JP2000233227A - 折曲げ加工機における曲げ位置測定用治具 - Google Patents

折曲げ加工機における曲げ位置測定用治具

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JP2000233227A
JP2000233227A JP11031853A JP3185399A JP2000233227A JP 2000233227 A JP2000233227 A JP 2000233227A JP 11031853 A JP11031853 A JP 11031853A JP 3185399 A JP3185399 A JP 3185399A JP 2000233227 A JP2000233227 A JP 2000233227A
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JP
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die
bending
punch
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side roller
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JP11031853A
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English (en)
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Hitoshi Komata
均 小俣
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 折曲げ機において曲げL寸法を正しく出すた
めに曲げ中心の位置を正確に測定できるようにした折曲
げ加工機における曲げ位置測定用治具を提供することに
ある。 【解決手段】 後面に基準面3Sを有した測定用本体3
と、この測定用本体3における下部の前側に下部支持部
材5を介して設けられダイDのV溝に係合可能な係合部
9Aを有した回転可能なダイ側ローラ9と、前記測定用
本体3における上部の前側に設けられ前記下部支持部材
5に対して上下動可能にかつ付勢手段35により常時上
方へ付勢した上部支持部材23と、この上部支持部材2
3の前側に設けられ前記ダイ側ローラ9に対応してパン
チPの先端PA に係合可能な係合凹部27Aを有した回
転可能なパンチ側ローラ27と、を備えてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
などの折曲げ加工機における曲げ位置測定用治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、折曲げ加工機としての例えばプレ
スブレーキにてパンチとダイとの協働でワークに折曲げ
加工を行うとき、実際に折曲げて曲げ位置からワークの
端部までの仕上りのL寸法を例えばノギスで測定し、N
C装置に入力されているL寸法に対して補正値を再入力
し修正を行っている。
【0003】また、図6に示されているように、ノギス
Nにてバックゲージの突き当て部材Tの端面からダイD
の端面までの距離LN を測定し、この距離LN にダイD
のV溝中心からダイDの端面までの公称値LK (金型の
公称図面寸法)を加えてL寸法(L=LN +LK )と
し、この実測値とNC装置に入力されているL寸法との
差を求めてNC補正値を求めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の実際のL寸法をノギスで求める方法では、実際にワ
ークを曲げて曲げ製品にしないと補正できないため、ワ
ーク,時間のムダが発生するという問題がある。
【0005】また、図6に示したようなL寸法を求める
方法では、ダイDのV溝中心からダイDの端面までの距
離LK の寸法精度にバラツキがある。すなわち、ダイD
のロット違いで加工精度にバラツキが生じる。また、L
N の測定も困難であるという問題がある。
【0006】この発明の目的は、折曲げ機において曲げ
L寸法を正しく出すために曲げ中心の位置を正確に測定
できるようにした折曲げ加工機における曲げ位置測定用
治具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の折曲げ加工機における曲げ
位置用測定治具は、後面に基準面を有した測定用本体
と、この測定用本体における下部の前側に下部支持部材
を介して設けられダイのV溝に係合可能な係合部を有し
た回転可能なダイ側ローラと、前記測定用本体における
上部の前側に設けられ前記下部支持部材に対して上下動
可能にかつ付勢手段により常時上方へ付勢した上部支持
部材と、この上部支持部材の前側に設けられ前記ダイ側
ローラに対応してパンチの先端に係合可能な係合凹部を
有した回転可能なパンチ側ローラと、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0008】したがって、この曲げ位置用測定治具を用
いてダイ側ローラの係合部をダイのV溝に係合せしめ、
ダイ又はパンチのどちらか一方を上昇又は下降せしめて
パンチ側ローラの係合凹部にパンチの先端に当接させる
と共にさらにわずか上昇又は下降せしめると、付勢手段
の付勢力に抗してパンチが下降し、ダイ側ローラの係合
部がダイのV溝に、パンチ側ローラの係合凹部がパンチ
の先端にそれぞれ係合されてパンチとダイとの曲げ中心
が正確に測定される。
【0009】しかも、ダイのV溝中心である曲げ中心と
測定用本体の後面である基準面までの距離は予め正確に
設定されているから、バックゲージの突き当て部材まで
の距離を正確に測定することによって、L寸法が正確に
決定される。
【0010】請求項2によるこの発明の折曲げ機におけ
る曲げ位置用測定治具は、請求項1の折曲げ機における
曲げ位置用測定治具において、正面からみて前記パンチ
側ローラに対して左右両側に前記ダイ側ローラを設けて
なることを特徴とするものである。
【0011】したがって、複数のダイ側ローラの係合部
がダイのV溝に係合するので、曲げ位置用測定治具が安
定してセットされるので、取扱いが楽となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0013】図1〜図5を参照するに、折曲げ加工機に
おける曲げ位置用測定治具1は、測定用本体3を備えて
おり、この測定用本体3における下部前側の左右両側に
は下部支持部材5がボルト7で固定されている。この各
下部支持部材5には回転可能なダイ側ローラ9がナット
11で支承されている。このダイ側ローラ9の外周はダ
イDのV溝に係合するよう外側へ突出した係合部9Kを
有している。
【0014】前記測定用本体3における前側中央部分に
は、上下方向へ延伸したガイドレール13が複数のボル
ト15で取付けられている。前記ガイドレール13には
直線軸受17が上下方向へ上下動可能に設けられてお
り、この直線軸受17には支持プレート19が複数のボ
ルト21で取付けられている。前記支持プレート19に
は上部支持部材23が複数のボルト25で取付けられて
いる。
【0015】前記上部支持部材23の前側には前記ダイ
側ローラ9に対して回転可能なパンチ側ローラ27がナ
ット29で支承されている。このパンチ側ローラ27の
外周はパンチPの先端PA に係合する溝からなる係合凹
部27Aを有している。
【0016】前記各下部支持部材5における測定用本体
3側の上部にはスプリング受け31が設けられていると
共に、前記支持プレート29の上部における左右両側に
一体化されたフランジ部29Fの下部にはスプリング受
け33が取付けられている。このスプリング受け33と
前記スプリング受け31との間には付勢手段としての一
例のスプリング35が上方向へ付勢すべく介在されてい
る。
【0017】前記ダイ側ローラ9の係合部9Aの先端と
パンチ側ローラ27の係合凹部27Aの中心とは垂直線
C上にあるように予め設定されていて、正確に中心位置
を出すようになっている。また、前記測定用本体3の後
面が基準面となっていて、この基準面3Sと前記垂直線
Cとの距離K0 (オフセット距離)は予め正確に設定さ
れている。
【0018】上記構成により、図3に示されているよう
に、この曲げ位置用測定治具1を用いてダイ側ローラ9
の係合部9AをダイDのV溝に係合せしめ、ダイD又は
パンチPのどちらか一方を上昇又は下降せしめてパンチ
側ローラ27の係合凹部27AにパンチPの先端PA
当接させると共にさらにわずか上昇又は下降せしめる
と、スプリング35の付勢力に抗してパンチPが下降
し、ダイ側ローラ9の係合部9AがダイDのV溝に、パ
ンチ側ローラ27の係合凹部27AがパンチPの先端に
それぞれ係合されてパンチPとダイDとの曲げ中心を正
確に測定することができる。
【0019】しかも、ダイDのV溝中心である曲げ中心
なる垂直線Cと測定用本体3の後面3Sである基準面ま
での距離K0 は予め正確に設定されているから、バック
ゲージ37の突き当て部材39までの距離K1 を正確に
測定することによって、L寸法がL=K0 +K1 で正確
に決定せしめることができる。
【0020】また、複数のダイ側ローラ9の係合部9A
がダイDのV溝に係合するので、曲げ位置用測定治具1
が安定してセットされるので、取扱いを楽に行うことが
できる。さらに、曲げ長手方向の任意の位置に曲げ位置
用測定治具1を移動させることができ、どの位置におい
ても曲げ位置を測定することができる。パンチPとダイ
D間の距離が金型の組み合せが変わることで変化して
も、上部支持部材23がスプリング35の付勢力に抗し
て下方へ移動されて、曲げ位置を正確に測定することが
できる。
【0021】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。ダイ側ロー
ラ9を上部支持部材23に取付けると共にパンチ側ロー
ラ27を下部支持部材5に取付けてこの曲げ位置用測定
治具1を上下反転せしめて用いることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1の発明によれば、この曲げ位置
用測定治具を用いてダイ側ローラの係合部をダイのV溝
に係合せしめ、ダイ又はパンチのどちらか一方を上昇又
は下降せしめてパンチ側ローラの係合凹部にパンチの先
端に当接させると共にさらにわずか上昇又は下降せしめ
ると、付勢手段の付勢力に抗してパンチが下降し、ダイ
側ローラの係合部がダイのV溝に、パンチ側ローラの係
合凹部がパンチの先端にそれぞれ係合されてパンチとダ
イとの曲げ中心を正確に測定することができる。
【0023】しかも、ダイのV溝中心である曲げ中心と
測定用本体の後面である基準面までの距離は予め正確に
設定されているから、バックゲージの突き当て部材まで
の距離を正確に測定することによって、L寸法を正確に
決定せしめることができる。
【0024】請求項2の発明によれば、複数のダイ側ロ
ーラの係合部がダイのV溝に係合するので、曲げ位置用
測定治具が安定してセットされるので、取扱いを楽に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲げ加工機における曲げ位置用測
定治具の正面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】図1におけるIII−III線に沿った断面図
である。
【図4】図1における平面図である。
【図5】図1における背面図である。
【図6】従来のダイのV溝中心からバックゲージの突き
当て部材までのL寸法を求める説明図である。
【符号の説明】
1 曲げ位置用測定治具 3 測定用本体 3S 基準面 5 下部支持部材 9 ダイ側ローラ 9A 係合部 17 直線軸受 19 支持プレート 23 上部支持部材 27 パンチ側ローラ 27A 係合凹部 35 スプリング(付勢手段) 37 バックゲージ 39 突き当て部材 P パンチ PA 先端 D ダイ C 垂直線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面に基準面を有した測定用本体と、こ
    の測定用本体における下部の前側に下部支持部材を介し
    て設けられダイのV溝に係合可能な係合部を有した回転
    可能なダイ側ローラと、前記測定用本体における上部の
    前側に設けられ前記下部支持部材に対して上下動可能に
    かつ付勢手段により常時上方へ付勢した上部支持部材
    と、この上部支持部材の前側に設けられ前記ダイ側ロー
    ラに対応してパンチの先端に係合可能な係合凹部を有し
    た回転可能なパンチ側ローラと、を備えてなることを特
    徴とする折曲げ加工機における曲げ位置測定用治具。
  2. 【請求項2】 正面からみて前記パンチ側ローラに対し
    て左右両側に前記ダイ側ローラを設けてなることを特徴
    とする請求項1記載の折曲げ加工機における曲げ位置測
    定用治具。
JP11031853A 1999-02-09 1999-02-09 折曲げ加工機における曲げ位置測定用治具 Pending JP2000233227A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103521827A (zh) * 2013-10-18 2014-01-22 芜湖环球汽车配件有限公司 一种长板料钣金件的切边装置
CN113483612A (zh) * 2021-05-28 2021-10-08 北京双杰电气股份有限公司 零件尺寸检测机构
CN116697856A (zh) * 2023-08-08 2023-09-05 山东金彭新能源科技有限公司 一种汽车后防撞梁便捷检测装置

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