JP2000235092A - 時刻情報中継装置 - Google Patents

時刻情報中継装置

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JP2000235092A
JP2000235092A JP3658499A JP3658499A JP2000235092A JP 2000235092 A JP2000235092 A JP 2000235092A JP 3658499 A JP3658499 A JP 3658499A JP 3658499 A JP3658499 A JP 3658499A JP 2000235092 A JP2000235092 A JP 2000235092A
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Japan
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time
transmission
reception
relay device
information
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JP3658499A
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Akinari Takada
顕斉 高田
Kenji Fujita
憲二 藤田
Masahiro Sase
正弘 佐瀬
Shinya Yoshida
伸也 吉田
Masahiro Tanoguchi
昌弘 田野口
Kenichi Nemoto
健一 根本
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Rhythm Watch Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE10006660A priority patent/DE10006660B4/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は予告情報を含む送信データを受信
し、その内容を送信する中継装置において、受信した予
告内容により送信の開始時刻を追加し、またその期間を
設定する様な構成を有するものである。 【解決手段】 予告情報を受信し、検出手段9により予
告内容を判別し、その内容により追加設定手段10で送
信開始時刻の設定と、変更期間設定手段11により追加
の期間を設定し、それぞれの内容を送信開始時刻記憶手
段12が記憶する。この記憶された時間とメインカウン
タ8の時刻が一致すると送信を開始する。このように行
うことで突発的な時刻の変化が生じても中継装置は子機
の受信タイミングに送信することができ、サマータイム
などが起きても子機は時刻データを更新できる効果が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は標準電波を受信し、
取得した標準電波の情報を送信する中継装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在の日本の長波標準電波は、郵政省通
信総合研究所(CRL)で運用しており、茨城県三和町よ
り実験的に送信されており、送信情報は、分、時、1月
1日からの積算日となっている(図3(b)参照)。
【0003】時刻データの送信は、1bit/秒で1分
間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した
分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで
提供されている。また送信されるデータは0・1の他に
Pコードというマーカーが含まれており、このPコード
は1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19
秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このP
コードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、
0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置とな
る。
【0004】この電波修正時計の補助装置として中継装
置があり、この中継装置に関する特許は既に多数存在し
ている。例えば特開平9−113657はいわゆる親子
時計に関するものであり、親機が基地局から送信されて
くるデータを受信して、親機は子機に対してその受信し
たデータを光送信するというものである。この手法は子
機が電池交換などの初期状態時には有効であるが、SW
操作により親機、子機をそれぞれ送信、受信状態にする
必要があり煩わしさがある。また、サマータイムなどの
時刻情報が突発的に変化する場合にも、ユーザがSW操
作を行い、かつサマータイムの切り替わり時期、切り替
わり時間を知っている必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記で説明したように
ユーザがSW操作により親機、子機をそれぞれ送信、受
信状態にする煩わしさがあり、また、サマータイムのよ
うに突発的に時刻データが変化する時には、ユーザがそ
の変化を認識していなければならないという問題があっ
た。本願の目的は、サマータイム(以下ST)とウイン
タータイム(以下WT)との切り替わり時等の時刻情報
が通常でない場合においても子機の時刻データを自動更
新できるような中継装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、標準時刻情報を含む情報を受ける受信手段
と、該受信手段から得られる情報を予め定められた時刻
に送信する送信手段と、前記標準時刻情報の変更を認識
する変更認識手段と、該変更認識手段の出力に基づき前
記送信手段が前記予め定められた時刻とは異なる時刻に
送信動作を行うことを特徴とする。また前記送信手段は
前記予め定められた時刻に加え、前記変更認識手段によ
り認識された補正時間分の間隔を有する時刻に送信動作
を行うことを特徴とする。また前記送信手段が前記予め
定められた時刻と異なる時刻送信動作を行う期間を設定
する変更期間設定手段を設けたことを特徴とする。また
前記変更期間設定手段の変更期間を再設定できるように
構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の一実施
形態を詳述する。図1は本発明の一実施形態を示すシス
テムブロック図である。
【0008】図1について具体的に説明する前に、19
99年中に正式化される長波標準電波について説明す
る。
【0009】日本の標準電波は前述したとおり現在実験
局となっているが、標準電波の高度利用を目的に199
9年に正式局となる予定である。これに伴い、現在(実
験局)の送信データに加え、年下2桁、曜、分パリテ
ィ、時パリティ、ST導入の際に使用予定である予備ビ
ット、うるう秒が追加された(図3(a)参照)。デー
タの送信方法は現在の方法、つまり1bit/秒で1分
間を1フレームとしている点は正式局となっても同一で
ある。以下にこれら新設された情報のうち、特に予備ビ
ットについて説明する。
【0010】予備ビットは表1に示される如く、SU
1、SU2を使用する。これらは将来の情報拡張のため
に用意されたものである。ST情報でこのビットが活用
されるときは、SU1=SU2=0では「6日以内に夏
時間への変更無し」、SU1=1・SU2=0では「6
日以内に夏時間への変更有り」、SU1=0・SU2=
1では「夏時間実施中」、SU1=SU2=1では「6
日以内に夏時間終了」となるような情報形態となってい
る。夏時間への切り替わりについては日本ではまだST
が導入されておらず、未だ不明の状態であるが、欧州の
STの切り替わりを見ると、夜中のうちに行っている場
合が多い。
【0011】
【表1】
【0012】それでは図1について説明する。1は標準
電波を受信するアンテナ、2は受信アンテナ1が受信し
た信号を増幅、フィルタ処理、検波を行う受信回路、3
は受信回路2の復調波形から、0,1,Pの判定を行う
コード判定手段、4はコード判定手段3から出力される
コードを時刻情報等に処理するデータ処理手段、5は受
信を開始する時刻を記憶しメインカウンタ8の時刻と一
致すると受信回路2をONするON/OFF手段、5a
は受信を行っている間カウントする受信カウンタ、6は
発振回路、7は分周回路、8はメインカウンタ、9はデ
ータ処理手段4から出力される予告内容を検出する検出
手段、10は検出手段9により判断された予告内容によ
り、送信回数の追加を設定する追加設定手段、11は送
信時間/回数を追加させる期間を設定する変更期間設定
手段、12は初期値として設定された時刻と追加設定手
段10と変更期間設定手段11の結果により変更された
送信時刻を記憶する送信開始時刻記憶手段、12aは変
更期間設定手段11により設定された期間をメインカウ
ンタ8からの情報をもとに1日経過する毎に減算するカ
ウンタ、13はメインカウンタ8のデータを元に変調信
号を作成する送信回路、14は送信アンテナである。以
上が本発明の一実施形態の構成である。
【0013】それでは図1を用いて動作を説明する。O
N/OFF手段5内に設定されている時刻とメインカウ
ンタ8の時刻が一致するとON/OFF手段5は受信回
路2に受信開始命令を出し、受信回路2が受信を開始
し、アンテナ1から得られる電波を増幅、周波数フィル
タ処理、検波を行って、この受信回路2から検波結果が
出力される。この検波結果からコード判定手段3が0,
1,P各コードの判定を行い、データ処理手段4がデー
タ処理を行い、時刻データ、カレンダデータ、予告情報
を作成する。ここで非存のデータでないならデータ処理
手段4は取得したデータをメインカウンタ8に出力し、
メインカウンタの値を更新し、同時に受信終了の信号を
ON/OFF手段5に出力する。非存データ等の認識出
来ないデータの場合はメインカウンタ8の値は更新せ
ず、また次のデータ取得のため受信を継続する。ON/
OFF手段5内にある受信時間をカウントするカウンタ
が、ある一定値を越えた時点で受信は終了し、この間に
正しいデータが取得できなければメインカウンタ8のデ
ータは更新しないようになっている。正しいデータが取
得出来た場合は前述したとおりメインカウンタ8のデー
タを更新し、かつ予告情報がないときは送信開始時刻記
憶手段12で初期設定されている時刻と更新されたメイ
ンカウンタ8の時刻とが一致すると送信回路13はメイ
ンカウンタ8のデータを元に変調信号を作成し、送信ア
ンテナ14から送信する。逆に予告情報があるときはメ
インカウンタ8の更新と同時に検出手段9により、予告
の内容を確認する。ここで検出された予告内容により、
追加設定手段10で送信時刻・回数の設定、変更期間設
定手段11では追加させる期間を設定し、これら追加送
信情報を送信開始時刻記憶手段12に記憶させる。また
カウンタ12aは送信開始時刻記憶手段12に記憶され
た情報を元にカウンタのセットをする。そして予告情報
がないときと同様、送信回路13は送信開始時刻記憶手
段12に記憶されている時間とメインカウンタ8の時刻
が一致するとメインカウンタ8のデータを元に変調信号
を作成し、送信アンテナ14から送信する。これら動作
をカウンタ12aが0になるまで行う。0になると送信
開始時刻記憶手段12に記憶されている追加の送信時刻
は排除される。以上が本発明の一実施形態を示す動作だ
が、具体的な予告の例を使い説明する。
【0014】図2はST・WTについての処理方法のフ
ローである。前述までの動作に準じて予告情報処理の経
緯を説明する。
【0015】それでは図2について説明する。その前に
初期設定としてON/OFF手段5には受信開始時刻
3:00、4:00が、送信開始時刻記憶手段12には
4:30が記憶されているものとし、カウンタ12aの
値は0で、メインカウンタ8には予告情報はまだない状
態である。また、ST・WT切替及び予告情報の発生は
3:00に行われるものとする。(ここで示すST・W
T切替3:00というのは、WTからSTに切り替わる
ときは2:59の1分後が4:00、またSTからWT
に切り替わるときは3:59の1分後が3:00になる
ということとする。)
【0016】まず予告が発生しないときについて説明す
る。メインカウンタが3:00になるとS1で受信開始
時刻と判断しS2へ移行する。そしてS3で受信が成功
したか判断し、成功するとS4で予告があるかどうかを
判断する。ここで予告がまだ発生していないので、S6
へ移行し、前回の受信時のSU1の状態を示すFLAG
(SU1=1のときは1、SU1=0のときは0)はこ
こでは0であるのでS9へ移行し、メインカウンタの値
を更新する。時間が経過し4:00になると3:00の
ときと同様の処理を行う。さらに時間が経過し4:30
になるとS1からS10へ移行し、ここで送信増加期間
かどうか判定する。送信増加期間の設定はS4にてSU
1が1でかつS6でFLAGが1にならないと設定され
ないので、ここでは設定されていないためS11を経由
し、S12へ移行し、ここで送信時刻かどうかの判断を
し、送信時刻であるのでS13へ移行し送信を行う。図
4(a)は上記通常時の中継装置の送受信及び子機の受
信のタイムチャートを示しており、(1)の時点で中継
装置は送信を、子機側は受信を行う事で子機の時刻デー
タを更新する。
【0017】次に予告情報があり、WTからSTに切り
替わる場合について説明する。3:00つまり送信デー
タがST予告情報(SU1=1)を出力し始めると、中
継装置の受信時刻となるため受信を行う。S3で受信O
KとなるとS4へ移行し、SU1はこのとき1であるた
めS5へ以降しFLAGを1にしてS9へ移行しメイン
カウンタを更新する。予告期間中の受信はこのような処
理を繰り返し行う。送信は前述の予告情報が無い場合と
同様であるのでここでは省略する。
【0018】この数日後に、予告が解除され3:00に
STが切り替わるがその切り替わり当日について以下に
説明する。3:00になるとS1、S2、S3を経て受
信OKならS4へ移行し、SU1の状態を確認する。この
時点でSU1はクリアされSU2は1となっているため
S6へ移行する。S6ではFLAGはまだ1であり、つ
まりこれは今回の受信で予告からSTへ切り替わった事
を示しているため、S7で追加送信の設定を行う。(こ
の実施形態の場合、3:30、5:30を7日間、追加
送信とする。これは図1においては、送信開始時刻記憶
手段12には「3:30と5:30」が記憶され、カウ
ンタ12aには「7」がセットされる。またカウンタ1
2aは1日経過する毎に1減算する事とする。)次にS
8へ移行しFLAGをクリアし、S9へ移行しメインカ
ウンタをSTつまり1時間進んだ時刻に更新する。(図
4(b)はWTからSTに切り替わるときのタイムチャ
ートであり、上記は(2)に相当する。)時間が経過し
4:30になるとS1からS10へ移行し、ここで変更
期間かどうかのチェックを行い、変更期間であるのでS
12へ移行し、ここで送信時刻かどうか判断し、送信時
刻であるのでS13に移行し、送信を開始するが、この
送信に対して、子機は同期がとれていないため受信は行
えない(図4(b)(3))。時間が経過し、5:30
になるとS1からS10に移行し、送信増加期間である
ため、5:30の送信を行うので、S12に移行する
(図4(b)(4))。ここで子機は受信を行い、受信
OKとなると正しい時刻つまりSTに更新される。この
場合翌日以降はSTの4:30に中継装置は送信を、子
機は受信を行う(図4(b)(5))。受信OKとなら
なかった場合は、翌日に図4(b)(6)のタイミング
で中継装置は送信、子機は受信が行われる。ここで受信
OKとなればさらに翌日以降は前述同様図4(b)
(5)のタイミングで中継装置は送信、子機は受信が行
われる。このように前述までの動作を図1のカウンタ1
2aが0になるまで行う。カウンタ12aが0というこ
とは送信増加期間が終了したことを示しており、S10
の判定でS11へ移行し増加設定した送信時刻(3:3
0,5:30)をクリアする。このように行うことで、
中継装置と子機の時刻がずれても送信が追加されている
期間に子機の受信が成功すれば、子機は正しい時刻を中
継装置から得られることになる。
【0019】次にSTからWTに切り替わる時について
説明する。STであるためSU2は1であり、基地局か
らの送信データはST予告情報(SU1=1)を出力し
ているものとする。
【0020】3:00になると中継装置の受信時刻にな
るためS1からS2へ移行し受信を行う。S3で受信O
KとなるとS4へ移行し、SU1はこのとき1であるた
めS5へ以降しFLAGを1にしてS9へ移行しメイン
カウンタを更新する。また、送信は4:30に行われ、
予告期間中はこのような処理を繰り返し行う。この数日
後に、予告が解除されWTに切り替わるがその切り替わ
り当日について以下に説明する。STの3:00になる
とS1、S2、S3を経て受信OKならS4へ移行し、S
U1の状態を確認する。この時点ではまだSU1は1で
あるためS5を経由してS9へ移行する(図4(c)
(7))。時刻が経過しSTの4:00になると中継装
置は受信を開始するのでS1、S2、S3と移行する。
S3で受信がOKとなるとS4へ移行するが、その時点
でSTからWTに切り替わり中継装置のメインカウンタ
もWTに更新され、同時に予告も終了するためSU1も
0となる。つまりS4からS6へ移行し、S6ではFL
AGはまだ1であり、つまりこれは今回の受信で予告か
らWTへ切り替わった事を示しているため、S7で追加
送信の設定を行う(本実施形態では3:30、5:30
を7日間、追加送信する事とする)。次にS8へ移行し
FLAGをクリアし、S9へ移行しメインカウンタをW
Tつまり1時間戻した時刻に更新する(図4(c)
(8))。時間が経過し3:30になるとS1からS1
0へ移行し、ここで送信増加期間かどうかのチェックを
行い、送信増加期間であるのでS12へ移行し、ここで
送信時刻かどうか判断し、送信時刻であるのでS13に
移行し送信を開始する。このとき子機はまだSTである
ので子機の持つ受信時刻の4:30を認識して受信を開
始する(図4(c)(9))。ここで子機の受信が成功
すればWTに更新される。以後、WTの4:30に中継
装置は送信を、子機は受信を行う(図4(b)(1
1))。受信OKとならなかった場合は、図4(b)
(10)のタイミングで中継装置は送信、子機は受信が
行われる。このように行うことは前述したWTからST
の切り替わりのときと同様の動作であり、効果も同様で
ある。
【0021】このようにST/WT切り替わり時に、通
常の送信に対して送信を追加することによって、切り替
わり日に子機の時刻データを正しい時刻に更新すること
ができ、中継装置からの送信に対して子機が受信できな
くなる問題は解消した。
【0022】切り替わり日に子機が受信出来ないような
環境下にある場合も想定できるので、追加送信を切替日
に限らず、本実施形態のごとく、ある日数続けることで
なるべく早い段階で切替出来るようにしている。
【0023】本実施形態では、子機の受信時刻を3:3
0の1回としたが本発明はこれに限らず、子機の受信時
刻を3:30、4:30とし、中継装置の初期設定の送
信時刻を3:30、STとWTの切り替わり発生から
4:30を追加とするように、子機の受信時刻と中継装
置の送信時刻とを少なくとも切り替わりで補正される時
間分の時間差を有する間隔で2つ以上の同時刻とする事
で切り替わり当日に子機のメインカウンタを更新するこ
とができ前述で説明した実施形態と同等の効果が得られ
る。
【0024】本実施形態では追加の送信時間を3:3
0、5:30としたが本発明はこれに限定されるもので
はなく、通常送信される時刻に対して切り替わりで補正
される時間分の時間差を有する時刻であれば良い。
【0025】また外部操作部材あるいはメモリーの書き
換え等の手段を用いて、変更期間設定手段16に対して
送信回数を追加する変更期間を再設定できる様に構成し
ても良い。
【0026】また、本実施形態ではST切り替わりとし
たが本発明はこれに限らず、あらゆる突発的な時刻情報
変化の事象に対応する。
【0027】図5は本発明の一実施形態を示すフローチ
ャート図であり、図2を1部変更した実施形態である。
以下図5について説明するが、各初期設定値、ST・W
T切替時刻等は図2の条件と同様とし、図5中のステッ
プ番号についても図2と同じ番号のものは同様の処理を
行うものとする。
【0028】予告情報がまだないときの処理は図2と同
様であり、ここでは省略する。次にWTからSTに切り
替わるときについて説明する。3:00つまり送信デー
タがST予告情報(SU1=1)を出力し始めると、中
継装置の受信時刻になるため受信を行う。S3で受信O
KとなるとS4へ移行し、SU1はこのとき1であるた
めS5へ以降しFLAGを1にしてS9へ移行しメイン
カウンタを更新する。予告期間中の受信はこのような処
理を繰り返し行う。送信は図2で説明したとおり予告情
報が無い場合と同様であるのでここでは省略する。
【0029】この数日後に、予告が解除され3:00に
STが切り替わるがその切り替わり当日について以下に
説明する。3:00になるとS1、S2、S3を経て受
信OKならS4へ移行し、SU1の状態を確認する。この
時点でSU1はクリアされSU2は1となっているため
S6へ移行する。S6ではFLAGはまだ1であるので
(つまりこれは今回の受信で予告からSTへ切り替わっ
た事を示している)S14へ移行しSU2の状態を確認
する。ここではすでにSTに切り替わっている(SU2
=1)ためS7bに移行する。S7bでは追加送信の設
定を行う。(本実施形態の場合、5:30を7日間、追
加送信とする。)次にS8へ移行しFLAGをクリア
し、S9へ移行しメインカウンタをSTつまり1時間進
んだ時刻に更新する。(図6(a)はWTからSTに切
り替わるときのタイムチャートであり、上記は(1)に
相当する。)時間が経過し4:30になるとS1からS
10へ移行し、ここで変更期間かどうかのチェックを行
い、変更期間であるのでS12へ移行し、ここで送信時
刻かどうか判断し、送信時刻であるのでS13に移行
し、送信を開始するが、この送信に対して、子機は同期
がとれていないため受信は行えない(図6(a)
(2))。時間が経過し、5:30になるとS1からS
10に移行し、送信増加期間であるため、5:30の送
信を行うので、S12に移行する(図6(a)
(3))。ここで子機は受信を行い、受信OKとなると
正しい時刻つまりSTに更新される。以後、STの4:
30に中継装置は送信を、子機は受信を行う(図6
(a)(4))。受信OKとならなかった場合は、図6
(a)(5)のタイミングで中継装置は送信、子機は受
信が行われる。このように前述までの動作を図1のカウ
ンタ12aが0になるまで行う。カウンタ12aが0と
いうことは送信増加期間が終了したことを示しており、
S10の判定でS11へ移行し増加設定した送信時刻
(5:30)をクリアする。このように行うことで、中
継装置と子機の時刻がずれても送信が追加されている期
間に子機の受信が成功すれば、子機は正しい時刻を中継
装置から得られることになる。
【0030】次にSTからWTに切り替わる時について
説明する。STであるためSU2は1であり、基地局か
らの送信データはST予告情報(SU1=1)を出力し
ているものとする。
【0031】3:00になると中継装置の受信時刻にな
るためS1からS2へ移行し受信を行う。S3で受信O
KとなるとS4へ移行し、SU1はこのとき1であるた
めS5へ以降しFLAGを1にしてS9へ移行しメイン
カウンタを更新する。また、送信は4:30に行われ、
予告期間中はこのような処理を繰り返し行う。この数日
後に、予告が解除されWTに切り替わるがその切り替わ
り当日について以下に説明する。STの3:00になる
とS1、S2、S3を経て受信OKならS4へ移行し、S
U1の状態を確認する。この時点ではまだSU1は1で
あるためS5を経由してS9へ移行する(図6(b)
(6))。時刻が経過しSTの4:00になると中継装
置は受信を開始するのでS1、S2、S3と移行する。
S3で受信がOKとなるとS4へ移行するが、その時点
でSTからWTに切り替わり中継装置のメインカウンタ
もWTに更新され、同時に予告も終了するためSU1も
0となる。つまりS4からS6へ移行し、S6ではFL
AGはまだ1であるので(つまりこれは今回の受信で予
告からWTへ切り替わった事を示している)、S14へ
移行しSU2の状態を確認する。ここではすでにWTに
切り替わっている(SU2=0)ためS7aに移行す
る。S7aで追加送信の設定を行う(本実施形態では
3:30を7日間、追加送信する事とする)。次にS8
へ移行しFLAGをクリアし、S9へ移行しメインカウ
ンタをWTつまり1時間戻した時刻に更新する(図6
(b)(7))。時間が経過し3:30になるとS1か
らS10へ移行し、ここで送信増加期間かどうかのチェ
ックを行い、送信増加期間であるのでS12へ移行し、
ここで送信時刻かどうか判断し、送信時刻であるのでS
13に移行し送信を開始する。このとき子機はまだST
であるので子機の持つ受信時刻の4:30を認識して受
信を開始する(図6(b)(8))。ここで子機の受信
が成功すればWTに更新される。以後、WTの4:30
に中継装置は送信を、子機は受信を行う(図6(b)
(10))。受信OKとならなかった場合は、図6
(b)(9)のタイミングで中継装置は送信、子機は受
信が行われる。これ以後の動作は前述したWTからST
の切り替わりのときと同様の動作である。
【0032】このようにST、WTどちらの切り替わり
か判断を設けることで初期値として持っている送信時刻
に対し、+1時間方向に送信を追加すれば良いのか、ま
た逆に−1時間方向に送信追加すればよいのか判断する
事ができる。このように構成することで追加する送信回
数を極力減らすことが可能となる。これは送信動作は大
きな消費電力を伴うため、この点を回避しつつ突発的な
時刻変化がおきても、中継装置の送信と子機の受信のタ
イミングを一致させるには非常に有効な構成である。
【0033】また図5中のS7a、S7bにおいて初期
値として持っている送信時刻を、送信増加期間中はクリ
アする手段を設けることで、さらに送信回数を減らす事
が可能である。(ただしこの場合当然だが、中継装置と
子機の時刻が合ってしまえばその後、設定期間中は子機
は中継装置の送信に対して受信はできなくなる。しかし
設定期間が終了すれば中継装置と子機の受信のタイミン
グはまた一致する。)
【0034】以上本発明の実施形態を説明したが本発明
はこれに限定されるものではない。例えばST・WTの
切り替わりを時刻情報に含まれる予告ビットによって判
断したが、例えばメインカウンタ8が保持するカレンダ
ー情報に基づき切り替わりの時点を認識してもよい。ま
た受信した時刻と受信直前の時刻を比較して、所定値以
上の変動があった時に時刻情報に変更があったと判断し
て、その変動値に基づき送信時刻を変更するようにして
もよい。
【0035】
【発明の効果】本発明はうるう秒補正情報やST切替予
告情報などの変化により中継装置が受信したときの送信
回数、送信回数頻度変更期間、送信時間を変更すること
で、突発的な時刻の変化が生じることによって子機の受
信タイミングと中継装置の送信タイミングがずれてしま
っても子機の時刻情報を更新できる等の効果が得られ
る。上記のごとく本発明によれば、標準電波を受信し、
その時刻情報、予告情報などを子機に送信する中継装置
において、送信開始時刻を新規に設定することで突発的
な時刻の変化がおきても、子機の受信タイミングに合わ
せた送信ができる中継装置を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシステムブロック図
である。
【図2】本発明の動作の一例を示すフローチャート図で
ある。
【図3】標準電波の送信データのフォーマットを示す図
である。
【図4】本発明の動作の一例を示すタイムチャート図で
ある。
【図5】本発明の動作の一例を示すフローチャート図で
ある。
【図6】本発明の動作の一例を示すタイムチャート図で
ある。
【符号の説明】
9 検出手段 10 追加設定手段 11 変更期間設定手段 12 送信開始時刻記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐瀬 正弘 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 吉田 伸也 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 田野口 昌弘 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 根本 健一 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 Fターム(参考) 2F002 AD03 AF01 AF02 FA00 FA16 GA02 GA06 GC08 2F083 BB04 JJ01 JJ10 JJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準時刻情報を含む情報を受ける受信手
    段と、該受信手段から得られる情報を予め定められた時
    刻に送信する送信手段と、前記標準時刻情報の変更を認
    識する変更認識手段と、該変更認識手段の出力に基づき
    前記送信手段が前記予め定められた時刻とは異なる時刻
    に送信動作を行うことを特徴とする時刻情報中継装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は前記予め定められた時刻
    に加え、前記変更認識手段により認識された補正時間分
    の間隔を有する時刻に送信動作を行うことを特徴とする
    請求項1記載の時刻情報中継装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段が前記予め定められた時刻
    と異なる時刻送信動作を行う期間を設定する変更期間設
    定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の時刻情
    報中継装置。
  4. 【請求項4】 前記変更期間設定手段の変更期間を再設
    定できるように構成したことを特徴とする請求項3記載
    の時刻情報中継装置。
JP3658499A 1999-02-16 1999-02-16 時刻情報中継装置 Pending JP2000235092A (ja)

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US09/504,590 US6459657B1 (en) 1999-02-16 2000-02-15 Time information repeating installation and time information control system

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151813A (ja) * 2008-03-18 2008-07-03 Casio Comput Co Ltd 時刻情報受信装置、時刻情報受信制御方法及び時計
JP2019158734A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 セイコークロック株式会社 計時装置、計時システム、及び計時方法

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