JP2000231056A - 撮影レンズ及びそれを有する撮影装置 - Google Patents

撮影レンズ及びそれを有する撮影装置

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JP2000231056A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無限遠物体から近距離物体に至る広範囲の物
体距離に対してフォーカシングが可能な撮影レンズを提
供すること。 【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
ズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力
の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4を
有する撮影レンズであって、無限遠物体から近距離物体
へのフォーカシングに際し、第1レンズ群L1を固定と
し、第2レンズ群L2を像側へ移動させ、第3レンズ群
L3を物体側へ移動させ、第4レンズ群L4を物体側に
凸状の軌跡を含むよう移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影レンズ及び撮影
装置に関し、特に無限遠から等倍率付近の近距離に至る
広範囲の距離の物体に対して焦点合わせが可能な撮影レ
ンズ及びその撮影レンズを有する撮影装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より写真用カメラやビデオカメラ、
ビデオスチルカメラ等において近距離物体の撮影を主た
る目的とした撮影レンズにマクロレンズ又はマイクロレ
ンズ(以下「マクロレンズ」という。)と呼ばれるもの
がある。
【0003】マクロレンズは一般の標準レンズや望遠レ
ンズ等の他の撮影レンズに比べて、特に近距離物体の撮
影時において高い光学性能が得られるように設計されて
いる。又マクロレンズは多くの場合、近距離物体に限ら
ず、無限遠から近距離に至る広範囲の距離の物体の撮影
に際しても使用されている。
【0004】一般にマクロレンズにおいて、合焦可能な
物体距離範囲(撮影倍率範囲)の拡大を図ろうとする
と、特に近接撮影である高倍率の側にフォーカシングに
伴う収差変動が多く発生し、これを良好に補正するのが
難しくなってくる。そこで特開昭63−179308号
公報に見られるように、フォーカシングの際に少なくと
も2つのレンズ群を独立に移動させる、所謂フローティ
ングを利用し、フォーカシングに伴う収差変動を少なく
する方法が提案されている。
【0005】一方、特登録2556986号、特開平4
−110811号公報では、物体側から順に、正レンズ
群、負レンズ群、正レンズ群、負レンズ群からなる撮影
レンズにおいて、近距離物体へのフォーカシングに際
し、第1レンズ群及び第4レンズ群を像面に対し固定
し、第2レンズ群を像側に移動させ、第3レンズ群を物
体側に移動させる構成が提案されている。
【0006】また、特開平8−76012号公報では、
物体側から順に、正レンズ群、負レンズ群、正レンズ
群、負レンズ群からなる撮影レンズで、近距離物体への
フォーカシングに際し、第1レンズを像面に対し固定
し、第2レンズ群、第3レンズ群および第4レンズ群を
移動させる方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−179308号公報も含めてフローティングを採
用したマクロレンズのほとんどはレンズ全体を繰り出す
方法を採用している。フォーカシングの際に移動させる
レンズ群が大型であると、モータ等の電気的駆動手段で
レンズ群を駆動するオートフォーカスカメラではモータ
の駆動負荷が大きくなり、高速なフォーカスが難しくな
る。
【0008】特登録2556986号や特開平4−11
0811号公報に開示された構成では、第1レンズ群に
比べ重量の軽い第2、第3レンズ群を移動させるためオ
ートフォーカスに有利な構成となっているが、無限遠物
体から等倍付近にいたるフォーカシング領域全域におい
て良好な像性能を得るためには、更なる収差補正が求め
られる。
【0009】特開平8−76012号公報に開示された
構成では、等倍付近までの近距離物体に対する撮影は実
現していない。
【0010】本発明は、無限遠物体から等倍率付近の近
距離物体に至る広範囲の物体距離に対してフォーカシン
グが可能で、フォーカシング領域全域において良好な像
性能が得られる撮影レンズの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の撮影レンズは、物体側より順に、正の屈折
力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈
折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群を有
し、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際
し、第1レンズ群を固定とし、第2レンズ群を像側へ移
動させ、第3レンズ群を物体側へ移動させ、第4レンズ
群を物体側に凸状の軌跡を含むよう移動させることを特
徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の撮影レンズは、写真
用カメラや、ビデオカメラ、ビデオスチルカメラ等の画
角24°程度、Fナンバー2.8程度の口径比を有した
撮影レンズに好適に用いられるものである。図1〜図5
は、それぞれ後述の数値実施例1〜5(本実施形態)の
撮影レンズのレンズ断面図である。図1(A)〜図5
(A)は無限遠物体に対する合焦時の状態、図1(B)
〜図5(B)は近距離物体(等倍率)に対する合焦時の
状態を示している。
【0013】図中、L1は正の屈折力の第1レンズ群、
L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の
第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群であ
る。また、SPは絞り(開口絞り)、FCは不要光をカ
ットするためのフレアカット絞り、IPは銀塩フィルム
や撮像素子等が配置される像面である。
【0014】第1レンズ群L1は最も物体側に正レンズ
を有し、更に詳細に述べると、物体側より順に、両凸正
レンズ、両凸正レンズと両凹負レンズを貼り合わせた接
合レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス正レンズに
より構成されている。
【0015】第2レンズ群L2は接合レンズを有し、更
に詳細に述べると、物体側より順に、負レンズ(像側に
凹面を向けたメニスカス負レンズ又は両凹負レンズ)、
両凹負レンズと正レンズ(物体側に凸面を向けたメニス
カス正レンズ又は両凸正レンズ)を貼り合わせた接合レ
ンズにより構成されている。
【0016】第3レンズ群L3は接合レンズを有し、更
に詳細に述べると、物体側より順に、両凸正レンズ、両
凸正レンズと負レンズ(両凹負レンズ又は物体側に凹面
を向けたメニスカス負レンズ)を貼り合わせた接合レン
ズにより構成されている。
【0017】第4レンズ群L4は、像側に凸面を向けた
メニスカス正レンズと両凹レンズを貼り合わせた接合レ
ンズ、又は物体側より順に両凹負レンズ、物体側に凸面
を向けたメニスカス正レンズにより構成されている。
【0018】数値実施例1〜5の撮影レンズにおいて、
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際し、
図中矢印にて示すように、第1レンズ群L1を固定と
し、第2レンズ群L2を像側へ移動させ、第3レンズ群
を物体側へ移動させ、第4レンズ群を物体側に凸状の軌
跡を含むように、すなわち、無限遠物体から所定の中間
距離物体までは物体側に移動させ、所定の中間距離物体
から近距離物体へは像側に移動させる軌跡を含んでい
る。絞りSPはフォーカシングに際して固定である。数
値実施例1,2,4(図1,2,4)において、フレア
カット絞りFCはフォーカシングに際して固定である
が、数値実施例3,5(図3,5)では第3レンズ群L
3と一体的に移動する。
【0019】本実施形態の撮影レンズでは、フォーカシ
ングに際して、重量の重い第1レンズ群L1を固定し、
比較的重量の軽い第2,3,4レンズ群L2,L3,L
4を移動させることによって、レンズ駆動の点でオート
フォーカスに有利な構成となっている。また、多群移動
によって高い撮影倍率を確保すると共に、収差補正を容
易にしている。フォーカシング中に移動する第2,3レ
ンズ群L2,L3は主に変倍作用に寄与し、第4レンズ
群L4は主に像面補正に寄与する。像面被写体(物体)
が近づくに伴い第2レンズ群L2を像側に、第3レンズ
群L3を物体側にそれぞれ移動させることで変倍作用を
増大させる作用を担っている。
【0020】このような構成により、本実施形態の撮影
レンズは、無限遠から等倍率付近の近距離に至る広範囲
の距離の物体に対するフォーカシング(焦点合わせ)を
可能とし、またフォーカシング領域全域において良好な
像性能を得ている。
【0021】特に、第1レンズ群L1の最も物体側に正
レンズを配することによって、主点位置を物体側に近づ
けることができ、より長いワーキングディスタンスを確
保している。また、絞りSPをフォーカシング中像面に
対し固定することで、メカ構造が簡便となると共に、そ
の位置を第2レンズ群L2及び第3レンズ群L3の中間
にとることで、近距離物体(等倍率)撮影時においても
十分な光量を確保すると共にコンパクトでありながら口
径比を小さくした明るい撮影レンズを実現している。更
に、第2,3レンズ群L2,L3中に含まれる接合レン
ズの貼り合わせ面によって、各群自体がもつ色収差の絶
対値を小さく抑えることができ、フォーカシングにとも
なう収差変動を良好に補正している。
【0022】更に本発明の撮影レンズにおいて、以下の
条件式(1)〜(6)のうちの少なくとも1つを満足す
ることが好ましい。
【0023】 0.4<f1/f< 0.8 (1) −0.6<f2/f< −0.3 (2) 0.3<f3/f< 0.6 (3) −1.8<f4/f< −0.5 (4) 0.3<Δs2/|Δs3|<2.0 (5) 1.35< β4∞ < 2.5 (6) ここで、f:全系の焦点距離 f1:第1レンズ群の焦点距離 f2:第2レンズ群の焦点距離 f3:第3レンズ群の焦点距離 f4:第4レンズ群の焦点距離 Δs2:無限遠物体から近距離物体へフォーカシングし
たときの第2レンズ群の移動量(像側への移動を正とす
る) Δs3:無限遠物体から近距離物体へフォーカシングし
たときの第3レンズ群の移動量(像側への移動を正とす
る) β4∞:無限遠物体にフォーカシングしたときの第4レ
ンズ群の横倍率
【0024】各条件式の技術的な意味について、以下に
説明する。
【0025】条件式(1)は第1レンズ群のパワーに関
するものである。条件式(1)の下限値を超えると、第
1レンズ群のパワーが強くなりコンパクト化には有利で
あるが、近距離物体撮影時での球面収差、色収差による
収差変動を補正することが困難となる。逆に上限値を超
えると収差補正には有利であるが、コンパクト化を実現
しがたい。
【0026】条件式(2)は第2レンズ群のパワーに関
するものである。条件式(2)の下限値を超えて第2レ
ンズ群のパワーが強くなると、フォーカシング時の移動
量を小さくできるが、第2レンズ群を通過した光線の発
散作用が強まり、第3レンズ群の径が大きくなるためオ
ートフォーカスに不利な構成となる。また第2レンズ群
自体の収差も増大するためフォーカシング時の収差変動
を補正することが困難である。逆に上限値を超えると収
差補正には有利となるが、フォーカシング時の移動量が
増大するとともに、高い撮影倍率を得ることが困難とな
る。
【0027】条件式(3)は第3レンズ群のパワーに関
するものである。条件式(3)の下限値を超えて第3レ
ンズ群のパワーが強くなると、フォーカシング時の移動
量の点では有利となるが、相対的に第2レンズ群の発散
作用が強まり第3レンズ群の径が大となり、やはりオー
トフォーカスに不向きとなる。また上限値を超えて第3
レンズ群のパワーが弱くなると相対的に第2レンズ群の
負のパワーも弱まり、高い撮影倍率を得るには大きな移
動スペースを要する。
【0028】条件式(4)は第4レンズ群のパワーに関
するものである。条件式(4)の下限値を超えて第4レ
ンズ群のパワーが弱くなると、像面補正のために要する
移動量が大きくなり、レンズ全長が大きくなりコンパク
ト化に不利となる。また上限値を超えて第4レンズ群の
パワーが強くなると、移動スペースの点では有利となる
が第4レンズ群自体で発生する収差が増大し、補正が容
易でなくなる。
【0029】条件式(5)はフォーカシングに伴う第2
レンズ群および第3レンズ群の移動量に関するものであ
る。下限値を超えて第2レンズ群の移動量が第3レンズ
群の移動量に比して小さくなると、第2レンズ群のパワ
ーを増大しなければならず、発散成分が強くなるととも
に第3レンズ群の移動量が大きくなるため、撮影面周辺
での光量を得るためには第3レンズ群径の増大を招く。
また上限値を超えて第2レンズ群の移動量が第3レンズ
群の移動量に比して大きくなると、第3レンズ群のパワ
ーの増大、第2レンズ群のパワーの減少となり、第2レ
ンズ群、第3レンズ群で発生する収差のキャンセルが困
難となる。
【0030】条件式(6)は無限遠物体にフォーカシン
グしたときの第4レンズ群の横倍率に関するものであ
る。下限値を超えて第4レンズ群の横倍率が小さくなる
と、高い撮影倍率を得るために他のレンズ群の変倍分担
を大きくしなければならず、よって各レンズ群のパワー
を増大させる必要があり、収差補正が困難となる。また
上限値を超えて第4レンズ群の横倍率が大きくなると、
他のレンズ群の変倍分担は軽減できるが、第4レンズ群
自体のパワーを増大させるかあるいは移動量を増大しな
ければならす、収差補正およびコンパクト化に不利にな
る。
【0031】次に数値実施例1〜5の撮影レンズの数値
データを示す。数値データ中、riは物体側より第i番
目のレンズ面の曲率半径、diは物体側より第i番目の
レンズ厚又は空気間隔、niとνiは第i番目のレンズ
の屈折率とアッベ数である。f,FNo,2ωはそれぞ
れ無限遠物体に対する合焦時の全系の焦点距離、Fナン
バー、画角である。
【0032】図6〜10に、それぞれ数値実施例1〜5
の撮影レンズの諸収差図を示す。図6(A)〜図10
(A)は、それぞれ数値実施例1〜5の撮影レンズの無
限遠物体に対する合焦時の諸収差図であり、図6(B)
〜図10(B)は近距離物体に対する合焦時の諸収差図
である。各収差図において、dはd線、gはg線、Sは
サジタル像面、Mはメリディオナル像面である。
【0033】また、前述の条件式(1)〜(6)の各数
値実施例の数値との関係を表−1に示す。
【0034】
【外1】
【0035】
【外2】
【0036】
【外3】
【0037】
【外4】
【0038】
【外5】
【0039】
【表1】
【0040】次に、前述の数値実施例1〜5に示した撮
影レンズを用いたカメラ(撮影装置)の実施形態につい
て、図11を用いて説明する。
【0041】図11において、10はレンズ鏡筒であ
り、実施例1〜5に示した撮影レンズ11を有してい
る。20はカメラ本体であり、撮影レンズ11によって
取り込まれた光束を上方に反射するミラー21、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成される焦点板22、焦
点板22からの光束を正立像に変換するペンタダハプリ
ズム23、焦点板22上に形成された被写体像を観察す
るための接眼レンズ24等を有している。図11は、観
察状態(撮影待機状態)を表す図であるが、不図示のレ
リーズボタンを撮影者が操作することにより、ミラー2
1が図示の光路中から退避し、銀塩フィルム25上に被
写体像が取り込まれる。
【0042】このように、実施例1〜5に示した撮影レ
ンズをカメラに用いることにより、無限遠物体から等倍
率付近の近距離物体に至る広範囲の物体距離に対するフ
ォーカシングを可能とし、またフォーカシング領域全域
において良好な像性能が得られるカメラを実現できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無限遠物体から等倍率付近の近距離物体に至る広範囲の
物体距離に対してフォーカシングが可能で、フォーカシ
ング領域全域において良好な像性能が得られる撮影レン
ズを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】数値実施例1の撮影レンズのレンズ断面図であ
る。
【図2】数値実施例2の撮影レンズのレンズ断面図であ
る。
【図3】数値実施例3の撮影レンズのレンズ断面図であ
る。
【図4】数値実施例4の撮影レンズのレンズ断面図であ
る。
【図5】数値実施例5の撮影レンズのレンズ断面図であ
る。
【図6】数値実施例1の撮影レンズの諸収差図である。
【図7】数値実施例2の撮影レンズの諸収差図である。
【図8】数値実施例3の撮影レンズの諸収差図である。
【図9】数値実施例4の撮影レンズの諸収差図である。
【図10】数値実施例5の撮影レンズの諸収差図であ
る。
【図11】数値実施例1〜5の撮影レンズを用いた撮影
装置の要部概略図である。
【符号の説明】
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群 L4 第4レンズ群 SP 絞り FC フレアカット絞り IP 像面

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
    ズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レ
    ンズ群、負の屈折力の第4レンズ群を有し、無限遠物体
    から近距離物体へのフォーカシングに際し、前記第1レ
    ンズ群を固定とし、前記第2レンズ群を像側へ移動さ
    せ、前記第3レンズ群を物体側へ移動させ、前記第4レ
    ンズ群を物体側に凸状の軌跡を含むよう移動させること
    を特徴とする撮影レンズ。
  2. 【請求項2】 前記第1レンズ群は、最も物体側に正レ
    ンズを有することを特徴とする請求項1記載の撮影レン
    ズ。
  3. 【請求項3】 前記第2レンズ群と第3レンズ群の間に
    開口を決める絞りを有し、フォーカシングに際し、該絞
    りを固定とすることを特徴とする請求項1,2記載の撮
    影レンズ。
  4. 【請求項4】 不要光をカットするためのフレアカット
    絞りを有することを特徴とする請求項1乃至3記載の撮
    影レンズ。
  5. 【請求項5】 前記フレアカット絞りは、前記第2レン
    ズ群と第3レンズ群の間に配されることを特徴とする請
    求項4記載の撮影レンズ。
  6. 【請求項6】 フォーカシングに際し、前記フレアカッ
    ト絞りは前記第3レンズ群と一体的に移動することを特
    徴とする請求項5記載の撮影レンズ。
  7. 【請求項7】 前記第2レンズ群は接合レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6記載の撮影レンズ。
  8. 【請求項8】 前記第3レンズ群は接合レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の撮影レンズ。
  9. 【請求項9】 全系の焦点距離をf、前記第1レンズ群
    の焦点距離をf1とするとき、 0.4<f1/f< 0.8 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至8記
    載の撮影レンズ。
  10. 【請求項10】 全系の焦点距離をf、前記第2レンズ
    群の焦点距離をf2とするとき、 −0.6<f2/f< −0.3 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至9記
    載の撮影レンズ。
  11. 【請求項11】 全系の焦点距離をf、前記第3レンズ
    群の焦点距離をf3とするとき、 0.3<f3/f< 0.6 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至10
    記載の撮影レンズ。
  12. 【請求項12】 全系の焦点距離をf、前記第4レンズ
    群の焦点距離をf4とするとき、 −1.8<f4/f< −0.5 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至11
    記載の撮影レンズ。
  13. 【請求項13】 像側への移動を正とし、無限遠物体か
    ら近距離物体へフォーカシングしたときの前記第2レン
    ズ群の移動量をΔs2、前記第3レンズ群の移動量をΔ
    s3とするとき、 0.3<Δs2/|Δs3|<2.0 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至12
    記載の撮影レンズ。
  14. 【請求項14】 無限遠物体にフォーカシングしたとき
    の前記第4レンズ群の横倍率をβ4∞とするとき、 1.35< β4∞ < 2.5 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至13
    記載の撮影レンズ。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14記載の撮影レンズを
    有することを特徴とする撮影装置。
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