JP2000235810A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2000235810A
JP2000235810A JP11035900A JP3590099A JP2000235810A JP 2000235810 A JP2000235810 A JP 2000235810A JP 11035900 A JP11035900 A JP 11035900A JP 3590099 A JP3590099 A JP 3590099A JP 2000235810 A JP2000235810 A JP 2000235810A
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JP
Japan
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case
housing
opening
discharge lamp
lighting device
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Pending
Application number
JP11035900A
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English (en)
Inventor
Toru Nakamoto
徹 中元
Yasuyuki Mitsuma
泰行 三間
Masao Endo
雅夫 遠藤
Yuji Shimoda
勇二 下田
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の放電灯点灯装置が設けられる車両用灯
具においては、放電灯点灯装置自体も防水構造とされる
と共に、ハウジングとの取付けを行った接合部分も防水
処理が必要となり、構造面でも取付工程面でも煩雑化し
ていた。 【解決手段】 本発明により、放電灯点灯装置3のケー
スは、内部回路31を内部に収納するに充分な深さを有
し一つの面をケース開口部32aとする略函状とされた
第一ケース32と、第一ケース32に落とし蓋状に取付
けられる第二ケース33とから構成され、ハウジング2
には、第一ケース32の開口部32aに嵌合するシール
溝2bで周りを囲まれるハウジング開口部2aが設けら
れ、ケース開口部32aとハウジング開口部2aとを嵌
合させて取付ける構成の車両用灯具1としたことで、点
灯装置3を取付ける工程のみで放電灯点灯装置3の防水
および両者間の防水が共に確保できるものとして課題を
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘッドランプ、フォ
グランプなど車両用灯具に関するものであり、詳細には
光源としてメタルハライドランプなどの放電灯が光源と
して採用され、これに伴いハウジングに放電灯点灯装置
が取付けられる構成とされている車両用灯具灯具の構成
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具の構成の例を
要部で示すものが図2および図3であり、先ず、図2に
示す車両用灯具90においては、ハウジング91と放電
灯点灯装置92とは、基本的にそれぞれが独立する防水
構造として形成され、前記ハウジング91には放電灯点
灯装置92からのリード線92aを引き込むためのリー
ド線穴91aが設けられている。
【0003】そして、ハウジング91に放電灯点灯装置
92を取付ける際には、前記リード線92aをリード線
穴91aからハウジング91の内部に引き込むものであ
り、このときには、前記リード線穴91aからの浸水を
防止するためにこのリード線穴91aにはグロメット9
3が取付けられるものとされている。
【0004】また、図3に示す車両用灯具80において
は、ハウジング81にリード線穴81aが設けられる点
は前の車両用灯具90のハウジング91と同様である
が、加えて、このリード線穴81aは周縁をシール溝8
1bで取り囲まれるものとされている。
【0005】一方、放電灯点灯装置82においては、こ
の放電灯点灯装置82が防水構造として形成されている
点は図2のものと同様であるが、前記ハウジング81に
設けられたシール溝81bに対応するリブ82bが設け
られ、リード線82aは前記リブ82bに囲まれる位置
の略中心から引き出されている。
【0006】そして、ハウジング81に放電灯点灯装置
82を取付ける際には、前記リード線82aをリード線
穴81aに貫通させた状態で、シール溝81bとリブ8
2bとを嵌合させれば、前記シール溝81b中に取付け
られたシールガスケット83によりリード線穴81aは
防水される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成の図2に示すものにおいては、グロメット93の取
付けという別工程が必要となり車両用灯具90の組立に
手間がかかる問題点を生じると共に、グロメット93自
体も例えば取付時の捩れなど歪みにより防水性能が低下
するという問題点を生じるものである。また、車両用灯
具90としては、ハウジング91と放電灯点灯装置92
とのそれぞれに防水機能を持たせるので、この点でも構
成が煩雑化し工数などが係る問題点を生じる。
【0008】また、図3に示したものは、確かにグロメ
ット93の取付けは不要となっているが、車両用灯具8
0として総合的に見れば、依然として前記放電灯点灯装
置82とリード線穴81aとの2個所に防水機能を持た
せなければならず、このために放電灯点灯装置82のケ
ース部分の構成が煩雑化し組立工程に手間が係るなどの
問題点を生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、ハウジング
に放電灯点灯装置が取付けられて成る車両用灯具におい
て、前記放電灯点灯装置のケースは、内部回路を内部に
収納するに充分な深さを有し一つの面をケース開口部と
する略函状とされた第一ケースと、前記第一ケースの前
記ケース開口部に落とし蓋状に取付けられる第二ケース
とから構成され、前記ハウジングには、前記第一ケース
の前記開口部に嵌合するシール溝で周りを囲まれるハウ
ジング開口部が設けられ、前記第一ケースのケース開口
部と前記ハウジングのハウジング開口部とを嵌合させる
ことで前記内部回路と前記ハウジング内とが防水される
ことを特徴とする車両用灯具を提供することで課題を解
決するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は要部で示す車両用灯具であり、この車両用灯具1はメ
タルハライドランプなど放電灯(図示は省略する)を光
源として採用しているものであり、よって、ハウジング
2に放電灯点灯装置3が取付けられるものである点は従
来例のものと同様である。
【0011】ここで、本発明では前記放電灯点灯装置3
の内部回路31を収納するためのケースを第一ケース3
2と第二ケース33とに分割して形成するものである
が、前記第一ケース32は前記内部回路31を収納する
のに充分な深さを有し、前記ハウジング2に取付けると
きに対峙する面をケース開口部32aとする略函状とし
て形成されている。
【0012】このときに、前記第一ケース32は、内部
回路31が発生する高周波雑音などを遮蔽するために金
属部材で形成されることが望ましく、また、ハウジング
2に取付けるためのタブ32bが設けられるなど比較的
に複雑な形状とされるので、例えばダイキャスト成形な
どで形成することが好都合である。
【0013】また、前記第二ケース33は、平板状など
単純な形状として形成され、前記第一ケース32とはケ
ース開口部32aから落とし込むようにして一段下がっ
た状態、言い換えれば落とし蓋状に取付けられるものと
されている。このときに、本発明においては第一ケース
32と第二ケース33との間には何らの防水処理も行わ
れることはない。
【0014】よって、前記第二ケース33が設けられる
のは、専らにケース開口部32a方向への高周波雑音の
遮蔽を目的とされている。また、この第二ケース33の
適宜な位置を貫通しては、光源である放電灯に接続する
ためのリード線34が設けられている。
【0015】また、一方のハウジング2にはハウジング
開口部2aが設けられ、このハウジング開口部2aの周
縁には前記第一ケース32のケース開口部32aに対応
する形状とされたシール溝2bが設けられ、よって、前
記ハウジング開口部2aはシール溝2bにより周りを取
り囲まれるものとされ、そして、前記シール溝2b内に
は、例えばゴムで形成されたガスケット4が取付けられ
ている。
【0016】それぞれが上記の構成とされたハウジング
2と放電灯点灯装置3とは、例えばハウジング2に設け
られたボス2cと、第一ケース32に設けられたタブ3
2bとで螺着などが行われ、一体化が行われるものとな
る。このときには前記第一ケース32のケース開口部3
2aはシール溝2bに嵌合し、螺着によりガスケット4
に圧接されるものとなり、これにより防水機能が得られ
るものとなる。
【0017】次いで、上記の構成とした本発明の車両用
灯具1の作用及び効果について説明する。本発明により
第一ケース32のケース開口部32aを、ハウジング2
のハウジング開口部2aの周縁に設けられているシール
溝2b中のガスケット4に圧接して放電灯点灯装置3を
取付ける構成としたことで、取付けを行なった時点でハ
ウジング2内にのみ開口するものとなって、放電灯点灯
装置3の防水機能が発揮できるものとなる。
【0018】よって、本発明の構成によれば、放電灯点
灯装置3自体を防水構造とする必要はなく、第一ケース
32と第二ケース33との間に防水のための精密な嵌合
などが不要となるので構成が簡素化する。また、本発明
の構成としても放電灯点灯装置3をハウジング2に取付
けるための工程に、何らの追加工程などの発生もなく従
来からの工程に変更を生じることもない。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、放
電灯点灯装置のケースは、内部回路を内部に収納するに
充分な深さを有し一つの面をケース開口部とする略函状
とされた第一ケースと、第一ケースのケース開口部に落
とし蓋状に取付けられる第二ケースとから構成され、ハ
ウジングには、第一ケースの開口部に嵌合するシール溝
で周りを囲まれるハウジング開口部が設けられ、第一ケ
ースのケース開口部と前記ハウジングのハウジング開口
部とを嵌合させることで内部回路とハウジング内とが防
水される車両用灯具としたことで、従来は放電灯点灯装
置自体を防水構造で形成し、この放電灯点灯装置をハウ
ジングに取付けるときには更に両者の間を防水構造とす
るという煩雑な工程が必要とされていたものを、ハウジ
ングへ放電灯点灯装置を取付ける工程のみで放電灯点灯
装置の防水および両者間の防水が共に確保できるものと
して、放電灯点灯装置の構成の簡素化および取付工程の
簡素化を可能とし、もって、この種の車両用灯具のコス
トダウンに極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用灯具の実施形態を要部で
示す断面図である。
【図2】 従来例を要部で示す断面図である。
【図3】 別の従来例を要部で示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……ハウジング 2a……ハウジング開口部 2b……シール溝 2c……ボス 3……放電灯点灯装置 31……内部回路 32……第一ケース 32a……ケース開口部 32b……タブ 33……第二ケース 34……リード線 4……ガスケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 雅夫 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 (72)発明者 下田 勇二 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 Fターム(参考) 3K042 AA08 BA08 CC10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに放電灯点灯装置が取付けら
    れて成る車両用灯具において、前記放電灯点灯装置のケ
    ースは、内部回路を内部に収納するに充分な深さを有し
    一つの面をケース開口部とする略函状とされた第一ケー
    スと、前記第一ケースの前記ケース開口部に落とし蓋状
    に取付けられる第二ケースとから構成され、前記ハウジ
    ングには、前記第一ケースの前記開口部に嵌合するシー
    ル溝で周りを囲まれるハウジング開口部が設けられ、前
    記第一ケースのケース開口部と前記ハウジングのハウジ
    ング開口部とを嵌合させることで前記内部回路と前記ハ
    ウジング内とが防水されることを特徴とする車両用灯
    具。
JP11035900A 1999-02-15 1999-02-15 車両用灯具 Pending JP2000235810A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080363A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
CN102818240A (zh) * 2011-06-10 2012-12-12 海洋王照明科技股份有限公司 照明装置的密封结构
CN104896397A (zh) * 2014-03-06 2015-09-09 Hdo压力铸造和表面技术有限公司 Led 灯

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080363A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
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