JPH0215605Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0215605Y2
JPH0215605Y2 JP5134585U JP5134585U JPH0215605Y2 JP H0215605 Y2 JPH0215605 Y2 JP H0215605Y2 JP 5134585 U JP5134585 U JP 5134585U JP 5134585 U JP5134585 U JP 5134585U JP H0215605 Y2 JPH0215605 Y2 JP H0215605Y2
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JP
Japan
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cutter
blade
width
auxiliary plate
cutting edge
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JP5134585U
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JPS61166804U (ja
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、刃口の幅を任意に設定できる機構を
有する電気溝切機に関するものである。
〔考案の背景〕
従来例を第1図〜第3図を用いて説明する。第
1図は電気溝切機(以上溝切機と言う)の側面
図、第2図および第3図は溝切機を定盤3側から
見た平面図である。一般に溝切機は切削する溝幅
に応じて刃幅の異なるカツター2を使い分けるた
め、定盤3の刃口幅4は溝切機に取付可能なカツ
ター2の最大刃幅より広くなつている。このよう
な溝切機に刃幅5の狭いカツター2を取り付ける
と、第2図に示すようにカツター2と刃口6との
間に大きな隙間が生じる。周知のように溝切機は
カツター2を電動機(図示していない)で第1図
の矢印Aで示した方向に回転させて木材を切削す
るため、カツター2の刃が木材から抜け出る際に
は木材の繊維を捲り上げ、いわゆる「ふち欠け」
という現象が発生し、仕上がりが悪くなるが、刃
幅5と刃口幅4との隙間がゼロになれば発生しな
い。そこで従来は第2図に示すように、定盤3の
底面に設けた凹部7に定盤3の底面から出張らな
いようにカツター2で切削可能な材質で作られた
補助板8を取付け、該補助板8を矢印B方向に摺
動させてカツター2で切削することで刃幅5とカ
ツター2が木材から抜ける部分の刃口幅4′との
隙間をゼロとし、ふち欠けの発生を防止してい
た。しかしこの方法によると、補助板8によつて
調節されない部分の刃口幅4は広いままで作業す
ることになり、刃口幅4より幅の狭い被削材、即
ち小物材を加工する際には、刃口6から被削材が
通り抜けてしまうため、常に溝切機の保持に注意
を払わなければならず、作業性が悪いばかりか危
険性も大きいという欠点があつた。
一方、第3図には、刃口6全体の幅が調節でき
る従来例を示した。この方法では小物材を加工す
る時の作業性は悪くないが、補助板8′が刃口6
の一方にのみ取り付けられているためカツター2
の刃幅5と補助板8′との隙間をある一定値以下
には調節することができず、「ふち欠け」を防止
することはできなかつた。またこの補助板8′は
全て金属性であるため、カツター2と接触した場
合の危険性も大きかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述した従来技術の欠点を無
くし、合わせて安全性が高く、作業性および仕上
がりの良好な電気溝切機を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、補助板を被削性の良好な材質で製作
し、これをカツターにより切削せしめ、かつ刃口
の全長を覆うように形状と配置を工夫したもので
ある。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第4図〜第6図を用いて説明
する。
本考案によれば、カツター2により切削可能で
かつ比較的硬度の高いプラスチツク等(例えばフ
エノール樹脂積層板)で作られた補助板8″を、
刃口6を全長にわたつて覆うように刃口6の両側
に取り付ける。その際、定盤3には補助板8″の
板厚に相当する凹部7を設けておき、補助板8″
が定盤3の底面から出張らないようにしておくこ
とは言うまでもない。第4図のE部拡大図および
−線断面図をそれぞれ第5図と第6図に示し
た。前記の補助板8″は、第6図に示したように、
定盤3に設けた長穴9内を摺動するナツト10に
ネジ11を螺合させて取り付け、補助板8″を第
4図の矢印D方向に摺動させてその間隔12をカ
ツター2の刃幅5より少し狭く調節し、ネジ11
を締めて補助板8″を固定する。この状態でカツ
ター2を回転させると補助板8″の一部が削り取
られ、第5図に示した状態で回転し続ける。この
状態は、とりもなおさずカツター2の刃幅5と補
助板8″との隙間がゼロとなつている状態である。
前述の実施例では補助板の数を2枚で説明した
が、3枚あるいはそれ以上としても本実施例と同
様の効果を上げることができるのは明らかであ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、刃口の幅を刃口の長手方向の
全長にわたつて調節できるようにしたので、小物
材加工時の安全性および作業性が向上し、同時に
カツターの刃幅と補助板との隙間をゼロとするこ
とができるのでふち欠けの発生も防止し、仕上が
りの良い作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気溝切機の側面図、第2図、
第3図は同電気溝切機の底面図、第4図は本実施
例になる電気溝切機の底面図、第5図は第4図の
E部拡大図、第6図は第4図の−線断面図で
ある。 1は外枠、2はカツター、3は定盤、6は刃
口、8″は補助板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機を収納する外枠、前記電動機により駆動
    されるカツター、前記外枠に取り付けられてお
    り、前記カツターが回転する部分に刃口が設けら
    れている定盤を有する電気溝切機において、前記
    刃口の長手方向の全長と等しいかそれ以上の長さ
    を有し、前記刃口の一部あるいは全部を覆うこと
    ができる形状で前記カツターにより切削可能な材
    質で成る補助板を複数個、前記定盤の底面に沿つ
    て摺動可能に配設したことを特徴とする電気溝切
    機。
JP5134585U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0215605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134585U JPH0215605Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134585U JPH0215605Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166804U JPS61166804U (ja) 1986-10-16
JPH0215605Y2 true JPH0215605Y2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=30570304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5134585U Expired JPH0215605Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0215605Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011251713A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓋付き容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011251713A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓋付き容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61166804U (ja) 1986-10-16

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