JP2000227815A - 操作レッスン装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

操作レッスン装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2000227815A
JP2000227815A JP11030286A JP3028699A JP2000227815A JP 2000227815 A JP2000227815 A JP 2000227815A JP 11030286 A JP11030286 A JP 11030286A JP 3028699 A JP3028699 A JP 3028699A JP 2000227815 A JP2000227815 A JP 2000227815A
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lesson
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key
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JP11030286A
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English (en)
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Keiichi Imamura
圭一 今村
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードにすら触れたことがないような本
当の初心者であっても、操作方法を短時間に効率良く修
得する。 【解決手段】 CPU1は記憶装置2内の操作レッスン
ソフトを起動させる。この操作レッスンの開始時にその
操作を行う上で前提となる基本事項を説明する概要説明
画面を表示装置6に表示出力させる。その後、CPU1
はオペレータに対して実際のレッスン操作をガイダンス
するレッスン画面を表示出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示画面上の操
作ガイダンスとオペレータによるレッスン操作とを対応
付けた対話形式の操作レッスン装置およびそのプログラ
ム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の文書作成装置においては、その多機能化
に伴ってその操作も益々多様化する傾向にあるが、操作
性の改善やヘルプ機能、操作レッスン機能、チュートリ
アルソフト等の充実によって初心者であっても、付属の
取り扱い説明書を参照しながら繰り返し練習すること
で、ある程度まで使いこなすことができるようになって
きている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような改善状況の一方で、キーボードアレルギーという
言葉で代表されるようにキーボードにすら触れたことが
ないような初心者にとっては、「ヘルプ機能」、「カー
ソル」、「キーボード」、「実行」といった用語さえも
知らず、このような本当の初心者に対して、状況は一向
に改善されていないというのが実情であった。また、ヘ
ルプ機能や操作レッスン機能等を立ち上げることができ
たとしても、操作ガイダンスはオペレータが既に上述の
ような用語や基本事項を理解していることを前提として
いるため、操作ガイダンスを理解することさえも苦痛/
困難を伴う結果となり、その改善が要望されていた。こ
の発明の課題は、キーボードにすら触れたことがないよ
うな本当の初心者であっても、操作方法を短時間に効率
良く修得できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、表示画面上の操作ガ
イダンスとオペレータによるレッスン操作とを対応付け
た対話形式の操作レッスン装置において、操作レッスン
の開始時にそのレッスン操作を行う上で前提となる基本
事項を概要説明する概要説明画面を表示する第1の表示
制御手段と、前記概要説明画面の表示後において、オペ
レータに対して実際のレッスン操作をガイダンスするレ
ッスン画面を表示する第2の表示制御手段とを具備し、
前記レッスン画面の操作ガイダンスにしたがったレッス
ン操作をオペレータに指示する前に、そのレッスン操作
の前提となる基本事項を学習させるようにしたものであ
る。なお、この発明は次のようなものであってもよい。 (1)、レッスン対象となる機器の基本的な機能を順次
体験学習させるために、機能別の複数種の操作レッスン
を予め決められた順序にしたがって順次進行してゆく過
程において、前記第1の表示制御手段は、個々の機能別
操作レッスンの開始時にそのレッスン操作を行う上で前
提となる基本事項を概要説明する概要説明画面をレッス
ンの進行状況に応じてそれぞれ表示する。 (2)、前記概要説明画面はそのレッスン操作を行う上
で前提となる基本事項として、少なくとも機能、用語、
手順、使い方、取り扱い方、下準備のいずれかまたは2
以上の概要説明を含む説明画面であり、レッスンの進行
状況に応じて複数の概要説明画面を順次表示する。この
場合、前記概要説明画面はレッスン操作を行う上で前提
となる基本事項をイメージで説明する説明画像を含むも
のであってもよい。 (3)、前記概要説明画面はキーボード上のキーを説明
するためのキー説明画面であり、キー操作の前提となる
基本事項の概要説明として説明対象となるキーがキーボ
ード上のどの位置にあるかをイメージで説明する説明画
像と、そのキーの意味を文字列で説明する説明文を含
む。この場合、前記説明画像はその説明対象となるキー
を含めてその周辺に存在する複数のキーを表現したキー
ボードの一部拡大画像であり、キーボード上の前記各キ
ーを写実的に表現したものであってもよい。更に、説明
対象を写実的に表現した説明画像を含む前記概要説明画
面を表示した以降は、写実的な画像を簡素化したシンボ
ル図形を含む概要説明画面を表示するようにしてもよ
い。 (4)、前記概要説明画面はレッスン操作を行う上で前
提となる基本事項として、説明対象となる機器本体ある
いは機器本体に対する外部デバイスの取り扱い方を概要
説明する取り扱い説明画面である。ここで、オペレータ
によるレッスン操作が外部デバイスや機器本体に対する
操作である場合に、そのレッスン操作に不具合が生じた
時には、その外部デバイスや機器本体に対する取り扱い
説明画面を再表示するようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明においては、操作レッ
スンの開始時にそのレッスン操作を行う上で前提となる
基本事項を概要説明する概要説明画面を表示し、この概
要説明画面の表示後において、オペレータに対して実際
の操作をガイダンスするレッスン画面を表示することに
より、レッスン画面の操作ガイダンスにしたがったレッ
スン操作をオペレータに指示する前に、そのレッスン操
作の前提となる基本事項を学習させる。したがって、キ
ーボードにすら触れたことがないような本当の初心者で
あっても、操作方法を短時間に効率良く修得することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図23を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1は操作レッスン機
能付き文書処理装置(ワードプロセッサ)の全体構成を
示したブロック図である。CPU1は各種プログラムに
したがってこの文書処理装置の全体動作を制御する中央
演算処理装置である。記憶装置2はオペレーティングシ
ステムや操作レッスンソフトOPLS等の各種アプリケ
ーションプログラム、データベース、文字フォントデー
タ等が予め格納されている記憶媒体3やその駆動系を有
している。この記憶媒体3は固定的に設けたもの、もし
くは着脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディ
スク、ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の
磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成さ
れている。また、記憶媒体3内のプログラムやデータ
は、必要に応じてCPU1の制御により、RAM4にロ
ードされる。更に、CPU1は通信回線等を介して他の
機器側から送信されて来たプログラム、データを受信し
て記憶媒体3に格納したり、他の機器側に設けられてい
る記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信
回線等を介して使用することもできる。また、CPU1
にはその入出力周辺デバイスである入力装置5、表示装
置6、印刷装置7がバスラインを介して接続されてお
り、入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの
動作を制御する。入力装置5は文字列データ等を入力し
たり、各種コマンドを入力するキーボード、マウス等の
ポインティングデバイスを有している。なお、表示装置
6は液晶表示装置やCRT表示装置あるいはプラズマ表
示装置等であり、また印刷装置7は熱転写方式のノンイ
ンパクトプリンタである。
【0007】図2(A)は、記憶装置2内に格納されて
いる操作レッスンソフトOPLSの内容を示し、このレ
ッスンソフトOPLSは記憶装置2内に常駐あるいはフ
ロッピーディスク等の記憶媒体3によって外部供給され
たもので、製品購入後における最初の電源投入時にはこ
の操作レッスンソフトOPLSが強制的に起動される。
なお、操作レッスンソフトOPLSは通常電源投入時に
起動可能となっているが、電源投入時にそれを起動させ
るか否かは任意に設定可能であり、また、通常の初期画
面上におけるメニュー選択によっても起動することがで
きるようになっている。ここで、操作レッスンソフトO
PLSは表示画面上の操作ガイダンスとオペレータによ
るレッスン操作とを対応付けた対話形式の練習ソフトで
あり、文書処理装置の基本的な機能(文書作成、印刷、
保存等)の使い方を習熟させるためのもので、機能別に
複数種の操作レッスンL(1)、L(2)、L(3)、
L(4)、L(5)が予め決められた順序(その並び
順)にしたがって順次記憶管理されている。また、各操
作レッスンL(1)〜L(5)毎に複数種のレッスン項
目を有し、各レッスン項目は予め決められている並び順
で記憶管理されていると共に、各レッスン項目毎に複数
ページ有し、各ページはそのレッスン手順にしたがった
並び順で記憶管理されている。つまり、各操作レッスン
L(1)〜L(5)は複数種のレッスン項目および各レ
ッスン項目毎に複数ページに細分化され、レッスンの進
行は項目単位やページ単位で管理されている。
【0008】基本キー操作レッスンL(1)は基本的な
キーを実際に操作させてその使い方を体験学習させる練
習ソフトであり、また、文書作成レッスンL(2)はサ
ンプル文書通りに文書入力を実際に行わせて文書の作成
要領を体験学習させる練習ソフト、また文書校正・編集
レッスンL(3)は作成文書の校正・編集の仕方を体験
学習させる練習ソフトである。印刷レッスンL(4)は
作成編集された文書を実際に試し印刷させて印刷の仕方
を体験学習させる練習ソフト、更に保存・呼出レッスン
L(5)は作成編集された文書をフロッピーディスク等
に保存したりフロッピーディスク等から呼び出す仕方を
体験学習させる練習ソフトである。なお、図中、レッス
ン項目番号は、各操作レッスンL(1)〜L(7)毎に
それを構成する複数項目分のレッスン項目に対してそれ
ぞれ割り当てられた項目番号であり、シーケンシャルNo
によって定義されている。この場合、基本キー操作レッ
スンL(1)はレッスン項目番号「1〜7」、文書作成
レッスンL(2)はレッスン項目番号「8〜15」、…
…保存・呼出レッスンL(5)はレッスン項目番号「2
5〜30」に対応付けられている。また、操作レッスン
ソフトOPLSには図示しないが、レッスンの進行状況
等、その全体の動作を管理運用するための制御系プログ
ラムも組み込まれている。
【0009】図2(B)は複数種の操作レッスンの内容
として基本キー操作レッスンL(1)、文書作成レッス
ンL(2)のデータ構造を例示したものである。基本キ
ー操作レッスンL(1)は複数のレッスン項目A1〜A
7を有し、各レッスン項目A1〜A7はそのレッスン手
順にしたがった並び順で記憶管理されている。更に各レ
ッスン項目A1〜A7は複数のページを有し、各ページ
はそのレッスン手順にしたがった並び順で記憶管理され
ている。ここで、先頭のレッスン項目A1はその操作レ
ッスンを行う上で前提となる基本事項を概要説明する概
要説明画面を表示させるもので、複数のページP1〜P
3を有し、各ページP1〜P3はそれぞれ異なる概要説
明画面に対応付けられている。ここで、概要説明画面
は、レッスン操作を行う上で前提となる基本事項とし
て、例えば機能、用語、手順、使い方、取り扱い方、下
準備等を概要説明するもので、説明文を少なくし、画像
を多用することでその説明を感覚的に理解できるように
した画面内容となっている。この場合、画像や説明文の
一部を着色表示したり、点滅したり、拡大する等の強調
表示も併せて行われ、更に高度に図案化したイラストを
挿入したり、引き出し線も多用する等、オペレータの理
解を助けるための各種の工夫が施されている。また、各
ページにはどのようなキーを受け付け可能とするかを示
す「許可キー」が対応付けられており、「許可キー」で
示されるキーはそのページに限って操作可能なキーであ
る。また、基本キー操作レッスンL(1)内におけるレ
ッスン項目A2〜A7は、オペレータにレッスン操作を
促すための各項目で、基本的な各キーである実行キーや
カーソルキー等を実際に操作させてその使い方を体験学
習させるレッスン項目である。例えば、レッスン項目A
2は実行キーの使い方、レッスン項目A3は上カーソル
キーの使い方……に対応付けられており、各レッスン項
目A2〜A7はその並び順にしたがって項目単位、ペー
ジ単位毎に順次実行されてゆく。
【0010】ここで、ページ単位毎にレッスンをその先
頭ページから順次進行してゆく過程において、各ページ
毎に予め決められた固有のレッスン操作をオペレータに
対してガイダンスするレッスンウインドウがレッスンの
進行状況に応じて順次表示されてゆく。このように各ペ
ージに対応付けられたレッスンウインドウは、ページ対
応の「許可キー」によって切り替えられるが、レッスン
スキップキーの押下によってもその切り替えが行われ
る。この場合、レッスンスキップキーは一連のレッスン
を順次進行してゆく過程において1項目分のレッスン、
すなわち次のレッスン項目の先頭ページにスキップさせ
るもので、これに応じて当該先頭ページ対応のレッスン
ウインドウが表示される。また、レッスンウインドウも
説明文を少なくし、画像を多用することで操作方法を感
覚的に理解できる画面内容となっている。なお、このレ
ッスンウインドウはベース画面であるテキスト画面上に
重ね合せて表示されるもので、このテキスト画面とレッ
スンウインドウを合わせたものがレッスン画面となる。
以下、単にレッスン画面と称する場合は、テキスト画面
にレッスンウインドウを重ね合せ表示したものをいう。
なお、レッスン項目番号と同様に、ページ番号もシーケ
ンシャルNoであり、基本キー操作レッスンL(1)の場
合にはページ番号「1〜15」が割り当てられている。
また、その他の文書作成レッスンL(2)〜保存・呼出
レッスンL(5)についても基本的には基本キー操作レ
ッスンL(1)と同様のデータ構造であり、その先頭の
レッスン項目、例えば文書作成レッスンL(2)の場合
にはレッスン項目A8は概要説明画面を表示する項目と
なっており、それに続く各項目はレッスン操作を体験学
習させる操作レッスン項目となっている。以下、各操作
レッスンL(3)〜L(5)の先頭項目は概要説明画面
の項目となっている。
【0011】図3(A)はレッスン管理情報LMのデー
タ構造を示し、このレッスン管理情報LMは操作レッス
ンソフトOPLSに対応管理されており、レッスンの進
行状況等を示す各種の管理情報である。すなわち、「現
在項目」、「現在ページ」はレッスンの進行状況に応じ
て項目単位毎、ページ単位毎に移行する過程において、
現在実行中の項目/ページを示す項目番号/ページ番号
である。「レッスンフラグ」は電源投入時において、操
作レッスンソフトOPLSを立ち上げるか否かを制御す
るためのフラグであり、一連のレッスン終了時にオペレ
ータによって任意に設定可能となっている。「中断レッ
スン項目番号」は一連のレッスンを順次進行してゆく過
程において、中断キーの押下によって中断指示がなされ
た際に、その時点におけるレッスン項目番号であって、
レッスンの中断位置を示す。ここで、中断指示がなされ
た際に、CPU1は現在のレッスン項目番号を中断レッ
スン項目番号としてレッスン管理情報LM内に組み込む
と共に、操作レッスンソフトOPLSを強制的に終了さ
せる。この場合、次回、操作レッスンソフトOPLSが
起動された際に、「中断レッスン項目番号」が記憶管理
されていれば、その番号で示される項目位置からレッス
ンを続行可能としている。「選択項目」は各レッスン項
目のうち任意のレッスン項目がオペレータによって選択
指定された際に、選択されたレッスン項目の番号であ
り、CPU1はこの選択項目の先頭ページからレッスン
を開始させる。この場合、選択項目の前までの各レッス
ンが全て終了していることを前提としたレッスンウイン
ドウを表示させてその項目からのレッスンを許容するよ
うにしている。すなわち、各操作レッスンL(1)〜L
(5)はそれぞれ複数項目を有し、各項目はシーケンシ
ャル番号によって定義されているので、この一連の各項
目のうち任意の項目を選択することによって各操作レッ
スンL(1)、L(2)……の途中からでも任意にレッ
スンの開始が可能となっている。
【0012】図3(B)はエラー対応テーブルALのデ
ータ構成を示し、このエラー対応テーブルALは操作レ
ッスンソフトOPLSに対応管理されており、外部デバ
イス(フロッピーディスク、用紙、インクリボン等)や
機器本体(プリンタ等)に対するレッスン操作に不具合
(エラー)が生じた場合において、その外部デバイスや
機器本体の取り扱い方を説明する概要説明画面を再表示
させるためのもので、「エラー種」と「レッスンペー
ジ」とを対応付けた構成となっている。ここで、「エラ
ー種」とは印刷レッスンL(4)の場合には用紙エラ
ー、紙詰まりエラー、リボン装着無しエラー、紙送りエ
ラー等であり、保存・呼出レッスンL(5)の場合に
は、フロッピーディスク等の装着無しエラー、残量エラ
ー等であり、この「エラー種」に対応する「レッスンペ
ージ」はそのエラー種に応じて外部デバイスや機器本体
の取り扱い方を説明する概要説明画面のページ番号であ
る。
【0013】次に、この文書処理装置におけるレッスン
動作を図4〜図7に示すフローチャートにしたがって説
明する。ここで、これらのフローチャートに記述されて
いる各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可
能なプログラムコードの形態で記憶媒体3に格納されて
おり、CPU1はこのプログラムコードにしたがった動
作を実行する。先ず、電源が投入されると、レッスン管
理情報LM内の「レッスンクラブ」を参照してそのON
/OFFを判別し(ステップS1)、フラグOFFの場
合には通常の初期画面表示(ステップS2)に移行する
が、製品購入後の最初の電源投入時にはデフォルト値と
してフラグONが設定されているので、CPU1は操作
レッスンソフトOPLSを強制的に起動させる。する
と、レッスン管理情報LM内に「中断レッスン項目番
号」が有るかを調べるが(ステップS3)、最初は無し
が検出されるので、選択ガイダンス表示、つまり任意の
レッスン項目を選択するか、先頭レッスン項目を選択す
るかのガイダンス表示が行われ、その選択操作待ちとな
る(ステップS4)。ここで、選択操作が行われると、
先頭のレッスン項目が指示されたかを調べるが(ステッ
プS5)、一定時間(例えば2〜3分)選択操作が行わ
れなかった場合には先頭項目が自動選択されるようにな
っており、また製品購入後における最初の電源投入時に
は上述の選択ガイダンスを表示せずに先頭項目が自動選
択されるようになっている。すなわち、最初の電源投入
時や選択操作に迷っている場合には、強制的に先頭のレ
ッスン項目を自動選択するようにしている。
【0014】いま、先頭レッスン項目が選択された場合
には、基本キー操作レッスンL(1)における先頭レッ
スン項目A1の先頭ページP1をアクセス指定する(ス
テップS6)。この場合、先頭レッスン項目は概要説明
の項目であるため、指定ページに対応する概要説明画面
を表示させる(ステップS7)。図8はこの場合の画面
内容を示し、操作レッスン(早わかり教室)を使ってみ
るか、終わらせるかの選択ガイダンスが表示されると共
に、その選択操作の方法がガイダンス表示される。この
場合、説明対象となるキーを含めてその周辺に存在する
複数のキーを示したキーボードイメージの画像が表示さ
れる。この画像はキーボードの一部を拡大した拡大画像
であり、キーボード上のキーを写実的に再現したもの
で、説明対象のキーを丸で囲み、引き出し線を介してそ
のキーの説明文と対応させている。この説明文は、操作
手順を数字で表現したり、「このボタン」というように
概念的な説明であり、カーソル等の専門用語を極力避け
た表現形式となっている。また、この場面での選択操作
に限らず、一般的な選択操作も同様に行うべき旨が説明
文によって示されている。このような概要説明画面が表
示されている状態において送りキー(実行キー)が操作
されるまで待機する(ステップS8)。ここで、「早わ
かり教室を終る」を選択して実行キーが押下された場合
には、操作ミスを考慮し、オペレータが意図した正しい
選択であるかを確認するための確認ガイダンスが表示さ
れると共にこの状態で再度実行キーが押下された場合に
は終了メッセージが表示されて通常の初期画面表示(ス
テップS2)に移行するが(図示省略)、図8に示すよ
うにデフォルト値として「早わかり教室を使ってみる」
が設定されている状態で送りキーが押下された場合に
は、先頭レッスン項目内に次のページが有ることを条件
に(ステップS9)、次のページを呼み出し(ステップ
S10)、そのページに対応する概要説明画面が表示さ
れる(ステップS7)。以下、同様の動作が送りキーが
押下される毎に繰り返される。
【0015】このように送りキーが押下される毎に次の
ページが指定され、そのページに対応する概要説明が行
われ、基本キー操作レッスンL(1)で使用されるキー
の名称やその意味、キーボード上の位置、更にはレッス
ン全体で使用されるキー、例えば、中断キー、レッスン
スキップキーの位置、名称、意味等がキーボードの一部
拡大画像と共にガイダンス表示される。ここで、キーボ
ードの一部拡大画像は写実的な画像であるが、その位置
や使い方を修得させた後においては、画面全体の煩雑化
を避けるため、写実的な画像よりもそれを簡略化したシ
ンボル図形の方が見易すくなるため、所定ページの概要
説明画面では、図9に示すように写実的な画像とシンボ
ル図形とを対応表示させ、以降の画面ではシンボル画像
で表示すべきことをガイダンス表示すると共に、キーを
[ ]でくくった表現形式、例えば[実行]のように簡
略表記すべきことをガイダンス表示する。その他の説明
文や用語においても同様、初心者向けの詳細説明から簡
略説明や専門用語でガイダンスすべきことが示される。
【0016】このようにして、先頭レッスン項目の全ペ
ージが終ると、現在着目しているレッスン項目内には次
のページは存在しないので、ステップS9で次ページ無
しが検出されてステップS11に進み、新規テキスト画
面がベース画面として画面全体に表示されたのち、所定
時間経過後(2〜3秒のウェイト後)、このテキスト画
面上にはレッスンウインドウが重ね合せて表示される
(ステップS12)。そして、次のレッスン項目番号が
指定されると共に(ステップS13)、その項目の先頭
ページが指定され(ステップS14)、この指定ページ
の内容がレッスンウインドウ内に表示される(図5のス
テップS20)。図10は基本キー操作レッスンL
(1)の概要説明の項目が終り、次のレッスン項目A2
に移行してその先頭ページP4が指定された場合の表示
画面である。ここで、最初からテキスト画面とレッスン
ウインドウとを重ねた状態で表示するよりも、時間をあ
けてレッスンウインドウを開くようにしたのは、実際の
テキスト画面はウインドウによって隠された部分を含め
てもって広いことをオペレータに知らせるためである。
このレッスンウインドウにはテキスト画面についての説
明文、キーボード全体のキー配列を示したイメージ画像
が表示されると共に、このキーボードイメージ上の点滅
位置が練習キーであり、それ以外のキーが押下された場
合にはアラーム音が鳴り、先に進めない旨がガイダンス
表示される。
【0017】次に、キー操作待ち状態となり(ステップ
S21)、ページ対応の指定キー(許可キー)が押下さ
れると(ステップS22)、そのキーに対応する処理が
行われる(ステップS23)。なお、この入力キー対応
処理は文書作成レッスンL(2)、文書校正・編集レッ
スンL(3)、印刷レッスンL(4)時に行われ、ま
た、次のステップS24ではエラーチェックが行われる
が、このエラーチェックは印刷レッスンL(4)、保存
・呼出レッスンL(5)時において、プリンタや外部デ
バイスに対するエラー有無をチェックするために行われ
る。いま、図10に示す表示状態において次ページへの
切り替えを指示するために送りキーである実行キーが押
下された場合には、レッスン項目内に次のページが有る
ことを条件に(ステップS25)、次ページが指定され
る(ステップS26)。そして、ステップS20に戻
り、レッスンウインドウ内の表示内容が指定ページに切
り替わり、図11に示すようなレッスン画面表示とな
る。この場合のレッスンウインドウは、カーソルキー
(下カーソル)の使い方を体験学習させるための表示内
容で、キーボードイメージ上には下カーソルの位置が点
滅表示され、テキスト画面には実際のカーソルが表示さ
れる。ここで、下カーソルを押下すると、テキスト画面
上のカーソルが1行分下移動される。このようにしてレ
ッスン項目A2内の全ページが終ると、ステップS27
に進み、次のレッスン項目が有ることを条件に、図6の
ステップS50に進み、そのレッスン項目は概要説明の
項目かを判別する。
【0018】すなわち、各操作レッスンL(1)〜L
(5)の各先頭項目は、上述したようにそのレッスンを
行う上で前提となる基本事項を概要説明するための項目
となっているので、次の項目は各操作レッスンL(1)
〜L(5)の先頭項目かを判別する。いま、レッスン項
目A3は上カーソルの使い方を体験学習させるための項
目であり、概要説明項目ではないので、図4のステップ
S13に戻る。以下、同様に、図4のステップS13、
S14、図5のステップS20〜S26の実行によって
指定項目の内容がその先頭ページからページ単位毎に指
定され、指定ページに対応するレッスンウインドウが表
示される。ここでそのガイダンス表示にしたがったレッ
スン操作を行いながら送りキーを操作してゆくことによ
りその項目の全ページ分のレッスンを終了させることが
できる。これによって1項目分のレッスンが終ると、次
のレッスン項目に移る。以下、同様の動作が実行される
ことによって基本キー操作レッスンL(1)の各項目が
順次指定されてその最終項目A7までのレッスンが全て
終了すると、基本キー操作レッスンL(1)の終了とな
るが、この場合、次のレッスン項目が存在するので、図
5のステップS27から図6のステップS50に進む。
【0019】これによって、文書作成レッスンL(2)
の先頭項目が指定される。この指定項目はそのレッスン
の概要説明の項目であるためステップS51に進み、そ
のレッスン項目A8の先頭ページP16を指定し、指定
ページ対応の概要説明画面を表示させる(ステップS5
2)。図12はこの場合の概要説明画面であり、「入
力」や「ひらがな入力」、「ローマ字入力」の意味およ
び「ひらがな入力」、「ローマ字入力」を選択操作する
ための選択ガイダンス毎にそのメリット、デメリットが
ガイダンス表示される他、キー上に割り当てられた「ひ
らがな」、「ローマ字」を図案化したイメージ画像が表
示される。ここで、「ひらがな入力」が選択されて送り
キーが押下されると(ステップS53)、そのレッスン
項目内に次のページが有ることを条件に(ステップS5
4)、次のページP17に移り(ステップS55)、図
13に示す概要説明画面が表示され、各文字キーはひら
がな入力キーとして機能することがキーイメージと共に
ガイダンス表示される。
【0020】このようにして文書作成レッスンL(2)
の先頭項目の全ページが終ると、新規テキスト画面表示
(ステップS56)、所定時間後にレッスンウインドウ
表示が行われたのち(ステップS57)、図4のステッ
プS13に移り、次のレッスン項目番号A9が指定され
る。そして、その先頭ページP18が指定され(ステッ
プS14)、レッスンウインドウ内に指定ページの内容
が表示されてキー入力待ちとなる(図5のステップS2
0、S21)。図14はこの場合の表示画面を示し、
「ひらがな」キーを押下すべきことがキーボードイメー
ジと共にガイダンス表示される。そして、指定キー押下
によって次ページが指定されると、そのページ内容がレ
ッスンウインドウに表示されるので、図15の表示画面
となる。この場合、ひらがなのサンプル文字列が表示さ
れると共に、その先頭文字を入力すべきことがガイダン
ス表示される。以下、指定キー押下によって1ページ毎
に画面切り替えが行われ、これによってオペレータはサ
ンプル文字列を1文字毎に順次入力してゆく。そして、
文字列入力が終るとかな漢字変換を学習する変換ペー
ジ、次候補変換を学習する次変換ページ、候補文字列の
確定の仕方を学習する確定ページの各レッスンに移る。
更に、1項目分のレッスンが終ると、記号入力レッス
ン、英字入力レッスン等の各項目に移る。
【0021】これによって、文書作成レッスンL(2)
の全項目分が終ると、次の文書校正・編集レッスンL
(3)の先頭項目が指定され、その概要説明画面が各ペ
ージ毎に表示されると共に(図6のステップS51〜S
55)、校正・編集のレッスンに移る(図5のステップ
S20〜S26)。この校正・編集レッスンL(3)で
は作成文字列の一部を削除あるいは文字挿入、改行、文
字移動、複写等を体験することができるものであり、各
項目、ページ毎にそのレッスンを進めてゆく。このよう
にして文書作成、校正、編集の各レッスンが終ると、作
成編集された文書を実際に試し印刷させるためのレッス
ンに進む。
【0022】すなわち、印刷レッスンL(4)に進む
と、その先頭項目が指定され、その概要説明画面が各ペ
ージ毎に表示される(ステップS51〜S55)。ここ
で、図16はその先頭項目の最初のページに対応した概
要説明画面で、印刷するための下準備として用意してお
くインクリボンとその種類、用紙とそのサイズが写実的
な画像と共にガイダンス表示される。なお、準備できな
いときは、解除キー押下で次の保存・呼出レッスンL
(5)へジャンプすることができるようになっている。
図17は次のページの概要説明画面であり、用紙カセッ
トの取り扱い方、用紙のセット方法およびその手順が画
像を多用することによって分かり易くガイダンス表示さ
れる。図18は更に次のページの概要説明画面であり、
用紙受けカバー、スタッカー、用紙押さえレバーの取り
扱い方、およびその手順が画像を多用することによって
ガイダンス表示される。このような概要説明が終ると、
新規テキスト画面表示後にレッスンウインドウが表示さ
れ、図19に示す画面表示となる。ここでは、印刷対象
の文字列がテキスト表示されると共に、印刷開始キーの
位置がガイダンス表示される。ここで、ページ対応の指
定キー押下でその印刷処理が実行されると共に、印刷終
了時には次のページ切り替えが行われ、図20の表示画
面に移る。この印刷処理においてエラーが発生した場
合、例えば、インクリボンカセットが正しくセットされ
ていなかった場合、紙詰りが発生した場合等があれば、
図5のステップS24でそのことが検出されてステップ
S34に進み、エラー種を検出し、その種類に応じたエ
ラーメッセージを表示すると共に(ステップS35)、
エラー対応テーブルALを検索し(ステップS36)、
エラー種対応のページを呼び出し(ステップS37)、
そのページの概要説明画面を再表示させる(ステップS
38)。そして、送りキーの操作待ちとなり(ステップ
S39)、送りキーが押下されると、エラー発生時のレ
ッスンウインドウ画面(図20)に戻る。
【0023】次に、保存・呼出レッスンL(5)に進
み、その先頭項目が指定され、その概要説明画面が各ペ
ージ毎に表示される。ここで、図21はその先頭項目の
最初のページに対応した概要説明画面であり、初期化用
のフロッピーディスクを1枚用意すべきことおよびその
取り付け方が画像を用いてガイダンス表示される。この
場合、フロッピーディスクを用意できなければ、この保
存・呼出レッスンL(5)を飛ばすことができるが、そ
の際、所定のキーを押下すべき旨がガイダンス表示され
る。図22は次のページの概要説明画面であり、ここで
は「保存」、「文書箱」、「呼出」の意味が画像を用い
てガイダンス表示される。このようにして保存・呼出レ
ッスンL(5)の概要説明が行われたのち、新規テキス
ト画面表示後にレッスンウインドウが表示され、図23
に示す表示画面となり、「初期化」についての説明が行
われる。そして、保存・呼出レッスンL(5)が終了し
た時点では、次のレッスン項目は存在しないので、図5
のステップS27でそのことが検出されてステップS4
0に進み、レッスン終了メッセージが行われる。そし
て、次回の電源ON時に操作レッスンソフトOPLSを
立ち上げるか否かが任意に設定可能となり、この設定に
応じてレッスンフラグがON/OFFされる(ステップ
S41)。その後、通常の初期画面表示に移行する(ス
テップS2)。なお、このようにして一連のレッスンが
全て終了すると、レッスン管理情報LM内のうち「レッ
スンフラグ」を残し、「現在項目」、「現在ページ」、
「中断レッスン項目番号」を全て消去するようにしてい
る。
【0024】このように製品購入後の最初の電源ON時
には操作レッスンソフトOPLSが強制的に立ち上げら
れて一連のレッスンが順次実行されてゆく。この一連の
レッスンが順次実行されてゆく過程において中断指示が
なされた場合には、レッスン中断処理が行われる。この
レッスン中断処理は一連の操作レッスンを任意の位置で
中断終了させてしまっても、次回のレッスン起動時には
その中断位置からレッスンを再開できるようにするもの
である。すなわち、レッスンウインドウ表示後のキー操
作待ち状態において(図5のステップS20、S2
1)、中断キーが押下されると(ステップS28)現在
の項目位置をレッスン管理情報LMの中断レッスン項目
番号として記憶保持しておくと共に(ステップS2
9)、レッスンフラグがOFFされていればそれをON
しておく(ステップS30)。すなわち、レッスンフラ
グがOFFされていても、通常の初期画面のメニュー選
択によって操作レッスンソフトOPLSを起動すること
ができるので、レッスンフラグがOFFされていれば、
レッスン中継時にはこのフラグをONさせておく。そし
て、テキストウインドウおよびウインドウを消去したの
ち(ステップS31)、通常の初期画面表示に移行する
(ステップS2)。ここで、電源が一旦OFFされたの
ち、再びONされた場合にはステップS1でレッスンフ
ラグONが検出されると共にステップS3で中断レッス
ンの項目番号有りが検出されるためステップS17に進
み、選択ガイダンス表示が行われる。すなわち、中断し
たレッスン項目の位置からレッスンを継続するのか先頭
項目からレッスンをやり直すのかを示す選択ガイダンス
が表示されてその指示待ちとなる(ステップS18)。
ここで先頭項目が選択された場合にはステップS6に進
み、以下、上述と同様に一連のレッスンがその先頭項目
から順次実行されてゆくが、継続が指示された場合には
中断位置からのレッスンの続行が可能となる。すなわ
ち、レッスンの継続が指示された場合には、図7のフロ
ーチャートに進み、レッスンを所定位置、この場合には
中断位置まで自動進行させるレッスン更新処理が行われ
る。
【0025】先ず、中断レッスン項目の番号は概要説明
項目かを調べる(ステップS60)。例えば、文書作成
レッスンL(2)のページP16やP17で中断した場
合には、そのレッスン項目は概要説明の項目であるが、
中断位置が概要説明の項目でなければ、ステップS67
に進み、新規テキスト画面を表示させる。そして、直前
レッスンまでの指定キーの自動入力とキー対応処理が行
われる(ステップS68、S69)。すなわち、直前項
目までの各操作レッスンが全て終了しているものと仮定
して直前レッスンまでの各ページに対応する指定キーを
順次自動入力すると共に、各キー対応の処理を順次実行
する。このような指定キー自動入力処理が終ると、直前
レッスン項目まで全て終了していることを前提としたレ
ッスンウインドウを表示させると共に(ステップS7
0)、指定レッスン項目の先頭ページを指定したのち
(ステップS71)、図4のステップS13に移るた
め、中断項目の先頭ページからのレッスン続行が可能と
なる。一方、中断位置が概要説明の項目位置であれば、
その項目の先頭ページを指定してその概要説明画面を表
示させる(ステップS61、S62)。そして、送りキ
ーが押下される毎にこのレッスン項目内の各ページが順
次指定されてその概要説明画面がページ毎に順次表示さ
れる(ステップS62〜S65)。これによって全ペー
ジ分の概要説明が終ると、次のレッスン項目番号を指定
すると共に(ステップS66)、この指定項目までのレ
ッスンが全て終了していると仮定した場合のレッスンウ
インドウをテキスト画面上に表示させたのち(ステップ
S67〜S70)、指定項目の先頭ページをレッスン続
行位置として指定する(ステップS71)。
【0026】一方、一連のレッスンが順次実行されてゆ
く過程において、レッスンスキップキーが押下された場
合には、現在の指定項目をスキップして次のレッスン項
目へ移行する項目スキップ処理が行われる。すなわち、
図5のステップS32でレッスンスキップキーの押下が
検出されると、現在の指定項目内において、現在ページ
に続く残りの各ページに対応するページ対応の指定キー
の自動入力とそのキー対応処理を実行する(ステップS
33)。すなわち、残りの各ページを全て終了したもの
と仮定してそのページ対応の指定キーを順次自動入力す
ると共に各キー対応の処理を順次実行する。そして、図
6のステップS50に進み、次のレッスン項目が概要説
明の項目でなければ、図4のステップS13、S14に
おいて当該レッスン項目を指定すると共にその先頭ペー
ジを指定するが、概要説明の項目であれば、図6のステ
ップS51〜S55によってページ毎の概要説明画面を
表示させる。そして、次のレッスン項目の先頭ページを
指定し、レッスン操作に移る。このように項目スキップ
処理は、現在の項目をスキップして次のレッスン項目の
先頭ページに移行させるための処理であり、レッスンス
キップキーが押下される毎に上述の動作が繰り返される
ため、キーを押下する毎に1項目ずつレッスンをスキッ
プすることができる。
【0027】また、上述のように製品購入後の最初の電
源ON時には、操作レッスンソフトOPLSが強制的に
立ち上げられて一連のレッスンが順次実行されてゆく
が、次回からの電源ON時には、任意のレッスン項目か
らレッスンを開始させることができる。すなわち、各操
作レッスンL(1)〜L(5)は複数種のレッスン項目
毎に記憶管理されていると共に、各レッスン項目は複数
のページ毎に記憶管理されているので、任意の位置から
レッスンを開始することができる。この場合、一連の操
作レッスンのうち任意の項目位置からレッスンを開始し
たとしても、その直前までのレッスンが全て終了してい
ることを前提としたレッスン画面が表示され、その位置
からのレッスン操作が可能となる。先ず、電源がONさ
れると、レッスンフラグがON(ステップS1)、中断
レッスン項目番号の無しを条件として(ステップS
3)、選択ガイダンス表示が行われるが(ステップS
4)、この場合、任意のレッスン項目を選択するとステ
ップS5でそのことが検出されてステップS15に進
み、レッスン項目のリストが表示される。この場合のリ
スト項目は各操作レッスンL(1)〜L(5)について
の全ての項目名が簡単な記述によって分かり易く表示さ
れるもので、この項目リストの中から任意の項目が選択
されると(ステップS16)、図7のフローチャートに
移る。したがって、この場合においても、上述したレッ
スン中断後において断続指示が有った場合と同様、選択
項目までのレッスンが全て終了していることを前提とし
たレッスン画面が表示され、その位置からのレッスン操
作を可能とするために、選択項目の位置までレッスンを
自動進行せるレッスン更新処理が行われる(ステップS
67〜S71)。その際、選択項目が概要説明の項目で
あれば、ページ毎の概要説明を表示させて次のレッスン
項目を指定する処理(ステップS61〜S66)を行っ
たのち、自動更新処理が行われることは上述した中断の
場合と同様である(ステップS67〜S71)。
【0028】以上のようにこの一実施形態においては、
操作レッスンの開始時にそのレッスン操作を行う上で前
提となる基本事項を概要説明する概要説明画面を表示
し、その後、オペレータに対して実際の操作ガイダンス
するレッスンウインドウを表示するようにしたから、レ
ッスンウインドウの操作ガイダンスにしたがった操作を
オペレータに指示する前に、そのレッスン操作の前提と
なる基本事項を学習させることができる。したがって、
キーボードにすら触れたことがないような本当の初心者
であっても、操作方法を短時間に効率良く修得すること
が可能となる。この場合、機能別の複数種の操作レッス
ン、つまり、基本キー操作レッスンL(1)〜保存・呼
出レッスンL(5)を予め決められた順序にしたがって
順次実行してゆく過程において、各操作レッスンの開始
時にその概要説明画面がレッスンの進行状況に応じて表
示されるので、個々のレッスンの基本事項を習熟するこ
とができる他、それを体系的に習熟することが可能とな
る。また、概要説明画面は、機能、用語、手順、使い
方、取り扱い方、下準備等を理解できるように工夫した
ものであり、オペレータの理解を助け、学習効率を促進
することができる。
【0029】また、キーボード上の一部を拡大してそれ
を写実的に表現した一部拡大画像を表示するようにした
から、実際のキーボードと概要説明画面との対応関係も
感覚的に理解することが可能となり、更に、写実的な画
像を表示したのち、以降はそれを簡素化したシンボル図
形で表示するようにしたから、写実的な画像によってキ
ーの位置をマスタさせたのちそれをシンボル図形で表示
させることにより画面の煩雑化を防ぐことが可能とな
る。また、概要説明画面によって機器本体あるいは外部
デバイスの取り扱い方を説明することができるが、その
際、そのレッスン操作に不具合が生じたときには、その
取り扱い方を説明する概要説明画面を再表示させるよう
にしたから、その取り扱い方を再確認することが可能と
なる。
【0030】なお、上述した一実施形態においては、各
操作レッスンL(1)〜L(5)を例示したが、その他
に、外字登録、インターネット等のデータ通信、画像管
理、辞書検索等の操作レッスンであってもよく、レッス
ン内容はその対象機器によって任意である。また、概要
説明画面を静止画によって表示するようにしたが、動画
によって表示するようにすれば、一層理解を深めること
ができる。また、入力手段としてキーボードを例に挙げ
たが、マウスや入力ペン等のポインティングデバイスあ
るいは手書き入力用のタブレット等の操作方法を説明す
るようにしてもよい。また、概要説明画面において一般
的なコンピュータ用語や機種固有の用語等を質疑応答形
式で順次学習させるようにしてもよい。更に一連の操作
レッスンを順次進行してゆく過程において操作ミスした
個所を記憶しておき、2回目からのレッスン時には前回
ミスした個所のみを実行させるようにすれば、より一層
レッスン効率を高めることが可能となる。また、過去の
レッスン操作の正確さをレッスン履歴として記憶してお
き、次回のレッスン開始時に、過去の操作ミス部分をガ
イダンス表示するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、レッスン画面にした
がった操作をオペレータに指示する前に、そのレッスン
操作の前提となる基本事項を学習させることができるの
で、キーボードにすら触れたことがないような本当の初
心者であっても、操作方法を短時間に効率良く修得する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作レッスン機能付き文書処理装置の全体構成
を示したブロック図。
【図2】(A)は操作レッスンソフトOPLSの内容を
示した図、(B)はこの操作レッスンソフトOPLS内
の各種操作レッスンのうち基本キー操作レッスンL
(1)、文書作成レッスンL(2)のデータ構造を示し
た図。
【図3】(A)はレッスン管理情報LMのデータ構造を
示した図、(B)はエラー対応テーブルALのデータ構
造を示した図。
【図4】電源投入に伴って実行開始させるフローチャー
トで操作レッスン処理の一部を示した図。
【図5】図4に続く操作レッスン処理の一部を示したフ
ローチャート。
【図6】図4に続く操作レッスン処理の一部を示したフ
ローチャート。
【図7】図4に続く操作レッスン処理の一部を示したフ
ローチャート。
【図8】基本キー操作レッスンL(1)の概要説明項目
である1ページ目が指定された場合の概要説明画面を示
した図。
【図9】基本キー操作レッスンL(1)の2ページ目の
概要説明画面を示した図。
【図10】基本キー操作レッスンL(1)の1ページ目
のレッスン画面を示した図。
【図11】基本キー操作レッスンL(1)の2ページ目
のレッスン画面を示した図。
【図12】文書作成レッスンL(2)の1ページ目の概
要説明画面を示した図。
【図13】文書作成レッスンL(2)の2ページ目の概
要説明画面を示した図。
【図14】文書作成レッスンL(2)の1ページ目のレ
ッスン画面を示した図。
【図15】文書作成レッスンL(2)の2ページ目のレ
ッスン画面を示した図。
【図16】印刷レッスンL(4)の1ページ目の概要説
明画面を示した図。
【図17】印刷レッスンL(4)の2ページ目の概要説
明画面を示した図。
【図18】印刷レッスンL(4)の3ページ目の概要説
明画面を示した図。
【図19】印刷レッスンL(4)の1ページ目のレッス
ン画面を示した図。
【図20】印刷レッスンL(4)の他のページのレッス
ン画面を示した図。
【図21】保存・呼出レッスンL(5)の1ページ目の
概要説明画面を示した図。
【図22】保存・呼出レッスンL(5)の2ページ目の
概要説明画面を示した図。
【図23】保存・呼出レッスンL(5)の1ページ目の
レッスン画面を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記憶媒体 4 RAM 5 入力装置 6 表示装置 OPLS 操作レッスンソフト L(1) 基本キー操作レッスン L(2) 文書作成レッスン L(3) 文書校正・編集レッスン L(4) 印刷レッスン L(5) 保存・呼出レッスン A1、A2、A3……A30 レッスン項目 LM レッスン管理情報 AL エラー対応テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上の操作ガイダンスとオペレータ
    によるレッスン操作とを対応付けた対話形式の操作レッ
    スン装置において、 操作レッスンの開始時にそのレッスン操作を行う上で前
    提となる基本事項を概要説明する概要説明画面を表示す
    る第1の表示制御手段と、 前記概要説明画面の表示後において、オペレータに対し
    て実際のレッスン操作をガイダンスするレッスン画面を
    表示する第2の表示制御手段とを具備し、 前記レッスン画面の操作ガイダンスにしたがったレッス
    ン操作をオペレータに指示する前に、そのレッスン操作
    の前提となる基本事項を学習させるようにしたことを特
    徴とする操作レッスン装置。
  2. 【請求項2】レッスン対象となる機器の基本的な機能を
    順次体験学習させるために、機能別の複数種の操作レッ
    スンを予め決められた順序にしたがって順次進行してゆ
    く過程において、前記第1の表示制御手段は、個々の機
    能別操作レッスンの開始時にそのレッスン操作を行う上
    で前提となる基本事項を概要説明する概要説明画面をレ
    ッスンの進行状況に応じてそれぞれ表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の操作レッスン装置。
  3. 【請求項3】前記概要説明画面はそのレッスン操作を行
    う上で前提となる基本事項として、少なくとも機能、用
    語、手順、使い方、取り扱い方、下準備のいずれかまた
    は2以上の概要説明を含む説明画面であり、レッスンの
    進行状況に応じて複数の概要説明画面を順次表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の操作レッスン
    装置。
  4. 【請求項4】前記概要説明画面はレッスン操作を行う上
    で前提となる基本事項をイメージで説明する説明画像を
    含むことを特徴とする請求項1あるいは3記載の操作レ
    ッスン装置。
  5. 【請求項5】前記概要説明画面はキーボード上のキーを
    説明するためのキー説明画面であり、キー操作の前提と
    なる基本事項の概要説明として説明対象となるキーがキ
    ーボード上のどの位置にあるかをイメージで説明する説
    明画像と、そのキーの意味を文字列で説明する説明文を
    含むことを特徴とする請求項1記載の操作レッスン装
    置。
  6. 【請求項6】前記説明画像はその説明対象となるキーを
    含めてその周辺に存在する複数のキーを表現したキーボ
    ードの一部拡大画像であり、キーボード上の前記各キー
    を写実的に表現したことを特徴とする請求項5記載の操
    作レッスン装置。
  7. 【請求項7】説明対象を写実的に表現した説明画像を含
    む前記概要説明画面を表示した以降は、写実的な画像を
    簡素化したシンボル図形を含む概要説明画面を表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項4あるいは6記載の
    操作レッスン装置。
  8. 【請求項8】前記概要説明画面はレッスン操作を行う上
    で前提となる基本事項として、説明対象となる機器本体
    あるいは機器本体に対する外部デバイスの取り扱い方を
    概要説明する取り扱い説明画面であることを特徴とする
    請求項1あるいは4記載の操作レッスン装置。
  9. 【請求項9】オペレータによるレッスン操作が外部デバ
    イスや機器本体に対する操作である場合に、そのレッス
    ン操作に不具合が生じた時には、その外部デバイスや機
    器本体に対する取り扱い説明画面を再表示するようにし
    たことを特徴とする請求項8記載の操作レッスン装置。
  10. 【請求項10】コンピュータによって読み取られるプロ
    グラムコードを有する記録媒体であって、 操作レッスンの開始時にそのレッスン操作を行う上で前
    提となる基本事項を概要説明する概要説明画面を表示す
    る機能と、 前記概要説明画面の表示後において、オペレータに対し
    て実際のレッスン操作をガイダンスするレッスン画面を
    表示する機能を実現するためのプログラムコードを有す
    る記録媒体。
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