JP2000235746A - 検知装置 - Google Patents

検知装置

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JP2000235746A
JP2000235746A JP11033999A JP3399999A JP2000235746A JP 2000235746 A JP2000235746 A JP 2000235746A JP 11033999 A JP11033999 A JP 11033999A JP 3399999 A JP3399999 A JP 3399999A JP 2000235746 A JP2000235746 A JP 2000235746A
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light
light emitting
microcomputer
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Tetsuo Sugano
哲生 菅野
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
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    • G11B15/08Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing
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    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号伝達の応答性を確保でき、かつ省電力を
達成することができる検知装置を提供する。 【解決手段】 検知装置は、電源1が供給されて発光す
る赤外発光ダイオード2と、赤外発光ダイオード2の発
光を受光する赤外フォトトランジスタ7と、赤外発光ダ
イオード2の点灯状態を制御するSWトランジスタ20
と、P−SAVEモードを指示するP−SAVEキー2
5と、赤外フォトトランジスタ7の出力変化に基づいて
VTRに磁気テープカセットが挿入されたことを検知す
るマイクロコンピュータ23とを備え、マイクロコンピ
ュータ23は、VTRがP−SAVEモードに移行して
いるときは、点灯制御信号26によりSWトランジスタ
20をデューティ比制御して赤外発光ダイオード2への
電源供給を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を使った各種
センサに利用可能な検知装置に関し、特に、VTRのデ
ッキインターフェースの赤外線センサなどに適用でき、
省電力かつ早い応答速度を求められる検知回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図15は従来の磁気記録再生装置(以
下、VTRという)に装備されている検知装置の構成を
示すブロック図である。
【0003】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、4は磁気テープカセットの磁気テープ、5は検
知装置内に物理的に取付けられたスタートセンサ(以
下、SSという)スリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、9はマイクロコンピュータ、10はA−
D変換器、11はCPU、12はPOWER−ON/O
FFコマンドを指示するパワーキー、13はREW(巻
き戻し)コマンドを指示するREWキー、14は電源O
N状態でのデッキSTOPモードを検出するデッキモー
ドセンサである。
【0004】次に、動作について説明する。
【0005】図16は上記検知装置で磁気テープ4の存
在を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す
図であり、図中2aは赤外発光ダイオード2の電源1の
供給電圧、15はモード推移説明部、8aは赤外フォト
トランジスタ7による検知電圧である。
【0006】磁気テープ4の存在を検知するために、デ
ッキのカセット保持部に赤外発光ダイオード2と赤外フ
ォトトランジスタ7が対向して設置され、その間に磁気
テープ4が設置されている。
【0007】また、ユーザが磁気テープカセットをデッ
キ内へ挿入する際のいわゆるSLOT−IN動作では、
その動作命令となるSLOT−IN命令を本検知装置内
に物理的に取付けられたSSスリット5をトリガとする
よう考慮されている。例えば、電源が切られている(以
下、P−OFFという)VTRに磁気テープカセットを
挿入するとき、検知装置を有効にするため、赤外発光ダ
イオード2の電源1は、図16(a)に示すように例え
ば1.3Vの電源電圧が常時加わっている。この時、ユ
ーザが磁気テープカセットを挿入しようとすると、SS
スリット5が開口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外
発光ダイオード2の赤外光が到達し、図16(c)に示
すように、マイクロコンピュータ9の入力端子9aに赤
外フォトトランジスタ7による検知電圧8aの“H”レ
ベル(以下、“H”という)が入力される。
【0008】これにより、マイクロコンピュータ9は磁
気テープカセットのSLOT−IN動作を行い、完了し
たところで、磁気テープ4が介在する場合では、図16
(b)の立ち下がり部に示すように、一旦“L”レベル
(以下、“L”という)に落ちる。次にREWキー13
によるREWコマンドが来たとき、マイクロコンピュー
タ9はVTRをREWモードとしテープ頭まで巻き戻
す。リーダテープ部に来たときは、赤外発光ダイオード
2と赤外フォトトランジスタ7との間には赤外線を遮蔽
するものはなくなり、再び図16(c)の波形に示すよ
うに検知電圧8aが“H”となり、入力端子9a及びA
−D変換器10を通してマイクロコンピュータ9に入力
される。これにより、VTRはSTOPモードとなり、
ここでさらに電源キー12入力を受けてコマンドP−O
FFとなり、マイクロコンピュータ9は、VTRをP−
OFFさせる。なお、VTRの電源ONを以下、P−O
Nモードと呼ぶ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のVTRに採用されている検知装置は以上のよ
うに構成されているので、テープ検知やSLOT−IN
検知のために赤外発光ダイオード2の電源を常に加えて
おかねばならず、待機中において無駄な電力を消費して
しまうという問題点があった。
【0010】また、上記電力消費を避けようとして常時
点灯でなく間欠点灯とした場合、高速応答性を求められ
るFF(早送り)あるいはREWでは間欠点灯時の波形
応答性の悪さ(非点灯の時に応答できない)が影響して
しまうなどの課題が存在する。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、信号伝達の応答性を確保でき、
かつ省電力を達成することができる検知装置を得ること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の検知装
置は、発光手段と、発光手段に電源を供給して発光手段
を発光させる電源供給手段と、発光手段からの光を受光
する受光手段と、記録媒体が、受光手段の受光を遮蔽す
ることにより生じる受光手段の出力変化に基づいて記録
再生装置に記録媒体が装着されたことを検知する検知手
段を備えた検知装置において、記録再生装置の動作状態
に基づいて発光手段に連続的又は間欠的に電源供給をす
るように電源供給手段を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の検知装置は、制御手段
が、記録再生装置の消費電力を削減するための省電力モ
ードであるとき、発光手段に間欠的に電源供給をするよ
うに電源供給手段を制御するものであってもよい。
【0014】請求項3に記載の検知装置は、制御手段
が、記録再生装置の消費電力を削減するためにキー操作
により指示された電源オフモードであるとき、発光手段
に間欠的に電源供給をするように電源供給手段を制御す
るものであってもよい。
【0015】請求項4に記載の検知装置は、記録再生装
置の動作停止モードを検出する検出手段を備え、制御手
段は、検出手段が動作停止モードを検出したとき、発光
手段に間欠的に電源供給をするように電源供給手段を制
御するものであってもよい。
【0016】請求項5に記載の検知装置は、記録再生装
置が、磁気テープを用いて磁気記録し、又は再生する磁
気記録再生装置であり、制御手段は、磁気テープの早送
り又は巻戻しの動作モードにあるとき、発光手段に連続
的に電源供給をするように電源供給手段を制御するもの
であってもよい。
【0017】請求項6に記載の検知装置は、検知手段の
出力波形に、パルス前端の時定数よりパルス後端の時定
数が大きくなるような時定数を与える手段をさらに備え
たことを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の検知装置は、制御手段
が、パルス信号のデューティ比を制御して間欠点灯を行
うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明を具体的に説明する。
【0020】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1に係る検知装置の構成を示すブロック図であり、V
TRに対して導入した場合の実施の形態の例である。実
施の形態1である検知装置の説明にあたり前記図15に
示す検知装置と同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【0021】図において、1は発光側高電位電源(例え
ば、5.0V)、2は赤外線発光素子である赤外発光ダ
イオード(発光手段)、3は電流制限抵抗、20は赤外
発光ダイオード2の点灯状態を制御するSWトランジス
タ(電源供給手段)、21,22は抵抗、4は磁気テー
プカセットの磁気テープ、5は検知装置内に取り付けら
れ、センサ(例えば、スタートセンサ)の赤外光を物理
的に遮断あるいは通光させるように構成されたSSスリ
ット、6は受光側高電位電源(例えば、5V)、7は赤
外線受光素子である赤外フォトトランジスタ(受光手
段)、8は電圧検出抵抗、23はマイクロコンピュータ
(検知手段)、10はA−D変換器、24はCPU、2
5は消費電力を削減するための特別なモード(P−SA
VEモードという)を指示するP−SAVEキー、13
はREWコマンドを指示するREWキーである。
【0022】上記マイクロコンピュータ23は、赤外発
光ダイオード2の発光が間欠点灯になるように赤外発光
ダイオード2への電源供給を行うSWトランジスタ20
を制御する制御手段を構成する。
【0023】本検知装置は、赤外発光ダイオード2の電
流経路に、赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御する
SWトランジスタ20が追加され、このSWトランジス
タ20はマイクロコンピュータ23からの点灯制御信号
26によりON/OFF制御される。実施の形態1は、
省電力モードとそれ以外のモードとで赤外発光方法を切
り換えるものである。
【0024】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0025】図2は上記検知装置で磁気テープ4の存在
を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す図
であり、図中26はマイクロコンピュータ23からの点
灯制御信号、27はモード推移説明部、8aは赤外フォ
トトランジスタ7による検知電圧である。また、検知電
圧8a波形において、31は間欠点灯出力波形、32は
常時点灯出力波形立ち上がり、33は常時点灯出力波形
立ち下がり、34リーダテープON時の出力波形であ
る。
【0026】マイクロコンピュータ23からの点灯制御
信号26は、基本的にはτ1/T1(τ1:パルス幅、
T1:パルス周期)のデューティ比で示されるパルス信
号であるが、波形応答性が求められる特定の場合には
“H”信号となる。SWトランジスタ20は点灯制御信
号26の“H”でON、“L”でOFFする。
【0027】マイクロコンピュータ23は、VTRが通
常のモードでは、点灯制御信号26がτ1/T1のデュ
ーティ比で示されるパルス信号を出力し、波形応答性が
求められるREWなどでは図2(c)のリーダテープO
N34のように常時点灯となる“H”信号を出力する。
この場合、REWモード時において、仮に間欠点灯した
としても、最悪でも図2(a)に示す点灯制御信号26
のT1だけの遅れで済むため波形伝達速度の面で特に遅
くなることはない。
【0028】次に、消費電力を極端に削減するための特
別なモード(P−SAVEモード)を持つVTRの検知
動作を説明する。
【0029】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作されてその操作情報がマイクロ
コンピュータ23に入力され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図2(a)に
示すτ1/T1のデューティ比のパルス信号である。S
Wトランジスタ20は、このパルス信号を受けてON/
OFFを繰り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2
は間欠点灯する。
【0030】赤外発光ダイオード2は間欠点灯となって
いるため、例えば、上記τ1/T1のデューティ比が5
0%であれば、常時点灯時の50%の電力で済むことに
なり、省電力モードとなる。
【0031】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図2(c)に示すように、
検知電圧8aの間欠パルス31信号がマイクロコンピュ
ータ23のA−D変換器10に入力される。
【0032】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。この時、P−SAV
Eモードから通常のP−ONモードとなるため、点灯制
御信号26は、常時“H”となる。点灯制御信号26が
“H”であるため、図2(c)に示す検知電圧8aの次
の立ち上がり32では、直ちに立ち上がり応答速度優先
の常時点灯モードに移行する。
【0033】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、P−SAVEモードであっても、
点灯制御信号26は間欠信号となり、そのデューティ比
による分の電力消費量が削減できる。また、波形応答性
の観点からP−SAVE以外のモードに移行した場合
は、常時点灯モードとなるようにマイクロコンピュータ
23がコントロールしている。
【0034】以上説明したように、実施の形態1に係る
検知装置は、電源1が供給されて発光する赤外発光ダイ
オード2と、赤外発光ダイオード2の発光を受光する赤
外フォトトランジスタ7と、赤外発光ダイオード2の点
灯状態を制御するSWトランジスタ20と、P−SAV
Eモードを指示するP−SAVEキー25と、赤外フォ
トトランジスタ7の出力変化に基づいてVTRに磁気テ
ープカセットが挿入されたことを検知するマイクロコン
ピュータ23とを備え、マイクロコンピュータ23は、
VTRがP−SAVEモードに移行しているときは、点
灯制御信号26によりSWトランジスタ20をデューテ
ィ比制御して赤外発光ダイオード2への電源供給を制限
し、このとき赤外発光ダイオード2の発光が間欠点灯に
なるように構成したので、間欠点灯と常時点灯との双方
の長所を活かすことが可能なため、P−SAVEモード
時には省電力を達成できるとともに、それ以外には高速
応答性を確保できる効果がある。
【0035】実施の形態2.実施の形態2は、省電力モ
ード及び電源OFFモードとそれ以外のモードとで赤外
発光方法を切り換えるものである。
【0036】図3はこの発明の実施の形態2に係る検知
装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2の説
明にあたり前記図1に示す検知装置と同一構成部分には
同一符号を付している。
【0037】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、23はマイクロコンピュータ、10はA
−D変換器、24はCPU、12はPOWER−ON/
OFFコマンドを指示するパワーキー、25はP−SA
VEモードを指示するP−SAVEキー、13はREW
コマンドを指示するREWキーである。
【0038】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0039】図4は上記検知装置で磁気テープ4の存在
を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す図
である。図中、モード推移説明部27において、省電力
モードに電源OFFモードが付加されている以外は図2
と同様である。
【0040】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図4(a)に
示すτ1/T1のデューティ比のパルス信号である。ま
た、電源ONからパワーキー12の入力による通常P−
OFFモードについても消費電力削減の対象であり、こ
れも同様とする。
【0041】SWトランジスタ20は、上記τ1/T1
のデューティ比のパルス信号を受けてON/OFFを繰
り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2は間欠点灯
する。
【0042】赤外発光ダイオード2は間欠点灯となって
いるため、例えば、上記τ1/T1のデューティ比が5
0%であれば、常時点灯時の50%の電力で済むことに
なり、省電力モードとなる。
【0043】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図4(c)に示すように、
検知電圧8aの間欠パルス31信号がマイクロコンピュ
ータ23のA−D変換器10に入力される。
【0044】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。この時、P−SAV
Eモードから通常のP−ONモードとなるため、点灯制
御信号26は、常時“H”となる。点灯制御信号26が
“H”であるため、図4(c)に示す検知電圧8aの次
の立ち上がり32では、直ちに立ち上がり応答速度優先
の常時点灯モードに移行する。
【0045】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、P−SAVEモードであっても、
点灯制御信号26は間欠信号となり、そのデューティ比
による分の電力消費量が削減できる。また、波形応答性
の観点からP−SAVE以外のモードに移行した場合
は、常時点灯モードとなるようにマイクロコンピュータ
23がコントロールしている。
【0046】以上説明したように、実施の形態2に係る
検知装置は、P−OFFモードを指示するパワーキー1
2を備え、マイクロコンピュータ23は、VTRがP−
OFFモードにあるときについてもP−SAVEモード
時と同様に、点灯制御信号26によりSWトランジスタ
20をデューティ比制御して赤外発光ダイオード2への
電源供給を制限するように構成したので、一層の省電力
を達成できる効果がある。
【0047】実施の形態3.実施の形態3は、省電力モ
ード、電源OFFモード及び電源ON状態でのデッキS
TOPモードとそれ以外のモードとで赤外発光方法を切
り換えるものである。
【0048】図5はこの発明の実施の形態3に係る検知
装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3の説
明にあたり前記図3に示す検知装置と同一構成部分には
同一符号を付している。
【0049】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、23はマイクロコンピュータ、10はA
−D変換器、24はCPU、12はPOWER−ON/
OFFコマンドを指示するパワーキー、25はP−SA
VEモードを指示するP−SAVEキー、13はREW
コマンドを指示するREWキー、14は電源ON状態で
のデッキSTOPモードを検出するデッキモードセンサ
(検出手段)である。
【0050】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0051】図6は上記検知装置で磁気テープ4の存在
を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す図
であり、図中26はマイクロコンピュータ23からの点
灯制御信号、27はモード推移説明部、8aは赤外フォ
トトランジスタ7による検知電圧である。
【0052】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図6(a)に
示すτ1/T1のデューティ比のパルス信号である。ま
た、電源ONからパワーキー12の入力による通常P−
OFFモードに加え、電源ON状態でありデッキモード
センサ15によりマイクロコンピュータ23が検知可能
な通常STOPモードについても消費電力削減の対象で
あり、これらモードも同様とする。
【0053】SWトランジスタ20は、上記τ1/T1
のデューティ比のパルス信号を受けてON/OFFを繰
り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2は間欠点灯
する。
【0054】赤外発光ダイオード2は間欠点灯となって
いるため、例えば、上記τ1/T1のデューティ比が5
0%であれば、常時点灯時の50%の電力で済むことに
なり、省電力モードとなる。
【0055】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図6(c)に示すように、
検知電圧8aの間欠パルス31信号がマイクロコンピュ
ータ23のA−D変換器10に入力される。
【0056】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。この時、P−SAV
Eモードから通常のP−ONモードとなるため、点灯制
御信号26は、常時“H”となる。点灯制御信号26が
“H”であるため、図6(c)に示す検知電圧8aの次
の立ち上がり32では、直ちに立ち上がり応答速度優先
の常時点灯モードに移行する。
【0057】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、P−SAVEモードであっても、
点灯制御信号26は間欠信号となり、そのデューティ比
による分の電力消費量が削減できる。また、波形応答性
の観点からP−SAVE以外のモードに移行した場合
は、常時点灯モードとなるようにマイクロコンピュータ
23がコントロールしている。
【0058】以上説明したように、実施の形態3に係る
検知装置は、デッキSTOPモードを検出するデッキモ
ードセンサ14を備え、マイクロコンピュータ23は、
さらにVTRがデッキSTOPモードにあるときについ
ても、点灯制御信号26によりSWトランジスタ20を
デューティ比制御して赤外発光ダイオード2への電源供
給を制限するように構成したので、より一層の省電力を
達成できる効果がある。
【0059】実施の形態4.実施の形態4は、FF/R
EWモードとそれ以外のモードとで赤外発光方法を切り
換えるものである。
【0060】図7はこの発明の実施の形態4に係る検知
装置の構成を示すブロック図である。実施の形態4の説
明にあたり前記図1に示す検知装置と同一構成部分には
同一符号を付している。
【0061】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、23はマイクロコンピュータ、10はA
−D変換器、24はCPU、25はP−SAVEモード
を指示するP−SAVEキー、13はFF/REWコマ
ンドを指示するREWキー、14は電源ON状態でのデ
ッキSTOPモードを検出するデッキモードセンサであ
る。
【0062】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0063】図8は上記検知装置で磁気テープ4の存在
を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す図
であり、図中、モード推移説明部27において、REW
動作以外では、マイクロコンピュータ23からの点灯制
御信号26がデューティ比で示されるパルス信号を出力
すること以外は図6と同様である。
【0064】FF/REW以外のモードであることをマ
イクロコンピュータ23が検知する。FF/REW以外
のモードであることは、例えば、デッキモードセンサ1
4により検知することができる。このときの点灯制御信
号26は、図8(a)に示すτ1/T1のデューティ比
のパルス信号である。SWトランジスタ20は、上記τ
1/T1のデューティ比のパルス信号を受けてON/O
FFを繰り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2は
間欠点灯する。
【0065】赤外発光ダイオード2は、τ1/T1のデ
ューティ比の間欠点灯となっているため、例えば、上記
τ1/T1のデューティ比が50%であれば、常時点灯
時の50%の電力で済むことになり、省電力となる。
【0066】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図8(c)に示すように、
検知電圧8aの間欠パルス21信号がマイクロコンピュ
ータ23のA−D変換器10に入力される。
【0067】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。
【0068】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、電源ONのモードであってもFF
/REWモード以外であれば点灯制御信号26は間欠信
号となり、そのデューティ比による分の電力消費量が削
減できる。また、波形応答性の観点からデッキモードセ
ンサ14により検知されるFF/FEWのモードに移行
した場合は、常時点灯モードとなるようにマイクロコン
ピュータ23がコントロールしている。
【0069】以上説明したように、実施の形態4に係る
検知装置は、FF/REWコマンドを指示するREWキ
ー13を備え、マイクロコンピュータ23は、VTRが
FF/REWモードにあるときのみ、赤外発光ダイオー
ド2を常時点灯とし、それ以外のときは点灯制御信号2
6によりSWトランジスタ20をデューティ比制御して
赤外発光ダイオード2への電源供給を制限するように構
成したので、応答性が必要とされるFF/REWモード
時にユーザの使用感を損なうことなく、より一層の省電
力を達成できる効果がある。
【0070】実施の形態5.実施の形態5は、波形応答
に変化をつけ、より省電力化をはかるものである。
【0071】図9はこの発明の実施の形態5に係る検知
装置の構成を示すブロック図である。実施の形態5の説
明にあたり前記図1に示す検知装置と同一構成部分には
同一符号を付している。
【0072】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、28は電圧検出抵抗8に並列に挿入され
た遅延容量(コンデンサ)、23はマイクロコンピュー
タ、10はA−D変換器、24はCPU、25はP−S
AVEモードを指示するP−SAVEキー、13はFF
/REWコマンドを指示するREWキーである。
【0073】電圧検出抵抗8及び遅延容量28は、CR
回路を構成し、後述する図10(c)に示すように検知
電圧8aに適当な時定数を与える積分手段を構成する。
【0074】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0075】図10は上記検知装置で磁気テープ4の存
在を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す
図であり、図中26はマイクロコンピュータ23からの
点灯制御信号、27はモード推移説明部、8aは赤外フ
ォトトランジスタ7による検知電圧である。また、検知
電圧8a波形において、41は間欠点灯出力波形、42
は常時点灯出力波形立ち上がり、43はリーダテープO
N時の出力波形である。
【0076】マイクロコンピュータ23からの点灯制御
信号26は、τ2/T2(τ2:パルス幅、T2:パル
ス周期)のデューティ比で示されるパルス信号である
が、波形応答性が求められる特定の場合には“H”信号
となる。SWトランジスタ20は点灯制御信号26の
“H”でON、“L”でOFFする。
【0077】マイクロコンピュータ23は、VTRが通
常のモードでは、点灯制御信号26がτ2/T2のデュ
ーティ比で示されるパルス信号を出力し、波形応答性が
求められるREWなどでは図10(c)のリーダテープ
ON43のように常時点灯となる“H”信号を出力す
る。この場合、REWモード時において、仮に間欠点灯
したとしても、最悪でも図10(a)に示す点灯制御信
号26のT2だけの遅れで済むため波形伝達速度の面で
特に遅くなることはない。
【0078】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図10(a)
に示すτ2/T2のデューティ比のパルス信号である。
SWトランジスタ20は、このパルス信号を受けてON
/OFFを繰り返し、これに伴って赤外発光ダイオード
2は間欠点灯する。
【0079】赤外発光ダイオード2は、τ2/T2のデ
ューティ比の間欠点灯となっているため、例えば、上記
τ2/T2のデューティ比が25%であれば、常時点灯
時の25%の電力で済むことになり、省電力となる。
【0080】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図10(c)に示すよう
に、検知電圧8aの間欠パルス41信号がマイクロコン
ピュータ23のA−D変換器10に入力される。この入
力により、SLOT−IN動作となるようにマイクロコ
ンピュータ23は、システムの電源を全て立上げてから
制御を始める。この時、既にP−SAVEモードから通
常のP−ONモードとなるため、図10(c)の検知電
圧8aの次の立ち上がり42では、点灯制御信号26
は、“H”となり、立ち上がり応答速度優先の常時点灯
モードに移行する。
【0081】本実施の形態では、赤外フォトトランジス
タ7の出力には、遅延容量28が付加されており、か
つ、図10(a)に示すようにτ2/T2が25%とか
なりデューティ比を小さくとっているため、より一層の
省電力を得るとともに、検知電圧8aの波形をなまらせ
ることによってしきい値Vth以上になるように設定し
ている。すなわち、パルス幅τ2を小さくすると、波形
なまりによって、しきい値Vthまで上がらない可能性
があったため、本回路の特性上、立ち下がりのみに効く
遅延容量28を付加することにより、図10(c)に示
すように時定数をT3<T4とし、T5後には検知電圧
8aが、必ずマイクロコンピュータ23の入力しきい値
Vthの判定基準に達するようにしている。これによ
り、さらなる省電力を追求できる。
【0082】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、電源ONのモードであってもFF
/REWモード以外であれば点灯制御信号26は間欠信
号となり、そのデューティ比による分の電力消費量が削
減できる。また、波形応答性の観点からデッキモードセ
ンサ14により検知されるFF/FEWのモードに移行
した場合は、常時点灯モードとなるようにマイクロコン
ピュータ23がコントロールしている。
【0083】以上説明したように、実施の形態5に係る
検知装置は、赤外フォトトランジスタ7の検知電圧8a
に立ち下がりのみに大きな時定数を与える積分手段を付
加し、デューティ比を小さくとっても必ずマイクロコン
ピュータ23の入力しきい値Vthの判定基準に達する
ように構成したので、実施の形態1の効果に加え、デュ
ーティ比をより小さくできることによりさらなる省電力
を達成できる効果がある。
【0084】実施の形態6.実施の形態6は、波形応答
に変化をつけ、省電力モード及び電源OFFモードとそ
れ以外のモードとで赤外発光方法を切り換えるものであ
る。
【0085】図11はこの発明の実施の形態6に係る検
知装置の構成を示すブロック図である。実施の形態6の
説明にあたり前記図1及び図9に示す検知装置と同一構
成部分には同一符号を付している。
【0086】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、28は電圧検出抵抗8に並列に挿入され
た遅延容量、23はマイクロコンピュータ、10はA−
D変換器、24はCPU、12はPOWER−ON/O
FFコマンドを指示するパワーキー、25はP−SAV
Eモードを指示するP−SAVEキー、13はFF/R
EWコマンドを指示するREWキーである。
【0087】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0088】図12は上記検知装置で磁気テープ4の存
在を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す
図である。図中、モード推移説明部27において、省電
力モードに電源OFFモードが付加されている以外は図
10と同様である。
【0089】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図12(a)
に示すτ2/T2のデューティ比のパルス信号である。
また、電源ONからパワーキー12の入力による通常P
−OFFモードについても消費電力削減の対象であり、
これも同様とする。
【0090】SWトランジスタ20は、上記τ2/T2
のデューティ比のパルス信号を受けてON/OFFを繰
り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2は間欠点灯
する。
【0091】赤外発光ダイオード2は間欠点灯となって
いるため、例えば、上記τ2/T2のデューティ比が2
5%であれば、常時点灯時の25%の電力で済むことに
なり、省電力モードとなる。
【0092】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図12(c)に示すよう
に、検知電圧8aの間欠パルス41信号がマイクロコン
ピュータ23のA−D変換器10に入力される。
【0093】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。この時、P−SAV
Eモードから通常のP−ONモードとなるため、点灯制
御信号26は、常時“H”となる。点灯制御信号26が
“H”であるため、図12(c)に示す検知電圧8aの
次の立ち上がり32では、直ちに立ち上がり応答速度優
先の常時点灯モードに移行する。
【0094】本実施の形態においても前記実施の形態5
と同様に、赤外フォトトランジスタ7の出力には、遅延
容量28が付加されており、かつ、図12(a)に示す
ようにτ2/T2が25%とかなりデューティ比を小さ
くとっているため、より一層の省電力を得るとともに、
検知電圧8aの波形をなまらせることによってしきい値
Vth以上になるように設定している。
【0095】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、P−SAVEモードであっても、
点灯制御信号26は間欠信号となり、そのデューティ比
による分の電力消費量が削減できる。また、波形応答性
の観点からP−SAVE以外のモードに移行した場合
は、常時点灯モードとなるようにマイクロコンピュータ
23がコントロールしている。
【0096】以上説明したように、実施の形態6に係る
検知装置は、赤外フォトトランジスタ7の検知電圧8a
に適当な時定数を与える積分手段を付加し、デューティ
比を小さくとっても必ずマイクロコンピュータ23の入
力しきい値Vthの判定基準に達するように構成したの
で、実施の形態2の効果に加え、デューティ比をより小
さくできることによりさらなる省電力を達成できる効果
がある。
【0097】実施の形態7.実施の形態7は、波形応答
に変化をつけ、省電力モード、電源OFFモード及び電
源ON状態でのデッキSTOPモードとそれ以外のモー
ドとで赤外発光方法を切り換えるものである。
【0098】図13はこの発明の実施の形態7に係る検
知装置の構成を示すブロック図である。実施の形態7の
説明にあたり前記図3及び図9に示す検知装置と同一構
成部分には同一符号を付している。
【0099】図において、1は発光側高電位電源、2は
赤外線発光素子である赤外発光ダイオード、3は電流制
限抵抗、20は赤外発光ダイオード2の点灯状態を制御
するSWトランジスタ、21,22は抵抗、4は磁気テ
ープカセットの磁気テープ、5は検知装置内に物理的に
取付けられたSSスリット、6は受光側高電位電源、7
は赤外線受光素子である赤外フォトトランジスタ、8は
電圧検出抵抗、28は電圧検出抵抗8に並列に挿入され
た遅延容量、23はマイクロコンピュータ、10はA−
D変換器、24はCPU、12はPOWER−ON/O
FFコマンドを指示するパワーキー、25はP−SAV
Eモードを指示するP−SAVEキー、13はREWコ
マンドを指示するREWキー、14は電源ON状態での
デッキSTOPモードを検出するデッキモードセンサで
ある。
【0100】以下、上述のように構成された検知装置の
動作を説明する。
【0101】図14は上記検知装置で磁気テープ4の存
在を検知するときの動作を示す波形とモード推移を示す
図であり、図中26はマイクロコンピュータ23からの
点灯制御信号、27はモード推移説明部、8aは赤外フ
ォトトランジスタ7による検知電圧である。
【0102】P−SAVEモードに移行するためのP−
SAVEキー13が操作され、マイクロコンピュータ2
3は既にP−SAVEモードに移行した状態にあるもの
とする。このときの点灯制御信号26は、図14(a)
に示すτ2/T2のデューティ比のパルス信号である。
また、電源ONからパワーキー12の入力による通常P
−OFFモードに加え、電源ON状態でありデッキモー
ドセンサ15によりマイクロコンピュータ23が検知可
能な通常STOPモードについても消費電力削減の対象
であり、これらモードも同様とする。
【0103】SWトランジスタ20は、上記τ2/T2
のデューティ比のパルス信号を受けてON/OFFを繰
り返し、これに伴って赤外発光ダイオード2は間欠点灯
する。
【0104】赤外発光ダイオード2は間欠点灯となって
いるため、例えば、上記τ2/T2のデューティ比が2
5%であれば、常時点灯時の25%の電力で済むことに
なり、省電力モードとなる。
【0105】この時点でユーザが磁気テープカセットを
挿入し使用しようとしたとすると、SSスリット5が開
口し、赤外フォトトランジスタ7に赤外発光ダイオード
2からの赤外線が入射され、図14(c)に示すよう
に、検知電圧8aの間欠パルス41信号がマイクロコン
ピュータ23のA−D変換器10に入力される。
【0106】この入力により、SLOT−IN動作とな
るようにマイクロコンピュータ23は、システムの電源
を全て立上げてから制御を始める。この時、P−SAV
Eモードから通常のP−ONモードとなるため、点灯制
御信号26は、常時“H”となる。点灯制御信号26が
“H”であるため、図14(c)に示す検知電圧8aの
次の立ち上がり32では、直ちに立ち上がり応答速度優
先の常時点灯モードに移行する。
【0107】本実施の形態においても前記実施の形態6
と同様に、赤外フォトトランジスタ7の出力には、遅延
容量28が付加されており、かつ、図14(a)に示す
ようにτ2/T2が25%とかなりデューティ比を小さ
くとっているため、より一層の省電力を得るとともに、
検知電圧8aの波形をなまらせることによってしきい値
Vth以上になるように設定している。
【0108】上記動作説明では、当初VTRに磁気テー
プカセットが挿入されてない状態を想定しているが、逆
に挿入済みで、かつ、P−SAVEモードであっても、
点灯制御信号26は間欠信号となり、そのデューティ比
による分の電力消費量が削減できる。また、波形応答性
の観点からP−SAVE以外のモードに移行した場合
は、常時点灯モードとなるようにマイクロコンピュータ
23がコントロールしている。
【0109】以上説明したように、実施の形態7に係る
検知装置は、赤外フォトトランジスタ7の検知電圧8a
に適当な時定数を与える積分手段を付加し、デューティ
比を小さくとっても必ずマイクロコンピュータ23の入
力しきい値Vthの判定基準に達するように構成したの
で、実施の形態3の効果に加え、デューティ比をより小
さくできることによりさらなる省電力を達成できる効果
がある。
【0110】なお、上記各実施の形態に係る検知装置で
は、SSに利用しているが、デッキのモードセンサやR
EEL回転センサなどに応用することも可能であり、ま
た、その用途はVTRに限らず他の検知装置にすべて適
用可能である。
【0111】また、上記各実施の形態では、間欠点灯の
場合のデューティ比を、50%又は25%として記述し
たが、間欠点灯が可能であればであればどのようなデュ
ーティ比や周期でもよい。
【0112】また、マイクロコンピュータ23の入力し
きい値Vthは、検知信号が安定して判定できるもので
あればよく、例えばマイクロコンピュータ23の電源電
圧Vccを5Vとしたとき、Vthを2.5Vにしても
よく、あるいは1Vでも検知可能であればよい。また、
この入力しきい値Vthを、複数設定するような形態、
例えば、間欠点灯時と常時点灯時とで入力しきい値を分
ける形態であってもよい。
【0113】また、上記各実施の形態では、赤外フォト
トランジスタ7にNPNタイプを使用し点灯制御信号2
6の“H”で動作させているが、PNPタイプのトラン
ジスタでもよく、他のスイッチング素子であってもよ
い。
【0114】また、上記各実施の形態では、動作モード
を、P−SAVEキー25等のキー入力や、デッキモー
ドセンサ14により検出しているが、動作モードはキー
入力に限定されず、例えばタイマを内蔵し一定時間操作
がない場合には自動的に省電力モードに移行するもので
もよい。
【0115】さらに、上記検知装置を構成する各種スイ
ッチやセンサ、フォトダイオード、フォトトランジスタ
等の数、種類接続状態などは前述した実施の形態に限ら
れない。
【0116】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、記録再生装置
の動作状態に基づいて発光手段に連続的又は間欠的に電
源供給をするように電源供給手段を制御する制御手段を
備えて構成したので、間欠点灯と常時点灯との双方の長
所を活かすことにより信号伝達の応答性を確保でき、か
つ省電力を達成することができる効果を奏する。
【0117】請求項2の発明によれば、記録再生装置が
省電力モードにあるとき、信号伝達の応答性を確保で
き、かつ省電力を達成することができる効果を奏する。
【0118】請求項3の発明によれば、記録再生装置が
電源オフモードにあるとき、信号伝達の応答性を確保で
き、かつ省電力を達成することができる効果を奏する。
【0119】請求項4の発明によれば、記録再生装置が
動作停止モードにあるとき、信号伝達の応答性を確保で
き、かつ省電力を達成することができる効果を奏する。
【0120】請求項5の発明によれば、磁気記録再生装
置の磁気テープの早送り又は巻戻しの動作モードにある
とき、簡単に省電力を達成できるとともに、高速応答性
も確保できる効果を奏する。
【0121】請求項6の発明によれば、検知手段の出力
波形に、立ち下がりのみに大きな時定数を与える手段を
さらに備えて構成したので、より一層の省電力を達成す
ることができる効果を奏する。
【0122】請求項7に記載の検知装置は、制御手段
が、パルス信号のデューティ比を制御して間欠点灯を行
うように構成したので、制御方法の切換えが簡単で信号
伝達の応答性を確保でき、かつ省電力を達成することが
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である検知装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1である検知装置のモ
ード推移と各波形を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2である検知装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2である検知装置のモ
ード推移と各波形を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3である検知装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3である検知装置のモ
ード推移と各波形を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4である検知装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4である検知装置のモ
ード推移と各波形を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5である検知装置の構
成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態5である検知装置の
モード推移と各波形を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6である検知装置の
構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態6である検知装置の
モード推移と各波形を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態7である検知装置の
構成を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態7である検知装置の
モード推移と各波形を示す図である。
【図15】 従来の検知装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】 従来の検知装置のモード推移と各波形を示
す図である。
【符号の説明】
1 発光側高電位電源、 2 赤外発光ダイオード(発
光手段)、 3 電流制限抵抗、 4 磁気テープ、
5 SSスリット、 6 受光側高電位電源、7 赤外
フォトトランジスタ(受光手段)、 8 電圧検出抵
抗、 10 A−D変換器、 12 パワーキー、 1
3 REWキー、 14 デッキモードセンサ(検出手
段)、 20 SWトランジスタ(電源供給手段)、
21,22 抵抗、 23 マイクロコンピュータ(検
知手段,制御手段)、 24 CPU、 25 P−S
AVEキー、 26 点灯制御信号、 28 遅延容量
(コンデンサ)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段と、 前記発光手段に電源を供給して前記発光手段を発光させ
    る電源供給手段と、 前記発光手段からの光を受光する受光手段と、 記録媒体が、前記受光手段の受光を遮蔽することにより
    生じる前記受光手段の出力変化に基づいて記録再生装置
    に前記記録媒体が装着されたことを検知する検知手段と
    を備えた検知装置において、 前記記録再生装置の動作状態に基づいて前記発光手段に
    連続的又は間欠的に電源供給をするように前記電源供給
    手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする検知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記録再生装置の消
    費電力を削減するための省電力モードであるとき、前記
    発光手段に間欠的に電源供給をするように前記電源供給
    手段を制御することを特徴とする請求項1記載の検知装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記録再生装置の消
    費電力を削減するためにキー操作により指示された電源
    オフモードであるとき、前記発光手段に間欠的に電源供
    給をするように前記電源供給手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載の検知装置。
  4. 【請求項4】 前記記録再生装置の動作停止モードを検
    出する検出手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段が動作停止モードを検出
    したとき、前記発光手段に間欠的に電源供給をするよう
    に前記電源供給手段を制御することを特徴とする請求項
    1記載の検知装置。
  5. 【請求項5】 前記記録再生装置は、磁気テープを用い
    て磁気記録し、又は再生する磁気記録再生装置であり、 前記制御手段は、前記磁気テープの早送り又は巻戻しの
    動作モードにあるとき、前記発光手段に連続的に電源供
    給をするように前記電源供給手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載の検知装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段の出力波形に、パルス前端
    の時定数よりパルス後端の時定数が大きくなるような時
    定数を与える手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1記載の検知装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、パルス信号のデューテ
    ィ比を制御して前記間欠点灯を行うことを特徴とする請
    求項1記載の検知装置。
JP11033999A 1999-02-12 1999-02-12 検知装置 Withdrawn JP2000235746A (ja)

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