JP2000228381A - 超音波洗浄方法及び超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄方法及び超音波洗浄装置

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JP2000228381A
JP2000228381A JP11028984A JP2898499A JP2000228381A JP 2000228381 A JP2000228381 A JP 2000228381A JP 11028984 A JP11028984 A JP 11028984A JP 2898499 A JP2898499 A JP 2898499A JP 2000228381 A JP2000228381 A JP 2000228381A
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cleaned
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Hiromi Otsuka
博実 大塚
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄体の洗浄ムラを確実に防止することの
できる超音波洗浄方法及び超音波洗浄装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 洗浄液Lに超音波を洗槽52の下から上
に向けて照射することによって、洗浄液L内に浸漬する
被洗浄体(ウエハ)Wを洗浄するものであり、被洗浄体
Wを洗浄液L内にウエハボード2で垂直に保持した状態
で少なくとも超音波の波長の1/4の長さを往復移動す
るように構成することによって、超音波振動の高振動部
及び低振動部を被洗浄体Wに満遍なく当たるようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波洗浄方法
及び超音波洗浄装置に関するもので、更に詳細には、被
洗浄体の洗浄ムラを防止する超音波洗浄方法及び超音波
洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被洗浄体を超音波によって洗浄するもの
としては、例えば半導体ウエハやLCD用のガラス基板
等を洗浄液内に浸漬した状態で洗浄液に超音波を照射
し、これによって半導体ウエハ等を洗浄する装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の超音
波洗浄装置においては、超音波の進行波とその進行波が
液面などで反射された反射波とが重なり合って、見掛け
上どちらにも進行(伝搬)しない定在波が形成されるた
め、洗浄液が振動する部分と、洗浄液が振動していない
部分が生じてしまう。そのため、例えば半導体ウエハの
表面では、振動している洗浄液と接触する部分は十分に
洗浄されるが、振動していない洗浄液と接触する部分は
超音波による十分な洗浄効果が得られない。この結果半
導体ウエハに洗浄ムラができてしまうという問題があっ
た。
【0004】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、被洗浄体の洗浄ムラを確実に防止することので
きる超音波洗浄方法及び超音波洗浄装置を提供すること
を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、洗浄液に超音波を照射する
ことによって、洗浄液内の被洗浄体を洗浄する超音波洗
浄方法において、 上記被洗浄体を、洗浄液内に保持し
た状態で、超音波の照射方向に沿って、少なくとも超音
波の波長の半分の長さを1/4の長さを駆動又は往復移
動させることを特徴とする超音波洗浄方法を提供してい
る。
【0006】このように構成された発明によれば、超音
波によって発生する定在波において、被洗浄体の移動前
に、振動がゼロの点(定在波の節)の洗浄液と接触して
いる被洗浄体表面を、少なくとも1/4波長移動又は往
復移動させることで、振動が最大の点(定在波の腹)の
洗浄液と接触することができ、被洗浄体表面の全ての箇
所に有効的に超音波洗浄することができる。従って、被
洗浄体の洗浄ムラを確実に防止することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、洗浄液に超音波を
照射することによって、洗浄液内の被洗浄体を洗浄する
超音波洗浄方法において、 上記被洗浄体を、洗浄液内
に保持した状態で、超音波の照射方向に沿って、超音波
の半波長の倍数分の長さだけ移動又は往復移動させるこ
とを特徴とする超音波洗浄方法を提供している。
【0008】このように構成された発明によれば、超音
波によって発生する定在波の振幅つまり洗浄液の振動の
大きさが、1/2波長ごとに周期性を持つので、被洗浄
体表面を、超音波の半波長の倍数分の長さだけ移動又は
往復移動させることで、被洗浄体表面の全ての箇所を略
平均的に均等な強さで超音波洗浄することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、洗浄液に超音波を
照射することによって、洗浄液内に浸漬する被洗浄体を
洗浄するように構成した超音波洗浄装置において、 上
記被洗浄体を保持する保持手段を超音波の照射方向に沿
って移動するように構成してなり、 上記保持手段は、
被洗浄体を洗浄液内に保持した状態で少なくとも超音波
の波長の1/4の長さを移動又は往復移動できるように
なっていることを特徴とする超音波洗浄装置を提供して
いる。
【0010】このように構成された発明においても、請
求項1記載の発明と同様に、被洗浄体の洗浄ムラを確実
に防止することができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、 超音波は、下方から上方に向けて照射さ
れるようになっており、 保持手段は、被洗浄体の主洗
浄面を略上下方向に沿うように向け、かつ適宜所定の間
隔をおいて保持するようになっていると共に、上下方向
に移動されるようになっていることを特徴としている。
【0012】このように構成することにより、各被洗浄
体の主洗浄面の上下方向に沿う面が、超音波の定在波の
節の部分及び定在波の腹の部分、換言すると超音波振動
の高振動部分及び低振動部分に満遍なく晒されることに
なる。従って、複数の被洗浄体の上下方向に沿う面をム
ラなく洗浄することができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の発明において、保持手段は、アクチュエータによっ
て移動されていると共に、往復移動の際には、衝撃吸収
手段によって滑らかに方向転換されるようになっている
ことを特徴としている。
【0014】このように構成することにより、被洗浄体
が保持手段と共に滑らかに移動することになる。すなわ
ち、保持手段が急激に起動したり停止したりすることが
ないので、被洗浄体が保持手段から離れるのを防止する
ことができる。従って、被洗浄体が保持手段から脱落し
たり、保持手段に当たって損傷したりするのを防止する
ことができる。しかも、被洗浄体や保持手段の損傷によ
ってパーティクルが生じ、洗浄液が汚れるのを防止する
ことができる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項3、4又は
5記載の発明において、保持手段に対して被洗浄体を受
け渡し、又は、受け取る搬送手段を更に具備することを
特徴としている。
【0016】このように構成することにより、所定の保
持手段に被洗浄体を受け渡した後、他の保持手段にも被
洗浄体を受け渡す等のことができる。従って、種々の洗
浄液で、被洗浄体を同時進行的に洗浄することができる
ので、多種類の洗浄液で被洗浄体を洗浄する場合のスル
ープットの向上を図ることができる。即ち、単位時間内
に洗浄することのできる被洗浄体の量を増加することが
できる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項3、4又は
5記載の発明において、保持手段は、被洗浄体を洗浄液
の内外に搬送する搬送手段でもあることを特徴としてい
る。
【0018】このように構成することにより、保持手段
と搬送手段とを一つのもので構成することができるか
ら、部品点数及びコストの低減を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】まず、この発明の一実施形態を図1〜図1
4を参照して説明する。この実施形態で示す超音波洗浄
装置1は、図1〜図4に示すように、洗浄液Lに超音波
を照射することによって、洗浄液L内に浸漬する被洗浄
体としての半導体ウエハ(以下にウエハという)Wを洗
浄するように構成したものであって、ウエハWを保持す
る保持手段としてのウエハボート2を超音波の照射方向
に沿って移動するように構成してなり、上記ウエハボー
ト2は、ウエハWを洗浄液L内に保持した状態で少なく
とも超音波の波長の半分の長さを移動するようになって
いる。そして、超音波は、下方から上方に向けて照射さ
れるようになっており、ウエハボート2は、複数のウエ
ハWを上下方向に向け、かつ適宜所定の間隔をおいて保
持するようになっていると共に、上下方向に1G未満の
加速度でされるようになっている。即ち、ウエハボート
2は、直線駆動のアクチュエータとしてのエアシリンダ
31によって移動されていると共に、衝撃吸収手段とし
てのショックアブソーバ32によって、エアシリンダ3
1が下から上へ及び上から下へ移動方向が変わるときの
衝撃を緩和し、滑らかに方向転換させている。更に、ウ
エハボート2にウエハWを受け渡したり、ウエハボート
2からウエハWを受け取ったりする搬送手段4を備えた
構成になっている。
【0021】以下、上記構成について更に詳細に説明す
る。即ち、洗浄液Lは、図1に示すように、洗浄液供給
パイプ51から供給されたものが洗浄槽52に蓄えられ
るようになっている。洗浄槽52は、底面52aの上側
に整流板52bを配置した構造になっている。底面52
aは、一方の側にわずかに傾斜しており、その最も低い
部分に循環パイプ53aが接続されている。整流板52
bは、複数の小さな孔を有するものであり、洗浄液Lの
通過を可能にしている。
【0022】洗浄槽52の外周には、洗浄槽52の上端
開口部からあふれ出た洗浄液Lを受け止める外槽53が
設けられている。外槽53に溜まった洗浄液Lは、循環
パイプ53aにより、その上面側の排出口から排出さ
れ、図示しない浄化装置を介して底面52aに接続され
た循環パイプ53aの供給口から再び洗浄槽52に供給
されるようになっている。
【0023】また、洗浄槽52の底部は、振動伝播槽5
4内の超音波振動伝播用の液体例えば水La内に入った
状態で、図示しない支持部材によって支持されている。
振動伝播槽54は、その底面が例えばステンレス鋼製の
振動伝達板54aによって構成されており、この振動伝
達板54aには、複数の振動子54bが外側から接着剤
等で取り付けられている。また、振動伝播槽54の側面
には、その上部に、水Laの供給パイプ54c及び排水
パイプ54dが接続されている。さらに、振動伝播槽5
4の側面には、その下部にドレン口54eが設けられて
いる。なお、ドレン口54eは、通常時、盲栓によって
閉塞された状態になっている。
【0024】そして、振動子54bで発生した超音波
(振動)は、振動伝達板54a、水La、底面52a、
洗浄液L、整流板52b、洗浄液Lを介して同洗浄液L
の上面に伝達することになる。その後、超音波の進行波
は洗浄液L中を上方に進行してから洗浄液の液面におい
て反射され反射波となる。この反射波は、進行波とは逆
に洗浄液L中を下方に進んでいく。従って、この進行波
と反射波とが重なり合って、見掛け上、洗浄液L中を上
にも下にも(伝搬)しない定在波が形成される。また、
洗浄槽52は、水Laを介して超音波振動が伝播えられ
ることから、超音波による損傷を受けにくい構造になっ
ている。なお、洗浄液Lとしては、純水や、IPA(イ
ソピルアルコール)や、APM(NH4OH+H2O2+H2O)
や、その他の薬液が使用される。
【0025】ウエハボート2は、図1及び図6〜図8に
示すように、洗浄槽52の内側面に沿って垂下するよう
に配置される垂下部材21と、この垂下部材21の下端
部から洗浄槽52の水平底面52bに沿うように水平に
延在する側部保持部材22、22及び下部保持部材23
と、これらの側部保持部材22、22及び下部保持部材
23の先端部を連結する連結部材24とを備えている。
【0026】側部保持部材22、22は、所定の間隔を
おいて平行に延在する一対のもので構成されており、円
形状に形成されたウエハWの中心より下側に位置する左
右の外周縁部を支持するようになっている。そして、各
側部保持部材22には、複数のウエハWを一つ一つ一定
の間隔をおいて平行に保持するための保持溝22aが形
成されている。各保持溝22aは、図9に示すように、
ウエハWを搬送手段4から容易に受け取ることが可能な
ように、垂線Cに対して左右等しい角度θ1でV字状に
形成されている。また、各保持溝22aの底部22b
は、円弧状に丸く形成されている。
【0027】一方、下部保持部材23は、図7及び図8
に示すように、側部保持部材22、22の中央に配置さ
れており、ウエハWの中心位置における最下端部を支持
するようになっている。即ち、下部保持部材23には、
側部保持部材22の各保持溝22aに対応する位置に、
ウエハWの最下端部を保持する保持溝23aが形成され
ている。各保持溝23aは、図10に示すように、その
上部が上記角度θ1より大きな角度θ2でV字状に形成
され、下部が上記角度θ1より小さな角度θ3でV字状
に形成されている。
【0028】即ち、保持溝23aの上部は、搬送手段4
から受け渡される際に、ウエハWの最下端部が大きく振
れる可能性があることから、大きな角度θ2で開いて、
ウエハWの受け入れを容易にするようになっている。ま
た、保持溝23aの下部は、小さな角度θ3に形成して
ウエハWの側面を保持し、これによって各ウエハWの平
行度を保つようになっている。また、保持溝23aの底
部23bは、図11に示すように、ウエハWの外周縁と
の間に所定の間隔dが空くように深く形成され、ウエハ
の倒れ防止をしている。なお、ウエハWは、図8に示す
ように、左右の保持溝22aの2点で支持されることに
よって、安定的に保持されている。
【0029】また、垂下部材21、側部保持部材22、
下部保持部材23、連結部材24は、溶接によって接続
されている。そして、垂下部材21は、その上端部が上
述したエアシリンダ31やショックアブソーバ32を有
する加振装置3にボルトで連結されている。
【0030】加振装置3は、図1〜図5に示すように、
超音波洗浄装置1の本体11に固定されたベース部材3
3と、このベース部材33に設けられ、上下方向の移動
を可能にする2組のリニアガイド34と、このリニアガ
イド34に取り付けられ、ベース部材33に対して上下
方向に移動可能に設けられた第1のスライドベース35
と、上記ベース部材33にブラケット31aを介して保
持され、第1のスライドベース35を上下方向に移動す
るエアシリンダ31と、第1のスライドベース35から
上下に突出するように設けられた2つのショックアブソ
ーバ32と、ベース部材33に固定され、各ショックア
ブソーバ32が当接するように配置されたストッパ33
aと、第1のスライドベース35に連結された第2のス
ライドベース36と、この第2のスライドベース36の
上端部に連結され、洗浄槽52側に延在するアーム37
とを備えている。
【0031】エアシリンダ31は、図2に示すように、
ピストン31bの先端部がボルトによって第1のスライ
ドベース35に連結されている。エアシリンダ31の駆
動力は、第1のスライドベース35、第2のスライドベ
ース36を介してアーム37に伝達され、更に、アーム
37の先端部に連結されたウエハボート2に伝わるよう
になっている。
【0032】アーム37は、図2〜図4に示すピン37
aを介して水平方向に角度θ4(図3)だけ旋回可能に
なっており、所定の旋回角度の位置でボルトB1によっ
て第2のスライドベース36の上端部に固定されるよう
になっている。
【0033】また、エアシリンダ31は、図示しない調
節機構によりピストン31bのストローク幅が調節可能
で、ストッパ33aの位置をストローク幅に合せて変え
ることで、ウエハボート2のストローク幅を可変するこ
とができるようになっている。更に、ピストン31bの
出没スピードは、2つのスピードコントロールバルブ3
1e、31fによって制御されるようになっている。従
って、エアシリンダ31で制御されるストローク及び速
度でウエハボート2が作動することになる。また、ピス
トン31bの突出端あるいは没入端におけるショックが
ショックアブソーバ32で吸収される結果、ウエハボー
ト2をストロークエンド近傍において極めて滑らかに方
向転換させ、駆動することができるようになっている。
【0034】一方、上記搬送手段4は、図1に示すよう
に、加振装置3の背後から洗浄槽52内のウエハボート
2にウエハWを受け渡したり、同ウエハボート2からウ
エハWを受け取ったりするようになっている。この搬送
手段4は、図12及び図13に示すように、複数のウエ
ハWを所定の間隔をおいて一括して保持するチャック4
1と、このチャック41を水平方向(X、Y方向)及び
上下方向(Z方向)に移動させる駆動機構42とを備え
てる。なお、図12においては、加振装置3やウエハボ
ート2を省略している。
【0035】チャック41は、駆動機構42から水平に
突出する2本の回転ロッド41aと、各回転ロッド41
aの基端部及び先端部の各位置から下方に延在するアー
ム41bとを備えている。回転ロッド41aは、その延
在する方向を軸心とするようにして左右方向に回転駆動
されるようになっている。アーム41bの下端部は、ウ
エハWの中心位置より下側の外周縁部を抱え込むように
屈曲する屈曲部41cになっている。そして、屈曲部4
1cの先端部同士及び同屈曲部41cの基端部同士がそ
れぞれ下側保持バー41d及び上側保持バー41eによ
って連結されている。
【0036】下側保持バー41d及び上側保持バー41
eには、図13に示すように、上述した保持溝22aと
同一形状のものが同一のピッチで形成されている。そし
て、回転ロッド41aを回転駆動して下側保持バー41
dを図13(b)の矢印A方向に移動した際に、下側保
持バー41dの保持溝22aは、ウエハWを下側から保
持し、上側保持バーの保持溝22aは、ウエハWの左右
を保持するようになっている。ただし、ウエハWを下側
から押し上げた際には、同ウエハWは容易に移動するよ
うになっている。
【0037】また、下側保持バー41dを図13(b)
の矢印B方向に移動した際には、下側保持バー41d及
び上側保持バー41eの保持溝22aがウエハWの外周
縁部から離れ、ウエハWを保持することが不能な状態に
なる。また、図13(a)において符号41fは、前後
のアーム41bを連結して補強する補強部材である。更
に、図1において符号1aは、ウエハWを上方に移動し
た際に、ウエハW等から落ちる洗浄液Lを受けるための
ダウンフロプレートである。
【0038】上記のように構成された超音波洗浄装置1
においては、搬送手段4によりウエハWを洗浄液Lに浸
漬する前に超音波振動を開始する。チャック41によ
り、ウエハWをウエハボート2に受け渡すあるいはウエ
ハWをウエハボート2から取り出す際には、ウエハボー
ト2を加振装置3によって移動範囲の最下位置に移動さ
せておく。これは、ウエハWの受け渡し及び取り出しの
際は、下側保持バー41dがウエハWを保持する受け渡
し位置及び取り出し位置よりも若干下において回転ロッ
ド41aを回転させることによりチャック41の開閉を
行うため、ウエハWの位置が下がり過ぎて、チャック4
1を閉じた際に下側保持バー41dがウエハWを挟み込
んでウエハWを破壊してしまう危険を防止するためのも
のである。万が一、ウエハボート2が最下位置よりも上
にズレていたとしても、チャック41とウエハWとの相
対位置は通常よりも更に離れているのでチャック41の
開閉の際に下側保持バー41dがウエハWを挟み込んで
破壊する可能性はないので、安全にウエハWの受け渡し
及び取り出しを行うことができる。
【0039】そして、複数のウエハWを保持したチャッ
ク41を洗浄液L内に下降して浸漬してゆくと、チャッ
ク41に保持された各ウエハWが側部保持部材22及び
下部保持部材23に受け渡されてウエハWはチャック4
1から所定量持ち上げられた状態になるので、搬送手段
4における左右のアーム41bをウエハWから離れる方
向に回動させてから、チャック41を上方に移動する。
これにより、ウエハWがウエハボート2に完全に受け渡
された状態になる。そこで、加振装置3を連続的に作動
させて、ウエハボート2を上下方向に振動させる。
【0040】ただし、ウエハWをウエハボート2に受け
渡す作業は、図示しない制御装置によって自動的に行う
ようになっている。そして、ウエハボート2の上下振動
は、チャック41が上方のホームポジションに達した信
号を受けて開始するようになっている。なお、ウエハボ
ート2が最下位置に停止していないと、ウエハWを保持
したチャック41が下降しないようなインターロックが
かけられている。これは、受け渡しの際にチャック41
が下降するので、チャック41の一部あるいは駆動機構
42の一部と、ウエハボート2の一部例えばアーム37
あるいは加振装置3の一部とが衝突しないためのインタ
ーロックである。
【0041】また、ウエハボート2の振動のストローク
は、この実施形態では図14に示すように、超音波振動
の波長λの1/4に設定する。従って、例えば超音波の
周波数として36KHzを使用し、洗浄液L中の音速を
1,440,000mm/secとすると、超音波の波長λ
は、音速/周波数=1,440,000/36,000
=40mmとなる。従って、ウエハボート2のストローク
は、40mm/4=10mmとなる。即ち、ウエハWが10
mmのストロークで上下に移動することになり、この移動
により、ウエハWの主洗浄面である表裏面で超音波の定
在波の低振動部P2が当たる部分に、高振動部P1を十
分に当てることができる。従って、平行に配置された各
ウエハWの表面をムラなく洗浄することができる。つま
り、図14(a)に示すように、始めに低振動部P2が
当っていたW2部が、ウエハWが1/4λだけずれる
と、図14(b)に示すように、高振動部P1が当たる
ようになることで、ウエハWの表面をムラなく洗浄する
ことができる。
【0042】ウエハWの表面がムラなく洗浄される原理
について、図15を参照して更に詳細に説明すると、例
えば、ウエハWが1/2λ移動する場合、移動前に定在
波の任意の高振動部Pnが当たっていたウエハWの表面
(主洗浄面)をWnとすると、1/4λずれた低振動部
Pn+1は、表面Wn+1に当たっている。つまり、ウエハW
の移動前のウエハWの表面…,Wn-1,Wn,Wn+1,…
には、それぞれ定在波の振動部…,Pn-1,Pn,Pn+
1,…が当たっている。
【0043】ここで、表面Wnに着目すると、図15
(a)に示すように、移動前では高振動部Pnが当た
り、例えばウエハWが1/4λだけ上昇すると、表面W
nには、低振動部Pn-1が当たる。更に、1/4λ上昇
つまりトータルで1/2λ上昇(移動)すると、図15
(b)に示すように、表面Wnは再び高振動部Pn-2に
当たる。換言すると、表面Wnは定在波の腹→節→腹と
移動し、移動前後で定在波との相対的接触関係が同じに
なる。また、表面Wn+1に着目すると、図15(a)に
示すように、移動前には低振動部Pn+1が当たってお
り、ウエハWが1/4λだけ上昇(移動)すると、表面
Wn+1には高振動部Pnが当たる。更に、1/4λ上昇
つまりトータルで1/2λ上昇(移動)すると、表面W
n+1は、図15(b)に示すように、再び低振動部Pn-1
に当たる。換言すると、表面Wn+1は定在波の節→腹→
節と移動し、移動前後で定在波との相対的接触関係が同
じになる。同様に、ウエハWの他の表面各部も移動前後
で定在波との相対的接触関係が同じになる。これは、定
在波の振幅つまり洗浄液Lの振動の大きさが超音波の半
波長(1/2λ)毎に周期性を持つ、つまり、超音波の
半波長(1/2λ)が定在波の1波長に相当することに
なる。従って、ウエハWを超音波の半波長分移動させる
と、ウエハWの表面の全ての点で定在波の1波長分が当
たることになるので、全ての点でほぼ平均的に均等な強
さで超音波洗浄することができる。勿論、1/2λの整
数倍だけ移動させたり、1/2λの整数倍だけ往復移動
させても、上述と同様にウエハWの表面の全ての点でほ
ぼ平均的に均等な強さで超音波洗浄することができる。
【0044】なお、ウエハボート2を上下に移動させる
速度は、高速にしないことが好ましい。高速に設定する
と、洗浄液の粘性により、上から下に移動する際にウエ
ハWが側部保持部材22や下部保持部材23の保持溝2
2a、23aから浮く危険があるからである。即ち、ウ
エハボート2が下方に向けて1G(重力加速度)未満の
加速度となるため、ウエハWが保持溝22a、23aか
ら浮いて脱落したり、保持溝22a、23a等に再び当
たって損傷したりするのを防止することができる。しか
も、ウエハW等が損傷することによってパーティクルが
生じ、このパーティクルによって洗浄液が汚れるのを防
止することができる。
【0045】次に、洗浄液L内からウエハWを取り出す
際には、ウエハボート2を最上位置に移動した状態で止
める。そして、搬送手段4のチャック41を洗浄液L内
に挿入する。この際、左右のアーム41bを互いに離れ
るように開いた状態にしておく。これにより、左右の下
側保持バー41d及び上側保持バー41eが各ウエハW
の下側及び左右側方に所定量離れた状態になる。そこ
で、左右のアーム41bを互いに近接する方向に回動す
ると、下側保持バー41d及び上側保持バー41eの各
保持溝22aで各ウエハWが載置された状態となる。そ
こで、チャック41を洗浄液Lから引き上げることによ
り、各ウエハWを洗浄液L内のウエハボート2から取り
出すことができる。ウエハボート2を取り出した後、超
音波振動による加振を停止する。
【0046】ただし、ウエハWをウエハボート2から取
り出す作業は、図示しない制御装置により自動的に行う
ようになっている。そして、ウエハボート2の上下振動
は、例えば5分から10分で洗浄が終了した際の信号
か、遅くともチャック41がウエハWを取りに上方のホ
ームポジションに達した信号を受けて停止するようにな
っている。また、アーム41bが左右に開いていなかっ
たり、ウエハボート2が最上位置に停止していないと、
チャック41がウエハWを取りに下降しないようなイン
ターロックがかけられている。これは、取り出しの際に
チャック41が下降するので、アーム41bが左右に開
いていないとウエハボート2上のウエハWに下側保持バ
ー41dなどが衝突し、ウエハWを破壊してしまう危険
を防止するためであったり、ウエハボート2が最下位置
に停止していないと、上述した受け渡しの際と同様に、
チャック41の一部あるいは駆動機構42の一部と、ウ
エハボート2の一部例えばアーム37あるいは加振装置
3の一部とが衝突してしまう危険があるので、これらを
防止するためのインターロックである。
【0047】なお、上記搬送手段4としては、加振装置
3を備えたもので構成し、上述したウエハボート2をチ
ャック41で代用するように構成してもよい。この場合
には、部品点数及びコストの低減を図ることができる。
ただし、後述するような洗浄効率の向上を図る上では、
ウエハボート2及び加振装置3を搬送手段4と独立した
もので構成することが好ましい。
【0048】即ち、上記のように構成された超音波洗浄
装置1は、単独のものとして使用することができる他、
ウエハWの洗浄・乾燥処理システムに組み込んで使用す
ることができる。この洗浄・乾燥処理システムは、例え
ば図16に示すように、未処理のウエハWを収容する搬
入部70aと、ウエハWの洗浄処理及び乾燥処理を行な
う洗浄・乾燥処理部71と、乾燥処理後のウエハWを収
容する搬出部70bと、洗浄・乾燥処理部71の側方に
配設されて所定枚数例えば50枚のウエハWの搬送を行
なう複数例えば3基の搬送手段4とで主要部が構成され
ている。
【0049】上記洗浄・乾燥処理部71には、搬入部7
0aから搬出部70bに向かって直線状に順に、第1の
チャック洗浄・乾燥ユニット72、第1の薬液処理ユニ
ット73、第1の水洗処理ユニット74、上記液処理装
置を具備する第2の薬液例えばアンモニア液処理ユニッ
ト75、第3の薬液例えばフッ化水素酸(HF水溶液)
処理ユニット76、上述した超音波洗浄装置1(ただ
し、搬送手段4を除く)を用いた第2の水洗処理ユニッ
ト77、第2のチャック洗浄・乾燥ユニット78及び乾
燥処理ユニット79が配設されている。なお、第1の薬
液処理ユニット73、第1の水洗処理ユニット74、第
2の薬液処理ユニット75、第3の薬液処理ユニット7
6に上記超音波洗浄装置1(ただし、搬送手段4を除
く)を用いることも可能である。
【0050】上記のように構成される洗浄・乾燥処理シ
ステムにおいて、未処理のウエハWは、搬送手段4によ
って上記洗浄・乾燥処理部71の各処理ユニット73,
74,75,76及び77に順次搬送されて、所定の薬
液処理及び洗浄処理が施された後、乾燥処理ユニット7
9に搬送されて乾燥処理される。
【0051】そして、搬送手段4は、所定の処理ユニッ
ト73等にウエハWを受け渡した後、他の洗浄槽52の
ウエハボート2にウエハWを受け渡したり、取り出した
りすことができる。従って、種々の洗浄液Lで、ウエハ
Wを同時進行的に洗浄等の処理をすることができるの
で、単位時間内の洗浄効率の向上を図ることができる。
即ち、多種類の洗浄液で被洗浄体を洗浄する場合のスル
ープットの向上を図ることができる。
【0052】なお、上記実施形態では、この発明の超音
波洗浄装置1をウエハWの洗浄処理装置に適用した場合
について説明したが、半導体ウエハ以外のLCD用ガラ
ス基板等の被洗浄物の洗浄処理にも適用できることは勿
論である。
【0053】また、エアシリンダ31によってウエハボ
ート2を上下方向に駆動するように構成したが、電動モ
ータとボールネジ、電動モータとクランク、電動モータ
とカム等を用いてウエハボート2を上下方向に駆動する
ように構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような優
れた効果が得られる。
【0055】(1)請求項1記載の発明によれば、超音
波によって発生する定在波において、被洗浄体の移動前
に、振動がゼロの点(定在波の節)の洗浄液と接触して
いる被洗浄体表面を、少なくとも1/4波長移動又は往
復移動させることで、振動が最大の点(定在波の腹)の
洗浄液と接触することができ、被洗浄体表面の全ての箇
所に有効的に超音波洗浄することができる。従って、被
洗浄体の洗浄ムラを確実に防止することができる。
【0056】(2)請求項2記載の発明によれば、超音
波によって発生する定在波の振幅つまり洗浄液の振動の
大きさが、1/2波長ごとに周期性を持つので、被洗浄
体表面を、超音波の半波長の倍数分の長さだけ移動又は
往復移動させることで、被洗浄体表面の全ての箇所を略
平均的に均等な強さで超音波洗浄することができる。
【0057】(3)請求項3記載の発明においても、請
求項1記載の発明と同様に、被洗浄体の洗浄ムラを確実
に防止することができる。
【0058】(4)請求項4記載の発明によれば、各被
洗浄体の主洗浄面の上下方向に沿う面が、超音波振動の
高振動部分及び低振動部分に満遍なく晒されることにな
る。従って、複数の被洗浄体の上下方向に沿う面をムラ
なく洗浄することができる。
【0059】(5)請求項5記載の発明によれば、被洗
浄体が保持手段と共に滑らかに移動することになる。即
ち、保持手段が急激に起動したり停止したりすることが
ないので、被洗浄体が保持手段から離れるのを防止する
ことができる。従って、被洗浄体が保持手段から脱落し
たり、保持手段に当たって損傷したりするのを防止する
ことができる。しかも、被洗浄体や保持手段の損傷によ
ってパーティクルが生じ、洗浄液が汚れるのを防止する
ことができる。
【0060】(6)請求項6記載の発明によれば、所定
の保持手段に被洗浄体を受け渡した後、他の保持手段に
も被洗浄体を受け渡す等のことができる。従って、種々
の洗浄液で、被洗浄体を同時進行的に洗浄することがで
きるので、多種類の洗浄液で被洗浄体を洗浄する場合の
スループットの向上を図ることができる。即ち、単位時
間内に洗浄することのできる被洗浄体の量を増加するこ
とができる。
【0061】(7)請求項7記載の発明によれば、保持
手段と搬送手段とを一つのもので構成することができる
ので、部品点数及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態として示した超音波洗浄
装置の断面図である。
【図2】同超音波洗浄装置を示す図であって、図1のII
−II線に沿う矢視図である。
【図3】同超音波洗浄装置の要部平面図である。
【図4】同超音波洗浄装置を示す図であって、図2のIV
−IV線に沿う断面図である。
【図5】同超音波洗浄装置におけるエアシリンダを示す
図であって、図2のV矢視図である。
【図6】同超音波洗浄装置におけるウエハボートを示す
正面図である。
【図7】同超音波洗浄装置におけるウエハボートを示す
平面図である。
【図8】同超音波洗浄装置におけるウエハボートを示す
図であって、図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】同超音波洗浄装置における側部保持部材の保持
溝を示す図であって、図8のIX−IX線に沿う断面図であ
る。
【図10】同超音波洗浄装置における下部保持部材の保
持溝を示す図であって、図8のX−X線に沿う断面図で
ある。
【図11】同超音波洗浄装置における下部保持部材を示
す図であって、図8のXI要部断面図である。
【図12】同超音波洗浄装置における搬送手段を示す斜
視図である。
【図13】同超音波洗浄装置における搬送手段のチャッ
クを示す図であって、(a)は正面図、(b)は断面図
である。
【図14】同超音波洗浄装置の作用を示す説明図であ
る。
【図15】同超音波洗浄装置の作用を更に詳細に示す説
明図である。
【図16】同超音波洗浄装置を組み込んだ洗浄・乾燥処
理システム示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 超音波洗浄装置 2 ウエハボート(保持手段) 31 エアシリンダ(アクチュエータ) 32 ショックアブソーバ(衝撃吸収手段) 4 搬送手段 L 洗浄液 W 半導体ウエハ(被洗浄体)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液に超音波を照射することによっ
    て、洗浄液内の被洗浄体を洗浄する超音波洗浄方法にお
    いて、 上記被洗浄体を、洗浄液内に保持した状態で、超音波の
    照射方向に沿って、少なくとも超音波の波長の1/4の
    長さを移動又は往復移動させることを特徴とする超音波
    洗浄方法。
  2. 【請求項2】 洗浄液に超音波を照射することによっ
    て、洗浄液内の被洗浄体を洗浄する超音波洗浄方法にお
    いて、 上記被洗浄体を、洗浄液内に保持した状態で、超音波の
    照射方向に沿って、超音波の半波長の倍数分の長さだけ
    移動又は往復移動させることを特徴とする超音波洗浄方
    法。
  3. 【請求項3】 洗浄液に超音波を照射することによっ
    て、洗浄液内に浸漬する被洗浄体を洗浄するように構成
    した超音波洗浄装置において、 上記被洗浄体を保持する保持手段を超音波の照射方向に
    沿って移動するように構成してなり、 上記保持手段は、被洗浄体を洗浄液内に保持した状態で
    少なくとも超音波の波長の1/4の長さを移動又は往復
    移動できるようになっていることを特徴とする超音波洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 超音波は、下方から上方に向けて照射さ
    れるようになっており、 保持手段は、被洗浄体の主洗浄面を略上下方向に沿うよ
    うに向け、かつ適宜所定の間隔をおいて保持するように
    なっていると共に、上下方向に移動されるようになって
    いることを特徴とする請求項3記載の超音波洗浄洗浄装
    置。
  5. 【請求項5】 保持手段は、アクチュエータによって移
    動されていると共に、往復移動の際には、衝撃吸収手段
    によって滑らかに方向転換されるようになっていること
    を特徴とする請求項3又は4記載の超音波洗浄装置。
  6. 【請求項6】 保持手段に対して被洗浄体を受け渡し、
    又は、受け取る搬送手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項3、4又は5記載の超音波洗浄装置。
  7. 【請求項7】 保持手段は、被洗浄体を洗浄液の内外に
    搬送する搬送手段でもあることを特徴とする請求項3、
    4又は5記載の超音波洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147296A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Fujitsu Ltd 洗浄装置および洗浄方法
JP2018094498A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 日本電気硝子株式会社 ガラス物品の製造方法
CN112371645A (zh) * 2020-10-26 2021-02-19 北京北方华创微电子装备有限公司 声波清洗装置及晶圆清洗设备

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