JP2000237510A - ストレーナ - Google Patents

ストレーナ

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JP2000237510A
JP2000237510A JP11043065A JP4306599A JP2000237510A JP 2000237510 A JP2000237510 A JP 2000237510A JP 11043065 A JP11043065 A JP 11043065A JP 4306599 A JP4306599 A JP 4306599A JP 2000237510 A JP2000237510 A JP 2000237510A
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JP
Japan
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screen
strainer
sewage water
flow
solids
Prior art date
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Withdrawn
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JP11043065A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nozaki
幸治 野崎
Tokio Ishinaka
登喜夫 石中
Yoshiharu Matsuura
義治 松浦
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/24Preventing accumulation of dirt or other matter in the pipes, e.g. by traps, by strainers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】スクリーンの目詰まりが生じにくいストレー
ナを提供する。 【解決手段】有底の円筒状に形成されるスクリーン12
内に流体の比重より小さな硬質プラスチックよりなるボ
ール13を数個封入し、スクリーン内に流入する流体で
ボール13を跳動させてスクリーン12にぶっ付け、そ
の衝撃でスクリーン12に付着する塵埃を離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種パイプライ
ン、特に減圧弁、流量調整弁、電磁弁、トラップ等の弁
の前に設置され、パイプラインを流通する油、蒸気、
水、エア、N2 ガスその他の流体中に混入する塵埃等の
異物を除去するストレーナに関する。
【0002】
【従来技術】図1は、従来のこの種ストレーナの一例で
あるY型ストレーナを示すものであり、図2はストレー
ナの別の例のU型ストレーナを示すもので、いづれの場
合も塵埃等の異物が混入した流体を円筒状をなすステン
レス製のスクリーン1又は4に通すことにより異物を除
去し、スクリーン1又は4が異物により目詰まりして処
理量が低下したときには、キャップ2又は栓5を外して
スクリーン1又は4を取出し、洗浄していた。図3はス
クリーン1又は4の構造を示すもので、通常2〜6mφ
の孔6を一定間隔で形成したこし筒7と、20〜250
メッシュの筒状をなすこし網8とからなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクリーンが目詰まり
したときには上述するように、キャップを外してスクリ
ーンを取出し、洗浄したのちストレーナに装入してキャ
ップを取付けているが、かゝる作業は手間がかゝるう
え、何よりも通常のストレーナでは洗浄を行う際、一旦
ストレーナの前にある止め弁を閉じて流体の流れを止め
ねばならない。異物による汚れの多い流体で、急激な流
れの場合ことにそうである。
【0004】本発明は、スクリーンの目詰まりを生じに
くゝしたストレーナを提供することにより上記の問題を
解消しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明はそのため、パ
イプラインに設置され、流体中に混入する異物を除去す
るスクリーンを内蔵したストレーナにおいて、スクリー
ンに適宜形状、好ましくは球状の固形物を1ないし数個
入れ、スクリーンに流入する流体の流れにより固形物を
跳動させてスクリーンにぶっ付け、その衝撃でスクリー
ンに付着する異物をスクリーンより離脱させることを特
徴とする。
【0006】本発明によると、スクリーンの目詰まりが
生じにくゝなり、異物除去機能を長期に亘って持続させ
ることができる。本発明の固形物は、激しい動きが得ら
れるように、比重が流体の比重よりも小さいものが望ま
しく、また固形物の衝突によりスクリーンが損傷するこ
とのないように硬度がスクリーンよりも小さいものが望
ましい。具体的にはスクリーンにステンレス製のものを
使用した汚水処理用のストレーナに対しては、固形物と
して硬質樹脂、例えばポリエチレンやポリスチレンより
なるボールを使用するのが望ましい。
【0007】次に請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、多孔状のこし筒と、該こし筒内に装着
されるこし網とよりなるスクリーンのこし筒における孔
の縁を外向きに反らせたことを特徴とする。図4に示す
ようなスクリーンに固形物を入れた場合、スクリーン内
への流体の流入に伴って固形物がこし網8にぶつかって
こし網8がこし筒7に接触し、こし網8が孔6のエッジ
に当たったとき、こし網には引張りと剪断応力がかゝ
り、磨耗及び切損の原因となる。
【0008】上記請求項2記載の発明は、この問題を解
消することを目的としてなされたもので、本発明による
と、固形物がぶつかってこし網がこし筒に接触しても孔
のエッジに接触するのが防止されるため、こし網に掛か
る剪断応力を解消でき、またこし網が弾力性を有するよ
うになって、固形物の衝突力が緩和され、こし網の損傷
防止となると共に、付着する異物が弾き飛ばされて異物
の離脱作用が向上する。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の発明において、固形物の表面に例えばU形、V
形等の溝を入れるか、或いは固形物表面を凹凸に形成し
たことを特徴とする。本発明によると、固形物表面に異
物が付着し易くなる。ことに水や油等に混入する異物の
場合、固形物表面に汚泥物が付着して固形物表面に汚泥
による皮膜が形成され易くなり、固形物がスクリーンに
ぶつかると、この被膜で固形物が保護され磨耗防止とな
る。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
記載の発明において、スクリーン内の固形物が流出しな
いように、網状、格子状、スリット状又はスクリーンの
こし筒と同じ構造体で、スクリーンの少なくとも固形物
の流出側を塞いだことを特徴とする。スクリーンは通
常、円筒形をなし、両側面が開口しているが、本発明に
よると、固形物がスクリーンに流入する流体によりスク
リーンより押し流されるのを防止することができる。
【0011】ストレーナには、Y形、U形、ストレーナ
を複数備えて切換え可能とした複式タイプのもの等があ
るが、上記各発明は、これら既知のどのタイプのストレ
ーナにも適用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例である図4に示
すストレーナ11は、図1に示すものと同様の汚水用の
Y形ストレーナで、スクリーン12は全体がステンレス
製で、図5に示すように、20〜250メッシュの筒状
をなすこし網17と、2〜6mmφの孔18を多数形成
し、上下両側面を網ないし多孔板で塞いだ円筒状のこし
筒19とよりなり、孔18の縁部を外向きに彎曲させて
いる。そしてスクリーン12内には汚水よりも比重が小
さく、かつステンレス製のスクリーンより硬度の小さな
硬質樹脂よりなり、表面に図7に示すように無数の溝1
6を形成した固形物としてのボール13を数個封入して
いる。なお、図の矢印は汚水の流れ方向を示す。
【0013】本実施例のストレーナにおいて、汚水は図
示するように紙面左側から流入し、スクリーン内を経由
して右側に流出する。固形物は汚水より比重が小さいた
めスクリーン内上方に浮力を受け、又汚水の流れにより
右側方向に押し流される。その結果、固形物はスクリー
ン内を跳動して、こし網にぶつかり、こし網に付着する
汚泥物を離脱除去させる。
【0014】スクリーンはまた上側面のみならず、下側
面も塞がれているためスクリーン内に流入する汚水によ
って固形物13がキャップ側に押し込まれることはな
く、したがってキャップ14内に溜まる汚泥に突入して
汚泥を舞い上げるようなことがなくなり、スクリーンの
目詰まり防止を長時間にわたって持続させることができ
る。
【0015】図6は、本発明の別の実施例である図2に
示すタイプの汚水用のU形ストレーナ15を示すもの
で、スクリーンには上記実施例と同様、固形物13を入
れたスクリーン12が用いられている。本実施例におい
ても汚水が図の矢印方向よりスクリーン内に流入する
と、上記実施例と同様、固形物13がスクリーン内を跳
動してクリーンのこし網(図示省略)にぶつかり、こし
網に付着する汚泥物を離脱除去させる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、スクリー
ン内への流体の流入により固形物が跳動してスクリーン
に当たり、打撃を与えることによりスクリーンに付着す
る異物がスクリーンより剥離して離脱し、スクリーンの
目詰まり防止を長期に亘って持続させることができ、そ
のためスクリーンの洗浄頻度が少なくなり、パイプライ
ンを止める頻度を少なくすることができる。
【0017】請求項2記載の発明によると、固形物がぶ
つかったときにこし網がこし筒の孔のエッジに接触する
のが防止され、これによりエッジに接触することによる
こし網の磨耗や切損を防止できるうえ、こし網に弾力性
をもたらせることができるため固形物の衝突力が緩和さ
れてこし網の損傷防止が図られると共に、こし網に付着
する異物が弾き飛ばされて異物の離脱除去が促進され
る。
【0018】請求項3記載の発明によると、固形物の表
面が異物で覆われ易くなって固形物の保護が図られ、固
形物の磨耗が生じにくゝなる。請求項4記載の発明は、
スクリーンを有底筒体としているため、スクリーン内の
固形物を流出させることなくスクリーン内にとどめてお
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のストレーナの断面図。
【図2】従来の別のタイプのストレーナの断面図。
【図3】スクリーンの部分断面図。
【図4】本発明に係わるストレーナの断面図。
【図5】図4に示すストレーナに用いられるスクリーン
の部分断面図。
【図6】本発明に係わるストレーナの別の例の断面図。
【図7】本発明に係わるストレーナのスクリーン内に入
れられるボールの正面図。
【符号の説明】
11、15・・ストレーナ 12・・スクリーン 13・・ボール(固形物) 14・・キャップ 16・・溝 17・・こし網 18・・孔 19・・こし筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 義治 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 Fターム(参考) 4D064 AA01 BA12 BA17 DC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプラインに設置され、流体中に混入す
    る異物を除去するスクリーンを内蔵したストレーナにお
    いて、スクリーンに適宜形状の固形物を1ないし数個入
    れ、スクリーンに流入する流体の流れにより固形物を跳
    動させてスクリーンにぶっ付け、その衝撃でスクリーン
    に付着する異物をスクリーンより離脱させることを特徴
    とするストレーナ。
  2. 【請求項2】多孔状のこし筒と、該こし筒内に装着され
    るこし網とよりなるスクリーンのこし筒における孔の縁
    を外向きに反らせたことを特徴とする請求項1記載のス
    トレーナ。
  3. 【請求項3】固形物の表面にU形、V形等の溝を入れる
    か、或いは固形物表面を凹凸に形成したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のストレーナ。
  4. 【請求項4】スクリーン内の固形物が流出しないよう
    に、網状、格子状、スリット状又はスクリーンのこし筒
    と同じ構造体で、スクリーンの少なくとも固形物の流出
    側を塞いだことを特徴とする請求項1ないし3記載のス
    トレーナ。
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