JP2000237475A - 石膏ボード等の面取り具 - Google Patents

石膏ボード等の面取り具

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JP2000237475A
JP2000237475A JP11043176A JP4317699A JP2000237475A JP 2000237475 A JP2000237475 A JP 2000237475A JP 11043176 A JP11043176 A JP 11043176A JP 4317699 A JP4317699 A JP 4317699A JP 2000237475 A JP2000237475 A JP 2000237475A
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JP
Japan
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chamfered
disk cutter
gypsum board
mounting shaft
base material
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JP11043176A
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Shoji Kubo
庄司 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石膏ボード等の面取りを能率良く、省力的に
行なうことができる面取り具を提供する。 【解決手段】 石膏ボード等の被面取り材の表面と側面
に対して横部と縦部とで当接するL字形の台材に、横部
と縦部のコーナー部に存する被面取り材の角を面取りす
るよう刃面を傾けた円板カッターを台材の前後中央位置
に設けた取付軸に回転可能に装着したことを特徴とする
石膏ボード等の面取り具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁や天井等
に貼るクロス、表面材の下地である石膏ボードやコンパ
ネ(以下、石膏ボード等という)の面取り具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】石膏ボード等を継ぎ足して貼る場合、製
作誤差や下地材の表面精度等によって接合個所に段差が
形成されることがある。段差が形成されると、その上に
貼ったクロスや表面材に凹凸が生ずるから、石膏ボード
等の表面の接合個所を面取りし、この空間にパテを挿入
して均すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この面取りは、
カッターナイフを用いるかんな状の器具を用いて行なっ
ていたが、全長に亘って一様な面取りをするには相当な
熟練を要していた。特に、石膏ボードには紙が混じって
いるため、刃面の当たり具合によっては、この紙が捲れ
上がり、仕上がり不良と作業能率の低下を来していた。
【0004】又、これらの器具は、刃面が固定されてい
るため、常に同じ個所が当たり、切れ味の低下を来して
いた。更に、右手用に設定してあると、右手でしか操作
できないため、石膏ボードの左側側面の面取りをする場
合は、石膏ボードを右側位置に置き換えなければなら
ず、労力を要するとともに、能率の低下を来していた。
【0005】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、切れ味低下を来さず、常にきれいな仕上がりが
でき、且つ、誰でもが簡単に操作でき、しかも、能率の
上がる石膏ボード等の面取り具を開発したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、石膏ボード等の被面取り材の表面と側面に対して横
部と縦部とで当接するL字形の台材に、横部と縦部のコ
ーナー部に存する被面取り材の角を面取りするよう刃面
を傾けた円板カッターを台材の前後中央位置に設けた取
付軸に回転可能に装着したことを特徴とする石膏ボード
等の面取り具を提供する。
【0007】以上の手段をとることにより、石膏ボード
等の被面取り材に対して台材の横部と縦部とを押し当
て、これをかんなのように引くことで、全長に亘って一
様な面取りができる。又、用いる刃は、回転する円板カ
ッターであるから、全周が万遍なく当たり、寿命が長持
ちして切れ味低下を来さない。更に、被面取り材に当て
られる台材の横部と縦部とは、円板カッターを中心に前
後に存在しているから、右手、左手どちらでも操作で
き、労力の軽減と能率の向上を果たす。
【0008】又、本発明は以上の面取り具において、取
付軸を中心とする縦部の前後延長方向を所定の開き角度
で外方に開かせた手段、円板カッターの下面に被面取り
材に摺接して回転する当て盤を取り付けた手段を提供す
る。これらの手段により、被面取り材に対する円板カッ
ターの食付き性及び切断性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の面取り具の一例を
示す平面図(後述する蓋板を除いたもの)、図2は正面
図、図3は側面図、図4は図1のA−A断面図である
が、この面取り具は、石膏ボード等の被面取り材10に
L字形に形成した横部12と縦部14とを押し当てる台
材16と、台材16に回転可能に保持されて被面取り材
10に作用する円板カッター18とからなる。
【0010】台材16は、横部12と縦部14とを側面
視でL字形に形成したものであるが、横部12の中央の
後部(反縦部14側)に、表面が横部12の表面に対し
て約45°傾斜した盛上部20を形成し、この盛上部2
0の表面に、裏面側から突入させた取付軸22を回転不
能に突出させたものである。尚、本例の取付軸22に
は、軸芯部にネジ孔22aが穿たれている。
【0011】円板カッター18は、以上の取付軸22に
外嵌されて装着されるものであるが、この場合、その表
裏面に二枚の座金24、26を介在させて円板カッター
18の回転性を向上させている。ところで、本例におけ
る円板カッター18と座金24、26は、盛上部20の
表面に凹陥穴28を形成し、この凹陥穴28に収容して
いる。
【0012】凹陥穴28の表面には、蓋板30が取付軸
22に嵌合して被せられ、蓋板30の表面から蝶ネジ等
の押えネジ32を挿入して取付軸22のネジ孔22aに
螺合する。この場合において、蓋板30の下部には、円
板カッター18の外周付近を上から押える押え部30a
が設けられており、円板カッター18が被面取り材10
に食い込んだときに上方に逃げるのを防止している。
【0013】押えネジ32を取付軸22にネジ込むこと
により、蓋板30は、盛上部20に押し付けられて固定
されるが、このときでも、円板カッター18の回転を許
容するよう、その凹陥穴28の深さが設定される。尚、
本例の円板カッター18は、外周に、両面から傾斜エッ
ジを形成した両刃の刃面18aで構成している。
【0014】以上により、円板カッター18は、横部1
2の表面に対して約45°下がる角度で盛上部20に取
り付けられるが、このとき、その外周は、横部12の裏
面から下方に飛び出して縦部14内に若干入り込むよう
に設定されている。しかし、円板カッター18は、回転
が許容されなければならないから、干渉する部分の横部
12及び縦部14にヌスミ34を形成している。
【0015】このヌスミ34は、同時に面取り作業で発
生する切粉の排出窓34も兼ねるものであり、切粉の排
出を円滑にするため、ある程度大きなものとするととも
に、横部12の上面からすりばち状に下げて低い位置に
設けている。
【0016】ところで、縦部14は、横部12に対して
90°の方向で下がっているのは前述したが、前後への
延長方向は取付軸22を中心に所定の開き角度αで外方
に開いている(図1)。尚、この開き角度αの役割につ
いては後述する。
【0017】次に、以上の構成の面取り具によって被面
取り材10の角を面取りする場合について説明する。ま
ず、被面取り材10を適当な台36等に載せて置き(端
を台36から覗かせておく)。台材16の横部12と縦
部14を被面取り材10の上面と側面に押し当てる。
【0018】すると、円板カッター18は、被面取り材
10の横部12と縦部14とで構成するコーナー部に存
在する角に食い込むから、この状態で、台材16に手を
当て、その縦部14が被面取り材10の側面から離れな
いよう引けば、円板カッター18は回転しながら移動
し、その間、面取りされる。そして、面取り時に発生し
た切粉は、上述した排出窓34から排出される。
【0019】このことから言えば、円板カッター18か
ら前方の台材16の部分は不要であるが、このように、
台材16を円板カッター18の前後に設けているのは、
右手用、左手用を兼用するためである。図1で言えば、
円板カッター18から手前の部分は左手用、向こう側の
部分は右手用ということになる。そして、前記した開き
角度がここで意味を有してくる。
【0020】即ち、面取り時に円板カッター18は被面
取り材10に良好に食い込むのが好ましいが、そのため
には、円板カッター18を食い込み勝手に傾けておけば
よい。しかし、このように左右両手用にしてあると、一
方は良くても他方は拙くなる。このため、この開き角度
αを設け、円板カッター18の前後の傾きを零にして
も、縦部14を被面取り材10の側面に押し当てること
で、食い付きが生ずるようにしたものである。但し、前
記したように、円板カッター18の下側刃面18aに傾
斜角βがある場合、開き角度αは傾斜角βより大きくす
る必要がある。
【0021】図5は本発明の他の例を示す断面図である
が、本例のものは、円板カッター18の下面に被面取り
材10に摺接する当て盤38を設けたものである。この
当て盤38は、その表面に凹凸等が施されて摩擦係数の
高いものにされるのが好ましいく、又、ピン40等によ
って円板カッター18と一体化されている。
【0022】台材16を被面取り材10に押し当てて面
取りする場合、当て盤38は、面取り材10に対して滑
ることなく回転するが、このとき、円板カッター18の
刃面18aの周速は、台材16の移動速度よりも増速さ
れたものとなるから、切断性能が一層向上する。
【0023】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は、以上の説明に限定されるものではなく、
その技術的思想を同じく範囲内で種々改変されて実施さ
れる。例えば、被面取り材は石膏ボードに限定されるも
のではなく、種々のものがある。又、円板カッターの大
きさや厚みも任意であるし、更に、その刃面の形成は、
片面に傾斜エッジが形成される片刃であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明に係る面取り具を使用すれ
ば、石膏ボード等の面取りを、誰もが簡単に、しかも、
きれいに仕上げることができる。又、左右どちらの手で
も操作できるから、石膏ボード等の向きを変える必要が
なく、省力的であり、能率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す面取り具の平面図である。
【図2】本発明の一例を示す面取り具の正面図である。
【図3】本発明の一例を示す面取り具の側面図である。
【図4】本発明の一例を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図5】本発明の他の一例を示す円板カッター部分の断
面図である。
【符号の説明】
10 石膏ボード等 12 横部 14 縦部 16 台材 18 円板カッター 22 取付軸 38 当て盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石膏ボード等の被面取り材の表面と側面
    に対して横部と縦部とで当接するL字形の台材に、横部
    と縦部のコーナー部に存する被面取り材の角を面取りす
    るよう刃面を傾けた円板カッターを台材の前後中央位置
    に設けた取付軸に回転可能に装着したことを特徴とする
    石膏ボード等の面取り具。
  2. 【請求項2】 取付軸を中心とする縦部の前後延長方向
    を所定の開き角度で外方に開かせた請求項1に記載の石
    膏ボード等の面取り具。
  3. 【請求項3】 円板カッターの下面に被面取り材に摺接
    して回転する当て盤を取り付けた請求項1又は2に記載
    の石膏ボード等の面取り具。
JP11043176A 1999-02-22 1999-02-22 石膏ボード等の面取り具 Pending JP2000237475A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1356903A1 (de) * 2002-04-26 2003-10-29 Gunter-Rainer Mühlner Schneidkopf für Schneideinrichtungen zum Schneiden von Gipskartonplatten und plattenförmigen Bauelementen aus ähnlichen Materialien
JP2017185755A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社清水製作所 石膏ボードの面取り用鉋

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