JP2000231923A - 非水系二次電池用多孔質集電体および電極 - Google Patents

非水系二次電池用多孔質集電体および電極

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JP2000231923A
JP2000231923A JP11033634A JP3363499A JP2000231923A JP 2000231923 A JP2000231923 A JP 2000231923A JP 11033634 A JP11033634 A JP 11033634A JP 3363499 A JP3363499 A JP 3363499A JP 2000231923 A JP2000231923 A JP 2000231923A
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current collector
aqueous secondary
electrode
graphite
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Isao Kuribayashi
功 栗林
Masahiko Kawai
正彦 川井
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Kee KK
MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Kee KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非水系二次電池の更なる容量の向上を図ると
ともに、充電と放電のサイクルを繰り返した場合の容量
低下を抑制することを目的とする。 【解決手段】 厚さが10μmから40μmの範囲にあ
る非水系二次電池の正極用集電体として用いるアルミニ
ウムに30nm〜50μmの不均一な孔径の微細孔を全
面に形成し、該微細孔を含む空隙が占める体積中の割合
を表わす空隙率が15%以上40%以下で、気密度が
0.2秒/100cc〜100秒/100ccとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非水系電池に係り、
さらに詳しくは非水系二次電池用多孔質集電体および非
水系二次電池用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型・軽量で高容量のリチウムイ
オン二次電池が種々の電子機器の電源として多く使用さ
れている。このリチウムイオン二次電池の電極は、厚さ
15μm〜20μmの圧延されたアルミニウム箔からな
る集電体に、コバルト酸リチウム、リチウム含有マンガ
ン系酸化物等リチウム遷移金属複合酸化物を活物質とし
て用いた正極と、厚さ10μm〜17μmの圧延された
銅箔又は電解銅箔からなる集電体に、コークス、グラフ
ァイト等の炭素質材料を活物質として用いた負極とから
構成されている。そして、電子機器の小型化、軽量化を
図る上で、これらの電子機器の電源としての二次電池の
更なる高容量化が要望されている。そのため従来のリチ
ウムイオン二次電池にあっては、上記活物質をバインダ
ー溶液に分散しこれを上記金属箔上に塗布することで活
物質を金属箔に結着させ、乾燥後カレンダーロール等で
乾燥塗布膜を圧縮することで、電極をできるだけ薄く形
成し、狭い電池缶内にできるだけ電極を多く(結果とし
て活物質を多く)入れることにより、容量を高めること
がなされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属箔は圧縮
し過ぎると機械的強度が劣化し、また金属箔に対する塗
布膜の結着性が低下することから、金属箔を圧縮するこ
とのみによる容量向上には自ずと限界があった。更に、
金属箔を圧縮することで容量は向上するものの、充電と
放電のサイクルを繰り返すと初期の容量に対して徐々に
容量保持率が低下する問題があった。
【0004】そこで本発明の課題は、非水系二次電池の
更なる容量の向上を図るとともに、充電と放電のサイク
ルを繰り返した場合の容量低下を抑制することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について種々検討した結果、電解液として非プロトン性
の有機溶媒を含む非水系二次電池の電極集電体が、正極
は厚さ10μm〜40μmアルミニウムに30nm〜5
0μmの不均一な孔径の微細孔を全面に形成し、該微細
孔を含む空隙が占める体積中の割合を表わす空隙率が1
5%〜40%であり、負極は厚さ7μm〜30μmの銅
に30nm〜50μmの不均一な孔径の微細孔を全面に
形成し、該微細孔を含む空隙が占める体積中の割合を表
わす空隙率が20%〜40%とすることにより、非水系
二次電池として高容量を有しかつ充電と放電のサイクル
を繰り返しても容量低下を抑制できる非水系二次電池用
の多孔質集電体を見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0006】金属箔に孔をあける方法としては、1)ラ
ス加工によりエキスパンドメタルとすることが知られて
いる。しかしながら、例えばエキスパンドメタル状の2
0μmのアルミニウム箔の場合、孔を含む空隙が占める
体積中の割合を表わす空隙率が40〜70%と大きく、
また気密度が0.1秒/100cc以下である。さらに
孔径が500μm〜2000μmと比較的大きく、従っ
てエキスパンドメタル状の金属箔は変形しやすく、これ
に活物質を塗膜として金属箔の両面に一定に塗布するこ
とは困難である。2)パンチ加工では、針の強度の問題
で針孔は小さくできず、かつ孔間隔も大きいために気密
度が0.1秒/100cc以下で、さらに孔径が約10
00μmと大きい。3)レーザーによる開孔は、孔径が
200μm程度に小さくすることができるが、孔間隔を
狭めると生産性が非常に悪くなり、コスト高となり経済
性に難がある。いずれも孔径が活物質の粒子径より大き
く、活物質粒子が裏面に抜けて均一に一定量塗布するこ
とが困難である。
【0007】これらの従来の技術に対して本発明では、
化学エッチング法、電解エッチング法及び粉末焼結法に
より短時間で超微細孔を形成し、空隙率、気密度、孔径
を制御する。
【0008】すなわち、本発明は、厚さが10μmから
40μmの範囲にある非水系二次電池の正極用集電体と
して用いるアルミニウムに30nm〜50μmの不均一
な孔径の微細孔を全面に形成し、該微細孔を含む空隙が
占める体積中の割合を表わす空隙率が15%以上40%
以下で、気密度が0.2秒/100cc〜100秒/1
00ccとすることを特徴とする。
【0009】または、厚さが7μmから30μmの範囲
にある非水系二次電池の負極用集電体として用いる銅に
30nm〜50μmの不均一な孔径の微細孔を全面に形
成し、該微細孔を含む空隙が占める体積中の割合を表わ
す空隙率が20%以上40%以下で、気密度が0.2秒
/100cc〜100秒/100ccとすることを特徴
とする。
【0010】また正極は、メジアン粒子径が10μmか
ら25μmの範囲にあるLiCoO(xは、1.0
≦x≦1.03の数を表す)及び/又はLiMn
(MはCo、Cr、Ni、Alから選ばれた少な
くとも一種で、x、y、zはそれぞれ1.02≦x≦
1.08、1.90≦y≦1.98、0.02≦z≦
0.10の数を表す)からなる活物質と、有機ポリマー
の例えばポリフッ化ビニリデン、プロピレン、フッ化ビ
ニリデン又はテトラフルオロエチレンの三元共重合体か
らなるバインダーと、グラファイトからなる導電助材を
用い、前記活物質重量比率が88%〜98%となるよう
に塗布・乾燥・圧縮されてなることを特徴とする。
【0011】また負極は、メジアン粒子径が8μmから
25μmの範囲にある繊維状、球形、多角形のグラファ
イト、該グラファイトの表面がコークスにより被覆され
た二重構造炭素質材料、コークス類から選ばれた少なく
とも一種からなる活物質と、ポリフッ化ビニリデン、プ
ロピレン、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン
の三元共重合体又はカルボキセルロースからなるバイン
ダーを用い、前記活物質重量比率が88%〜92%とな
るように塗布・乾燥・圧縮されてなることを特徴とす
る。
【0012】本発明で用いた該金属製多孔質集電体は、
化学エッチング法、電解エッチング法及び粉末焼結法を
用いて超微細孔を開けることにより、低コストで極めて
経済性が高く、非水系二次電池電極に適する空隙率、気
密度、孔径に簡便に制御して得られる。孔径は、上記記
載の機械的加工、レーザー加工では発現できない超微細
孔であり、厚さ方向に直線的に貫通していなく、複雑な
通路を形成しているので、電極剤が片面に染み出すこと
はなく、塗布が容易であり、電解液の保持に優れる。ま
た、電極両面にわたりリチウムイオンの伝導できる電極
体となり、従来の金属箔では、塗膜は片面ずつ独立して
いるのに対し、本発明では多孔質集電体を用いることに
より、片面での活物質の劣化があっても裏面からの補給
が可能であり、劣化の加速を防止することができ、容量
保持率が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明に用いたアルミニウム製の非水系二次電池正
極用多孔質箔は、厚さが10μmから40μmの範囲に
ある圧延されたアルミニウム箔を脱脂した後、硫酸に添
加剤(薬品名:奥野製薬株式会社アルミメッシュ#C)
を5%添加し加温した水溶性エッチング液で、20秒か
ら1分間の浸漬化学エッチングを行うと、アルミニウム
箔には30nm〜50μmの不均一な孔径を有する微細
孔が形成される。更に、エッチング液温度、処理時間、
添加剤(アルミメッシュ#C)の濃度を適切に選択する
ことにより、空隙率が15%以上40%以下になるよう
にする。アルミニウムの材質としては、特に問わない
が、JIS A 8079,8021など、不純物とし
ての鉄等が1%前後含まれるものが望ましい。また不純
物としてマグネシウム等が0.5〜2%含まれているも
のも使用できる。エッチング温度は40℃〜60℃、エ
ッチング時間は30秒〜60秒が好ましい範囲である。
【0014】本発明の銅製の負極用多孔質集電体は、例
えば次のようにして作られる。純銅のアトマイズパウダ
ー、100メッシュアンダー品をステアリン酸銅などの
潤滑助剤、バインダーと混合し厚さが最大5mm迄の板
(グリーンシート)を成型する。このグリーンシートを
まず、450℃で脱バインダー処理を行い、その後70
0℃〜900℃の水素雰囲気中で2時間〜10時間焼鈍
を行う。その結果、厚さ約3mm以下の多孔性銅焼結板
が得られる。その後、多段ゼンジミア冷間圧延機により
7μm〜30μm迄圧延する。この際、最小厚の7μm
や10μm程度に冷間圧延のみで圧延するためには、途
中で中間焼鈍を1〜2回行うとよい。得られた銅箔の孔
径は、原料の銅粉が粒度分布を有するため、孔径の分布
範囲は広くなる。所望の空隙率、気密度、孔径を制御す
るには、用いる銅粉の粒度、焼結温度・時間を適宜制御
すればよい。
【0015】本発明の電解液には、非プロトン性の有機
溶媒として、例えばカーボネート類、ラクトン類、エス
テル類、エーテル類、ニトリル類等を用いることができ
る。これらの代表例としてジメチルカーボネート、エチ
ルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、プロピ
レンカーボネート、エチレンカーボネート、エチリデン
カーボネート、γ−ブチロラクトン、蟻酸エチル、酢酸
メチル、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキ
シエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル等があ
り、これらのいずれか1種又は、2種以上を混合したも
のが使用できる。電解質としては、LiPF、LiB
、LiClO、(CFSONLi、(C
SOCl等のリチウム塩のいずれか1種又は
2種以上を混合したものが使用できる。更には、例えば
ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリル及びその
架橋縮合物、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、アクリル酸エステル三元共重合体架橋物
等の高分子に上記電解質を含有する高分子電解質を使用
しても良い。
【0016】本発明に使用されるバインダーとしては、
正極には有機ポリマーとしてポリフッ化ビニリデン、カ
ルボキシ変性ポリアクリル酸エステル、カルボキシ変性
ポリメタクリル酸エステル、カルボキシ変性−スチレン
−ブタジエン共重合体、エチレン、プロピレン、エチリ
デンノルボーネン三元共重合体(EPDM)、フッ化ビ
ニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロ
エチレンの三元共重合体等が使用できるが、特に55℃
〜80℃の温度範囲で上記電解液中でアルミニウム多孔
質に対し優れた結着性を示す好ましいものは、ポリフッ
化ビニリデン、プロピレン、フッ化ビニリデン、テトラ
フルオロエチレンの三元共重合体である。負極には、有
機ポリマーとしてポリフッ化ビニリデン、カルボキシ変
性ポリアクリル酸エステル、カルボキシ変性ポリメタク
リル酸エステル、カルボキシ変性−スチレン−ブタジエ
ン共重合体、エチレン、プロピレン、エチリデンノルボ
ーネン三元共重合体(EPDM)、フッ化ビニリデン、
テトラフルオロエチレンの三元共重合体の有機ポリマー
およびカルボキシメチルセルロース等が使用できるが、
特に55℃〜80℃の温度範囲で上記電解液中で銅多孔
質に対し優れた結着性を示す好ましいものは、ポリフッ
化ビニリデン、プロピレン、フッ化ビニリデン、テトラ
フルオロエチレンの三元共重合体の有機ポリマー、およ
びカルボキシセルロースである。
【0017】本発明に使用される正極活物質としては、
LiCoO(xは、1.0≦x≦1.03の数を表
す)、LiMn(MはCo、Cr、Ni、
Alから選ばれた少なくとも一種で、x、y、zはそれ
ぞれ1.02≦x≦1.08、1.90≦y≦1.9
8、0.02≦z≦0.10の数を表す)、Li
(xは、1.0≦x≦3.0の数を表す)等の遷移
金属を主成分とするリチウム、酸素からなる複合酸化物
である。特に好ましいのは、電池性能の点からLi
oO(xは、1.0≦x≦1.03の数を表す)と、
電池安全性とより安価に製造できる経済性の点でLi
Mn(MはCo、Cr、Ni、Alから選ば
れた少なくとも一種で、x、y、zはそれぞれ1.02
≦x≦1.08、1.90≦y≦1.98、0.02≦
z≦0.10の数を表す)である。
【0018】本発明に使用される負極活物質としては、
繊維状、球形、多角形のグラファイト、これらグラファ
イトの表面がコークスにより被覆された二重構造炭素質
材料、コークス類から選ばれた少なくとも一種である。
電池の安全性と高容量化できる点でメジアン粒子径が8
μm〜25μmの範囲にある繊維状、球形、多角形のグ
ラファイトの表面がコークスにより被覆された二重構造
炭素質材料、繊維状グラファイト、コークス類の単独又
はそれらの混合物が特に好ましい。また電池の安全性を
損ねない限り、リチウム合金を形成するスズ、シリコン
等の超微粒子をこれらに混合して用いることもできる。
【0019】本発明の多孔質集電体を用いる非水系二次
電池を構成するにあたり、正極にあっては、上記バイン
ダー溶液に分散した正極活物質粒子を、上記アルミニウ
ム多孔質集電体に塗布又は浸漬し、所定の厚さにした
後、乾燥、圧縮する。負極にあっては、上記バインダー
溶液に分散した負極活物質粒子を、上記銅多孔質集電体
に塗布又は浸漬し、所定厚さにした後、乾燥、圧縮す
る。電解液を含むセパレータ又は高分子電解質を介して
正極、負極を対峙する。これを円形のスパイラル状に捲
回して円筒缶に封口したり、楕円形、長円形に捲回もし
くは積層して角型缶に封口することもできる。電池缶
は、特に限定されるものではなく、防湿、酸素透過防止
されたアルミニウム箔のラミネートされたラミネートフ
ィルムで封口してもよい。
【0020】セパレータとしては特に制限されないが、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン微孔膜、もしくはそれらを貼り合わせた膜を使用で
きる。又、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリイミド、セルロース等の不織布、もしくはこれ
らのいずれかとの複合膜を使用することができる。
【0021】
【実施例】以下実施例、比較例により本発明を詳しく説
明するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではな
い。
【0022】なお、空隙率とは、金属多孔質集電体をマ
イクロメータで10回測定して求めた平均厚さから算出
した金属多孔質集電体の体積をV(cm)とし、その
実測の重量をW(gr)とし、該金属の密度をρ(gr
/cm)として次式により求める。 空隙率=(1−W/V×ρ)×100 電池容量は、初回の所定の上限電池電圧まで充電後、部
分充電し、電池電圧を4.00Vとして、23℃にて3
週間保存した後、再度所定の上限電池電圧に充電し、放
電した際の電池電池放電電気量である。容量保持率は、
上記容量に対する或るサイクルの放電容量の百分率であ
る。気密度は、口径6mmφのオリフィスを用いて、オ
リフィスの間に金属多孔質体をはさみ、空気100cc
の通気する時間(sec)として求める。
【0023】
【実施例1,2,3,4】厚さ20μm(0.02m
m)のJIS A 8079アルミニウム箔を、硫酸に
エッチングを促進する添加剤(薬品名:奥野製薬株式会
社アルミメッシュ#C)を5%添加した温度60℃〜7
0℃の溶液に、20秒間〜50秒間浸漬してエッチング
処理を行い、種々の空隙率の箔を作製した。結果(空隙
率(%)、孔径範囲、気密度、箔強度)を表1に示す。
【0024】
【実施例5,6,7,8】厚さ20μmのJIS A
8079アルミニウム箔を、同様に硫酸に実施例1〜4
と同一の添加剤(薬品名:奥野製薬株式会社アルミメッ
シュ#C)を3%加えた溶液を、温度60℃で25秒〜
50秒の処理を行った。結果を表1に示す。
【0025】
【実施例9,10,11,12】厚さ20μmのJIS
A 8079アルミニウム箔を、硫酸に実施例1と同
一の添加剤(薬品名:奥野製薬株式会社アルミメッシュ
#C)を2%添加し、温度70℃で25秒〜50秒の処
理を行い、それらの結果を表1に示す。
【0026】
【比較例1,2】厚さ20μmのJIS A 8079
アルミニウム箔を、実施例9,10,11,12と同一
の溶液を用い、温度50℃で5秒〜20秒処理を行った
結果を表1に示す。
【0027】
【比較例3,4】厚さ20μmのJIS A 8079
アルミニウム箔を、実施例1で用いた溶液と同一の溶液
を70℃にして、浸漬エッチング時間を40、50秒間
としてエッチングを行った。この結果を表1に示す。
【0028】
【実施例13,14,15】粒度325メッシュアンダ
ー、250メッシュアンダー、100メッシュアンダー
のそれぞれの粒度を持つ純銅のパウダーとステアリン酸
銅を4%混合し、5mmの厚みのシート状に成型する。
その後、バインダーとして450℃窒素気流中で行い、
その後水素還元雰囲気で約800℃に加熱して焼結を行
った。この時の焼結体の厚みは3mmであり、これを冷
間圧延し、まず0.5mm迄圧延した後、中間焼鈍を行
って、更に冷間圧延を行って15μm(0.15mm)
厚みの穴アキ銅箔を作製した。冷間圧延機としては12
段ゼンジミアを用いた。これらの特性を調べその結果を
表2に示す。
【0029】
【比較例5】1mm間隔で直径1mmのパンチングされ
た穴があいている銅箔について、特性を調べその結果を
表2に示す。
【0030】
【実施例16】実施例1のアルミニウム多孔質集電体の
両面に、メジアン粒子径が18μmのLi1.002
oOが90重量%、グラファイトが5重量%、ポリフ
ッ化ビニリデンが5重量%からなるN−メチルピロリド
ンの溶液を175μmのクリアランスで塗布し、150
℃で乾燥し、カレンダーロールにて圧縮する。これを幅
56mmにスリットする。負極材としては、実施例15
で用いた銅箔多孔質体を用いて両面に、メジアン粒子径
が15μmの繊維状グラファイトが90重量%、ポリフ
ッ化ビニリデンが10重量%からなるN−メチルピロリ
ドンの溶液を180μmのクリアランスで塗布し、15
0℃で乾燥し、カレンダーロールにて圧縮する。これを
幅57.5mmにスリットする。幅60.0mmのポリ
エチレン微孔膜セパレータを介して捲回し、内径17.
4mmのニッケルメッキ鉄缶に挿入し、LiPF1モ
ルのジメチルカーボネート/エチルメチルカーボネート
/エチレンカーボネート(容積比2:2:1)の電解液
4.4grを真空下に注入し、封口する。300mAで
4.20Vまで充電し、4.20Vに3時間保持する。
1時間後に300mAで4.00Vまで部分放電する。
この電池を23℃にて3週間保存後、再度300mAで
4.20Vまで充電し、4.20Vにて3時間保持す
る。1時間後に300mAで2.50Vまで放電した際
の電池放電容量を表3に示す。以下同様の充電・放電を
繰り返し、150回目の容量保持率を表3に示す。
【0031】
【比較例6】比較例1で使用された厚さ20μmのアル
ミニウム箔の両面に、実施例16と同一のメジアン粒子
径が18μmのLi1.002CoOが90%、グラ
ファイトが5重量%、ポリフッ化ビニリデンが5重量%
からなるN−メチルピロリドンの溶液を175μmのク
リアランスで塗布し、150℃で乾燥し、カレンダーロ
ールにて圧縮する。これを幅56mmにスリットする。
比較例5に使用されたパンチングされた銅箔の両面に、
メジアン粒子径が15μmの繊維状グラファイトが90
重量%、ポリフッ化ビニリデンが10重量%からなるN
−メチルピロリドンの溶液を180μmのクリアランス
で片面塗布し、150℃で乾燥し、カレンダーロールに
て圧縮する。これを幅57.5mmにスリットする。幅
60.0mmのポリエチレン微孔膜セパレータを介して
捲回し、内径17.4mmのニッケルメッキ鉄缶に挿入
し、LiPFが1モルのジメチルカーボネート/エチ
ルメチルカーボネート/エチレンカーボネート(容積比
2:2:1)の電解液4.4grを真空下に注入し、封
口する。300mAで4.20Vまで充電し、4.20
Vに3時間保持する。1時間後に300mAで4.00
Vまで部分放電する。この電池を23℃にて3週間保存
後、再度300mAで4.20Vまで充電し、4.20
Vにて3時間保持する。1時間後に300mAで2.5
0Vまで放電した際の電池放電容量を表3に示す。以下
同様の充電・放電を繰り返し、150回目の容量保持率
を表3に示す。
【0032】
【実施例17】実施例7のアルミニウム多孔質集電体の
両面に、メジアン粒子径が21μmのLi1.002
1.95Co0.05が89重量%、グラファイ
トが6重量%、ポリフッ化ビニリデンが5重量%からな
るN−メチルピロリドンの溶液を190μmのクリアラ
ンスで塗布し、150℃で乾燥し、カレンダーロールに
て圧縮する。これを幅56mmにスリットする。実施例
13の銅箔多孔質体の両面に、メジアン粒子径が15μ
mのグラファイトの表面にコークスが被覆された二重構
造炭素質材料70重量部と繊維状グラファイト30重量
部とからなる混合物が88重量%、ポリフッ化ビニリデ
ンが12重量%からなるN−メチルピロリドンの溶液を
200μmのクリアランスで塗布し、150℃で乾燥
し、カレンダーロールにて圧縮する。これを幅57.5
mmにスリットする。幅60.0mmのポリプロピレン
/ポリエチレン/ポリプロピレン3層構造の微孔膜セパ
レータを介して捲回し、内径17.4mmのニッケルメ
ッキ鉄缶に挿入し、LiBF1モルのエチルメチルカ
ーボネート/エチレンカーボネート/γ−ブチロラクト
ン(容積比1:2:3)の電解液4.6grを真空下に
注入し、封口する。300mAで4.30Vまで充電
し、4.30Vに3時間保持する。1時間後に300m
Aで4.00Vまで部分放電する。この電池を23℃に
て3週間保存後、再度300mAで4.30Vまで充電
し、4.30Vにて3時間保持する。1時間後に300
mAで2.50Vまで放電した際の電池放電容量を表4
に示す。以下同様の充電・放電を繰り返し、150回目
の容量保持率を表4に示す。
【0033】
【比較例7】比較例1で使用された厚さ20μmのアル
ミニウム箔の両面に、実施例16と同一のメジアン粒子
径が22μmのLi1.03Mn1.95Co0.05
が89重量%、グラファイトが6重量%、ポリフッ
化ビニリデンが5重量%からなるN−メチルピロリドン
の溶液を190μmのクリアランスで塗布し、150℃
で乾燥し、カレンダーロールにて圧縮する。これを幅5
6mmにスリットする。比較例5に使用された銅箔の両
面に、メジアン粒子径が15μmのグラファイトの表面
にコークスが被覆された二重構造炭素質材料70重量部
と繊維状グラファイト30重量部とからなる混合物が8
8重量%、ポリフッ化ビニリデンが12重量%からなる
N−メチルピロリドンの溶液を200μmのクリアラン
スで片面塗布し、150℃で乾燥し、カレンダーロール
にて圧縮する。これを幅57.5mmにスリットする。
幅60.0mmのポリプロピレン/ポリエチレン/ポリ
プロピレン3層構造の微孔膜セパレータを介して捲回
し、内径17.4mmのニッケルメッキ鉄缶に挿入し、
LiBFが1モルのエチルメチルカーボネート/エチ
レンカーボネート/γ−ブチロラクトン(容積比1:
2:3)の電解液4.6grを真空下に注入し、封口す
る。300mAで4.30Vまで充電し、4.30Vに
3時間保持する。1時間後に300mAで4.00Vま
で部分放電する。この電池を23℃にて3週間保存後、
再度300mAで4.30Vまで充電し、4.30Vに
て3時間保持する。1時間後に300mAで2.50V
まで放電した際の電池放電容量を表4に示す。以下同様
の充電・放電を繰り返し、150回目の容量保持率を表
4に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【発明の効果】本発明により、非水系二次電池の高容量
化と充電サイクルによる容量保持率が向上する非水系二
次電池を提供することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川井 正彦 東京都港区芝二丁目3番3号 三菱アルミ ニウム株式会社内 Fターム(参考) 5H014 AA04 BB01 BB05 BB08 CC01 EE01 EE05 EE07 EE08 EE10 HH01 HH02 HH06 5H017 AA03 AS10 BB06 BB09 BB14 CC25 EE01 EE05 HH02 HH03 5H029 AJ03 AJ05 AK03 AL06 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 BJ02 BJ04 BJ12 BJ14 CJ02 CJ03 CJ22 CJ25 DJ07 DJ08 DJ13 DJ15 EJ01 EJ04 EJ12 HJ02 HJ04 HJ05 HJ06 HJ09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さが10μmから40μmの範囲にあ
    る非水系二次電池の正極用集電体として用いるアルミニ
    ウムに30nm〜50μmの不均一な孔径の微細孔を全
    面に形成し、該微細孔を含む空隙が占める体積中の割合
    を表わす空隙率が15%以上40%以下で、気密度が
    0.2秒/100cc〜100秒/100ccとするこ
    とを特徴とする非水系二次電池用多孔質集電体。
  2. 【請求項2】 厚さが7μmから30μmの範囲にある
    非水系二次電池の負極用集電体として用いる銅に30n
    m〜50μmの不均一な孔径の微細孔を全面に形成し、
    該微細孔を含む空隙が占める体積中の割合を表わす空隙
    率が20%以上40%以下で、気密度が0.2秒/10
    0cc〜100秒/100ccとすることを特徴とする
    非水系二次電池用多孔質集電体。
  3. 【請求項3】 正極は、メジアン粒子径が10μmから
    25μmの範囲にあるLiCoO(xは、1.0≦
    x≦1.03の数を表す)及び/又はLiMn
    (MはCo、Cr、Ni、Alから選ばれた少なく
    とも一種で、x、y、zはそれぞれ1.02≦x≦1.
    08、1.90≦y≦1.98、0.02≦z≦0.1
    0の数を表す)からなる活物質と、有機ポリマーからな
    るバインダーと、グラファイトからなる導電助材を用
    い、請求項1の集電体に塗布・乾燥・圧縮されてなるこ
    とを特徴とする非水系二次電池用電極。
  4. 【請求項4】 負極は、メジアン粒子径が8μmから2
    5μmの範囲にある繊維状、球形、多角形のグラファイ
    ト、該グラファイトの表面がコークスにより被覆された
    二重構造炭素質材料、コークス類から選ばれた少なくと
    も一種からなる活物質と、バインダーを用い、請求項2
    の集電体に塗布・乾燥・圧縮されてなることを特徴とす
    る非水系二次電池用電極。
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