JP2001066980A - 運転訓練支援装置 - Google Patents

運転訓練支援装置

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JP2001066980A
JP2001066980A JP23876499A JP23876499A JP2001066980A JP 2001066980 A JP2001066980 A JP 2001066980A JP 23876499 A JP23876499 A JP 23876499A JP 23876499 A JP23876499 A JP 23876499A JP 2001066980 A JP2001066980 A JP 2001066980A
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JP23876499A
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Noriyuki Yamane
憲幸 山根
Tadashi Watanabe
端 渡辺
Kojiro Mimori
光二郎 三森
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BWR UNTEN KUNREN CENTER KK
Toshiba Corp
Original Assignee
BWR UNTEN KUNREN CENTER KK
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 訓練情報の有効利用を可能にすることにあ
る。 【解決手段】このような訓練支援装置を提供するため、
運転訓練支援装置は運転訓練による得られた知識、経験
およびノウハウなどの訓練情報を手順書に関連付けて電
子化し、手順書の情報量を拡大する。(表示および保存
など電子化手段)また、訓練情報の新規作成、修正およ
び削除が可能な編集手段を生成する。さらに、他の訓練
情報の利用手段を可能にする。上記の手段を利用すれ
ば、訓練情報の獲得、保存、管理および共有化を実現
し、運転訓練に高いレベルで対応する運転訓練装置を提
供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子力発電プラ
ントなどに利用される運転訓練支援装置において、特に
運転訓練のための手順書の内容を画面に表示することに
よって運転訓練の支援を行う運転訓練支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、原子力発電プラントの
運転訓練を実施する場合、運転員は訓練用シミュレータ
等を利用し、通常の起動および停止操作をはじめ、種々
の異常事象にも対応できるような知識、技能および判断
力を養成している。このような運転訓練には、実機運転
の場合と同様に、運転の要領や具体的な操作内容を記述
した訓練用「手順書」がマニュアルとして使用されてい
る。
【0003】この手順書は、従来より紙に書かれたハー
ドコピーベースのものが使用されているが、最近では、
手順書の内容を電子化およびデータベース化し、これを
状況に応じて画面表示するシステムが採用されつつあ
る。このような運転訓練システムとしては例えば特開平
5−307692号公報に記載されているプラント運転
支援装置が知られている。以下、このプラント運転支援
装置について図15により説明する。
【0004】図15に示すように、プラント運転支援装
置Aは本体61、記憶装置62および入力表示装置60
から構成されている。本体61は通信回線からプラント
データや警報情報等が入力されるデータ入力部63、オ
ペレータの指示に基づいて、運転用情報を検索するため
の条件を設定する検索条件指定部64、外部入力を取り
込む指示入力部65、記憶装置62から必要な運転マニ
ュアル(運転情報)などを検索する運転マニュアル検索
部66および入力表示装置60に表示すべき情報の表示
形式を決定する表示形式選択部67により構成される。
記憶装置62は、プラントの異常時の徴候およびそれに
対応する操作、例えば、確認操作や対応操作を指示する
マニュアルを含む運転マニュアルデータが書き込まれた
運転マニュアルデータベース68および警報原因と運転
マニュアルとの対応関係などを示すデータが書き込まれ
たリンク情報関連情報データベース69により構成され
る。
【0005】このように構成された従来のプラント運転
支援装置Aにおいて、入力表示装置60から指示入力部
65を介して検索条件指定部64に外部指示用データが
入力されると、検索条件指定部64は外部指示用データ
および通信回線からデータ入力部63に取り込まれたプ
ラントデータや警報情報を収集し、これらの外部情報に
基づいて、運転用情報を検索するための条件を設定す
る。運転マニュアル検索部66は検索条件指定部64か
ら運転用情報の検索条件を受けると、この検索条件に基
づいて、運転マニュアルデータベース68およびリンク
情報関連情報データベース69から表示すべき情報を取
り込み、その情報を表示形式選択部67を通して、入力
表示装置60に表示する。
【0006】従って、従来の運転支援装置においては、
手順書が運転マニュアルとしてデータベース化されてい
るため、プラントデータおよびユーザ指示に基づいて必
要な運転手順を迅速に画面表示することができ、紙の手
順書をめくりながら必要な箇所を探すといった手間のか
かる作業を改善することができる。なお、上記の効果は
運転支援装置におけるものであるが、運転訓練支援装置
においても同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような運
転支援装置において、ユーザ(訓練する側のインストラ
クター、および訓練される側の生徒)がプラント等の運
転訓練を実施する際、手順書上に明記されていないが、
訓練上重要と思われる関連知識および運転訓練を通して
得られた有益な知見、ノウハウ等の独自に獲得または経
験的に蓄積した情報の入力については、体系的な管理が
困難である。
【0008】例えば、運転訓練において紙に書かれたハ
ードコピーベースの手順書を使用している場合は、余白
部分や行間にこのような情報を手で書き込むことは可能
である(現実的にはこの方法が最も良く行われている)
が、書き込める情報の質、量ともに限られており、ま
た、見やすさなどの観点からも使い勝手が良いとはいえ
なかった。さらに、これらの情報は基本的に個人ベース
で管理しており、一元的に共有しているわけではないの
で、例えば訓練のインストラクターが交替したような場
合には、このような知識、ノウハウが継承されにくいと
いう問題があった。
【0009】また、上述した従来の運転訓練支援装置に
おいては、手順書は電子化されているが、紙の手順書の
内容がデータベース化されているだけなので、その内容
を迅速に画面表示することはできても、訓練を重ねなが
ら蓄積される関連知識や知見、ノウハウ等の訓練情報を
データベース化して管理したり、蓄積された情報を手順
書にリンクさせて表示することはできなかった。
【0010】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、訓練を通して得られる関連知識や知見、ノウ
ハウ等の訓練情報を手順書に関連付けて随時データベー
ス化し、表示できるようにすることにより、これらの情
報の管理と共有化を可能とし、これによって手順書の効
果的な運用と運転訓練の効率向上を図ることができる運
転訓練支援装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、運転訓練を実施する際、外部情報を入力す
る入力装置、運転訓練に必要な情報を記憶する記憶装
置、運転訓練の情報を処理する情報処理装置および表示
すべき運転訓練の情報を表示する表示装置とを備え、前
記記憶装置に予め格納した手順書を前記表示装置に画面
表示させる運転訓練支援装置において、前記記憶装置
は、前記手順書に関連し教育や訓練上に用いられる訓練
情報及び手順書と訓練情報との対応関係を記述するリン
ク情報をそれぞれ記憶する記憶部を有し、前記情報処理
装置は、前記外部情報の指示に基いて、前記記憶部に記
憶された手順書を検索して、表示すべき手順書の内容を
前記表示装置に表示する運転マニュアル検索部、前記外
部情報の指示に基いて、前記記憶部に記憶された前記訓
練情報と前記リンク情報とを検索して、表示すべき訓練
情報及びリンク情報を前記表示装置に表示する訓練情報
検索部及び前記外部情報の指示に基いて、前記記憶部に
記憶された編集すべき訓練情報、編集すべきリンク情報
及びそれらと関連する手順書の内容を入力して編集する
と共に、その編集された内容を前記表示装置に表示する
編集部を有することにある。
【0012】このように構成された運転訓練支援装置
は、運転訓練を通して得られた有用な訓練情報およびノ
ウハウ等を手順書に関連あるところに電子化およびデー
タベース化することができ、運転訓練情報の管理が容易
となり、手順書の効果的な運用と運転訓練の効率を向上
させることが可能になる。
【0013】また、別の発明は、請求項1に記載の運転
訓練支援装置において、前記情報処理装置の運転マニュ
アル検索部は、外部情報が前記手順書の表示要求である
場合、要求された手順書の項目に対応する前記記憶部に
保存されているリンク情報の有無を検索し、該当するリ
ンク情報があれば、このリンク情報を表示すべき内容だ
と決定する手段を有することにある。
【0014】この手段によれば、運転訓練からの要求に
応じて、運転訓練支援装置の手順書の項目に対応するリ
ンク情報を表示することが可能になる。
【0015】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の訓練情報
検索部は、前記外部情報が前記訓練情報の表示要求であ
る場合、要求された訓練情報と対応し、前記記憶部に保
存されている前記リンク情報を検索し、検索されたリン
ク情報により、結び付けられる訓練情報の内容を表示す
べき内容だと決定する手段を有することにある。
【0016】この手段によれば、運転訓練からの要求に
応じて、対応する手順書の項目にあるリンク情報によっ
て結び付けられた訓練情報を表示することができる。
【0017】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部
は、前記手順書の所要項目に対応する訓練情報を新規に
作成し、所要項目と新規に作成された訓練情報との対応
関係を記述するリンク情報を自動に生成すると共に、新
規に作成された訓練情報および自動に生成されたリンク
情報を前記該当する記憶部に格納する手段を有すること
にある。
【0018】この手段によれば、ユーザが必要な訓練情
報を新規に作成することができる。これによって、必要
な情報の保存およびこれら情報の共用化を実現すること
ができる。
【0019】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部
は、既に作成された前記訓練情報の内容に対して修正を
行い、修正された訓練情報を前記該当する記憶部に再格
納する手段を有することにある。
【0020】この手段によれば、ユーザが必要に応じ
て、既に作成した訓練情報を修正することができる。
【0021】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部
は、既に作成された前記訓練情報およびこれと対応する
リンク情報を削除し、削除された訓練情報およびリンク
情報を前記該当する記憶部から消去する手段を有するこ
とにある。
【0022】この手段によれば、ユーザが必要に応じ
て、既に作成した訓練情報を削除することができる。
【0023】さらに、別の発明は、請求項1記載の運転
訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部は、
前記記憶部に保存されている訓練情報およびリンク情報
を種類別に分類する手段を有することにある。
【0024】この手段によれば、既に作成された訓練情
報を分類および整理することができる。これによって、
情報全体の検索および管理が容易になる。
【0025】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部
は、前記外部情報がユーザを識別する情報である場合、
そのユーザの種類によって前記記憶部に保存されている
訓練情報およびリンク情報の範囲を限定する手段を有す
ることにある。
【0026】この手段によれば、インストラクターや訓
練生などのユーザの種類に応じて、訓練情報のアクセス
範囲を制御することができる。これによって、関係者以
外に訓練情報の漏れを防止することが可能になる。
【0027】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の訓練情報
検索部は、別途作成された他の訓練情報および他のリン
ク情報を共有化するため、これら他の訓練情報および他
のリンク情報を検索し、表示すべき訓練情報およびリン
ク情報を上記表示装置に表示する手段を有することにあ
る。
【0028】この手段によれば、他の訓練情報および他
のリンク情報を表示することができる。これによって、
他の訓練情報および他のリンク情報を学習することが可
能になる。
【0029】さらに、別の発明は、請求項1に記載の運
転訓練支援装置において、前記情報処理装置の編集部
は、別途作成された他の訓練情報および他のリンク情報
を共有化するため、これら他の訓練情報および他のリン
ク情報を前記記憶部に取り込む手段を有することにあ
る。
【0030】この手段によれば、他の訓練情報および他
のリンク情報を共有することができる。これによって、
訓練情報およびリンク情報の最大利用が可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0032】図1は本発明に係る運転訓練支援装置の第
1の実施の形態を示すブロック構成図である。この図に
示すように、運転訓練支援装置Bは、情報処理機能を有
する本体3、補助記憶装置4、表示装置5および入力装
置6で構成される。
【0033】補助記憶装置4は、電子化された手順書の
内容を格納する運転マニュアルデータベース41、運転
訓練から得た情報、ノウハウ等を格納する訓練情報デー
タベース44および運転マニュアルデータベース41と
訓練情報データベース44との対応関係に関する情報を
格納するリンク情報データベース43から構成される。
【0034】本体3は、例えば計算機の中央演算処理装
置(CPU)上に構築されるもので、入力装置6を通し
て、ユーザからの指示が入力される指示入力部33、訓
練情報データベース44、リンク情報データベース43
及び通信回線から入力された他の訓練情報を編集するデ
ータベース編集部36、表示すべき運転訓練用マニュア
ル情報およびリンク情報を検索する運転マニュアル検索
部34、表示すべき訓練情報、リンク情報及び通信回線
から入力された他の訓練情報を検索する訓練情報検索部
37および表示すべき内容を制御する表示制御部38か
ら構成される。
【0035】表示装置5は例えばCRTや液晶ディスプ
レイ等を利用し、運転訓練に必要な情報を表示する部分
である。
【0036】入力装置6は例えばタッチパネル、キーボ
ード、マウス等を利用し、運転訓練に必要なデータを入
力する装置である。
【0037】次に、上記のように構成された運転訓練支
援装置の作用を説明する。
【0038】ここでは、外部から運転訓練支援装置Bの
入力装置6に「手順書表示」、「訓練情報表示」および
「データベース編集」の3通りの内容の情報を入力する
場合について述べる。
【0039】まず、「手順書表示」の内容を示す情報を
入力する場合の手順を図2のフローチャートにより説明
する。
【0040】図2に示すように、運転訓練支援装置Bが
起動され、ユーザより「手順書表示」の入力要求がある
と(ステップ201)、表示装置5の画面上に手順書のメ
ニューが表示され(ステップ202)、ユーザはこのメニ
ューの中から表示したい手順を入力装置6により選択す
る(ステップ203)。
【0041】すると、本体3の指示入力部33を通して
この表示手順が運転マニュアル検索部34へ入力され
る。運転マニュアル検索部34では、運転マニュアルデ
ータベース41から該当する運転手順を検索し、表示制
御部38へ伝送する(ステップ204)。次に、運転マニ
ュアル検索部34は、リンク情報データベース43を参
照して、この運転手順に対応するリンク情報が存在する
かどうかをチェックし、存在すれば、このリンク情報を
取込んで表示制御部38へ伝送する(ステップ205)。
上記表示制御部38では伝送された運転手順とリンク情
報を合成して、画面表示用データを作成し、表示装置5
に出力する(ステップ206)。
【0042】次に、「運転情報表示」に関する情報を入
力する場合について説明する。
【0043】まず、運転手順と訓練情報をリンク情報に
より関連付ける方法について述べる。
【0044】図3は、運転マニュアルデータベース4
1、リンク情報データベース43および訓練情報データ
ベース44の内部構造およびそれらの対応関係を示す図
である。運転マニュアルデータベース41は一般に、項
目番号とこの番号に対応させる運転手順内容が格納され
ている。リンク情報データベース43は、この手順書の
項目番号毎に領域を分割し、この中に手順書の項目と関
連付けられている訓練情報が格納されている場所を示す
訓練情報データベース44のアドレスが格納される。ま
た、一つの手順書項目に複数の訓練情報が関連付けられ
ている場合は、複数の訓練情報の各アドレスがリンク情
報データベース43に格納される。この場合、リンク情
報データベース43の異なる手順書項目に同じアドレス
を格納して、同一の訓練情報を関連付けることもでき
る。訓練情報データベース44は、各アドレスに一対一
に対応させて実際の訓練情報が格納される。
【0045】このようなデータベース構造において、外
部から運転手順が選択されると、まず、運転マニュアル
検索部34は運転マニュアルデータベース41から上記
運転手順の項目番号を検索し、次に、検索された項目番
号に対応するリンク情報データベース43の領域を検索
し、関連付けられた訓練情報が存在するかどうかを上記
領域のアドレスの有無で確認する。そして、訓練情報の
アドレスが存在すれば、このアドレスに該当する訓練情
報を訓練情報データベース44から取込んで表示装置5
に表示する。
【0046】図4は図2のステップ206において、運転
手順とリンク情報とを合成した内容の表示画面で、「原
子炉隔離時冷却系の流量制御器による手動起動試験」の
手順が選択された場合の表示例である。この表示画面に
は、操作および確認項目等の内容を表示している。ある
項目の右側に、「Link」マークが表示された場合、
該当項目に関連するリンク情報および訓練情報が存在す
ることを意味する。例えば、この図に示すように、
「(1)実施条件」および「(3)起動前準備の項目
(b)」に対応するリンク情報およびこれにより関連付
けられている訓練情報が存在することを「Link」マ
ークの表示により示している。ユーザは、この「Lin
k」マーク表示によって訓練情報の存在を知ることがで
きる。
【0047】なお、訓練情報が作成されていない初期状
態において、リンク情報データベース43および訓練情
報データベース44は該当する訓練情報が存在しないの
で、画面上には手順書の内容だけが表示され、「Lin
k」マークの表示は存在しない。
【0048】次に、「訓練情報表示」が要求された場合
の処理について、図5のフローチャートにより説明す
る。
【0049】上記の「Link」の表示は同時に操作用
ボタンにもなっており、このボタンを入力装置6から選
択すると、「訓練情報表示」が実施される。即ち、図5
に示すように、「Link」のボタンを操作すると、前
記指示入力部33によりユーザからの「訓練情報表示」
要求を判断し(ステップ301)、訓練情報検索部37へ
この要求信号を伝送する。続いて、訓練情報検索部37
は、この「Link」ボタンにより選択されたリンク情
報をリンク情報データベース43から検索し(ステップ
302)、この検索されたリンク情報によって、実際の訓
練情報を訓練情報データベース44から検索する(ステ
ップ303)。この検索された訓練情報は表示制御部38
に伝送され、表示装置5の画面上に表示される(ステッ
プ304)。
【0050】図6は訓練情報が表示された場合の画面例
である。本画面例は、「原子炉圧力が7.8kg/cm2以上
で、炉心に照射された燃料が装填されていること。」と
いう文章に対する根拠および理由が記述されている。こ
の項目の右にある「Link」ボタンを選択することに
より、上記根拠および理由を参照することができる。こ
の他に、手順書に記載されていない関連情報、かつ教育
および訓練上必要な情報などを記述することができる。
このような訓練情報としては、例えばインストラクター
の立場から、訓練用シミュレータに設定したマルファン
クションの番号、指導上のポイント、解説およびトラブ
ル事例など様々な情報やノウハウが考えられる。
【0051】図6に示すように、他のボタンと区別する
ため、選択された「Link」ボタンはリバース表示や
色替えあるいはブリンク等の手法により表示され、一目
で分かるようになっている。本画面例では表示していな
いが、選択された「Link」ボタンとともに、対象と
なる運転手順の文章そのものの表示形態を変えてもよ
い。また、本画面例は訓練情報がマルチウィンドウとし
て表示され、「戻る」ボタンの選択によりウィンドウが
消去されるようになっているが、他の表示例として、訓
練情報を画面全体に表示し、「戻る」ボタンにより手順
書の表示画面に復帰する方法も考えられる。
【0052】次に、ユーザが「データベース編集」を行
う場合の動作を図7のフローチャートにより説明する。
ここで、「データベース編集」とは、訓練情報データベ
ース44およびリンク情報データベース43の内容に対
して、新規作成、修正および削除作業を行うことを言
う。まず、ユーザが訓練情報を新規に作成する場合は、
画面下部の訓練情報編集モードの「新規作成」ボタンを
選択する(図4参照)。これが指示入力部33に入力さ
れると(ステップ401)、指示入力部33では編集モ
ードが「新規作成」「修正」および「削除」のいずれで
あるかを判断して(ステップ402)、その判断結果を
データベース編集部36に伝送する。ここでは、「新規
作成」の場合なので、データベース編集部36は編集対
象となる手順書が選択済みかどうかをチェックし(ステ
ップ403)、選択されていなければ、画面上に手順書
メニューを表示することによりユーザからの選択を促
す。ユーザがメニューから手順書を選択すると、データ
ベース編集部36は運転マニュアルデータベース41お
よびリンク情報データベース43から該当する手順書と
リンク情報を検索し、これらの情報を画面に表示する
(ステップ404)。このステップ404におけるデー
タベース編集部36の動作内容は、上述した「運転マニ
ュアル表示」要求の場合における運転マニュアル検索部
34の動作(ステップ202〜206)と同じである。
なお、ステップ403において、手順書が既に選択され
た状態であれば、ステップ404はバイパスされ、選択
済みの手順書が編集対象となる。
【0053】次にユーザが、表示装置5の表示画面に表
示されている手順書の中から訓練情報を入力したい項目
の文章等を直接選択すると(ステップ405)、編集用
ウィンドウが表示され(ステップ406)、この中に、
その手順書に関連する訓練情報を入力して編集する(ス
テップ407)。この場合、編集用ウィンドウに標準的
なワードプロセッサ機能や作画機能などを持たせること
により、入力する訓練情報の内容も多様化することがで
きる。
【0054】図8は、編集用ウィンドウ810における
編集作業を行っている様子を示す画面例である。選択さ
れた「新規作成」ボタンおよび運転手順が色替えで表示
され、編集用ウィンドウ810内に訓練情報の内容がキ
ーボード等により入力されている。本画面例は編集用ウ
ィンドウ810をマルチウィンドウで表示しているが、
編集の対象になる訓練情報を編集用ウィンドウ画面全体
に表示して、「終了」ボタンにより手順書画面に復帰で
きるようにしてもよい。
【0055】ユーザが編集終了後に、「終了」ボタンを
選択すると(ステップ408)、編集用ウィンドウが消
去されると共に、入力された訓練情報の内容が訓練情報
データベース44に保存され、さらに、この訓練情報と
選択された手順との対応関係を示すリンク情報が自動生
成され、リンク情報データベース43に保存される(ス
テップ409)。このようにして、新たに訓練情報およ
びこれに関連する運転手順の画面データは、表示制御部
38にて「Link」マークを付けた形で合成され、表
示装置5に出力される(ステップ410)。
【0056】また、一度作成した訓練情報を修正する場
合、画面下部の「修正」ボタンを選択して、修正モード
にしてから「Link」マークを選択すると、編集用ウ
ィンドウが再度表示されるので、新規作成の場合と同様
に編集を行い、最後に「終了」ボタンを選択すれば、デ
ータベースへの上書きが行われる(ステップ406〜4
10と同じ)。
【0057】さらに、作成した訓練情報を削除する場
合、画面下部の「削除」ボタンを選択して、削除モード
になってから「Link」マークを選択すれば、選択さ
れた「Link」マークおよび該当するリンク情報デー
タベース、訓練情報データベースの内容が削除される
(ステップ411)。このようにして訓練情報が削除さ
れた運転手順の画面データは、表示制御部38にて「L
ink」マークを削除された形で表示が更新される(ス
テップ410)。
【0058】以上述べた本実施の形態によれば、運転訓
練を通して得られた関連知識、知見およびノウハウ等の
訓練情報を従来の手順書に関連付けて編集し、データベ
ース化できるので、情報の有効利用および管理が容易と
なる。また、このようにデータベース化した訓練情報を
手順書に関連付けて呼び出し、表示することができるの
で、手順書の効果的な運用と運転訓練の効率を向上させ
ることができる。
【0059】次に、本発明に係る運転訓練支援装置の第
2の実施の形態を図9により説明する。本実施の形態
は、訓練情報を種類別に分類して編集できるようにした
ものである。
【0060】図9は、訓練情報データベース45の内部
構造を示す図である。この構造は運転マニュアルデータ
ベース41およびリンク情報データベース43の構造と
の対応関係は図3と同様である。訓練情報データベース
45は、図3で説明したアドレスと訓練情報の内容の他
に、訓練情報の種類を示す情報が格納されている。図9
の構造は、訓練情報の種類をA、B、C…のように記号
化して格納している。このようなデータベース構造にお
いては、ユーザからの「手順書表示」要求があった場
合、運転手順の項目番号からそれに対応するリンク情報
データベース43の領域を検索し、そこに記録されたア
ドレスから訓練情報データベース45の当該アドレスを
参照することによって、実際の訓練情報の内容と共に訓
練情報の種類を知ることができるようになっている。
【0061】この訓練情報の種類を視覚的に区別するた
め、運転手順をリンク情報とともに画面表示する際、上
述の「Link」表示マークの代わりに、例えば複数の
アイコンを用いて訓練情報の種類を表示する。また、訓
練情報を編集する際には、訓練情報の種類(アイコン)
を選ぶためのウィンドウを設ける。
【0062】図10は、上述した編集用ウィンドウ81
0に新たに設けた種類選択ボタン820を選択して、訓
練情報の種類(アイコン)を選択するためのウィンドウ
830を表示した場合の画面例である。このウィンドウ
830には、「設定値の根拠」や「事故例」などのよう
にあらかじめ分類された訓練情報の種類と、これらに対
応して、視覚的に分かりやすく作成されたアイコン84
0が表示されている。ユーザがこれらの中から一つを選
択して訓練情報の編集を終了すると、図11に示すよう
に、選択したものと同じ種類のアイコン840が手順書
の画面上に表示されるとともに、前記ウィンドウ810
にある情報が訓練情報データベース45に格納される。
【0063】このように本実施の形態によれば、視覚的
に表現されるアイコンによって、リンク情報およびそれ
に対応する訓練情報の種類を区別して編集および表示す
ることができ、且つ、視覚的に表現できるので、訓練情
報の取り扱いが分かりやすくなるという効果がある。
【0064】次に、本発明に係る運転訓練支援装置の第
3の実施の形態を説明する。本実施の形態は、ユーザの
種類によって検索するリンク情報および訓練情報の範囲
を限定できるようにしたものである。これは、異なるユ
ーザが同一の訓練情報データベースを使用する場合、使
用目的に応じて訓練情報へのアクセスを制限するための
ものである。例えば、ユーザがインストラクターの場
合、ユーザにとって、訓練用シミュレータに設定したマ
ルファンクションの番号や指導上のポイントという教
育、訓練上のノウハウ的情報が必要であるが、ユーザが
訓練生の場合には、このような情報は不要である。逆
に、訓練生にとって必要な基本的関連知識は、インスト
ラクターにとっては既に熟知している訓練情報として扱
う必要がないという場合もある。
【0065】図12は、本実施の形態における訓練情報
データベース46の内部構造を示す図である。この訓練
情報データベース46の構造における運転マニュアルデ
ータベース41およびリンク情報データベース43の構
造との対応関係は、図3と同様であるので省略する。訓
練情報データベース46には、図3で説明したアドレス
と訓練情報の内容の他に、ユーザ種類毎のアクセス権を
示す情報が格納されている。図12には、ユーザの種類
をA、B、C…のように記号化して表現しており、ある
訓練情報に対してユーザのアクセス権がある場合、該当
ユーザの欄に○印を付けて示している。このようなデー
タベース構造においては、ユーザの「手順書表示」要求
があった場合、運転マニュアル検索部34は運転手順の
項目番号からそれに対応するリンク情報データベースの
領域を検索し、そこに記録されたアドレスから訓練情報
データベース46の当該アドレスを参照することによっ
て、実際の訓練情報の内容と共に、ユーザ種類によるア
クセスの可否を知ることができるようになっている。
【0066】ユーザの種類(アクセスモード)を登録す
るために、例えば、運転訓練支援装置の起動時に、「イ
ンストラクター」や「訓練生」等のあらかじめ決められ
たユーザ種類のメニュー画面が表示される。ユーザがこ
の画面から適当なものを選択すると、このユーザ種類の
情報が記憶装置に登録される。以後、ユーザにより「手
順書表示」が要求された場合、図12に示した訓練情報
データベース46内のユーザのアクセス権がチェックさ
れ、ユーザが運転訓練支援装置を起動した時に選択およ
び登録されたアクセスモードと一致するかどうかの確認
が行われる。一致した場合には、運転手順とともにリン
ク情報が表示されるが、一致しなければ、リンク情報は
表示されない。これにより、ユーザの種類毎にアクセス
できる訓練情報の内容をコントロールすることが可能と
なる。
【0067】また、データベース編集部36において
は、ユーザが作成した訓練情報を訓練情報データベース
46に格納する際に、ユーザにより運転訓練支援装置を
起動した時に登録されたアクセスモードを参照し、図1
2に示した訓練情報データベース46の構造内のユーザ
種類の該当欄に「アクセス可」として○印を記録してお
くことにより、ユーザの種類毎に異なるアクセスモード
をデータベース46内に作成することが可能となる。
【0068】このように本実施の形態によれば、ユーザ
の種類によってアクセスできる訓練情報が限定されるの
で、ユーザによって訓練上関係のない情報および他のユ
ーザに知られたくない情報等へのアクセスを防ぐことが
できる。
【0069】次に、本発明に係る運転訓練支援装置の第
4の実施の形態を説明する。
【0070】本実施の形態は、別途作成された他のリン
ク情報および他の訓練情報へのアクセスを可能とするこ
とによって、これらの情報を共有化するようにしたもの
である。
【0071】図13は本実施の形態を示す構成図の例で
ある。運転訓練支援装置B1は、EWSやパソコン等の
標準的なハードウェアで構成され、同様なハードウェア
構成の他の運転訓練支援装置B2と通信回線によりつな
がれている。ハードディスク1401および1411に
は、運転マニュアルデータベース、リンク情報データベ
ースおよび訓練情報データベースが格納されている。C
PU1402および1412では、運転マニュアル検索
部、訓練情報検索部およびデータベース編集部等のソフ
トウェアプログラムが処理される。1403および14
13はキーボードなどの入力装置であり、1404およ
び1414はCRTなどの表示装置である。
【0072】このような構成においては、ネットワーク
技術により、一方の運転訓練支援装置のCPUから他方
の運転訓練支援装置のハードディスクへ通信回線を介し
てオンラインでアクセスすることが可能である。したが
って、B1とB2の運転マニュアルデータベースの内容
が同じであれば、例えばB1のハードディスク1401
で構築されたリンク情報データベースおよび訓練情報デ
ータベースを、B2により検索して、その結果をB2側
にある表示装置1414の画面に表示することができ
る。
【0073】このように本実施の形態によれば、他の運
転訓練支援装置で作成されたリンク情報および訓練情報
へのオンラインでのアクセスが可能となるので、これら
の情報を共有化することができ、運転訓練の情報学習お
よび運転訓練の効率を向上させることができる。
【0074】次に本発明に係る運転訓練支援装置の第5
の実施の形態を説明する。
【0075】本実施の形態は、別途作成された他のリン
ク情報および他の訓練情報を記憶装置に取り込むことに
よって、これらの情報を共有化するようにしたものであ
る。
【0076】図14は本実施の形態を示す構成図の例で
ある。
【0077】図13に示す第4の実施の形態と同様に、
運転訓練支援装置B1は、EWSやパソコン等の標準的
なハードウェアで構成されており、同様なハードウェア
構成の他の運転訓練支援装置B2と通信回線によりつな
がれている。
【0078】本実施の形態は図13と同じハードウェア
の構成であり、同一部分には同一符号を付して示してい
る。図14において、例えば、運転訓練支援装置B1側
のリンク情報データベースおよび訓練情報データベース
の内容をB2側に取り込む場合は、通信回線を介してB
1側のハードディスク1401の内容をB2側のハード
ディスク1411にコピーすることにより実現できる。
この場合、運転訓練支援装置が使用する前に、一度コピ
ーを行えば、実際に運転訓練支援装置を使用する際に
は、B1とB2は通信回線でつながっている必要はな
く、オフラインの状態でも、運転訓練支援装置B2が運
転訓練支援装置B1の訓練情報を利用することができ
る。
【0079】このように本実施の形態によれば、運転訓
練支援装置は他の運転訓練支援装置で作成されたリンク
情報および訓練情報を事前にコピーし、オフラインで取
り込むことが可能となるので、運転訓練支援装置はこれ
らの情報を共有化することができ、運転訓練の情報学習
および運転訓練の効率を向上させるなどの効果がある。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、運転
訓練により得られる知識、経験およびノウハウ等の訓練
情報を手順書に関連付けて随時データベース化し、表示
できるようにしたので、これらの情報量の管理と共有化
が可能となり、手順書の有効的運用と運転訓練の効率向
上を図ることができる運転訓練支援装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態における「手順書表
示」動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるデータベー
スの内部構造と各データベース間の対応関係を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態における手順書とリ
ンク情報を合成して出力した場合の画面表示例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における「訓練情報
表示」動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態における訓練情報の
画面表示例である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における「データベ
ース編集」動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態における編集用ウィ
ンドウの画面表示例である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における訓練情報デ
ータベースの内部構造を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるアイコン
選択用ウィンドウの画面表示例である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における手順書お
よびアイコンの画面表示例である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における訓練情報
データベースの内部構造を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図14】本発明の第5の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図15】従来のプラント運転支援装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
B…運転訓練支援装置 3…本体 4…補助記憶装置 5…表示装置 6…入力装置 33…指示入力部 34…運転マニュアル検索部 36…データベース編集部 37…訓練情報検索部 38…表示制御部 41…運転マニュアルデータベース 43…リンク情報データベース 44…訓練情報データベース 45…第2の実施の形態における訓練情報データベース 46…第3の実施の形態における訓練情報データベース 810…編集用ウィンドウ 820…種類選択ボタン 830…アイコン選択用ウィンドウ 840…アイコン B1、B2…第4、第5の実施の形態における運転訓練
支援装置 1401、1411…ハードディスク 1402、1412…CPU 1403、1413…入力装置 1404、1414…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 端 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 三森 光二郎 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字中央台651 番地 株式会社ビー・ダブリュー・アール 運転訓練センタ内 Fターム(参考) 5E501 AA30 AC13 BA05 BA13 BA14 CA03 CA04 CB02 CB05 CB09 DA17 EA05 EA10 EB05 FA04 FA13 FA43 FB04 FB13 FB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部情報を入力する入力装置、運転訓練
    に必要な情報を記憶する記憶装置、運転訓練の情報を処
    理する情報処理装置および表示すべき運転訓練の情報を
    表示する表示装置とを備え、前記記憶装置に予め格納し
    た手順書を前記表示装置に画面表示させる運転訓練支援
    装置において、 前記記憶装置は、前記手順書に関連し教育や訓練上に用
    いられる訓練情報及び手順書と訓練情報との対応関係を
    記述するリンク情報をそれぞれ記憶する記憶部を有し、 前記情報処理装置は、前記外部情報の指示に基いて、前
    記記憶部に記憶された手順書を検索して、表示すべき手
    順書の内容を前記表示装置に表示する運転マニュアル検
    索部、前記外部情報の指示に基いて、前記記憶部に記憶
    された前記訓練情報と前記リンク情報とを検索して、表
    示すべき訓練情報及びリンク情報を前記表示装置に表示
    する訓練情報検索部及び前記外部情報の指示に基いて、
    前記記憶部に記憶された編集すべき訓練情報、編集すべ
    きリンク情報及びそれらと関連する手順書の内容を入力
    して編集すると共に、その編集された内容を前記表示装
    置に表示する編集部を有することを特徴とする運転訓練
    支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の運転訓練支援装置にお
    いて、前記情報処理装置の運転マニュアル検索部は、外
    部情報が前記手順書の表示要求である場合、前記リンク
    情報記憶部に対して、要求された手順書の項目に対応す
    るリンク情報の有無を検索し、該当するリンク情報があ
    れば、このリンク情報を表示すべき内容として決定する
    ことを特徴とする運転訓練支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の運転訓練支援装置にお
    いて、前記情報処理装置の訓練情報検索部は、外部情報
    が前記訓練情報の表示要求である場合、前記リンク情報
    記憶部に対して、要求された訓練情報と対応するリンク
    情報を検索し、そのリンク情報によって関連付けられて
    いる訓練情報の内容を表示すべき内容として決定するこ
    とを特徴とする運転訓練支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の運転訓練支援装置にお
    いて、前記情報処理装置の編集部は、前記手順書の所望
    の項目に対応する訓練情報を新規に作成し、この手順書
    の項目と新規に作成された訓練情報との対応関係を記述
    するリンク情報を生成すると共に、新規に作成された訓
    練情報および生成されたリンク情報を前記リンク情報記
    憶部に格納することを特徴とする運転訓練支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項4に記載の運転訓練
    支援装置において、前記情報処理装置の編集部は、既に
    作成された前記訓練情報の内容に対して修正を行い、修
    正された訓練情報を前記訓練情報記憶部に再格納するこ
    とを特徴とする運転訓練支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項4、請求項5の何れか
    に記載の運転訓練支援装置において、前記情報処理装置
    の編集部は、既に作成された前記訓練情報およびこれと
    対応するリンク情報を削除し、削除された訓練情報およ
    びリンク情報を前記訓練情報記憶部から消去することを
    特徴とする運転訓練支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項4ないし請求項6の何
    れかに記載の運転訓練支援装置において、前記情報処理
    装置の編集部は、訓練情報を種類別に分類して編集手段
    することを特徴とする運転訓練支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項4ないし請求項7の何
    れかに記載の運転訓練支援装置において、前記情報処理
    装置の編集部は、外部情報がユーザを識別する情報であ
    る場合、そのユーザの種類によって訓練情報およびリン
    ク情報の範囲を限定することを特徴とする運転訓練支援
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の運転訓練支援装置にお
    いて、前記情報処理装置の訓練情報検索部は、別途作成
    された他の訓練情報および他のリンク情報を共有化する
    ため、これら他の訓練情報および他のリンク情報を検索
    し、表示すべき訓練情報およびリンク情報を決定するこ
    とを特徴とする運転訓練支援装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の運転訓練支援装置に
    おいて、前記情報処理装置の編集部は、別途作成された
    他の訓練情報および他のリンク情報を共有化するため、
    これら他の訓練情報および他のリンク情報を前記記憶装
    置に取り込むことを特徴とする運転訓練支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021049569A1 (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社テクノツリー マニュアルシステム
JP2021047834A (ja) * 2019-09-11 2021-03-25 株式会社テクノツリー マニュアルシステム

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JP2021047834A (ja) * 2019-09-11 2021-03-25 株式会社テクノツリー マニュアルシステム
JP7078958B2 (ja) 2019-09-11 2022-06-01 株式会社テクノツリー マニュアルシステム

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