JP2000229798A - 高所作業車の過積載作動規制装置 - Google Patents

高所作業車の過積載作動規制装置

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JP2000229798A
JP2000229798A JP11033012A JP3301299A JP2000229798A JP 2000229798 A JP2000229798 A JP 2000229798A JP 11033012 A JP11033012 A JP 11033012A JP 3301299 A JP3301299 A JP 3301299A JP 2000229798 A JP2000229798 A JP 2000229798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降シリンダの作動規制を解除する際に降ろ
す荷物の量を少なくして使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 昇降シリンダ39の作動を操作する操作
器51により操作された操作内容と作業台40の高さを
検出する高さセンサ53により検出された高さ情報に基
づいて、コントローラ59の操作内容判定回路69が作
業台40が上昇作動を行なっているときの昇降シリンダ
39の上昇作動許容作用力、上げ止め時の許容作用力及
び下げ止め時の許容作用力のいずれかを選択し、シリン
ダ圧センサ55により検出された作用力が選択された許
容作用力を越えていることをシリンダ圧判定回路71が
判定した場合には、作動規制回路73が作動して昇降シ
リンダ39の伸長作動、縮小作動及び基台の走行作動を
規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業車の過積載作
動規制装置に関し、さらに詳細には、シザースリンク式
の高所作業車の過積載作動規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業者や荷物等を所望の高所に移動させ
ることができる高所作業装置としては、例えば、走行可
能な基台上にシザースリンクを介して作業台を取り付
け、シザースリンクに設けた昇降シリンダを作動させて
作業台を昇降させるように構成したシザースリンク式の
高所作業車がある。
【0003】シザースリンクは複数の腕部材と昇降シリ
ンダとから構成されており、腕部材のうちシザースリン
クの上部に配設された上前腕部材の上端部は作業台の下
部に設けられた作業台レールの前側に揺動自在に枢支さ
れ、上前腕部材に交差する上後腕部材の上端部には作業
台レール内に沿って回転移動するローラが設けられてい
る。また、シザースリンクの下部に配設された下前腕部
材の下部は車体の前部に揺動自在に枢支され、下前腕部
材に交差する下後腕部材の下端部には車体の上部であっ
て前後方向に延設された車体レール内に沿って回転移動
するローラが設けられている。下後腕部材の先端部には
中間腕部材が枢支され、下後腕部材と中間腕部材との間
には昇降シリンダが接続され、この昇降シリンダが伸長
作動すると中間腕部材を起仰させてローラが作業台レー
ル及び車体レール内に沿って車体の前側方向へ回転移動
してシザースリンクを伸長させて作業台が上方へ移動す
る。
【0004】ところで、シザースリンク式の高所作業車
は、作業台に搭載される荷物の重量により、車両が転倒
したりリンクが損傷する虞を防止するため、昇降シリン
ダのボトム圧を検出し、このボトム圧が許容圧力を越え
た場合にはシザースリンクや車両の作動を規制する。
【0005】シザースリンク等の作動規制を行なうため
に、昇降シリンダには油圧回路が接続されている。この
油圧回路は昇降シリンダのボトム室に接続された主管路
と、昇降シリンダのロッド室に接続された帰還管路とを
有している。主管路にはその上流側から油圧ポンプと逆
止弁が設けられ、主管路と帰還管路の各端部は作動油が
貯留する油タンク内に挿入されている。逆止弁よりも下
流側の主管路には主管路内の作動油の圧力を検出する圧
力センサが設けられている。そして、圧力センサにより
昇降シリンダのボトム室に連通する主管路内の作動油の
圧力が所定圧力を越えていることを検出し、この圧力セ
ンサ信号が許容作用圧力を越えた場合、油圧ポンプの作
動を停止して昇降シリンダの伸長作動が規制される。シ
ザースリンク式の高所作業車は作業台を格納した場合、
シリンダ圧力が殆どない状態となる。従って、作業台に
定格荷重を越える積載を行なったとしても昇降シリンダ
の圧力は変化しないので過積載を検出できない。この状
態から作業台を上昇作動させた場合、上昇作動により昇
降シリンダが伸長し作用力が発生するのでこれを検出し
て上昇作動許容圧力と比較する過積載作動規制を行なっ
ている。しかしながら、この方式の場合、上昇作動圧力
を検出するため、過積載規制にて上昇作動を停止させる
と昇降シリンダ内の圧力は前記上昇作動許容圧力に比べ
て小さくなるので、前記過積載作動規制が解除され再度
上昇操作が可能となってしまう。従って、この状態で前
記過積載作動規制が解除され再度上昇操作が可能となら
ないように、前記上昇作動許容圧力のほかに昇降作動が
停止している状態での停止許容圧力と比較するといった
ように、操作状態によっていずれかの許容圧力を選択
し、過積載作動規制を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、過積載作動規
制圧力と解除圧力には、作業台の揺れ等によりシリンダ
圧力が変動し、過積載作動規制が頻繁にON・OFFを
繰り返し、使い勝手が悪くならないように、規制圧力と
解除圧力に圧力差を設けている。(以下この圧力差を
「解除ヒス」と記す。)。しかし、作業台に搭乗した作
業者や物資の荷重が一定の状態でも作業台が上昇してい
る状態から停止状態になるとき(以下「上げ止め」と記
す。)及び作業台が下降している状態から停止状態にな
るとき(以下「下げ止め」と記す。)での昇降シリンダ
に作用する圧力は互いに相違する。これは、作業台を昇
降移動している状態から停止状態にさせると、シザース
リンクの結合部摩擦により、上げ止めと下げ止めではシ
リンダに作用する力が反対に作用するからである。この
摩擦による正逆の力は作業台に作用する力の大きさを変
化させ、上げ止めのときは昇降シリンダに作用する圧力
は大きくなり、逆に下げ止めのときは昇降シリンダに作
用する圧力は小さくなる。
【0007】また、上げ止め圧力と下げ止め圧力との圧
力差より小さい解除ヒスを設定すると、上げ止めで作動
規制が効くような過荷重の荷重を作業台に搭載した状態
で作業台を下げ止めすると、前記圧力差により解除ヒス
以上の圧力差が生じるため、昇降シリンダの作動規制が
解除されてしまう。このため、同じ荷重であっても、上
げ・下げ操作により、作動規制が効いたり解除されたり
する状態となる。
【0008】更に、上げ止めと下げ止めの圧力差より大
きい解除ヒスを設定すると、前記の上げ・下げ操作によ
り、作動規制が効いたり解除されたりすることはなくな
るが、この作動規制を解除するためには作業者が作業台
から大きい解除ヒスに相当するだけの多くの荷物を降ろ
さなければならず、使い勝手が悪い、という問題が生じ
る。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、従来、昇降作動が停止している状態の停止
許容圧力設定がひとつであったものを、上げ止めと下げ
止めのそれぞれの許容圧力(以下、「上げ止め許容圧
力」「下げ止め許容圧力」と記す。)を有することを特
徴とし、これにより解除ヒスを小さく設定することが可
能となり、昇降シリンダの作動規制が必要であるにも係
わらず下げ止めによりその規制が解除されることを防止
し、また、規制を解除する際に降ろさなければならない
荷物の量を少なくして使い勝手を向上させることができ
る高所作業車の過積載作動規制装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の高所作業車の過積載作動規制装置は、走行可
能な基台(例えば、実施形態における車体10)と、基
台上に上下方向に延びて設けられた昇降器と、昇降器に
接続した油圧アクチュエータ(例えば、実施形態におけ
る昇降シリンダ39)と、昇降器の上部に設けられた作
業台とを有し、油圧アクチュエータの作動により昇降器
を伸縮作動させて作業台が昇降作動自在に構成された高
所作業車の過積載作動規制装置であって、油圧アクチュ
エータの作動を操作する操作手段と、作業台の高さを検
出する高さ検出手段と、作業台からの荷重により油圧ア
クチュエータに作用する作用力を検出する作用力検出手
段(例えば、実施形態におけるシリンダ圧センサ55)
と、作業台が上昇作動を開始するとき、作業台が上昇し
ている状態から停止状態になるとき及び作業台が下降し
ている状態から停止状態になるときでの油圧アクチュエ
ータに作用する作用力の許容値を作業台の高さに対応し
て上昇作動許容作用力、上げ止め許容作用力及び下げ止
め許容作用力として設定する許容作用力設定手段(例え
ば、実施形態におけるメモリ57)と、操作手段により
上昇操作した場合は、高さ検出手段により検出された作
業台の高さ情報に基づいて許容作用力設定手段に設定さ
れた上昇作動許容作用力を選択し、操作手段による操作
がない場合は最終操作内容により、高さ検出手段により
検出された作業台の高さ情報に基づいて許容作用力設定
手段に設定された上げ止め許容作用力・下げ止め許容作
用力のいずれかを選択し、作用力検出手段により検出さ
れた検出作用力が選択された許容作用力を越えている場
合には少なくとも油圧アクチュエータの伸長作動、縮小
作動及び基台の走行作動のいずれかを規制する作動制御
規制手段とを有することが好ましい。
【0011】上記操作した場合には、高さ検出手段によ
り検出された作業台の高さ情報に基づいて許容作用力設
定手段に設定された上昇作動許容作用力を選択し、操作
手段による操作がない場合は最終操作内容により、高さ
検出手段により検出された作業台の高さ情報に基づいて
許容作用力設定手段に設定された上げ止め許容作用力・
下げ止め許容作用力のいずれかを選択する。そして、作
用力検出手段により検出された検出作用力が選択された
許容作用力を越えている場合には作動制御規制手段が少
なくとも油圧アクチュエータの伸長作動、縮小作動及び
基台の走行作動のいずれかを規制する。
【0012】ここで、昇降器はシザースリンク、Z式リ
ンク及びシグマ式リンクを例示することができる。作業
台が上昇している状態と、上げ止めや下げ止めで作業台
が停止している状態と比較すると、油圧アクチュエータ
に作用する作用力は相違する。このため、上昇状態と、
上げ止め及び下げ止めで作業台が停止している状態の油
圧アクチュエータに作用する許容値を各々設定し、操作
内容に応じた許容値を選択し、この選択された許容値を
越えている場合に油圧アクチュエータの作動を規制する
ことで、作業台の作動状況に応じた作業台の作動規制を
確実に行なうことができ、車両の転倒を未然に防止する
ことができる。
【0013】また、作業台に過積載の荷物が搭載された
場合に油圧アクチュエータの作動規制を解除するには、
上げ止め、下げ止めにより作動規制許容値を各々設定す
ることにより、昇降器に作用する正逆方向の摩擦力の影
響を受けないように解除ヒスを小さくすることができる
ため、より多くの荷物を降ろさなければならなかった従
来技術と比較して降ろす荷物の量が少なくてすむので使
い勝手を向上させることができる。
【0014】作用力検出手段は油圧アクチュエータに作
用する作用力を直接検出してもよいし、油圧アクチュエ
ータに連通する油圧管路内の圧力から検出してもよい。
【0015】操作手段により上昇操作した場合は、作業
台の高さ情報に対応した上昇作動許容作用力を基準に
し、停止状態の作業台を上昇させるには、作業台を停止
状態にしたときの操作内容及び停止状態の作業台の高さ
情報に対応した上げ止め許容作用力・下げ止め許容作用
力のいずれかを選択し、検出作用力が基準にした許容作
用力を越えている場合には作動制御規制手段が少なくと
も油圧アクチュエータの伸長作動、縮小作動及び基台の
走行作動のいずれかを規制することが好ましい。
【0016】上げ止めした作業台を下降させるには上げ
止め許容作用力を基準にし、下げ止めした作業台をさら
に降下させるには下げ止め許容作用力を基準にし、上昇
作動を行なっているときは上昇作動許容作用力を基準に
し、検出作用力が各操作内容に対応した許容作用力を越
えている場合には油圧アクチュエータの伸長作動等を規
制することで、これらの操作内容における車両の転倒を
未然に防止することができる。
【0017】基台は基台の走行方向を変化させる方向変
更手段(例えば、実施形態におけるクローラ式走行装置
11)を有し、作動制御規制手段は方向変更手段の作動
を規制することが好ましい。基台に方向変更手段を設け
ることで高所作業車を所望の作業現場に容易に移動させ
ることができ、また、過積載時に方向変更手段の作動を
規制することで車両の転倒を未然に防止することができ
る。方向変更手段は一対のタイヤの向きを変えるもの
や、一対のクローラの相対速度を変えたり、回転方向を
変えたりすること等を例示することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4に基づいて説明する。本実施の形態は
クローラ式の走行装置を有したシザースリンク式の高所
作業車の態様を示す。最初に、本発明の高所作業車の過
積載作動規制装置を説明する前に、この過積載作動規制
装置を搭載した高所作業車を説明する。高所作業車1
は、図1に示すように、車体10とシザースリンク20
と作業台40とを有している。車体10にはその左右に
一対のクローラ式走行装置11が設けられている。クロ
ーラ式走行装置11は駆動スプロケット12と遊動輪1
3と駆動スプロケット12及び遊動輪13等に掛け回さ
れたクローラ14と駆動スプロケット12を回転駆動す
る走行モータ15とを有し、クローラ14が回転するこ
とで車体10を走行させることができる。また、走行モ
ータ15は正・逆回転が可能であるので、車体10の方
向変換や前進・後退を行なうことができる。
【0019】車体10の上部であって車体10の幅方向
の両側部には車体レール19が車体10の前後方向に延
設されている。車体レール19は車体10の後部から中
央部にかけて断面コ字状をなし、車体10の中央部から
前部にかけて断面L字状をなしている。
【0020】一対の車体レール19間の車体10上には
シザースリンク20が設けられている。シザースリンク
20は、複数の腕部材21を揺動自在に連接した連接機
構を交差させてなるリンク機構23を車体10の幅方向
に所定の間隙を有して対向に配置したものである。リン
ク機構23の腕部材21のうち下部に配設された下前腕
部材25の下部は断面L字状の車体レール19の側板1
9aの前部内側に揺動自在に枢支されており、下前腕部
材25に交差する下後腕部材27の下端部にはローラ2
9が車体レール19側に突出して設けられ、このローラ
29が車体レール19の空間部19b内を車体10の前
後方向に回転移動するように配置されている。下後腕部
材27が揺動移動するとローラ29が車体レール19内
に沿って車体10の前後方向に移動する。下後腕部材2
7の先端部には中間腕部材31が枢支されている。
【0021】シザースリンク20の上部には作業台40
が設けられ、この作業台40の下部の幅方向の両側部に
は一対の作業台レール41が作業台40の前後方向に延
設されている。作業台レール41は車体レール19と略
同様の構成をなしているので、車体レール19と同一態
様部分については準じた符号を付してその説明を省略す
る。リンク機構23の上前腕部材33の上端部は作業台
レール41の側板41aの前部内側に揺動自在に枢支さ
れ、上前腕部材33に交差する上後腕部材35の上端部
には作業台レール41の空間部41b内を車体10の前
後方向に回転移動するローラ37が設けられている。
【0022】下後腕部材27と中間腕部材31との間に
は昇降シリンダ39が接続されており、この昇降シリン
ダ39が伸長作動して中間腕部材31が起仰し、ローラ
29,37が車体レール19及び作業台レール41に沿
って車体10の前側方向へ回転移動してシザースリンク
20を伸長させて作業台40が上方へ移動する。また、
昇降シリンダ39が縮小すると中間腕部材31が倒伏作
動し、ローラ29,37が車体レール19及び作業台レ
ール41に沿って車体10の後側方向へ回転移動して、
シザースリンク20を縮小させて作業台40が下方へ移
動する。
【0023】次に、過積載作動規制装置を図2から図4
を使用して説明する。図2は過積載作動規制装置のブロ
ック図を示し、同図に示すように、過積載作動規制装置
50は、操作器51と高さセンサ53とシリンダ圧セン
サ55とメモリ57とコントローラ59とを有してい
る。操作器51は図1に示す作業台40上に設けられ、
作業台40に搭乗した作業者により昇降シリンダ39や
走行装置11の作動を操作する。高さセンサ53は作業
台40の作業床の高さを検出し、シリンダ圧センサ55
は作業台40からの荷重により昇降シリンダ39に作用
する作用力を昇降シリンダ39のボトム圧として検出す
る。
【0024】メモリ57には、作業台40に定格荷重が
搭載されている状態において、作業台40が昇降移動し
ているときの昇降シリンダ39に作用する作用力の許容
値を作業台40の高さに対応して設定した上昇作動許容
圧メモリ61と、作業台40が上昇している状態から停
止状態になったとき及び作業台40が下降している状態
から停止状態になったときでの昇降シリンダ39に作用
する作用力の許容値を作業台40の高さに対応して設定
した上げ止め許容圧メモリ63及び下げ止め許容圧メモ
リ65とが設定されている。
【0025】図3はメモリ57に設定された内容をグラ
フで示したものであり、上昇操作を行なっているとき、
及び上げ止めと下げ止めにおける作業台40の高さ(作
業床の高さ)に対する昇降シリンダ39の作用力の許容
値を示している。図3に示すように、作業台40はその
作業床の高さがH1からH2の範囲内で昇降可能であ
り、作業床の最下動がH1であり、最上動がH2であ
る。図中、実線は作業台40に定格荷重を搭載している
ときの上げ止めの状態の許容値を示し(以下、「上げ止
めラインLu」と記す。)、破線は下げ止めの状態の許
容値を示している(以下、「下げ止めラインLd」と記
す。)。また、二点鎖線は上昇作動許容値を示している
(以下、「上昇作動ラインLm」と記す。)。
【0026】図3に示す昇降シリンダ39に作用する上
げ止め圧力、下げ止め圧力の圧力差は作業台40の高さ
が高くなるにしたがって漸次大きくなっている。これ
は、図1に示す作業台40が上昇すると昇降シリンダ3
9が伸長するとともに起仰するので、作業台40の上昇
にともない昇降シリンダ39に作用する力が小さくなる
が、シザースリンク結合部の摩擦力はほぼ一定のため、
昇降シリンダ作用力のうち摩擦力が占める割合が大きく
なる。このため、上げ止め圧力、下げ止め圧力の圧力差
は作業台40の上昇にともない大きくなり、一定値には
ならない。
【0027】図2に示すコントローラ59は操作器51
の操作信号に基づいて昇降シリンダ39や走行モータ1
5の作動を制御する作動制御回路67と、操作器51の
操作内容を判定する操作内容判定回路69とを有してい
る。操作内容判定回路69は作業台40を上方へ移動さ
せる操作(以下「昇降上作動操作」と記す。)と、作業
台40が上昇している状態から停止状態にした操作(以
下「昇降上げ止め操作」と記す。)と、作業台40が下
降している状態から停止状態にした操作(以下「昇降下
げ止め操作」と記す。)のいずれかの操作を判定する。
【0028】また、コントローラ59は操作器51によ
り操作された操作内容及び高さセンサ53により検出さ
れた作業台40の高さ信号に基づいてメモリ57に設定
された上昇作動許容圧メモリ61・上げ止め許容圧メモ
リ63・下げ止め許容圧メモリ65のいずれかを選択
し、シリンダ圧センサ55により検知された作用力が選
択された許容圧メモリ61,63,65に設定された許容
作用力を越えているか否かを判定するシリンダ圧判定回
路71を有している。
【0029】更に詳細には、操作内容判定回路69によ
り昇降上作動操作であることを判定したときにはシリン
ダ圧判定回路71が上昇作動許容圧メモリ61を選択
し、操作内容判定回路69により昇降上げ止め操作にて
作業台を停止したことを判定したときにはシリンダ圧判
定回路71が上げ止め許容圧メモリ63を選択し、操作
内容判定回路69により昇降下げ止め操作にて作業台を
停止したことを判定したときには下げ止め許容圧メモリ
65を選択する。
【0030】更に、コントローラ59は、シリンダ圧判
定回路71により作用力が許容作用力を越えている場合
に操作器51の操作情報のうちの昇降シリンダ39の伸
長作動、走行装置11の走行作動及び走行装置11の方
向変換作動を規制する作動規制回路73を有し、また、
作業者に規制状態であることを警告作動する作動規制表
示器75に接続されている。さらに、コントローラ59
には昇降シリンダ39の作動を制御する切替バルブ81
が接続され、この切替バルブ81は昇降シリンダ39に
連結された油圧供給路80内に設けられている。
【0031】油圧供給路80は、図4に示すように、昇
降シリンダ39のボトム側39aとモータMに接続され
た油圧ポンプ82との間を連通する主管路83と、昇降
シリンダ39のロッド側39bと油圧タンク84との間
を接続する帰還管路85と、主管路83と帰還管路85
とを連通させる接続管路86とを有している。主管路8
3にはその上流側からストレーナ87と油圧ポンプ82
とチェック弁88とヒューズ弁89とが設けられてい
る。ストレーナ87は作動油内の塵を取り除く機能を有
し、チェック弁88は油圧ポンプ82からの作動油の吐
出のみを許容する機能を有し、ヒューズ弁89は主管路
83が破損等して作動油が漏れ出した場合でも、昇降シ
リンダ39が急激に縮小して図1に示す作業台40が急
激に降下するのを防止する機能を有している。
【0032】チェック弁88よりも上流側で油圧ポンプ
82よりも下流側の主管路83には帰還管路85に連通
する接続管路86が接続され、チェック弁88よりも下
流側でヒューズ弁89よりも上流側の主管路83と帰還
管路85との間には昇降シリンダ39の下降作動を行な
うための下降管路90が接続されている。
【0033】接続管路86にはリリーフ弁91が設けら
れており、このリリーフ弁91は主管路83内の作動油
の圧力が許容圧力に到達したときに主管路83内の作動
油を帰還管路85に逃がして主管路83内の油圧が許容
圧力以上になるのを防止する機能を有している。下降管
路90には主管路83側から順にフィルタ92とチェッ
ク弁付き切替バルブ81と流量調整弁93とが設けられ
ている。チェック弁付き切替バルブ81は、通常、作動
油を帰還管路85側から主管路83側へ流し、主管路8
3を通って昇降シリンダ39に供給させる機能を有して
いる。チェック弁付き切替バルブ81には弁の切替を操
作するソレノイド94が設けられている。図2に示すコ
ントローラ59のシリンダ圧判定回路71により昇降シ
リンダ39への作用力が許容作用力を越えていることを
判定したときには、油圧ポンプ82の作動を停止する。
このため、昇降シリンダ39の伸長作動が規制される。
【0034】次に、本発明の高所作業車1の過積載作動
規制装置50の作用を説明する。最初に、図1に示す車
体10に作業台40が格納された状態で作業者(図示せ
ず)が作業台40上に搭乗して操作器51を操作して作
業台40を上昇させる。このとき、作業者が図2に示す
操作器51を操作すると、その操作信号がコントローラ
59の操作内容判定回路69に受信され、この操作信号
判定回路69により操作信号が昇降上作動操作であるこ
とを判定する。この判定結果はシリンダ圧判定回路71
に送信される。格納状態ではシリンダボトム圧力はほと
んどなく、いずれの許容値よりもシリンダ圧力が小さい
ため、シリンダ圧判定回路71が操作信号をそのまま作
動制御回路67に送信し、この操作信号に基づいて作動
制御回路67が油圧ポンプの作動を制御して昇降シリン
ダ39を伸長作動させる。これと同時に高さセンサ53
が作業台40の高さを検出し、シリンダ圧センサ55が
昇降シリンダ39に作用する作用力を検出し、これらの
検出値がシリンダ圧判定回路71に受信される。シリン
ダ圧判定回路71は操作信号の内容に基づいてメモリ5
7内の上昇作動許容圧メモリ61を選択し、作業台40
の高さ信号に基づいて上昇作動許容圧メモリ61に設定
され作業台40の高さに対応する昇降シリンダ39の作
用力の許容値を読み出した後に、この昇降シリンダ39
の許容値と検出された作用力との大きさの比較を行な
う。
【0035】その結果、検出された作用力が昇降シリン
ダ39の許容値よりも小さい場合、シリンダ圧判定回路
71が操作信号をそのまま作動制御回路67に送信し、
この操作信号に基づいて作動制御回路67が油圧ポンプ
82の作動を制御して昇降シリンダ39を伸長作動させ
る。また、検出された作用力が昇降シリンダ39の許容
値よりも大きい場合、シリンダ圧判定回路71が操作信
号を作動規制回路73に送信し、作動規制回路73が油
圧ポンプ82の作動を制御して昇降シリンダ39の伸長
作動を停止させる。
【0036】次に、作業現場である所定の高さH3で停
止した作業台40上で作業者が高所作業を行なって作業
台40を下降させる作用を説明する。最初に、作業者が
図1に示す作業台40上に過積載の荷物を搭載した状態
で操作器51を操作して作業台40を下方へ移動させ
る。操作器51を操作すると、図4に示すチェック弁付
き切換バルブ81のソレノイド94が作動して弁が切り
替えられて主管路83内の作動油が帰還管路85へ流出
する。このため、主管路83内の作動油は作業台40や
荷物等の自重に押されチェック弁付き切換バルブ81を
経由して帰還管路85に流れるので、昇降シリンダ39
が縮小作動して作業台40が下降する。このとき、帰還
管路85へ流出する作動油は流量調整弁93によりその
流量が調整されているので、作業台40の下降速度を調
整することができる。
【0037】また、昇降下げ止め操作を行なうと、その
操作信号は図2に示すコントローラ59の操作内容判定
回路69に受信され、操作信号判定回路69はその操作
信号が昇降下げ止め操作であることを判定する。この判
定結果はシリンダ圧判定回路71に送信される。これと
同時に高さセンサ53が作業台40の高さを検出し、シ
リンダ圧センサ55が昇降シリンダ39に作用する作用
力を検出し、これらの検出値がシリンダ圧判定回路71
に受信される。シリンダ圧判定回路71は操作信号の内
容からメモリ57内の下げ止め許容圧メモリ65を選択
し、そして、下げ止め許容圧メモリ65に設定され作業
台40の高さに対応する昇降シリンダ39の作用力の許
容値を読み出した後に、この許容値と検出された作用力
との大きさの比較を行なう。
【0038】そして、作業台40に搭載した荷物が定格
荷重以内の場合、検出された作用力は昇降シリンダ39
の許容値よりも小さいので、シリンダ圧判定回路71は
作動規制回路73を作動させず、昇降、走行操作が可能
になる。また、作業台40に搭載した荷物が定格荷重以
上の場合、検出された作用力は昇降シリンダ39の許容
値よりも大きいので、シリンダ圧判定回路71は作動規
制回路73を作動させるとともに、作動規制表示器75
を作動させて作業者に作動規制状態であることを警告す
る。
【0039】このように、作業台40に過積載の荷物が
搭載された状態では、昇降シリンダ39の伸長作動とク
ローラ式走行装置の走行作動及び方向変更作動を規制す
る。このため、過積載の状態のままで作業台40を再び
上昇させたり、車両を走行させること等はできず、ま
た、作業台40から荷物を降ろさなければ作動規制回路
73による作動規制を解除することができないので、車
両の転倒を未然に防止することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明による高所作業車の過積載作動規
制装置は、上げ止め、下げ止め及び上昇作動するときの
油圧アクチュエータに作用する許容値を各々設定し、作
業台の操作状態から許容値のいずれかを選択し、油圧ア
クチュエータに作用する作用力が選択された許容値を越
えている場合に油圧アクチュエータ等の作動を規制する
ことで、作業台の作動状況に応じた作業台の作動規制を
行なうことができ、高所作業車の転倒を未然に防止する
ことができる。また、作動規制を解除する場合には、従
来技術と比較して降ろす荷物の量が少なくなるので使い
勝手を向上させることができる。
【0041】また、基台は基台の走行方向を変化させる
方向変更手段を有し、作動制御規制手段は方向変更手段
の作動を規制する場合には、方向変更手段を作動させる
ことで高所作業車を所望の作業現場に容易に移動させる
ことができ、また、過積載時に方向変更手段の作動を規
制することで車両の転倒を未然に防止することができ
る。
【0042】更に、作動制御規制手段により作業者に規
制状態であることを警告する作動規制表示器を備える場
合には、作動規制状態であることを作業者に警告するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における過積載作動規制
装置を搭載した高所作業車の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態における過積載作動規制
装置のブロック図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態における過積載作動規制
装置のメモリに設定された内容を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態における過積載作動規制
装置に接続された油圧供給路を示す図である。
【符号の説明】
1 高所作業車 10 車体(基台) 11 クローラ式走行装置(方向変換手段) 20 シザースリンク(昇降器) 39 昇降シリンダ(油圧アクチュエータ) 40 作業台 50 過積載作動規制装置 51 操作器(操作手段) 53 高さセンサ(高さ検出手段) 55 シリンダ圧センサ(作用力検出手段) 57 メモリ(許容作用力設定手段) 59 コントローラ(作動制御規制手段) 75 作動規制表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な基台と、前記基台上に上下方
    向に延びて設けられた昇降器と、前記昇降器に接続した
    油圧アクチュエータと、前記昇降器の上部に設けられた
    作業台とを有し、前記油圧アクチュエータの作動により
    前記昇降器を伸縮作動させて前記作業台が昇降作動自在
    に構成された高所作業車の過積載作動規制装置であっ
    て、 前記油圧アクチュエータの作動を操作する操作手段と、 前記作業台の高さを検出する高さ検出手段と、 前記作業台からの荷重により前記油圧アクチュエータに
    作用する作用力を検出する作用力検出手段と、 前記作業台が上昇作動を開始するとき、前記作業台が上
    昇している状態から停止状態になったとき及び前記作業
    台が下降している状態から停止状態になったときでの前
    記油圧アクチュエータに作用する作用力の許容値を前記
    作業台の高さに対応して上昇作動許容作用力、上げ止め
    許容作用力及び下げ止め許容作用力として設定する許容
    作用力設定手段と、 前記操作手段により上昇操作した場合は、前記高さ検出
    手段により検出された前記作業台の高さ情報に基づいて
    前記許容作用力設定手段に設定された前記上昇作動許容
    作用力を選択し、前記操作手段による操作がない場合は
    最終操作内容により、前記高さ検出手段により検出され
    た前記作業台の高さ情報に基づいて前記許容作用力設定
    手段に設定された前記上げ止め許容作用力・下げ止め許
    容作用力のいずれかを選択し、前記作用力検出手段によ
    り検出された検出作用力が前記選択された許容作用力を
    越えている場合には少なくとも前記油圧アクチュエータ
    の伸長作動、縮小作動及び前記基台の走行作動のいずれ
    かを規制する作動制御規制手段とを有することを特徴と
    する高所作業車の過積載作動規制装置。
  2. 【請求項2】 前記停止状態の作業台を上昇させるに
    は、前記作業台を停止状態にしたときの前記操作内容及
    び前記停止状態の作業台の高さ情報に対応した前記上昇
    作動許容作用力を基準にし、前記検出作用力が前記基準
    にした許容作用力を越えている場合には前記作動制御規
    制手段が少なくとも前記油圧アクチュエータの伸長作
    動、縮小作動及び前記基台の走行作動のいずれかを規制
    することを特徴とする請求項1記載の高所作業車の過積
    載作動規制装置。
  3. 【請求項3】 前記基台は前記基台の走行方向を変化さ
    せる方向変更手段を有し、前記作動制御規制手段は前記
    方向変更手段の作動を規制することを特徴とする請求項
    1又は2記載の高所作業車の過積載作動規制装置。
  4. 【請求項4】 前記作動制御規制手段により作業者に規
    制状態であることを警告する作動規制表示器を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の高所
    作業車の過積載作動規制装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099439A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Aichi Corp 高所作業車の過積載防止装置
KR101878921B1 (ko) * 2018-03-22 2018-07-16 양영기 사다리차
JP2019210130A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 株式会社アイチコーポレーション 高所作業車の安全装置
US11472684B2 (en) 2020-03-06 2022-10-18 Kabushiki Kaisha Aichi Corporation Safety device of vehicle with aerial work platform

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