JP2004351737A - 石膏ボードの裏側の面取り用鉋 - Google Patents

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Seiji Ikenaga
征二 池永
Kazuo Ikenaga
一雄 池永
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Abstract

【課題】石膏ボードの端面の裏側の面取りを、保護紙を切らずに迅速、正確に行なう。
【解決手段】鉋の裏側に、鉋の前後移動方向に溝6を形成し、その溝6に刃8を取付けると共に、刃8の一端の位置を、溝8を形成する端面7から少し離した位置に設ける。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として建築物の内装下地に使われる石膏ボードを夫々互いに隣接して取付ける作業の際に、その石膏ボードの裏側の面取りを行なう石膏ボードの裏側の面取り用鉋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の内装下地に使われる石膏ボードの定版的なものは、メーカーが図6に示すような石膏ボードを提供する。即ち、石膏ボード3の表面1と裏面2には夫々色や厚みのちがう保護紙4を張り付けており、その長手方向の両端側は、表面1から裏面2に向かって角度αを付けて面取りがされている。
【0003】
これは、石膏ボード3を隣接して取付けた場合、殆どの場合、縦の長手同士が接する並べ方で取付けられるが、単に端面が直角に切り落としたままの面ではその面に凹凸の発生が避けられず、隣接した石膏ボード3同士の間に隙間や不揃いが生じ、石膏ボード3に貼る壁紙等の仕上がりに悪影響を与える。
【0004】
そこで、現在一般市販されている石膏ボード3は、図6に示すように、縦方向の両端面は、メーカーで予め斜めに面取り加工をして、現場の手間を省いており、石膏ボード3同士が直角面での接合ではなく、矢印Yで示すように線接合できるようにしている。
【0005】
しかしながら、石膏ボード3を建築現場で取付ける際には、壁や、天井等の最後の納まり部分で寸法が半端となり、石膏ボード3を長手方向にカットしなければならないケースが高い頻度で発生する。
【0006】
このような石膏ボード3を一枚の途中でカットする場合は、先ず所定幅の個所にカッターで切り込みを入れて折り取るように切り放すのが通常である。
【0007】
その場合、垂直カット面には凹凸ができ、単にそれを平滑に仕上げるのにもヤスリでの処理が必要であり、さらに裏側の面取り(逆面取り)をする場合にはわざわざ裏表をひっくり返して面取りをし、その上でヤスリ仕上げが必要であるという面倒な作業工程が要求されるという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、石膏ボードの寸法合わせのため現場で石膏ボードの一端側を切り取り、その裏側の面取りをする工程を、従来は一々石膏ボードの裏面を表側にしてカッターで角度を決めながら削った後、ヤスリで平滑仕上げを行なっていた作業を、石膏ボードをそのままの状態で、鉋を石膏ボードの裏側端に当てて、ただ手前に引くという作業で裏側の面取りとカット面の仕上を同時にでき、作業効率の大幅な向上がはかれると共に、その作業中に飛散する石膏ボードの微粉末の飛散を極く少なく押さえることができ、さらに鉋の取付角度で逆面取りの角度を容易に決めることにより、作業者の技術レベルに関係ない良好な仕上がりができ、かつその作業が容易になる石膏ボードの裏側の面取り用鉋を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鉋の裏面に、鉋の前後移動方向に溝を形成し、該溝に刃を取付けると共に、該刃の一端の位置を、溝を形成する一端面から少し離した位置に設けた石膏ボードの裏側の面取り用鉋からなり、また本発明は、その刃の一端の位置を、溝を形成する端面から約1mm程度離して設けたり、さらに、石膏ボードの裏側の面取りができるように、溝に取付けた刃を、溝の底面に対して傾斜角度を設けて取付けた石膏ボードの裏側の面取り用鉋からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の逆面取り用鉋の実施の形態につき説明する。
【0011】
図1はその一実施形態における逆面取り用鉋の平面図であり、図2は図1の矢印A側の側面図である。また図3は図1の矢印B側の側面図であり、図4は図1の裏面図、そして図5は図4の矢印P方向から見た側面図である。
【0012】
まず、この鉋の本体5の前後移動方向(タテ方向)に平行な2本の端面7を有する溝6を鉋の裏面に形成する。
【0013】
そして、本体5の上面中央部には、刃8を取付ける傾斜面14が設けてある。傾斜面14は、図2に示すような鉋の長手方向の傾斜角γを有すると共に、図5で示す幅方向の傾斜角βをも呈している。そして傾斜面14上には裏面の溝6に向かって貫通孔15が設けてあり、その貫通孔15を跨ぐように刃8を前述の傾斜面14上に取付けられる。傾斜面14上に刃8を載置して、刃8をその上部から押さえ込み可能な固定金具9を設けるが、この固定金具9には左右2個の長孔10を設け、これら2個の長孔10にそれぞれ遊嵌されながら、本体5にねじ込まれる2つのねじ11が取付けられている。そしてこれら各2つの長孔10及びねじ11による固定金具9によって刃8の位置の調整が完了すると、固定金具9は刃8を挟み込んだ状態で押さえねじ12をねじ込むことにより、刃8が押さえこまれ、その位置が固定する。この状態で逆面取り鉋により、石膏ボード3の希望する所定幅の端面の裏側の面取りをする場合には、石膏ボードの一端面の面取り部分を鉋の本体5の溝6に合わせて、石膏ボード3の裏側の面取りを行なう。
【0014】
本発明の鉋を用いることにより、図6の石膏ボード3の表面1側を上にしたまま裏面2側の面取り(逆面取り)をする作業を行なうことができるが、図1から図5に示すこの実施の形態における鉋は右利き作業者用の逆面取り用鉋である。
【0015】
さらに、本発明の面取り用鉋は、刃8の一端の位置を、溝6を形成する端面7から少し離した位置、例えば図4、図5の距離Lを例えば約1mm程度離して設けることを特徴としており、本発明の逆面取り用鉋は、石膏ボード3の裏面2側の面取りができるように、溝6に向かって取付けた刃8を、溝6の底面に対して傾斜角度βを設けて取付けている。
【0016】
即ち、刃8の端部と溝6の端面7との間の間隙Lに刃8が存在しないようにしたので、石膏ボード3の表面1の保護紙4の位置に間隙Lが位置するので、保護紙4が切れることがなく、石膏ボード3の裏面の逆面取り位置に面取り用の線を引いてもその線が消えず、正確に、面取り用の線に沿って逆面取りを行なうことができる。
【0017】
【発明の効果】
石膏ボードの寸法合わせのため現場で切取った石膏ボードの端面の裏の面取りを容易、かつ正確に行なうことができ、しかも面取りをした面を同時にきれいに削ることができる。
【0018】
つまり、ただ鉋を手前に引くという従来と同じ作業で、石膏ボードの裏側の面取りとカット面の良好な仕上げを同時に行なえ、作業効率を大幅に向上することができる。
【0019】
また、従来、仕上にヤスリを使用することにより石膏ボードの微粉末が多く発生し、飛散するいう健康衛生上悪い影響を与える恐れがあったのに対して、本発明の鉋を使用すれば、微粉末の発生量は極く少なく押さえることができる。
【0020】
さらに、本発明の鉋を使用すれば、作業者の技能レベルに関係ない良好な仕上がりが得られる。
【0021】
また、本発明の鉋は刃の一端の位置を、鉋の裏側の溝を形成する端面から少し離した位置にしているので、張付けた保護紙は鉋を前後に動かしても刃によっては切れず、石膏ボードだけが切れ、カッターで切った切り口はきれいな仕上がりとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の裏側面取り用鉋の平面図である。
【図2】図1の矢印A側の側面図である。
【図3】図1の矢印B側の側面図である。
【図4】図1の下面図である。
【図5】図4の矢印P方向から見た側面図である。
【図6】石膏ボードを隣接して取り付けた場合の縦方向に側面から見た側面図である。
【符号の説明】
3 石膏ボード
6 溝
7 端面
8 刃

Claims (3)

  1. 鉋の裏面に、鉋の前後移動方向に溝を形成し、該溝に刃を取付けると共に、該刃の一端の位置を、溝を形成する一端面から少し離した位置に設けた石膏ボードの裏側の面取り用鉋。
  2. 刃の一端の位置を、溝を形成する端面から約1mm程度離して設けた請求項1に記載の石膏ボードの裏面の面取り用鉋。
  3. 石膏ボードの裏側の面取りができるように、溝に取付けた刃を、溝の底面に対して傾斜角度を設けて取付けた請求項1または2に記載の石膏ボードの裏側の面取り用鉋。
JP2003152015A 2003-05-29 2003-05-29 石膏ボードの裏側の面取り用鉋 Pending JP2004351737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042576A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Tjm Design Corp ボード切削用鉋
JP2017185755A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社清水製作所 石膏ボードの面取り用鉋

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