JP2000236100A - 半導体素子 - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強誘電体薄膜を設けずに、電極金属と
半導体の単純な構成により、スイッチング及びメモリ機
能を備えたショットキーダイオードを実現する。 【解決手段】 キャリアをドープして半導体化した誘
電体の一方の面に、ショットキー接続を構成する金属電
極Aを形成するとともに、他方の面に、オーミック接続
を構成する金属電極Bを形成し、両電極A,B間に、基
準となる動作電圧がバイアスされている状態から、ショ
ットキー接続の順方向のパルス電圧をかけた後、及び逆
方向のパルス電圧をかけた後の上記動作電圧におけるそ
れぞれの電流密度は互いに相違するヒステリシス特性有
し、これを利用してスイッチング素子又はメモリ素子と
して利用する。
半導体の単純な構成により、スイッチング及びメモリ機
能を備えたショットキーダイオードを実現する。 【解決手段】 キャリアをドープして半導体化した誘
電体の一方の面に、ショットキー接続を構成する金属電
極Aを形成するとともに、他方の面に、オーミック接続
を構成する金属電極Bを形成し、両電極A,B間に、基
準となる動作電圧がバイアスされている状態から、ショ
ットキー接続の順方向のパルス電圧をかけた後、及び逆
方向のパルス電圧をかけた後の上記動作電圧におけるそ
れぞれの電流密度は互いに相違するヒステリシス特性有
し、これを利用してスイッチング素子又はメモリ素子と
して利用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子に関し、
更に詳しくは酸化物半導体を用いた半導体素子であっ
て、スイッチング機能及びメモリ機能を備え、スイッチ
ング素子及びメモリ素子のいずれにも利用できるショッ
トキーダイオードに関するものである。
更に詳しくは酸化物半導体を用いた半導体素子であっ
て、スイッチング機能及びメモリ機能を備え、スイッチ
ング素子及びメモリ素子のいずれにも利用できるショッ
トキーダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のショットキーダイオードは、ヒス
テリシス特性がなく、通常メモリとして使用することは
なかった。そして、ショットキーダイオードメモリを実
現するものとして、半導体とショットキー接続側の電極
との間にリーク電流が流れる程度に薄いPZT(チタン
酸ジルコン酸鉛)等の強誘電体を挟み、その残留分極を
利用するものがすでに報告されている。
テリシス特性がなく、通常メモリとして使用することは
なかった。そして、ショットキーダイオードメモリを実
現するものとして、半導体とショットキー接続側の電極
との間にリーク電流が流れる程度に薄いPZT(チタン
酸ジルコン酸鉛)等の強誘電体を挟み、その残留分極を
利用するものがすでに報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この報
告されているショットキーダイオードメモリは、強誘電
体の薄膜を成膜する工程が必要であり、しかもこの薄膜
の抵抗が大きいことから残留分極を発生させるためには
高電圧をかける必要があり、疲労耐性等の問題点があ
る。
告されているショットキーダイオードメモリは、強誘電
体の薄膜を成膜する工程が必要であり、しかもこの薄膜
の抵抗が大きいことから残留分極を発生させるためには
高電圧をかける必要があり、疲労耐性等の問題点があ
る。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的として、上記従来のショットキーダイオードメ
モリのように、強誘電体薄膜を設ける必要がなく、電極
金属と半導体のみによるきわめて単純な構成により、ス
イッチング及びメモリのいずれの機能をも備えたショッ
トキーダイオードを実現することを課題とする。
とを目的として、上記従来のショットキーダイオードメ
モリのように、強誘電体薄膜を設ける必要がなく、電極
金属と半導体のみによるきわめて単純な構成により、ス
イッチング及びメモリのいずれの機能をも備えたショッ
トキーダイオードを実現することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、半導体化した誘電体の一方の面に第1の
電極を形成するとともに、他方の面に第2の電極を形成
して成る半導体素子であって、上記半導体化した誘電体
は、誘電体材料にキャリアをドープして形成されたもの
であり、上記第1の電極は、ショットキー接続を構成す
る金属で形成されており、上記第2の電極は、オーミッ
ク接続を構成する金属で形成されており、上記第1及び
第2の電極の間に、基準となる動作電圧がバイアスされ
ている状態から、上記ショットキー接続の順方向のパル
ス電圧をかけた後、及び逆方向のパルス電圧をかけた後
の上記動作電圧におけるそれぞれの電流密度は互いに相
違するヒステリシス特性有することにより、スイッチン
グ素子又はメモリ素子そして利用可能であることを特徴
とする半導体素子を提供する。
決するために、半導体化した誘電体の一方の面に第1の
電極を形成するとともに、他方の面に第2の電極を形成
して成る半導体素子であって、上記半導体化した誘電体
は、誘電体材料にキャリアをドープして形成されたもの
であり、上記第1の電極は、ショットキー接続を構成す
る金属で形成されており、上記第2の電極は、オーミッ
ク接続を構成する金属で形成されており、上記第1及び
第2の電極の間に、基準となる動作電圧がバイアスされ
ている状態から、上記ショットキー接続の順方向のパル
ス電圧をかけた後、及び逆方向のパルス電圧をかけた後
の上記動作電圧におけるそれぞれの電流密度は互いに相
違するヒステリシス特性有することにより、スイッチン
グ素子又はメモリ素子そして利用可能であることを特徴
とする半導体素子を提供する。
【0006】上記半導体素子は、第1の電極又は第2の
電極が、FETのドレイン電極に接続されるようにして
利用されてもよい。
電極が、FETのドレイン電極に接続されるようにして
利用されてもよい。
【0007】上記誘電体材料としては、SrTiO3等
がある。
がある。
【0008】上記第1の電極の材料としては、Ag、N
i、Cu、Au、Pt、Ge、W等の金属がある。
i、Cu、Au、Pt、Ge、W等の金属がある。
【0009】上記第2の電極の材料としては、Al、M
g、Na、Nb等の金属がある。
g、Na、Nb等の金属がある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体素子の実施の
形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明する。
図1は、本発明の半導体素子の基本構成を示す図であ
る。図1において、本発明に係る半導体素子は、半導体
化した誘電体を挟むように、その一方の面にショットキ
ー接続の電極Aと他方の面にオーミック接続の電極Bの
2種類の電極を夫々付けて成るダイオードである。
形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明する。
図1は、本発明の半導体素子の基本構成を示す図であ
る。図1において、本発明に係る半導体素子は、半導体
化した誘電体を挟むように、その一方の面にショットキ
ー接続の電極Aと他方の面にオーミック接続の電極Bの
2種類の電極を夫々付けて成るダイオードである。
【0011】半導体化した誘電体は、誘電体材料である
SrTiO3、KTaO3等にキャリアをドープし半導
体化したものである。この半導体化した誘電体により、
本発明に係る半導体素子は、後述するように、スイッチ
ング機能が生じるとともに、メモリとしての機能も発揮
する。
SrTiO3、KTaO3等にキャリアをドープし半導
体化したものである。この半導体化した誘電体により、
本発明に係る半導体素子は、後述するように、スイッチ
ング機能が生じるとともに、メモリとしての機能も発揮
する。
【0012】本発明に係る半導体素子の実施例であるダ
イオードは、次のようにして作製する。まず、半導体化
した誘電体については、SrTiO3の原料にドーパン
トとしてLa炭酸化物をLaの重量百分率が0.75に
なるように加え、引き上げ法(CZ法、チョクラルスキ
ー法)等により単結晶を育成する。作成した単結晶を
(1、0、0、)面を出して1mmの厚さの板に切り出
し、表面を鏡面状に研磨する。
イオードは、次のようにして作製する。まず、半導体化
した誘電体については、SrTiO3の原料にドーパン
トとしてLa炭酸化物をLaの重量百分率が0.75に
なるように加え、引き上げ法(CZ法、チョクラルスキ
ー法)等により単結晶を育成する。作成した単結晶を
(1、0、0、)面を出して1mmの厚さの板に切り出
し、表面を鏡面状に研磨する。
【0013】次に、KOH融解液、HF溶液等でエッチ
ングを行い、研磨等によって生じた結晶の欠陥等を取り
除く。最後に酸素中1100℃で30分のアニールを行
い、表面のクリーニングを行う。その後、鏡面研磨面に
ショットキー電極Aとして、0.15mmφの大きさに
金を約3000Å蒸着した。このショットキー電極Aの
材料としては、金以外にも、Ag、Ni、Cu、Pt、
Ge、W等の金属材料が利用可能である。
ングを行い、研磨等によって生じた結晶の欠陥等を取り
除く。最後に酸素中1100℃で30分のアニールを行
い、表面のクリーニングを行う。その後、鏡面研磨面に
ショットキー電極Aとして、0.15mmφの大きさに
金を約3000Å蒸着した。このショットキー電極Aの
材料としては、金以外にも、Ag、Ni、Cu、Pt、
Ge、W等の金属材料が利用可能である。
【0014】次に、SrTiO3板の金を蒸着した面の
対向面にオーミック電極となるアルミニウムを3000
Å蒸着し、ダイオードを作製した。アルミニウムを蒸着
した上記対向面は特に処理を必要としない。このオーミ
ック電極の材料としては、Al以外にも、Mg、Na、
Nb等の材料が利用可能である。
対向面にオーミック電極となるアルミニウムを3000
Å蒸着し、ダイオードを作製した。アルミニウムを蒸着
した上記対向面は特に処理を必要としない。このオーミ
ック電極の材料としては、Al以外にも、Mg、Na、
Nb等の材料が利用可能である。
【0015】以上のような工程で作製された本実施例の
ダイオードの特性について説明する。図2は、本実施例
のダイオードの電流一電圧特性であり、図1において、
金属B(オーミック電極)側を基準として(接地し
て)、金属A(ショットキー電極)側の電圧を変化させ
た場合の電流密度の変化を示している。金属A側にプラ
スのバイアスをかけた状態がダイオードの順方向であ
る。
ダイオードの特性について説明する。図2は、本実施例
のダイオードの電流一電圧特性であり、図1において、
金属B(オーミック電極)側を基準として(接地し
て)、金属A(ショットキー電極)側の電圧を変化させ
た場合の電流密度の変化を示している。金属A側にプラ
スのバイアスをかけた状態がダイオードの順方向であ
る。
【0016】順方向のバイアスの2.0V側から(図2
中右側から)バイアス電圧を挿引すると、0.5Vにお
いてダイオードに流れる電流密度は10−3A/cm2
である。そして、0V側(図2において左側)からバイ
アスを挿引すると0.5Vにおいてダイオードに流れる
電流密度は10−6A/cm2となり、上記10−3A
/cm2とはオーダーにして3桁の差がある。
中右側から)バイアス電圧を挿引すると、0.5Vにお
いてダイオードに流れる電流密度は10−3A/cm2
である。そして、0V側(図2において左側)からバイ
アスを挿引すると0.5Vにおいてダイオードに流れる
電流密度は10−6A/cm2となり、上記10−3A
/cm2とはオーダーにして3桁の差がある。
【0017】ここで、金属Bにその動作電圧0.5Vの
バイアスをかけた状態において、即ち本実施例のダイオ
ードの動作電圧を0.5V(図2中の0.5V)とし、
金属Aの電圧を変えた場合の本実施例のダイオードのス
イッチングの動作は次のとおりである。
バイアスをかけた状態において、即ち本実施例のダイオ
ードの動作電圧を0.5V(図2中の0.5V)とし、
金属Aの電圧を変えた場合の本実施例のダイオードのス
イッチングの動作は次のとおりである。
【0018】今、本実施例のダイオードに1.5V(図
2中の0.5Vの状態から+方向へ1.5V)のパルス
を加える。この結果0.5Vにおける電流密度は10
−3A/cm2となる。この状態がスイッチング動作と
してはオン状態である。そして、ダイオードに−1.5
V(図2中−0.5Vから−方向へ1.5V)のパルス
を加える。この結果0.5Vにおける電流密度は10
−3A/cm2となる。この状態がスイッチング動作と
してはオフ状態である。
2中の0.5Vの状態から+方向へ1.5V)のパルス
を加える。この結果0.5Vにおける電流密度は10
−3A/cm2となる。この状態がスイッチング動作と
してはオン状態である。そして、ダイオードに−1.5
V(図2中−0.5Vから−方向へ1.5V)のパルス
を加える。この結果0.5Vにおける電流密度は10
−3A/cm2となる。この状態がスイッチング動作と
してはオフ状態である。
【0019】このように、図2において、ダイオードの
動作電圧を0.5Vに設定した状態で、電極A、B間に
プラス又はマイナス方向のパルス電圧を加えることによ
りオン又はオフ動作させて、スイッチとしての機能を発
揮させることができる。
動作電圧を0.5Vに設定した状態で、電極A、B間に
プラス又はマイナス方向のパルス電圧を加えることによ
りオン又はオフ動作させて、スイッチとしての機能を発
揮させることができる。
【0020】又、上記のようにダイオードの動作電圧を
0.5Vに設定し、その電流密度は10−6A/cm2
又は10−3A/cm2の状態で、プラス又はマイナス
方向のパルス電圧を加えることにより0.5Vにおける
電流密度は、10−3A/cm2又は10−6A/cm
2となる。この電流密度の大小の相違を利用して、次に
説明するようにメモリとして活用することができる。
0.5Vに設定し、その電流密度は10−6A/cm2
又は10−3A/cm2の状態で、プラス又はマイナス
方向のパルス電圧を加えることにより0.5Vにおける
電流密度は、10−3A/cm2又は10−6A/cm
2となる。この電流密度の大小の相違を利用して、次に
説明するようにメモリとして活用することができる。
【0021】メモリとして活用する場合は、例えば、ダ
イオードをFET(電界効果型トランジスタ。ここで
は、選択トランジスタとして使用。)のソース電極に接
続した回路を構成しておく。そして、図2において、動
作電圧を0.5Vに設定し、その電流密度は10−6A
/cm2又は10−3A/cm2の状態にしておく。そ
して、メモリの書き込みの際は、選択的にFETを閉じ
ダイオードにプラス又はマイナスのパルス電圧を印加す
ることにより、0.5Vに於ける電流密度を、10−3
A/cm2又は10−6A/cm2の状態とする。
イオードをFET(電界効果型トランジスタ。ここで
は、選択トランジスタとして使用。)のソース電極に接
続した回路を構成しておく。そして、図2において、動
作電圧を0.5Vに設定し、その電流密度は10−6A
/cm2又は10−3A/cm2の状態にしておく。そ
して、メモリの書き込みの際は、選択的にFETを閉じ
ダイオードにプラス又はマイナスのパルス電圧を印加す
ることにより、0.5Vに於ける電流密度を、10−3
A/cm2又は10−6A/cm2の状態とする。
【0022】FETを選択的に閉じない場合は電流密度
は変化しない。電流密度10−6A/cm2及び10
−3A/cm2を夫々2値情報の“1”、“0”のいず
れかに対応しておけば、上記書き込みにより2値情報の
書き込みが行われることとなる。情報の読み出しの際
は、上記電流密度10−6A/cm2又は10−3A/
cm2を検出して、これに対応する上記2値情報が読み
出される。
は変化しない。電流密度10−6A/cm2及び10
−3A/cm2を夫々2値情報の“1”、“0”のいず
れかに対応しておけば、上記書き込みにより2値情報の
書き込みが行われることとなる。情報の読み出しの際
は、上記電流密度10−6A/cm2又は10−3A/
cm2を検出して、これに対応する上記2値情報が読み
出される。
【0023】なお、以上とは逆に、その電流ー電圧特性
は図示はしないが、ダイオードの金属Aを基準として、
金属Bの電圧を変化させてもよい。この場合は、ダイオ
ードの順方向は、金属Bにマイナスバイアスを印加した
場合である。この場合は、動作電圧は−0.5Vに設定
され、−1.5Vのパルスを加えた場合が電流密度10
−3A/cm2でオン状態に、+1.5Vのパルスを加
えた場合が10−6A/cm2でオフ状態になる。
は図示はしないが、ダイオードの金属Aを基準として、
金属Bの電圧を変化させてもよい。この場合は、ダイオ
ードの順方向は、金属Bにマイナスバイアスを印加した
場合である。この場合は、動作電圧は−0.5Vに設定
され、−1.5Vのパルスを加えた場合が電流密度10
−3A/cm2でオン状態に、+1.5Vのパルスを加
えた場合が10−6A/cm2でオフ状態になる。
【0024】以上本発明の実施の形態を実施例に基づい
て説明したが、このような実施例に限定されることな
く、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内
で、その他実施例がいろいろあることは言うまでもな
い。
て説明したが、このような実施例に限定されることな
く、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内
で、その他実施例がいろいろあることは言うまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】本発明では、キャリアをドープし半導体
化した誘電体材料をショットキーダイオードの半導体と
して用いたことで、所定の電圧で電流密度が大きく異な
るヒステリシスを持つ電流ー電圧特性が得られ、このヒ
ステリシス特性を利用することにより、単純なショット
キーダイオードの構成でもってスイッチング及びメモリ
機能を発揮させることができる。
化した誘電体材料をショットキーダイオードの半導体と
して用いたことで、所定の電圧で電流密度が大きく異な
るヒステリシスを持つ電流ー電圧特性が得られ、このヒ
ステリシス特性を利用することにより、単純なショット
キーダイオードの構成でもってスイッチング及びメモリ
機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体素子の基本構成の断面概要
図である。
図である。
【図2】本発明に係る半導体素子であるダイオードの電
流一電圧特性の1例を示す図でである。
流一電圧特性の1例を示す図でである。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体化した誘電体の一方の面に第1
の電極を形成するとともに、他方の面に第2の電極を形
成して成る半導体素子であって、 上記半導体化した誘電体は、誘電体材料にキャリアをド
ープして形成されたものであり、 上記第1の電極は、ショットキー接続を構成する金属で
形成されており、 上記第2の電極は、オーミック接続を構成する金属で形
成されており、 上記第1及び第2の電極の間に、基準となる動作電圧が
バイアスされている状態から、上記ショットキー接続の
順方向のパルス電圧をかけた後、及び逆方向のパルス電
圧をかけた後の上記動作電圧におけるそれぞれの電流密
度は互いに相違するヒステリシス特性を有することによ
り、スイッチング素子又はメモリ素子として利用可能で
あることを特徴とする半導体素子。 - 【請求項2】 上記第1の電極又は第2の電極が、F
ETのドレイン電極に接続されていることを特徴とする
請求項1記載の半導体素子。 - 【請求項3】 上記誘電体材料はSrTiO3である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体素子。 - 【請求項4】 上記第1の電極は、Ag、Ni、C
u、Au、Pt、Ge、Wを含む群から選択された金属
で形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3
記載の半導体素子。 - 【請求項5】 上記第2の電極は、Al、Mg、N
a、Nbを含む群から選択された金属で形成されている
ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の半導体
素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11038225A JP2000236100A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11038225A JP2000236100A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236100A true JP2000236100A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12519377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11038225A Pending JP2000236100A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236100A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006115208A1 (ja) | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | メモリ装置および半導体集積回路 |
WO2008007481A1 (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resistive memory device |
JP2008016854A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 可変抵抗物質を含む不揮発性メモリ素子 |
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