JP2000227712A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000227712A
JP2000227712A JP11030404A JP3040499A JP2000227712A JP 2000227712 A JP2000227712 A JP 2000227712A JP 11030404 A JP11030404 A JP 11030404A JP 3040499 A JP3040499 A JP 3040499A JP 2000227712 A JP2000227712 A JP 2000227712A
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Shunji Kato
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Hideo Yoshizawa
秀男 吉沢
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眞二 田牧
Kiyonori Tsuda
清典 津田
Masayuki Yamane
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の循環移動により濃度を制御する現像
装置において、現像剤に作用する磁気力を第1規制部材
対向位置と第2規制部材対向位置との間で制御し、画像
濃度ムラのない良好な画像を得ることができるようにす
る。 【解決手段】 現像剤3に作用する磁気力の関係が、次
に示す数1となるように、現像スリーブ4内部に設けた
マグネット5の磁気力を制御調整する。 【数1】μ×Fr+Ft<μ×Fr+Ft これにより、現像スリーブ上の第1規制部材対向位置G
1にある現像剤が受ける搬送力に比して、第2規制部材
対向位置G2にある現像剤が受ける搬送力を大きくし、
現像剤収容部A内の現像剤の循環移動が活発に行われ、
良好に帯電されて画像濃度ムラのない良好な画像を得る
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に用
いる現像装置のうち、2成分現像剤を用いて現像を行う
現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーとキャリアを用いた2成分
現像剤を用いて現像を行う現像装置において、トナー濃
度検知手段を必要とせず、現像剤の動きによってその現
像剤中にトナーを取り込む現像装置が知られている。し
かし、この現像装置においては、現像剤の動きが活発な
箇所とそうでない箇所、あるいは現像剤の多い箇所と少
ない箇所との間でトナーの取り込み量が異なり、部分的
にトナー濃度が不安定となって、その結果画像濃度ムラ
やかぶりが発生しやすかった。
【0003】この不具合を解消する方法としては種々提
案されているが、中でも、先に本出願人が提案した特開
平9−1977833号公報に開示されている現像装置
は、小型化及び低コスト化を図りつつ前記不具合を解消
できるものとして有用である。この特開平9−1977
833号公報における現像装置は、内部に磁界発生手段
を有し、トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤を
担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担
持されて搬送される現像剤の量を規制する第1の規制部
材と、該第1の規制部材により掻き落とされた現像剤を
収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部に隣接し、上
記現像剤担持体にトナーを供給するトナー収容部とを備
え、上記現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化に
より、該現像剤とトナーとの接触状態を変化させて、該
現像剤担持体上の現像剤のトナー取り込み状態を変化さ
せる現像装置であって、上記現像剤収容部は、第1の規
制部材よりも該現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流
側に配設された第2の規制部材を有し、該第2の規制部
材は、該現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度が上昇
し、該現像剤の層厚が増加した場合に該現像剤の増加分
の通過を規制すべく、該現像剤担持体との間隙が設定さ
れていることを特徴としており、上記現像剤収容部内で
の現像剤の循環移動により、該現像剤のトナーと磁性キ
ャリアとを攪拌し、該トナーの帯電量の低下を防止し
て、部品点数の低減による小型化及び低コスト化を図り
つつ画像濃度ムラやかぶり等の異常画像の発生を解消す
るように構成されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の現像装置に
おいては、現像剤収容部内の現像剤の循環移動が活発に
行われることが、画像濃度ムラのない良好な画像を得る
ために望まれることである。
【0005】本発明は上記要望に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、現像剤収容部内の現像剤
の循環移動により画像濃度を調整する現像装置におい
て、より確実に画像濃度ムラのない良好な画像を得るこ
とができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の現像装置は、内部に磁界発生手段を有
し、トナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤を担持
して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持さ
れて搬送される現像剤の量を規制する第1の規制部材
と、該第1の規制部材により掻き落とされた現像剤を収
容する現像剤収容部と、該現像剤収容部に隣接し、該現
像剤担持体にトナーを供給するトナー収容部とを備え、
該現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化により、
該現像剤と上記トナーとの接触状態を変化させて、該現
像剤担持体上の現像剤のトナー取り込み状態を変化させ
る現像装置であって、該現像剤収容部は、第1の規制部
材よりも該現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流側に
配設された第2の規制部材を有し、該第2の規制部材
は、該現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度が上昇し、
該現像剤の層厚が増加した場合に該現像剤の増加分の通
過を規制すべく、上記現像剤担持体との間隙が設定され
ている現像装置において、上記現像剤担持体上の現像剤
に作用する磁気力の関係が、上記数1の条件を満たすこ
とを特徴とするものである。
【0007】ここで、現像剤担持体上の現像剤には、種
々の力が作用している。図2は、現像剤担持体上の現像
剤に作用する力を示した説明図である。この図におい
て、現像剤担持体上の現像剤に作用する力としては、現
像剤担持体内部に設けられた磁界発生手段による磁気力
Fm、重力Fg、遠心力Fvがある。これらの力のうち
重力Fgと遠心力Fvは、通常、磁気力に比して小さく
無視できる程度である。従って、現像剤担持体上の現像
剤に作用する力としては、上記磁気力Fmのみを考えれ
ば良い。この磁気力Fmは、図2に示すように、現像剤
担持体の半径方向磁気力Frと、接線方向磁気力Ftと
の合力であり、その求め方は、現像剤担持体上の半径方
向磁束密度分布を測定し、代数計算することによって近
似的に得られることが特開平5−249821号公報で
示されており、本件においてもこの方法を用いることが
可能である。そして、現像剤担持体と現像剤との間の摩
擦係数をμとすると、現像剤担持体上に現像剤を担持し
現像剤担持体表面を移動させて搬送する際の現像剤の搬
送力は、次に示す数4で求めることができる。
【数4】現像剤の搬送力=μ×Fr+Ft
【0008】請求項1の現像装置においては、現像剤担
持体上の現像剤に作用する磁気力の関係が、上記数1と
なるようにする。これは即ち、第1の規制部材に対向す
る位置での現像剤搬送力<第2の規制部材に対向する位
置での現像剤搬送力と、することを意味する。これによ
り、第1の規制部材に対向する位置にある現像剤担持体
上の現像剤が受ける搬送力に比して、その上流側の第2
の規制部材に対向する位置にある現像剤担持体上の現像
剤が受ける搬送力の方が大きくなる。この結果、第1の
規制部材から下流側への現像剤の搬送力よりも第1の規
制部材と第2の規制部材との間に位置する空間である現
像剤収容部内への現像剤の搬送力が強くなり、現像剤収
容部に隣接するトナー収容部からもトナーが積極的に供
給された状態で、第1の規制部材で現像剤がせき止めら
れて現像剤収容部内における現像剤の循環移動が活発に
なり、他の現像剤との干渉が生じ易い状態ができる。こ
れにより、現像剤収容部内で現像剤とトナーとの撹拌が
十分に行われ、内部の現像剤が均一に帯電される。そし
て、第1の規制部材から下流側に搬送される均一に帯電
した現像剤で現像を行う。
【0009】請求項2の現像装置は、請求項1の現像装
置において、上記現像剤担持体上の現像剤に作用する現
像剤担持体半径方向と現像剤担持体接線方向の磁界の角
度の関係が、上記数2の条件を満たすことを特徴とする
ものである。
【0010】上記tan−1|Hr/Ht|、ta
−1|Hr/Ht|は、それぞれ、第1の規制部
材又は第2の規制部材に対向する位置での現像剤担持体
半径方向と接線方向の磁界の角度(以下、第1規制部材
対向部での磁界の角度、第2の規制部材対向部での磁界
の角度という)となる。
【0011】請求項2の現像装置においては、現像剤担
持体上の現像剤に作用する磁界の角度の関係が、上記数
2を満たすようにする。ここで、現像剤は現像剤担持体
上をチェーン状のようないくつかのつながりになって移
動して行くがその方向は磁界の方向を向くことが広く知
られている。磁界の方向が現像剤担持体に対して寝てい
る(Hr/Htが小さい)と、現像剤がいわゆる穂立ち
をせずに現像剤担持体上に積層された密な状態で存在す
るため、規制部材等によりある決められたギャップで量
を規制された場合、穂立ちをしている状態よりも規制部
材の下流側への搬送量が多くなる。従って、磁界の方向
が現像剤担持体の接線方向に近い程、現像剤の搬送量が
多くなり、それは即ち磁界の角度が小さい方が大きい場
合に比してその搬送量が多くなるということが言える。
請求項2の現像装置においては、上記数2を満たすこと
により、第2規制部材対向部での磁界の角度を第1規制
部材対向部での磁界の角度より小さくし、第1の規制部
材に対向する位置での現像剤搬送量<第2の規制部材に
対向する位置での現像剤搬送量となるようにする。これ
により、現像剤収容部内での現像剤の循環移動がより活
発に行われるようにし、現像剤収容部内で現像剤とトナ
ーとの撹拌が十分に行われて内部の現像剤が均一に帯電
されるようにする。
【0012】請求項3の現像装置は、請求項1の現像装
置において、上記現像剤担持体の磁界発生手段が上記現
像剤に及ぼす半径方向磁気力の関係が、上記数3の条件
を満たすことを特徴とするものである。
【0013】請求項3の現像装置においては、現像剤担
持体に設けている磁界発生手段の磁気力を調整すること
により、半径方向磁気力Frが、第1規制部材対向部と
第2規制部材対向部との間で上記数3の関係を満たすよ
うにする。ここで、現像剤搬送力を左右する要素は、上
記数4に示すように、半径方向磁気力Frと接線方向磁
気力Ft及び摩擦係数μによって決定されるが、実質的
には半径方向磁気力Frの影響が支配的となっている。
この、現像剤搬送力を実質的に左右する半径方向磁気力
Frの関係が、上記数3の関係を満たすようにすること
で、第1の規制部材に対向する位置での現像剤搬送力<
第2の規制部材に対向する位置での現像剤搬送力と、す
ることができる。この関係は、現像装置のユニット内に
磁性体を置く等の複雑な構成をとることなく、磁界発生
手段の磁気力で得ることが可能である。
【0014】請求項4の現像装置は、請求項2の現像装
置において、上記現像剤担持体の磁界発生手段の磁気力
により、上記数2の関係を満足させることを特徴とする
ものである。
【0015】請求項4の現像装置においては、現像剤担
持体に設けている磁界発生手段の磁気力を調整すること
により、磁界角度の調整のための新たな部品等を設ける
ことなく、上記数2の関係を満足させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、複写機、ファク
シミリ、プリンタなどの画像形成装置の現像装置に適用
した実施形態について説明する。まず、本発明の目的及
び構成等をより明確にするために、図1、図3(a)〜
(c)を参照して、本出願人が先に提案した特開平9−
197833号公報記載の現像装置について説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係るプリンタの主要
部概略構成図である。図1において、潜像担持体である
感光体ドラム1の側方に配設された現像装置2は、支持
ケース10、現像剤担持体としての現像スリーブ4、現
像剤収容部材11、第1の現像剤規制部材としての第1
ドクターブレード6等から主に構成されている。
【0018】感光体ドラム1側に開口を有する支持ケー
ス10は、内部にトナー3bを収容するトナー収容部と
してのトナーホッパー8を形成している。トナーホッパ
ー8の感光体ドラム1側寄りには、トナー3bと磁性粒
子であるキャリア3aとからなる現像剤3を収容するを
形成する現像剤収容部材11が、支持ケース10と一体
的に設けられている。また、現像剤収容部材11の下方
に位置する支持ケース10には、対向面10bを有する
突出部10aが形成されており、現像剤収容部材11の
下部と対向面10bとの間の空間によって、トナー3b
を供給するためのトナー供給開口部20が形成されてい
る。
【0019】トナーホッパー8の内部には、図示しない
駆動手段によって回動されるトナー供給手段としてのト
ナーアジテータ9が配設されている。トナーアジテータ
9は、トナーホッパー8内のトナー3bをトナー供給開
口部20に向けて攪拌しながら送り出す。また、トナー
ホッパー8の、感光体ドラム1と対向する側には、トナ
ーホッパー8内のトナー3bの量が少なくなったときに
これを検知するトナーエンド検知手段10cが配設され
ている。
【0020】感光体ドラム1とトナーホッパー8との間
の空間には、現像スリーブ4が配設されている。図示し
ない駆動手段で図の矢印方向に回転駆動される現像スリ
ーブ4は、その内部に、現像装置2に対して相対位置不
変に配設された、磁界発生手段としてのマグネットロー
ラ5を有している。
【0021】現像剤収容部材11の、支持ケース10に
取り付けられた側と対向する側には、第1ドクターブレ
ード6が一体的に取り付けられている。第1ドクターブ
レード6は、その先端と現像スリーブ4の外周面との間
に一定の隙間を保った状態で配設されている(以下、第
1ドクターブレード規制位置G1という)。
【0022】現像剤収容部材11の、トナー供給開口部
20の近傍に位置する部位には、第2の規制部材として
の第2ドクターブレード7が配設されている。第2ドク
ターブレード7は、その自由端が現像スリーブ4の外周
面に対して一定の隙間を保つべく、現像スリーブ4の表
面に形成される現像剤3の層の流れを妨げる方向、すな
わち、自由端を現像スリーブ4の中心に向けて、基端を
現像剤収容部材11に一体的に取り付けられている(以
下、第2ドクターブレード規制位置G2という)。
【0023】現像剤収容部Aは、現像スリーブ4内のマ
グネットローラ5の磁力が及ぶ範囲で、現像剤3を循環
移動させるに十分な空間を有するように構成されてい
る。
【0024】なお、対向面10bは、トナーホッパー8
側から現像スリーブ4側に向けて下向きに傾斜するよ
う、所定の長さにわたって形成されている。これによ
り、振動、現像スリーブ4の内部に設けられたマグネッ
トローラ5の磁力分布のむら、現像剤3中の部分的なト
ナー濃度の上昇等が発生した際に、第2ドクターブレー
ド7と現像スリーブ4の周面との間から現像剤収容部A
内のキャリア3aが落下しても、落下したキャリア3a
は対向面10bで受けられて現像スリーブ4側に移動
し、磁力で現像スリーブ4に磁着されて再び現像剤収容
部A内に供給される。これにより現像剤収容部A内のキ
ャリア3a量の減少を防止することができ、画像形成時
における、現像スリーブ4の軸方向での画像濃度むらの
発生を防止することができる。
【0025】上記構成により、トナーホッパー8の内部
からトナーアジテータ9によって送り出されたトナー3
bは、トナー供給開口部20を通って現像スリーブ4に
担持された現像剤3に供給され、現像剤収容部Aへ運ば
れる。そして、現像剤収容部A内の現像剤3は、現像ス
リーブ4に担持されて感光体ドラム1の外周面と対向す
る位置まで搬送され、トナー3bのみが感光体ドラム1
上に形成された静電潜像と静電的に結合することによ
り、感光体ドラム1上にトナー像が形成される。
【0026】ここで、上記トナー像形成時における現像
剤3の挙動を、図3(a)〜(c)を用いて説明する。
現像装置2に磁性キャリア3aのみからなるスタート剤
をセットすると、図3(a)に示すように、磁性キャリ
ア3aは現像スリーブ4の表面に磁着されるものと現像
剤収容部A内に収容されるものとに分かれる。現像剤収
容部A内に収容された磁性キャリア3aは、現像スリー
ブ4の矢印a方向への回転に伴い、マグネットローラ5
の磁力によって矢印b方向へ、1mm/s以上の移動速
度で循環移動する。そして、現像スリーブ4の表面に磁
着された磁性キャリア3aの表面と現像剤収容部A内で
移動する磁性キャリア3aの表面との境界部において界
面Xが形成される。
【0027】次に、トナーホッパー8にトナー3bがセ
ットされると、トナー供給開口部20より現像スリーブ
4に担持された磁性キャリア3aにトナー3bが供給さ
れる。従って、現像スリーブ4は、トナー3bと磁性キ
ャリア3aとの混合物である現像剤3を担持することと
なる。
【0028】現像剤収容部A内では、収容されている現
像剤3の存在により、現像スリーブ4によって搬送され
る現像剤3に対して、その搬送を停止させようとする力
が働いている。そして、現像スリーブ4に担持された現
像剤3の表面に存在するトナー3bが界面Xへ搬送され
ると、界面X近傍における現像剤3間の摩擦力が低下し
て界面X近傍の現像剤3の搬送力が低下し、これにより
界面X近傍での現像剤3の搬送量が減少する。
【0029】一方、合流点Yより現像スリーブ4の回転
方向上流側の現像剤3には、上述の現像剤収容部A内の
ような、現像スリーブ4によって搬送される現像剤3に
対して、その搬送を停止させるような力は作用しないの
で、合流点Yへ搬送されてきた現像剤3と界面Xを搬送
される現像剤3との搬送量のバランスが崩れて現像剤3
の玉突状態が発生し、図3(b)に示すように合流点Y
の位置が上昇して界面Xを含む現像剤3の層厚が増加す
る。また、第1ドクターブレード6を通過した現像剤3
の層厚も徐々に増加し、この増加した現像剤3が、第2
ドクターブレード規制位置G2において、第2ドクター
ブレード7によって掻き落とされる。
【0030】そして、第1ドクターブレード6を通過し
た現像剤3が所定のトナー濃度に達すると、図3(c)
に示すように、第2ドクターブレード7に掻き落とされ
て層状となった増加分の現像剤3がトナー供給開口部2
0を塞ぎ、この状態でトナー3bの取り込みが終了す
る。このとき、現像剤収容部A内ではトナー濃度が高く
なることにより現像剤3の嵩が大きくなり、これにより
現像剤収容部A内の空間が狭くなることによって、現像
剤3が図の矢印b方向に循環移動する移動速度も低下す
る。
【0031】このトナー供給開口部20を塞ぐように形
成された現像剤3の層において、第2ドクターブレード
7に掻き落とされた現像剤3は、図3(c)に矢印cで
示すように、速度1mm/s以上の移動速度で移動して
対向面10bで受けられるが、対向面10bが現像スリ
ーブ4側に向けて角度αで下方に傾斜し、かつ、所定長
さlを有しているため、現像剤3の層の移動による、ト
ナーホッパー8への現像剤3の落下を防止することがで
き、現像剤3の量を常に一定に保つことができるので、
トナー供給を常時一定に自己制御することが可能とな
る。
【0032】さて、上記構成の現像装置2を用いて画像
形成を行う場合、画像濃度ムラのない良好な画像を得る
ためには、上記現像剤収容部A内において現像剤3が充
分撹拌されて良好に帯電された後に感光体ドラム1との
対向部である現像領域に搬送されることが望ましい。そ
して、この現像剤収容部A内での現像剤3の撹拌性を良
好に得るためには、第2ドクターブレード7から現像剤
収容部Aに向かって搬送される現像剤3の搬送力が、現
像剤収容部Aから第1ドクターブレード6を通過して排
出される現像剤3の搬送力に比して強いことが望まし
い。このような状態となれば、現像剤収容部A内に搬送
された現像剤3が第1ドクターブレード6によって容易
にせき止められ、現像剤同士の干渉が生じやすくなっ
て、現像剤3の撹拌が十分に行われるからである。次
に、現像剤3の搬送力の関係を上記のようにするための
構成を説明する。
【0033】本実施形態においては、現像スリーブ4上
の現像剤3に作用する力のうち、特にその影響力が大き
い磁気力Fmを現像スリーブ4内部に設けたマグネット
ローラ5の磁気力F′mによって制御している。ここ
で、磁気力Fmは、図2に示すように、現像スリーブ4
の半径方向磁気力Frと、接線方向磁気力Ftとの合力
であり、その求め方は、現像スリーブ4上の半径方向磁
束密度分布を測定し、代数計算することによって近似的
に得られることが特開平5−249821号公報で示さ
れており、本件においてもこの方法を用いることが可能
である。そして、本実施形態においては、現像スリーブ
4と現像剤3との間の摩擦係数をμとすると、現像スリ
ーブ4上に現像剤3を担持して現像スリーブ4表面の移
動によって搬送する際の現像剤3の搬送力は、上記数4
で表すことができる。ここで、第1ドクターブレード規
制位置G1と第2ドクターブレード規制位置G2とにお
ける現像スリーブ4上の現像剤3に作用する磁気力の関
係が、上記数1となるよう、現像スリーブ4内部のマグ
ネットローラ5が発する磁気力F′mを調整した。但
し、実質的に現像剤搬送力に及ぼす影響が大きいマグネ
ットローラ5の半径方向磁気力F′r、F′rのみ
に注目し、その関係が、上記数3の関係となるようなマ
グネットローラ5を現像スリーブ内部に設けた。
【0034】また、現像スリーブ4上の現像剤3に作用
する力のうち、磁界の向きに関しても、現像スリーブ4
内部に設けたマグネットローラ5によって制御してい
る。具体的には、第1ドクターブレード規制位置G1と
第2ドクターブレード規制位置G2における現像スリー
ブ4上の現像剤3に作用する磁界方向の関係が、上記数
2となるようなマグネットローラ5を設けた。
【0035】(実施例)以下に、具体的な実施例を説明
する。現像スリーブ4は、スリーブ外径φが16mm、内
部のマグネットローラ5には4極で外周に深さ0.5mm
のV溝を形成したものを用いた。そして、本実施例にお
いては、マグネットローラ5の磁気力について、第1ド
クターブレード規制位置G1での半径方向磁気力F′r
とし、第2ドクターブレード規制位置G2での半径方
向磁気力F′rとを種々に変化させたときの、第1及
び第2ドクターブレード規制位置での各半径方向磁気力
F′r、F′rにおける画像濃度ムラの状態を表1
に示した。この表1は、実施例1の第1規制部材対向部
における磁気力を1として他の磁気力の大きさをこれに
対する比で表し、比較例1、比較例2、比較例3とし
て、各値での画像濃度ムラの状態を調べその結果、画像
濃度ムラがないものを○、画像濃度ムラがやや現れたも
のを△、画像濃度ムラがあるものを×として表したもの
である。
【表1】
【0036】表1において、実施例1で、第1ドクター
ブレード規制位置G1での半径方向磁気力F′r
1、第2ドクターブレード規制位置G2での半径方向磁
気力F′rを5として現像を行った。この時、第2ド
クターブレード規制位置G2に対する第1ドクターブレ
ード規制位置G1での現像剤搬送力の比は0.2とな
り、画像濃度ムラのない良好な画像が得られた。また、
比較例1〜3に、第1ドクターブレード規制位置G1で
の半径方向磁気力に比して第2ドクターブレード規制位
置G2での半径方向磁気力を小さくしたもので作像を行
った。この結果、どの比較例でも、濃度ムラが現れてし
まい、良好な画像を得ることはできなかった。
【0037】次に、表2は、表1における実施例1の磁
気力を維持しつつ、第1ドクターブレード規制位置G1
での磁界の角度tan−1|Hr/Ht|と、第2
ドクターブレード規制位置G2での磁界の角度tan
−1|Hr/Ht|を種々に変化させて、それぞれ
実施例1、比較例1、比較例2として、各値での画像濃
度ムラの状態を調べ、その結果を表1同様に○△×で表
したものである。
【表2】 ここで、実施例1及び比較例1は、上記数2の関係を満
たすように、第1ドクターブレード規制位置G1での磁
界の角度と第2ドクターブレード規制位置G2での磁界
の角度を設定したものである。比較例2は、数2の関係
を満たさないよう磁界角度を設定したものである。実施
例1において、第1ドクターブレード規制位置G1での
磁界の角度tan −1|Hr/Ht|を85度、第
2ドクターブレード規制位置G2での磁界の角度tan
−1|Hr/Ht|を2度として現像を行うと、画
像濃度ムラのない良好な画像が得られた。また、比較例
1において、第1ドクターブレード規制位置G1での磁
界の角度tan−1|Hr/Ht|を75度、第2
ドクターブレード規制位置G2での磁界の角度tan
−1|Hr/Ht|を15度として両者の磁界角度
差を小さくして作像を行うと、やや画像濃度むらが現れ
ぎみになった。更に、比較例2において、第1ドクター
ブレード規制位置G1での磁界の角度tan−1|Hr
/Ht|を47度、第2ドクターブレード規制位置
G2での磁界の角度tan−1|Hr/Ht|を6
0度として現像を行うと、画像濃度ムラが現れてしま
い、良好な画像を得ることはできなかった。
【0038】以上表1の結果から、第1ドクターブレー
ド規制位置G1での現像剤搬送力<第2ドクターブレー
ド規制位置G2での現像剤搬送力と、することによっ
て、第1ドクターブレード規制位置G1にある現像スリ
ーブ4上の現像剤3が受ける搬送力に比して、その上流
側の第2ドクターブレード規制位置G2にある現像スリ
ーブ4上の現像剤3が受ける搬送力の方を大きくすると
次のような効果がえられることが分かった。即ち、現像
剤収容部Aに隣接するトナーホッパ8からトナー3bが
積極的に供給された状態で、現像剤収容部A内の現像剤
3の循環移動を活発にでき、現像剤3とトナー3bとの
撹拌を十分に行うことができ、この結果内部の現像剤3
を均一にまた十分に帯電することができる。そして、こ
の現像剤3で現像を行うことで、画像濃度ムラのない良
好な画像を得ることができることが分かる。
【0039】更に、第1及び第2ドクターブレード規制
位置G1、G2での現像剤搬送力の関係が良好な画像を
得る条件を満たした状態にある場合でも、各ドクターブ
レード対向部G1、G2での磁界の角度設定によって、
画像状態が異なることが分かる。即ち、現像スリーブ4
上の現像剤3に作用する磁界の角度の関係を、上記数2
となるようにして、第2ドクターブレード規制位置G2
での磁界の角度を第1ドクターブレード規制位置G1で
の磁界の角度より小さくすると、第1ドクターブレード
規制位置G1での現像剤搬送量<第2ドクターブレード
規制位置G2での現像剤搬送量とすることができ、より
確実に現像剤収容部A内での現像剤3の循環移動が行わ
れるようにすることができる。また特に、上記数2の関
係を満たす磁界角度のうちでも、tan−1|Hr
Ht|=85度、tan−1|Hr/Ht|=2
度とした場合には、画像濃度ムラがない良好な画像が得
られたが、tan−1|Hr/Ht|=75度、t
an−1|Hr/Ht|=15度とした場合には、
やや濃度ムラが生じたことから、特に、表2の実施例1
の関係が好ましいことも分かる。
【0040】
【発明の効果】請求項1及び2の現像装置によれば、現
像剤収容部内の現像剤の循環移動を活発に行わせて、現
像剤を均一に帯電させることができるので、現像剤収容
部内の現像剤の循環移動により画像濃度を調整する現像
装置において、より確実に画像濃度ムラのない良好な画
像を得ることができるという優れた効果がある。
【0041】請求項3の現像装置によれば、新たな磁性
体を設けることなく簡便な構成で、より確実に画像濃度
ムラのない良好な画像を得ることができるという優れた
効果がある。
【0042】請求項4の現像装置によれば、簡便な構成
で、より確実に画像濃度ムラのない良好な画像を得るこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプリンタの主要部概略構成
図。
【図2】現像剤担持体上の現像剤に作用する力を示した
説明図。
【図3】(a)〜(c)は、トナー像形成時における現
像剤の挙動の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 現像装置 3 現像剤 3a 磁性キャリア 3b トナー 4 現像スリーブ 5 マグネットローラ 6 第1ドクターブレード 7 第2ドクターブレード 8 トナーホッパ 11 現像剤収容部材 20 トナー供給開口部 A 現像剤収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沢 秀男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田牧 眞二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 津田 清典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山根 正行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H031 AC08 AC20 AC30 AC34 BA04 DA01 2H077 AD02 AD06 AD13 AD18 DA10 DB25 EA03 FA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に磁界発生手段を有し、トナーと磁性
    キャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する現像
    剤担持体と、 該現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を規
    制する第1の規制部材と、 該第1の規制部材により掻き落とされた現像剤を収容す
    る現像剤収容部と、 該現像剤収容部に隣接し、該現像剤担持体にトナーを供
    給するトナー収容部とを備え、 該現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化により、
    該現像剤と上記トナーとの接触状態を変化させて、該現
    像剤担持体上の現像剤のトナー取り込み状態を変化させ
    る現像装置であって、 該現像剤収容部は、第1の規制部材よりも該現像剤担持
    体上の現像剤の搬送方向上流側に配設された第2の規制
    部材を有し、 該第2の規制部材は、該現像剤担持体上の現像剤のトナ
    ー濃度が上昇し、該現像剤の層厚が増加した場合に該現
    像剤の増加分の通過を規制すべく、上記現像剤担持体と
    の間隙が設定されている現像装置において、 上記現像剤担持体上の現像剤に作用する磁気力の関係
    が、次に示される数1の条件を満たすことを特徴とする
    現像装置。 【数1】μ×Fr+Ft<μ×Fr+Ft 但し、μ:現像剤と現像剤担持体表面との間の摩擦係数 Fr:第1の規制部材に対向する位置での半径方向磁
    気力 Ft:第1の規制部材に対向する位置での接線方向磁
    気力 Fr:第2の規制部材に対向する位置での半径方向磁
    気力 Ft:第2の規制部材に対向する位置での接線方向磁
    気力 半径方向磁気力においては、現像剤担持体に引きつけら
    れる方向を正とする。接線方向磁気力においては、現像
    剤搬送方向を正とする。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 上記現像剤担持体上の現像剤に作用する現像剤担持体半
    径方向と現像剤担持体接線方向の磁界の角度の関係が、
    次に示される数2の条件を満たすことを特徴とする現像
    装置。 【数2】tan−1|Hr/Ht|>tan−1
    Hr/Ht| 但し、Hr:現像剤担持体の第一規制部材に対向する
    位置での半径方向磁界 Ht:現像剤担持体の第一規制部材に対向する位置で
    の接線方向磁界 Hr:現像剤担持体の第二規制部材に対向する位置で
    の半径方向磁界 Ht:現像剤担持体の第二規制部材に対向する位置で
    の接線方向磁界
  3. 【請求項3】請求項1の現像装置において、 上記現像剤担持体の磁界発生手段が上記現像剤に及ぼす
    半径方向磁気力の関係が、次に示される数3の条件を満
    たすことを特徴とする現像装置。 【数3】F′r<F′r 但し、F′r:第1の規制部材に対向する位置での現
    像剤担持体の磁界発生手段が現像剤に及ぼす半径方向磁
    気力。 F′r:第2の規制部材に対向する位置での現像剤担
    持体の磁界発生手段が現像剤に及ぼす半径方向磁気力。
  4. 【請求項4】請求項2の現像装置において、 上記現像剤担持体の磁界発生手段の磁気力により、上記
    数2の関係を満足させることを特徴とする現像装置。
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