JP2005148437A - 変倍光学系 - Google Patents
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Abstract
【目的】正、負、正、正の4群構成からなり、第3群を正の第3a群、負の第3b群、第3c群から構成し、第3b群を用いて撮影画像のブレを補正する変倍光学系により、レンズ系およびその駆動系を小型化し、諸収差を良好に補正して安定した撮影画像を得る。
【構成】物体側から順に、変倍および合焦に際して固定の正の第1レンズ群G1、変倍機能を備えた負の第2レンズ群G2、正の第3レンズ群G3、変倍による像面変動の補正機能および合焦機能を備えた正の第4レンズ群G4を配設する。第3レンズ群G3は、物体側から順に、正の第3aレンズ群(第7レンズL7)、負の第3bレンズ群(第8レンズL8)および第3cレンズ群(第9レンズL9)を配設してなり、第3bレンズ群(第8レンズL8)を光軸Xと直交する方向に移動させて変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正する。
【選択図】 図1
【構成】物体側から順に、変倍および合焦に際して固定の正の第1レンズ群G1、変倍機能を備えた負の第2レンズ群G2、正の第3レンズ群G3、変倍による像面変動の補正機能および合焦機能を備えた正の第4レンズ群G4を配設する。第3レンズ群G3は、物体側から順に、正の第3aレンズ群(第7レンズL7)、負の第3bレンズ群(第8レンズL8)および第3cレンズ群(第9レンズL9)を配設してなり、第3bレンズ群(第8レンズL8)を光軸Xと直交する方向に移動させて変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、防振機能を有する変倍光学系に関し、詳しくは、変倍光学系の一部のレンズ群を光軸と垂直方向に移動させることにより、変倍光学系が振動(傾動)した際に生じる撮影画像のブレを光学的に補正して静止画像を得るようにした写真用カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ、および3−CCD対応の電子カメラ等に好適に用いられる変倍光学系に関するものである。
移動する自動車等の移動物体上からの撮影や、シャッタースピードが遅い条件下における手持ち撮影では、撮影光学系に振動が伝わって手振れとなって撮影画像にブレが生じる。
従来、撮影光学系の振動に伴う撮影画像のブレを防止する機能を有した防振光学系が種々提案されている。
このような防振光学系として、最も被写体側に屈折型可変頂角プリズムを配設し、このプリズムの頂角を変化させることにより画像を偏向させて画像の安定化を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、撮影光学系の一部のレンズ群を光軸と直交する方向に移動させることにより画像の安定化を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載された技術は、物体側より順に、変倍および合焦の際に固定され、正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍機能を備えた負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、および変倍により変動する像面を補正する補正機能と合焦機能の双方の機能を備えた正の屈折力を有する第4レンズ群からなり、第3レンズ群は、負の屈折力を有する第31レンズ群および正の屈折力を有する第32レンズ群を有し、第32レンズ群を光軸と垂直方向に移動させることにより変倍光学系が振動した際の撮影画像のブレを補正するようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、屈折型可変頂角プリズムを利用して防振を行っているため、特に望遠側において防振時に偏心倍率色収差の発生量が多くなるという問題があった。
また、上記特許文献2に記載された技術では、第3レンズ群のレンズ構成として、負の屈折力を有するレンズを先行させているため、防振を行う際に移動させる第32レンズ群へ入射する際の光束径が拡がることから、該第32レンズ群のレンズ外径が大きくなってしまい、レンズ系が大型化するとともにレンズの駆動系への負担が増大するという問題があった。
特に、近年の電子スチルカメラは小型化が進んでいるため、レンズ系およびその駆動系をさらに小型化する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、レンズ系およびその駆動系を小型化するとともに、諸収差を良好に補正して安定した撮影画像を得ることが可能な防振機能を有する変倍光学系を提供することを目的とする。
上述した目的を達成し得る本発明の変倍光学系は、物体側から順に、変倍および合焦に際して固定されるとともに正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍機能を備えた負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、および変倍による像面変動の補正機能と合焦機能とを備えた正の屈折力を有する第4レンズ群を配設してなる変倍光学系であって、
前記第3レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第3aレンズ群、負の屈折力を有する第3bレンズ群、および1枚のレンズからなる第3cレンズ群を配設してなり、
前記第3bレンズ群を光軸と直交する方向に移動させて前記変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正することを特徴とするものである。
前記第3レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第3aレンズ群、負の屈折力を有する第3bレンズ群、および1枚のレンズからなる第3cレンズ群を配設してなり、
前記第3bレンズ群を光軸と直交する方向に移動させて前記変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正することを特徴とするものである。
また、本発明の変倍光学系は、前記構成に加えて、下記条件式(1)および(2)を満足してなることが好ましい。
3.5<f3/fw<8.0 ・・・ (1)
0.8<|f3b/f3|<1.2 ・・・ (2)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
0.8<|f3b/f3|<1.2 ・・・ (2)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
また、本発明の変倍光学系は、前記構成に加えて、前記第3aレンズ群と前記第3bレンズ群は、それぞれ少なくとも1面の非球面を有することが好ましい。
また、本発明の変倍光学系は、前記構成に加えて、前記第3aレンズ群と前記第3bレンズ群は、それぞれ1枚のレンズからなることが好ましい。
本発明の変倍光学系によれば、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、および正の屈折力を有する第4レンズ群を配設し、第3レンズ群では、最も物体側に配設された第3aレンズ群に正の屈折力を持たせ、物体側から第2番目に配設された第3bレンズ群に負の屈折力を持たせ、この第3bレンズ群を光軸と直交する方向に移動させることにより、変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正する構成となっている。
したがって、正の屈折力を有する第3aレンズ群を通過して第3bレンズ群に入射する際の光束径が小さくなるので、第3bレンズ群のレンズ径を小さくすることができる。また、レンズ径を小さくすることができる第3bレンズ群を光軸と直交する方向に移動させて撮影画像のブレを補正しているため、レンズの駆動系も小型化することができ、駆動系の負担を軽減するとともに、変倍光学系全体としても小型化を達成することができる。
また、所定の条件式(1)および(2)を満足することにより、変倍光学系を小型化し、十分なバックフォーカスを確保し、さらに防振時における画像を安定化することができる。
また、第3aレンズ群および第3bレンズ群を、それぞれ少なくとも1面の非球面を有して構成することにより、第3aレンズ群および第3bレンズ群のレンズ構成を簡略化することができる。これにより、レンズの駆動系および変倍光学系全体をさらに小型化することができる。さらに、防振後の偏心コマ収差の発生を低減することができるので、防振時における画像をさらに安定化することができる。
また、第3aレンズ群および第3bレンズ群を、それぞれ1枚のレンズから構成することにより、レンズの駆動系および変倍光学系全体をさらに小型化することができる。
以下、本発明の変倍光学系の代表的な実施形態について、図1に示す実施例1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る変倍光学系のレンズ構成図である。また、下段には、広角端から望遠端に至る各レンズ群の移動軌跡を示してある。なお、第4レンズ群の移動軌跡のうち、実線は無限遠物体距離における移動軌跡を示し、破線は有限物体距離における移動軌跡を示す。
図1は、本発明の実施例1に係る変倍光学系のレンズ構成図である。また、下段には、広角端から望遠端に至る各レンズ群の移動軌跡を示してある。なお、第4レンズ群の移動軌跡のうち、実線は無限遠物体距離における移動軌跡を示し、破線は有限物体距離における移動軌跡を示す。
本発明の実施形態に係る変倍光学系は、図1に示すように、物体側から順に、変倍および合焦に際して固定されるとともに正の屈折力を有する第1レンズ群G1、変倍機能を備えた負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、および変倍による像面変動の補正機能と合焦機能とを備えた正の屈折力を有する第4レンズ群G4を配設してなる。
また、第3レンズ群G3の物体側には絞り3が配設されており、第4レンズ群G4と結像面(CCD撮像面)との間には、ローパスフィルタや赤外線カットフィルタを含むフィルタ部2が配されている。
この変倍光学系では、第2レンズ群G2を光軸Xに沿って移動させることにより、全系の焦点距離fを変化させるとともに、第4レンズ群G4を光軸Xに沿って移動させることにより、変倍による像面変動の補正と合焦を行い、光束を結像面1上に効率よく収束させるようにしている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズL1、両凸の第2レンズL2、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズL3からなり、第1レンズL1および第2レンズL2は互いにレンズ面が接合された接合レンズとなっている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹の第4レンズL4、両凹の第5レンズL5、および物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第6レンズL6からなり、第5レンズL5および第6レンズL6は互いにレンズ面が接合された接合レンズとなっている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸の第7レンズL7、両凹の第8レンズL8、および物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状(実施例2では物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状)の第9レンズL9よりなる。なお、第7レンズL7により第3aレンズ群を構成し、第8レンズL8により第3bレンズ群を構成し、第9レンズL9により第3cレンズ群を構成する。
この第3レンズ群G3では、第3bレンズ群を構成する第8レンズL8を光軸と直交する方向に移動させることにより、変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正するようになっている。
具体的には、予めカメラ等に内蔵させた記憶装置に、手振れを補正するための第3bレンズ群(第8レンズL8)の軸ずらし量を記憶させておき、カメラ側に配設されている角速度センサを用いて手振れ量を検知し、変倍光学系に配設したアクチュエータを用いて手振れ量に対応する軸ずらし量だけ第3bレンズ群(第8レンズL8)を光軸と直交する方向に移動させる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第10レンズL10、両凸の第11レンズL11、および像側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第12レンズL12からなり、第10レンズL10および第11レンズL11は互いにレンズ面が接合された接合レンズとなっている。
また、第7レンズL7、第8レンズL8および第12レンズL12の両面は、下記非球面式により表される非球面形状とされている。
本発明の実施形態に係る変倍光学系では、第3レンズ群G3をさらに3つのレンズ群に分割して正レンズと負レンズとの組合せとすることにより、色収差を減少させ、ペッツバール和を最適化して像面湾曲を減少させることができる。
また、第3レンズ群G3において、第3aレンズ群(第7レンズL7)を正レンズとすることにより、第3レンズ群G3の主点位置を像から離してレンズ全長を短くすることができる。
また、第3レンズ群G3において、第3aレンズ群(第7レンズL7)を正レンズとするとともに、第3bレンズ群(第8レンズL8)を負レンズとすることにより、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔を確保することができ、変倍時および合焦時における第4レンズ群G4の移動量を確保することができる。すなわち、第3aレンズ群(第7レンズL7)および第3bレンズ群(第8レンズL8)をともに正レンズとした場合には、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が短くなってしまい、変倍時および合焦時における第4レンズ群G4の移動量を確保することができなくなる。
また、第3レンズ群G3において、正の屈折力を有する第3aレンズ群(第7レンズL7)を通過して第3bレンズ群(第8レンズL8)に入射する際の光束径が小さくなるので、第3bレンズ群(第8レンズL8)のレンズ径を小さくすることができる。このため、第3bレンズ群(第8レンズL8)の駆動系も小型化することができ、駆動系の負担を軽減するとともに、変倍光学系全体としても小型化を達成することができる。
さらに、本発明の実施形態に係る変倍光学系は、下記条件式(1)および(2)を満足する。
3.5<f3/fw<8.0 ・・・ (1)
0.8<|f3b/f3|<1.2 ・・・ (2)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
0.8<|f3b/f3|<1.2 ・・・ (2)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
次に、上記条件式(1)および(2)の意義について説明する。
条件式(1)は、第3レンズ群G3の屈折力を規定するための条件式で、装置の小型化を図るとともにバックフォーカスを確保するために必要な条件式である。
条件式(1)は、第3レンズ群G3の屈折力を規定するための条件式で、装置の小型化を図るとともにバックフォーカスを確保するために必要な条件式である。
この条件式(1)において、f3/fwの値が下限を超えると第3レンズ群G3の屈折力が強まりレンズ全長の短縮化を図ることができるものの、十分なバックフォーカスを確保することが困難となる。一方、f3/fwの値が上限を超えると第3レンズ群G3の屈折力が弱まりバックフォーカスを確保することができるものの、レンズ全長が長くなってしまい装置の小型化を達成することが困難となる。
条件式(2)は、防振時に移動させる第3bレンズ群(第8レンズL8)の屈折力を規定するための条件式で、防振時における画像の安定化に必要な条件式である。
この条件式(2)において、f3b/f3の絶対値が下限を超えると第3bレンズ群(第8レンズL8)の屈折力が強まって防振時の偏心感度が高くなり、防振後の画質が低下してしまう。一方、f3b/f3の絶対値が上限を超えると第3bレンズ群(第8レンズL8)の屈折力が強まって防振時における第3bレンズ群(第8レンズL8)の移動シフト量が増大し、装置が大型化してしまう。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る変倍光学系の具体的構成について説明する。
実施例1に係る変倍光学系は、上述したレンズ構成を備えている。
以下、本発明の実施例1に係る変倍光学系の具体的構成について説明する。
実施例1に係る変倍光学系は、上述したレンズ構成を備えている。
実施例1に係る変倍光学系に関する各数値を下記表1に示す。
表1の第1段目に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下、これらを総称して軸上面間隔という)D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値を示す。
なお、表中の数字は物体側からの順番を表すものである(表2において同じ)。
表1の第1段目に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下、これらを総称して軸上面間隔という)D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値を示す。
なお、表中の数字は物体側からの順番を表すものである(表2において同じ)。
また、表1の第2段目に、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端(f=8.11mm)、および望遠端(f=44.99mm)の各位置におけるD5、D10、D17、およびD22の可変範囲の値を示す。
また、表1の第3段目に、広角端(f=8.11mm)および望遠端(f=44.99mm)の各位置における焦点距離f(mm)、FNOおよび画角2ωの値を示す。
また、表1の第4段目に、上記非球面式に示される非球面の各定数KA、A4、A6、A8、A10の値を示す。
さらに、表1の第5段目に、前述した条件式(1)および(2)の値を示す。本実施例においては、前述した条件式(1)および(2)はともに満足されている。
図2は上記実施例1に係る変倍光学系の広角端(f=8.11mm)および望遠端(f=44.99mm)の各位置における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、各球面収差図には、615nm、587.6nm、460nmにおける収差が示されており、各非点収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている(図3についても同じ)。
この図2から明らかなように、実施例1に係る変倍光学系によればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
<実施例2>
実施例2に係る変倍光学系は、実施例1のものと略同様のレンズ構成を備えている。なお、実施例1とは、主として第9レンズL9が物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状である点で異なっている。
実施例2に係る変倍光学系は、実施例1のものと略同様のレンズ構成を備えている。なお、実施例1とは、主として第9レンズL9が物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状である点で異なっている。
実施例2に係る変倍光学系に関する各数値を下記表2に示す。
表2の第1段目に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値を示す。
表2の第1段目に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値を示す。
また、表2の第2段目に、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端(f=8.13mm)、および望遠端(f=45.08mm)の各位置におけるD5、D10、D17、およびD22の可変範囲の値を示す。
また、表2の第3段目に、広角端(f=8.13mm)および望遠端(f=45.08mm)の各位置における焦点距離f(mm)、FNOおよび画角2ωの値を示す。
また、表2の第4段目に、上記非球面式に示される非球面の各定数KA、A4、A6、A8、A10の値を示す。
さらに、表2の第5段目に、前述した条件式(1)および(2)の値を示す。本実施例においては、前述した条件式(1)および(2)はともに満足されている。
図3は上記実施例2に係る変倍光学系の広角端(f=8.13mm)および望遠端(f=45.08
mm)の各位置における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
を示す収差図である。なお、各球面収差図には、615nm、587.6nm、460nmにおける収差が示されており、各非点収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている。
mm)の各位置における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
を示す収差図である。なお、各球面収差図には、615nm、587.6nm、460nmにおける収差が示されており、各非点収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている。
この図3から明らかなように、実施例2に係る変倍光学系によればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
G1〜G4 レンズ群
L1〜L12 レンズ
R1〜R24 レンズ面等
D1〜D23 軸上面間隔
X 光軸
1 結像面
2 フィルタ部
3 絞り
L1〜L12 レンズ
R1〜R24 レンズ面等
D1〜D23 軸上面間隔
X 光軸
1 結像面
2 フィルタ部
3 絞り
Claims (4)
- 物体側から順に、変倍および合焦に際して固定されるとともに正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍機能を備えた負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、および変倍による像面変動の補正機能と合焦機能とを備えた正の屈折力を有する第4レンズ群を配設してなる変倍光学系であって、
前記第3レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第3aレンズ群、負の屈折力を有する第3bレンズ群、および1枚のレンズからなる第3cレンズ群を配設してなり、
前記第3bレンズ群を光軸と直交する方向に移動させて前記変倍光学系の振動に伴う撮影画像のブレを補正することを特徴とする変倍光学系。 - 下記条件式(1)および(2)を満足してなることを特徴とする請求項1記載の変倍光学系。
3.5<f3/fw<8.0 ・・・ (1)
0.8<|f3b/f3|<1.2 ・・・ (2)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離 - 前記第3aレンズ群と前記第3bレンズ群は、それぞれ少なくとも1面の非球面を有することを特徴とする請求項1または2記載の変倍光学系。
- 前記第3aレンズ群と前記第3bレンズ群は、それぞれ1枚のレンズからなることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項記載の変倍光学系。
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