JP2000230695A - 複数潤滑部位用潤滑装置 - Google Patents

複数潤滑部位用潤滑装置

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JP2000230695A
JP2000230695A JP2000027025A JP2000027025A JP2000230695A JP 2000230695 A JP2000230695 A JP 2000230695A JP 2000027025 A JP2000027025 A JP 2000027025A JP 2000027025 A JP2000027025 A JP 2000027025A JP 2000230695 A JP2000230695 A JP 2000230695A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が大幅に簡素化されると共に制御が簡素
化された潤滑装置及び潤滑方法を提供すること。 【解決手段】 複数個の潤滑部位用潤滑装置、特に、編
機の潤滑剤供給用潤滑装置は、同時に分配装置7bとし
ても使用されるポンプ装置7aが設けられる。このポン
プ装置7aは制御溝25を備えたピストン21とシリン
ダ8とを有する。シリンダ8は1個の入口と、シリンダ
壁に分布した複数個の出口とを有する。ピストン21の
制御溝がどの出口に整合されるかによって、潤滑部位が
選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、望ましくは、潤滑
剤(油)による複数潤滑部位用潤滑装置、特に、編機の
複数の潤滑部位への潤滑剤供給用潤滑装置であって、シ
リンダ内に軸方向へ移動可能に支承されたピストンを有
し潤滑剤を送給するためのポンプ装置と、分配装置とを
有し、分配装置がピストンから送給された潤滑剤を分配
装置から導出された複数個の管のグループに導くように
なっているものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、編機では、編針駆動装置を継続
的に潤滑することが必要である。このことは針床又はシ
リンダの針案内等にも同様に当てはまる。近代的高速編
機では規則的な潤滑が完全に行われることが極めて重要
であり、潤滑部位に油を確実に供給しなければならな
い。潤滑が停止すると、通常、摩耗が増加し、直ちに編
機に故障が生じる。他方、潤滑は控えめに行なわなけれ
ばならない。潤滑油が潤滑部位へ過剰に供給されること
は好ましくない。そこで、編機には、中央部から適宜な
管を経て油を各潤滑部位に圧送するいわゆる圧力注油装
置又は強制潤滑システムを装備するものがある。
【0003】そのために複数個の潤滑部位へ計量された
潤滑を行う潤滑装置が欧州特許第0499810号で知
られている。潤滑装置はピストンポンプを収容した潤滑
剤槽を有する。ポンプの出口を潤滑剤管群の中から選択
されたそれぞれ1本の潤滑剤管に接続するために、ピス
トンポンプの出口は電動式分配弁に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に基づき本発明の
課題は、簡素化された潤滑装置を提供することである。
また、本発明の課題は、改善された潤滑方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、複数の潤滑
部位、特に、編機の複数の潤滑部位への潤滑剤供給用潤
滑装置で、シリンダ内に軸方向へ移動可能に支承された
ピストンを有し潤滑剤を送給するためのポンプ装置と、
分配装置とを有し、分配装置はピストンから送給された
潤滑剤を分配装置から導出される複数個の管のグループ
に導くようになっているものにおいて、分配装置をポン
プ装置の一部として構成することによって達成される。
この課題は、また、少なくとも1個のポンプにより管を
経て行なう機械の潤滑部位の潤滑方法を、潤滑剤を該ポ
ンプによって該管を経て該潤滑部位へ間欠的に送給し、
ポンプによって単数個又は複数個の該管に時間的に変動
する圧力を作用して1個又は複数個の潤滑部位へ潤滑剤
を供給するように構成して達成される。
【0006】本発明に係る潤滑装置においては、ポンプ
が送り出す潤滑剤(潤滑油)を選択された管に分岐さ
せ、この潤滑剤(潤滑油)を選択された潤滑部位に供給
することができる分配装置が設けられている。この場
合、分配装置とポンプ装置とは1つのユニットに統合さ
れている。このような統合をすることによって、潤滑装
置の構造が大幅に簡素化される。また、潤滑装置の制御
を簡素化することができる。
【0007】ポンプは、ピストンポンプとして構成さ
れ、シリンダの内を軸方向に移動可能なピストンを有す
る。ピストンは、シリンダと共に、ポンプ機構として利
用される。また、シリンダとピストンは制御機構として
構成されている。そのために、ピストンはシリンダ内に
回転可能に担持され、シリンダに形成されたコントロー
ルスリット又は出口に対応する制御面又は制御通路(制
御溝)を有している。ピストンは外周面に少なくとも1
個の制御通路(制御溝)を備えることができる。制御通
路(制御溝)はピストンの回転位置を適宜に調整するこ
とによって出口通路の少なくとも1つに整合させること
ができる。必要ならば制御通路(制御溝)は複数個の出
口通路に整合できるように配列することもできる。その
場合、ピストンの1ストロークの間、ピストンによって
シリンダ内に定められる作用室が選択された出口通路に
連通するように、制御通路と出口通路が配列される。か
くして、ピストンが押し出す全油容積を出口通路に送る
ことができる。このように構成されたピストンポンプは
ポンプ装置であると同時に分配装置でもある。
【0008】ポンプ装置−分配装置は、ピストンの回転
と直進とを行なわせる駆動装置に接続することができ
る。直進運動はポンプ運動であり、直進形駆動装置はポ
ンプ装置である。直進運動が行なわれない場合、ポンプ
が回転してもシリンダ内に容積変化を生じることはな
く、この回転運動によって出口通路が遮断されたり開放
されたりする制御が行われるだけである。従って、回転
駆動装置は分配駆動装置であり、その限りではピストン
は滑り弁(Steuerschieber)である。従って、ピストンを
回転することと直進することによって圧送と切換えとを
それぞれ独立に行なうことができる。このことは別個の
駆動装置によって行うことができるし、回転運動と直進
運動が可能な複合駆動装置によっても行なうこともでき
る。
【0009】ピストンを回転させるために、所望の回転
位置調整運動を行う回転機構としてステッピングモータ
を使用することが望ましい。出口通路を選択し、それと
共に潤滑部位を潤滑するために行なわれる回転位置調整
は、ステッピングモータで簡単に行うことができるから
である。しかも、このステッピングモータからピストン
の直進運動を導き出すこともできる。そのために、ピス
トンをクラッチ装置を介してステッピングモータに接続
するのが望ましい。これによって予め設定され又は設定
可能な回転遊びが行い得るようになり、この回転遊びの
範囲内での相対的回転運動が伝動手段により所望の直線
運動に変換される。ステッピングモータの代わりにその
他の制御モータ、例えば、サーボモータを用いることも
できる。
【0010】更に、直線運動を発生させるために、回転
遊びの回転角を利用することができる。そのために、ピ
ストンを任意の又は選定された回転位置に回転不能に保
持するがピストンの軸方向移動は阻止しない緊締装置に
ピストンを接続することが望ましい。例えば、この緊締
装置は、緊締部材(例えば、ロックピン)に係脱可能な
止め歯車で構成することができる。例えば、押出し形磁
石によって緊締部材を適宜に半径方向へ移動させてこの
係脱を行なうことが望ましい。ピストンを回転不能に保
持したときは、クラッチ装置の回転遊びの範囲内でステ
ッピングモータの回転が可能である。特に、直進装置
は、ピストンと回転装置との間の相対的回転運動をピス
トンの直線運動に変換する伝動装置で構成することが望
ましい。
【0011】止め歯車をラチェットホイールとして形成
した実施形態は特に寿命が長くかつ簡単である。ここ
で、緊締部材は、止め歯車を選択方向へ回転させる爪と
して作用する。更に、止め歯車を他方へ回転させるため
に、例えば、押出し形磁石によって爪を外すことができ
る。装置がこのように構成されているので、例えば、爪
を解除したりロックしたりするために、押出し形磁石を
極く少数回使用するだけで潤滑装置を正常に運転するこ
とができる。簡単で安価な押出し形磁石を使用するにも
関わらず、これによって長寿命が得られる。
【0012】伝動装置は互いに螺合し合う2個のねじ要
素で構成することができる。この場合、ねじ要素のピッ
チは、ピストンとステッピングモータ又はサーボモータ
とがクラッチ装置の回転遊びの範囲内で相対的回転運動
を行うとピストンが完全な1ストロークの工程を行うよ
うに設定されている。そして、回転装置乃至は制御モー
タとしてのステッピングモータ又はサーボモータが前進
回転・後退回転をすることによってピストンを往復動さ
せることができる。
【0013】必要ならば伝動手段として別の装置を使用
することもできる。例えば、回転駆動装置を所定の単一
の方向へ回転することによってピストンを往復運動させ
るカム伝動装置を設けることが望ましい。このようなカ
ム伝動装置は、ブッシュの壁部に形成された波形の環状
溝で構成することができ、この環状溝内を、ステッピン
グモータ又はサーボモータによって駆動される半径方向
に延出したピン又はフィンガ(指状突子)が移動するよ
うになっている。
【0014】直線運動を生じさせる伝動装置を予圧する
ことが望ましい。例えば、この予圧を、摺動し合う歯車
の歯面を接触させる磁石により行うことができる。この
ことは、特に、潤滑剤を適正に計量乃至は分配するのに
有利である。例えば、駆動装置の回転方向を逆転してピ
ストンの工程を往路行程から帰路行程へ切り換える場合
は、反転点を正確に定めて、誤った計量乃至は分配が避
けられる。
【0015】シリンダから出る出口通路と入口通路とに
はそれぞれ逆止弁を備えることが望ましい。これで、ポ
ンプ装置は他に制御手段を設けずに済む。逆止弁は掛け
られている差圧によって制御される自動弁であることが
望ましい。その他の弁制御装置は必要でない。
【0016】潤滑装置が正常に作動していることを監視
するために、ピストンのストロークを検出し監視するセ
ンサ装置が好都合である。この場合、ピストンが所定の
ストロークに達したか否かを監視すれば十分である。例
えば、潤滑路が詰まった場合は、ピストンはこの通路に
潤滑剤を圧送することができず動かなくなる。そこで、
ピストンはセンサ装置の切換え点に到達しない。センサ
装置はこのことを検出して、対応の機械の作動を停止す
る。
【0017】ポンプ装置、場合によっては使用される分
配装置及び接続された管の具体的な構造並びに接続され
た潤滑部位の数にかかわりなく、一つの潤滑パルスと次
の潤滑パルスとの間でポンプ圧を変えるようにすること
が望ましい。ポンプ駆動装置としてステッピングモータ
を使用する場合は、そのステップをそれぞれ微小ポンプ
パルスに変換することができ、この場合、そのパルス列
が潤滑パルスを構成する。微小ポンプパルス間の間隔
は、管の圧力が最小限界値を下回らないように設定する
ことが望ましい。最小圧(最小限界値)は、接続された
ノズルに必要な噴射圧よりやや小さいことが望ましい。
この圧力は、管に弾力(弾性)があってもこの管を予圧
状態に保つのに十分である。それによって特に少ない潤
滑剤量を計量乃至は供給し又は潤滑工程を時間的に引き
延ばすことが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を実
施形態に基づいて説明する。
【0019】図1に、本発明の一実施例の潤滑装置1を
示す。潤滑装置1に潤滑剤(又は潤滑液)、例えば、油
用の貯蔵槽2が設置されている。貯蔵槽2に分配−圧送
装置3が設けられ、所定の時点に所定の分量の潤滑剤
(又は潤滑液)を、外方へ延びる潤滑剤管(又は、潤滑
液管)5a乃至5l(5a,5b,5c,5e,5lが示
されている)のグループ4に供給するようになってい
る。
【0020】図1に概略示されている圧送−分配装置3
を図2に別個に示す。潤滑剤の供給と分配とのために、
ポンプ装置7aと分配装置7bとの両方の作動をするピ
ストンポンプ7が使用される。特に、図3及び7で明ら
かなように、ピストンポンプ7は、貫通孔9を有するシ
リンダ(シリンダ本体)8を含む。図2及び7で、貫通
孔9の下端部は、拡径部10を有する段付き孔として形
成されている。この拡径部10は、逆止弁12を収容す
るために使用される。この場合、入口弁(逆止弁)12
の弁体14を、例えば、拡径部10に対応して形成され
たねじ山にねじ込む。
【0021】弁体14は、弁閉鎖部材16を収容するた
めの貫通路15を備えている。弁閉鎖部材16の頭部
は、シリンダ本体8の、貫通孔9によって定められた内
室に指向している。必要ならば、図示しないばねが、弁
閉鎖部材を弁体14に形成された弁座に付勢することが
できる。
【0022】図3に示すように、シリンダ本体(シリン
ダ)8は複数個、本例では12個の半径方向孔(出口通
路)17(17a,17b,17c,17d,17e,
17f,17g,17h,17i,17j,17k及び
17l−これらをまとめて言う時は17で示す)を備え
ている。これらの半径方向孔17は貫通孔9に直角な共
通平面18に配列されている。半径方向孔17a乃至1
7lまでは順次に同じ各間隔で配列されており、他方、
半径方向孔17lと半径方向孔17aの間の間隔は半径
方向孔17a乃至17l間の等しい間隔よりやや大きく
なっている。半径方向孔17に図示しない逆止弁が挿設
され、流体流を外向きに、即ち、各半径方向孔17が形
成する出口通路を経て貫通孔9から外側へ通すが、逆方
向には通さないようになっている。
【0023】潤滑部位に通じる潤滑剤管5a乃至5lが
出口弁(出口)に接続されている。必要ならば分配装置
7bの反対側の各管5a乃至5lの端部にも逆止弁を設
けることができ、その場合は、半径方向孔17それぞれ
に接続ニップルがねじ込まれるだけである。
【0024】図2に示すように、貫通孔9に、外径が実
質的に貫通孔9の内径と一致するピストン21が挿入さ
れており、このピストン21は、作用室22と比較的密
に密封された状態で仕切られている貫通孔9に軸方向へ
移動可能かつ回転可能に設けられている。図7に示すよ
うに、ピストン21は円筒形の外周面23の他に、実質
的に平坦な端面(下端面)24を有する。制御溝25が
端面(下端面)24から出て中心軸26と平行に外周面
を延びている。この場合、制御溝25の長さは平面18
と図2に破線で示したピストン「上」死点27との間隔
にちょうど等しいか又はこれよりやや大きくなっている
ことが望ましい。作用室22が最小になった時、即ち、
図2でピストン21が最下位にある時、ピストン21の
端面(下端面)24が上死点27に到達する。
【0025】図3に示すように、制御溝25は、貫通孔
9の側壁の半径方向孔17の直径とほぼ一致する周範囲
で外周面23に沿って周方向に延びるように比較的狭く
形成されている。制御溝25の深さは、制御溝25内で
の流れ抵抗が半径方向孔17内における流れ抵抗よりも
あまり大きくならないように設定されている。
【0026】シリンダ8から突出するピストン21の端
部(上端部)は接続スリーブ29に嵌め込まれ、これに
ピン30によって止められている。また、接続スリーブ
29は別のピン31で操作棒32に接続されており、こ
の操作棒32は駆動装置33に導かれる。図7に示すよ
うに、操作棒32はクラッチハーフ34に回転不能かつ
軸方向不動に固着されている。クラッチハーフ34は、
平行に互いに間隔をおいて配列され軸方向に延びる2個
の側板35,36を有する。これらの側板35,36間
に特に図6に示すような窓37,38が形成されてい
る。
【0027】クラッチ装置39はこのクラッチハーフ3
4と軸41によって駆動される横ピン(半径方向ピン)
42から成る他方のクラッチハーフ40を含む。横ピン
42の両端は、それぞれ、窓37,38内に張り出し、
それぞれが若干の、この場合は90°に固定された回転
遊び分だけ回転した後、側板35,36の側面に接触す
る。
【0028】また、図7に示すように、軸41は、横ピ
ン42と結合するブッシュ43を有し、このブッシュ4
3は、外側に直進装置を構成するねじ要素44を備えて
いる。ねじ要素44は多条の雄ねじを有する。ねじ要素
44のピッチは、このねじ要素44がその円周方向の9
0°につきピストン21の軸方向のストロークに相当す
る長さだけ軸方向に進む大きさになるように設定されて
いる。
【0029】運転中に、ねじ要素44は、クラッチハー
フ34の側板35,36が担持する環状の部材又は部片
に形成され図5に示すねじ要素(雌ねじ)45に結合さ
れる。これによって、クラッチ装置39が回転遊びをす
ると、クラッチハーフ34はクラッチハーフ40に対し
て軸方向位置を変える。
【0030】クラッチハーフ34のねじ要素(雌ねじ)
45を備えた部分の外側は止め歯車46として形成され
ている。止め歯車46は軸方向に延び実質的に台形の横
断面の歯47を有する。歯47はクラッチハーフ34を
回転不能にしかし軸方向には移動可能に緊締するために
使用される。このことは図4で明らかである。ロックピ
ン48が止め歯車46に対して半径方向に移動可能に取
り付けられている。ロックピン48は、圧縮ばね49に
よって止め歯車46から離脱する半径方向外側位置の方
へ予圧されている。位置決め装置を構成する押出し形磁
石乃至はプランジャ磁石(Hubmagnet) 51は、可動子乃
至プランジャ (Anker)52で適宜なロッド53を介して
ロックピン48を止め歯車46に係合させ、その回転を
歯47で定められるとびとびの位置で停止するために使
用される。この停止位置又は緊締位置は、それぞれ制御
溝25(図3)と半径方向孔17とが整合する回転位置
に相当する。13個の歯みぞがあり、その内の12個が
それぞれ半径方向孔17の位置それぞれに対応し、13
番目の歯みぞが半径方向孔17l及び17aの間の比較
的大きな歯みぞに対応している。歯みぞの大きさは対応
の半径方向孔17間隔の大きさに相当する。ここで、歯
車46及びロックピン48は緊締機構を構成する。
【0031】クラッチハーフ40は、回転装置を構成す
るステッピングモータ55(サーボモータでもよい)の
駆動軸41に回転不能に固着されている。ステッピング
モータ55は操作棒32と共軸に配置され、対応の保持
具56によって担持される。また、複数部分から成る保
持具56は押出し形磁石51を担持し、操作棒32と同
軸に配設された管状の先細りの延長部57を有する。延
長部57の下側の自由端にピストンポンプ(ピストンポ
ンプユニット)7を担持する。ここに、延長部57はフ
ランジ部58を有する。フランジ部58は潤滑剤管5を
保持することができ、更に目が微細な濾過部材59を担
持する。この微細濾過部材は59はカップ状に形成さ
れ、延長部57の下端部を取り囲む。従って、入口弁1
2に流入する潤滑剤(潤滑液)は微細濾過部材59を通
過しなければならず、それによって濾過される。
【0032】クラッチハーフ34は、操作棒32の側
に、雄ねじ61を有するボス60を備えている。図7に
別に示した、軸方向に分極した環状の永久磁石62が、
雄ねじを有するナット63によってボス60に保持され
ている。永久磁石62は、その磁界によってねじ要素
(雄ねじ)44をねじ要素(雌ねじ)45に遊びがなく
かみ合わせる力を生じる。これはステッピングモータ5
5の回転方向を逆転させる際に、ねじ要素(雄ねじ)4
4とねじ要素(雌ねじ)45から成り回転運動を直線運
動に変換するための伝動装置が望ましくない遊び運動を
行うのを阻止するために役立つ。
【0033】操作棒32は、延長部57にあるブッシュ
65に取り付けられているが、このブッシュ65は延長
部57の当該の中間壁内に接続スリーブ29に隣接して
配設されているものである。ブッシュ65では操作棒3
2が回転運動と軸方向運動を行うことができる。
【0034】ピストン21の運動を監視するために、延
長部57内に、磁気センサ又はホールセンサ66を永久
磁石62に隣接させて配設しており、このセンサ66は
永久磁石62の位置を検出し、少なくとも切換え位置が
過ぎたか未だ到来していないかを識別する。必要ならば
横ピン42の位置を検出するために、別のホールセンサ
(又は位置センサ)67を横ピン42の近傍に設けても
よい。ホールセンサ66,67もステッピングモータ5
5及び押出し形磁石51も制御装置に接続されている。
この制御装置は潤滑装置1を次のように制御する。
【0035】通常の操作を説明するために、ピストン2
1は、まず図3に示す位置にあり、押出し形磁石51を
励磁して駆動した結果、ロックピン48が止め歯車46
と係合しているものとする(図4)。ねじ要素44のね
じ山が右ねじであるとして、横ピン42が図6に実線で
示す位置にまだ来ていないならば、ステッピングモータ
55は横ピン42を時計方向に旋回するように回転す
る。それで、例えば、横ピン42は、図6に破線で示し
た位置から実線で示した位置へ移動される。この工程が
実行されると、クラッチハーフ34に軸方向に固持され
たねじ要素44がクラッチハーフ34を軸方向に持ち上
げて、ピストン21が吸引運動を行う。かくして、作用
室22が拡大され、潤滑剤、例えば、油が入口弁12か
ら作用室22へ流入する。
【0036】この場合、止め歯車46は回転不能に保持
されている。遅くとも横ピン42が側板35,36に当
接するまでに、ステッピングモータ55が停止する。そ
こで、押出し形磁石51が消磁され、これによって止め
歯車46が自由になる。これまでピストン21に上昇運
動を与えていたステッピングモータ55は、回転可能に
なった歯車46を歯1個分だけ先へ進めてこれを位置決
めする。その際、横ピン42は側板35,36、それと
共にクラッチハーフ34を回転させる。こうして、制御
みぞ25が半径方向孔17aと一致させられる。この位
置に達すると、押出し形磁石51が再び駆動され、それ
によってロックピン48を止め歯車46の対応する歯み
ぞに押し込む。かくして、止め歯車46は再び回転不能
に保持される。
【0037】次に、所望の潤滑剤(潤滑油)の分量を潤
滑剤管5aに供給するために、ステッピングモータ55
を反時計方向へ駆動する。ここで、窓37,38の大き
さによって回転運動が4分の1回転に制限される。ステ
ッピングモータ55がこの工程を行うと、ねじ要素(雄
ねじ)44とねじ要素(雌ねじ)45の相互作用により
この回転運動は図2でクラッチハーフ34の下向きの軸
方向運動(下降運動)に変換される。即ち、操作棒32
によってピストン21が回転せずに上死点27の方向に
向かって下降される。吐き出された油がそれに応じて潤
滑剤管5aに送出される。その場合、利用可能な全行程
を実行しなくてもよい。即ち、ステッピングモータ55
が4分の1回転する前に、これを停止することができ
る。この場合は、少なめの油量が送出される。それによ
って送出される油分量の細密調整が可能である。
【0038】ピストン21の下降運動が終了すると、ス
テッピングモータ55が再び時計方向に回転され、やが
て横ピン42が再び側板35,36に当接する。そこ
で、押出し形磁石51が消磁され、それによって圧縮ば
ね49がロックピン48を半径方向外側へ移動し、止め
歯車46を解放する。そこでステッピングモータ55は
次の潤滑部位を制御するために、クラッチハーフ34と
これと共にピストン21を歯1個分(必要ならば歯数個
分)だけ回転して次の潤滑部位へ移って行くことができ
る。例えば、制御溝25が次の半径方向孔17bに整合
される。半径方向孔17aに関連して述べた動作がここ
で新たに繰り返される。かくして、前述のように、すべ
ての半径方向孔17の整合を順次に行い、これによっ
て、すべての潤滑剤管5に個別に適切な油量を供給する
ことができる。
【0039】油量の送出は、図8に示すように、パルス
状に行うことができ、その際ポンプ装置7aが発生する
噴射圧pは潤滑区間tからtの範囲内で調整さ
れる。そのために、ステッピングモータ55がステップ
状に駆動され、ピストン21もまた同様にステップ状に
運動される。パルスとパルスとの間の短い休止期間内に
圧力pを圧力限界値pよりも若干低下させることが
できる。この構成では、作用室22に接続されたノズル
が圧力限界値pで噴射し始める。そこで、噴射し始
めと次の噴射し始めとの間で圧力がこの値から、例え
ば、やや小さい値pに低下することによってノズル
は間欠的に噴射する。それによるためと管に弾性がある
ことからノズルへの流れvが時間的に変動する。ノ
ズルは油の流れvを微小パルスとして滴状に送り出
し、滴の送出と次の滴の送出との間の油の流れは、短時
間圧力が低下するために零になる。このようにして、少
量の油量でも閉塞しにくい比較的大きなノズルを用いて
時間的に引き延ばしてジェット流に供給できる。
【0040】潤滑装置1の始動の際に、まず、ポンプ装
置7aの空気抜きが必要になる。そのために、ピストン
21が空気抜き位置に回転され、この位置でピストンの
制御溝25が、外側に開放していて逆止弁が配設されて
おらず外側に開放している半径方向孔17lに整合され
る。次に、全ピストン工程を1回乃至数回行って空気の
追い出しとポンプへの油の充填を行う。その上で、通常
の運転を開始することができる。
【0041】ロッキング機構の他の実施形態を図8に示
す。この場合、止め歯車46はラチェットホイールとし
て形成されている。また、ロックピン48は爪として形
成されている。従って、止め歯車46の先送り(割出)
のつど押出し形磁石を駆動することは不要になる。ロッ
クピン48は止め歯車46の方へばね付勢されている。
ピストン21を回転し分配装置を操作するために、ロッ
クピン48はラチェットホイール(止め歯車46)の時
計方向(矢印70)へ回転させることができる。しか
し、逆方向(矢印71)への回転は阻止されていて、ポ
ンプ操作を行なうことができるようになっている。押出
し形磁石51の操作が必要なのは、ごく少数の例外的な
場合だけである。
【0042】更に他の実施形態を図10に示す。止め歯
車46は歯面の傾斜が比較的小さい歯47を有する。ロ
ックピン48は半径方向にばねが働く爪として形成され
ている。この実施形態では、ステッピングモータ55が
クラッチ装置39の遊び分だけ回転してロックピンの止
めモーメントに右側又は左側に打ち勝った時に、ピスト
ン21が回転する。
【0043】複数個の潤滑部位用潤滑装置、特に、編機
の潤滑剤供給用潤滑装置において、同時に分配装置7b
として利用されるポンプ装置7aが設けられる。そのた
めに、ピストンポンプ(ポンプユニット)7は制御溝2
5を備えたピストン21を有する。対応のポンプシリン
ダは1個の入口と、シリンダ壁に分布形成された複数個
の出口とを有する。ピストン21の制御溝25をどの出
口に整合させるかによって、対応の潤滑部位が選択され
る。従って、ピストンポンプ(ポンプユニット)7は同
時に分配装置でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑装置の概略斜視図である。
【図2】図1の潤滑装置の別の尺度で示した部分断面図
である。
【図3】潤滑装置に含まれるポンプ装置と制御装置の水
平断面図である。
【図4】図2の潤滑装置に含まれる駆動装置の水平断面
図である。
【図5】図4の駆動装置に含まれる止め歯車の平面図で
ある。
【図6】図4の駆動装置に含まれるクラッチ装置の水平
断面図である。
【図7】クラッチ装置、止め歯車及び直線運動を生じさ
せるねじ要素を有し、図2の潤滑装置に含まれるポンプ
装置である。
【図8】噴射圧、噴射ノズルへ流れる油流及び噴射ノズ
ルが送出する油流の時間的経過を示すグラフである。
【図9】ラチェットとして形成された止め歯車を有する
ロッキング装置の他の実施形態の概略平面図である。
【図10】ラチェットとして形成された止め歯車を有す
るロッキング装置の更に他の実施形態の概略平面図を示
す。
【符号の説明】
1 潤滑装置 4 グループ 5 潤滑剤管(管) 7 ピストンポンプ 7a ポンプ装置 7b 分配装置 8 シリンダ 17 半径方向孔(出口通路) 21 ピストン 23 外周面 25 制御溝 33 駆動装置 39 クラッチ装置 44 ねじ要素 45 ねじ要素 46 止め歯車 48 ロックピン 51 押出し形磁石 55 ステッピングモータ 62 永久磁石 66 磁気センサ(ホールセンサ)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ(8)内に軸方向へ移動可能に
    支承されたピストン(21)を有し潤滑剤を送給するた
    めのポンプ装置(7a)と、分配装置(7b)とを有
    し、該分配装置(7b)は該ピストン(21)から送給
    された潤滑剤を該分配装置(7b)から導出される複数
    個の管(5)のグループ(4)に導くようになっている
    複数潤滑部位用潤滑装置(1)において、該分配装置
    (7b)は該ポンプ装置(7a)の一部であることを特
    徴とする潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダ(8)は前記ピストン(2
    1)によって制御可能な複数個の出口通路(17)を有
    することを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダ(8)は円筒形のシリンダ
    壁を有し、前記出口通路(17)が該シリンダ壁を貫通
    して配列されていることを特徴とする請求項2に記載の
    潤滑装置。
  4. 【請求項4】 前記ピストン(21)はその外周面(2
    3)に少なくとも1個の制御溝(25)を備えているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの1に記載の
    潤滑装置。
  5. 【請求項5】 前記分配装置(7b)を構成するため
    に、前記ピストン(21)を回転して前記制御溝(2
    5)を前記出口通路(17)の内の少なくとも1つに整
    合させる構成になっていることを特徴とする請求項4に
    記載の潤滑装置。
  6. 【請求項6】 前記ピストン(21)が前記シリンダ
    (8)内に回転可能に支承されていることを特徴とする
    請求項1に記載の潤滑装置。
  7. 【請求項7】 回転装置(55)と直進装置(44)と
    を含む駆動装置(33)が設けられ、前記ピストン(2
    1)を該直進装置(44)及び該回転装置に接続して前
    記ポンプ装置(7a)及び前記分配装置(7b)を該駆
    動装置(33)に接続したことを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかの1に記載の潤滑装置。
  8. 【請求項8】 前記回転装置が所望の回転位置調整運動
    を行うサーボモータ又はステッピングモータ(55)を
    構成することを特徴とする請求項7に記載の潤滑装置。
  9. 【請求項9】 クラッチ装置(39)により前記サーボ
    モータ又は前記ステッピングモータ(55)と前記ピス
    トン(21)が回転不能に接続されることを特徴とする
    請求項8に記載の潤滑装置。
  10. 【請求項10】 前記クラッチ装置(39)は所定の回
    転遊びを行うことを特徴とする請求項9に記載の潤滑装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ピストン(21)は、該ピストン
    (21)を選択された回転位置で軸方向へ移動させるが
    回転不能に緊締する緊締装置(46,48)に連結され
    ていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかの
    1に記載の潤滑装置。
  12. 【請求項12】 前記緊締装置(46,48)は、前記
    ピストン(21)に回転不能に固定された止め歯車(4
    6)に係脱可能なロックピン(48)を有することを特
    徴とする請求項11に記載の潤滑装置。
  13. 【請求項13】 前記ロックピン(48)は位置決め装
    置(51)により前記止め歯車(46)に係脱させられ
    ることを特徴とする請求項12に記載の潤滑装置。
  14. 【請求項14】 前記止め歯車(46)がラチェットホ
    イールとして、前記ロックピン(48)が爪として形成
    されていることを特徴とする請求項13に記載の潤滑装
    置。
  15. 【請求項15】 前記直進装置(44)が前記回転装置
    (55)によって作動されることを特徴とする請求項7
    乃至10に記載の潤滑装置。
  16. 【請求項16】 前記直進装置(44)は、前記ピスト
    ン(21)と前記回転装置(55)の間の相対的回転運
    動を該ピストン(21)の直線運動に変換する伝動装置
    から成ることを特徴とする請求項15に記載の潤滑装
    置。
  17. 【請求項17】 前記伝動装置は、前記ピストン(2
    1)に回転不能に固定された一つのねじ要素(44)及
    び前記回転装置(55)に回転不能に固定された他のね
    じ要素(45)とを有することを特徴とする請求項16
    に記載の潤滑装置。
  18. 【請求項18】 前記ねじ要素(44,45)を相互に
    対して予圧するために、該ねじ要素(44,45)の少
    なくとも一方が磁石(62)に連結されていることを特
    徴とする請求項17に記載の潤滑装置。
  19. 【請求項19】 前記ピストン(21)のストロークを
    定めることができる制御装置が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至18のいずれかの1に記載の潤滑
    装置。
  20. 【請求項20】 前記シリンダ(8)に通じる入口通路
    と前記管(5)に接続された前記出口通路(17)とが
    それぞれ逆止弁を備えていることを特徴とする請求項1
    乃至19のいずれかの1に記載の潤滑装置。
  21. 【請求項21】 前記ピストン(21)の運動を監視す
    るためにセンサ(66)が設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至20のいずれかの1に記載の潤滑装
    置。
  22. 【請求項22】 少なくとも1個のポンプにより管を経
    て行なう機械の潤滑部位の潤滑方法において、潤滑剤を
    該ポンプによって該管を経て該潤滑部位へ間欠的に送
    り、該ポンプによって単数個又は複数個の該管に時間的
    に変動する圧力を作用して1個又は複数個の潤滑部位へ
    潤滑剤を供給する潤滑方法。
  23. 【請求項23】 圧力が変化する潤滑を行うために請求
    項1乃至20のいずれかの1に記載の潤滑装置を使用す
    ることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 一連の圧力パルスによって行われ、次
    の圧力パルスが発生するまでに最小圧力レベルを下回ら
    ない圧力降下を生じるようにして潤滑を行うことを特徴
    とする請求項22に記載の方法。
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