JP2000229810A - アセチレンジオール含有局所的使用組成物、並びに皮膚、粘膜、及び毛髪よりメークアップをクレンジング又は除去するためのその使用 - Google Patents

アセチレンジオール含有局所的使用組成物、並びに皮膚、粘膜、及び毛髪よりメークアップをクレンジング又は除去するためのその使用

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JP2000229810A JP2000032179A JP2000032179A JP2000229810A JP 2000229810 A JP2000229810 A JP 2000229810A JP 2000032179 A JP2000032179 A JP 2000032179A JP 2000032179 A JP2000032179 A JP 2000032179A JP 2000229810 A JP2000229810 A JP 2000229810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低率で含まれていても良好なメークアップ除
去性及びクレンジング効率を与え、皮膚に刺激を与えな
いメークアップ除去用組成物を提供すること。 【解決手段】 オキシエチレン化されたアセチレンジオ
ール（２，４，７，９-テトラメチル-５-デシン-４，７
-ジオール等）を組成物の全量に対して重量で０.０１乃
至０.５％の範囲で含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オキシエチレン化
アセチルジオールを含む局所的使用のための組成物、並
びにその化粧的使用、特に皮膚、毛髪、及び／又は粘膜
からメークアップを除去及び／又はクレンジングするた
めの使用に関する。
【０００２】
【従来の技術】メークアップ除去性の組成物は、全ての
メークアップ製品、即ち、口紅、おしろい、アイシャド
ウ、ファウンデーション等を、皮膚にダメージを与え
ず、且つ皮膚を清浄でソフトな状態に保ちつつ除去する
ことが期待される。
【０００３】メークアップ除去性製品のなかでも、多く
のものは水性ベース、即ち、水性、水−アルコール性、
又は水−グリコール性（glycolic）のローションや、透
明の水性ゲルである。これらには、溶解した界面活性剤
であってメークアップ製品を懸濁させてその除去を行う
ものが含まれている。このような界面活性剤は、良好な
除去効率と良好な皮膚許容性とを有しているべきであ
り、また、それらを含む組成物に対しての良好な安定性
を有しているべきである。
【０００４】メークアップをクレンジング又は除去する
のに効果的な界面活性剤、例えばアニオン性のカテゴリ
ーの界面活性剤は通常、ほとんど皮膚に許容されない。
一方、非イオン性界面活性剤等の温和な界面活性剤は、
十分な洗剤活性がないことが多い。これらの非イオン性
界面活性剤の場合、より良好なメークアップ除去効率
は、組成物中のその界面活性剤の量を増大させることに
より得ることができるが、安定性の問題、即ち、再結
晶、着色、光及び温度に対しての貧弱な耐性を生じる危
険性が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、比較的刺激性
が少なく、故に非イオン性であるが、低濃度で良好なメ
ークアップ除去性を有する界面活性剤を手に入れる必要
性が存在する。
【０００６】資料 US-A-3,268,593は、界面活性剤及び
洗剤としてのオキシエチレン化アセチルジオールを記載
している。しかしながら、これらのジオールは、効率が
良いためには皮膚にとって許容できないほどの量で使用
しなくてはならない。出願人は、これらのオキシエチレ
ン化アセチルジオールの中で、オキシエチレン化基をわ
ずかに有するものが、少量であっても、メークアップの
除去及び／又は皮膚、粘膜及び／又は毛髪のクレンジン
グにとって最も効果的であることを発見した。しかしな
がら、その低い水溶性のため、局所用の組成物中に低オ
キシエチレン化ジオールを導入することは難しいのが実
情である。出願人は、それらを両親媒性の化合物であっ
て１５以上のＨＬＢを有するものと組み合わせることに
より、それらを局所用の組成物中に容易に導入すること
が可能であることを発見した。
【０００７】
【課題を解決するための手段】従って本発明の主題は、
生理学的に許容される媒体中に、組成物の全量に対して
０.０１乃至０.５重量％の式（I）の一以上のオキシエ
チレン化アセチレンジオール：
【化２】 ［式中、 −Ｒ及びＲ’はそれぞれ独立に、１乃至１０の炭素原子
を含んだアルキルラジカルを表し、 −ｎ及びｍは、０乃至１０の範囲の数を表し、ｎ+ｍが
２乃至１０である］、及び、１５以上のＨＬＢを有し、
オキシエチレン化アセチレンジオールを溶解するための
少なくとも一の両親媒性化合物を含むことを特徴とする
局所的使用のための組成物である。
【０００８】式（I）の化合物により、もちのよい安定
性を有し、又、許容性の高い組成物を得ることが可能に
なるが、これは特に低い割合であってもこれらの化合物
が効き目を有するためである。更にこれらの化合物は本
質的に、低い割合であっても良好なメークアップ除去性
及びクレンジング効率を有している。
【０００９】
【発明の実施の形態】式（I）において、Ｒ及びＲ’ラ
ジカルは例えば、エチル、メチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、及び／又はイソブチルのラジカルを表す
ことができる。本発明の一の好ましい態様によれば、Ｒ
及びＲ’は同じである。式（I）においては、ｎ及びｍ
は整数又は非整数である。
【００１０】本発明の一の好ましい態様によれば、式
（I）のジオールは、２，４，７，９-テトラメチル-５-
デシン-４，７-ジオール（式（I）においてＲ＝Ｒ’＝
イソプロピルである）のオキシエチレン化誘導体（Air
Products社よりSurfynolの名で販売されているもの）、
より特には３.５モルのエチレンオキシドでオキシエチ
レン化された２，４，７，９-テトラメチル-５-デシン-
４，７-ジオール（Surfynol 440の名で販売されている
もの）より選択される。
【００１１】本発明の組成物中のオキシエチレン化アセ
チレンジオールの量は好ましくは、組成物の全量に対し
て重量で０.０１乃至０.５％、好ましくは０.０５乃至
０.５％の範囲である。
【００１２】オキシエチレン化アセチレンジオールを溶
解する両親媒性化合物は、水に対する溶解度が少なくと
も５重量％である化合物より特に選択することができ
る。このような化合物は、１５以上のＨＬＢ（親水性-
親油性バランス）を有し、イオン性、非イオン性、又は
両向性であることができる。好ましくは非イオン性の化
合物である。
【００１３】非イオン性の両親媒性化合物で本発明の組
成物中で使用できるものとしては、特に以下のものを挙
げることができる： １）アルコキシル化又はグリセロール化した、コハク酸
アルケニル、例えばコハク酸ヘキサデセニル（１８Ｅ
Ｏ）（ICI社よりArlatone 8016の名で販売されているも
の）、及びコハク酸ポリグリセロールドデセニル（３Ｅ
Ｏ）（BASF社よりCremophor COSの名で販売されている
もの）； ２）エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロッ
クコポリマー、例えばポロキサマー製品； ３）糖の脂肪アルキルエーテル、例えばアルキルポリグ
ルコシド； ４）ソルビタン脂肪エステル及びオキシエチレン化ソル
ビタン脂肪エステル、例えばソルビタンラウラート（２
０ＥＯ）（ポリソルベート２０）； ５）オキシエチレン化グリセロールエステル、例えば酢
酸のトリエステル及びグリセレス-７（glycereth-7）
（グリセレス-7トリアセタート）、及びこれらの混合
物。
【００１４】溶解性の両親媒性化合物の量は、組成物中
に存在するアセチレンジオールの量に依存して広い範囲
内で変動するが、例えば組成物の全量に対して重量で
０.００１乃至１０％、好ましくは０.０１乃至５％の範
囲とすることができる。本発明の一の好ましい態様によ
れば、オキシエチレン化アセチレンジオールと溶解性の
両親媒性化合物との間の重量比は好ましくは、１：１０
乃至１０：１、更に好ましくは１：２乃至２：１であ
る。
【００１５】局所的に適用することを目的とした本発明
の組成物には、生理学的に許容される媒体、即ち皮膚
（頭皮を含む）、粘膜、及び／又は眼と適合性のある媒
体が含まれ、また特に化粧料、及び／又は皮膚科学的組
成物を構成することができる。
【００１６】この組成物は化粧品及び皮膚科学において
通常使用されるいかなる薬学的形態をとることができ、
特に、適宜ゲル化した水溶液、分散液（例えば適宜、二
相にしたローション等）、水相中に脂質相を分散して得
られるエマルジョン（Ｏ／Ｗ）、若しくはその逆（Ｗ／
Ｏ）、又は三重エマルジョン（Ｗ／Ｏ／Ｗ、若しくはＯ
／Ｗ／Ｏ）、或いはイオン性及び／又は非イオン性の小
胞性分散液の形態とすることができる。これらの組成物
は通常の方法で調製される。
【００１７】本発明の組成物は例えば、ローション、ゲ
ル、又は乳液を構成することができ、また、例えばメー
クアップ除去性若しくはクレンジング性のローション、
若しくは乳液、シャンプー又はシャワーゲルを構成する
ことができる。
【００１８】本発明の組成物は、動物油、植物油、鉱物
油、シリコーン油、フッ素化油、及び／又は合成油ベー
スの脂質相を具備することができる。脂質相は又、脂質
相に存在しがちな他のいかなる脂質物質、例えば脂肪
酸、脂肪アルコール、及びミツロウ等のワックスを含む
ことが可能である。
【００１９】脂質相の成分としては、特に流動パラフィ
ン、流動ワセリン（liquid petroleum jelly）、ペルヒ
ドロスクワレン、植物油（スイート扁桃油（sweet almo
nd oil）、パーム油、ひまし油、アボカド油、又はホホ
バ油）、シリコーン油（ポリジメチルシロキサン（フェ
ニル化されていてもよい（例えばフェニルトリメチコー
ン））等）、及び揮発性シリコーン油（シクロメチコー
ン等）を挙げることができる。
【００２０】脂質相はまた、脂肪酸エステル、特に１乃
至１７の炭素原子を含む直鎖状又は分枝鎖状のアルコー
ルと、３乃至１８の炭素原子を含む直鎖状又は分枝鎖状
の脂肪酸とから得られるエステルなどの、メークアップ
除去油を具備することができる。このようなエステルは
特に、アジピン酸ジオクチル、パルミチン酸オクチル
（又はパルミチン酸２-エチルヘキシル）、アジピン酸
ジイソプロピル、ヘキサン酸オクチル、ラウリン酸エチ
ル、ミリスチン酸メチル、オクタン酸オクチルドデシ
ル、ネオペンタン酸イソデシル、ミリスチン酸エチル、
プロピオン酸ミリスチル、２-エチルヘキサン酸オクチ
ル、オクタン酸オクチル、カプリン酸オクチル／カプリ
ル酸オクチル、パルミチン酸メチル、ミリスチン酸ブチ
ル、ミリスチン酸イソブチル、パルミチン酸エチル、ラ
ウリル酸イソヘキシル、ラウリル酸ヘキシル、イソステ
アリン酸イソプロピル、及びイソノナン酸イソノニルか
らなる群より選択することができる。
【００２１】エマルジョンの場合、脂質相は例えば、組
成物の全量に対して重量で１乃至９５％、好ましくは５
乃至３０％の範囲の量で存在することができきる。
【００２２】本発明の組成物には更に、以下のものを具
備することができる： −脂質相を懸濁させる薬剤、例えばアクリル酸Ｃ10−Ｃ
30アルキルと、アクリル酸若しくはメタクリル酸、又は
そのエステル（Goodrich社のPemulen TR1, Pemulen TR
2、又はCarbopol 1342）とのコポリマー；あるいはアク
リルアミド／メチルプロパンスルホン酸のコポリマー
（Seppic社のSepigel）、及び／又は −脂質相を分散させる薬剤、例えば適宜ナノメートルサ
イズにした小胞ベースの乳化系又は小胞系であってイオ
ン性脂質からなるもの（リポソーム）又は非イオン性脂
質からなるもの。
【００２３】本発明の組成物はまた、その粘度を改変さ
せる薬剤を具備し、ある程度ゲル化した肌触りを作り出
すことができるが、これには以下のものがある： −セルロース誘導体（カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース）； −天然ゴム（ザンサンガム、グアールガム及びイナゴマ
メ（carob）ガム、並びにカラゲナン）； −カルボマータイプのポリカルボキシビニル誘導体（Go
odrich社よりCarbopol 940、951、及び980の名で販売さ
れているもの、又は3V-Sigma社よりSynthalen K又はSyn
thalen Lの名で販売されているもの）。
【００２４】本発明の組成物はまた、考慮する分野で通
常使用されているアジュバント、例えば保存料、抗酸化
剤、香料、充填剤、顔料、ＵＶ遮へい剤、金属イオン封
鎖剤（EDTA）、必須油、染料、溶媒（例えば１乃至４の
炭素原子を有する低級アルコール（エタノール等））、
親水性又は親油性の活性成分（保湿剤等（特にポリオル
（グリセロール、ブチレングリコール、又はへキシレン
グリコール）、ビタミン及びその誘導体））を、既知の
ようにして具備することも可能である。
【００２５】いうまでもなく、当業者ならばこれ、又は
これらの適宜の付加的化合物及び／又はその量を、本発
明の組成物の有益な性質が想定する添加により不利にな
るように影響されないか、又は実質的に影響されないよ
うにして、選択することに注意するであろう。
【００２６】本発明の組成物は好ましくは皮膚にふさわ
しいｐＨ、一般には５と８の間、好ましくは５.５と７.
５との間のｐＨを有する。
【００２７】本発明の組成物は、皮膚、粘膜（唇）、表
面の体成長部（例えば毛髪）、及び／又は眼をクレンジ
ングし、及び／又はそれらからメークアップを除去する
のに特に効果的であり、また、刺激がないという利点を
有している。この組成物は特に眼、唇、及び／又は皮膚
（特に顔の皮膚）用のクレンジング及び／又はメークア
ップ除去用乳液若しくはローション、シャンプー及び／
又はシャワーゲルを特に構成することができる。
【００２８】本発明の別の主題は、上に定義した組成物
を、皮膚、粘膜（唇）、毛髪及び／又は眼をクレンジン
グするため、及び／又はそれらからメークアップを除去
するために化粧用として使用することである。
【００２９】本発明の別の主題は、皮膚、粘膜、毛髪、
及び／又は眼をクレンジングするため、及び／又はそれ
らからメークアップを除去するための美容方法であっ
て、上に定義した組成物を、皮膚、粘膜、毛髪、及び／
又は眼に適用することを特徴とするものである。
【００３０】
【実施例】以下の実施例により、本発明をより明確に理
解することが可能となるが、これは限定する性質を有す
るものではない。示した量は、重量％である。
【００３１】 （実施例１）ローション −２，４，７，９-テトラメチル-５-デシン-４，７-ジオール （３.５モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化したもの） （Surfynol 440） ０.１％ −コハク酸ヘキサデセニル（１８ＥＯ）（Arlatone 8016） ０.１％ −へキシレングリコール １％ −ＥＤＴＡ ０.１％ −保存料 ０.３％ −水 １００％まで 方法：約７５乃至８０°Ｃの温度で、成分を一つずつ水
に溶解する。溶液をゆっくりと攪拌しながら冷却し、次
いで１００％とするのに十分な量の水を加えて完成す
る。使用感が優れ、皮膚を攻撃又は刺激することなくソ
フトなままにする良好なメークアップ除去性を有するロ
ーションが得られる。
【００３２】 （比較例１） −ラウレス（laureth）硫酸ナトリウム／ラウレス硫酸マグネシウム／ラウレス- ８硫酸ナトリウム／ラウレス−８硫酸マグネシウム （Albright & Wilson社よりEmpicol BSD 52 FL2（26％活性物質含有）の名で販 売されるもの） １％ −コカンフォ二酢酸二ナトリウム(disodium cocamphodiacetate) （Rhodia Chimie社のMiranol C2M、３８％の活性物質含有） １.１％ −ヘキシレングリコール １％ −ＥＤＴＡ ０.１％ −保存料 ０.３％ −水 １００％まで 実施例１及び比較例１のローションを、メークアップの
眼からの除去に関して１０人のパネラーで試験した。本
発明の実施例１のローションは、界面活性剤をかなり少
なく含むにもかかわらず、比較例のローションと同等の
メークアップ除去力を有していることが判明した。更
に、実施例１のローションは、泡を形成せず、又、まぶ
た及びまつげにべた付く膜を残さず、そして眼に全く刺
激がないので、比較例１のものよりも断然、使用感が良
好である。
【００３３】 （実施例２）メークアップ除去ゲル −２，４，７，９-テトラメチル-５-デシン-４，７-ジオール （３.５モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化したもの） （Surfynol 440） ０.２％ −ポロキサマー１８８（BASF社の販売するLutrol F68） ０.１％ −アクリレート／Ｃ１０−３０アルキル架橋ポリマー （Goodrich社の販売するPemulen TR2） ０.２５％ −水酸化ナトリウム ０.０１％ −保存料 ０.１％ −水 １００％まで 方法：約７５乃至８０°Ｃの温度で、成分を一つずつ水
に溶解するが、Pemulen TR2及び水酸化ナトリウムは最
後に添加する。溶液をゆっくりと攪拌しながら冷却し、
次いで１００％とするのに十分な量の水を加えて完成す
る。
【００３４】 （実施例３）メークアップ除去乳液 −２，４，７，９-テトラメチル-５-デシン-４，７-ジオール （３.５モルのエチレンオキシドでオキシエチレン化したもの） （Surfynol 440） ０.２％ −ポリソルベート２０ ０.１％ −アクリレート／Ｃ１０−３０アルキル架橋ポリマー （Goodrich社の販売するPemulen TR2） ０.２５％ −水酸化ナトリウム ０.０５％ −パルミチン酸オクチル １０％ −保存料 ０.１％ −水 １００％まで 方法：約７５乃至８０°Ｃの温度で、成分を一つずつ水
に溶解するが、Pemulen TR2及び水酸化ナトリウムは最
後に添加する。次いで油を添加して水相混合物中で乳化
させる。このエマルジョンをゆっくりと攪拌しながら冷
却し、次いで１００％とするのに十分な量の水を加えて
完成する。耐水性又は非耐水性のマスカラでコートされ
たまつ毛より、メークアップを良好に除去することが可
能な乳液が得られる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 生理学的に許容される媒体中に、組成物
    の全量に対して０.０１乃至０.５重量％の式（I）の一
    以上のオキシエチレン化アセチレンジオール： 【化１】 ［式中、 −Ｒ及びＲ’はそれぞれ独立に、１乃至１０の炭素原子
    を含んだアルキルラジカルを表し、 −ｎ及びｍは、０乃至１０の範囲の数を表し、ｎ+ｍが
    ２乃至１０である］、及び、 １５以上のＨＬＢを有し、オキシエチレン化アセチレン
    ジオールを溶解するための少なくとも一の両親媒性化合
    物を含むことを特徴とする局所的使用のための組成物。
  2. 【請求項２】 前記の式（I）中のラジカルＲ及びＲ’
    が、エチル、メチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
    ル、及び／又はイソブチルのラジカルを表すことを特徴
    とする請求項１に記載の組成物。
  3. 【請求項３】 前記の式（I）のジオールが、２，４，
    ７，９-テトラメチル-５-デシン-４，７-ジオールの、
    オキシエチレン化誘導体から選択されることを特徴とす
    る請求項１又は２に記載の組成物。
  4. 【請求項４】 前記のオキシエチレン化アセチレンジオ
    ールが、組成物の全量に対して０.０５乃至０.５重量％
    の範囲で存在することを特徴とする請求項１乃至３の何
    れか一項に記載の組成物。
  5. 【請求項５】 前記の両親媒性化合物が非イオン性であ
    ることを特徴とする請求項１乃至４の何れか一項に記載
    の組成物。
  6. 【請求項６】 前記の両親媒性化合物が、アルコキシル
    化又はグリセロール化されたコハク酸アルケニル、エチ
    レンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリ
    マー、糖の脂肪アルキルエーテル、ソルビタン脂肪エス
    テル及びオキシエチレン化ソルビタン脂肪エステル、オ
    キシエチレン化グリセロールエステル、並びにこれらの
    混合物より選択されることを特徴とする請求項１乃至５
    の何れか一項に記載の組成物。
  7. 【請求項７】 前記の両親媒性化合物が、組成物の全量
    に対して０.００１乃至１０重量％の範囲の量で存在す
    ることを特徴とする請求項１乃至６の何れか一項に記載
    の組成物。
  8. 【請求項８】 脂質相を更に含むことを特徴とする請求
    項１乃至７の何れか一項に記載の組成物。
  9. 【請求項９】 溶液、分散液、エマルジョン、又は小胞
    性分散液の形態をとることを特徴とする請求項１乃至８
    の何れか一項に記載の組成物。
  10. 【請求項１０】 ローション、ゲル、乳液、又はシャン
    プーを構成することを特徴とする請求項１乃至９の何れ
    か一項に記載の組成物。
  11. 【請求項１１】 皮膚、粘膜、毛髪、及び／又は眼から
    メークアップをクレンジング及び／又は除去するため
    に、請求項１乃至１０の何れか一項に記載される組成物
    を化粧用として用いる使用。
  12. 【請求項１２】 請求項１乃至１０の何れか一項に記載
    の組成物を、皮膚、粘膜、毛髪、及び／又は眼に適用す
    ることを特徴とする、皮膚、粘膜、毛髪、及び／又は眼
    よりメークアップをクレンジング及び／又は除去するた
    めの美容方法。
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