JP2000229822A - ケラチン繊維の染色のためのカチオン性のフェニル−アゾ−ベンゼン化合物の使用、染色用組成物及び染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の染色のためのカチオン性のフェニル−アゾ−ベンゼン化合物の使用、染色用組成物及び染色方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケラチン繊維が受けるであろう種々の処理に
対して優れた耐性を有し、広範囲の色調において強い着
色を得ることができる直接染料を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのカチオン性基Zを含有
し、該Zが第4級化脂肪鎖から選択され、脂肪鎖が少な
くとも1つの第4級化飽和環を有し、また脂肪鎖が少な
くとも1つの第4級化不飽和環を有するフェニル-アゾ-
ベンゼン化合物を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
カチオン性基Zを含有し、該Zが第4級化脂肪鎖から選
択され、脂肪鎖が少なくとも1つの第4級化飽和環を有
し、また脂肪鎖が少なくとも1つの第4級化不飽和環を
有するフェニル-アゾ-ベンゼン化合物の、ケラチン物質
の染色用組成物、特にヒトのケラチン物質、中でも毛髪
の染色用組成物における直接染料としての用途、それら
を含有する染色用組成物、及び直接染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪の
染色の分野では、直接染料、すなわち、酸化剤を何ら供
給しないでも、それら自身で毛髪の天然の色調を一時的
に変化させることのできる染料が探求されている。この
用途において、染料はいくつかの基準を満足するもので
なくてはならず、特にそれらはリッチで多様な色調を有
する染色結果を再現できるもの、例えば処方者を満足さ
せることのできる広範囲の色を得ることを可能にするも
ので、さらに、その染色結果が洗浄、摩擦、光及び発汗
に対して耐性があるものであることが必要である。
【0003】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、全く驚くべきことに、また予期しないこと
に、少なくとも1つのカチオン性基Zを含有し、該Zが
第4級化脂肪鎖から選択され、脂肪鎖が少なくとも1つ
の第4級化飽和環を有し、また脂肪鎖が少なくとも1つ
の第4級化不飽和環を有する、以下の式(I)のフェニル
-アゾ-ベンゼン化合物が直接染色用の直接染料としての
使用に適切であるばかりでなく、それらにより、ケラチ
ン繊維が受けるであろう種々の処理に対して耐性がある
という優れた特性を有する強く多様な色調を得ることが
できる染色用組成物が得られることを見いだした。最後
に、これらの化合物はケラチン繊維の染色に従来より使
用されている媒体に対し、より良好な溶解性を有し、合
成が容易であることも見いだされている。これらの発見
が本発明の基礎を形成する。
【0004】よって、本発明の第1の主題は、以下の式
(I):
【化4】 {上式中、 ・R、R、R、R'、R'及びR'は同一で
も異なっていてもよく、水素原子;ハロゲン原子;以下
に定義するZ基;(C-C)アルキルカルボニル基;
アミノ(C-C)アルキルカルボニル基;N-Z-アミ
ノ(C-C)アルキルカルボニル基;N-(C-C)
アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル基;N,
N-ジ(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキル
カルボニル基;アミノ(C-C)アルキルカルボニル
(C-C)アルキル基;N-Z-アミノ(C-C)アル
キルカルボニル(C-C)アルキル基;N-(C-
)アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル
(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C -C)アルキル
アミノ(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アル
キル基;カルボキシル基;(C-C)アルキルカルボ
キシル基;C-Cアルキルスルホニル基;アミノス
ルホニル基;N-Z-アミノスルホニル基;C-C-N
-アルキルアミノスルホニル基;C-C-N,N-ジア
ルキルアミノスルホニル基;C-Cアミノスルホニ
ルアルキル基;C-C-N-Z-アミノスルホニルアル
キル基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル(C
-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルア
ミノスルホニル(C-C)アルキル基;カルバミル
基;N-(C-C)アルキルカルバミル基;N,N-ジ
(C-C)アルキルカルバミル基;カルバミル(C-
)アルキル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキル
カルバミル(C-C)アルキル基;C-Cアルキル
基;C-Cモノヒドロキシアルキル基;C-C
リヒドロキシアルキル基;(C-C)アルコキシ(C
-C)アルキル基;C-Cトリフルオロアルキル
基;シアノ基;ニトロ基;以下に定義するアミノ基、N
;以下に定義するOR又はSR基;又はア
ルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非
置換で、アミンがC-C アルキル、C-Cモノヒ
ドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキ
ル、(C-C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-
(C-C)アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C
)アルキルカルバミル、C-Cアルキルスルホニ
ル、ホルミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカル
ボニル、(C-C )アルキルカルボキシル及びチオカ
ルバミル基から選択される一又は二の同一でも異なって
いてもよい基で、又は以下に定義するZ基で置換された
-Cアミノアルキル基を表し; ・Aは以下に定義するNR基又はOR基を表
し; ・R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原
子;以下に定義するZ基;C-Cアルキル基;C-
モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロ
キシアルキル基;(C-C)アルコキシ(C-C)ア
ルキル基;アリール基;ベンジル基;シアノ(C-
)アルキル基;カルバミル(C-C)アルキル基;
N-(C-C)アルキルカルバミル(C-C)アルキ
ル基;N,N-ジ(C-C)アルキルカルバミル(C-
)アルキル基;チオカルバミル(C-C)アルキル
基;C-Cトリフルオロアルキル基;C-Cスル
ホアルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ(C-
)アルキル基;(C-C)アルキルスルフィニル
(C-C)アルキル基;C-Cアミノスルホニルア
ルキル基;C-C-N-Z-アミノスルホニルアルキル
基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル(C-C
)アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノス
ルホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキル
カルボニル(C-C)アルキル基;C-Cアミノア
ルキル基;アルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置
換されるか非置換のC-Cアミノアルキル基であっ
て、アミンがC -Cアルキル、C-Cモノヒドロ
キシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、(C
-C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-(C-
)アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C)アル
キルカルバミル、C-Cアルキルスルホニル、ホル
ミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカルボニル、
(C -C)アルキルカルボキシル又はチオカルバミル
基から選択される一又は二の同一でも異なっていてもよ
い基で、又は以下に定義するZ基で置換されるか、又は
それらが結合している窒素原子と共同して、炭素ベース
又は一又は複数のヘテロ原子を含有する5又は6員環を
形成可能なものであり; ・Rは、水素原子;C-Cアルキル基;C-C
モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシ
アルキル基;Z基;(C-C)アルコキシ(C-C)
アルキル基;アリール基;ベンジル基;カルボキシ(C
-C)アルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ
(C-C)アルキル基;シアノ(C-C)アルキル
基;カルバミル(C-C)アルキル基;N-(C-
)アルキルカルバミル(C-C)アルキル基;N,
N-ジ(C-C)アルキルカルバミル(C-C)アル
キル基;C-Cトリフルオロアルキル基;C-C
アミノスルホニルアルキル基;C-C-N-Z-アミノ
スルホニルアルキル基;N-(C-C )アルキルアミノ
スルホニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C
)アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル基;
(C-C)アルキルスルフィニル(C-C)アルキル
基;(C-C)アルキルスルホニル(C-C)アルキ
ル基;(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アル
キル基;アルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置換
されるか非置換のC-Cアミノアルキル基;アルキ
ルが一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換
のC-Cアミノアルキル基であって、アミンがC-
アルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、C
-Cポリヒドロキシアルキル、(C-C)アルキル
カルボニル、ホルミル、トリフルオロ(C-C)アル
キルカルボニル、(C-C)アルキルカルボキシル、
カルバミル、N-(C-C)アルキルカルバミル、N,
N-ジ(C-C)アルキルカルバミル、チオカルバミル
又はC-Cアルキルスルホニル基、又は以下に定義
するZ基から選択される一又は二の同一でも異なってい
てもよい基で置換されるか、又はそれらが結合している
窒素原子と共同して、炭素ベース又は一又は複数のヘテ
ロ原子を含有する5又は6員環を形成可能なものであ
り; ・Zは次の式(II)及び(III)の不飽和のカチオン性
基、及び次の式(IV)の飽和したカチオン性基:
【化5】
【化6】 [上式中: ・Dは、好ましくは1〜14の炭素原子を有する直鎖状
又は分枝状のアルキル鎖を表し、酸素、硫黄又は窒素原
子等の一又は複数のヘテロ原子が挿入可能で、一又は複
数のヒドロキシル又はC-Cアルコキシ基で置換可
能であり、一又は複数のケトン官能基を担持可能な結合
手であり; ・環の構成要素であるE、G、J、L及びMは、同一で
も異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素原子
を表し; ・nは0〜4の整数であり; ・mは0〜5の整数であり; ・R基は同一でも異なっていてもよく、第1のZ基と同
一又は異なる第2のZ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル
基、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシア
ルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、ニト
ロ基、シアノ基、シアノ(C-C)アルキル基、C-
アルコキシ基、トリ(C-C)アルキルシラン(C
-C)アルキル基、アミド基、アルデヒド基、カルボ
キシル基、(C-C)アルキルカルボニル基、チオ
基、C-Cチオアルキル基、C-Cアルキルチオ
基、アミノ基、(C-C)アルキルカルボニル、カル
バミル又はC-Cアルキルスルホニル基で保護され
たアミノ基;R''及びR'''が同一でも異なっていても
よく、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシ
アルキル基又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を
表すNHR''又はNR''R'''基を表し; ・Rは、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロ
キシアルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル
基、シアノ(C-C)アルキル基、トリ(C -C)ア
ルキルシラン(C-C)アルキル基、(C-C)アル
コキシ(C-C)アルキル基、カルバミル(C-C)
アルキル基、(C-C)アルキルカルボキシ(C-C
)アルキル基、ベンジル基、又は第1のZ基と同一又
は異なる第2のZ基を表し; ・R、R及びR10は同一でも異なっていてもよ
く、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシア
ルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、(C
-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、シアノ(C
-C)アルキル基、アリール基、ベンジル基、C-C
アミドアルキル基、トリ(C-C )アルキルシラン
(C-C)アルキル基、又はアミンが(C-C)アル
キルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキルス
ルホニル基で保護されたC-Cアミノアルキル基を
表し;R、R及びR10基の2つが、それらが結合
している窒素原子と共同して、炭素ベース又は一又は複
数のヘテロ原子を含有する飽和した5又は6員環、例え
ばピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環又はモル
ホリン環を形成可能であり、該環は、ハロゲン原子、ヒ
ドロキシル基、C -Cアルキル基、C-Cモノヒ
ドロキシアルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキ
ル基、ニトロ基、シアノ基、シアノ(C-C)アルキ
ル基、C-Cアルコキシ基、トリ(C-C)アルキ
ルシラン(C-C)アルキル基、アミド基、アルデヒ
ド基、カルボキシル基、ケト(C-C)アルキル基、
チオ基、C-Cチオアルキル基、C-Cアルキル
チオ基、アミノ基、又は(C-C)アルキルカルボニ
ル、カルバミル又はC-Cアルキルスルホニル基で
保護されたアミノ基で置換されるか非置換のものであ
り;またR、R及びR 基の1つは、第1のZ基
と同一又は異なる第2のZ基を表し得るものであり; ・R11は、C-Cアルキル基;C-Cモノヒド
ロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル
基;アリール基;ベンジル基;C-Cアミノアルキ
ル基、アミンが(C-C)アルキルカルボニル、カル
バミル又はC -Cアルキルスルホニル基で保護され
たC-Cアミノアルキル基;カルボキシ(C-C)
アルキル基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミ
ル(C-C)アルキル基;C-Cトリフルオロアル
キル基;トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)ア
ルキル基;C-Cスルホンアミドアルキル基;(C
-C)アルキルカルボキシ(C-C)アルキル基;(C
-C)アルキルスルフィニル(C-C)アルキル
基;(C-C)アルキルスルホニル(C-C)アルキ
ル基;(C-C)アルキルケト(C-C)アルキル
基;N-(C-C)アルキルカルバミル(C-C)ア
ルキル基;N-(C-C)アルキルスルホンアミド(C
-C)アルキル基を表し; ・x及びyは0又は1の整数で;次の条件: − 式(II)の不飽和のカチオン性基においては; − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
G、J又はLの一つに結合しており; − yは: 1)環の構成要素であるE、G、J及びLが同時に炭素
原子であり、R基が不飽和の環の窒素原子により担持
されている場合か;又は 2)環の構成要素であるE、G、J及びLの少なくとも
1つが、R基が結合している窒素原子を表す場合:に
のみ1を示し得るもので; − 式(III)の不飽和のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
G、J、L又はMの一つに結合しており; − yは、環の構成要素であるE、G、J、L及びMの
少なくとも1つが2価の原子を表し、R基が不飽和の
環の窒素原子により担持されている場合にのみ1を示し
得るもので; − 式(IV)のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手は、RないしR10基を担
持する窒素原子に結合しており; − x=1の場合、RないしR10基の2つは、それ
らが結合している窒素原子と共同して、上述の飽和した
5又は6員環を形成し;結合手Dは該飽和した環の炭素
原子により担持されている;を有するものであり、 ・Xは一価又は二価のアニオンを表し、好ましくは塩
素、臭素、フッ素又はヨウ素等のハロゲン原子、水酸化
物、硫酸水素、又は硫酸メチルもしくは硫酸エチル等の
-C硫酸アルキルから選択される]から選択さ
れ; − 式(II)又は(III)のカチオン性のZ基の数は少
なくとも1であり; − R又はR又はR基の一つで一つのみが、結合
手Dがケトン官能基を含有するアルキル鎖を表すZ基を
示す場合、該ケトン官能基はNRの窒素原子又は
OR基の酸素原子に直接結合しない、と理解される}
のフェニル-アゾ-ベンゼン化合物、及びそれらの酸付加
塩類からなる、ケラチン物質、特に毛髪等のヒトのケラ
チン繊維の染色用組成物、又はその製造に使用される直
接染料にある。
【0005】上述した式(I)、(II)、(III)及び
(IV)において、アルキル及びアルコキシ基は、直鎖状
又は分枝状であり得る。式(I)の化合物は、強無機酸、
例えばHCl、HBr又はHSO、又は有機酸、例
えば酢酸、酒石酸、乳酸、クエン酸又はコハク酸で塩化
してもよい。
【0006】上述した式(II)の不飽和のZ基の環とし
て、例えば特に、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
ル、オキサゾール、チアゾール及びトリアゾール環を挙
げることができる。上述した式(III)の不飽和のZ基
の環として、例えば特に、ピリジン、ピリミジン、ピラ
ジン、オキサジン及びトリアジン環を挙げることができ
る。
【0007】上述した式(I)の化合物としては、特に次
の化合物: − ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-1-イウ
ム)エチル][4-(4-ニトロフェニルアゾ)フェニル]
アミン-ジクロリド-モノヒドラート; − ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-1-イウ
ム)エチル][4-(4-アミノフェニルアゾ)フェニル]
アミン-ジクロリド;を挙げることができる:
【0008】本発明における式(I)の化合物は、第4級
化アミンを得るための、従来からよく知られている方法
により容易に得ることができる。例えば以下の方法があ
る。 − 単一工程の方法では、第3級アミン基を担持する化
合物とハロアルキル基を含有するフェニル-アゾ-ベンゼ
ン化合物を縮合させるか、又はハロアルキル基を担持す
る化合物と第3級アミン基を含有するフェニル-アゾ-ベ
ンゼン化合物を縮合させ; − もしくは2つの工程の方法では、第2級アミンを担
持する化合物とハロアルキル基を含有するフェニル-ア
ゾ-ベンゼン化合物を縮合させるか、又はアミノ(二置
換)アルキルアミンとハロゲン化フェニル-アゾ-ベンゼ
ン化合物を縮合させ、ついでアルキル化剤により第4級
化させる。
【0009】便宜上、第4級化工程は、一般的に合成の
最終工程であるが、式(I)の化合物の調製に至る一連の
反応において、より初期の段階で行ってもよい。
【0010】また本発明の主題は、染色に適した媒体
に、少なくとも1つの本発明の式(I)の化合物を有効量
含有せしめてなることを特徴とする、ケラチン物質の染
色用組成物にある。
【0011】さらに本発明の主題は、染色に適した媒体
に、少なくとも1つの本発明の式(I)の化合物を有効量
含有せしめてなることを特徴とする、毛髪等のヒトのケ
ラチン繊維の直接染色用組成物にある。
【0012】本発明の式(I)のカチオン性のフェニル-
アゾ-ベンゼン化合物(類)及び/又はそれらの酸付加塩
類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約
0.005〜12重量%、さらに好ましくはこの重量に
対して約0.05〜6重量%である。
【0013】また、本発明の式(I)の化合物は、酸化染
料(酸化染料先駆物質及び場合によってはカップラー)を
使用するよく知られている酸化染色方法において、酸化
染料で得られる色調を変化させ、又は色調を光沢で富ま
せるために使用することもできる。
【0014】本発明の染色用組成物は、色調の範囲を広
げ、種々の色を得るために、本発明の式(I)のカチオン
性のフェニル-アゾ-ベンゼン化合物の他にも、従来的に
使用されている他の直接染料、特にニトロベンゼン染
料、例えばニトロフェニレンジアミン類、ニトロジフェ
ニルアミン類、ニトロアニリン類、ニトロフェニルエー
テル類又はニトロフェノール類、及びニトロピリジン
類、アントラキノン染料、モノ-又はジアゾ染料、トリ
アリールメタン染料、アジン染料、アクリジン染料及び
キサンテン染料、又は金属含有染料をさらに含有しても
よい。これら他の付加的な直接染料の割合は、染色用組
成物の全重量に対して約0.5〜10重量%の間であ
る。
【0015】染色に適した媒体(又は支持体)は、一般的
に、水、又は水に十分には溶解しない化合物を溶解させ
るための少なくとも1種の有機溶媒と水との混合物から
なる。有機溶媒としては、例えば、C-C低級アル
カノール類、例えばエタノール及びイソプロパノール;
グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル
類、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリコ
ール及びプロピレングリコールモノメチルエーテル、並
びに芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール又
はフェノキシエタノール、それらの類似物及び混合物を
挙げることができる。溶媒類は、染色用組成物の全重量
に対して、好ましくは約1〜40重量%、さらに好まし
くは約5〜30重量%の割合で存在し得る。
【0016】また本発明の組成物に、ヤシ、ラウリン酸
及びオレイン酸から誘導される酸のモノ-及びジエタノ
ールアミド等の脂肪アミド類を、約0.05〜10重量
%の濃度で添加することもできる。
【0017】さらに、本発明の組成物に、従来からよく
知られているアニオン性、カチオン性、非イオン性、両
性又は双性型の界面活性剤、又はそれらの混合物を、組
成物の全重量に対して好ましくは約0.1〜50重量
%、有利には約1〜20重量%の割合で添加することが
できる。またさらに、約0.2〜5%の範囲の割合で増
粘剤を使用することもできる。
【0018】また、前記染色用組成物は、種々の一般的
なアジュバント類、例えば、酸化防止剤、香料、金属イ
オン封鎖剤、分散剤、毛髪用コンディショナー、防腐剤
及び不透明化剤、並びにケラチン物質の染色に通常使用
される任意の他のアジュバントをさらに含有してもよ
い。
【0019】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が考えられる添加に
より悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意
して、上述した任意の付加的な化合物を選択するであろ
う。
【0020】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
約3〜12、好ましくは約5〜11であり、ケラチン繊
維の染色に通常使用されている酸性化剤又は塩基性化剤
を使用して所望の値に調節することができる。
【0021】酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸、及びスル
ホン酸類を挙げることができる。
【0022】塩基性化剤としては、例えば、アンモニア
水、アルカリ性の炭酸塩類、アルカノールアミン類、例
えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導
体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式
(V):
【化7】 [ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;R
12、R13、R14及びR15は同一でも異なってい
てもよく、水素原子、C-Cアルキル基又はC-C
ヒドロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げること
ができる。
【0023】本発明の染色用組成物は種々の形態、例え
ば、液体、クリーム又はゲルの形態、又はケラチン物
質、特にヒトの毛髪の染色に適した任意の他の形態にす
ることができる。特に、噴霧剤が存在するエアゾール缶
に加圧下にて包装することもでき、またムースの形態に
することもできる。
【0024】また、本発明の他の主題は、少なくとも1
つの式(I)のカチオン性のフェニル-アゾ-ベンゼン化合
物を含有する組成物を、乾燥した又は湿ったケラチン繊
維に適用して作用させることからなる、直接染色による
ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の染色
方法に関する。本発明の組成物は、そのまま残る(リー
ブイン)組成物、すなわち繊維に組成物を適用した後、
中間のすすぎをすることなく乾燥させる組成物として使
用することができる。
【0025】他の適用方法においては、組成物を繊維に
適用した後、約3〜60分、好ましくは約5〜45分の
範囲のさらし時間を設け、繊維をすすぎ、場合によって
は洗浄し、再度すすいで乾燥させる。
【0026】
【実施例】次に本発明を例証するものであって限定する
ものではない実施例を示す。調製例 実施例1 :ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-1
-イウム)エチル][4-(4-ニトロフェニルアゾ)フェニ
ル]アミン-ジクロリド-モノヒドラート
【化8】 21.2g(0.057モル)のビス(2-クロロエチル)-
[4-(4-ニトロフェニルアゾ)フェニル]アミン(RN 66
710-74-5)、37.4g(0.456モル)の1-メチル-
1H-イミダゾール(RN 616-47-7)及び50mlのトルエ
ンの混合物を8時間還流した。赤色溶液が懸濁液になっ
た(結晶性沈殿物)。40mlのイソブタノール、さらに
37.4g(0.456モル)の1-メチル-1H-イミダ
ゾールを添加した。約8時間、還流し続けた。結晶性沈
殿物を脱水機にかけ、トルエンで洗浄し、96゜のエタ
ノールで還流して再結晶化させることにより精製した。
260℃[コフラー(Kofler)]を越える温度で分解を伴
い溶解する、ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-
1-イウム)エチル][4-(4-ニトロフェニルアゾ)フェ
ニル]アミン-ジクロリド-モノヒドラートの赤色結晶が
26.8g得られた。C2428Cl・H
Oとしての元素分析は以下の通りである: % C H N O Cl 理論値 52.46 5.50 20.39 8.74 12.90 実測値 52.60 5.47 20.50 8.55 13.10
【0027】染色用組成物の実施例 実施例1及び2 :次の表に示す2つの直接染色用組成物
を調製した(全ての含有量はグラムで表し−A.M.は活性
物質を示す):
【表1】
【0028】上述した各々の組成物を、白髪を90%含
有するパーマネントウエーブがかかった又はナチュラル
なグレイの髪の束に適用し、20分間毛髪上に放置して
おいた。流水ですすぎ、乾燥させたところ、毛髪は次の
表に示す色調に染色された。
【表2】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式(I): 【化1】 {上式中、 ・R、R、R、R'、R'及びR'は同一で
    も異なっていてもよく、水素原子;ハロゲン原子;以下
    に定義するZ基;(C-C)アルキルカルボニル基;
    アミノ(C-C)アルキルカルボニル基;N-Z-アミ
    ノ(C-C)アルキルカルボニル基;N-(C-C)
    アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル基;N,
    N-ジ(C-C)アルキルアミノ(C-C)アルキル
    カルボニル基;アミノ(C-C)アルキルカルボニル
    (C-C)アルキル基;N-Z-アミノ(C-C)アル
    キルカルボニル(C-C)アルキル基;N-(C-
    )アルキルアミノ(C-C)アルキルカルボニル
    (C-C)アルキル基;N,N-ジ(C -C)アルキル
    アミノ(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アル
    キル基;カルボキシル基;(C-C)アルキルカルボ
    キシル基;C-Cアルキルスルホニル基;アミノス
    ルホニル基;N-Z-アミノスルホニル基;C-C-N
    -アルキルアミノスルホニル基;C-C-N,N-ジア
    ルキルアミノスルホニル基;C-Cアミノスルホニ
    ルアルキル基;C-C-N-Z-アミノスルホニルアル
    キル基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル(C
    -C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルア
    ミノスルホニル(C-C)アルキル基;カルバミル
    基;N-(C-C)アルキルカルバミル基;N,N-ジ
    (C-C)アルキルカルバミル基;カルバミル(C-
    )アルキル基;N-(C-C)アルキルカルバミル
    (C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキル
    カルバミル(C-C)アルキル基;C-Cアルキル
    基;C-Cモノヒドロキシアルキル基;C-C
    リヒドロキシアルキル基;(C-C)アルコキシ(C
    -C)アルキル基;C-Cトリフルオロアルキル
    基;シアノ基;ニトロ基;以下に定義するアミノ基、N
    ;以下に定義するOR又はSR基;又はア
    ルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非
    置換で、アミンがC-C アルキル、C-Cモノヒ
    ドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキ
    ル、(C-C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-
    (C-C)アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C
    )アルキルカルバミル、C-Cアルキルスルホニ
    ル、ホルミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカル
    ボニル、(C-C )アルキルカルボキシル及びチオカ
    ルバミル基から選択される一又は二の同一でも異なって
    いてもよい基で、又は以下に定義するZ基で置換された
    -Cアミノアルキル基を表し; ・Aは以下に定義するNR基又はOR基を表
    し; ・R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原
    子;以下に定義するZ基;C-Cアルキル基;C-
    モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロ
    キシアルキル基;(C-C)アルコキシ(C-C)ア
    ルキル基;アリール基;ベンジル基;シアノ(C-
    )アルキル基;カルバミル(C-C)アルキル基;
    N-(C-C)アルキルカルバミル(C-C)アルキ
    ル基;N,N-ジ(C-C)アルキルカルバミル(C-
    )アルキル基;チオカルバミル(C-C)アルキル
    基;C-Cトリフルオロアルキル基;C-Cスル
    ホアルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ(C-
    )アルキル基;(C-C)アルキルスルフィニル
    (C-C)アルキル基;C-Cアミノスルホニルア
    ルキル基;C-C-N-Z-アミノスルホニルアルキル
    基;N-(C-C)アルキルアミノスルホニル(C-C
    )アルキル基;N,N-ジ(C-C)アルキルアミノス
    ルホニル(C-C)アルキル基;(C-C)アルキル
    カルボニル(C-C)アルキル基;C-Cアミノア
    ルキル基;アルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置
    換されるか非置換のC-Cアミノアルキル基であっ
    て、アミンがC -Cアルキル、C-Cモノヒドロ
    キシアルキル、C-Cポリヒドロキシアルキル、(C
    -C)アルキルカルボニル、カルバミル、N-(C-
    )アルキルカルバミル又はN,N-ジ(C-C)アル
    キルカルバミル、C-Cアルキルスルホニル、ホル
    ミル、トリフルオロ(C-C)アルキルカルボニル、
    (C -C)アルキルカルボキシル及びチオカルバミル
    基から選択される一又は二の同一でも異なっていてもよ
    い基で、又は以下に定義するZ基で置換されるか、又は
    それらが結合している窒素原子と共同して、炭素ベース
    又は一又は複数のヘテロ原子を含有する5又は6員環を
    形成可能なものであり; ・Rは、水素原子;C-Cアルキル基;C-C
    モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシ
    アルキル基;Z基;(C-C)アルコキシ(C-C)
    アルキル基;アリール基;ベンジル基;カルボキシ(C
    -C)アルキル基;(C-C)アルキルカルボキシ
    (C-C)アルキル基;シアノ(C-C)アルキル
    基;カルバミル(C-C)アルキル基;N-(C-
    )アルキルカルバミル(C-C)アルキル基;N,
    N-ジ(C-C)アルキルカルバミル(C-C)アル
    キル基;C-Cトリフルオロアルキル基;C-C
    アミノスルホニルアルキル基;C-C-N-Z-アミノ
    スルホニルアルキル基;N-(C-C )アルキルアミノ
    スルホニル(C-C)アルキル基;N,N-ジ(C-C
    )アルキルアミノスルホニル(C-C)アルキル基;
    (C-C)アルキルスルフィニル(C-C)アルキル
    基;(C-C)アルキルスルホニル(C-C)アルキ
    ル基;(C-C)アルキルカルボニル(C-C)アル
    キル基;アルキルが一又は複数のヒドロキシル基で置換
    されるか非置換のC-Cアミノアルキル基;アルキ
    ルが一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか非置換
    のC-Cアミノアルキル基であって、アミンがC-
    アルキル、C-Cモノヒドロキシアルキル、C
    -Cポリヒドロキシアルキル、(C-C)アルキル
    カルボニル、ホルミル、トリフルオロ(C-C)アル
    キルカルボニル、(C-C)アルキルカルボキシル、
    カルバミル、N-(C-C)アルキルカルバミル、N,
    N-ジ(C-C)アルキルカルバミル、チオカルバミル
    及びC-Cアルキルスルホニル基、又は以下に定義
    するZ基から選択される一又は二の同一でも異なってい
    てもよい基で置換されるか、又はそれらが結合している
    窒素原子と共同して、炭素ベース又は一又は複数のヘテ
    ロ原子を含有する5又は6員環を形成可能なものであ
    り; ・Zは次の式(II)及び(III)の不飽和のカチオン性
    基、及び次の式(IV)の飽和したカチオン性基: 【化2】 【化3】 [上式中: ・Dは、好ましくは1〜14の炭素原子を有する直鎖状
    又は分枝状のアルキル鎖を表し、酸素、硫黄又は窒素原
    子等の一又は複数のヘテロ原子が挿入可能で、一又は複
    数のヒドロキシル又はC-Cアルコキシ基で置換可
    能であり、一又は複数のケトン官能基を担持可能な結合
    手であり; ・環の構成要素であるE、G、J、L及びMは、同一で
    も異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素原子
    を表し; ・nは0〜4の整数であり; ・mは0〜5の整数であり; ・R基は同一でも異なっていてもよく、第1のZ基と同
    一又は異なる第2のZ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル
    基、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシア
    ルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、ニト
    ロ基、シアノ基、シアノ(C-C)アルキル基、C-
    アルコキシ基、トリ(C-C)アルキルシラン(C
    -C)アルキル基、アミド基、アルデヒド基、カルボ
    キシル基、(C-C)アルキルカルボニル基、チオ
    基、C-Cチオアルキル基、C-Cアルキルチオ
    基、アミノ基、(C-C)アルキルカルボニル、カル
    バミル又はC-Cアルキルスルホニル基で保護され
    たアミノ基;R''及びR'''が同一でも異なっていても
    よく、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシ
    アルキル基又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を
    表すNHR''又はNR''R'''基を表し; ・Rは、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロ
    キシアルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル
    基、シアノ(C-C)アルキル基、トリ(C -C)ア
    ルキルシラン(C-C)アルキル基、(C-C)アル
    コキシ(C-C)アルキル基、カルバミル(C-C)
    アルキル基、(C-C)アルキルカルボキシ(C-C
    )アルキル基、ベンジル基、又は第1のZ基と同一又
    は異なる第2のZ基を表し; ・R、R及びR10は同一でも異なっていてもよ
    く、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシア
    ルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、(C
    -C)アルコキシ(C-C)アルキル基、シアノ(C
    -C)アルキル基、アリール基、ベンジル基、C-C
    アミドアルキル基、トリ(C-C )アルキルシラン
    (C-C)アルキル基、又はアミンが(C-C)アル
    キルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキルス
    ルホニル基で保護されたC-Cアミノアルキル基を
    表し;R、R及びR10基の2つが、それらが結合
    している窒素原子と共同して、炭素ベース又は一又は複
    数のヘテロ原子を含有する飽和した5又は6員環を形成
    可能であり;また、R、R及びR10基の1つは、
    第1のZ基と同一又は異なる第2のZ基を表し得るもの
    であり; ・R11は、C-Cアルキル基;C-Cモノヒド
    ロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキシアルキル
    基;アリール基;ベンジル基;C-Cアミノアルキ
    ル基、アミンが(C-C)アルキルカルボニル、カル
    バミル又はC -Cアルキルスルホニル基で保護され
    たC-Cアミノアルキル基;カルボキシ(C-C)
    アルキル基;シアノ(C-C)アルキル基;カルバミ
    ル(C-C)アルキル基;C-Cトリフルオロアル
    キル基;トリ(C-C)アルキルシラン(C-C)ア
    ルキル基;C-Cスルホンアミドアルキル基;(C
    -C)アルキルカルボキシ(C-C)アルキル基;(C
    -C)アルキルスルフィニル(C-C)アルキル
    基;(C-C)アルキルスルホニル(C-C)アルキ
    ル基;(C-C)アルキルケト(C-C)アルキル
    基;N-(C-C)アルキルカルバミル(C-C)ア
    ルキル基;N-(C-C)アルキルスルホンアミド(C
    -C)アルキル基を表し; ・x及びyは0又は1の整数で;次の条件: − 式(II)の不飽和のカチオン性基においては; − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
    り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
    G、J又はLの一つに結合しており; − yは: 1)環の構成要素であるE、G、J及びLが同時に炭素
    原子であり、R基が不飽和の環の窒素原子により担持
    されている場合か;又は 2)環の構成要素であるE、G、J及びLの少なくとも
    1つが、R基が結合している窒素原子を表す場合:に
    のみ1を示し得るもので; − 式(III)の不飽和のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手Dは窒素原子に結合してお
    り; − x=1の場合、結合手Dは環の構成要素であるE、
    G、J、L又はMの一つに結合しており; − yは、環の構成要素であるE、G、J、L及びMの
    少なくとも1つが2価の原子を表し、R基が不飽和の
    環の窒素原子により担持されている場合にのみ1を示し
    得るもので; − 式(IV)のカチオン性基においては: − x=0の場合、結合手は、RないしR10基を担
    持する窒素原子に結合しており; − x=1の場合、RないしR10基の2つは、それ
    らが結合している窒素原子と共同して、上述の飽和した
    5又は6員環を形成し;結合手Dは該飽和した環の炭素
    原子により担持されている;を有するものであり、 ・Xは一価又は二価のアニオンを表す]から選択さ
    れ; − 式(II)又は(III)のカチオン性のZ基の数は少
    なくとも1であり; − R又はR又はR基の一つで一つのみが、結合
    手Dがケトン官能基を含有するアルキル鎖を表すZ基を
    示す場合、該ケトン官能基はNR基の窒素原子又
    はOR基の酸素原子に直接結合しない、と理解され
    る}の化合物、及びそれらの酸付加塩類からなる、ヒト
    の毛髪等のケラチン物質の染色用組成物又はその調製に
    使用される直接染料。
  2. 【請求項2】 式(II)の不飽和のZ基の環が、ピロー
    ル、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、チアゾ
    ール及びトリアゾール環から選択されることを特徴とす
    る請求項1に記載の染料。
  3. 【請求項3】 式(III)の不飽和のZ基の環が、ピリ
    ジン、ピリミジン、ピラジン、オキサジン及びトリアジ
    ン環から選択されることを特徴とする請求項1に記載の
    染料。
  4. 【請求項4】 式(IV)において、R、R及びR
    10基の2つが、ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラ
    ジン環又はモルホリン環を形成し、該環が、ハロゲン原
    子、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、C-C
    モノヒドロキシアルキル基、C-Cポリヒドロキシ
    アルキル基、ニトロ基、シアノ基、シアノ(C-C)
    アルキル基、C-Cアルコキシ基、トリ(C-C)
    アルキルシラン(C-C)アルキル基、アミド基、ア
    ルデヒド基、カルボキシル基、(C -C)アルキルカ
    ルボニル基、チオ基、C-Cチオアルキル基、C-
    アルキルチオ基、アミノ基、又は(C-C)アル
    キルカルボニル、カルバミル又はC-Cアルキルス
    ルホニル基で保護されたアミノ基で置換されるか非置換
    のものであることを特徴とする、請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載の染料。
  5. 【請求項5】 Xが、ハロゲン原子、水酸化物、硫酸
    水素又はC-C硫酸アルキルから選択されることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の染
    料。
  6. 【請求項6】 式(I)の化合物が、次の: − ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-1-イウ
    ム)エチル][4-(4-ニトロフェニルアゾ)フェニル]
    アミン-ジクロリド-モノヒドラート; − ビス[2-(3-メチル-3H-イミダゾール-1-イウ
    ム)エチル][4-(4-アミノフェニルアゾ)フェニル]
    アミン-ジクロリド;から選択されることを特徴とす
    る、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の染料。
  7. 【請求項7】 式(I)の化合物の酸付加塩類が、塩酸塩
    類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、クエン酸塩類、コハク
    酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択さ
    れることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1
    項に記載の染料。
  8. 【請求項8】 染色に適した媒体中に、請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載された式(I)の少なくとも1つ
    の化合物を有効量含有してなることを特徴とするケラチ
    ン物質の染色用組成物。
  9. 【請求項9】 染色に適した媒体中に、請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載された式(I)の少なくとも1つ
    の化合物を有効量含有してなることを特徴とする毛髪等
    のヒトのケラチン繊維の直接染色用組成物。
  10. 【請求項10】 3〜12のpHを有することを特徴と
    する請求項8又は9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 式(I)の化合物が、組成物の全重量に
    対して0.005〜12重量%の範囲の濃度で存在して
    いることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1
    項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 式(I)の化合物が、組成物の全重量に
    対して0.05〜6重量%の範囲の濃度で存在している
    ことを特徴とする、請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 染色に適した媒体が、有機溶媒及び/
    又は水からなる水性媒体であり、組成物の全重量に対し
    て1〜40重量%の割合であることを特徴とする請求項
    8ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項8ないし13のいずれか1項に
    記載の染色用組成物を乾燥した又は湿ったケラチン繊維
    に適用し、これらの繊維を中間のすすぎなしに乾燥させ
    ることを特徴とする、直接染色によるヒトの毛髪等のケ
    ラチン繊維の染色方法。
  15. 【請求項15】 請求項8ないし13のいずれか1項に
    記載の染色用組成物を乾燥した又は湿ったケラチン繊維
    に適用し、該組成物を場合によっては3〜60分の範囲
    のさらし時間の間作用させて放置し、繊維をすすぎ、場
    合によっては洗浄し、再度すすいで乾燥させることを特
    徴とする、直接染料による、ヒトの毛髪等のケラチン繊
    維の染色方法。
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