JP2000237176A - 放射線画像表示方法および装置 - Google Patents

放射線画像表示方法および装置

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JP2000237176A
JP2000237176A JP11037998A JP3799899A JP2000237176A JP 2000237176 A JP2000237176 A JP 2000237176A JP 11037998 A JP11037998 A JP 11037998A JP 3799899 A JP3799899 A JP 3799899A JP 2000237176 A JP2000237176 A JP 2000237176A
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Hideya Takeo
英哉 武尾
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線画像表示装置において、検出された複
数種類の異常陰影を、それぞれ観察読影に適した方法で
表示する。 【解決手段】 検出された異常陰影の候補P2,P3の
うち微小石灰化陰影候補P2の局所画像P2′のみを、
全体画像P1中においてこの全体画像P1の一部として
表示される微小石灰化陰影候補P2よりも拡大処理し
て、各異常陰影候補P2,P3の局所画像P2′,P
3′についてROI枠R2,R3が付された全体画像P
1′とともに、画像表示手段40の表示領域に表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の放射線画
像の全体(全体画像)およびこの放射線画像から検出さ
れた異常陰影候補を含む局所画像を表示する表示方法お
よび表示装置に関し、詳細には局所画像の表示の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄積性蛍光体シートやフイルムに記録さ
れた被写体の放射線画像を読み取って画像データを得、
この画像データに適切な画像処理を施した後、画像を表
示装置等により再生することが種々の分野で行われてい
る。特に近年、コンピューターとの組合わせによるコン
ピューテッドラジオグラフィー(CR)というデジタル
ラジオグラフィー(DR)の技術が開発され、種々のデ
ジタルラジオグラフィーが実用化されている。
【0003】このデジタルラジオグラフィーは画像デー
タを定量的に解析することができるという点で、従来の
アナログ方式のラジオグラフィーとは根本的に異なる特
長がある。特に人体の医療診断用として、このデジタル
ラジオグラフィーの特長をより積極的に活用することを
目的とした、計算機(コンピューター)支援画像診断ま
たはCADM(Computer Aided Diagnosis of Medical
Image )と称される技術が提案されている。
【0004】この計算機支援画像診断等は、医療の現場
における画像読影を通じての診断を補助するものであ
り、従来はフイルム等の記録媒体やCRT等の表示装置
により再生された放射線画像を専門医が目視により観察
読影し、癌等の異常な腫瘤陰影や微小石灰化陰影等(以
下、これらを総称して異常陰影という)を早期に発見す
るよう努めていた。しかし、放射線画像を観察読影する
読影者間の画像読影能力の差等により、そのような異常
陰影を見落としたり、主観的判断による思い違いを生ず
る可能性があった。
【0005】そこで計算機支援画像診断では、画像デー
タに基づいて異常陰影と考えられる異常陰影候補を的確
に検出し、その検出した部位にマーキングを表示して放
射線画像の読影者に注意を喚起することにより、あるい
は読影者の客観的判断に役立つ材料として、検出した異
常陰影候補の特徴的なものを定量的に提示することによ
り、上述のような読影者による見落としや思い違い等を
未然に防止して診断性能の向上を図っている(「DR画
像における腫瘤影検出(アイリスフィルタ)」電子情報
通信学会論文誌 D-II Vol.J75-D-II No.3 P663〜670 19
92年3月、「多重構造要素を用いたモルフォロジーフィ
ルタによる微小石灰化像の抽出」同誌 D-II Vol.J75-D-
II No.7 P1170 〜1176 1992年7月等参照)。
【0006】ところでこの計算機支援画像診断について
の提案では、上述したように、全体の再生画像の異常陰
影候補にマーキングを表示し、またはその異常陰影候補
について定量的な評価尺度を表示することに止まってい
る。このため、単にそのようなマーキングや評価尺度の
みを表示したものは、読影者への注意喚起、または読影
者の主観的な思い違いの防止には有効であるが、実際に
読影者がその異常陰影部位について診断を行うには、さ
らに読影に適した高い診断性能を有する画像を提供する
必要がある。
【0007】そこで本出願人は、特開平8-294479号によ
り開示しているように、アイリスフィルタ処理に基づく
異常陰影検出アルゴリズムにより腫瘤陰影候補を検出
し、モフォロジー処理に基づく異常陰影検出アルゴリズ
ムにより微小石灰化陰影候補を検出し、1つの表示面上
に、原画像(全体画像)を表示するとともに、この全体
画像中に表れたこれらの異常陰影候補を含む局所領域
を、矩形の枠(ROI(関心領域)画像の枠)等で標識
して異常陰影候補の存在を読影者に示し、さらに、全体
画像中の観察に要しない領域に、検出されたこれら局所
領域の画像(局所画像)の全てをそれぞれ画像処理(拡
大処理、その他の強調処理等)して表示することで、読
影者にそれらの異常陰影候補についての詳しい診断のた
めの画像を提供する技術を提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した特開
平8-294479号による技術においては、検出された異常陰
影候補の全てについての局所画像を表示することとして
いるが、検出された異常陰影候補の数が多い場合には、
1つの表示領域内に多数の局所画像が表示されることに
なり、全体画像の観察領域まで局所画像で覆われてしま
う虞がある。
【0009】また異常陰影の種類によっては、全体画像
とは別に局所画像を表示するまでもなく、全体画像の中
で十分に観察読影可能なものもある。例えば、比較的サ
イズは大きい腫瘤陰影等などは、他の体内組織が重複し
ても十分に視認可能であり、別個に拡大処理等して局所
画像として表示するまでもない。
【0010】一方、例えば微小石灰化陰影などは、その
サイズが微小であるため、他の体内組織が重複すると非
常に観察しにくくなり、全体画像中に表れたものだけで
は十分な読影ができないため、全体画像とは別個に局所
画像を表示するのが望ましい。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、検出された複数種類の異常陰影を、それぞれ観察
読影に適した方法で表示する放射線画像の表示方法およ
び表示装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線画像表示
方法および表示装置は、検出された異常陰影の種類に応
じて、全体画像中において矩形枠等で標識するものと、
この全体画像とは別に局所画像表示するものとに分け
て、これら全体画像と局所画像とを1つの表示領域上に
表示するものである。
【0013】すなわち本発明の放射線画像表示方法は、
被写体の放射線画像の全体画像と、この全体画像の画像
データを表す全体画像データに基づいて、その種類ごと
に検出された異常陰影の候補の画像とを表示する放射線
画像表示方法であって、前記検出された異常陰影の候補
ごとに、該異常陰影の候補を含む局所領域の画像を表す
局所画像を生成し、前記全体画像中において前記局所領
域を示す標識を付し、前記検出された異常陰影の候補の
種類に応じて、前記生成した局所画像を表示するか否か
を決定し、所定の画像表示手段の表示領域に、前記局所
領域を示す標識が付された全体画像と、前記表示すると
決定された局所画像とを併せて表示することを特徴とす
るものである。
【0014】ここで、局所領域を示す標識とは、例えば
異常陰影とその異常陰影の近傍領域とからなる矩形や円
形の領域(関心領域(ROI))の境界線(ROIの
枠)や、その異常陰影を指し示す矢印・記号の表示など
を適用することができる。なおこのROIの枠等の標識
の色や濃度を、異常陰影の種類に応じて異なるものとす
れば、異常陰影の種類をひと目で判断できるため、より
好ましい。
【0015】局所画像を表示するか否かの決定の基礎と
なる異常陰影候補の種類としては、例えば腫瘤陰影候補
や微小石灰化陰影候補等があり、例えば腫瘤陰影候補の
場合は局所画像を表示しないと決定し、例えば微小石灰
化陰影候補の場合は局所画像を表示すると決定する。な
お被写体としては例えば乳房等が対象となり、特に乳房
を被写体としたときは、その放射線画像はマンモグラフ
ィであり、左右の乳房をそれぞれ上下方向、側方向に各
別に撮影したものなどが全体画像として適用される。
【0016】腫瘤陰影の候補は例えばアイリスフィルタ
処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたがって検
出されたもの、微小石灰化陰影の候補は例えばモフォロ
ジー処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたがっ
て検出されたものを適用すればよい。アイリスフィルタ
処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムやモフォロジー
処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムは、前述した特
開平8-294479号において開示されたものであるが、以下
にその検出処理の概要を示す。
【0017】アイリスフィルターとは、放射線画像の濃
度値に代表される画像信号の勾配を勾配ベクトルとして
算出し、その勾配ベクトルの集中度を出力するものであ
り、アイリスフィルター処理とは、この勾配ベクトルの
集中度を基に腫瘤陰影の候補を検出する手法である。
【0018】すなわち、放射線画像において、例えばX
線フイルム上における放射線画像(高濃度高信号レベル
の画像信号を出力する画像)においては、腫瘤陰影は周
囲に比べて濃度値がわずかに低いことが知られており、
腫瘤陰影内の任意の画素における勾配ベクトルは腫瘤陰
影の中心付近を向いている。一方、血管陰影のように細
長い陰影では勾配ベクトルが特定の点に集中することは
ない。したがって、局所的に勾配ベクトルの向きの分布
を評価し、特定の点に集中している領域を抽出すれば、
それが腫瘤陰影の候補となる。
【0019】一方、モフォロジー処理とは、腫瘤陰影と
ともに乳癌における特徴的形態である微小石灰化像の候
補を検出する手法であり、(1)石灰化像そのものの抽
出に有効である、(2)複雑なバックグラウンド情報に
影響されにくい、(3)抽出した石灰化像がひずまな
い、などの特徴がある。すなわち、この手法は一般の微
分処理に比べて、石灰化像のサイズ・形状・濃度分布な
どの幾何学的情報をより良く保った検出が可能である。
つまり、マルチスケールλと構造要素(マスク)Bとを
用いて画像信号空間上で最大値検索および最小値検索の
処理を組み合わせて行い、原画像信号との差を求めるこ
とで、構造要素より空間的に狭い範囲で変動する凸状の
濃度変動部分(周囲部分よりも輝度が高い部分)や凹状
の濃度変動部分(周囲部分よりも濃度が高い部分)のみ
を、その構造要素の形状に応じて精度よく検出するもの
であり、2次元状の構造要素や多数の構造要素からなる
多重構造要素を用いることで、血管や乳腺とは分離して
微小石灰化陰影だけを検出することができる。
【0020】本発明の放射線画像表示方法は、標識が付
された全ての局所領域を含む全体画像と特定種類の局所
画像とからなる表示(以下において「第3の表示」に該
当)だけを表示するものに限るものではなく、局所領域
について標識が付される前の放射線画像の全体のみから
なる第1の表示と、局所領域を示す標識が付された全体
画像からなる第2の表示と、局所領域を示す標識が付さ
れた全体画像と表示すると決定された局所画像とからな
る第3の表示とを、択一的に切り換えて表示するように
してもよく、第1の表示から第3の表示までを順次切り
換えて表示することで、異常陰影への注目度を段階的に
高めることができる。
【0021】なお、マンモグラフィについての表示を行
う場合においては、表示領域を左右に2等分し、これら
の2つの表示領域の一方に、右側の乳房のマンモグラフ
ィについて上記本発明の表示方法を適用し、他方の表示
領域に、左側の乳房のマンモグラフィについて上記本発
明の表示方法を適用するようにしてもよい。この場合、
読影者は左右の乳房の同一部位を対比観察するのが容易
になる。
【0022】また、上述した計算機支援画像診断を行う
計算機支援画像診断システムの一部として本発明の画像
表示方法を組み込むようにしてもよい。
【0023】なお全体画像とは別に表示される局所画像
については表示に先だって、種々の画像処理を施すこと
が、観察読影性能向上の点で望ましい。この画像処理と
しては、階調処理、鮮鋭度強調処理、拡大処理などがあ
るが、これらのうち少なくとも1つを施すのが望まし
い。階調処理は、異常陰影候補のコントラストを高める
処理であれば如何なる方法によるものであってもよく、
鮮鋭度強調処理は異常陰影候補の鮮鋭度を高める処理で
あれば非鮮鋭マスクを用いたエッジ強調処理等如何なる
方法によるものであってもよく、また拡大処理も異常陰
影候補の大きさを拡大する処理であれば如何なる方法に
よるものであってもよいが、拡大処理としては、鮮鋭度
の互いに異なる2つの補間演算処理を、両者の比率を変
化させることで鮮鋭度の調整をも可能にし、さらに画像
のエッジ部分と濃度平坦部分とで補間演算の方式を切換
可能とした補間演算処理(詳しくは特開平9-321981号等
に開示)を適用するのが好ましく、また、処理の対象と
なる異常陰影候補が微小石灰化陰影候補であるときは、
鮮鋭度強調処理として、粒状を抑制しつつエッジ部の強
調を行うモフォロジー演算を用いた強調処理(詳細は特
開平9-248291号等に開示)を適用するのが好ましい。
【0024】本発明の放射線画像表示装置は本発明の放
射線画像表示方法を実施するための装置であって、被写
体の放射線画像の全体画像と、この全体画像の画像デー
タを表す全体画像データに基づいて、その種類ごとに検
出された異常陰影の候補の画像とを表示する放射線画像
表示装置において、画像をその表示領域に表示する画像
表示手段と、前記検出された異常陰影の候補ごとに、該
異常陰影の候補を含む局所領域の画像を表す局所画像を
生成する局所画像生成手段と、前記検出された異常陰影
の候補の種類に応じて、前記局所画像を表示するか否か
を決定する表示決定手段と、前記全体画像中において前
記局所領域を示す標識を付すとともに、前記画像表示手
段の表示領域に、前記局所領域を示す標識が付された前
記全体画像と、前記表示すると決定された局所画像とを
併せて表示するように、これらの画像のレイアウトを設
定する表示レイアウト設定手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0025】ここで表示レイアウト設定手段を、放射線
画像の全体のみからなる第1の表示レイアウトと、局所
領域を示す標識が付された全体画像からなる第2の表示
レイアウトと、局所領域を示す標識が付された全体画像
と表示すると決定された局所画像とからなる第3の表示
レイアウトとをそれぞれ設定するものとし、所定の表示
指示の入力(マウスやキーボード、その他の入力手段か
ら入力されたものであってもよい)に基づいて、画像表
示手段の表示領域に表示される画像のレイアウトを前記
第1から第3の表示レイアウトのうちいずれか1つに切
り換えるように、レイアウト設定手段による設定を切り
換える切換手段をさらに備えた構成とするのが、より好
ましい。
【0026】また、画像表示手段の表示領域に表示され
る前記局所画像について、階調処理、鮮鋭度強調処理お
よび拡大処理のうち、少なくとも1つを施す局所画像処
理手段をさらに備えた構成とするのが、より観察読影性
能を向上させるうえで好ましい。
【0027】なお、マンモグラフィについての表示を行
う場合においては、表示領域を左右に2等分し、これら
の2つの表示領域の一方に、右側の乳房のマンモグラフ
ィについて上記本発明の表示方法を適用し、他方の表示
領域に、左側の乳房のマンモグラフィについて上記本発
明の表示方法を適用するようにしてもよい。
【0028】また、上述した計算機支援画像診断を行う
計算機支援画像診断システムの一部として本発明の画像
表示装置を組み込むようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の放射線画像表示方法および表示
装置によれば、検出された異常陰影候補の種類に応じ
て、全体画像中において矩形枠等で局所領域を標識する
ものと、この全体画像とは局所画像を表示するものとに
分けて、これら全体画像と局所画像とを1つの表示領域
上に表示するため、検出された複数種類の異常陰影を、
それぞれ観察読影に適した方法で表示することができ
る。
【0030】したがって例えば、比較的サイズは大きい
腫瘤陰影等などは、局所画像として全体画像とは別に表
示を行うことなく全体画像の中で標識のみされて表示さ
れるため、全体画像とともに表示される局所画像の数が
過大になるのを防止しつつ、その異常陰影方法の存在に
注目させることができ、一方、比較的サイズの小さい微
小石灰化陰影などは、全体画像の中で標識されて表示さ
れるとともに、全体画像とは別に局所画像として表示さ
れるため十分な読影を行うことができ、1つの表示面上
に表示された複数種類の異常陰影候補をそれぞれ適切に
読影することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放射線画像表示装
置の具体的な実施の形態について図面を用いて説明す
る。
【0032】図1は本発明の放射線画像表示装置の一実
施形態の概略構成を示すブロック図、図2は図1に示し
た放射線画像表示装置によりその表示面上に表示された
画像を示す図である。
【0033】図示の放射線画像表示装置は、人体の乳房
の放射線画像の全体を表す全体画像P1と、この全体画
像P1の画像データを表す全体画像データに基づいて、
その種類ごとに図示しない異常陰影検出装置により検出
された微小石灰化陰影の候補P2および腫瘤陰影の候補
P3の画像とを画像表示手段40に表示する放射線画像
表示装置であり、画像をその表示領域に表示する画像表
示手段40と、検出された異常陰影の候補P2,P3の
それぞれについて、それらの近傍領域を含む矩形の局所
領域を表す局所画像P2′,P3′を生成する局所画像
生成手段10と、検出された異常陰影の候補P2,P3
のうち、腫瘤陰影候補P3については局所画像を表示し
ないと決定し、微小石灰化陰影候補P2については局所
画像を表示すると決定する表示決定手段20と、表示決
定手段20により表示すると決定された微小石灰化陰影
候補についての局所画像P3′に対して、所定の画像処
理を施して出力する局所画像処理手段30と、全体画像
P1中に、検出された全ての異常陰影候補についての局
所領域を示すROI枠R2,R3を付すとともに、画像
表示手段40の表示領域に表示させる画像の種類を設定
する表示レイアウト設定手段50と、入力された表示指
示に基づいて、画像表示手段40の表示領域に表示され
る画像のレイアウトが切り換わるように、レイアウト設
定手段50による設定を切り換える切換手段60とを備
えた構成である。
【0034】ここで、表示レイアウト設定手段50によ
り設定される画像の表示態様としては、以下に示すもの
が準備されている。すなわち、第1の表示レイアウトと
して、ROI枠R2,R3が付される前の全体画像P1
のみを表示する態様、第2の表示レイアウトとして、R
OI枠R2,R3が付された後の全体画像P1′のみを
表示する態様、第3の表示レイアウトとして、ROI枠
R2,R3が付された後の全体画像P1′および画像処
理が施された後の微小石灰化陰影候補についての局所画
像P2″とを併せて表示する態様の3つの表示態様であ
る。
【0035】第3の表示レイアウトにおける微小石灰化
陰影候補についての画像処理された局所画像P2″は、
全体画像P1′のうち、被写体が存在せずに放射線が素
通りした、いわゆる素抜け部に相当する部分に上書き表
示される。なお、この上書き表示される領域は、表示さ
れる全体画像として撮影された被写体の種類等に応じて
予め設定されている。
【0036】切換手段60は、これら3つの表示レイア
ウトのうち、入力された表示指示(第1から第3の表示
レイアウトのうち、いずれか1つ)に適合するように、
表示レイアウト設定手段50による設定を切り換えるも
のである。
【0037】全体画像データに基づいて微小石灰化陰影
の候補P2や腫瘤陰影の候補P3を検出する異常陰影検
出装置とは、例えば特開平8-294479号により開示されて
いる、モフォロジー処理に基づく異常陰影検出アルゴリ
ズムにより微小石灰化陰影候補P2を検出するととも
に、アイリスフィルタ処理に基づく異常陰影検出アルゴ
リズムにより腫瘤陰影候補P3を検出する計算機支援画
像診断装置などを適用することができ、また本実施形態
の放射線画像表示装置自体を、この計算機支援画像診断
装置の一部として構成してもよい。
【0038】局所画像処理手段30による画像処理は、
予め設定された拡大倍率(1.2倍以上、好ましくは2
倍以上)となるように、鮮鋭度調整可能な補完演算処理
として行われ、また入力される局所画像データには、そ
の異常陰影の種類がそれぞれヘッダ情報として記録され
ているため、このヘッダ情報に応じて、表示をするか否
か決定する。
【0039】次に本実施形態の放射線画像表示装置の作
用について説明する。
【0040】まず上述した人体の乳房の放射線画像の全
体を表す全体画像P1を表す全体画像データが表示レイ
アウト設定手段50と局所画像生成手段10に入力さ
れ、一方、この全体画像データに基づいて検出された微
小石灰化陰影の候補P2および腫瘤陰影の候補P3の画
像をそれぞれ表す異常陰影候補画像データが、局所画像
生成手段10と表示決定手段20に入力される。
【0041】局所画像生成手段10は 入力された異常
陰影候補画像データと全体画像データとに基づいて、異
常陰影の候補P2,P3のそれぞれについて、それらの
近傍領域を含む矩形の局所領域を表す局所画像P2′,
P3′を生成し、表示レイアウト設定手段50と局所画
像処理手段30に入力する。
【0042】一方、表示決定手段20は入力された異常
陰影の候補P2,P3のうち、腫瘤陰影候補P3につい
ては局所画像を表示しないと決定し、微小石灰化陰影候
補P2については局所画像を表示すると決定し、この決
定を局所画像処理手段30に入力する。
【0043】局所画像処理手段30は、表示決定手段2
0による決定にしたがって、局所画像生成手段10から
入力された局所画像P2′,P3′のうち、微小石灰化
陰影候補P2についての局所画像P2′に対して、上述
した鮮鋭度調整可能な補完演算処理による拡大処理を施
し、この局所画像P2′を処理して得られた処理済局所
画像P2″を表示レイアウト設定手段50に入力する。
【0044】以上の作用により、レイアウト設定手段5
0には、全体画像P1を表す全体画像データ、各異常陰
影候補の画像P2,P3についての局所画像P2′,P
3′を表す局所画像データ、および局所画像処理手段3
0により拡大処理された微小石灰化陰影候補についての
処理済局所画像P2″を表す処理済局所画像データが入
力される。
【0045】これらの各画像データが入力されたレイア
ウト設定手段50は、これらの画像データに基づいて、
以下の3つの表示レイアウトを設定する。すなわち、第
1の表示レイアウトとして、全体画像P1のみのレイア
ウト、第2の表示レイアウトとして、全体画像P1中に
表れた全ての局所画像P2′,P3′についてそれらの
輪郭を示すROI枠R2,R3を付した全体画像P1′
のレイアウト、第3の表示レイアウトとして、上記第2
の表示レイアウトである全体画像P1′の放射線素抜部
の画像領域に、拡大処理された微小石灰化陰影候補につ
いての局所画像P2″を上書き表示した態様が、それぞ
れ設定される。
【0046】そして画像表示手段40に、デフォルト設
定された第1の表示レイアウトである、ROI枠R2,
R3の表示がない全体画像P1を表示するように、レイ
アウト設定手段50から画像表示手段40に画像情報が
送出され、画像表示手段40の表示領域にはROI枠R
2,R3は付されていないが、微小石灰化陰影候補P2
や腫瘤陰影候補P3を含む全体画像P1が表示される
(図2(1)参照)。
【0047】この表示された全体画像P1には、上述し
たように微小石灰化陰影候補P2や腫瘤陰影候補P3が
含まれているため、オペレータは表示された画像を観察
してこれらの異常陰影候補を自己の読影力により探すこ
ともできるが、探すことができない場合は、全体画像P
1に含まれる微小石灰化陰影候補P2、腫瘤陰影候補P
3をそれぞれ表す局所画像P2′,P3′にROI枠R
2,R3を付した全体画像P1′からなる第2の表示レ
イアウトで画像を表示するよう、表示指示を切換手段6
0に入力することにより、切換手段60は、入力された
表示指示にしたがって、レイアウト設定手段50を、第
2の表示レイアウトの全体画像P1′を表示させるよう
に切り換え、これによりレイアウト設定手段50から画
像表示手段40に、微小石灰化陰影候補P2および腫瘤
陰影候補P3の局所画像P2′,P3′にROI枠R
2,R3が付された全体画像P1′を表す画像データが
出力され、画像表示手段40の表示領域には、微小石灰
化陰影候補P2の局所画像P2′にROI枠R2が付さ
れ、腫瘤陰影候補P3の局所画像P3′にROI枠R3
がそれぞれ付された全体画像P1′が表示される(図2
(2)参照)。この表示態様により、オペレータはその
画像読影力の高低に拘わらず、表示された全体画像P
1′中において、微小石灰化陰影候補P2および腫瘤陰
影候補P3を見落とすこと無く読影することができる。
【0048】さらに全体画像P1′の放射線素抜け部の
画像領域に、微小石灰化陰影候補の拡大処理された局所
画像P2″を上書き表示した第3の表示レイアウトで画
像を表示するよう表示指示を切換手段60に入力するこ
とにより、切換手段60は、入力された表示指示にした
がって、レイアウト設定手段50を第3の表示レイアウ
トに切り換え、これによりレイアウト設定手段50から
画像表示手段40に、全体画像P1′の放射線素抜け部
の画像領域に、微小石灰化陰影候補の拡大処理された局
所画像P2″を上書き表示した画像が表示される(図2
(3)参照)。この表示態様により、オペレータはその
画像読影力の高低に拘わらず、表示された全体画像P
1′中において、微小石灰化陰影候補P2および腫瘤陰
影候補P3を見落とすこと無く読影することができると
ともに、サイズの小さい微小石灰化陰影候補P2につい
ては全体画像P1′とは別に、拡大表示された画像P
2″として観察することができるため、十分な読影を行
うことができる。一方、比較的サイズは大きいため全体
画像P1もしくはP1′に含まれた状態で十分な読影性
能を有する腫瘤陰影候補P3については、全体画像P
1′とは別に表示されることがないため、多数の局所画
像を表示することにより全体画像P1′が埋め尽くされ
ることを回避することができ、全体画像P1′の観察読
影性能の低下を招くことがない。したがって、異常陰影
の種類に応じてそれぞれ観察に適した表示となり、読影
性能が向上される。
【0049】なお以後、オペレータが第1から第3の表
示レイアウトのうち任意のものを切換手段60に入力す
ることにより、画像表示手段40にその入力したレイア
ウトの画像を表示させることができる。
【0050】また本実施形態の放射線画像表示装置にお
いては、局所画像処理手段30が鮮鋭度強調可能な拡大
処理を施すものとして説明したが、本発明の放射線画像
表示方法、装置はこの態様に限定されるものではなく、
局所画像に対して、他の拡大処理の他、鮮鋭度強調処
理、粒状抑制処理、階調処理、周波数処理等の種々の画
像処理を施すものであってもよい。
【0051】さらに本実施形態の放射線画像表示装置
は、人体の一方の側の乳房の放射線画像のみを表示する
ようにしたものであるが、本発明の放射線画像表示方法
・装置はこの態様に限定されるものではなく、例えば図
3に示すように、左右の乳房の放射線画像を画像表示手
段40の表示面に同時に表示させるように、レイアウト
設定手段50が表示レイアウトを設定するものとしても
よい。この場合、表示手段40の表示領域を中央から左
右2つの領域に分け、向かって右の表示領域に左の乳房
についての全体画像P11等を、向かって左の表示領域
に右の乳房についての全体画像P12等をそれぞれ同時
に表示するようにしてもよい。
【0052】この場合、第1の表示レイアウトとして、
右の表示領域には左の乳房についての全体画像P11、
左の表示領域については右の乳房についての全体画像P
12をそれぞれ表示し、第2の表示レイアウトとして、
右の表示領域には全体画像P11に含まれる腫瘤陰影候
補P31の局所画像P31′をROI枠R31で標識し
てなる全体画像P11′、左の表示領域には全体画像P
12に含まれる微小石灰化陰影候補P22の局所画像P
22′をROI枠R22で標識してなる全体画像P1
2′をそれぞれ表示し、第3の表示レイアウトとして、
右の表示領域には全体画像P11に微小石灰化陰影候補
が存在せず腫瘤陰影候補P31のみが含まれるため第2
の表示レイアウトと同じ全体画像P11′、左の表示領
域には全体画像P12′および微小石灰化陰影候補P2
2の拡大処理された局所画像P22″をそれぞれ表示す
る。
【0053】このように1つの表示面上に、対比の対象
となる2つの被写体についての画像を同時に表示させる
ことにより、その対比観察が容易になり、診断性能を向
上させることができる。
【0054】なお、この同時表示させる2つの被写体に
ついての画像は、例えば上述した実施形態のように乳房
を被写体としたものにあっては、上下方向に撮影して得
られた正面画像同士であってもよいし、左右方向に撮影
した側面画像同士であってもよい。また一方の乳房につ
いての正面画像と側面画像との組合せであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線画像表示装置の一実施形態の概
略構成を示すブロック図
【図2】図1に示した放射線画像表示装置の表示手段の
表示面上に表示された画像を示す図
【図3】画像表示手段の表示面上への他の表示態様を示
す図
【符号の説明】
10 局所画像生成手段 20 表示決定手段 30 局所画像処理手段 40 画像表示手段 50 レイアウト設定手段 60 切換手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の放射線画像の全体画像と、この
    全体画像の画像データを表す全体画像データに基づい
    て、その種類ごとに検出された異常陰影の候補の画像と
    を表示する放射線画像表示方法であって、 前記検出された異常陰影の候補ごとに、該異常陰影の候
    補を含む局所領域の画像を表す局所画像を生成し、 前記全体画像中において前記局所領域を示す標識を付
    し、 前記検出された異常陰影の候補の種類に応じて、前記生
    成した局所画像を表示するか否かを決定し、 所定の画像表示手段の表示領域に、前記局所領域を示す
    標識が付された全体画像と、前記表示すると決定された
    局所画像とを併せて表示することを特徴とする放射線画
    像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記放射線画像の全体のみからなる第1
    の表示と、前記局所領域を示す標識が付された全体画像
    からなる第2の表示と、前記局所領域を示す標識が付さ
    れた全体画像と前記表示すると決定された局所画像とか
    らなる第3の表示とを、択一的に切り換えて表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の放射線画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段の表示領域に表示され
    る前記局所画像について、階調処理、鮮鋭度強調処理お
    よび拡大処理のうち、少なくとも1つを施すことを特徴
    とする請求項1または2記載の放射線画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記異常陰影の候補の種類が腫瘤陰影の
    候補であるときは、前記局所画像を表示しないと決定す
    ることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項
    に記載の放射線画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記腫瘤陰影の候補が、アイリスフィル
    タ処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたがって
    検出されたものであることを特徴とする請求項4記載の
    放射線画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記異常陰影の候補の種類が微小石灰化
    陰影の候補であるときは、前記局所画像を表示すると決
    定することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか
    1項に記載の放射線画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記微小石灰化陰影の候補が、モフォロ
    ジー処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたがっ
    て検出されたものであることを特徴とする請求項6記載
    の放射線画像表示方法。
  8. 【請求項8】 前記被写体の放射線画像がマンモグラフ
    ィであることを特徴とする請求項1から7のうちいずれ
    か1項に記載の放射線画像表示方法。
  9. 【請求項9】 被写体の放射線画像の全体画像と、この
    全体画像の画像データを表す全体画像データに基づい
    て、その種類ごとに検出された異常陰影の候補の画像と
    を表示する放射線画像表示装置において、 画像をその表示領域に表示する画像表示手段と、 前記検出された異常陰影の候補ごとに、該異常陰影の候
    補を含む局所領域の画像を表す局所画像を生成する局所
    画像生成手段と、 前記検出された異常陰影の候補の種類に応じて、前記局
    所画像を表示するか否かを決定する表示決定手段と、 前記全体画像中において前記局所領域を示す標識を付す
    とともに、前記画像表示手段の表示領域に、前記局所領
    域を示す標識が付された前記全体画像と、前記表示する
    と決定された局所画像とを併せて表示するように、これ
    らの画像のレイアウトを設定する表示レイアウト設定手
    段とを備えたことを特徴とする放射線画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示レイアウト設定手段が、前記
    放射線画像の全体のみからなる第1の表示レイアウト
    と、前記局所領域を示す標識が付された全体画像からな
    る第2の表示レイアウトと、前記局所領域を示す標識が
    付された全体画像と前記表示すると決定された局所画像
    とからなる第3の表示レイアウトとをそれぞれ設定する
    ものであり、 所定の表示指示の入力に基づいて、前記画像表示手段の
    表示領域に表示される画像のレイアウトを前記第1から
    第3の表示レイアウトのうちいずれか1つに切り換える
    ように、前記レイアウト設定手段による設定を切り換え
    る切換手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9記
    載の放射線画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記画像表示手段の表示領域に表示さ
    れる前記局所画像について、階調処理、鮮鋭度強調処理
    および拡大処理のうち、少なくとも1つを施す局所画像
    処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9また
    は10記載の放射線画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記表示決定手段が、前記異常陰影の
    候補の種類が腫瘤陰影の候補であるときは前記局所画像
    を表示しないと決定するものであることを特徴とする請
    求項9から11のうちいずれか1項に記載の放射線画像
    表示装置。
  13. 【請求項13】 前記腫瘤陰影の候補が、アイリスフィ
    ルタ処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたがっ
    て検出されたものであることを特徴とする請求項12記
    載の放射線画像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記表示決定手段が、前記異常陰影の
    候補の種類が微小石灰化陰影の候補であるときは前記局
    所画像を表示すると決定するものであることを特徴とす
    る請求項9から13のうちいずれか1項に記載の放射線
    画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記微小石灰化陰影の候補が、モフォ
    ロジー処理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにしたが
    って検出されたものであることを特徴とする請求項14
    記載の放射線画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記被写体の放射線画像がマンモグラ
    フィであることを特徴とする請求項9から15のうちい
    ずれか1項に記載の放射線画像表示装置。
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