JP2000226887A - トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体 - Google Patents

トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体

Info

Publication number
JP2000226887A
JP2000226887A JP11030098A JP3009899A JP2000226887A JP 2000226887 A JP2000226887 A JP 2000226887A JP 11030098 A JP11030098 A JP 11030098A JP 3009899 A JP3009899 A JP 3009899A JP 2000226887 A JP2000226887 A JP 2000226887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
frame
frame structure
truss
frame members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP11030098A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshige Kawamura
知重 川村
Kiyobumi Tanaka
清文 田中
Hiromi Yamada
ひろみ 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP11030098A priority Critical patent/JP2000226887A/ja
Publication of JP2000226887A publication Critical patent/JP2000226887A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単でフレーム部材のハブ周方向の変
形およびハブの回転を防止し、骨組構造体の面内方向の
強度を増大させる。 【解決手段】 円柱状ハブ32の外周面に連結溝11に
連通するV字状の溝33を有する回転防止部34を一体
に突設する。連結溝11とV字状の溝33にフレーム部
材5の接続端部9とテーパ部5Aを嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム部材とジ
ョイントとからなる構造材によって構築される骨組構造
体に関し、特に四角形メッシュのシングルレイヤー式骨
組構造体に適用して好適なトラス用ハブおよび骨組構造
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構造物の骨組構造体としては、三角形ま
たは四角形のメッシュを基調としたトラス状骨組構造体
が最も一般的である。このトラス状骨組構造体は、美麗
で高い採光性と広い無柱空間が得られるなどの優れた特
長を有していることから、野外コンサートホール、ガソ
リンスタンド、プール、展示場等の屋根、ビルの側面外
壁、植物園用ドーム、寺院ドーム等の構造物に広く採用
されている。このような構造物のトラス状骨組構造体
は、その構造材であるフレーム部材をジョイントによっ
て接続することにより構築される。
【0003】トラス状骨組構造体における構造材の節点
部のジョイント方式としては、 ボールジョイント方式 円柱状、四角柱状、三角柱状等の柱状ジョイント方式 の2方式がある。このうち、後者の柱状ジョイント方式
は、組立てにおいてボルトや溶接による接合を全く必要
としないため組立作業が簡単で、高い継手効率が得られ
るという優れた特長を有している。具体的にはハブと呼
ばれる柱状ジョイント(柱状ハブ)に連結溝を形成して
おき、これと、押し潰しによって形成した接続端部をそ
の両端に有するフレーム部材とを使用し、フレーム部材
の接続端部とハブの連結溝を利用して両者を互いに嵌合
して結合するものである(例:特開平7−102633
号公報等)。
【0004】トラス状骨組構造体の様式としては、ドー
ム型、モスク型、ピラミッド型、フラットストラクチャ
型、バレルヴォールト型等の各種の形状を呈するものが
あるが、それらが独立した構築物とされる場合および構
築物の一部の構造部分として併設され構造物とされる場
合なども含まれる。
【0005】図4は公知のものではないがシングルレイ
ヤー方式のバレルヴォールト型トラス状骨組構造体の有
効な構造として考えられている従来例を示す概略斜視図
および平面図、図5は同構造体の平面図、図6(A)、
(B)、(C)、(D)はフレーム部材の正面図、平面
図、側面図および要部の拡大平面図、図7は円柱状ハブ
の斜視図、図8は節点部の分解斜視図である。これらの
図において、シングルレイヤー式のバレルヴォールト型
トラス状骨組構造体(以下、単に骨組構造体ともいう)
1は、所望の疑似曲線によって上方に向かって凸曲面と
なるように湾曲した形状に形成されたシングルレイヤー
2と、このシングルレイヤー2の下方に束部材4を介し
て張設された複数本の張弦部材3等で構成されている。
【0006】前記シングルレイヤー2は、互いに交差す
るように格子状に配列されることにより四角形メッシュ
Mを形成する多数のフレーム部材5と、これらのフレー
ム部材5の端部を連結する多数の円柱状ハブ6と、フレ
ーム部材5に対して45°傾斜して張設され前記円柱状
ハブ6の上面に固定された複数本の緊張部材7等によっ
て形成されている。また、シングルレイヤー2は、スパ
ンL方向の一側がわの最下部に位置するハブ6Aが台座
構造物8の上面に設けた適宜な支承構造(図示せず)に
よってスパンL方向と平行な垂直面内において回動自在
に支承され、他側がわに位置するハブ6Bが台座構造物
8上に設けた適宜な支承構造によってスパンL方向に移
動自在にかつスパンL方向と平行な垂直面内において回
動自在に支承されている。
【0007】図6において、前記フレーム部材5は、通
常アルミニウム合金、ステンレス等のパイプを用い、そ
の両端にテーパ部5Aが設けられ、さらにテーパ部5A
の先端に円柱状ハブ6に接続される接続端部9が形成さ
れている。接続端部9は扁平に形成されて両面に複数個
のディンプル(凸部と凹部)からなる係止部10が形成
されている。この係止部10は、前記接続端部9が円柱
状ハブ6の連結溝11に嵌合されたとき、連結溝11の
壁面に形成した凸部と凹部からなる係合部12に係合す
ることで、フレーム部材5の軸線方向に加わる荷重をハ
ブ6に伝える。
【0008】さらに、一般的にはフレーム部材5には、
ドーム型のトラス状骨組構造体を構築する場合、ハブ6
の連結溝11間の割り角度θ以外にその配設位置に応じ
て3つの角度、すなわちコイン角α、ベンド角β、ツイ
スト角γが付与され、これによって任意の球面度を有す
るドームの構築を可能にしている。コイン角αは接続端
部9のフレーム部材5の軸線方向に対する切断角度、ベ
ンド角βはフレーム部材5の軸線と接続端部9の軸線と
のなす角度、ツイスト角γはフレーム部材5を介して隣
合い高さおよびハブ軸方向の曲率中心位置が異なるハブ
6間の連結溝11を連結するフレーム部材5における接
続端部9間のなす角度である。なお、四角形メッシュM
のシングルレイヤー式バレルヴォールト型骨組構造体1
においては、フレーム部材5を互いに直交させて接続し
ていることから、割り角度θが90°に、接続端部9の
コイン角αが約75°〜90°に、ベンド角βおよびツ
イスト角γが0°にそれぞれ角度付けされている。
【0009】図7および図8において、前記円柱状ハブ
6は、通常アルミニウム合金、ステンレス等によって円
柱状に形成され、中心にボルト挿通孔13を有してい
る。また、ハブ6の外周面には、溝壁面に前記係合部1
2を有する4個の連結溝11が周方向に等間隔をおいて
形成され、これらの連結溝11に前記フレーム部材5の
接続端部9が軸線方向から嵌合されることによりトラス
節点を形成している。また、円柱状ハブ6の上面側に
は、前記緊張部材7の中間部または端部が固定され、さ
らにスパンL方向の中央に位置する5個のハブ6C(図
5)の下面側には前記束部材4の上端が接続されてい
る。
【0010】前記束部材4は、適宜な外径を有するアル
ミニウム合金、ステンレス等の中実ロッドからなり、下
端が骨組構造体1より下方に延在して結合具14を有
し、この結合具14に張弦部材3が結合されている。
【0011】前記張弦部材3はステンレス等のケーブル
からなり、各束部材4に対応してかつ骨組構造体1のス
パンL方向と平行になるように5本張設され、一端が前
記骨組構造体1の前記一側がわ節点部の支承構造に連結
され、他端が前記他側がわ節点部の支承構造にそれぞれ
連結されている。そして、張弦部材3の途中には、緊張
装置としてのターンバックル15が取付けられ、これに
よって所定の緊張力が付与されている。
【0012】このように、束部材4を垂設してその下端
を骨組構造体1より下方に延在させ、張弦部材3をその
中央が両端より下方に位置するようにV字状に折り曲げ
て緊張すると、張弦部材3は所定の張力が付与されるの
で束部材4を介して骨組構造体1を押し上げるように作
用する。この結果、骨組構造体1に加わる荷重Pによる
下方への変形を抑制することができ、強度を増大させる
ことができる。
【0013】前記緊張部材7はシングルレイヤー2の面
内方向の強度を増大させるために用いられるもので、ス
テンレス等のケーブルからなり、前記柱状ハブ6の上面
にボルト17によって固定される上下2個の緊張部材用
ブラケット18,18によって挟持されることにより、
所定の張力が付与された状態で固定される。緊張部材用
ブラケット18の挟持面には、2条の溝19が全幅にわ
たって平行に形成されており、これらの溝19に前記緊
張部材7が係入される。なお、図8においては、緊張部
材7を2本用いた例を示したが、これに限らず1本また
は2本以上であってもよい。20はワッシャである。
【0014】このような骨組構造体1の接合構造におい
ては、フレーム部材5の端部に偏平状に押し潰された接
続端部9を設けているので、連結部材の部品点数が削減
できるとともに、ハブ6の軸線方向(トラス面外方向)
の負荷に対しては耐力が高く、シングルレイヤー方式の
骨組構造体の構築が可能で、骨組構造体を簡略化するこ
とができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の骨組構
造体1の接合構造において、フレーム部材5の接続端部
9はトラス面外方向に長い偏平状に形成されていること
から、ハブ6の軸線方向の荷重Pに対しては強度的に何
等問題ないが、トラス面内方向(ハブの周方向)の荷重
およびハブ6の軸線回りのモーメントに対しては相対的
に弱い構造となっている。そのため、積雪、地震等でフ
レーム部材5に軸線方向の圧縮または引張荷重が不均一
に加わった場合、接続端部9がトラス面内において変形
して折れ曲がり、部分的に破壊したり、ハブ6が回転
し、骨組構造体1全体が破壊するおそれがある。
【0016】そのため、大きな構造物を構築するために
は、緊張部材7を張設したり、厚肉パイプからなるフレ
ーム部材を使用したり、フレーム部材5の長さを短くし
たり、あるいは上記した特開平7−102633号公報
に開示されているように補強板によって接続端部9の厚
みを増大させるなど種々の対策を講じている。
【0017】しかしながら、緊張部材7を用いると、緊
張部材7の張設作業が必要となり、組立に時間を要する
ばかりか、ブラケット18を必要とするため、部品点数
も増加し、骨組構造体1自体の重量が増大するという問
題があった。厚肉パイプからなるフレーム部材5を使用
する場合は、同じく骨組構造体1自体の重量が増加し、
フレーム部材5を短くすると、フレーム部材5およびハ
ブ6の数が増加するため組立作業に時間を要する。ま
た、補強板を用いて接続端部9の厚みを増大させると、
ハブ6の連結溝11の溝幅を大きくしなければならない
ため、ハブ6の外径も比例して大きくなり、ハブ6が大
型重量化するという不具合があった。
【0018】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、比較
的簡単な構造でフレーム部材のハブ周方向の変形および
ハブの回転を規制することにより、骨組構造体の強度を
増大させることができるようにしたトラス用ハブおよび
それを用いた骨組構造体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、円柱状に形成され外周面に複数個の連
結溝が形成された複数個のハブと、前記各連結溝に端部
がそれぞれ嵌合された複数本のフレーム部材によって構
築される骨組構造体のトラス用ハブにおいて、前記ハブ
の外周面に前記各連結溝に連通するV字状の溝を有する
回転防止部を一体に突設したことを特徴とする。
【0020】第2の発明は、上記第1の発明において、
連結溝が互いに直交するように周方向に略等間隔をおい
て4個形成されていることを特徴とする。
【0021】第3の発明は、外周面に複数個の連結溝が
形成された複数個の円柱状ハブと、前記各連結溝に端部
がそれぞれ嵌合された複数本のフレーム部材によって構
築される骨組構造体において、前記円柱状ハブの外周面
に前記各連結溝に連通するV字状の溝を有する回転防止
部を一体に突設し、前記V字状の溝に前記フレーム部材
の端部側に設けたテーパ部を嵌合したことを特徴とす
る。
【0022】第4の発明は、上記第3の発明において、
円柱状ハブの連結溝が互いに直交するように周方向に略
等間隔をおいて4個形成され、骨組構造体が四角形メッ
シュを有するシングルレイヤー式のバレルヴォールト型
骨組構造体であることを特徴とする。
【0023】第1〜第4の発明において、V字状の溝に
フレーム部材のテーパ部が嵌合しているので、フレーム
部材に圧縮または引張り荷重が加わったとき、フレーム
部材の面内方向の変形、破壊および円柱状ハブの回転が
抑制され、骨組構造体の面内方向の強度が増大する。ま
た、回転防止部は円柱状ハブに一体に設けられているの
で、他の部品を必要としない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明をシング
ルレイヤー方式のバレルヴォールト型トラス状骨組構造
体に適用した一実施の形態を示す概略斜視図、図2は同
構造体の平面図、図3は回転防止部を突設した円柱状ハ
ブの平面図である。これらの図において、シングルレイ
ヤー式のバレルヴォールト型トラス状骨組構造体(以
下、単に骨組構造体ともいう)30は、所望の疑似曲線
によって上方に向かって凸曲面となるように湾曲した形
状に形成されたシングルレイヤー31と、このシングル
レイヤー31の下方に束部材4を介して張設された複数
本の張弦部材3等で構成されている。
【0025】前記シングルレイヤー31は、互いに交差
するように格子状に配列されることにより四角形メッシ
ュMを形成する多数のフレーム部材5と、これらのフレ
ーム部材5の端部を連結する多数の円柱状ハブ32によ
って形成されており、図4に示した緊張部材7を備えて
いないか少なくした点および柱状ハブ32の構造が従来
のハブ6と異なり、その他の構成は全く同一である。
【0026】前記円柱状ハブ32は、通常アルミニウム
合金JIS A6082−T6、ステンレス材のSCS
11やSCS13の押出形材または鋳造品によって筒状
に形成され、中心にボルト17(図8参照)が挿通され
る挿通孔13を有している。また、円柱状ハブ32の外
周面には、溝壁面に凹凸からなる係合部12を有する連
結溝11が周方向に等間隔をおいて4つ形成されるとと
もに、前記各連結溝11に連通するV字状の溝33を有
する回転防止部34が一体に突設されている。V字状の
溝33は、フレーム部材5のテーパ部5Aの角度と略同
一角度で、連結溝11に向かって幅が漸次減少するよう
に形成されている。これらの連結溝11およびV字状の
溝33に前記フレーム部材5の接続端部9とテーパ部5
Aをハブ32の軸線方向から圧入することによりフレー
ム部材5が互いに接続され、トラス節点が形成される。
【0027】このように円柱状ハブ32の外周にV字状
の溝33を有する回転防止部34を一体に突設し、V字
状の溝33にフレーム部材5のテーパ部5Aを嵌合する
と、フレーム部材5が圧縮または引張り荷重を受けても
接続端部9が折れ曲がることなく、フレーム部材5の変
形、破壊および円柱状ハブ32の回転を未然に防止する
ことができる。したがって、骨組構造体30の面内方向
の強度を増大させることができる。また、フレーム部材
5の変形、破壊および円柱状ハブ32の回転を防止する
ことができれば、図8に示した緊張部材7およびこれを
固定するブラケット18を必要としないか減少させるこ
とができるので、部品点数を削減でき、組立作業性を向
上させることができるとともに、骨組構造体30自体を
軽量化することができる。さらに、回転防止部34を備
えた円柱状ハブ32は押出形材によって製作することが
できるので、ハブ32の製作も容易である。
【0028】なお、上記した実施の形態においては、シ
ングルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体に
適用した例を示したが、本発明はこれに何等特定される
ものではなく、ダブルレイヤー方式のフラットストラク
チャー型骨組構造体や、ダブルレイヤー方式のバレルヴ
ォールト型骨組構造体にも適用することができる。ま
た、メッシュが四角形以外の多角形であっても同様に適
用することができる。フレーム部材5にベンド角βが角
度付けされる場合には、その角度に合わせて回転防止部
34を突設すればよい。角度付けされない場合には、ハ
ブ32の種類を1種類とすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るトラス
用ハブおよびそれを用いた骨組構造体によれば、節点部
の強度が増大し、ハブの回転、フレーム部材の変形、破
壊等を確実に防止することができる。また、部品点数の
削減および骨組構造体の軽量化が可能で、特にフレーム
部材にベンド角を角度付けする必要がない骨組構造体に
適用して好適である。例えば、シングルレイヤー方式の
バレルヴォールト型骨組構造体に適用すると、面内補強
用の緊張部材を用いなくても十分な面内方向の強度を得
ることができ、部品点数、組立工数の削減および軽量化
を達成することができる。また、回転防止部をハブと一
体に製作することができるので、ハブの製作も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をシングルレイヤー方式のバレルヴォ
ールト型トラス状骨組構造体に適用した一実施の形態を
示す概略斜視図である。
【図2】 同構造体の平面図である。
【図3】 回転防止部を突設した円柱状ハブの平面図で
ある。
【図4】 シングルレイヤー方式のバレルヴォールト型
トラス状骨組構造体の従来例を示す概略斜視図である。
【図5】 同構造体の平面図である。
【図6】 (A)、(B)、(C)、(D)はフレーム
部材の正面図、平面図、側面図および要部の拡大平面図
である。
【図7】 円柱状ハブの斜視図である。
【図8】 節点部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…骨組構造体、2…シングルレイヤー、3…張弦部
材、4…束部材、5…フレーム部材、5A…テーパ部、
6…円柱状ハブ、7…緊張部材、9…接続端部、11…
連結溝、32…回転防止式円柱状ハブ、33…V字状の
溝、34…回転防止部。
フロントページの続き (72)発明者 山田 ひろみ 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 Fターム(参考) 2E125 AA10 AA33 AA35 AB17 AC16 AC18 AC19 AC26 AG03 AG23 AG53 AG55 BB09 BB16 BB25 BB29 BB31 BB33 BB37 BC07 BD01 BD02 BE08 BF04 CA05 CA14 CA72 DA03 EA01 EA14 2E163 FA09 FB06 FB09 FB24 FB32 FB42 FB45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状に形成され外周面に複数個の連結
    溝が形成された複数個のハブと、前記各連結溝に端部が
    それぞれ嵌合された複数本のフレーム部材によって構築
    される骨組構造体のトラス用ハブにおいて、 前記ハブの外周面に前記各連結溝に連通するV字状の溝
    を有する回転防止部を一体に突設したことを特徴とする
    トラス用ハブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトラス用ハブにおいて、 連結溝が互いに直交するように周方向に略等間隔をおい
    て4個形成されていることを特徴とするトラス用ハブ。
  3. 【請求項3】 外周面に複数個の連結溝が形成された複
    数個の円柱状ハブと、前記各連結溝に端部がそれぞれ嵌
    合された複数本のフレーム部材によって構築される骨組
    構造体において、 前記円柱状ハブの外周面に前記各連結溝に連通するV字
    状の溝を有する回転防止部を一体に突設し、前記V字状
    の溝に前記フレーム部材の端部側に設けたテーパ部を嵌
    合したことを特徴とする骨組構造体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の骨組構造体において、 円柱状ハブの連結溝が互いに直交するように周方向に略
    等間隔をおいて4個形成され、骨組構造体が四角形メッ
    シュを有するシングルレイヤー式のバレルヴォールト型
    骨組構造体であることを特徴とする骨組構造体。
JP11030098A 1999-02-08 1999-02-08 トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体 Abandoned JP2000226887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11030098A JP2000226887A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11030098A JP2000226887A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000226887A true JP2000226887A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12294313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11030098A Abandoned JP2000226887A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000226887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088913A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Nippon Light Metal Co Ltd 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体
CN109024882A (zh) * 2018-08-02 2018-12-18 中国华电科工集团有限公司 一种毂节点结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088913A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Nippon Light Metal Co Ltd 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体
CN109024882A (zh) * 2018-08-02 2018-12-18 中国华电科工集团有限公司 一种毂节点结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109930746B (zh) 一种装配式竹木梁柱及其连接件、拆装方法和竹木结构节点
US20090145073A1 (en) Architectural Structure, Structural Unit and Method for Constructing the Same
JP2000120165A (ja) 骨組構造体
JP2000297470A (ja) 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体
JP2000226887A (ja) トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体
JP3171226B2 (ja) トラスベース構造物におけるフレーム弦材のジョイント部材体
JP3852202B2 (ja) トラス状骨組構造体
JP2001200586A (ja) 骨組構造体
JP3173559B2 (ja) トラスベース構造物の脚部の固定方法
JPH10219820A (ja) 組立式トラスベース構造体
JPH09111867A (ja) トラス弦材のジョイント部材
JP7177312B2 (ja) ドーム状構造物用骨組みの接合方法
JP2002180538A (ja) トラス用ハブおよびそれを用いた骨組構造体
JPH11336185A (ja) トラス状骨組構造体およびアダプタ
JP3580080B2 (ja) 骨組構造体
RU2777719C1 (ru) Крепление деревянных элементов
JPH10280530A (ja) トラス用ハブおよびそれを用いたトラス構造体
JP3449066B2 (ja) 組立式トラス用ハブ組体およびトラスベースの接合構造
JP2002088913A (ja) 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体
JP3709607B2 (ja) 屋根架構
JP2783387B2 (ja) シェル構造物の成形方法および格子ユニットの連結構造
JP3650890B2 (ja) パネルユニットを用いた立体構造物の構築方法
JP4936777B2 (ja) ドーム状建築物
JP3575200B2 (ja) トラス用フレーム部材およびそれを用いたトラスベース構造体
JPH03137332A (ja) テンションド・ドーム及びその構築工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050614

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20061012