JP2000238217A - 液体飲料包装用複合フィルム - Google Patents
液体飲料包装用複合フィルムInfo
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- JP2000238217A JP2000238217A JP4846499A JP4846499A JP2000238217A JP 2000238217 A JP2000238217 A JP 2000238217A JP 4846499 A JP4846499 A JP 4846499A JP 4846499 A JP4846499 A JP 4846499A JP 2000238217 A JP2000238217 A JP 2000238217A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保香性、耐ピンホール性等に優れたミネラル
ウォータ、ジュース等液体飲料の包装に好適に用いられ
る共押出複合フィルムを提供する。 【解決手段】 最内層がヒートシール樹脂層、最外層が
ポリアミド樹脂層であり、中間層にポリオレフィン樹脂
層を介してアモルファスナイロン樹脂層を配してなる複
合フィルムであって、上記最外層ポリアミド樹脂層の厚
みが総厚みの１０〜３０％の範囲であり、アモルファス
ナイロン樹脂層の厚みが５〜２５μｍの範囲である共押
出し水冷インフレーション法で製膜されてなることを特
徴とする。
ウォータ、ジュース等液体飲料の包装に好適に用いられ
る共押出複合フィルムを提供する。 【解決手段】 最内層がヒートシール樹脂層、最外層が
ポリアミド樹脂層であり、中間層にポリオレフィン樹脂
層を介してアモルファスナイロン樹脂層を配してなる複
合フィルムであって、上記最外層ポリアミド樹脂層の厚
みが総厚みの１０〜３０％の範囲であり、アモルファス
ナイロン樹脂層の厚みが５〜２５μｍの範囲である共押
出し水冷インフレーション法で製膜されてなることを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主にミネラルウォー
タ、ジュース等液体飲料の包装に好適に用いられる共押
出複合フィルムに関する。
タ、ジュース等液体飲料の包装に好適に用いられる共押
出複合フィルムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、液体飲料の包装にはガラス瓶やペ
ットボトル等の容器が広く用いられている。
ットボトル等の容器が広く用いられている。
【０００３】しかしながら、容器中の飲料を飲み終った
後の空き瓶や空のペットボトルがごみとしてかさばると
いう問題があった。
後の空き瓶や空のペットボトルがごみとしてかさばると
いう問題があった。
【０００４】一方、上記容器のかさばりを改善できる軟
質の包装袋として延伸ポリアミド樹脂フィルム／低密度
ポリエチレン樹脂フィルムからなるドライラミネートフ
ィルムや、ポリアミド／低密度ポリエチレン樹脂の共押
出フィルム等が用いられている。
質の包装袋として延伸ポリアミド樹脂フィルム／低密度
ポリエチレン樹脂フィルムからなるドライラミネートフ
ィルムや、ポリアミド／低密度ポリエチレン樹脂の共押
出フィルム等が用いられている。
【０００５】しかし、このようなフィルムはごみとして
はかさばらないものの、保香性が良くないため、周囲の
臭いが内容物に移行するという問題があった。
はかさばらないものの、保香性が良くないため、周囲の
臭いが内容物に移行するという問題があった。
【０００６】また、ラミネート品の場合は、ラミネート
時に使用した接着剤や溶剤の臭気が内容物に移行すると
いう問題があり特にミネラルウォータではそのために味
が微妙に変わり商品価値が下がるという問題があった。
時に使用した接着剤や溶剤の臭気が内容物に移行すると
いう問題があり特にミネラルウォータではそのために味
が微妙に変わり商品価値が下がるという問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の問題点
を解決した新規な液体飲料包装用複合フィルムを提供す
ることを目的とする。
を解決した新規な液体飲料包装用複合フィルムを提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、以下の手
段によって達成される。すなわち、本発明は上記問題点
を解消できる複合フィルムを見出したものであって、そ
の要旨とするところは、最内層がヒートシール樹脂層、
最外層がポリアミド樹脂層であり、中間層にポリオレフ
ィン樹脂層を介してアモルファスナイロン樹脂層を配し
てなる複合フィルムであって、上記最外層ポリアミド樹
脂層の厚みが総厚みの１０〜３０％の範囲であり、アモ
ルファスナイロン樹脂層の厚みが５〜２５μｍの範囲で
ある共押出し水冷インフレ−ション法で製膜されてなる
ことを特徴とする液体飲料包装用複合フィルムであり、
前記中間層にエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹
脂層を配してなること、前記アモルファスナイロン樹脂
がヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸及び／又はイ
ソフタル酸を重縮合してなるナイロン６Ｔ／６Ｉからな
ることを含む。
段によって達成される。すなわち、本発明は上記問題点
を解消できる複合フィルムを見出したものであって、そ
の要旨とするところは、最内層がヒートシール樹脂層、
最外層がポリアミド樹脂層であり、中間層にポリオレフ
ィン樹脂層を介してアモルファスナイロン樹脂層を配し
てなる複合フィルムであって、上記最外層ポリアミド樹
脂層の厚みが総厚みの１０〜３０％の範囲であり、アモ
ルファスナイロン樹脂層の厚みが５〜２５μｍの範囲で
ある共押出し水冷インフレ−ション法で製膜されてなる
ことを特徴とする液体飲料包装用複合フィルムであり、
前記中間層にエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹
脂層を配してなること、前記アモルファスナイロン樹脂
がヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸及び／又はイ
ソフタル酸を重縮合してなるナイロン６Ｔ／６Ｉからな
ることを含む。
【０００９】本発明によれば、保香性、耐ピンホール性
等の優れたミネラルウォータ、ジュース等液体飲料の包
装に好適に用いられる共押出複合フィルムが得られる。
等の優れたミネラルウォータ、ジュース等液体飲料の包
装に好適に用いられる共押出複合フィルムが得られる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【００１１】本発明の複合フィルムは共押出し水冷イン
フレ−ション法によって製膜される複合フィルムであっ
て、このフィルムを一定の長さに切断し、底部をヒート
シールし、製袋することにより、液体飲料用袋が得られ
る。
フレ−ション法によって製膜される複合フィルムであっ
て、このフィルムを一定の長さに切断し、底部をヒート
シールし、製袋することにより、液体飲料用袋が得られ
る。
【００１２】中間層にはポリオレフィン樹脂層を介して
アモルファスナイロン樹脂（以下、アモルファスＮｙと
いう。）層を配するが、このアモルファスＮｙとしては
ヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸及び／又はイソ
フタル酸を重縮合してなるナイロン６Ｔ／６Ｉが好適に
使用できる。
アモルファスナイロン樹脂（以下、アモルファスＮｙと
いう。）層を配するが、このアモルファスＮｙとしては
ヘキサメチレンジアミンとテレフタル酸及び／又はイソ
フタル酸を重縮合してなるナイロン６Ｔ／６Ｉが好適に
使用できる。
【００１３】上記 アモルファスＮｙにブレンドするポ
リアミド樹脂としては、６ナイロン、６−６６ナイロ
ン、１２ナイロン、６−１２ナイロン等、各種ポリアミ
ド樹脂が好適に使用できる。
リアミド樹脂としては、６ナイロン、６−６６ナイロ
ン、１２ナイロン、６−１２ナイロン等、各種ポリアミ
ド樹脂が好適に使用できる。
【００１４】ポリアミド樹脂のブレンド比率は保香性の
観点より、５０重量％未満、好ましくは３０％重量未満
がよい。
観点より、５０重量％未満、好ましくは３０％重量未満
がよい。
【００１５】アモルファスＮｙ層の厚みは、５〜２５μ
ｍ、好ましくは１０〜２０μｍの範囲がよい。５μｍ未
満とすると、保香性に劣り、２５μｍを超えるとフィル
ムが硬くなり耐しごき性（輸送次の振動に対する耐久
性）が悪くなるという問題がある。
ｍ、好ましくは１０〜２０μｍの範囲がよい。５μｍ未
満とすると、保香性に劣り、２５μｍを超えるとフィル
ムが硬くなり耐しごき性（輸送次の振動に対する耐久
性）が悪くなるという問題がある。
【００１６】複合フィルムの最内層に配するヒートシー
ル樹脂層としては、低密度ポリエチレン樹脂（以下、Ｌ
ＤＰＥという。）、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂（以
下、ＬＬＤＰＥという。）、エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂（以下、ＥＶＡという。）、エチレン−アクリ
ル酸共重合体樹脂（以下、ＥＡＡという。）、アイオノ
マー樹脂等が挙げられるが、樹脂の臭気の少なさを考慮
するとＬＤＰＥやＬＬＤＰＥが好ましく、さらに、シー
ル強度、シール部の耐熱性を考慮するとＬＬＤＰＥが好
ましい。
ル樹脂層としては、低密度ポリエチレン樹脂（以下、Ｌ
ＤＰＥという。）、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂（以
下、ＬＬＤＰＥという。）、エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂（以下、ＥＶＡという。）、エチレン−アクリ
ル酸共重合体樹脂（以下、ＥＡＡという。）、アイオノ
マー樹脂等が挙げられるが、樹脂の臭気の少なさを考慮
するとＬＤＰＥやＬＬＤＰＥが好ましく、さらに、シー
ル強度、シール部の耐熱性を考慮するとＬＬＤＰＥが好
ましい。
【００１７】また、最外層に配するポリアミド樹脂層と
しては、６ナイロン、６−６６ナイロン、１２ナイロ
ン、６−１２ナイロン等、各種ポリアミド樹脂が好適に
使用できるが、内容物を充填した後、輸送等の移動によ
る外部との接触、摩擦によりフィルム表面に細かい傷が
付き易く、その結果、フィルム表面の透明性、光沢が低
下するため、外層のポリアミド樹脂としては、表面硬度
の比較的硬い６ナイロンが好ましい。
しては、６ナイロン、６−６６ナイロン、１２ナイロ
ン、６−１２ナイロン等、各種ポリアミド樹脂が好適に
使用できるが、内容物を充填した後、輸送等の移動によ
る外部との接触、摩擦によりフィルム表面に細かい傷が
付き易く、その結果、フィルム表面の透明性、光沢が低
下するため、外層のポリアミド樹脂としては、表面硬度
の比較的硬い６ナイロンが好ましい。
【００１８】最外層に配するポリアミド樹脂層厚みは総
厚みの１０〜３０％とする必要があり、総厚みの１０％
未満であると耐ピンホール性に劣り、３０％を超える
と、耐しごき性が悪くなるという問題がある。
厚みの１０〜３０％とする必要があり、総厚みの１０％
未満であると耐ピンホール性に劣り、３０％を超える
と、耐しごき性が悪くなるという問題がある。
【００１９】また、ポリオレフィン樹脂層には、通常の
無水マレイン酸等で変性した接着性ポリオレフィン樹脂
が使用できる。
無水マレイン酸等で変性した接着性ポリオレフィン樹脂
が使用できる。
【００２０】このポリフレフィン樹脂層は１０μｍ未満
では、耐しごき性が悪くなるため１０〜２０μｍ程度が
好ましい。
では、耐しごき性が悪くなるため１０〜２０μｍ程度が
好ましい。
【００２１】中間層にはガスバリアー性を付与する目的
でポリアミド樹脂層に隣接してエチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物樹脂（以下、ＥＶＯＨという、）を配し
てもよく、ＥＶＯＨ樹脂としてはエチレン含有率が３０
〜５０モル％でけん化度が９５％以上のものがガスバリ
アー性、製膜性の点から好ましい。またＥＶＯＨ層厚み
は厚くすると耐ピンホール性が悪くなるため、１０μｍ
以下、好ましくは５μｍ以下にするのがよい。
でポリアミド樹脂層に隣接してエチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物樹脂（以下、ＥＶＯＨという、）を配し
てもよく、ＥＶＯＨ樹脂としてはエチレン含有率が３０
〜５０モル％でけん化度が９５％以上のものがガスバリ
アー性、製膜性の点から好ましい。またＥＶＯＨ層厚み
は厚くすると耐ピンホール性が悪くなるため、１０μｍ
以下、好ましくは５μｍ以下にするのがよい。
【００２２】上記内容の複合フィルムは総厚みが６０〜
１５０μｍの範囲が好ましく、総厚みが６０μｍ未満で
は耐ピンホール性が悪く、１５０μｍを越えると透明
性、光沢が悪くなる傾向がある。
１５０μｍの範囲が好ましく、総厚みが６０μｍ未満で
は耐ピンホール性が悪く、１５０μｍを越えると透明
性、光沢が悪くなる傾向がある。
【００２３】本発明の複合フィルムは共押出し水冷イン
フレ−ション法によって製膜する必要があり、共押出し
工程後、直ちに水冷することにより、光沢、透明性に優
れたチューブ状のフィルムが得られる。
フレ−ション法によって製膜する必要があり、共押出し
工程後、直ちに水冷することにより、光沢、透明性に優
れたチューブ状のフィルムが得られる。
【００２４】空冷のインフレーション法による製膜では
光沢、透明性に優れたフィルムが得られない。また、本
発明の複合フィルムでは最外層の光沢度を１００以上、
全ヘーズを６未満とすることが好ましい。光沢度と全ヘ
ーズの測定法は、ＪＩＳＫ７１０５に準拠して測定すれ
ばよく、最外層の光沢度が１００未満ではフィルム表面
の光沢がなく商品価値が低下し易く、また、全ヘーズが
６以上では透明性に劣り、実用上問題がある。フィルム
の光沢度と全ヘーズは冷却の条件を適宜制御することで
上記範囲内とすることが可能である。
光沢、透明性に優れたフィルムが得られない。また、本
発明の複合フィルムでは最外層の光沢度を１００以上、
全ヘーズを６未満とすることが好ましい。光沢度と全ヘ
ーズの測定法は、ＪＩＳＫ７１０５に準拠して測定すれ
ばよく、最外層の光沢度が１００未満ではフィルム表面
の光沢がなく商品価値が低下し易く、また、全ヘーズが
６以上では透明性に劣り、実用上問題がある。フィルム
の光沢度と全ヘーズは冷却の条件を適宜制御することで
上記範囲内とすることが可能である。
【００２５】以下、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【００２６】
【実施例】（実施例１）以下に示した層構成の複合フィ
ルムを共押出し水冷インフレーション法によって製膜
し、折径１８ｃｍのチューブ状フィルムを得た。得られ
たフィルムについて下記項目を評価した。
ルムを共押出し水冷インフレーション法によって製膜
し、折径１８ｃｍのチューブ状フィルムを得た。得られ
たフィルムについて下記項目を評価した。
【００２７】６ナイロン（以下、６Ｎｙという。）（厚
み１０μｍ）／接着性樹脂（以下、ＡＤという。）（厚
み１５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み２０μｍ）／Ａ
Ｄ（厚み１０μｍ）／ＬＤＰＥ（厚み４５μｍ） ここでアモルファスＮｙはナイロン６Ｔ／６Ｉ７０重量
部と６−６６ナイロン３０重量部からなる。
み１０μｍ）／接着性樹脂（以下、ＡＤという。）（厚
み１５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み２０μｍ）／Ａ
Ｄ（厚み１０μｍ）／ＬＤＰＥ（厚み４５μｍ） ここでアモルファスＮｙはナイロン６Ｔ／６Ｉ７０重量
部と６−６６ナイロン３０重量部からなる。
【００２８】評価方法 保香性 上記の得られたチューブ状フィルムを用いて底部のみを
ヒートシールして製袋（横１８０ｍｍ×縦２２０ｍ
ｍ）、この袋に市販のペットボトル入りミネラルウォー
タをパックした。ガーリックまたは、カレーパウダーと
一緒に１５日間冷蔵庫に保存した後、ミネラルウォータ
に異臭があるかどうかの官能試験（モニタ−数２０名，
３点嗜好法）を行った。上記フィルムからなる袋では危
険率５％以下で良好であった。
ヒートシールして製袋（横１８０ｍｍ×縦２２０ｍ
ｍ）、この袋に市販のペットボトル入りミネラルウォー
タをパックした。ガーリックまたは、カレーパウダーと
一緒に１５日間冷蔵庫に保存した後、ミネラルウォータ
に異臭があるかどうかの官能試験（モニタ−数２０名，
３点嗜好法）を行った。上記フィルムからなる袋では危
険率５％以下で良好であった。
【００２９】耐しごき性、耐ピンホール性 上記臭気性の評価に用いた製袋品を段ボールケース（１
パックずつ入る間仕切り付き）に入れて、トラック便で
１０００ｋｍの輸送を行った後、耐しごき性（輸送時の
振動に対する耐久性）を袋破れの有無で評価した。また
ゲルボフレックス試験（横２００×縦３００ｍｍのフィ
ルムをヒートシールし、２０℃，４０回／分の速度で屈
折しピンホールの有無を観察するＮ数５個）で耐ピンホ
−ル性評価を行った。上記フィルムからなる袋では袋破
れがなく、またピンホールの発生が見られず耐ピンホー
ル性が良好であった。さらに輸送テスト後の表面光沢も
傷入り等なく良好であった。
パックずつ入る間仕切り付き）に入れて、トラック便で
１０００ｋｍの輸送を行った後、耐しごき性（輸送時の
振動に対する耐久性）を袋破れの有無で評価した。また
ゲルボフレックス試験（横２００×縦３００ｍｍのフィ
ルムをヒートシールし、２０℃，４０回／分の速度で屈
折しピンホールの有無を観察するＮ数５個）で耐ピンホ
−ル性評価を行った。上記フィルムからなる袋では袋破
れがなく、またピンホールの発生が見られず耐ピンホー
ル性が良好であった。さらに輸送テスト後の表面光沢も
傷入り等なく良好であった。
【００３０】（実施例２）下記の層構成である以外は、
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１５μｍ）／ＥＶ
ＯＨ（厚み５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み１５μ
ｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４２μ
ｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１５μｍ）／ＥＶ
ＯＨ（厚み５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み１５μ
ｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４２μ
ｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
【００３１】得られたフィルムは保香性、耐しごき性、
耐ピンホール性、輸送テスト後の表面光沢のいずれも良
好であった。
耐ピンホール性、輸送テスト後の表面光沢のいずれも良
好であった。
【００３２】（比較例１）下記の層構成である以外は、
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１５μｍ）／６Ｎ
ｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰ
Ｅ（厚み４５μｍ） 表面光沢、耐ピンホール性は良好であったが、保香性が
悪かった。
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１５μｍ）／６Ｎ
ｙ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰ
Ｅ（厚み４５μｍ） 表面光沢、耐ピンホール性は良好であったが、保香性が
悪かった。
【００３３】（比較例２）下記の層構成である以外は、
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ＬＬＤＰＥ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み８μｍ）／Ｅ
ＶＯＨ（厚み５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み２０μ
ｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４２μ
ｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ＬＬＤＰＥ（厚み１５μｍ）／ＡＤ（厚み８μｍ）／Ｅ
ＶＯＨ（厚み５μｍ）／アモルファスＮｙ（厚み２０μ
ｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み４２μ
ｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
【００３４】保香性、耐しごき性、耐ピンホール性は良
好であったが、輸送テスト後にフィルムの表面に細かい
傷が見られ表面光沢が悪かった。
好であったが、輸送テスト後にフィルムの表面に細かい
傷が見られ表面光沢が悪かった。
【００３５】（比較例３）下記の層構成である以外は、
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み４５μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／アモ
ルファスＮｙ／（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μ
ｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み２５μｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
実施例１と同様に複合フィルムを得、評価した。 ６Ｎｙ（厚み４５μｍ）／ＡＤ（厚み１０μｍ）／アモ
ルファスＮｙ／（厚み１０μｍ）／ＡＤ（厚み１０μ
ｍ）／ＬＬＤＰＥ（厚み２５μｍ） アモルファスＮｙは実施例１に使用したものと同一組成
とした。
【００３６】保香性、表面光沢等は良好であったが、耐
ピンホール性に劣った（ゲルボフレックス試験で袋にピ
ンホール性が発生した。）。
ピンホール性に劣った（ゲルボフレックス試験で袋にピ
ンホール性が発生した。）。
【００３７】（比較例４）延伸６ナイロンフィルム（厚
み２５μｍ）とＬＬＤＰＥフィルム（厚み５０μｍ）か
らなるドライラミネート品を用いて評価した。
み２５μｍ）とＬＬＤＰＥフィルム（厚み５０μｍ）か
らなるドライラミネート品を用いて評価した。
【００３８】耐しごき性、耐ピンホール性、表面光沢は
良好であったが、保香性に劣った。
良好であったが、保香性に劣った。
【００３９】
【発明の効果】本発明によれば、保香性、耐ピンホール
性等に優れたミネラルウォータ、ジュース等液体飲料の
包装に好適に用いられる共押出複合フィルムが得られ
る。
性等に優れたミネラルウォータ、ジュース等液体飲料の
包装に好適に用いられる共押出複合フィルムが得られ
る。
Claims (3)
- 【請求項１】 最内層がヒートシール樹脂層、最外層が
ポリアミド樹脂層であり、中間層にポリオレフィン樹脂
層を介してアモルファスナイロン樹脂層を配してなる複
合フィルムであって、上記最外層ポリアミド樹脂層の厚
みが総厚みの１０〜３０％の範囲であり、アモルファス
ナイロン樹脂層の厚みが５〜２５μｍの範囲である共押
出し水冷インフレーション法で製膜されてなることを特
徴とする液体飲料包装用複合フィルム。 - 【請求項２】 前記中間層にエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物樹脂層を配してなる請求項１記載の液体飲
料包装用複合フィルム。 - 【請求項３】 アモルファスナイロン樹脂がヘキサメチ
レンジアミンとテレフタル酸及び／又はイソフタル酸を
重縮合してなるナイロン６Ｔ／６Ｉからなる請求項１又
は２に記載の液体飲料包装用複合フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4846499A JP2000238217A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 液体飲料包装用複合フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4846499A JP2000238217A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 液体飲料包装用複合フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238217A true JP2000238217A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12804104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4846499A Pending JP2000238217A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 液体飲料包装用複合フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238217A (ja) |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP4846499A patent/JP2000238217A/ja active Pending
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