JP2000236070A - 外部端子保護回路および半導体集積回路 - Google Patents

外部端子保護回路および半導体集積回路

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JP2000236070A
JP2000236070A JP11038179A JP3817999A JP2000236070A JP 2000236070 A JP2000236070 A JP 2000236070A JP 11038179 A JP11038179 A JP 11038179A JP 3817999 A JP3817999 A JP 3817999A JP 2000236070 A JP2000236070 A JP 2000236070A
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Masashi Watanabe
正志 渡辺
Osamu Otani
修 大谷
Katsuhiko Hashizume
勝彦 橋詰
Hideaki Nagashima
英明 永島
Koji Tada
幸司 多田
Eisaku Tanba
栄策 丹波
Tomoko Obata
知子 小畑
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部端子にサージ電流が印加されても内部回
路や隣接する外部端子の保護ダイオードが誤動作しにく
い外部端子保護回路を提供する。 【解決手段】 内部回路を構成する縦型トランジスタと
同一構造のトランジスタのベースとエミッタを結合して
アノードとしかつコレクタをカソードとするように接続
して、当該トランジスタを保護ダイオードとして作用さ
せるようにした外部端子保護回路において、コレクタ引
き出し領域(16)と素子分離用拡散領域(12)との
間にベース領域(13)と同一導電型の拡散領域(1
7)を設け、ベース領域と同一の電位点(接地)に接続
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路技
術さらには外部端子保護回路に適用して有効な技術に関
し、例えば自動車用半導体集積回路に利用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に使用される半導体集積回路(以
下、車載用ICと称する)は、使用環境が劣悪であるた
め、各外部端子に+100〜200mAまたは−100
〜200mAの電流パルスを印加した時に当該外部端子
以外の外部端子が誤動作しないか否か検査する電流サー
ジ試験が行なわれている。
【0003】従来、車載用ICにおいては、各外部端子
に、電源電圧端子(VccおよびGND)との間に逆方
向接続されたダイオードからなる外部端子保護回路が設
けられていた(特開平3―214656号公報)。な
お、ダイオードは、図10に示すように内部回路を構成
するトランジスタと同一構造のトランジスタQ1,Q2
のベースとエミッタを結合してアノードとしコレクタを
カソードして、保護ダイオードとして作用させるように
したものが用いられることもある(特開平2−2522
61号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタを保護ダ
イオードとした従来の外部端子保護回路は、負のサージ
電流が流れると、その外部端子の電位はICの最も低い
電源電圧(通常は接地電位)よりもさらに低い約−2V
のような負電位にされてしまう。これによって、隣接す
るトランジスタのN型島領域からも電流が流れてしま
う。すなわち、図10の保護ダイオードとしてのトラン
ジスタQ2の断面構造を示す図11において、トランジ
スタQ2のコレクタ引き出し領域16の電位がベース領
域13からの電流I1により−2Vに下がると、拡散層
からなるP型分離領域12からも電流I2が流れる。
【0005】これによって、トランジスタQ2のN型島
領域11aと拡散層からなるP型分離領域12と隣接す
るトランジスタのN型島領域11bによって構成されP
型分離領域12をベース領域とする寄生バイポーラ・ト
ランジスタQ3がオン状態になって隣接する外部端子の
保護ダイオードや内部回路を誤動作させたり、基板に電
流が流れて内部回路を構成する素子構造に寄生するサイ
リスタをオンさせてラッチアップに至らしめてしまうこ
とがあった。
【0006】そこで、その対策として保護ダイオードと
内部素子とをレイアウト的に離すことも行なわれている
が、感度の高い回路ではそのような対策を行なっても誤
動作が発生してしまうことがあり、決定的な対策とはな
り得ないのが実状であった。
【0007】この発明の目的は、外部端子にサージ電流
が印加されても内部回路や隣接する外部端子の保護ダイ
オードが誤動作しないようにするための外部端子保護回
路を提供することにある。
【0008】この発明の他の目的は、外部端子に印加さ
れるサージ電流に対するラッチアップ強度の高い半導体
集積回路を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、外部端子に印加さ
れる静電パルスに対する耐圧の高い半導体集積回路を提
供することにある。
【0010】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面
から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0012】すなわち、内部回路を構成する縦型トラン
ジスタと同一構造のトランジスタのベースとエミッタを
結合してアノードとしかつコレクタをカソードとするよ
うに接続して、当該トランジスタを保護ダイオードとし
て作用させるようにした外部端子保護回路において、コ
レクタ引き出し領域と素子分離用拡散領域との間にベー
ス領域と同一導電型の拡散領域を設け、ベース領域と同
一の電位点に接続するようにしたものである。
【0013】上記した手段によれば、コレクタ領域と素
子分離用拡散領域との間に設けられたベース領域と同一
導電型の拡散領域をアノードとしコレクタ領域をカソー
ドするダイオードが、上記トランジスタからなる保護ダ
イオードと並列に挿入された回路が構成されるため、負
のサージ電流が流れるときに新たに追加したダイオード
からも電流が流れるようになり、これによって隣接する
素子の島領域との間に寄生するトランジスタに流れよう
とする電流を抑えることができ、隣接する外部端子の保
護トランジスタを誤動作させたり内部回路素子に寄生す
るサイリスタがラッチアップを起こすのを防止すること
ができる。
【0014】また、望ましくは、上記ベース領域と同一
導電型の拡散領域は、当該保護トランジスタの素子領域
の周縁に少なくともコレクタ引き出し領域を囲むように
設ける。これによって、サージ電流が流されたときの電
流密度を下げることができ、保護トランジスタおよび保
護ダイオードの特性の劣化を防止することができる。
【0015】上記のようにベース領域と同一導電型の拡
散領域をコレクタ引き出し領域を囲むように設ける場合
には、ベース領域とエミッタ領域を省略するようにして
も良い。ただし、ベース領域とエミッタ領域を設けてお
けば、保護トランジスタと並列に保護ダイオードが挿入
された構成となるため、外部端子に数千ボルトの負の静
電パルスが印加されたときには保護トランジスタにコレ
クタ電流が流れてこれを吸収することができるため静電
耐圧も良好となる。
【0016】さらに、内部回路を構成する縦型トランジ
スタと同一構造のトランジスタのベースとエミッタを結
合してアノードとしかつコレクタをカソードとするよう
に接続して、当該トランジスタを保護ダイオードとして
作用させるようにした外部端子保護回路において、ベー
ス領域と同一導電型の拡散領域をコレクタ引き出し領域
を囲むように設ける代わりに、コレクタ引き出し領域の
周りを囲むように当該トランジスタのベースおよびエミ
ッタ領域を形成するようにしても良い。これによって、
素子分離用拡散領域と外部端子に接続されるコレクタ引
き出し領域とを離間させることができ、隣接する素子の
島領域との間に寄生するトランジスタに流れる電流を防
止することができる。
【0017】また、上記の場合、コレクタ引き出し領域
を中心としてベースおよびエミッタ領域をドーナツ状も
しくは多角形状に形成するのが望ましい。これによっ
て、これらの領域が矩形状である場合に比べて電流集中
を生じにくくして保護素子自身の静電耐圧を向上させる
ことができる。
【0018】さらに、上記ベース領域およびエミッタ領
域の外側に、上記ベース領域と同一導電型の拡散領域を
設け、ベース領域と同一の電位点に接続するように構成
しても良い。これによって、この拡散領域と基板側との
接合が保護ダイオードとして作用してサージ電流による
誤動作をさらに防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図3は本発明に係る外部端子保護回
路の第1の実施例を示すもので、そのうち図1は等価回
路図、図2は保護トランジスタと保護ダイオードの構造
を示す断面図、図3は保護トランジスタと保護ダイオー
ドのレイアウト構成を示す平面図である。なお、図2は
図3におけるA−A’線に沿った断面を示す。
【0021】本実施例は、バイポーラ・トランジスタの
ベースとエミッタを結合してアノードとしコレクタをカ
ソードした保護ダイオードを、外部端子PINと電源電
圧端子Vccとの間および外部端子PINと接地端子G
NDとの間にそれぞれ逆バイアスとなるように接続した
外部端子保護回路を構成する接地電位側のトランジスタ
Q2を、図2に示すような構造にしたものである。これ
によって、図1に示すように、保護トランジスタQ2と
並列に保護ダイオードD1が接続されたのと同等の外部
端子保護回路が得られる。
【0022】図2に示されているように、本実施例の外
部端子保護回路を構成するトランジスタQ2は、内部回
路を構成する縦型トランジスタとほぼ同一の構造を有す
る。すなわち、P型半導体基板10の表面にエピタキシ
ャル成長された低濃度N型エピタキシャル層11を貫通
して基板10の表面に達するように形成されたP型拡散
層からなる素子分離領域12により囲まれたN型島領域
11aの表面に、比較的高濃度のP型拡散層からなるベ
ース領域13と高濃度のN型拡散層からなるエミッタ領
域14とが形成されている。
【0023】また、上記N型島領域11aと基板10と
の境界部にはコレクタ領域となる高濃度N型埋込み層1
5が形成されているとともに、N型島領域11aにはこ
のN型埋込み層15の達するようにN型拡散層からなる
コレクタ引き出し領域16が形成されており、このコレ
クタ引き出し領域16は外部端子PINに接続されるよ
うに構成されている。
【0024】さらに、この実施例においては、上記コレ
クタ引き出し領域16と素子分離領域12との間にベー
ス領域13と同一導電型であるP型の拡散領域17が設
けられている。そして、このP型拡散領域17には、上
記ベース領域13とエミッタ領域14と同一の接地電位
が印加されるように構成されている。
【0025】この実施例においては、コレクタ引き出し
領域16と素子分離領域12との間に設けられたベース
領域と同一導電型のP型拡散領域17をアノードとしN
型の島領域11aをカソードするダイオードD1が、上
記ベース領域13とエミッタ領域14とコレクタ領域1
5とからなるトランジスタQ2と並列に挿入された図1
のような回路が構成される。
【0026】そのため、外部端子PINに負のサージ電
流が流されたときに新たに追加されたダイオードD1か
らも電流が流れるようになり、これによって隣接する素
子の島領域との間に寄生するトランジスタに流れようと
する電流を抑えることができ、隣接する外部端子の保護
トランジスタを誤動作させたり内部回路素子に寄生する
サイリスタがラッチアップを起こすのを防止することが
できる。
【0027】上記P型拡散領域17は、隣接する素子の
島領域との間に寄生するトランジスタに流れようとする
電流を抑える上では深い方が良いので、特性の面からは
P型拡散領域17とP型ベース領域13とは別個の工程
で形成するのが望ましい。ただし、そのようにするとプ
ロセスが複雑になるので、特性向上は多少犠牲にしても
プロセスを簡略化したい場合には、P型拡散領域17と
P型ベース領域13と同一工程で形成するようにすれば
良い。
【0028】さらに、本実施例においては、上記P型拡
散領域17が、図3に示すように、上記コレクタ引き出
し領域16とベース領域13とエミッタ領域14を囲む
ように設けられている。これによって、P型拡散領域1
7とN型の島領域11aとからなる保護ダイオードの接
合面積が大きくなり、サージ電流が流れるときの電流密
度を下げることができる。なお、図3に示すように、コ
レクタ引き出し領域16を囲むようにP型拡散領域17
を形成した場合、このP型拡散領域17に対して接地電
位を印加するための電極の接続穴すなわちコンタクトホ
ールは複数個設けられる。
【0029】図3の実施例においては、上記P型拡散領
域17はコの字状に形成されているが、図4に示すよう
に、コレクタ引き出し領域16とベース領域13とエミ
ッタ領域14をすべて囲むようにP型拡散領域17を形
成しても良い。
【0030】ただし、このようにすると素子の占有面積
が大きくなるので、図3のようにP型拡散領域17は、
ベース領域13とエミッタ領域14のある側を省略して
コの字型にする方がよい。この部分ではベース領域14
からコレクタ引き出し領域16へサージ電流が流れるの
で、省略したとしても全体して流れる電流の分布はそれ
ほど違いはなく、省略することによる面積低減の利点が
期待できるからである。
【0031】さらに、その変形として、図5に示すよう
に、コレクタ引き出し領域16を挟むようにして一対の
ベース領域13a,13bとエミッタ領域14a,14
bをそれぞれ配置するとともに、それらの両側にP型拡
散領域17a,17bを形成するようにしても良い。外
部端子に数千ボルトの正の静電パルスが印加されたとき
には外部端子に接続された保護トランジスタのベースと
コレクタとのPN接合がブレークダウンして電流が流
れ、これを吸収することができる。そのため、図1に示
すように保護トランジスタQ2と保護ダイオードD1と
が並列に接続された回路の方が、保護ダイオードD1の
みの回路に比べて内部回路を構成する入力素子の静電破
壊を防止する効果が良好である。
【0032】従って、図5のように、コレクタ引き出し
領域16を挟むようにして一対のベース領域13a,1
3bとエミッタ領域14a,14bをそれぞれ配置し、
それらの両側にP型拡散領域17a,17bを設けた構
成とすることでさらに静電耐圧を向上させることができ
るという利点がある。ただし、サージ電流に対して有効
であれば静電耐圧はそれほど高くなくてもよい場合に
は、図6に示すように、保護トランジスタのベース領域
13とエミッタ領域14を省略してコレクタ引き出し領
域16のみ形成してその周囲を囲むようにP型拡散領域
17を形成するようにしても良い。
【0033】図7〜図9は、本発明に係る外部端子保護
回路の他の実施形態を示す。
【0034】このうち図7および図8は、コレクタ引き
出し領域16を中心としてその周囲にドーナツ状と多角
形状に、ベース領域13とエミッタ領域14をそれぞれ
配置、形成したものである。このようにコレクタ引き出
し領域16の周囲にベース領域13とエミッタ領域14
をそれぞれ配置することによって、素子分離用拡散領域
12と外部端子に接続されるコレクタ引き出し領域16
とを離間させ、素子分離用P型拡散領域12からサージ
電流が流れにくくすることができる。その結果、保護ダ
イオードを構成するP型拡散領域17を設けなくても隣
接する素子の島領域との間に寄生するトランジスタに流
れる電流を防止することができる。
【0035】また、コレクタ引き出し領域16およびベ
ース領域13がドーナツ状または多角形状とすることに
より、これらの領域が矩形状である場合に比べて電流集
中を生じにくくして保護素子自身の静電耐圧を向上させ
ることができる。すなわち、コレクタ引き出し領域16
およびベース領域13が矩形状であると、その角部に電
流が多く流れる電流集中が生じてその部分のPN接合が
破壊され易くなるが、図7または図8のように円形もし
くは多角形にすると、コレクタ引き出し領域16と対向
するベース領域13とエミッタ領域14の角部が鈍角に
なるため、電流集中が生じにくくなる。
【0036】図9は、コレクタ引き出し領域16を中心
としてその周囲にドーナツ状にベース領域13とエミッ
タ領域14をそれぞれ配置、形成し、さらにその外側に
保護ダイオードを構成するP型拡散領域17をドーナツ
状に形成したものである。この実施例では、コレクタ引
き出し領域16と素子分離用拡散領域12との距離がさ
らに遠くなり、素子分離用P型拡散領域12からサージ
電流が流れにくくなる。この場合においても、P型拡散
領域17をベース領域13よりも深く形成することによ
り、P型拡散領域17とベース領域13の両方からサー
ジ電流を流すことができるため、その外側の素子分離用
P型拡散領域12からサージ電流がさらに流れにくくす
ることができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、外
部端子保護回路を構成するトランジスタQ1についても
同様な構成を設けるようにしても良い。
【0038】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である車載用
ICに適用した場合について説明したが、本発明はそれ
に限定されるものでなく、半導体集積回路一般に利用す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0040】すなわち、本発明に従うと、外部端子にサ
ージ電流が印加されても内部回路や隣接する外部端子の
保護ダイオードが誤動作しにくい外部端子保護回路を実
現することができる。
【0041】また、本発明に従うと、外部端子に印加さ
れるサージ電流に対するラッチアップ強度が高く、しか
も静電耐圧の高い半導体集積回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外部端子保護回路の第1の実施例
を示す回路図。
【図2】保護トランジスタと保護ダイオードの構造を示
すもので、図3におけるA−A線に沿った断面構造を示
す断面図。
【図3】保護トランジスタと保護ダイオードのレイアウ
ト構成を示す平面図。
【図4】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図5】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図6】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図7】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図8】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図9】本発明に係る外部端子保護回路の他の実施例の
レイアウト構成を示す平面図。
【図10】従来の外部端子保護回路の構成例を示す回路
図。
【図11】従来の外部端子保護回路の保護トランジスタ
の構造を示す断面図。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 N型エピタキシャル層 11a,11b N型島領域 12 素子分離領域 13 ベース領域 14 エミッタ領域 15 N型埋込み層(コレクタ領域) 16 コレクタ引き出し領域 17 P型拡散領域(保護ダイオード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 修 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 橋詰 勝彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業本部内 (72)発明者 永島 英明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 多田 幸司 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 丹波 栄策 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 小畑 知子 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5F038 BH04 BH05 BH06 BH13 BH18 CA02 EZ20 5F082 AA27 AA33 BA02 BC03 BC11 DA02 FA16 GA02 GA04 HA14 HA16 HA17 HA22 HA24 HA32 HA35 HA36 HA52 HA54 HA55 HA56 HA57 HB03 HB15 HB17 HB22 HB24 HB26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路を構成する縦型バイポーラ・ト
    ランジスタと同一構造のトランジスタのベースとエミッ
    タを結合してアノードとしかつコレクタをカソードとす
    るように接続して、当該トランジスタを保護ダイオード
    として作用させるようにした外部端子保護回路におい
    て、上記保護用のトランジスタのコレクタ引き出し領域
    と素子分離用拡散領域との間にベース領域と同一導電型
    の拡散領域を設け、ベース領域と同一の電位点に接続す
    るようにしたことを特徴とする外部端子保護回路。
  2. 【請求項2】 保護ダイオードを構成する上記ベース
    領域と同一導電型の拡散領域は、当該保護トランジスタ
    の素子領域の周縁に少なくともコレクタ引き出し領域を
    囲むように設けたことを特徴とする請求項1に記載の外
    部端子保護回路。
  3. 【請求項3】 上記ベース領域と同一導電型の拡散領域
    は、ベース領域よりも深く形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の外部端子保護回路。
  4. 【請求項4】 上記ベース領域と同一導電型の拡散領域
    は、ベース領域と同一不純物濃度で同一の深さを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の外部端子保
    護回路。
  5. 【請求項5】 内部回路を構成する縦型バイポーラ・ト
    ランジスタと同一構造のトランジスタのベースとエミッ
    タを結合してアノードとしかつコレクタをカソードとす
    るように接続して、当該トランジスタを保護ダイオード
    として作用させるようにした外部端子保護回路におい
    て、上記保護用のトランジスタのコレクタ引き出し領域
    の周りを囲むようにベースおよびエミッタ領域を形成し
    たことを特徴とする外部端子保護回路。
  6. 【請求項6】 上記ベース領域およびエミッタ領域は、
    ドーナツ状もしくは多角形状であることを特徴とする請
    求項5に記載の外部端子保護回路。
  7. 【請求項7】 上記ベース領域およびエミッタ領域の外
    側に、上記ベース領域と同一導電型の拡散領域を設け、
    ベース領域と同一の電位点に接続するようにしたことを
    特徴とする請求項5または6に記載の外部端子保護回
    路。
  8. 【請求項8】 上記ベース領域と同一導電型の拡散領域
    は、ベース領域よりも深く形成されていることを特徴と
    する請求項5、6または7に記載の外部端子保護回路。
  9. 【請求項9】 内部回路と、該内部回路の入出力端子が
    接続された外部端子とを備えた半導体集積回路であっ
    て、上記外部端子には請求項1〜8のいずれかに記載の
    外部端子保護回路が接続されてなることを特徴とする半
    導体集積回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007518255A (ja) * 2004-01-02 2007-07-05 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 高エネルギーesd構造および方法
KR101077057B1 (ko) 2004-07-20 2011-10-26 매그나칩 반도체 유한회사 바이폴라 접합 트랜지스터의 제조방법
CN102881679A (zh) * 2012-09-24 2013-01-16 株洲南车时代电气股份有限公司 一种集成了温度和电流传感功能的igbt芯片
JP2016042558A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 富士電機株式会社 半導体装置

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