JP2000227979A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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JP2000227979A
JP2000227979A JP2905999A JP2905999A JP2000227979A JP 2000227979 A JP2000227979 A JP 2000227979A JP 2905999 A JP2905999 A JP 2905999A JP 2905999 A JP2905999 A JP 2905999A JP 2000227979 A JP2000227979 A JP 2000227979A
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JP
Japan
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receipt
post
file
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cash register
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JP2905999A
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English (en)
Inventor
Toshio Yasunaga
利夫 安永
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の要望に応じた事後レシートを発行して
高いサービスを支援することができ、データの管理強化
の図れる電子式金銭登録機を提供する。 【解決手段】 電子式金銭登録機は、商品の売上登録を
行い、その終了が指定されると、売上の登録内容38を
一連番号37を付して登録ファイル33に格納する。事
後レシートの発行が指定されると、登録機が備えるキー
ボードを用いて、登録ファイル33から読出すべき登録
内容38が一連番号37によって指定され、事後レシー
ト形式がRCPTキーの押下時間のカウント値によって
指定され、発行数量が指定され、このようにして事後レ
シートが発行される。発行された事後レシートに関し
て、その発行数量39は事後レシート発行数量ファイル
34に格納され、登録内容42は一連番号40および日
付/時間41とともに事後レシート登録内容ファイル3
5に格納され、管理レポートの作成に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales)ターミナルなどとして用いられて商品の売上登録
を行う電子式金銭登録機に関し、特に売上登録終了後に
事後レシートを発行する電子式金銭登録機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−195487号公報の電子
式金銭登録機(以下、単に「登録機」ともいう)は、商
品の売上登録時に発行されるレシートまたはスリップを
売上金額に応じて自動的に選択するものである。具体的
には、売上登録時に入力された商品の金額が累積して記
憶され、またその商品に関する明細データが記憶され
る。レシートまたはスリップを自動的に選択するために
予め定められる金額が設定され、累積して記憶された商
品の金額M1と予め定められる設定金額M2とを比較し
て、M1がM2よりも少ないことに応じて明細データが
レシートに印字されて発行され、M1がM2よりも多い
ことに応じて明細データがスリップに印字されて発行さ
れる。これによってレシートおよびスリップの選択操作
が不要となる。
【0003】また、特開平3−74795号公報の電子
式金銭登録機はレシートに印字するメッセージの種類を
選択するものである。具体的には、所定情報に関して詳
細なメッセージと簡略的なメッセージとが記憶され、メ
ッセージを印字するか否かおよびメッセージの種類が選
択可能に構成される。コスト重視の場合には簡略メッセ
ージが印字され、サービス重視の場合には詳細メッセー
ジが印字される。これによってメッセージが容易に選択
でき、また汎用性が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−1954
87号および特開平3−74795号は、商品の売上登
録時に発行されるレシートやスリップに関するものであ
る。電子式金銭登録機が備える売上登録後にレシートを
発行する機能、すなわち事後レシート発行機能に関し
て、顧客の要望に応じた事後レシートの発行が望まれ
る。また、さらなるサービスの向上やデータの管理強化
が望まれている。
【0005】本発明の目的は、顧客の要望に応じた事後
レシートを発行して高いサービスを支援することがで
き、データの管理強化の図れる電子式金銭登録機を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品の売上登
録を行い、売上登録の終了の指定に応答して売上登録デ
ータを一連の番号と対応付けて登録ファイルに格納する
電子式金銭登録機において、事後レシートの発行を指定
する事後レシート発行指定手段と、事後レシート発行指
定手段からの事後レシート発行の指定に応答して、登録
ファイルから所定の売上登録データを読出して、所定の
形式の事後レシートとして所定数量印字出力する事後レ
シート発行手段とを含むことを特徴とする電子式金銭登
録機である。
【0007】本発明に従えば、たとえば顧客の要望があ
ることによって事後レシートの発行が指定されると、登
録ファイルから所定の売上登録データが読出され、所定
の形式で、所定数量印字されて、事後レシートが発行さ
れる。したがって、顧客の要望に応じた事後レシートの
発行が可能となり、高いサービスを支援することができ
る。
【0008】また本発明は、事後レシート発行時に登録
ファイルから読出す売上登録データを指定するデータ指
定手段と、事後レシートの形式を指定する形式指定手段
と、事後レシートの印字数量を指定する数量指定手段と
を含むことを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、各指定手段を設けたの
で、指定された売上登録データが読出されて、指定され
た形式で、指定された数量だけ、事後レシートが発行さ
れる。したがって、顧客の要望に応じた事後レシートを
発行して高いサービスを支援することができる。
【0010】また本発明は、前記電子式金銭登録機は複
数のキーを備えるキーボードを含み、前記データ指定手
段は、キーボードの所定キーから入力された数値と一致
する登録ファイルの一連番号に対応付けられた売上登録
データを指定し、前記形式指定手段は、キーボードの所
定キーの押下時間をカウントするカウンターを含み、該
カウンターのカウント値に対応付けられた事後レシート
の形式を指定し、前記数量指定手段は、キーボードの所
定キーから入力された数値の数量を指定することを特徴
とする。
【0011】本発明に従えば、登録ファイルから読出さ
れる売上登録データの指定は、キーボードの所定キーか
ら登録ファイルの一連番号を入力することによって容易
に行うことができる。また、事後レシート形式の指定
は、キーボードの所定キーの押下時間によって容易に行
うことができる。さらに、印字数量の指定は、キーボー
ドの所定キーから数値を入力することによって容易に行
うことができる。このように、各種指定はキーボードを
用いて容易に行うことができる。
【0012】また本発明は、前記カウンターのカウント
値を出力する出力手段を含むことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、事後レシート形式を指定
するためのキーボードの所定のキーの押下時間はカウン
ターによってカウントされ、そのカウント値は、たとえ
ば電子式金銭登録機が備える表示手段に表示されて、出
力される。該カウント値には事後レシートの形式が対応
付けられているので、出力されたカウント値によって操
作者は事後レシートの形式を把握して間違うことなく形
式を指定することができる。
【0014】また本発明は、発行した事後レシートに関
するデータを格納する事後レシートファイルを含むこと
を特徴とする。
【0015】本発明に従えば、発行した事後レシートに
関するデータ、たとえば発行数量や印字内容などは、事
後レシートファイルに格納されて保存されるので、デー
タ管理の強化を図ることができる。
【0016】また本発明は、前記事後レシートファイル
は、事後レシートの発行数量を格納する数量ファイル
と、事後レシートの印刷内容を格納する内容ファイルと
からなることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、発行した事後レシートの
発行数量と印字内容とはそれぞれ異なるファイルに格納
されて保存され、データ管理の強化に有効に利用するこ
とができる。
【0018】また本発明は、前記事後レシートファイル
に格納されたデータを集計して管理レポートとして出力
する管理レポート出力手段を含むことを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、発行された事後レシート
に関するデータ、たとえば発行数量や印刷内容などは、
集計されて管理レポートとして、たとえば電子式金銭登
録機が備える印字手段から印字されて、出力される。こ
のような管理レポートによって、事後レシートの発行状
況が把握でき、不必要な事後レシートの発行を抑制する
ことができる。
【0020】また本発明は、前記事後レシートファイル
に格納されたデータを消去する消去手段を含むことを特
徴とする。
【0021】本発明に従えば、格納された事後レシート
に関するデータが消去されるので、不必要な事後レシー
トを発行することがなくなる。
【0022】また本発明は、前記消去手段は、予め定め
られる格納時間が経過したデータを消去することを特徴
とする。
【0023】本発明に従えば、予め定められる格納時間
が経過した古い事後レシートに関するデータは、不要で
ある可能性が高い。このようなデータを消去して、不必
要な事後レシートの発行を防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある電子式金銭登録機1のブロック図である。登録機1
は、CPU(中央演算処理装置)2、ROM(リードオ
ンリメモリ)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)
4、ブザー5、ドロワー6、プリンタインタフェイス
(I/F)7、プリンタ8、KDC(キーディスプレイ
コントローラ)9、モードスイッチ(SW)10、キー
ボード(KEY)11、液晶表示装置(LCD)12、
スキャナインタフェイス(I/F)13およびスキャナ
14を含んで構成される。
【0025】CPU2は、ROM3に記憶されたマイク
ロ命令に従って登録機1の全体の動作を統括的に制御す
る。ROM3には具体的に、ブザー5、ドロワー6、プ
リンタ8および液晶表示装置12などのCPU2の周辺
回路の動作を制御するためのマイクロ命令が記憶され
る。またROM3には、液晶表示装置12に固定的に表
示されるメッセージやプリンタ8で固定的に印字される
メッセージなどを有するテーブルが予め記憶される。R
AM4は、前記マイクロ命令に従って登録機1を動作さ
せる際などに一時的に用いられる。ブザー5は、各種エ
ラー音を発する。ドロワー6には、売上金、つり銭およ
び小切手などが収納される。
【0026】プリンタ8は、プリンタインタフェイス7
を介してCPU2に接続される。プリンタインタフェイ
ス7は、プリンタコントローラ、ドライバおよびタイミ
ング信号回路を含んで構成され、プリンタ8の印字動作
を制御する。プリンタ8は、売上の登録モードや点検・
精算モードにおいて、レシートやジャーナル用紙に売上
情報などを印字する。
【0027】モードスイッチ10、キーボード11およ
び液晶表示装置12は、KDC9を介してCPU2に接
続される。KDC9は、モードスイッチ10、キーボー
ド11および液晶表示装置12の各動作を制御する。モ
ードスイッチ10は、登録機1が予め備える設定、時刻
表示、登録、点検および精算などの動作モードを選択す
るためのスイッチである。キーボード11は、複数のキ
ーから成り、当該キーボード11からは登録すべき売上
情報や売上情報の集計のための各種設定情報などが入力
される。液晶表示装置12には、売上情報や設定情報な
どの各種入力情報が表示され、また操作が不適切なこと
によってエラー状態となったことや操作案内情報などが
表示される。
【0028】スキャナ14は、スキャナインタフェイス
13を介してCPU2に接続される。スキャナインタフ
ェイス13は、スキャナ14の動作を制御する。スキャ
ナ14は、商品に付されたバーコードを読取る。
【0029】図2は、モードスイッチ10とキーボード
11とを示す図である。モードスイッチ10によって、
設定、時刻表示、登録、点検および精算などの各種動作
モードおよび電源のオフを切換えて選択することができ
る。キーボード11は、複数のキー18〜32を有す
る。レシート発行/停止キー18によって、レシートの
発行/停止が指定される。紙送りキー(↑)19によっ
て、レシートやジャーナル用紙などのロール状の用紙を
強制的に搬送することができる。RCPTキー20によ
って、レシート発行が停止されているとき、すなわち登
録動作終了後の事後レシートの発行が指定される。
【0030】支払いキー21によって、商品取引による
支払いとは別の支払いがあったことが指定される。戻品
キー22によって、返品があったことが指定される。ク
リアーキー(CL)23によって、登録すべき売上情報
や設定情報などの間違いを訂正したり、エラー音の停止
を指定したりすることができる。乗算キー(×)24に
よって、同じ商品を複数登録することが指定される。ま
た、乗算キー24は、情報の設定時に使用される。入金
キー25によって、商品取引による入金とは別の入金が
あったことが指定される。訂正キー26によって、間違
って登録してしまった売上情報や設定してしまった情報
の訂正が指定される。
【0031】複数の数値キー27によって、登録すべき
売上金額、単価、数量および操作者の識別コードなどの
各種数値情報が入力される。複数の商品キー28によっ
て、登録すべき売上金額などの売上情報が入力される。
百分率キー(%)29によって、金額の割引きや割増し
が指定される。掛売りキー30によって、掛売り取引が
指定される。小計キー31によって、小計額の算出およ
びその結果の表示が指定される。現金キー(現/預/
替)32によって、現金売り、現金預かりおよび両替動
作が指定される。
【0032】図3は、RAM4を示す図である。RAM
4は、商品の売上登録終了の指定に応答して、売上登録
データを格納する客毎の登録ファイル33と、発行した
事後レシートに関するデータを格納する事後レシート発
行数量ファイル34および事後レシート登録内容ファイ
ル35と、ワークメモリ36とを備える。
【0033】商品の売上登録の終了は、たとえば現金キ
ー32の押下によって指定され、この指定に応答して、
登録ファイル33には、図4(A)に示されるように、
売上登録データである登録内容38が、売上登録の一連
番号37が付されて格納される。このような登録内容3
8は客毎に区分されて格納される。
【0034】事後レシート発行数量ファイル34は、図
4(B)に示されるように、事後レシートの発行数量3
9を格納するものであり、各売上登録データ毎に発行数
量39が格納される。事後レシート登録内容ファイル3
5は、図4(C)に示されるように、事後レシートの印
刷内容である登録内容42を格納するものであり、登録
内容42には一連番号40および日付/時間41が付さ
れており、各売上登録データ毎に格納される。
【0035】ワークメモリ36は、設定データや集計デ
ータの格納領域、登録データの一時格納領域、演算処理
や集計処理などを実行するときに使用する各種バッファ
やフラグ、および印字のときに使用するプリントバッフ
ァとして使用される。
【0036】本形態の電子式金銭登録機1における事後
レシートの発行機能に関して、事後レシートの発行は、
たとえばRCPTキー20の押下によって指定される。
この指定に応答して、客毎の登録ファイル33から所定
の登録内容38が指定されて読出される。たとえば、キ
ーボード11の数値キー27から入力された数値と一致
する一連番号37に対応付けられた登録内容38が指定
されて読出される。
【0037】また、事後レシートは詳細レシート形式ま
たは合計レシート形式で発行される。このようなレシー
ト形式の指定は、たとえばRCPTキー20の押下時間
によって行われる。すなわち、RCPTキー20の押下
時間はCPU2が備えるカウンターによってカウントさ
れ、そのカウント値に対応付けられた事後レシート形式
が指定されて選択される。たとえば、カウント値が1の
ときには詳細レシート形式が、カウント値が2のときに
は合計レシート形式がそれぞれ指定されて選択される。
【0038】さらに、事後レシートの数量(枚数)が指
定される。たとえば、キーボード11の数値キー27か
ら入力された数値の数量が指定される。このように、売
上登録データ、事後レシート形式および数量が指定され
て顧客の要望に応じた事後レシートを発行することがで
き、各種の指定はキーボード11を用いて容易に行うこ
とができ、サービスの向上を図ることができる。
【0039】図5は、各種の操作手順を示す図である。
図5(A)は、事後レシート形式とRCPTキー20の
押下時間のカウント値との関係を設定する操作手順を示
す図である。まず、この設定のJOBコードAAAを数
値キー27を用いて入力し、次に小数点キー(.)27
および乗算キー(×)24を押下する。続いて、詳細レ
シート形式を指定するためのカウント値XX(1)と、
合計レシート形式を指定するためのカウント値YY
(2)とを数値キー27を用いて入力する。XXおよび
YYは、たとえば1〜10の整数の中から適宜選ばれ
る。最後に、現金キー32を押下する。このようにして
事後レシート形式とRCPTキー20の押下時間のカウ
ント値との関係が設定される。
【0040】また、本形態の電子式金銭登録機1におい
て、事後レシート発行数量ファイル34と事後レシート
登録内容ファイル35とに格納されたデータは消去可能
であり、これによって不要な事後レシートを発行しない
ようにすることができる。
【0041】図5(B)は、事後レシート発行数量ファ
イル34と事後レシート登録内容ファイル35とに格納
されたデータの管理日数を設定する操作手順を示す図で
ある。まず、この設定のJOBコードAAAを数値キー
27を用いて入力し、次に小数点キー(.)27および
乗算キー(×)24を押下する。続いて、管理日数ZZ
を数値キー27を用いて入力する。ZZは、たとえば0
〜99の整数の中から適宜選ばれる。最後に、現金キー
32を押下する。このようにして各ファイル34,35
に格納されたデータの管理日数ZZが設定される。設定
された管理日数ZZが経過したデータは古いデータであ
り、不要である可能性が高い。このような古いデータを
消去することによって、不要な事後レシートの発行が抑
制できる。
【0042】図5(C)は、管理日数ZZが経過した格
納データを消去する手法を設定する操作手順を示す図で
ある。格納データの消去手法としては、たとえば精算レ
ポートの発行時に自動的に消去する手法および精算モー
ドにおいてRCPTキー20の押下に基づいて消去する
手法がある。このような2種類の手法を設定する場合、
まずこの設定のJOBコードAAAを数値キー27を用
いて入力し、次に小数点キー(.)27および乗算キー
(×)24を押下する。続いて、消去手法を指定する数
値Xを数値キー27を用いて入力する。たとえば、Xが
1のときには精算レポートの発行時に自動的に消去する
手法が指定され、2のときには精算モードにおいてRC
PTキー20の押下に基づいて消去する手法が指定され
る。最後に、現金キー32を押下する。このようにして
格納データの消去手法が設定され、操作者の希望に応じ
た手法でデータが消去でき、利便性が向上する。
【0043】さらに、本形態の電子式金銭登録機1にお
いて、事後レシート発行数量ファイル34と事後レシー
ト登録内容ファイル35とに格納されたデータは集計さ
れ、管理レポートが作成されて出力される。管理レポー
トは、たとえばプリンタ8から印字されて出力される。
このように、事後レシートに関するデータをファイル3
4,35に格納して保存すること、さらには集計して管
理レポートとして出力することによって、販売管理デー
タの管理を強化することができる。
【0044】図5(D)は、一連番号40によって登録
内容42を指定して管理レポートを作成する操作手順を
示す図である。まず、この設定のJOBコードAAAを
数値キー27を用いて入力し、次に乗算キー(×)24
を押下する。続いて、開始の一連番号YYYYを数値キ
ー27を用いて入力する。次に、乗算キー(×)24を
押下する。さらに、終了の一連番号YYYYを数値キー
27を用いて入力する。最後に、現金キー32を押下す
る。これによって、開始一連番号40から終了一連番号
40までの登録内容42が集計されて管理レポートが作
成され、出力される。
【0045】図5(E)は、日付/時間41によって登
録内容42を指定して管理レポートを作成する操作手順
を示す図である。まず、この設定のJOBコードAAA
を数値キー27を用いて入力し、次に乗算キー(×)2
4を押下する。続いて、開始の日付YYMMDDを数値
キー27を用いて入力する。次に、乗算キー(×)24
を押下する。さらに、終了の日付YYMMDDを数値キ
ー27を用いて入力する。YYは年、MMは月、DDは
日である。最後に、現金キー32を押下する。これによ
って、開始日付41から終了日付41までの登録内容4
2が集計されて管理レポートが作成され、出力される。
【0046】図6(A)は、詳細レシート形式の事後レ
シート43の例を示す図である。事後レシート43は登
録ファイル33を参照して作成される。詳細レシート形
式の事後レシート43には、まず発行の日付および時間
45が印字され、さらに指定された一連番号37である
一連番号46が印字される。続いて、指定された一連番
号37に対応する登録内容38に基づいて、商品名47
および売上金額48がそれぞれ印字される。さらに、集
計された小計額49、小計額49に対する消費税額5
0、および客から預かった金種および金額51が印字さ
れ、つり銭がある場合にはつり銭52が印字される。
【0047】図6(B)は、合計レシート形式の事後レ
シート44の例を示す図である。事後レシート44も登
録ファイル33を参照して作成される。合計レシート形
式の事後レシート44は、指定された一連番号37に対
応する登録内容38に基づく商品名47および売上金額
48が印字されない以外は、前記詳細レシート43と同
様である。すなわち、まず発行の日付および時間45が
印字され、さらに指定された一連番号37である一連番
号46が印字される。続いて、集計された小計額49、
小計額49に対する消費税額50、および客から預かっ
た金種および金額51が印字され、つり銭がある場合に
はつり銭52が印字される。
【0048】図7(A)は、一連番号40を指定して作
成した事後レシートの管理レポート53を示す図であ
る。管理レポート53は、事後レシート登録内容ファイ
ル35を参照して作成される。管理レポート53には、
まず作成の日付および時間55が印字され、さらに指定
された一連番号40である一連番号56が印字される。
続いて、事後レシートの管理レポート作成のJOBコー
ド57、事後レシートの管理レポートを示すタイトル5
8および指定した一連番号40である一連番号59が印
字される。さらに、一連番号40に対応する登録内容4
2に基づいて、商品名62および売上金額63がそれぞ
れ印字される。さらに、集計された小計額64、小計額
64に対する消費税額65、および客から預かった金種
および金額66が印字され、つり銭がある場合にはつり
銭67が印字される。以降、このようなデータが指定し
た一連番号40の登録内容42に関して順次的に印字さ
れる。
【0049】図7(B)は、日付/時間41を指定して
作成した事後レシートの管理レポート54を示す図であ
る。管理レポート53も事後レシート登録内容ファイル
35を参照して作成される。管理レポート54は、前記
管理レポート53の一連番号59に代わって、指定した
日付/時間41である日付/時間68が印字される。そ
れ以外は、管理レポート53と同様である。
【0050】なお、管理レポート53,54は事後レシ
ート登録内容ファイル35のみを参照して作成したもの
であるが、事後レシート発行数量ファイル34をも参照
して管理レポートを作成するようにしてもかまわない。
【0051】図8は、事後レシート形式を指定するため
にRCPTキー20を押下したときの液晶表示装置12
の表示画面69a〜69cを示す図である。商品の売上
登録動作終了直後の表示画面69aには、たとえば小計
額が表示されている。ここで、RCPTキー20を押下
すると、押下時間がカウントされ、そのカウント値に応
じて、それを示す表示画面69b,69cが順次的に表
示される。操作者は、このような表示画面69b,69
cによって指定される事後レシート形式を把握ながら、
間違うことなく形式を指定することができる。
【0052】図9は、登録機1の商品の売上登録動作お
よび事後レシート発行動作を示すフローチャートであ
る。ステップa1で商品の売上登録動作が開始される
と、ステップa2でCPU2は商品の売上登録を行う。
次のステップa3で現金キー32が押下されて売上登録
の終了が指定されると、ステップa4でCPU2は売上
登録データを登録ファイル33に格納する。続いて、ス
テップa5でCPU2はRCPTキー20が押下された
か否かを判断する。押下されたと判断すると、事後レシ
ート発行動作を実行するためにステップa6に進み、押
下されないと判断すると次の商品の売上動作を実行する
ためにステップa2に戻る。
【0053】ステップa6では、CPU2はキーボード
11の数値キー27から値数入力があったか否かを判断
する。値数入力があったと判断したときにはステップa
7に進み、なかったと判断したときにはステップa9に
進む。ステップa7では、CPU2は乗算キー24が押
下されたか否かを判断する。押下されたと判断したとき
にはステップa8に進み、押下されなかったと判断した
ときにはステップa9に進む。ステップa8では、CP
U2はキーボード11の数値キー27から値数入力があ
ったか否かを判断する。値数入力があったと判断したと
きおよびなかったと判断したときともにステップa9に
進む。
【0054】ステップa9でRCPTキー20が押下さ
れると、CPU2は押下時間をカウントし、ステップa
10でそのカウント値を液晶表示装置12に表示する。
さらにステップa11でRCPTキー20の押下が止め
られるとステップa12に進む。RCPTキー20が押
下されている間はステップa10に戻ってカウント値を
表示し続ける。ステップa12では、所定の売上登録デ
ータが、所定形式の事後レシートとしてプリンタ8で所
定枚数印字され発行される。次にステップa13に進
み、発行された事後レシートに関するデータが集計され
て事後レシート発行数量ファイル34および事後レシー
ト登録内容ファイル35に格納される。ステップa13
の動作が終了するとステップa2に戻る。
【0055】ここで、前記ステップa6〜a12の動作
について詳しく説明する。ステップa6で値数入力がな
く、ステップa9〜a11でRCPTキーの押下時間の
カウント値が1のとき、ステップa12では商品取引直
後の売上登録データに関する詳細レシート形式の事後レ
シートを1枚発行する。またカウント値が2のとき、ス
テップa12では商品取引直後の売上登録データに関す
る合計レシート形式の事後レシートを1枚発行する。
【0056】ステップa6で値数入力があり、ステップ
a7で乗算キー24が押下されたとき、前記ステップa
6で入力された値数は事後レシートの発行数量(枚数)
であると判断される。さらにステップa8で値数入力が
あると、ここで入力された値数は一連番号37であると
判断される。ステップa9〜a11は上述したのと同様
であり、ステップa12では、ステップa8で入力され
た一連番号37の登録内容38に関する事後レシート
を、ステップa9〜a11で選択された所定形式で、ス
テップa6で入力された数量(枚数)分発行する。
【0057】ステップa6で値数入力があり、ステップ
a7で乗算キー24が押下されたとき、前記ステップa
6で入力された値数は事後レシートの発行数量(枚数)
であると判断され、さらにステップa8で値数入力がな
く、上述したのと同様のステップa9〜a11の動作を
行うと、ステップa12では、商品取引直後の売上登録
データに関する事後レシートを、ステップa9〜a11
で選択された所定形式で、ステップa6で入力された数
量(枚数)分発行する。
【0058】ステップa6で値数入力があり、ステップ
a7で乗算キー24が押下されなかったとき、前記ステ
ップa6で入力された値数は一連番号37であると判断
される。さらに、上述したのと同様のステップa9〜a
11の動作を行うと、ステップa12では、ステップa
6で入力された一連番号37の登録内容38に関する事
後レシートを、ステップa9〜a11で選択された所定
形式で、1枚発行する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、事後レシ
ートの発行を指定すると、登録ファイルから読出された
所定の売上登録データが所定形式で所定数量印字されて
事後レシートが発行されるので、顧客の要望に応じて事
後レシートが発行でき、高いサービスを支援することが
できる。
【0060】また本発明によれば、指定された売上登録
データが読出され、指定された形式で、指定された数量
だけ事後レシートが発行されるので、顧客の要望に応じ
た事後レシートを発行して高いサービスを支援すること
ができる。
【0061】また本発明によれば、売上登録データの指
定、事後レシート形式の指定および印字数量の指定は、
電子式金銭登録機が備えるキーボードを用いて容易に行
うことができる。
【0062】また本発明によれば、事後レシート形式を
指定するためのキーボードの所定のキーの押下時間はカ
ウンターによってカウントされ、そのカウント値が出力
され、該カウント値には事後レシートの形式が対応付け
られているので、出力されたカウント値によって操作者
は事後レシートの形式を把握しながら、間違うことなく
形式を指定することができる。
【0063】また本発明によれば、発行した事後レシー
トに関するデータを事後レシートファイルに格納して保
存するようにしたので、販売管理データとして有効に利
用し、管理の強化に役立てることができる。
【0064】また本発明によれば、発行した事後レシー
トの発行数量と印字内容とをそれぞれことなるファイル
に格納して保存して、管理の強化に有効に利用すること
ができる。
【0065】また本発明によれば、発行された事後レシ
ートに関するデータを集計して管理レポートとして出力
するようにしたので、事後レシートの発行状況の把握や
不必要な事後レシートの発行の抑制に役立てることがで
きる。
【0066】また本発明によれば、格納された事後レシ
ートに関するデータを消去するようにしたので、不必要
な事後レシートを発行することがなくなる。
【0067】また本発明によれば、予め定められる格納
時間が経過した古い事後レシートに関するデータを消去
することによって、不必要な事後レシートの発行をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である電子式金銭登録機
1のブロック図である。
【図2】モードスイッチ10とキーボード11とを示す
図である。
【図3】RAM4を示す図である。
【図4】RAM4が有するファイル33,34,35を
示す図である。
【図5】各種設定のための操作手順を示す図である。
【図6】詳細レシート形式および合計レシート形式の事
後レシート43,44を示す図である。
【図7】管理レポート53,54を示す図である。
【図8】RCPTキー20の押下時の表示画面69a〜
69cを示す図である。
【図9】電子式金銭登録機1の商品の売上登録動作およ
び事後レシートの発行動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電子式金銭登録機 2 CPU(中央演算処理装置) 3 ROM(リードオンリメモリ) 4 RAM(ランダムアクセスメモリ) 5 ブザー 6 ドロワー 8 プリンタ 10 モードスイッチ 11 キーボード 12 ディスプレイ 14 スキャナ 33 客毎の登録ファイル 34 事後レシート発行数量ファイル 35 事後レシート登録内容ファイル 36 ワークメモリ 37,40 一連番号 38,42 登録内容 39 発行数量 41 日付/時間 43,44 事後レシート 53,54 事後レシートの管理レポート 69a〜69c 表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA05 BA09 CA01 CA02 CA07 CA08 CB02 CB03 CB05 CB07 CC05 CC06 CD04 CE03 CE04 CE08 CE09 DA04 5B049 BB11 CC05 CC31 DD01 DD02 EE02 FF02 FF04 FF07 GG01 GG05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の売上登録を行い、売上登録の終了
    の指定に応答して売上登録データを一連の番号と対応付
    けて登録ファイルに格納する電子式金銭登録機におい
    て、 事後レシートの発行を指定する事後レシート発行指定手
    段と、 事後レシート発行指定手段からの事後レシート発行の指
    定に応答して、登録ファイルから所定の売上登録データ
    を読出して、所定の形式の事後レシートとして所定数量
    印字出力する事後レシート発行手段とを含むことを特徴
    とする電子式金銭登録機。
  2. 【請求項2】 事後レシート発行時に登録ファイルから
    読出す売上登録データを指定するデータ指定手段と、 事後レシートの形式を指定する形式指定手段と、 事後レシートの印字数量を指定する数量指定手段とを含
    むことを特徴とする請求項1記載の電子式金銭登録機。
  3. 【請求項3】 前記電子式金銭登録機は複数のキーを備
    えるキーボードを含み、 前記データ指定手段は、キーボードの所定キーから入力
    された数値と一致する登録ファイルの一連番号に対応付
    けられた売上登録データを指定し、 前記形式指定手段は、キーボードの所定キーの押下時間
    をカウントするカウンターを含み、該カウンターのカウ
    ント値に対応付けられた事後レシートの形式を指定し、 前記数量指定手段は、キーボードの所定キーから入力さ
    れた数値の数量を指定することを特徴とする請求項2記
    載の電子式金銭登録機。
  4. 【請求項4】 前記カウンターのカウント値を出力する
    出力手段を含むことを特徴とする請求項3記載の電子式
    金銭登録機。
  5. 【請求項5】 発行した事後レシートに関するデータを
    格納する事後レシートファイルを含むことを特徴とする
    請求項1記載の電子式金銭登録機。
  6. 【請求項6】 前記事後レシートファイルは、事後レシ
    ートの発行数量を格納する数量ファイルと、事後レシー
    トの印刷内容を格納する内容ファイルとからなることを
    特徴とする請求項5記載の電子式金銭登録機。
  7. 【請求項7】 前記事後レシートファイルに格納された
    データを集計して管理レポートとして出力する管理レポ
    ート出力手段を含むことを特徴とする請求項5記載の電
    子式金銭登録機。
  8. 【請求項8】 前記事後レシートファイルに格納された
    データを消去する消去手段を含むことを特徴とする請求
    項5記載の電子式金銭登録機。
  9. 【請求項9】 前記消去手段は、予め定められる格納時
    間が経過したデータを消去することを特徴とする請求項
    8記載の電子式金銭登録機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096240A1 (ja) * 2004-04-01 2005-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 価値情報管理システム、記録媒体、プリンタ装置、精算装置、電子データ印刷方法及びコンピュータプログラム

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US7970708B2 (en) 2004-04-01 2011-06-28 Panasonic Corporation Value information management system, recording medium, printer device, account adjusting device, electronic data printing method, and computer program

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