JP2000235973A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000235973A
JP2000235973A JP11038049A JP3804999A JP2000235973A JP 2000235973 A JP2000235973 A JP 2000235973A JP 11038049 A JP11038049 A JP 11038049A JP 3804999 A JP3804999 A JP 3804999A JP 2000235973 A JP2000235973 A JP 2000235973A
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forming
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wiring
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Koji Sudo
弘司 須藤
Toshiharu Yasumura
俊治 安村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TiN膜を消失することなく安定して再現性
良くスルーホールを形成することができ、良好な多層配
線を有する半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 下敷酸化膜1上にピュアTi膜2、Ti
N膜3、Al−Cu膜4、およびARCであるTiN膜
5からなるアルミ積層配線膜4aを形成する。その後、
P−SiN15を形成する。フォトレジストパターン6
を形成し、まずP−SiN15を、続いて、アルミ積層
配線膜4aを順次エッチングすることにより下層のアル
ミ積層配線4bを形成する。フォトレジストパターン6
を除去した後、層間絶縁膜を形成し、P−SiN15を
エッチングストッパーとして、ドライエッチングするこ
とによりアルミ配線層4bへのTHを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置および
その製造方法に関し、特に多層配線およびその形成方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12および13はD−RAMあるいは
ASIC,システムLSIの従来のAl配線工程におけ
る多層配線の製造方法を示す工程断面図である。図に従
って順次説明を行う。まず、図12(a)は半導体基板
上に下敷酸化膜1を形成した後、ピュアTi膜2、Ti
N膜3、Al−Cu膜4、および反射防止膜(以下、A
RCと称する)であるTiN膜5からなるアルミ積層配
線膜4aを枚葉式メタルスパッタ装置で形成する。その
後、アルミ配線形成のためのフォトレジストパターン6
を形成する。
【0003】次に、図12(b)に示すように、フォト
レジストパターン6をマスクとしてアルミ積層配線膜4
aを順次ドライエッチングすることにより下層のアルミ
積層配線4bを形成する。次に、図12(c)に示すよ
うに、フォトレジストパターン6を除去する。
【0004】次に、図12(d)に示すように、枚葉式
プラズマTEOS成膜装置を用いて一層目の酸化膜(以
下、P−TEOSと称する)7を形成し、その後、枚葉
式SOGコーター装置により平坦化のための無機SOG
膜8を形成した後、再度、枚葉式プラズマTEOS成膜
装置を用いて二層目のP−TEOS9を形成する。その
後、スルーホール(以下、THと称する)形成のための
フォトレジストパターン10を形成する。
【0005】次に、図13(a)に示すように、フォト
レジストパターン10をマスクとして酸化膜異方性エッ
チャを用いて、P−TEOS7、無機SOG膜8、P−
TEOS9の酸化膜をドライエッチングすることにより
アルミ積層配線4bへのTHを形成する。
【0006】次に、図13(b)に示すように、フォト
レジストパターン10を除去した後、酸化膜7,8,9
をドライエッチング時にTiN膜5の表面に形成された
TiF等の反応生成物を有機系の剥離液により除去し、
水洗を行う。次に、図13(c)に示すように、枚葉式
のスパッタ装置でTi膜とTiN膜とを連続処理を行い
バリアメタル11を形成した後、枚葉式のW−CVD装
置でタングステン膜(以下、W−CVD膜と称する)1
2を成膜する。
【0007】次に、図13(d)に示すように、タング
ステン異方性ドライエッチャでW−CVD膜12を全面
エッチバックを施し、TH内にW−CVD膜12を埋め
こんでWプラグ12aを形成する。その後、Al−Cu
膜13とTiN膜14を順次積層する。
【0008】次に、図13(e)に示すように、フォト
レジスト(図示なし)パターンをマスクとしてアルミド
ライエッチャでTiN膜14およびAl−Cu膜13を
エッチングして上層のアルミ配線を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のAl配線工程に
おける多層配線の製造方法は以上のようであり、図13
(a)に示すように、層間絶縁膜であるP−TEOS
7、無機SOG膜8、P−TEOS9の酸化膜の膜厚に
比べてTiN膜5の膜厚が薄いためにTH形成工程にお
いてTiN膜5のエッチング量をコントロールすること
が困難であり、TiN膜5がエッチングされ消失してし
まうという問題点があった。また、化学機械研磨(以
下、CMPと称する)を用いて、層間絶縁膜を平坦化す
る場合にはTHの深さが異なる場合があり、深いTHを
形成する際に、浅いTHのホール底であるTiN膜5が
消失してしまうという問題点があった。
【0010】したがって、TiN膜5をそれぞれのTH
において一様に形成することが困難となり、TiN膜5
上に形成されるバリアメタル11を一様に成膜すること
ができず、バリアメタル11の膜厚がばらつき、配線抵
抗がばらつくという問題点があった。
【0011】また、TiN膜5が消失してしまうとAl
−Cu膜4がむきだしとなり、後の製造工程中に大気に
晒されることになりアルミ腐食(以下、コロージョンと
称する)が起こるという問題点があった。さらに、図1
3(b)に示すように、酸化膜7,8,9のドライエッ
チング後にTiF等の反応生成物を有機系の剥離液によ
り除去した後水洗を行う工程において、TiN膜5が消
失している箇所ではむきだしとなったAl−Cu膜4が
エッチングされてしまうという問題点もあった。
【0012】これらを解決するものとして、TiN膜5
を厚膜化することも考えられるが、TiN膜5を厚くす
ると、アルミ積層配線4bを形成するドライエッチング
の際にフォトレジスト6の耐性が不充分となり良好なア
ルミ積層配線4bを形成することができないという問題
点があった。
【0013】また、例えば特開平8−264644号公
報にはアルミ積層配線上だけではなく全面にP−SiN
が形成されている例が示されているが、この場合、多層
配線において配線層をとばして配線する場合に途中の層
にP−SiNが存在し、スルーホールを加工する事が困
難であるという問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、TiN膜を消失することなく安
定して再現性良くスルーホールを形成することができ、
良好な多層配線を有する半導体装置およびその製造方法
を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、第1の配線層上にのみスルーホール形
成のためのエッチングストッパー膜を備えるようにした
ものである。
【0016】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
第1の配線層がAl膜とTiN膜とを順次積層した膜で
あり、スルーホール形成のためのエッチングストッパー
膜がプラズマSiN膜であり、上記TiN膜直上にのみ
プラズマSiN膜を備えるようにしたものである。
【0017】この発明の請求項3に係る半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に第1の配線層用の膜を形成す
る工程と、上記第1の配線層用の膜上にスルーホール形
成のためのエッチングストッパー膜を形成する工程と、
上記エッチングストッパー膜を最上層とする第1の配線
層を形成する工程と、上記第1の配線層上に層間絶縁膜
を形成する工程と、上記エッチングストッパー膜をエッ
チングストッパーとして上記層間絶縁膜をエッチングす
ることにより上記層間絶縁膜中にスルーホールを形成す
る工程と、上記スルーホール底部に露出した上記エッチ
ングストッパー膜を除去する工程と、上記スルーホール
を含む上記第1の配線層上に第2の配線層を形成する工
程と、を備えたものである。
【0018】この発明の請求項4に係る半導体装置の製
造方法は、第1の配線層が半導体基板上の異なる膜厚を
有する下地上に形成され、上記第1の配線層上に形成さ
れた層間絶縁膜に化学機械研磨を施して上記半導体基板
面を平坦にした後、スルーホールを形成するようにした
ものである。
【0019】この発明の請求項5に係る半導体装置の製
造方法は、第1の配線層の最上層がTiN膜であり、エ
ッチングストッパー膜がプラズマSiN膜であるように
したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1および図2は
D−RAMあるいはASIC,システムLSIのこの発
明のAl配線工程における多層配線の製造方法を示す工
程断面図である。図に従って順次説明を行う。
【0021】まず、図1(a)に示すように、半導体基
板上に下敷酸化膜1を形成した後、ピュアTi膜2を5
0オングストローム程度、TiN膜3を500オングス
トローム程度、Al−Cu膜4を4000〜5000オ
ングストローム程度、およびARCであるTiN膜5を
220オングストローム程度、からなるアルミ積層配線
膜4aを枚葉式メタルスパッタ装置で形成する。その
後、枚葉式プラズマ成膜装置またはバッチ式の拡散炉で
Si34膜15、(以下、P−SiNと称する)を形成
する。このP−SiN15上にアルミ配線形成のための
フォトレジストパターン6を形成する。
【0022】次に、図1(b)に示すように、フォトレ
ジストパターン6をマスクとして、酸化膜異方性エッチ
ャによりフッソ系のプラズマドライエッチングを行い、
まずP−SiN15をエッチングする。次に、図1
(c)に示すように、続いて、アルミドライエッチャに
よりフォトレジストパターン6をマスクとして、アルミ
積層配線膜4aを順次ドライエッチングすることにより
下層のアルミ積層配線4bを形成する。
【0023】このとき、P−SiN15はアルミ配線層
4b上にのみ形成されており、フォトレジストパターン
6に比べてアルミ配線形成の際のエッチングにおいて十
分な選択比を確保することができ、アルミ積層配線4b
を設計値どうり形成することができる。次に、図1
(d)に示すように、フォトレジストパターン6を除去
した後、枚葉式プラズマTEOS成膜装置を用いて一層
目のP−TEOS7を形成し、その後、枚葉式SOGコ
ーター装置により平坦化のための無機SOG膜8を形成
した後、再度、枚葉式プラズマTEOS成膜装置を用い
て二層目のP−TEOS9を形成する。その後、TH形
成のためのフォトレジストパターン10を形成する。こ
のとき、P−TEOS7,9はBP−TEOS膜でも良
い。
【0024】次に、図2(a)に示すように、フォトレ
ジストパターン10をマスクとして酸化膜異方性エッチ
ャを用いて、P−TEOS7、無機SOG膜8、P−T
EOS9の酸化膜をP−SiN15をエッチングストッ
パーとして、ドライエッチングすることによりアルミ積
層配線4bへのTHを形成する。このとき、通常の酸化
膜ドライエッチング条件はCHF3,CF4,C48など
のFを含むフロロカーボンガスと、O2,COおよびC
2などの酸素原子を含む分子ガスと、Arなどの希ガ
スと、の混合ガスを用いて行うのであるが、この場合、
P−SiN15との選択比を得るために混合ガス中のフ
ロロカーボン系のガスの比率を上げて行う。
【0025】次に、図2(b)に示すように、続いて酸
化膜異方性エッチャにより通常の酸化膜ドライエッチン
グ条件よりも酸素分子を含む分子ガスの比率を上げるこ
とによりTiN膜5との選択比を保つ条件でP−SiN
15のエッチングを行う。THを形成する際に、P−S
iN15をエッチングストッパーとしてP−TEOS
7、無機SOG膜8、P−TEOS9の酸化膜のエッチ
ングを行うようにしたので、TiN膜5がエッチングさ
れて消失することもなくすべてのTHにおいて一様にT
iN膜5を形成することができる。
【0026】次に、図2(c)に示すように、フォトレ
ジストパターン10を除去した後、酸化膜7,8,9を
ドライエッチング時にTiN膜5の表面に形成されたT
iF等の反応生成物を有機系の剥離液により除去し、水
洗を行う。このとき、TiN膜5が消失することがない
ので、Al−Cu膜4が露出することがなく、Al−C
u膜4がエッチングされることがない。続いて、枚葉式
のスパッタ装置でTi膜とTiN膜とを連続処理を行い
バリアメタル11を形成した後、枚葉式のW−CVD装
置でタングステン膜(以下、W−CVD膜と称する)1
2を成膜する。
【0027】次に、図2(d)に示すように、タングス
テン異方性ドライエッチャでW−CVD膜12を全面エ
ッチバックまたはCMPを施し、TH内にW−CVD膜
12を埋めこんでWプラグ12aを形成する。次に、図
2(e)に示すように、Al−Cu膜13とTiN膜1
4を順次積層したのち、フォトレジスト(図示なし)パ
ターンをマスクとしてアルミドライエッチャでTiN膜
14およびAl−Cu膜13をエッチングして上層のア
ルミ配線を形成する。
【0028】この様に、P−SiN15をエッチングス
トッパーとして、P−TEOS7、無機SOG膜8、P
−TEOS9の酸化膜のエッチングを行うようにしたの
で、TiN膜5が部分的にエッチングされて消失するこ
とがない。したがって、すべてのTHにおいて一様にT
iN膜5を形成することができ、Al−Cu膜4がむき
だしになることを防止できるので、コロージョンが発生
することもなく、再現性良く良好なTHを形成すること
ができ、配線抵抗を一定にできる。
【0029】実施の形態2.上記実施の形態1ではTH
内にWを埋込み、Wプラグを形成して上層のアルミ配線
層を形成する場合について説明を行ったが、ここではW
プラグを形成せずに、TH内に直接Al−Cuを埋込ん
で上層アルミ配線層を形成する場合について説明を行
う。図3はこの発明の実施の形態2の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【0030】まず、下層アルミ配線層上に酸化膜を形成
し、TH形成用のフォトレジストを形成する工程までは
実施の形態1の図1(a)〜(d)と同様にして行う。
その後、図3(a)に示すように、フォトレジスト10
をマスクとしてバッファードフッ酸を用いてP−TEO
S9に等方性エッチングを施す。続いて、実施の形態1
と同様にして、同じフォトレジスト10をマスクとして
酸化膜異方性エッチャを用いてP−SiN15をエッチ
ングストッパーとして、ドライエッチングすることによ
りアルミ積層配線4bへのTHを形成する。このとき、
THはいわゆるワイングラス構造となる。
【0031】次に、図3(b)に示すように、実施の形
態1と同様にしてTiN膜5との選択比を保つ条件でP
−SiN15のエッチングを行う。THを形成する際
に、P−SiNをエッチングストッパーとしてP−TE
OS7、無機SOG膜8、P−TEOS9の酸化膜のエ
ッチングを行うようにしたので、TiN膜5がエッチン
グされて消失することもなくすべてのTHにおいて一様
にTiN膜5を形成することができる。
【0032】次に、図3(c)に示すように、フォトレ
ジストパターン10を除去した後、酸化膜7,8,9を
ドライエッチング時にTiN膜5の表面に形成されたT
iF等の反応生成物を有機系の剥離液により除去し、水
洗を行う。このとき、TiN膜5が消失することがない
ので、Al−Cu膜4が露出することがなく、Al−C
u膜4がエッチングされることがない。続いて、枚葉式
のスパッタ装置でTi膜とTiN膜とを連続処理を行い
バリアメタル11を形成し、さらに、Al−Cu膜13
とTiN膜14を順次積層して成膜する。このとき、T
Hがワイングラス構造をとることによりWを埋込む必要
がないので、製造工程を少なくすることができる。
【0033】次に、図3(d)に示すように、フォトレ
ジスト(図示なし)パターンをマスクとしてアルミドラ
イエッチャでTiN膜14およびAl−Cu膜13をエ
ッチングして上層のアルミ配線を形成する。この様に、
配線層を形成すれば、実施の形態1に比べてWを埋め込
む工程を減らすことができ、製造工程を簡単にすること
ができる。
【0034】実施の形態3.ここでは、深さが異なるT
Hを同時に形成する方法について説明を行う。図4〜図
6はこの発明の実施の形態3の多層配線の製造方法を示
す工程断面図である。図において、左側は右側に比べて
厚い下地上に積層配線を形成する場合の工程断面図であ
る。
【0035】まず、図4(a)(a´)に示すように、
半導体基板上に下敷酸化膜1を形成した後、ピュアTi
膜2を50オングストローム程度、TiN膜3を500
オングストローム程度、Al−Cu膜4を4000〜5
000オングストローム程度、およびARCであるTi
N膜5を220オングストローム程度、からなるアルミ
積層配線膜4aを枚葉式メタルスパッタ装置で形成す
る。
【0036】このとき、図4(a´)は図4(a)に比
べて下敷酸化膜1の膜厚が薄くなっている。その後、枚
葉式プラズマ成膜装置またはバッチ式の拡散炉でP−S
iN15を形成する。このP−SiN15上にアルミ配
線形成のためのフォトレジストパターン6を形成する。
【0037】次に、図4(b)(b´)に示すように、
フォトレジストパターン6をマスクとして、酸化膜異方
性エッチャによりフッソ系のプラズマドライエッチング
を行い、まずP−SiN15をエッチングする。次に、
図4(c)(c´)に示すように、続いて、アルミドラ
イエッチャによりフォトレジストパターン6をマスクと
して、アルミ積層配線膜4aを順次ドライエッチングす
ることにより下層のアルミ積層配線4bを形成する。こ
のとき、P−SiN15はフォトレジストパターン16
に比べてアルミ配線形成の際のエッチングにおいて十分
な選択比を確保することができ、アルミ積層配線4bを
設計値どうり形成することができる。
【0038】次に、図5(a)(a´)に示すように、
フォトレジストパターン6を除去した後、枚葉式プラズ
マTEOS成膜装置を用いて一層目のP−TEOS7を
形成し、その後、枚葉式SOGコーター装置により平坦
化のための無機SOG膜8を形成した後、再度、枚葉式
プラズマTEOS成膜装置を用いて二層目のP−TEO
S9を形成する。このとき、P−TEOS7,9はBP
−TEOS膜でも良い。
【0039】次に、図5(b)(b´)に示すように、
CMPによりウエハ面内の平坦化処理を行う。これによ
り、図5(b)に示すように、下敷酸化膜1の膜厚が厚
い部分ではP−TEOS9の膜厚が薄くなり、図5(b
´)に示すように、下敷酸化膜1の膜厚が薄い部分では
P−TEOS9の膜厚が厚くなる。
【0040】次に、図5(c)(c´)に示すように、
TH形成のためのフォトレジストパターン10を形成
し、フォトレジストパターン10をマスクとして酸化膜
異方性エッチャを用いて、P−TEOS7、無機SOG
膜8、P−TEOS9の酸化膜をP−SiN15をエッ
チングストッパーとして、ドライエッチングすることに
よりアルミ積層配線4bへのTHを形成する。このと
き、図5(c)に形成されるTHの深さは図5(c´)
に形成されるTHに比べて浅いものとなっている。
【0041】このとき、通常の酸化膜ドライエッチング
条件はCHF3,CF4,C48などのFを含むフロロカ
ーボンガスと、O2,COおよびCO2などの酸素原子を
含む分子ガスと、Arなどの希ガスと、の混合ガスを用
いて行うのであるが、この場合、P−SiN15との選
択比を得るために混合ガス中のフロロカーボン系のガス
の比率を上げて行う。
【0042】P−TEOS9の膜厚が異なることから形
成するTHの深さは当然異なってくる。THを同時に形
成する場合、浅いTHは深いTHに比べてTH底部がオ
ーバーエッチングとなるが、P−SiN15をエッチン
グストッパーとしてエッチングをおこなっているため
に、TiN膜5がエッチングされることを防止できる。
【0043】次に、図6(a)(a´)に示すように、
続いて酸化膜異方性エッチャにより通常の酸化膜ドライ
エッチング条件よりも酸素分子を含む分子ガスの比率を
上げることによりTiN膜5との選択比を保つ条件でP
−SiN15のエッチングを行う。
【0044】次に、図6(b)(b´)に示すように、
フォトレジストパターン10を除去した後、酸化膜7,
8,9をドライエッチング時にTiN膜5の表面に形成
されたTiF等の反応生成物を有機系の剥離液により除
去し、水洗を行う。このとき、TiN膜5が消失してい
ないので、Al−Cu膜4が露出することがなく、Al
−Cu膜4がエッチングされることがない。続いて、枚
葉式のスパッタ装置でTi膜とTiN膜とを連続処理を
行いバリアメタル11を形成した後、枚葉式のW−CV
D装置でW−CVD膜12を成膜する。
【0045】次に、図6(c)(c´)に示すように、
タングステン異方性ドライエッチャでW−CVD膜12
を全面エッチバックまたはCMPを施し、TH内にW−
CVD膜12を埋めこんでWプラグ12aを形成する。
このときバリアメタル11とは選択的にエッチングを行
う。次に、図6(d)(d´)に示すように、Al−C
u膜13とTiN膜14を順次積層したのち、フォトレ
ジスト(図示なし)パターンをマスクとしてアルミドラ
イエッチャでTiN膜14およびAl−Cu膜13をエ
ッチングして上層のアルミ配線を形成する。
【0046】この様にすれば、配線層を形成する際に、
THの深さに拘らず、ウエハ内のいずれの場所にでも同
時に再現性良く良好なTHを形成することができ、配線
抵抗を一定にできる。
【0047】実施の形態4.上記実施の形態1,2,3
では配線層が2層の場合について説明を行ったが、ここ
では配線層が3層の場合について説明を行う。図7〜1
1はこの発明の実施の形態4の多層配線の製造方法を示
す工程断面図である。右側は配線層が3層積層されてい
る場合であり、左側は配線層が2層目をとばして1層と
3層とを接続する場合の工程断面図である。
【0048】まず、図7(a)(a´)に示すように、
半導体基板上に下敷酸化膜1を形成した後、ピュアTi
膜2を50オングストローム程度、TiN膜3を500
オングストローム程度、Al−Cu膜4を4000〜5
000オングストローム程度、およびARCであるTi
N膜5を220オングストローム程度、からなるアルミ
積層配線膜4aを枚葉式メタルスパッタ装置で形成す
る。その後、枚葉式プラズマ成膜装置またはバッチ式の
拡散炉でP−SiN15を形成する。このP−SiN1
5上にアルミ配線形成のためのフォトレジストパターン
6を形成する。
【0049】次に、図7(b)(b´)に示すように、
フォトレジストパターン6をマスクとして、酸化膜異方
性エッチャによりフッソ系のプラズマドライエッチング
を行い、まずP−SiN15をエッチングする。次に、
図7(c)(c´)に示すように、続いて、アルミドラ
イエッチャによりフォトレジストパターン6をマスクと
して、アルミ積層配線膜4aを順次ドライエッチングす
ることにより第1のアルミ積層配線4bを形成する。
【0050】このとき、P−SiN15はフォトレジス
トパターン6に比べてアルミ配線形成の際のエッチング
において十分な選択比を確保することができ、アルミ積
層配線4bを設計値どうり形成することができる。次
に、図7(d)(d´)に示すように、フォトレジスト
パターン6を除去した後、枚葉式プラズマTEOS成膜
装置を用いて一層目のP−TEOS7を形成し、その
後、枚葉式SOGコーター装置により平坦化のための無
機SOG膜8を形成した後、再度、枚葉式プラズマTE
OS成膜装置を用いて二層目のP−TEOS9を形成す
る。このとき、P−TEOS7,9はBP−TEOS膜
でも良い。
【0051】次に、図8(a´)に示すように、TH形
成のためのフォトレジストパターン10を形成する。こ
のとき、図8(a)に示した部分では、2層目のアルミ
配線層と接続しないので、THを形成する必要がなく、
レジストにパターンは形成されない。図8(a´)に示
した部分では、フォトレジストパターン10をマスクと
して酸化膜異方性エッチャを用いて、P−TEOS7、
無機SOG膜8、P−TEOS9の酸化膜をP−SiN
15をエッチングストッパーとして、ドライエッチング
することによりアルミ積層配線4bへのTHを形成す
る。
【0052】このとき、通常の酸化膜ドライエッチング
条件はCHF3,CF4,C48などのFを含むフロロカ
ーボンガスと、O2,COおよびCO2などの酸素原子を
含む分子ガスと、Arなどの希ガスと、の混合ガスを用
いて行うのであるが、この場合、P−SiN15との選
択比を得るために混合ガス中のフロロカーボン系のガス
の比率を上げて行う。
【0053】次に、図8(b´)に示すように、続いて
酸化膜異方性エッチャにより通常の酸化膜ドライエッチ
ング条件よりも酸素分子を含む分子ガスの比率を上げる
ことによりTiN膜5との選択比を保つ条件でP−Si
N15のエッチングを行う。THを形成する際に、P−
SiN15をエッチングストッパーとしてP−TEOS
7、無機SOG膜8、P−TEOS9の酸化膜のエッチ
ングを行うようにしたので、TiN膜5がエッチングさ
れて消失することもなくすべてのTHにおいて一様にT
iN膜5を形成することができる。
【0054】次に、図8(c)(c´)に示すように、
フォトレジストパターン10を除去した後、図8(c
´)に示した部分の酸化膜7,8,9をドライエッチン
グ時にTiN膜5の表面に形成されたTiF等の反応生
成物を有機系の剥離液により除去し、水洗を行う。この
とき、TiN膜5が消失することがないので、Al−C
u膜4が露出することがなく、Al−Cu膜4がエッチ
ングされることがない。続いて、枚葉式のスパッタ装置
でTi膜とTiN膜とを連続処理を行いバリアメタル1
1を形成した後、枚葉式のW−CVD装置でW−CVD
膜12を成膜する。
【0055】次に、図8(d)(d´)に示すように、
タングステン異方性ドライエッチャでW−CVD膜12
を全面エッチバックまたはCMPを施す。このとき、図
8(d´)ではTH内にW−CVD膜12を埋めこんで
Wプラグ12aを形成する。また、図8(d)ではTH
は形成されていないので、バリアメタル11上のW−C
VD膜12は除去される。
【0056】次に、図9(a)(a´)に示すように、
Al−Cu膜13とTiN膜14を順次積層したのち、
枚葉式プラズマ成膜装置でP−SiN16を形成する。
次に、図9(b´)に示すように、2層目のアルミ配線
層用のフォトレジストパターン17を形成する。次に、
図9(c´)に示すように、フォトレジストパターン1
7をマスクとしてP−SiN16をドライエッチング
後、アルミドライエッチャでTiN膜14およびAl−
Cu膜13をエッチングして2層目ののアルミ配線層1
8を形成する。このとき、図9(c)ではフォトレジス
トパターン17が存在しないために、P−TEOS9上
の膜はすべてエッチングされてなくなってしまう。
【0057】次に、図10(a)(a´)に示すよう
に、フォトレジストパターン17を除去した後、枚葉式
プラズマTEOS成膜装置を用いて一層目のP−TEO
S7aを形成し、その後、枚葉式SOGコーター装置に
より平坦化のための無機SOG膜8aを形成した後、再
度、枚葉式プラズマTEOS成膜装置を用いて二層目の
P−TEOS9aを形成する。このとき、P−TEOS
7a,9aはBP−TEOS膜でも良い。TH形成のた
めのフォトレジストパターン19を形成する。
【0058】次に、図10(b)(b´)に示すよう
に、図10(b´)では、2層目のアルミ配線層18と
3層目のアルミ配線層との接続のために、図10(b)
では1層目のアルミ配線層4bと3層目のアルミ配線層
との接続のために、フォトレジストパターン19をマス
クとして酸化膜異方性エッチャを用いて、P−TEOS
7a、無機SOG膜8a、P−TEOS9aの酸化膜を
P−SiN15,16をエッチングストッパーとして、
ドライエッチングすることによりアルミ積層配線4b,
18へのTHを形成する。
【0059】次に、図10(c)(c´)に示すよう
に、続いて酸化膜異方性エッチャにより通常の酸化膜ド
ライエッチング条件よりも酸素分子を含む分子ガスの比
率を上げることによりTiN膜5との選択比を保つ条件
でP−SiN15,16のエッチングを行う。その後、
フォトレジストパターン19を除去し、酸化膜7a,8
a,9aをドライエッチング時にTiN膜5,14の表
面に形成されたTiF等の反応生成物を有機系の剥離液
により除去し、水洗を行う。
【0060】THを形成する際に、P−SiN15,1
6をエッチングストッパーとしてP−TEOS7a、無
機SOG膜8a、P−TEOS9aの酸化膜のエッチン
グを行うようにしたので、TiN膜5,14がエッチン
グされて消失することもなくすべてのTHにおいて一様
にTiN膜5,14を形成することができる。
【0061】次に、図11(a)(a´)に示すよう
に、枚葉式のスパッタ装置でTi膜とTiN膜とを連続
処理を行いバリアメタル11aを形成した後、枚葉式の
W−CVD装置でW−CVD膜を成膜し、タングステン
異方性ドライエッチャでW−CVD膜を全面エッチバッ
クまたはCMPを施し、TH内にW−CVD膜を埋めこ
んでWプラグ12bを形成する。その後、Al−Cu膜
13aとTiN膜14aを順次積層したのち、3層目の
アルミ配線層用のフォトレジストパターン20を形成す
る。
【0062】次に、図11(b)(b´)に示すよう
に、フォトレジストパターン20をマスクとしてアルミ
ドライエッチャでTiN膜14aおよびAl−Cu膜1
3aをエッチングして3層目のアルミ配線層を形成す
る。
【0063】この様に、P−SiN15,16をエッチ
ングストッパーとして、P−TEOS7,7a、無機S
OG膜8,8a、P−TEOS9,9aの酸化膜のエッ
チングを行うようにしたので、TiN膜5,14が部分
的にエッチングされて消失することがなく、深さの異な
るTHを同時に、良好に形成することができる。したが
って、多層配線を用いるデバイスにおいて、配線層をと
ばして接続する場合においても再現性良く良好なTHを
形成することができ、配線抵抗を一定にできる。
【0064】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、第1の
配線層上にのみスルーホール形成のためのエッチングス
トッパー膜を備えるようにしたので、良好な配線層がパ
ターニングできるとともに、スルーホール形成時に配線
層の一部がエッチングされることなく、再現性良く良好
なスルーホールを形成することができ、配線抵抗を一定
にできる。さらに、3層以上の多層配線層の場合に、配
線層をとばしてスルーホールを形成する際にも容易に形
成することができる。
【0065】また、第1の配線層がAl膜とTiN膜と
を順次積層した膜であり、スルーホール形成のためのエ
ッチングストッパー膜がプラズマSiN膜であり、上記
TiN膜直上にのみプラズマSiN膜を備えるようにし
たので、スルーホールの形成の際に、プラズマSiN膜
によりTiN膜を保護することができ、スルーホールの
形成の際にTiN膜を再現性良く一様に形成することが
できる。
【0066】また、半導体基板上に第1の配線層用の膜
を形成する工程と、上記第1の配線層用の膜上にスルー
ホール形成のためのエッチングストッパー膜を形成する
工程と、上記エッチングストッパー膜を最上層とする第
1の配線層を形成する工程と、上記第1の配線層上に層
間絶縁膜を形成する工程と、上記エッチングストッパー
膜をエッチングストッパーとして上記層間絶縁膜をエッ
チングすることにより上記層間絶縁膜中にスルーホール
を形成する工程と、上記スルーホール底部に露出した上
記エッチングストッパー膜を除去する工程と、上記スル
ーホールを含む上記第1の配線層上に第2の配線層を形
成する工程と、を備えるようにしたので、安定して再現
性良くスルーホールを形成することができ、良好な多層
配線を有する半導体装置の製造方法を得ることができ
る。
【0067】また、第1の配線層が半導体基板上の異な
る膜厚を有する下地上に形成され、上記第1の配線層上
に形成された層間絶縁膜に化学機械研磨を施して上記半
導体基板面を平坦にした後、スルーホールを形成するよ
うにしたので、異なった深さのスルーホールを同時に良
好に形成することができる。
【0068】また、第1の配線層の最上層がTiN膜で
あり、エッチングストッパー膜がプラズマSiN膜であ
るようにしたので、スルーホールの形成の際に、プラズ
マSiN膜によりTiN膜を保護することができ、Ti
N膜を再現性良く一様に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4の多層配線の製造方
法を示す工程断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4の多層配線の製造
方法を示す工程断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4の多層配線の製造
方法を示す工程断面図である。
【図12】 従来の多層配線の製造方法を示す工程断面
図である。
【図13】 従来の多層配線の製造方法を示す工程断面
図である。
【符号の説明】
1 下敷き酸化膜、2 Ti膜、3 TiN膜、4,1
3,13a Al−Cu膜、4a アルミ積層配線膜、
4b,18 アルミ積層配線、5,14,14a Ti
N膜、7,7a,9,9a P−TEOS、8,8a
無機SOG膜、11,11a バリアメタル、12 W
−CVD膜、12a,12b Wプラグ、15 P−S
iN。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 BB18 DA00 DA01 DA16 DA23 DA26 DB00 DB03 DB07 DB08 DB09 DB10 DB16 EA10 5F033 HH09 HH18 HH33 JJ18 JJ19 JJ33 KK09 KK18 KK33 MM08 MM13 MM15 NN06 NN07 NN32 PP06 PP15 QQ08 QQ09 QQ12 QQ16 QQ19 QQ22 QQ25 QQ28 QQ31 QQ37 QQ39 QQ48 QQ92 QQ95 RR04 RR06 RR09 SS04 SS15 SS21 XX01 XX09 XX10 XX18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に第1の配線層を備え、上
    記第1の配線層上に第2の配線層を備え、上記第1の配
    線層と第2の配線層とがスルーホールを介して接続され
    ている半導体装置において、 上記第1の配線層上にのみ上記スルーホール形成のため
    のエッチングストッパー膜を備えることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の配線層がAl膜とTiN膜とを順
    次積層した膜であり、スルーホール形成のためのエッチ
    ングストッパー膜がプラズマSiN膜であり、上記Ti
    N膜直上にのみプラズマSiN膜を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に第1の配線層用の膜を形
    成する工程と、上記第1の配線層用の膜上にスルーホー
    ル形成のためのエッチングストッパー膜を形成する工程
    と、上記エッチングストッパー膜を最上層とする第1の
    配線層を形成する工程と、上記第1の配線層上に層間絶
    縁膜を形成する工程と、上記エッチングストッパー膜を
    エッチングストッパーとして上記層間絶縁膜をエッチン
    グすることにより上記層間絶縁膜中にスルーホールを形
    成する工程と、上記スルーホール底部に露出した上記エ
    ッチングストッパー膜を除去する工程と、上記スルーホ
    ールを含む上記第1の配線層上に第2の配線層を形成す
    る工程と、を備えた半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1の配線層が半導体基板上の異なる膜
    厚を有する下地上に形成され、上記第1の配線層上に形
    成された層間絶縁膜に化学機械研磨を施して上記半導体
    基板面を平坦にした後、スルーホールを形成するように
    したことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 第1の配線層の最上層がTiN膜であ
    り、エッチングストッパー膜がプラズマSiN膜である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置
    の製造方法。
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