件で吸引動作を行うため、その吸引動
作によっては、インク中の気泡や乾燥インクを廃出でき
ない場合がある。
【0006】つまり、上記従来のものでは、一定条件の
吸引動作によってはノズルの吐出機能を回復できない場
合があるという問題、およびパージングの条件を安全を
持って設定すると、インクが無駄に吸引される場合があ
るという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
め、インクの種類毎に複数設けられた記録ヘッドに最適
化された吸引条件を用いることによって、記録品質を高
めるとともに、インクの無駄な吸引をなくすことができ
るインクジェット記録装置を実現することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、交換可能なインクカー
トリッジに収容されたインクを前記インクカートリッジ
に連通するノズルから被記録媒体へ吐出して記録を行う
インクの種類毎に複数設けられた記録ヘッドと、この記
録ヘッドのノズルから所定の量のインクを吸引してイン
クの吐出状態を良好にするインク吸引手段とが備えられ
たインクジェット記録装置において、前記インク吸引手
段は、前記複数のヘッドそれぞれについて、各々の吸引
条件で前記記録ヘッドのノズルからインクを吸引するも
のであるという技術的手段を採用する。
【0009】請求項1に記載の発明では、交換可能な複
数のインクカートリッジに収容されたインクを、複数の
記録ヘッドのノズルから被記録媒体へ吐出して記録を行
う。インク吸引手段は、インクの吐出状態を良好にする
ため、記録ヘッドのノズルからインクの吸引を行う際
に、記録ヘッドの種類を判別し、そのヘッドに最適化さ
れた条件でインクをノズルから吸引する。
【0010】つまり、インク吸引手段は、記録ヘッドの
種類によって異なる条件でインクをノズルから吸引でき
る。たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよ
うに、泡立ちやすいインクの場合は、泡立ちにくいイン
クの場合よりも吸引量を多くすることができる。
【0011】したがって、インクが泡立ちやすかったた
め、ノズルに連通するインク供給路などのインク中の気
泡が多く発生したり、大きな気泡が発生しても、インク
の吸引量を多くすることにより、その気泡を廃出するこ
とができる。また、泡立ちにくいインクの場合には、イ
ンクの吸引量を少なくすることにより、インクの無駄な
吸引を防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェット記録装置において、前記インク吸引
手段は、前記複数の記録ヘッドのそれぞれについて、記
録ヘッドのノズルからインクの吸引を行った後、記録動
作指令が入力されるまでの時間を計測し、その計測され
た時間が所定の時間を超えた場合に、前記計測された時
間の長さと前記複数の記録ヘッドの種類に対応して異な
る吸引条件でインクを前記各記録ヘッドのノズルからそ
れぞれ吸引するものであるという技術的手段を採用す
る。
【0013】この構成によれば、インク吸引手段が記録
ヘッドのノズルからインクの吸引を行った後、記録動作
指令が入力されるまでの時間を計測し、その計測された
時間が所定の時間を超えた場合に、計測された時間の長
さと記録ヘッドの種類に最適化された条件でインクをノ
ズルから吸引する。
【0014】つまり、インク吸引手段は、インクの吸引
を行ってから次に記録を行うまでの時間と記録ヘッドの
種類によって異なる条件でインクをノズルから吸引でき
る。たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよ
うに、吸引から記録を行うまでの時間が長く乾燥しやす
いインク場合は、吸引から記録を行うまでの時間が短く
乾燥しにくいインク場合よりも吸引量を多くすることが
できる。
【0015】したがって、吸引から記録を行うまでの時
間が長かったため、ノズルに連通するインク供給路など
のインク中の気泡が大きく成長したり、乾燥しやすいイ
ンクのために、より乾燥が進行しても、インクの吸引量
を多くすることにより、その気泡や乾燥インクを廃出す
ることができる。また、吸引から記録を行うまでの時間
が短い場合や、インクが乾燥しにくい場合には、インク
の吸引量を少なくすることにより、インクの無駄な吸引
を防止できる。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェット記録装置において、前記インク吸引
手段は、吸引が前記インクカ−トリッジの交換にともな
う吸引であるか否かを判定し、前記インクカ−トリッジ
の交換にともなう吸引であるとき、前記複数の記録ヘッ
ドそれぞれについて異なる吸引条件で前記複数の記録ヘ
ッドのノズルからインクを吸引するものであるという技
術的手段を採用する。
【0017】この構成によれば、吸引がインクカ−トリ
ッジの交換にともなう吸引であるか否かを判定し、イン
クカ−トリッジの交換にともなう吸引であるとき、前記
複数の記録ヘッドそれぞれについて最適化された条件で
インクをノズルから吸引する。つまり、インクカ−トリ
ッジを交換して新しいインクを記録ヘッドに導入する
際、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよ
うに、泡立ちやすいインクの場合は、泡立ちにくいイン
クの場合よりも吸引量を多くすることで、導入の際に発
生した気泡を廃出することができる。
【0018】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェット記録装置において、前記吸引条件
は、吸引回数であるという技術的手段を採用する。つま
り、泡立ちやすいインクの場合は、吸引回数を多くする
ことで吸引量を多くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録装置の一実施の形態について図を参照して説明する。
【0020】図1は、インクジェット記録装置(以下、
記録装置と略称する)の内部構造の一部を取り出して示
す説明図である。
【0021】記録装置10には、ローラ12の回転によ
り被記録媒体たる記録用紙11を搬送する媒体搬送手段
が備えられている。このローラ12の前方には、ローラ
12の軸線と平行にガイドバー13、13が設けられ、
このガイドバー13、13には、記録ヘッドユニット2
0が搭載されたキャリッジ29が、スライド移動可能に
支持されている。キャリッジ29は、プーリ15、16
に掛け渡された無端状のベルト17に連結され、プーリ
15に連結したキャリッジモータ14の回転により記録
用紙11と平行に移動される。
【0022】記録ヘッドユニット20には、ブラックイ
ンクを吐出するブラック用記録ヘッド21と、イエロー
インクを吐出するイエロー用記録ヘッド22と、シアン
インクを吐出するシアン用記録ヘッド23と、マゼンタ
インクを吐出するマゼンタ用記録ヘッド24とが備えら
れている。各記録ヘッド21〜24には、各記録ヘッド
へインクを供給するインク供給源たるインクカートリッ
ジ25〜28がそれぞれ着脱可能に接続される。
【0023】各記録ヘッド21〜24には、インクカー
トリッジ25〜28からそれぞれ供給されるインクを収
容する複数のインク室(図示省略)がそれぞれ設けられ
ており、各インク室のローラ12に対向する面には、イ
ンク室内のインクを吐出するノズル(図示省略)が開口
している。各インク室のインクは、圧電素子の変形、あ
るいはヒータによる局部加熱で沸騰した際の圧力によ
り、ノズルから液滴として吐出され、記録用紙11に記
録が行われる。
【0024】記録用紙11に対して記録範囲外となるロ
ーラ12の左側の所定箇所には、廃インク収容部たる多
孔質材製のインク吸収パッド30が設けられ、各記録ヘ
ッド21〜24が予備吐出たるフラッシングを実行した
際に、各記録ヘッド21〜24から吐出されるインクを
該インク吸収パッド30収容する。フラッシングは、記
録ヘッドユニット20が記録を行う前および記録動作中
定期的に実行され、このフラッシングにより、各記録ヘ
ッド21〜24のノズルの乾きが防止され、乾きによる
インクの吐出不良が防止される。
【0025】また、記録範囲外となるローラ12の右側
には、各記録ヘッド21〜24の不吐出、または、吐出
不良を回復するパージング装置40が配置されている。
このパージング装置40には、各記録ヘッド21〜24
のノズル開口面に択一的に被せる吸引キャップ41が設
けられており、この吸引キャップ41は、記録ヘッド2
1〜24のうち、パージングを行うべき記録ヘッドが吸
引キャップ41と対向するパージングポジションに到達
した際に、図示しない駆動装置によって駆動されるカム
42の回転により記録ヘッドに向かって前進し、記録ヘ
ッドのノズル開口面に被せられる。そして、ポンプ43
が駆動し、このポンプ43により発生した負圧により、
吸引キャップ41が被せられた記録ヘッドのノズルから
インクを吸引して、その記録ヘッドの吐出機能を良好な
状態に回復させる。カム42の1回転により、吸引キャ
ップ41によるノズル開口面のキャッピング、ポンプ4
3が駆動、吸引キャップ41のノズル開口面からの離脱
の一連の動作を1回行う。後述するように、この動作
は、1回または複数回行われる。
【0026】吸引キャップ41とローラ12との間に
は、ワイパ部材50が設けられている。このワイパ部材
50は、前記カム42の回転により各記録ヘッドのパー
ジングが完了したタイミングで記録ヘッドの移動経路内
に進出し、キャリッジによって記録領域へ移動する記録
ヘッドのノズル開口面を払拭する。これにより、パージ
ングを行った記録ヘッドのノズル開口面に付着したイン
クや異物などが払拭され、記録用紙11の記録面が、余
分なインクで汚れるのが防止される。
【0027】吸引キャップ41の記録領域とは反対側に
は、記録ヘッドユニット20の各記録ヘッド21〜24
のノズル開口面を、それと一対一で対応する複数のキャ
ップ61により蓋するキャッピング装置60が設けられ
ている。キャップ61は、記録ヘッドユニット20がホ
ームポジションに復帰した際に、図示しないカム部材の
作用によりキャリッジの動きに連動して記録ヘッドに向
かって前進し、記録ヘッドのノズル開口面に被せられ
る。これにより、記録装置10を使用していない間の各
記録ヘッド21〜24のインクの乾きが防止される。
【0028】次に、記録装置10の主な制御系の構成に
ついて図2および図3を参照して説明する。
【0029】図2は、記録装置10の主な制御系を示す
ブロック図であり、図3は、記録装置10のROMに記
憶されたパージングテーブルの説明図である。
【0030】図2に示すように、記録装置10は、公知
の1チップ構成のマイクロコンピュータ70、ROM7
4、RAM75を備えている。マイクロコンピュータ7
0には、ユーザが記録の指示などを行うための操作パネ
ル81、キャリッジモータ14を駆動するためのモータ
駆動回路78、ローラ12の駆動用モータ84を駆動す
るためのモータ駆動回路79、パージ装置40の駆動用
モータ76を駆動するためのモータ駆動回路77、イン
クカートリッジ25〜28の有無を検出するセンサ88
などが接続されている。センサ88は、各インクカート
リッジごとに設けられ、どのインクカートリッジが交換
されたかを判別することができる。
【0031】記録ヘッド21〜24は駆動回路83によ
って駆動され、駆動回路83は制御回路73によって制
御される。駆動回路83は、制御回路73の制御にもと
づいて、記録ヘッドに適した駆動信号を生成する。
【0032】マイクロコンピュータ70とROM74、
RAM75、制御回路73とは、アドレスバスABおよ
びデータバスDBを介して接続されている。マイクロコ
ンピュータ70は、ROM74に予め記憶されたプログ
ラムにしたがい、記録タイミング信号TSおよび制御信
号RSを生成し、制御回路73へ転送する。
【0033】制御回路73はゲートアレイによって構成
され、記録タイミング信号TSおよび制御信号RSにし
たがい、イメージメモリ82に記憶されている記録デー
タにもとづいて、その記録データを記録用紙に形成する
ための記録データである転送データDATA,その転送
データDATAと同期する転送クロックTCK,ストロ
ーブ信号STB,記録クロックICKを生成し、それら
各信号DATA,TCK,STB,ICKを駆動回路8
3へ転送する。また、制御回路73は、パーソナルコン
ピュータ71などの外部機器からセントロニクス・イン
ターフェース72を介して転送されてくる記録データ
を、イメージメモリ82に記憶させる。そして、制御回
路73は、パーソナルコンピュータ71などからセント
ロニクス・インターフェース27を介して転送されてく
るセントロニクス・データにもとづいてセントロニクス
・データ受信割込信号WSを生成し、その信号WSをマ
イクロコンピュータ70へ転送する。なお、各信号DA
TA,TCK,STB,ICKは、記録装置本体の制御
回路73とキャリッジ29上の駆動回路83とを接続す
るハーネスケーブルを介して転送される。
【0034】後述するパージング制御を実行するため、
ROM74には、図3(A),(B)に示すパージング
テーブル90、91が記憶されている。パージング装置
40がパージングを実行してから、記録ヘッドに記録動
作指令を出すまでの時間を計測するタイマTが、CPU
70、ROM74およびRAM75によって構成されて
いる(図面にはCPU70内にタイマTとして示す)。
【0035】ここで、パージングテーブル90,91の
記憶内容について説明する。図においてイニシャルパー
ジングとは、インクカートリッジを交換したとき、新し
いインクを吸引によって記録ヘッドまで導入するための
動作である。また、通常パージとは、ユーザが、記録結
果をみてインクの吐出不良があると判断等したとき、操
作パネル81のパージキーを任意に操作してパージング
を行う動作である。
【0036】パージングテーブル90は、泡立ちやす
く、しかも乾燥しやすいブラック用記録ヘッド21に対
しパージングを行なう場合の内容を示すものである。図
3(A)に示すように、パージングテーブル90には、
ブラック用記録ヘッド21のイニシャルパージングを実
行する場合にポンプ43を駆動する回数、すなわちパー
ジング回数は、6回に設定されている。また、前回のパ
ージングが実行された後、パーソナルコンピュータ71
から記録動作指令たる記録データが入力されたことをC
PU70が検知するまでの時間Tが、3日を超えて6日
以下である場合のパージング回数は、1回に、時間Tが
6日を超えて9日以下である場合のパージング回数は、
2回に、時間Tが9日を超える場合のパージング回数
は、3回にそれぞれ設定されている。そして通常のパー
ジングのパージング回数は、1回に設定されている。
【0037】また、パージングテーブル91は、泡立ち
にくく、しかも乾燥しにくいカラー用記録ヘッド22〜
24がパージングを行なう場合にCPU70が参照する
ものである。図3(B)に示すように、パージングテー
ブル91には、カラー用記録ヘッド22〜24のイニシ
ャルパージングを実行する場合にポンプ43を駆動する
回数、すなわちパージング回数は、5回に設定されてい
る。また、前回のパージングが実行された後、パーソナ
ルコンピュータ71から記録動作指令たる記録データが
入力されたことをCPU70が検知するまでの時間T
が、5日を超えて10日以下である場合のパージング回
数は、1回に、時間Tが10日を超えて15日以下であ
る場合のパージング回数は、2回に、時間Tが15日を
超える場合のパージング回数は、3回にそれぞれ設定さ
れている。そして通常のパージングのパージング回数
は、1回に設定されている。
【0038】上記のように、イニシャルパージングにお
けるパージング回数が最も多いのは、インクカートリッ
ジを交換したとき、新しいインクを記録ヘッドまで導入
しなければならないことと、交換時にインクカートリッ
ジと記録ヘッドとを接続する部分から空気が入り込み、
その空気がインクカートリッジと記録ヘッドとの間のイ
ンク供給路のインク中に取り込まれ、多くの気泡となる
ため、それら気泡を含んだインクを廃出するためには、
その他のタイミングで実行されるパージング時よりも多
くのインクを吸引する必要があるからである。そしてブ
ラック用記録ヘッド21のイニシャルパージング回数が
カラー用記録ヘッド22〜24のイニシャルパージング
回数が多いのは、ブラックインクのほうがカラーインク
に比べて泡立ちやすいためである。
【0039】また、前回のパージングが実行された後、
記録データが入力されるまでの時間に応じてパージング
を実行する周期が、ブラック用記録ヘッド21におい
て、カラー用記録ヘッド22〜24よりも短くなってい
る。これは、上述のように、イニシャルパージングによ
って発生する気泡がカラーインクに比べてブラックイン
クのほうが多く、発生した気泡がインク中に残っている
場合があり、その残った気泡が成長して不吐出の原因に
なる場合があることから、その成長した気泡を不吐出の
原因になる程度に成長する前に早期に廃出するためであ
る。しかもブラックインクのほうがカラーインクに比べ
て乾燥しやすいために早期にパージングを行なわなけれ
ばならないためでもある。
【0040】次に、パージングを行うためにCPU70
により実行される制御について、その制御内容を示す図
4のフローチャートを参照して説明する。
【0041】なお、タイマTは、前回のパージングから
の経過時間をカウントしているものとする。
【0042】最初に、イニシャルパージングのパージン
グ制御について説明する。
【0043】まず、パージ指令が出されると(ステップ
101のYes)、そのパージ指令がインクカートリッ
ジ交換にともなうパージング、つまりイニシャルパージ
ングを実行させるためのものであるか、ユーザがパージ
キーを操作したものかが判定される(ステップ10
3)。このイニシャルパージングか否かの判定は、イン
クカートリッジセンサ88がオフからオンされたことの
検出結果、もしくは、ユーザが、パーソナルコンピュー
タ71の記憶装置にインストールされた記録装置駆動用
のいわゆるプリンタドライバのプロパティにおいてパー
ジング指示を行ったか否かに基づいて行われる。
【0044】そして、イニシャルパージングを実行させ
るパージ指令であると判定される(ステップ103のY
es)と、そのパージ指令された記録ヘッドの種類が判
定される(ステップ106)。この判定は、複数のイン
クカートリッジセンサ88のうちのどのセンサが動作し
たかの検出結果、もしくは、ユーザが、前記プリンタド
ライバのプロパティにおいてどの記録ヘッドのパージン
グ指示を行ったか否かに基づいて行われる。
【0045】ここでブラック用記録ヘッドのパージ指令
であると判定される(ステップ106のYes)と、R
OM74に記憶されているパージングテーブル90から
6回のパージング回数を示すパージング回数データが読
出される。続いて、ブラック用記録ヘッド21を吸引キ
ャップ41に対向するパージングポジションへ移動さ
せ、吸引キャップ41をブラック用記録ヘッドのノズル
開口面に被せ、カム42を6回駆動して6回のパージン
グ、すなわちイニシャルパージングが実行される(ステ
ップ107)。また、カラー用記録ヘッドのパージ指令
であると判定される(ステップ106のNo)と、パー
ジングテーブル91から5回のパージング回数を示すパ
ージング回数データが読出され、カム42を5回駆動し
て5回のパージングが上記と同様に実行される(ステッ
プ108)。続いて、タイマTをリセットし(ステップ
200)、再びタイマTのカウントをスタートする(ス
テップ210)。
【0046】このように、イニシャルパージングを実行
することにより、新しいインクを記録ヘッドへ導入する
とともに、インクカートリッジを交換した際に、インク
供給路のインク中に発生した気泡を含んだインクを吸引
して廃出することができる。
【0047】なお、インクカートリッジの交換にともな
うパージングではない場合、たとえば、ユーザが、パー
ジングキーを操作した場合、あるいは、パーソナルコン
ピュータ71にインストールされたプリンタドライバに
おいてパージングを指定した場合には(ステップ104
のYes)、パージングテーブル90から1回のパージ
ング回数を示すパージング回数データが読出され、通常
の1回のパージングが実行される(ステップ105)。
また、記録データが入力されず、パージ指令でない信号
が入力されたとき(ステップ101のNo)には、該当
する処理を実行する(ステップ102)。
【0048】次に、上記イニシャルパージング以外の場
合のパージング制御について説明する。
【0049】パーソナルコンピュータ71から記録デー
タが入力されると(ステップ100のYes)、タイマ
Tのカウント値が検出され(ステップ110)、記録ヘ
ッドの種類が判定される(ステップ120)。ここで、
ブラック用記録ヘッドであると判定される(ステップ1
20のYes)と、上記検出したタイマTのカウント値
が3日を超えているかが判定され(ステップ121)、
3日を超えていない場合(ステップ121のNo)は、
パージングを実行することなくパーソナルコンピュータ
71から入力された記録データの記録を行う(ステップ
190)。
【0050】つまり、ブラック用記録ヘッドの場合には
前回のパージングを実行してから3日を超えていない場
合には、インク供給路に気泡が発生していたとしても、
その気泡の成長は小さいと推定され、また、インクの乾
燥も進行していないため、インクの無駄な吸引を防止し
てそのまま記録を行う。
【0051】また、前回のパージングを実行してから3
日を超えて6日以下である場合は(ステップ122のN
o)、パージングテーブル90から1回のパージング回
数を示すパージング回数データが読出され、ポンプ43
を1回駆動して1回のパージングが実行される。さら
に、前回のパージングを実行してから6日を超えて9日
以下である場合は(ステップ123のNo)、パージン
グテーブル90から2回のパージング回数を示すパージ
ング回数データが読出され、2回のパージングが実行さ
れ(ステップ170)、前回のパージングを実行してか
ら9日を超える場合は(ステップ123のYes)、パ
ージングテーブル90から3回のパージング回数を示す
パージング回数データが読出され、3回のパージングが
実行される(ステップ180)。
【0052】パージングが完了するとタイマTがリセッ
トされ(ステップ200)、再びタイマTのカウントが
スタートする(ステップ210)。そして、入力された
記録データにしたがって(ステップ100のYes)、
記録を行う(ステップ190)。
【0053】このように、前回のパージングを実行して
からの経過時間が長いほど、回数の多いパージングを実
行する。つまり、前回のパージングからの経過時間が長
いほど、インク供給路のインク中の気泡は大きく成長し
ていると、あるいは、多くの気泡が発生していると推定
され、また、インクの乾燥も進行していないため、それ
らの不良インクを廃出するために多くのインクを吸引す
る。そして、その後、記録動作を開始する。
【0054】また、カラー用の記録ヘッドの場合(ステ
ップ120のNo)には、タイマTのカウント値が5日
を超えているかが判定され(ステップ130)、5日を
超えていない場合は(ステップ130のNo)、パージ
ングを実行することなく記録を行う(ステップ19
0)。つまり、カラー用の記録ヘッドの場合、インク供
給路のインク中の気泡は、前回のパージングによって多
くが廃出されていると推定されるため、あるいは、気泡
はノズルのインク吐出性能に影響を及ぼすほどは大きく
成長していないと推定されるため、パージングを実行す
るか否かの基準となる日数を、ブラック用の記録ヘッド
の場合にパージングを行うか否かの基準となる3日より
も長い5日に設定し、インクの無駄な吸引をなくす。
【0055】また、タイマTのカウント値が5日を超え
て10日以下である場合は(ステップ140のNo)、
パージングテーブル91から1回のパージング回数を示
すパージング回数データを読出し、1回のパージングを
実行する(ステップ150)。さらに、タイマTのカウ
ント値が10日を超えて15日以下である場合は(ステ
ップ160のNo)、パージングテーブル91から2回
のパージング回数を示すパージング回数データを読出
し、2回のパージングを実行し(ステップ170)、タ
イマTのカウント値が15日を超えている場合は(ステ
ップ160のYes)、パージングテーブル91から3
回のパージング回数を示すパージング回数データを読出
し、3回のパージングを実行する(ステップ180)。
そして、パージングが完了するとタイマTがリセットさ
れ(ステップ200)、再びタイマTのカウントがスタ
ートする(ステップ210)。
【0056】このように、前回のパージングを実行して
からの経過時間が長いほど、回数の多いパージングを実
行する。つまり、前回のパージングからの経過時間が長
いほど、インク供給路のインク中の気泡は大きく成長し
ていると、あるいは、多くの気泡が発生していると推定
されるため、それらの気泡を廃出するために多くのイン
クを吸引する。
【0057】以上のように、本実施の形態の記録装置1
0によれば、記録ヘッドの種類にも対応して、パージン
グの条件を異ならせることができるため、使用するイン
クによって泡立ちやすさや乾燥性に差がある場合であっ
ても、記録品質をより一層高めることができる。また、
インクの無駄な吸引をなくすことができる。しかも、パ
ージングを実行してから記録データが入力されるまでの
経過時間、つまり記録装置の不使用期間が長いほど、多
くのインクを吸引してインク中の気泡を廃出することが
できるため、不使用期間に長短がある場合であっても、
ノズルのインク吐出機能を回復して記録品質を高めるこ
とができる。
【0058】なお、本記録装置10は、データ作成部
(いわゆるパーソナルコンピュータ)と、それに接続さ
れた記録部(いわゆるプリンタ)とで構成し、そのデー
タ作成部のCPUを含む制御手段において、本発明の制
御の全部を実行したり、あるいは、記録部のパージング
動作を読み取って記録動作指令までの時間を計測する動
作を実行することもできる。この場合、データ作成部を
そのように動作させるプログラムは、コンピュータで読
取可能な磁気などの記憶媒体で提供される。
【0059】ところで、上記実施形態において、CPU
70により実行されるステップ100〜ステップ210
が、本発明のインク吸引手段として機能する。
【0060】
【発明の効果】以上記述したように本発明によれば、記
録ヘッドの種類に対応した量のインクを吸引することに
より、使用するインクの泡立ちやすさや乾燥性に差があ
っても、記録品質を高めるとともに、インクの無駄な吸
引をなくすことができる記録装置を実現することができ
る。
【0061】また、記録ヘッドのノズルからインクの吸
引を行った後、記録動作指令が入力されるまでの時間お
よび記録ヘッドの種類に対応した量のインクを吸引する
ことにより、記録装置の不使用期間に長短がある場合で
あっても、記録品質を高めるとともに、インクの無駄な
吸引をなくすことができる記録装置を実現することがで
きる。
【0062】また、こインクカ−トリッジの交換にとも
なう吸引に際しても、前記複数の記録ヘッドそれぞれに
ついて最適化された条件でインクをノズルから吸引する
ことにより、インクの泡立ちやすさや乾燥性に差があっ
ても、記録品質を高めるとともに、インクの無駄な吸引
をなくすことができる記録装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録装置の内部構造の一
部をを取り出して示す説明図である。
【図2】図1に示す記録装置の制御系を示すブロック図
である。
【図3】(A)(B)はROM74に記憶されているパ
ージングテーブル90、91の構成を示す説明図であ
る。
【図4】パージングの制御内容を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 記録装置 11 記録用紙 12 プラテンローラ 20 記録ヘッド 21 ブラック用記録ヘッド 22 イエロー用記録ヘッド 23 マゼンタ用記録ヘッド 24 シアン用記録ヘッド 29 キャリッジ 30 インク吸収パッド 40 パージング機構 41 吸引キャップ 42 カム 43 ポンプ 50 ワイパ部材 61 キャップ 70 CPU 88 インクカートリッジセンサ T タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能なインクカートリッジに収容さ
    れたインクを前記インクカートリッジに連通するノズル
    から被記録媒体へ吐出して記録を行うインクの種類毎に
    複数設けられた記録ヘッドと、 この記録ヘッドのノズルから所定の量のインクを吸引し
    てインクの吐出状態を良好にするインク吸引手段とが備
    えられたインクジェット記録装置において、 前記インク吸引手段は、前記複数の記録ヘッドそれぞれ
    について、各々の吸引条件で前記複数の記録ヘッドのノ
    ズルからインクを吸引するものであることを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク吸引手段は、 前記複数の記録ヘッドのそれぞれについて、記録ヘッド
    のノズルからインクの吸引を行った後、記録動作指令が
    入力されるまでの時間を計測し、その計測された時間が
    所定の時間を超えた場合に、前記計測された時間の長さ
    と前記複数の記録ヘッドの種類に対応して異なる吸引条
    件でインクを前記各記録ヘッドのノズルからそれぞれ吸
    引するものであることを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク吸引手段は、 吸引が前記インクカ−トリッジの交換にともなう吸引で
    あるか否かを判定し、前記インクカ−トリッジの交換に
    ともなう吸引であるとき、前記複数の記録ヘッドそれぞ
    れについて異なる吸引条件で前記複数の記録ヘッドのノ
    ズルからインクを吸引するものであることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記吸引条件は、吸引回数であることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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