JP2000231546A - 共有メモリ - Google Patents

共有メモリ

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JP2000231546A
JP2000231546A JP11033753A JP3375399A JP2000231546A JP 2000231546 A JP2000231546 A JP 2000231546A JP 11033753 A JP11033753 A JP 11033753A JP 3375399 A JP3375399 A JP 3375399A JP 2000231546 A JP2000231546 A JP 2000231546A
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Hans Juergen Matthew
ハンス ユルゲン マタウシュ
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Hiroshima University NUC
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有メモリのユーザが利用可能なポート数を
増大させるとともに、高アクセスビットレートを実現さ
せる。 【解決手段】 共有メモリは、p個のマルチポートメモ
リ11−1,11−2,...,11−pと、q個のコ
ピーバス12−1,...,12−qとを具える。これ
らマルチポートメモリ11−1,11−2,...,1
1−pの各々のポートのうちq個のポートをコピーバス
12−1,...,12−qの各々に接続し、それ以外
のk−q個のポートに対してユーザがアクセス可能にす
る。その結果、n=p×(k−q)個のポートに対して
ユーザがアクセス可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列データ処理シ
ステム、人工知能システム、マルチメディア・システム
のような電子システムのデータ処理サブシステムに含ま
れる共有メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これらサブシステムは、複雑な計算や複
雑なユーザ・サービスを同時に実行するものであり、将
来、このようなサブシステムの数を増大させるような方
向に開発が進んでいくものと考えられる。
【0003】上記システムは、図4に示すように、複数
のユーザ(プロセッサ、データ処理サブシステム等)1
が各ユーザに対応するポート2−1〜2−n(nは2以
上の整数)を通じてアクセス可能な共有メモリ(バスシ
ステム、クロスバースイッチ、OCCM等)3を有す
る。この場合、共有データやプログラム・ベースに対す
るアクセスが、全てのサブシステムに全く独立に並列か
つ高アクセスビットレートで許容されることが要求され
る。
【0004】これまでは、1チップ上にシステムを構築
するのに必要な集積化技術がまだ実現されてかったた
め、多くのポート数n及び高アクセスビットレートを有
する共有メモリの開発はそれほど急がれていなかった
が、将来はそうでなくなる。しかしながら、複数の実行
機能を有する大型コンピュータでは既に不都合が生じて
おり、このような不都合をなくす方法(例えば、キャッ
シュメモリ、バンキング技術、交差可能なスイッチ、バ
スシステム等)が開発されている。
【0005】このような解決方法が大型コンピュータ・
システムの設計に依存するので、設計の自由度を制限す
る幾つかの境界条件が生じる。このような境界条件の一
つに、コンピュータ・システムの設計に市販の半導体部
品を用いることが挙げられる。したがって、このような
解決方法では、基本要素として従来の1−ポートメモリ
・チップに基づいてコンピュータ・システムが構築され
てしまうことになる。
【0006】従来において、上記不都合を同一基板上に
集積されたシステムで解決するアプローチとしては、大
型コンピュータ・システムで認識されている技術を集積
回路の場合に適用することであった。共有メモリの不都
合を従来からの方法によって解決する基本的な構造を図
5に示す。このような共有メモリは複数個のポートを有
するマルチポートメモリとして構成され、これは、ユー
ザがアクセス可能なk(kは2以上の整数)個のポート
4−1,4−2,4−3,...,4−k−2,4−k
−1,4−kと、同一の記憶内容を有するm(mは2以
上の整数)個のシングルポートメモリ5−1,5−
2,...,5−m−1,5−mと、ポート4−1,4
−2,4−3,...,4−k−2,4−k−1,4−
kのうちの任意のものがシングルポートメモリ5−1,
5−2,...,5−m−1,5−mに接続するように
切替動作を行うスイッチングネットワーク6(例えば、
バス・システム、クロスバースイッチ、多段相互接続ネ
ットワーク)とを具える。
【0007】キャッシュを用いる又はバンキング法を採
用する技術は、主にシングルポートメモリのアクセス時
間を短縮するのに応用されている(特にDRAMにおい
てY.Nitta et al,“A 1.6GB/s
Data Rate 1GB Synchronou
s DRAM with Hierarchical
Square−Shaped Memory Bloc
k and Distributed Bank Ar
chitecture” ISSCC Dig.of
Tech.Papers,pp.376−377,19
96参照)。
【0008】キャッシュは、低速のメモリとユーザとの
接続部間に配置される高速のバッファ・メモリである
(これは、図4のスイッチングネットワーク6に相当す
る。)。キャッシュ・メモリは、次のアクセス周期でア
クセスされる可能性の高い内部データのコピーによって
充填される。このための特別のアルゴリズム(これは往
々にして応用に依存していた。)が、キャッシュ・メモ
リを充填するデータを選択するのに用いられている。
【0009】バンキング技術は、バスを通じたデータ輸
送がメモリ・アクセスより著しく速いという事実を利用
することができる。したがって、データを複数のメモリ
・ブロックからほぼ並行して読出し、途中で高速のレジ
スタに蓄積し、高速のデータ・バスを通じて順次外部ユ
ーザに転送することができる。このようにして、メモリ
・アクセス時間より高速でメモリからデータを取り出す
ことができる。この場合、アクセス時間より幾分長い待
機時間(データの要求からデータの転送までに要する時
間)を考慮する必要がある。しかしながら、このような
バンキング技術は、順次要求されるデータが相違するメ
モリ・ブロックに高確率で蓄積されているときにのみ良
好に行われる。あるメモリ・ブロックへのアクセスが完
了していない状態で同一メモリ・ブロックへのアクセス
が要求された場合、後のアクセスは拒否されなければな
らない。
【0010】スイッチングネットワーク6の主な履行技
術は、バス・システムを通じて行われる交差可能なスイ
ッチ又は多段ネットワークである。なお、交差可能なス
イッチを用いた従来型の共有メモリへの解決法の例は、
K.Guttag,R.J.Gove,and J.
R.Van Aken,“A Single−Chip
Multiprocessor for Multim
edia: TheMVP”,IEEE Comput
er Graphics & App.,vol.1
2,pp.53−64,1992等によって報告されて
いる。
【0011】近年、シングルポートメモリ5−1,5−
2,...,5−m−1,5−mのうち、光学的なコピ
ー機能を有するものが特開昭61−3450号公報に開
示されている。この場合、ユーザ側からのアクセスには
メモリの電子的ポートが用いられており、光学的なコピ
ー機能は、共有メモリのデータの同一性を確保するため
に用いられている。各ユーザは1個の電子的なポートを
通じて各自で連結した実質的なメモリにアクセスする。
したがって、図4の共有メモリ(すなわち、マルチポー
トメモリ)は、複数(この場合はk個)の実質的なメモ
リを有しており、これらメモリは各ユーザに接続され
る。なお、複数個の実質的なメモリ間のデータの同一性
は光学的なコピー機能によって保証されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示したような従来の共有メモリでは、実際には次のよう
な制限がある。 (i)ポート4−1,4−2,4−3,...,4−k
−2,4−k−1,4−kの数が比較的少ない(10個
以下)。 (ii)シングルポートメモリ5−1,5−2,...,
5−m−1,5−mの数が比較的少ない。 特に、(ii)においてはアクセス衝突を起こす確率が非
常に高くなってビットレートが低くなるおそれがあるの
で、シングルポートメモリ5−1,5−2,...,5
−m−1,5−mの数を増大させることが所望される。
【0013】これを解決する直接的な方法は、各セルに
要求されるポート数を増大させることであるが、この場
合、多数のデコーダをメモリセルの列の幅の中に収容す
る必要があるというレイアウトに起因する困難が生じ
る。また、ポート数を増大させるとメモリセルの占有面
積が増大するという不都合も生じる。
【0014】また、共有メモリを構成するに当たり、小
型化し、構成を簡単にし、かつ、消費電力を抑制するこ
とが好ましい。
【0015】本発明の目的は、ユーザが利用可能なポー
ト数を増大させるとともに高アクセスビットレートを実
現することができる共有メモリを提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、小型化することがで
きる共有メモリを提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、簡単な構成の共有メ
モリを提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、有効な占有面積の共
有メモリを提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、消費電力を抑制する
ことができる共有メモリを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による共有メモリ
は、各々がコピーバス機能を有する少なくとも1個のポ
ート及びユーザがアクセス可能な少なくとも1個のポー
トを有する複数個のマルチポートメモリと、前記マルチ
ポートメモリの各々のコピーバス機能を有するポートの
うちの1個をそれぞれ接続させる少なくとも1個のコピ
ーバスとを具え、前記マルチポートメモリのうちの1個
の記憶内容が変更された場合、変更された内容を、前記
コピーバスを通じてそれ以外のマルチポートメモリにコ
ピーするように構成したことを特徴とするものである。
【0021】本発明によれば、各々がコピーバス機能を
有する少なくとも1個のポート及びユーザがアクセス可
能な少なくとも1個のポートを有する複数個のマルチポ
ートメモリと、マルチポートメモリの各々のコピーバス
機能を有するポートのうちの1個をそれぞれ接続させる
少なくとも1個のコピーバスとを具える。マルチポート
メモリのうちの1個の記憶内容が変更された場合、変更
された内容を、コピーバスを通じてそれ以外のマルチポ
ートメモリにコピーする。
【0022】このように複数個のマルチポートメモリを
用いるとともに、これらマルチポート間での記憶内容の
同一性を確保することによって、従来のように単一のマ
ルチポートメモリを共有メモリとして用いる場合に比べ
てユーザがアクセス可能なポート数を増大させることが
できる。また、複数のコピーバスを用いることが可能と
なるので、高アクセスビットレートを達成することがで
きる。
【0023】一般に、本発明による共有メモリを集積回
路技術によって構成する。このように集積回路技術によ
って構成することによって、共有メモリを小型化するこ
とができる。この場合、集積回路技術を2次元的又は3
次元的に行う。集積回路技術を2次元的に行った場合に
は、共有メモリの構成を簡単にすることができる。それ
に対して、集積回路技術を3次元的に行った場合には、
共有メモリの占有面積を有効に使用することができる。
【0024】コピーバスを通じた記憶内容のコピーを電
子的に実行できるが、好適には、コピーバスを通じた記
憶内容のコピーを光学的に実行する。このようにコピー
を光学的に実行することによって、共有メモリの高ビッ
トレートでのアクセスを可能にするとともに消費電力が
抑制される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明による共有メモリの実施の
形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一部
材には同一符号を付すものとする。図1は、本発明によ
る共有メモリの実施の形態を示す図である。この共有メ
モリは、p(pは2以上の整数)個のマルチポートメモ
リ11−1,11−2,...,11−pと、q(qの
値は、一般に記憶内容の同一性を確保するような値に選
択される。)個のコピーバス12−1,...,12−
qとを具え、この共有メモリを3次元集積化技術を用い
て構成する。これらマルチポートメモリ11−1,11
−2,...,11−pの各々はk(kは2以上の整
数)個のポートを有し、これらポートのうちのp個のポ
ートを、コピーバス機能を有するものとし、コピーバス
12−1,...,12−qの各々に対して上記p個の
ポートのうちの1個を接続する。それ以外のk−p個の
ポートを、ユーザがアクセス可能なものとする。したが
って、各マルチポートメモリ11−1,11−
2,...,11−pについてはk−qポートがユーザ
に対してアクセス可能となり、合計n=p×(k−q)
ポートがユーザに対してアクセス可能となる。その結
果、図1の共有メモリは、n個のポートを有するマルチ
ポートメモリとして構成される。
【0026】マルチポートメモリ11−1,11−
2,...,11−pの各々を、従来既知のマルチポー
トメモリで構成することができる。コピーバス12−
1,...,12−qを、上記特開昭61−3450号
公報に開示されているような内部コピーバスだけでな
く、外部コピーバスとして実現することをできる。内部
コピーバスを通じたコピーについては、上記特開昭61
−3450号公報に開示されたようにして光学的に実行
するのが好ましく、外部コピーバスを通じたコピーにつ
いては、電子的又は光学的に実行することができるが、
光学的に実行する方が消費電力の抑制及び高アクセスビ
ットレートの達成の観点からは好ましい。また、コピー
速度及びアクセスビットレートを高くすることを優先す
る場合にはコピーバスの個数q(すなわち、コピーバス
機能を有するポートの数q)の数を大きくし、それに対
して、ユーザ数を増大させたい場合にはユーザがアクセ
ス可能なポートの数k−qを大きくする(すなわち、コ
ピーバス機能を有するポートの数qを小さくする。)。
なお、内部コピーバス及び外部コピーバスの意味につい
ては後に説明する。また、コピーバスの個数qによっ
て、データの同一性の確保するために到達可能なバンド
幅が決定され、これをシステムの必要に応じて選択する
ことができる。
【0027】図2は、内部コピーバス及び外部コピーバ
スを説明するための図であり、図3は、その一例を詳細
に示したものである。図2及び3において、図1のコピ
ーバス12−1を内部コピーバスとし、コピーバス12
−qを外部コピーバスとする。内部コピーバスは、コピ
ーバス機能を有する内部ポートに接続する。例えば、図
3に示すように、マルチポートメモリ11−1,11−
2,...,11−pを、記憶領域13−1,13−
2,13−3,...,13−p−1,13−p、行バ
ッファ14−1,14−2,14−3,...,14−
p−1,14−p及び出力バッファ15−1,15−
2,15−3,...,15−p−1,15−pで構成
した場合、記憶領域13−1,13−2,13−
3,...,13−p−1,13−pの単一のメモリセ
ル16−1,16−2,16−3,...,16−p−
1,16−pのレベルでマルチポートメモリ11−1,
11−2,11−3,...,11−p−1,11−p
と接続している内部ポート(この場合、内部ポートはコ
ピーバス12−1に接続する。)、行バッファ14−
1,14−2,14−3,...,14−p−1,14
−pのレベルのもの(この場合、内部ポートは内部コピ
ーバスとしてのコピーバス12−2に接続する。)及び
出力バッファ15−1,15−2,15−3,...,
15−p−1,15−pのレベルのもの(この場合、内
部ポートは内部コピーバスとしてのコピーバス12−3
に接続する。)も可能である。それに対して、外部コピ
ーバスは、データがマルチポートメモリ11−1,11
−2,...,11−pのうちの1個から実際に読み出
される際にコピー機能を有し又はユーザ側のポートとし
て機能する外部ポートに接続する。
【0028】データは、共有メモリに書き込まれるとと
もに、そのn個のポートの各々を通じて共有メモリから
独立して並列に読み出される。これらn個のポートの各
々は、一般にWiビットのワード長を有する。コピーバ
ス12−1,...,12−qの各々は、対応するコピ
ーバスに接続したポートのワード長に相当するWcビッ
トのワード長を有する。
【0029】コピーバス12−1,...,12−q
は、マルチポートメモリ11−1,11−2,...,
11−pの各々に記憶されたデータを同一に保持する、
すなわち、データの同一性を保証するために必要とされ
る。したがって、データがマルチポートメモリのうちの
1個から読み出されている間にはコピーバスが使用され
ない。しかしながら、マルチポートメモリ11−1,1
1−2,...,11−pのうちの1個に記憶されたデ
ータビットが書込み動作によって変更された場合、他の
マルチポートメモリのデータビットを更新する必要があ
る。
【0030】変更されたデータビットを更新するコピー
プロセスは、次のステップによって行われる。 (a)コピーバス12−1,...,12−qのうちの
いずれかを通じて、記憶内容が変更されたメモリから変
更したデータビットを読み出す。 (b)そのデータビットが、コピーバス12−
1,...,12−qのうちのいずれかから他の全ての
マルチポートメモリに並列に書き込まれる。いずれのコ
ピーバスも他の全てのマルチポートメモリに接続されて
いるので、並列の書込みは可能である。
【0031】変更したデータビットの数及びコピーバス
12−1,...,12−qのワード長に応じて、コピ
ープロセスは1又は数クロックサイクルを必要とする。
これらコピーバス12−1,...,12−qの数及び
ワード長の選択は、マルチポートメモリの典型的な動作
状態、すなわち、ユーザ側からの書込み動作が行われる
周波数でのコピープロセスに必要とされるデータレート
によって決定される。当然、コピープロセスに関連する
記憶ビットを、コピープロセス中に外部ユーザポートか
ら用いることができない。したがって、コピープロセス
中にはユーザ側からのアクセスを遮断する必要がある。
【0032】コピープロセスを、図示しないコピープロ
セス管理ユニットによって制御する必要がある。このコ
ピープロセス管理ユニットは、次のタスクを実行する必
要がある。 (A)ユーザ側からの書込み動作の検出 (B)コピープロセス中のユーザ側からのアクセスに関
連する記憶位置の遮断 (C)〔0030〕の上記コピープロセスのステップ
(a),(b)の実行 コピープロセス管理ユニットを、専用プロセッサのソフ
トウェア上で又は特定のハードウェア回路として実現す
ることができる。
【0033】本実施の形態によれば、複数個のマルチポ
ートメモリを用いるとともに、これらマルチポート間で
の記憶内容の同一性を確保することによって、従来のよ
うに単一のマルチポートメモリを共有メモリとして用い
る場合に比べてユーザがアクセス可能なポート数を増大
させることができる。また、ユーザがアクセス可能なポ
ート数が増大するためにアクセス衝突が生じるおそれが
少なくなるので、高アクセスビットレートを達成するこ
とができる。
【0034】また、記憶内容のコピーを光学的に実行す
ることによって、共有メモリの高ビットレートでのアク
セスを可能にするとともに消費電力が抑制される。な
お、記憶内容のコピーを光学的に実行した場合、電子的
に実行した場合に比べてビットレートを約2倍にするこ
とができる。
【0035】さらに、共有メモリを3次元集積化技術を
用いて構成することによって、2次元集積化技術を用い
て構成する場合に比べて共有メモリの占有面積を有効に
使用することができる。
【0036】なお、共有メモリの有効な記憶容量をSC
eとし、その物理的な記憶容量をSCpとし、共有メモ
リのポート数をNとし、共有メモリの構築ブロック(本
発明ではマルチポートメモリ、上記特開昭61−345
0号公報に開示されている共有メモリではシングルポー
トメモリ)のユーザがアクセス可能なポート数をnとし
た場合、次の関係が成立する。
【0037】
【数1】SCe=nSCp/N したがって、従来のようにn=1となる場合には、有効
な記憶容量SCeが物理的な記憶容量SCpに比べて小
さくなるという不都合があるが、本発明の場合には、N
>1とすることができるので、このような不都合が生じ
にくくなる。
【0038】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、マルチポートメモリのポート
数が全て同一である場合について説明したが、各々がコ
ピーバス機能を有する少なくとも1個のポート及びユー
ザがアクセス可能な少なくとも1個のポートを有する限
り、マルチポートメモリのポート数が全て同一である必
要がない。
【0039】また、本発明による共有メモリは少なくと
も1個の内部コピーバス及び/又は外部コピーバスを有
すればよい。共有メモリを、上記実施の形態のように3
次元集積化技術を用いて構成する代わりに、2次元集積
化技術を用いて簡単に構成することもできる。
【0040】さらに、本発明による共有メモリを反復的
に用いて、ユーザがアクセス可能なポートの数が非常に
多い共有メモリを構成することができる。原理的には、
図1のマルチポートメモリ11−1,11−
2,...,11−pの各々を、これらマルチポートメ
モリのポート数よりもポート数が少ない複数個のマルチ
ポートメモリを有する本発明による共有メモリによって
構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による共有メモリの実施の形態を示す
図である。
【図2】 内部コピーバス及び外部コピーバスを説明す
るための図である。
【図3】 図2を詳細に示した図である。
【図4】 共有メモリを有するシステムを示す図であ
る。
【図5】 従来の共有メモリを示す図である。
【符号の説明】 1 複数のユーザ 2−1,2−2,2−3,...,2−n−2,2−n
−1,2−n,4−1,4−2,4−3,...,4−
k−2,4−k−1,4−k ポート 3 共有メモリ 5−1,5−2,...,5−m−1,5−m シング
ルポートメモリ 6 スイッチングネットワーク 11−1,11−2,11−3,...,11−p−
1,11−p マルチポートメモリ 12−1,12−2,12−3,...,12−q コ
ピーバス 13−1,13−2,13−3,...,13−p−
1,13−p 記憶領域 14−1,14−2,14−3,...,14−p−
1,14−p 行バッファ 15−1,15−2,15−3,...,15−p−
1,15−p 出力バッファ 16−1,16−2,16−3,...,16−p−
1,16−p メモリセル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がコピーバス機能を有する少なくと
    も1個のポート及びユーザがアクセス可能な少なくとも
    1個のポートを有する複数個のマルチポートメモリと、
    前記マルチポートメモリの各々のコピーバス機能を有す
    るポートのうちの1個をそれぞれ接続させる少なくとも
    1個のコピーバスとを具え、 前記マルチポートメモリのうちの1個の記憶内容が変更
    された場合、変更された内容を、前記コピーバスを通じ
    てそれ以外のマルチポートメモリにコピーするように構
    成したことを特徴とする共有メモリ。
  2. 【請求項2】 前記共有メモリを集積回路技術によって
    構成したことを特徴とする請求項1記載の共有メモリ。
  3. 【請求項3】 前記集積回路技術を2次元的に行うこと
    を特徴とする請求項2記載の共有メモリ。
  4. 【請求項4】 前記集積回路技術を3次元的に行うこと
    を特徴とする請求項2記載の共有メモリ。
  5. 【請求項5】 前記コピーバスを通じた記憶内容のコピ
    ーを光学的に実行するように構成したことを特徴とする
    請求項1から4のうちのいずれかに記載の共有メモリ。
JP11033753A 1999-02-12 1999-02-12 共有メモリ Pending JP2000231546A (ja)

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