JP2000237962A - 鏡面加工用研磨具 - Google Patents

鏡面加工用研磨具

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JP2000237962A JP8217199A JP8217199A JP2000237962A JP 2000237962 A JP2000237962 A JP 2000237962A JP 8217199 A JP8217199 A JP 8217199A JP 8217199 A JP8217199 A JP 8217199A JP 2000237962 A JP2000237962 A JP 2000237962A
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abrasive
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Yasuhiro Tani
泰弘 谷
Toshiyuki Enomoto
俊之 榎本
Toshiro Hattori
俊郎 服部
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Ricoh Co Ltd
Toppan Infomedia Co Ltd
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Tokyo Magnetic Printing Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 鏡面加工用研磨具は、0.5μm以下の
サイズの1次粒子を、バインダー樹脂を含まぬように2
次凝集させることにより形成された平均粒径が1から3
0μmの範囲の造粒粒子を、研磨材として、基材上にバ
インダー樹脂で固定化してなる。 【効果】 高い研磨レートが初期研磨で得られ且つ平坦
化された造粒粒子が仕上げ加工に作用するため、短時間
で鏡面加工を行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品、光学部
品等の鏡面加工のための研磨具および一般鏡面加工用研
磨具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の研磨具は、研磨材をバインダー樹
脂が溶解されたラッカー中に均一に分散させた研磨塗料
を基材上に塗布したものであり、研磨材としては、シリ
カ、ダイヤモンド、シリコンカーバイト、アルミナ、酸
化鉄、酸化セリウム等が知られている。鏡面加工のプロ
セスは、通常、粒度の異なる研磨材からなる研磨具を用
いて多段階で被研磨物の仕上げ面を制御している。鏡面
加工用の研磨具としては、1μm以下の微細な研磨材を
固定化した研磨具が一般的である。しかし、従来の鏡面
加工用研磨具の課題は、微細な研磨材を用いるため、研
磨具の表面粗度が研磨材の粒度に依存して小さくなり、
研磨屑による目詰まりが生じ、高い研磨レートが得られ
ないことである。研磨レートを改善する目的で、以下の
ような試みがなされている。
【0003】(1)研磨層を印刷パターンで設けて、研
磨屑を排泄させるチップポケットを形成する方法。 (2)複数の研磨材をブレンドして研磨層に凹凸を形成
させる方法。 (3)研磨材にバインダー樹脂を含む造粒粒子を用いる
方法。 上記(3)項の方法による研磨具としては、特表平8−
512074号公報、特表平9−509106号公報に
開示されたような例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、一般
的に鏡面加工は、微細な研磨材を用いて行わなければな
らず、研磨レートが低く、多大な研磨時間を要する。従
来の研磨具では、研磨層の最表面の凹凸が研磨材の粒度
に依存するため、研磨の初期段階で目詰まり等が発生
し、高い加工レートが得られないことが生産性を低下さ
せている。このような鏡面加工の問題点のうち、前記
(1)項の従来提案方法は、目詰まりによる加工レート
の低下は防げるが、印刷パターンで特別なチップポケッ
トを形成する等のコスト高につながる製造工程を必要と
するものである上、研磨作業の進行中に研磨作用を及ぼ
す研磨材の更新について考慮されておらず、加工レート
の低下を十分に防止できるものではなかった。また、前
記(2)項の従来提案方法は、研磨層に凹凸を設けるこ
とによりこの凹部がチップポケットの作用を果たす点で
加工レートの低下は防げるが、複数の研磨材を使用する
ことでその調整等の難しさがでてきて、研磨レートが安
定して得られないものであった。さらにまた、前記
(3)項の従来提案方法は、造粒粒子にバインダー樹脂
が含まれているため、研磨作業の進行中に研磨作用を及
ぼす研磨材の更新が、そこに含まれているバインダー樹
脂等のために十分に行われず、加工レートの低下を十分
に防止できるものではなかった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消し、被研磨物への研磨レートが高く且つ
短時間で鏡面加工が可能な鏡面加工用研磨具を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による鏡面加工用
研磨具は、0.5μm以下のサイズの1次粒子を、バイ
ンダー樹脂を含まぬように2次凝集させることにより形
成された平均粒径が1から30μmの範囲の造粒粒子
を、研磨材として、基材上にバインダー樹脂で固定化し
てなることを特徴とする。
【0007】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
研磨材としての造粒粒子は、前記バインダー樹脂により
前記基材上に当該造粒粒子の形状を保持した状態で研磨
層を形成している。
【0008】本発明の一つの実施例によれば、前記研磨
層の塗布最大厚は、分布を有する造粒粒子の最大粒子径
にほぼ等しい厚さとしている。
【0009】
【作用】本発明の研磨具は、造粒粒子が研磨層の表面に
分布し、造粒粒子の粒度に応じた表面構造をとるため、
研磨屑を排泄するための良好なチップポケットが形成さ
れ、目詰まりが発生し難く研磨レートの低下が少ない。
研磨初期段階では、造粒粒子が適度な凹凸を形成するた
め、研磨に寄与する作用砥粒が点接触し、極圧の高い状
態で被研磨物に対し、高い研磨レートをもたらす。
【0010】更に、研磨に寄与した造粒粒子は、研磨に
進行に伴い表面が摩耗により平坦化され、被研磨物と研
磨材との接触面積が増大し、研磨に作用する圧力が緩和
され、1次粒子が効果的に鏡面加工へ作用する。
【0011】鏡面加工に作用する1次粒子径が、0.5
μmより粗大であると、1次粒子によるスクラッチの発
生頻度が高まり、粒子径は、0.5μm以下であること
が重要である。また、造粒粒子の平均粒径が1μm以下
である場合、被研磨物と作用砥粒との接触面積が増大
し、高い極圧が得られず、研磨レートが低下することに
なる。造粒粒子の平均粒子が30μmより粗大である場
合、バインダー樹脂に分散された研磨塗料中での造粒粒
子が沈降し、製造上の問題点が発生する。
【0012】以上述べた機構により、本発明の研磨具に
よって、目標の仕上げ面への加工時間が短縮され且つ良
好な鏡面状態が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一つの実施の形態として
の鏡面加工用研磨具の構成図である。図1において、参
照符号1は、造粒された研磨材を示し、参照符号2は、
造粒された研磨材を基材上に保持するためのバインダー
樹脂を示し、参照符号3は、基材を示している。
【0015】研磨材1は、シリカ、ダイヤモンド、シリ
コンカーバイト、アルミナ、酸化鉄、酸化セリウム等が
使用できる。
【0016】バインダー樹脂2は、熱硬化性樹脂及び熱
可塑性樹脂が使用でき、熱硬化性樹脂としては、ポリエ
ステル又はアクリルポリオールウレタン樹脂系、エポキ
シ又はエポキシペンダントアクリル樹脂+アミンペンダ
ントアクリル樹脂系、ポリオルガノシロキサン樹脂系、
各種UV硬化型樹脂系、ウレタン化油脂系、湿気硬化ポ
リウレタン樹脂系、フッ素系樹脂等が適している。熱可
塑性樹脂としては、純アクリル系樹脂、ニトロセルロー
ス系樹脂、ニトロセルロース−アクリス樹脂、変性アク
リル系樹脂、アルキッド系、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ゴム系樹脂であるウレタンエラスト
マー、ニトリルゴム、シリコンゴム、エチレン酢ビゴ
ム、フッ素ゴム系樹脂、その他の水溶性樹脂、エマルジ
ョン樹脂のものが使用できる。
【0017】基材3は、プラスチックフィルムとしてポ
リエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリカーボネ
ート及びそれらを表面処理したフィルム、その他、合成
紙、不織布、金属箔等が用いられる。また、可撓性を有
する基材に限らず、リジッドな基材として、ガラス、金
属も使用できる。
【0018】図2は、研磨材として用いる造粒された研
磨材の詳細構造を拡大して示す。この図2に示されるよ
うに、造粒された研磨材1は、複数の1次粒子4からな
っている。このような造粒研磨材1の製法として、一般
的なセラミックの焼結方法が利用できる。例えば、1次
粒子を水系バインダー樹脂等の結合材で所定の形状に造
粒させ、熱処理等で結合材を除去し凝集させることによ
り、バインダー樹脂を含まない造粒粒子が得られる。造
粒粒子1は、球状、粒状および不定形のいずれでも良
い。
【0019】本発明の研磨具は、サンドミル等の分散機
で、造粒粒子1をバインダー樹脂が溶解されたラッカー
中に均一に分散し、基材3上に塗布することにより製造
される。研磨層を形成する研磨塗料は、造粒粒子とバイ
ンダー樹脂が溶解されたラッカーを撹拌機にて混合した
スラリーをサンドミル等の分散機にて、造粒粒子1の形
状を保持した状態で均一に分散させることにより得られ
る。基材3への塗布手段として、例えば、ワイヤーバー
コータ、グラビアコータ、リバースロールコータ、ナイ
フコータ等が使用できる。このような塗布手段により、
基材3上に研磨塗料を塗布し、乾燥、または硬化処理に
より基材へ研磨層が固着される。研磨層の塗布最大厚
は、分布を有する造粒粒子の最大粒子径にほぼ等しい厚
さとすることが研磨レートを高めるためには望ましい。
【0020】図3は、本発明の鏡面加工用研磨具の初期
の研削工程に寄与する造粒粒子の作用砥粒の状態を概念
的に表したものである。図3に示されるように、この鏡
面加工用研磨具では、基材3上にバインダー樹脂2によ
り造粒粒子1が保持されており、バインダー樹脂2で保
持された造粒粒子1が研磨層を形成している。
【0021】図4は、本発明の鏡面加工用研磨具の研削
工程を経て平坦化された鏡面加工に寄与する摩耗した造
粒粒子の作用砥粒を概念的に表したものである。図4に
おいて、参照符号1′は、摩耗した造粒粒子を示してい
る。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について述べる。
【0023】造粒粒子として、1次粒子が18nmのシ
リカを3〜15μmの球状粒子(平均粒径4μm)に凝
集したシリカマイクロビーズN−1500(触媒化成
(株)製)を用い、造粒粒子を基材上に固定化するバイ
ンダー樹脂は、35wt%の濃度に調整されたポリウレ
タン樹脂N2304(日本ポリウレタン(株)製)を用
い、基材は、易接着処理された25μmのPET(帝人
(株)製)を使用した。
【0024】研磨塗料は、造粒粒子を分散機にてポリウ
レタン樹脂中に球状粒子の形状を損なうことなく均一に
分散することにより得られ、バインダー樹脂中の造粒粒
子の体積濃度が40vol%になるように調整したもの
を最終組成とした。研磨具は、研磨塗料をバーコータで
研磨層の塗布厚が15μmになるよう基材上に塗布し、
研磨層の溶剤をオーブンで乾燥することにより作製し
た。作製した研磨具を100mm幅にスリット加工し、
被研磨物の加工を行った。
【0025】加工方法は、被研磨物として#4000相
当の砥石で研削加工したシリコンウェーハ端面を用い、
スリット加工した研磨具の裏面より弾性ロールで研磨具
をシリコンウェーハ端面に押し当て、研磨具に揺動を与
えながら、10分間の研磨加工を行った。
【0026】加工面は、研磨条痕の有無を光学顕微鏡で
評価し、その結果を図9の表1における「実施例」の欄
に示した。
【0027】図5の(A)および(B)は、加工を行う
前の本研磨具の断面を走査型電子顕微鏡で5000倍と
2000倍の倍率で観察した写真をそれぞれ示す図であ
る。
【0028】図6の(A)および(B)は、シリコンウ
ェーハ端面の加工を行った後の本研磨具の断面を走査型
電子顕微鏡で5000倍と2000倍の倍率で観察した
写真をそれぞれ示す図である。この図6に示されるよう
に、造粒粒子が摩耗し、平坦化された作用砥粒が研磨に
寄与していることがわかる。
【0029】図7の(A)、(B)および(C)は、本
研磨具で加工したシリコンウェーハ端面を光学顕微鏡で
100倍、200倍、400倍の倍率で観察した写真を
それぞれ示す図である。
【0030】
【比較例1】研磨材として、一次粒子の平均粒子径が4
μmの粉砕シリカFQ3000((株)フジミインコー
ポレーテッド)を用い、粉砕シリカを基材上に固定化す
るバインダー樹脂は、35wt%の濃度に調整されたポ
リウレタン樹脂N2304(日本ポリウレタン(株)
製)を用い、基材は、易接着処理された25μmのPE
T(帝人(株)製)を使用した。
【0031】研磨塗料は、粉砕シリカを分散機にてバイ
ンダー樹脂中に均一に分散することにより得られ、バイ
ンダー樹脂中の粉砕シリカの体積濃度が40vol%に
なるように調整したものを最終組成とした。研磨具は、
研磨塗料を基材上にバーコータで研磨層の塗布厚が15
μmになるように塗布し、被研磨物の加工を行った。
【0032】加工方法は、被研磨物として#4000相
当の砥石で研削加工したシリコンウェーハ端面に押し当
て、研磨具に揺動を与えながら、10分間の研磨加工を
行った。
【0033】加工面は、研磨条痕の有無を光学顕微鏡で
評価し、その結果を図9の表1の「比較例1」の欄に示
す。
【0034】図8の(A)、(B)および(C)は、こ
の比較例1の研磨具で加工したシリコンウェーハ端面を
光学顕微鏡で100倍、200倍、400倍の倍率で観
察した写真をそれぞれ示す図である。
【0035】
【比較例2】研磨材として、実施例のシリカマイクロビ
ーズを0.3〜1μmの範囲(平均粒径0.6μm)で
分級した造粒粒子を用い、研磨材を基材上に固定化する
バインダー樹脂は、35wt%の濃度に調整されたポリ
ウレタン樹脂N2304(日本ポリウレタン(株)製)
を用い、基材は、易接着処理された25μmのPET
(帝人(株)製)を使用した。
【0036】研磨塗料は、研磨材を分散機にてポリウレ
タン樹脂中に球状粒子の形状を損なうことなく均一に分
散することにより得られ、バインダー樹脂中の造粒粒子
の体積濃度が40vol%になるよう調整したものを最
終組成とした。研磨具は、研磨塗料をバーコータで研磨
層の塗布厚が15μmになるよう基材上の塗布し、研磨
層の溶剤をオーブンで乾燥することにより作製した。作
製した研磨具を100mm幅にスリット加工し、被研磨
物の加工を行った。
【0037】加工方法は、被研磨物として#4000相
当の砥石で研削加工したシリコンウェーハ端面を用い、
スリット加工した研磨具に揺動を与えながら、10分間
の研磨加工を行った。
【0038】加工面は、研磨条痕の有無を光学顕微鏡で
評価し、その結果を図9の表1の「比較例2」の欄に示
す。
【0039】このような実施例の評価と比較例の評価と
を比較する等して、本発明者は、1次粒子サイズが、
0.5μm以下で平均粒径が1〜30μmの範囲でバイ
ンダー樹脂を含まないように造粒された研磨材を、造粒
粒子が破壊されることなく基材上にバインダー樹脂で固
定化した研磨具で被研磨物を加工することにより、研磨
時間を短縮させることが可能で、且つ良好な鏡面状態が
形成されることを見出したのである。
【0040】
【発明の効果】本発明の鏡面加工用研磨具によれば、高
い研磨レートが初期研磨で得られ且つ平坦化された造粒
粒子が仕上げ加工に作用するため、短時間で鏡面加工を
行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態としての鏡面加工用
研磨具の構成図である。
【図2】図1の研磨具において研磨材として用いる造粒
された研磨材の詳細構造を拡大して示す図である。
【図3】本発明の鏡面加工用研磨具の初期の研削工程に
寄与する造粒粒子の作用砥粒の状態を概念的に表した図
である。
【図4】本発明の鏡面加工用研磨具の研削工程を経て平
坦化された鏡面加工に寄与する摩耗した造粒粒子の作用
砥粒を概念的に表した図である。
【図5】加工を行う前の本研磨具の断面を走査型電子顕
微鏡で異なる倍率で観察した写真を示す図である。
【図6】シリコンウェーハ端面の加工を行った後の本研
磨具の断面を走査型電子顕微鏡で異なる倍率で観察した
写真を示す図である。
【図7】本研磨具で加工したシリコンウェーハ端面を光
学顕微鏡で異なる倍率で観察した写真を示す図である。
【図8】比較例1の研磨具で加工したシリコンウェーハ
端面を光学顕微鏡で異なる倍率で観察した写真を示す図
である。
【図9】各種研磨具で加工したシリコンウェーハ端面の
研磨状態の評価をまとめた表1を示す図である。
【符号の説明】
1 造粒研磨材 1′ 摩耗した造粒研磨材 2 バインダー樹脂 3 基材 4 研磨材1次粒子
フロントページの続き (72)発明者 榎本 俊之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 俊郎 東京都台東区台東1丁目5番1号 東京磁 気印刷株式会社内 Fターム(参考) 3C063 AA03 AB07 BB01 BB07 BB08 BB23 BC03 BG08 EE10 FF20 FF23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.5μm以下のサイズの1次粒子を、
    バインダー樹脂を含まぬように2次凝集させることによ
    り形成された平均粒径が1から30μmの範囲の造粒粒
    子を、研磨材として、基材上にバインダー樹脂で固定化
    してなることを特徴とする鏡面加工用研磨具。
  2. 【請求項2】 前記研磨材としての造粒粒子は、前記バ
    インダー樹脂により前記基材上に当該造粒粒子の形状を
    保持した状態で研磨層を形成している請求項1記載の鏡
    面加工用研磨具。
  3. 【請求項3】 前記研磨層の塗布最大厚は、分布を有す
    る造粒粒子の最大粒子径にほぼ等しい厚さとした請求項
    2記載の鏡面加工用研磨具。
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