JP2000229580A - 輸送手段用操縦アセンブリ - Google Patents
輸送手段用操縦アセンブリInfo
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- JP2000229580A JP2000229580A JP2000032267A JP2000032267A JP2000229580A JP 2000229580 A JP2000229580 A JP 2000229580A JP 2000032267 A JP2000032267 A JP 2000032267A JP 2000032267 A JP2000032267 A JP 2000032267A JP 2000229580 A JP2000229580 A JP 2000229580A
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- center bearing
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D9/00—Steering deflectable wheels not otherwise provided for
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D11/00—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like
- B62D11/20—Endless-track steering having pivoted bogie carrying track
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D11/00—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like
- B62D11/02—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Handcart (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2以上の軸の同時操縦を可能にし、一定又は
可変の半径を持つ曲線をたどることを可能にし、かつ回
転スペースの要求を最小限にすること。 【解決手段】 輸送手段に強固に連結され、かつ少なく
とも1つの車軸(12,13)を垂直軸(10,11)のまわりに
回転できるように連結するための中央の中心軸受(5)
を上方領域に有する支持構造体(3)によって支持され
た少なくとも1つのトラック(2)からなり、少なくと
も1つの車軸(12,13)は、その両端に、地面上又は別
の支持体上に置く車輪(14)を有し、これらの車輪(1
4)は、電気及び/又は電子制御手段によって制御され
る前記少なくとも1つの車軸(12,13)の回転を生じさ
せる電気又は油圧モータ(15)などを備えた、輸送手段
用操縦アセンブリ(1)。
可変の半径を持つ曲線をたどることを可能にし、かつ回
転スペースの要求を最小限にすること。 【解決手段】 輸送手段に強固に連結され、かつ少なく
とも1つの車軸(12,13)を垂直軸(10,11)のまわりに
回転できるように連結するための中央の中心軸受(5)
を上方領域に有する支持構造体(3)によって支持され
た少なくとも1つのトラック(2)からなり、少なくと
も1つの車軸(12,13)は、その両端に、地面上又は別
の支持体上に置く車輪(14)を有し、これらの車輪(1
4)は、電気及び/又は電子制御手段によって制御され
る前記少なくとも1つの車軸(12,13)の回転を生じさ
せる電気又は油圧モータ(15)などを備えた、輸送手段
用操縦アセンブリ(1)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輸送手段用操縦
アセンブリに関する。
アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人、物
及び動物の輸送手段の分野においては、乗車中及び/又
は遠隔の運転者によって、又は運転者なしで自動的に駆
動された、通常の操縦システムが用いられ、それらのシ
ステムは、ラック、ピニオン及び/又はシリンダのごと
き、一組の機械及び油圧の要素で構成され、車輪を垂直
軸のまわりに操縦し、かつ輸送手段の方向変更を可能に
する。しかしながら、これらのシステムは、各車軸の中
心線を通る垂直軸に対して相互に接合される、2又はそ
れ以上の車軸の車輪の対の同時回転を許さないという事
実を含む欠点がなくはない。更に、これらの操縦システ
ムを備えた輸送手段は、それらの前・後輪の対が異なる
半径を有する曲線を必ずたどるので、かなりの回転スペ
ースを必要とする。事実、前輪の操縦が始まると、輸送
手段が後軸と共に前進し、従って後軸の車輪が前のそれ
と同じ曲線をたどらない。本発明の目標は、従来型の操
縦システムの上記欠点を取り除くことであり、2以上の
軸の同時操縦を可能にし、一定又は可変の半径を持つ曲
線をたどることを可能にし、かつ回転スペースの要求を
最小限にする輸送手段用操縦アセンブリを提供する。こ
の目標の範囲内において、本発明の目的は、シンプル
で、実際に備え付けることが比較的容易で、使用に安全
で、運転効率が良好で、比較的低コストである構造を備
えることである。
及び動物の輸送手段の分野においては、乗車中及び/又
は遠隔の運転者によって、又は運転者なしで自動的に駆
動された、通常の操縦システムが用いられ、それらのシ
ステムは、ラック、ピニオン及び/又はシリンダのごと
き、一組の機械及び油圧の要素で構成され、車輪を垂直
軸のまわりに操縦し、かつ輸送手段の方向変更を可能に
する。しかしながら、これらのシステムは、各車軸の中
心線を通る垂直軸に対して相互に接合される、2又はそ
れ以上の車軸の車輪の対の同時回転を許さないという事
実を含む欠点がなくはない。更に、これらの操縦システ
ムを備えた輸送手段は、それらの前・後輪の対が異なる
半径を有する曲線を必ずたどるので、かなりの回転スペ
ースを必要とする。事実、前輪の操縦が始まると、輸送
手段が後軸と共に前進し、従って後軸の車輪が前のそれ
と同じ曲線をたどらない。本発明の目標は、従来型の操
縦システムの上記欠点を取り除くことであり、2以上の
軸の同時操縦を可能にし、一定又は可変の半径を持つ曲
線をたどることを可能にし、かつ回転スペースの要求を
最小限にする輸送手段用操縦アセンブリを提供する。こ
の目標の範囲内において、本発明の目的は、シンプル
で、実際に備え付けることが比較的容易で、使用に安全
で、運転効率が良好で、比較的低コストである構造を備
えることである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目標及び目的は、い
ずれも本輸送手段用操縦アセンブリによって達成され、
それは、輸送手段に強固に連結され、かつ少なくとも1
つの車軸を垂直軸のまわりに回転できるように連結する
ための中央の中心軸受を上方領域に有する支持構造体に
よって支持された少なくとも1つのトラックからなり、
その車軸は、その両端に地面又はもう1つの支持体上に
置く車輪を有し、これらの車輪は、電気及び/又は電子
制御手段によって制御される車軸の回転を生じさせる電
気又は油圧モータなどを備えることを特徴とする。
ずれも本輸送手段用操縦アセンブリによって達成され、
それは、輸送手段に強固に連結され、かつ少なくとも1
つの車軸を垂直軸のまわりに回転できるように連結する
ための中央の中心軸受を上方領域に有する支持構造体に
よって支持された少なくとも1つのトラックからなり、
その車軸は、その両端に地面又はもう1つの支持体上に
置く車輪を有し、これらの車輪は、電気及び/又は電子
制御手段によって制御される車軸の回転を生じさせる電
気又は油圧モータなどを備えることを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明の特徴及び利点は、添付図
面の限定しない実施例としてのみ図示された、輸送手段
用操縦アセンブリの好ましいが限定するものではない実
施態様についての次の詳細な説明から明らかになろう。
そこで、図1は、本発明による輸送手段用操縦アセンブ
リの駆動軸の一部破断正面図である。図2は、本発明に
よる操縦アセンブリの第2の軸の一部破断正面図であ
る。図3は、本発明による操縦アセンブリのトラックの
一部破断概略側面図である。図4は、本発明による操縦
アセンブリの2つのトラックが装着された輸送手段の一
部の一部破断側面図である。図5は、カーブに沿って走
る形態で、本発明による操縦アセンブリの2つのトラッ
クを備えた輸送手段の車台の概略平面図である。図6
は、直線に沿って走る形態の図5の輸送手段の車台の概
略平面図である。
面の限定しない実施例としてのみ図示された、輸送手段
用操縦アセンブリの好ましいが限定するものではない実
施態様についての次の詳細な説明から明らかになろう。
そこで、図1は、本発明による輸送手段用操縦アセンブ
リの駆動軸の一部破断正面図である。図2は、本発明に
よる操縦アセンブリの第2の軸の一部破断正面図であ
る。図3は、本発明による操縦アセンブリのトラックの
一部破断概略側面図である。図4は、本発明による操縦
アセンブリの2つのトラックが装着された輸送手段の一
部の一部破断側面図である。図5は、カーブに沿って走
る形態で、本発明による操縦アセンブリの2つのトラッ
クを備えた輸送手段の車台の概略平面図である。図6
は、直線に沿って走る形態の図5の輸送手段の車台の概
略平面図である。
【0005】上記図1〜6に関して、1は輸送手段用操
縦アセンブリを全体的に示す。操縦アセンブリ1は、1
又はそれ以上のトラック(truck)2によって構成
され、各トラックは輸送手段の車台(chassis)4
を支持する支持構造体3によって支持される。構造体3
は、下方領域に、長手方向部材7の連結のために中央の
中心軸受5を有し、それによって垂直軸6のまわりの回
転を可能にする。そして長手方向部材は回転の中央軸を
有し、かつその両端で下方領域に、前方中心軸受8と後
方中心軸受9とを有する。
縦アセンブリを全体的に示す。操縦アセンブリ1は、1
又はそれ以上のトラック(truck)2によって構成
され、各トラックは輸送手段の車台(chassis)4
を支持する支持構造体3によって支持される。構造体3
は、下方領域に、長手方向部材7の連結のために中央の
中心軸受5を有し、それによって垂直軸6のまわりの回
転を可能にする。そして長手方向部材は回転の中央軸を
有し、かつその両端で下方領域に、前方中心軸受8と後
方中心軸受9とを有する。
【0006】2つの中心軸受8、9は、対応する垂直軸10
及び11のまわりに回転できる2つの車軸12と13の支持体
であり、それらの車軸はそれぞれの中心線のまわりに回
転し、かつ、それらの両端に地面又はもう1つの支持体
に載るそれぞれの車輪14を備えている。
及び11のまわりに回転できる2つの車軸12と13の支持体
であり、それらの車軸はそれぞれの中心線のまわりに回
転し、かつ、それらの両端に地面又はもう1つの支持体
に載るそれぞれの車輪14を備えている。
【0007】第1の車軸12の車輪は、電気モータ15又
は、代替として油圧モータなどを有し、これらは電気及
び/又は電子制御手段によって制御され、図示されない
が、長手方向部材7と2つの車軸12及び13との同時回転
をもたらす。
は、代替として油圧モータなどを有し、これらは電気及
び/又は電子制御手段によって制御され、図示されない
が、長手方向部材7と2つの車軸12及び13との同時回転
をもたらす。
【0008】図4において、2つのトラック2、すなわ
ち前のもの2a及び後のもの2bがあり、各トラックの、12
a,13a及び12b,13bで示された車軸の車輪14の対が同じで
一定又は可変の半径を有する曲線をたどる。各トラック
2では、第1の車軸12の車輪はモータ15を備え、そして
その車軸は第1の水平ピボット16により中心軸受8に連
結され、そのピボットは車軸に垂直で、車軸が横に揺れ
動くことを可能にする。好都合なことに、第2の車軸13
の車輪は、通常のディスクブレーキ18などによって構成
されるブレーキ手段17をそれぞれ備えている。
ち前のもの2a及び後のもの2bがあり、各トラックの、12
a,13a及び12b,13bで示された車軸の車輪14の対が同じで
一定又は可変の半径を有する曲線をたどる。各トラック
2では、第1の車軸12の車輪はモータ15を備え、そして
その車軸は第1の水平ピボット16により中心軸受8に連
結され、そのピボットは車軸に垂直で、車軸が横に揺れ
動くことを可能にする。好都合なことに、第2の車軸13
の車輪は、通常のディスクブレーキ18などによって構成
されるブレーキ手段17をそれぞれ備えている。
【0009】図2において、車軸13は中心軸受9に強固
に連結されるが、代替として第2の水平ピボットを備え
ることも可能であり、そのピボットは軸に垂直で、第1
ピボットに類似し、かつ第2車軸13の横方向の揺動を可
能にする。トラック2の中央の中心軸受5は、上方領域
に、中央ピボット20に連結するための手段19を有し、そ
のピボットは水平で、かつ実質的に車軸に平行であり、
支持構造体3に接合され、かつトラックが長手方向の面
上を揺れ動くことを可能にする。
に連結されるが、代替として第2の水平ピボットを備え
ることも可能であり、そのピボットは軸に垂直で、第1
ピボットに類似し、かつ第2車軸13の横方向の揺動を可
能にする。トラック2の中央の中心軸受5は、上方領域
に、中央ピボット20に連結するための手段19を有し、そ
のピボットは水平で、かつ実質的に車軸に平行であり、
支持構造体3に接合され、かつトラックが長手方向の面
上を揺れ動くことを可能にする。
【0010】推進システム及びブレーキシステムは、も
ちろんピボットの存在により制約を受けるものではな
い。各トラック2の2つの車軸は車輪14の中心を接合す
る幾何学上の軸に垂直なそれぞれの垂直軸のまわりに回
転できるように相互に連結される。中央の中心軸受5
は、トラック全体2が車軸がたどる面に直角で、かつそ
の中心線上の軸に対して回転するのを可能にする。各ト
ラック2の車軸12と13は、機械的に又は歯の組み合わせ
などのような同じ機能を有する他のシステムにより相互
に接合され、それによりそれらの回転が交互に、かつ同
時に生じる。すなわち、一方の車軸が一方の方向に回転
すると、他方の車軸が同時に同じ角度で、かつ同じ速度
で、又は加速もしくは減速して反対方向に回転する。
ちろんピボットの存在により制約を受けるものではな
い。各トラック2の2つの車軸は車輪14の中心を接合す
る幾何学上の軸に垂直なそれぞれの垂直軸のまわりに回
転できるように相互に連結される。中央の中心軸受5
は、トラック全体2が車軸がたどる面に直角で、かつそ
の中心線上の軸に対して回転するのを可能にする。各ト
ラック2の車軸12と13は、機械的に又は歯の組み合わせ
などのような同じ機能を有する他のシステムにより相互
に接合され、それによりそれらの回転が交互に、かつ同
時に生じる。すなわち、一方の車軸が一方の方向に回転
すると、他方の車軸が同時に同じ角度で、かつ同じ速度
で、又は加速もしくは減速して反対方向に回転する。
【0011】輸送手段の支持面21に対する2つの車軸の
接合(articulation)は、2つの車軸の操縦が支持面の
位置とは完全に独立するようにするのが都合がいい。電
気、油圧又は他のモータ15は各トラック2の両車軸の車
輪に接合でき(各車輪に対し1つのモータ)、方向の変
更、すなわち操縦は、アナログ及び/又はデジタル式の
電気及び/又は電子制御により速度に差をつける、モー
タ15のトルク及び回転速度の同時制御によってもたらさ
れる。
接合(articulation)は、2つの車軸の操縦が支持面の
位置とは完全に独立するようにするのが都合がいい。電
気、油圧又は他のモータ15は各トラック2の両車軸の車
輪に接合でき(各車輪に対し1つのモータ)、方向の変
更、すなわち操縦は、アナログ及び/又はデジタル式の
電気及び/又は電子制御により速度に差をつける、モー
タ15のトルク及び回転速度の同時制御によってもたらさ
れる。
【0012】代替の実施態様では、図示されないが、各
トラック2の前方中心軸受8及び後方中心軸受9の間
に、1又はそれ以上で、対応する車軸の支持体である追
加の中心軸受を挿入することが可能であり、それらの車
軸は中心線を通る垂直軸のまわりに回転できる。同じト
ラックの車軸間を機械的に接合すると、各車軸の車輪の
各対の幾何学上の車軸が、たどる曲線の半径と整合させ
ることが可能となり、それによって車輪の道筋がたどる
曲線の半径に垂直になるので、地面での車輪の引きずり
を最小とすることができる。2又はそれ以上のトラック
2を備えた輸送手段の場合には、適合された電気及び/
又は電子制御プログラムを用いて、車軸の移動を管理す
る前進と回転運動の組み合わせをなし遂げるために車輪
14を位置させることができる。
トラック2の前方中心軸受8及び後方中心軸受9の間
に、1又はそれ以上で、対応する車軸の支持体である追
加の中心軸受を挿入することが可能であり、それらの車
軸は中心線を通る垂直軸のまわりに回転できる。同じト
ラックの車軸間を機械的に接合すると、各車軸の車輪の
各対の幾何学上の車軸が、たどる曲線の半径と整合させ
ることが可能となり、それによって車輪の道筋がたどる
曲線の半径に垂直になるので、地面での車輪の引きずり
を最小とすることができる。2又はそれ以上のトラック
2を備えた輸送手段の場合には、適合された電気及び/
又は電子制御プログラムを用いて、車軸の移動を管理す
る前進と回転運動の組み合わせをなし遂げるために車輪
14を位置させることができる。
【0013】図7及び8は操縦アセンブリ1のトラック
2の代替実施態様を図示する。すなわち、この場合、ト
ラックは長手方向部材を有しないし、中央の中心軸受は
単一の回転車軸22を支持する。車軸22は水平なピボット
23により中心軸受5に連結され、かつその両端に、今度
は車軸の回転用モータ25を備えた車軸24を有する。
2の代替実施態様を図示する。すなわち、この場合、ト
ラックは長手方向部材を有しないし、中央の中心軸受は
単一の回転車軸22を支持する。車軸22は水平なピボット
23により中心軸受5に連結され、かつその両端に、今度
は車軸の回転用モータ25を備えた車軸24を有する。
【0014】実際に、上述の発明が意図した目標及び目
的、すなわち、輸送手段の操縦を、車輪の1又はそれ以
上の対を機械的な装置を使うことなしに直接駆動する電
気、油圧又はその他のモータにより可能とし、相互に接
合された車軸を同時に回転させることを可能とし、かつ
使用スペース及び車輪ドラッギング(wheel dragging)
を最小にしてカーブに沿って輸送手段の回転を可能とす
ること、を達成することが確認された。本発明のもう1
つの特徴は、車軸と構造体との間に自由度を作るように
車軸を支持構造体に接合することができることである。
本発明による操縦アセンブリは、更に、ドライバー付輸
送手段に、遠隔制御された輸送手段に、そして自動でド
ライバーなしの制御システムを備えた輸送手段にそれぞ
れ適用できる。このように理解された本発明は、多数の
改造や変形が可能であり、それらは全て本発明の概念の
範囲内にある。
的、すなわち、輸送手段の操縦を、車輪の1又はそれ以
上の対を機械的な装置を使うことなしに直接駆動する電
気、油圧又はその他のモータにより可能とし、相互に接
合された車軸を同時に回転させることを可能とし、かつ
使用スペース及び車輪ドラッギング(wheel dragging)
を最小にしてカーブに沿って輸送手段の回転を可能とす
ること、を達成することが確認された。本発明のもう1
つの特徴は、車軸と構造体との間に自由度を作るように
車軸を支持構造体に接合することができることである。
本発明による操縦アセンブリは、更に、ドライバー付輸
送手段に、遠隔制御された輸送手段に、そして自動でド
ライバーなしの制御システムを備えた輸送手段にそれぞ
れ適用できる。このように理解された本発明は、多数の
改造や変形が可能であり、それらは全て本発明の概念の
範囲内にある。
【0015】更に、細部は全て他の技術的に同等のもの
と置き換えてもよい。実施時には、形状及び寸法のみな
らず、使用材料は、適宜いかなるものであってもよい
が、それによって添付の特許請求の範囲の保護範囲から
逸脱するものではない。
と置き換えてもよい。実施時には、形状及び寸法のみな
らず、使用材料は、適宜いかなるものであってもよい
が、それによって添付の特許請求の範囲の保護範囲から
逸脱するものではない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、トラックの車軸の両端
に設けた車輪が、電気及び/又は電子制御手段によって
制御され、かつ車軸の回転を生じさせるのに適合した電
気又は油圧モータなどを備えているので、2以上の軸の
同時操縦を可能にし、一定又は可変の半径を持つ曲線を
たどることを可能にし、かつ回転スペースの要求を最小
限にすることを可能にする。
に設けた車輪が、電気及び/又は電子制御手段によって
制御され、かつ車軸の回転を生じさせるのに適合した電
気又は油圧モータなどを備えているので、2以上の軸の
同時操縦を可能にし、一定又は可変の半径を持つ曲線を
たどることを可能にし、かつ回転スペースの要求を最小
限にすることを可能にする。
【図1】本発明の輸送手段用操縦アセンブリの駆動軸の
一部破断正面図である。
一部破断正面図である。
【図2】本発明の操縦アセンブリの第2の軸の一部破断
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明の操縦アセンブリのトラックの一部破断
概略側面図である。
概略側面図である。
【図4】本発明の操縦アセンブリの2つのトラックが装
着された輸送手段の一部の一部破断側面図である。
着された輸送手段の一部の一部破断側面図である。
【図5】カーブに沿って走る形態で、本発明による操縦
アセンブリの2つのトラックを備えた輸送手段の車台の
概略平面図である。
アセンブリの2つのトラックを備えた輸送手段の車台の
概略平面図である。
【図6】直線に沿って走る形態の図5の輸送手段の車台
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図7】本発明の操縦アセンブリのトラックの代替の実
施態様の一部破断正面図である。
施態様の一部破断正面図である。
【図8】図7のトラックの平面図である。
1 輸送手段用操縦アセンブリ 2 トラック 3 支持構造体 4 車台 5 中央の中心軸受 6 垂直軸 7 長手方向部材 8 前方中心軸受 9 後方中心軸受 10 垂直軸 11 垂直軸 12 車軸 13 車軸 14 車輪 15 モータ 16 水平ピボット 17 ブレーキ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500055360 Via Agosti,27 42100 RE GGIO EMILIA ITALY (72)発明者 パオロ ロッシ イタリア、42100 レッギオ エミリア、 ヴィア マメリ、10/1
Claims (8)
- 【請求項1】 輸送手段に強固に連結され、かつ少なく
とも1つの車軸(12,13)を垂直軸(10,11)のまわりに
回転できるように連結するための中央の中心軸受(5)
を上方領域に有する支持構造体(3)によって支持され
た少なくとも1つのトラック(2)からなり、 少なくとも1つの車軸(12,13)は、その両端に、地面
上又は別の支持体上に置く車輪(14)を有し、これらの
車輪(14)は、電気及び/又は電子制御手段によって制
御される前記少なくとも1つの車軸(12,13)の回転を
生じさせる電気又は油圧モータ(15)などを備えた、輸
送手段用操縦アセンブリ。 - 【請求項2】 前記中央の中心軸受(5)は長手方向部
材(7)を支持し、その長手方向部材が、下方領域であ
って、かつ、その両端に、2つのそれぞれの車軸を中心
線を通る垂直軸(10,11)のまわりに回転できるように
支持するための少なくとも1つの前方中心軸受(8)及
び少なくとも1つの後方中心軸受(9)を有し、 少なくとも前記車軸(12,13)のうち第1のもの(12)
の車輪(14)が前記電気又は油圧モータ(15)などを備
え、それらが長手方向部材(7)及び2つの車軸(12,1
3)の結合され、かつ整合された回転を生じさせること
を特徴とする請求項1による操縦アセンブリ。 - 【請求項3】 2つのトラックとして前のもの(2a)と
後のもの(2b)があり、 各トラック(2a,2b)の車軸(12a,13a,12b,13b)の車輪
(14)の対が、同じ又は異なる一定又は可変の曲率半径
を有するカーブをたどることを特徴とする請求項1によ
るアセンブリ。 - 【請求項4】 各トラック(2a,2b)において、第1の
車軸(12a,12b)がモータ(15)を備えた車輪(14)を
有し、かつ、中心軸受に垂直で横への揺動を可能にする
第1の水平ピボット(16)によってそれぞれの中心軸受
(5)に連結されていること及び第2の車軸(13a,13b)
の車輪(14)がブレーキ手段(17)を備えたことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1つによるアセンブリ。 - 【請求項5】 前記第2の車軸(13,13a,13b)が、中心
軸受に垂直で、横への揺動を可能にする第2の水平ピボ
ットによってそれぞれの中心軸受(5)に連結されるこ
とを特徴とする請求項4によるアセンブリ。 - 【請求項6】 前記中央の中心軸受(5)が、上方領域
に、中央ピボット(20)に連結する手段(19)を有し、
中央ピボットが、水平で車軸(12,13)に実質的に平行
であり、トラック(2)の長手方向面の揺動を可能にす
ることを特徴とする請求項1によるアセンブリ。 - 【請求項7】 前記電気及び/又は電子制御手段が、前
記車軸(12,13)の車輪(14)の各モータ(15)のトル
ク及び回転速度に差を生じさせ、それによって車軸(1
2)(13)の時計廻り又は反時計廻りの回転を生じさせ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つによる
アセンブリ。 - 【請求項8】 前記前方中心軸受(8)と前記後方中心
軸受(9)との間に、それぞれの車軸(12,13)のセンタ
ーラインを通る垂直軸(10,11)まわりの回転支持のた
めに、1又はそれ以上の追加の中心軸受を挿入可能であ
ることを特徴とする請求項1によるアセンブリ。
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