JP2000230359A - 扉等開閉器用固定金具 - Google Patents

扉等開閉器用固定金具

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JP2000230359A
JP2000230359A JP11031798A JP3179899A JP2000230359A JP 2000230359 A JP2000230359 A JP 2000230359A JP 11031798 A JP11031798 A JP 11031798A JP 3179899 A JP3179899 A JP 3179899A JP 2000230359 A JP2000230359 A JP 2000230359A
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JP
Japan
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base plate
door
plate portion
switch
fixing
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Pending
Application number
JP11031798A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克巳 八木
Norito Yagi
準人 八木
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Yagi KK
Original Assignee
Yagi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の金属薄板を箱状に折り曲げて作製され
た扉等開閉器用固定金具であって、高い強度を有する固
定金具を提供する。 【解決手段】 (a)矩形形状を呈し、扉等開閉器に回
転自在に連結される台板部と、(b)該台板部の周囲の
4辺にそれぞれ延設され、前記台板部に対してほぼ直角
に折り曲げられた側辺部と、(c)少なくとも1組の対
向する該側辺部において、前記台板部と反対側に延設さ
れた、取付対象に固着される固着部と、(d)前記台板
部の外周部分が曲面状に変形されることにより、当該台
座部の4個のコーナー部分に形成された略球面状の肩部
7とからなる扉等開閉器用固定金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉等開閉器用固定金
具(以下、固定金具という)に関する。さらに詳しくは
1枚の金属薄板を箱状に折り曲げて作製された固定金具
であって、高い強度を有する固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、観音開き式の扉や窓などを全
開または所定の半開位置に保持するための扉等開閉器を
戸枠などに回転自在に連結するために、種々の固定金具
が用いられている。
【0003】たとえば、図5に示される外筒32内に内
挿部材33が伸縮自在に挿入された扉等開閉器31にお
いて、外筒32の後端側には、ピン34によって固定金
具21が回転自在に連結され、内挿部材33の前端側に
はピン35によって固定金具36が回転自在に連結され
ている。固定金具21は戸枠などの動かない取付対象に
固定され、固定金具36は扉などの可動部材に固定され
る。また、外筒32の内部には、内挿部材33を所定の
位置に保持するためのストッパ(図示せず)が設けられ
ている。
【0004】戸枠側の固定金具21は、図5〜8に示さ
れるように、矩形形状を呈し、扉等開閉器31に回転自
在に連結される台板部22と、該台板部22の周囲の4
辺にそれぞれ延設され、前記台板部22に対して略直角
に折り曲げられた側辺部23a、24と、側辺部23a
において、前記台板部22と反対側に延設された固着部
23bとから構成されている。側辺部23aおよび固着
部23bは、L字状部分23を構成している。
【0005】また、台板部22には、前記ピン34を回
転自在に取り付けるための貫通孔22aが形成されてい
る。また、固着部23bには、当該固着部23bを戸枠
に木ネジなどによって固定するためのネジ孔23cが形
成されている。
【0006】固定金具21は、図8に示されるように、
1枚の金属製薄板を箱状に折り曲げて作製される。な
お、図8において、符号28で示される破線は山折り線
であり、29で示される一点鎖線は谷折り線である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固定金具21
は、1枚の金属製薄板を単に箱状に折り曲げて作製して
いるため、台板部22の4個のコーナー部分付近にはと
がった肩部27ができる。このとがった肩部27は、点
のような狭い領域であり、しかも隣接する2枚の側辺部
23aおよび24のあいだにできるスリット30が肩部
27の直下にまでのびているため、肩部27の強度が弱
いという問題がある。したがって、扉などをいきおいよ
く全開して固定金具21に大きな衝撃が繰り返し与えら
れた場合に、肩部27およびその他の部分が変形した
り、破損するおそれがある。
【0008】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、1枚の金属薄板を箱状に折り曲げて作
製された固定金具であって、高い強度を有する固定金具
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の扉等開閉器用固
定金具は、1枚の金属薄板を箱状に折り曲げて作製され
た扉等開閉器用固定金具であって、(a)矩形形状を呈
し、扉等開閉器に回転自在に連結される台板部と、
(b)該台板部の周囲の4辺にそれぞれ延設され、前記
台板部に対してほぼ直角に折り曲げられた側辺部と、
(c)少なくとも1組の対向する該側辺部において、前
記台板部と反対側に延設された、取付対象に固着される
固着部と、(d)前記台板部の外周部分が曲面状に変形
されることにより、当該台座部の4個のコーナー部分に
形成されたほぼ球面状の肩部とからなることを特徴とす
るものである。
【0010】前記側辺部の両側縁の前記台板部近傍の部
分において、当該側辺部の幅方向に突出された突出部を
さらに有してなるのが好ましい。
【0011】前記略球面状の肩部が、前記台板部の辺の
長さに対して0.1〜0.2倍程度の曲率半径になるよ
うに形成されてなるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の固定金具を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態である固定金具および当該固定金具によって固定さ
れる扉等開閉器を示す斜視説明図、図2は図1の固定金
具の正面図、図3は図1の固定金具の側面図および図4
は図1の固定金具の展開図である。
【0013】図1〜4に示される本実施の形態の固定金
具1は、略球面状を呈する肩部7および当該ほぼ球面状
の肩部7を得るために形成された突出部5、6を有する
点において、前述の従来の固定金具21(図5〜8参
照)と異なり、その他の点においては構成が共通してい
る。以下、固定金具1について具体的に説明する。
【0014】図1に示される扉等開閉器31は、図5に
示されるものと構成上同一であり、外筒32の後端側に
ピン34によって固定金具1が回転自在に連結される。
固定金具1は、戸枠などの動かない取付対象に固定され
る。
【0015】固定金具1は、図1〜4に示されるよう
に、矩形形状を呈し、扉等開閉器31に回転自在に連結
される台板部2と、該台板部2の周囲の4辺にそれぞれ
延設され、前記台板部2に対して略直角に折り曲げられ
た側辺部3a、4と、側辺部3aにおいて、前記台板部
2と反対側に延設された固着部3bと、後述する突出部
5および略球面状の肩部7とから構成されている。側辺
部3aおよび固着部3bは、L字状部分3を構成してい
る。
【0016】また、台板部2には、前記ピン4を回転自
在に取り付けるための貫通孔2aが形成されている。ま
た、固着部3bには、当該固着部3bを戸枠に木ネジな
どによって固定するためのネジ孔3cが形成されてい
る。
【0017】固定金具1は、図4に示されるように、1
枚のスチール、ステンレスなどの金属製薄板を箱状に折
り曲げて作製される。なお、図4において、符号8で示
される破線は山折り線であり、9で示される一点鎖線は
谷折り線である。また、2本の山折り線8に囲まれる領
域10は、外方に突出する丸みをおびた曲面状に変形さ
れている。
【0018】突出部5は、前記側辺部4、3bの両側縁
の前記台板部2近傍の部分において、当該側辺部4、3
bの幅方向に突出することにより、形成されている。突
出部5は、円弧状に連続して形成されている。
【0019】ほぼ球面状の肩部7は、台板部2の外周部
分が曲面状に変形されることにより、台座部2の4個の
コーナー部分に形成されている。さらに具体的にいえ
ば、側辺部4、3bを台座部2に対して略直角に折り曲
げるとき、突出部5が外方へ押され、その結果、肩部7
がほぼ球面状に外方へ膨らんで形成されている。
【0020】したがって、肩部7は、ほぼ球面状の広い
領域になり、大きな応力を耐えることができる。しかも
隣接する2枚の側辺部3aおよび4のあいだにできるス
リット11の奥端が突出部5によって肩部7から離れた
位置でとまるため、肩部7に対してスリット11による
応力集中が生じない。その結果、肩部7の強度が大幅に
強くなり、扉などをいきおいよく全開して固定金具1に
大きな衝撃が与えられた場合に、肩部7およびその他の
部分が変形したり、破損するような惧れがない。
【0021】前記ほぼ球面状の肩部7は、台板部2の辺
の長さに対して0.1〜0.2倍程度の曲率半径になる
ように形成されていれば、扉などによる衝撃に充分耐え
ることができるため好ましい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、肩部の強度を強くする
ことができるため、従来の固定金具と同様に1枚の金属
薄板をプレス加工することによって安価に製造しても、
耐久年数を大幅にのばすことができる。さらに、重厚な
扉の場合であっても、全開時の衝撃に充分耐えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である固定金具および当
該固定金具によって固定される扉等開閉器を示す斜視説
明図である。
【図2】図1の固定金具の正面図である。
【図3】図1の固定金具の側面図である。
【図4】図1の固定金具の展開図である。
【図5】従来の固定金具および当該固定金具によって固
定される扉等開閉器を示す斜視図である。
【図6】図5の固定金具の正面図である。
【図7】図5の固定金具の側面図である。
【図8】図5の固定金具の展開図である。
【符号の説明】
1 固定金具 5 突出部 7 肩部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の金属薄板を箱状に折り曲げて作製
    された扉等開閉器用固定金具であって、(a)矩形形状
    を呈し、扉等開閉器に回転自在に連結される台板部と、
    (b)該台板部の周囲の4辺にそれぞれ延設され、前記
    台板部に対してほぼ直角に折り曲げられた側辺部と、
    (c)少なくとも1組の対向する該側辺部において、前
    記台板部と反対側に延設された、取付対象に固着される
    固着部と、(d)前記台板部の外周部分が曲面状に変形
    されることにより、当該台座部の4個のコーナー部分に
    形成されたほぼ球面状の肩部とからなる扉等開閉器用固
    定金具。
  2. 【請求項2】 前記側辺部の両側縁の前記台板部近傍の
    部分において、当該側辺部の幅方向に突出された突出部
    をさらに有してなる請求項1記載の扉等開閉器用固定金
    具。
  3. 【請求項3】 前記ほぼ球面状の肩部が、前記台板部の
    辺の長さに対して0.1〜0.2倍程度の曲率半径にな
    るように形成されてなる請求項1または2記載の扉等開
    閉器用固定金具。
JP11031798A 1999-02-09 1999-02-09 扉等開閉器用固定金具 Pending JP2000230359A (ja)

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