JP2000226559A - 層間剥離性感熱接着シート - Google Patents

層間剥離性感熱接着シート

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JP2000226559A
JP2000226559A JP11029936A JP2993699A JP2000226559A JP 2000226559 A JP2000226559 A JP 2000226559A JP 11029936 A JP11029936 A JP 11029936A JP 2993699 A JP2993699 A JP 2993699A JP 2000226559 A JP2000226559 A JP 2000226559A
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JP11029936A
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Hitoshi Otomo
仁 大友
Masumi Hattori
真澄 服部
Takuji Oikawa
卓慈 及川
Hiroshi Fujii
浩 藤井
Yoichi Fukushima
洋一 福島
Yumiko Muto
由美子 武藤
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Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 層間剥離性感熱接着シートについて、低温か
つ短時間の加熱で用紙に対して強固に熱接着できるよう
にし、易剥離面の接着強度に悪影響を及ぼすことなく用
紙に対して強固に熱接着させるための加熱温度及び加熱
時間の調整を容易にする。 【解決手段】 層間剥離性感熱接着シートにおいて、易
剥離面を構成していない感熱接着剤層2を、メタロセン
触媒による線状低密度ポリエチレンに脂環族飽和炭化水
素樹脂を添加したメタロセンポリエチレン系感熱接着剤
で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離が可能である
と共に一旦剥離させると再接着させにくい状態で二枚の
用紙を熱接着するための層間剥離性感熱接着シートに関
するもので、例えば、熱接着された二つ折の用紙を剥離
させて広げることで通信内容を読めるようにした親展葉
書の情報面同士の熱接着に使用される層間剥離性感熱接
着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、層間剥離性感熱接着シートとして
は、表裏両感熱接着剤層の間に、一方の感熱接着剤層側
に剥離層である熱可塑性樹脂層を介在させて基材層を挟
んだ四層構造をなし、剥離層と基材層との界面が易剥離
面を構成したもので、感熱接着剤層としてエチレン−酢
酸ビニル共重合体系感熱接着剤を用いたものが知られて
いる(実公平5−12270号公報、特開平5−775
91号公報)。
【0003】一方、表裏両感熱接着剤層の間に基材層を
挟んだ三層構造をなし、基材層と一方の感熱接着剤層と
の界面が易剥離面を構成しているものも知られている
(特許第2657220号公報)。また、この三層構造
の層間剥離性感熱接着シートにおいては、易剥離面を構
成していない感熱接着剤層を、酢酸ビニル−オレフィン
共重合体や低密度ポリオレフィンに自己乳化型ポリオレ
フィンを混合した感熱接着剤(以下「ポリオレフィン系
感熱接着剤」という)として構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、四層構造の
層間剥離性感熱接着シートにおける両感熱接着剤層は易
剥離面を構成していないので、特に剥離性を考慮する必
要はなく、強固な接着力が得られるものが好ましいが、
これと同時に、基材層と剥離層間に設けられた易剥離面
の接着強度に悪影響を及ぼさない加熱温度及び加熱時間
で用紙に対して強固に熱接着されるものであることが要
求される。また、三層構造の層間剥離性感熱接着シート
においては、易剥離面を構成している一方の感熱接着剤
層が、基材層に対する剥離性と用紙に対する強固な熱接
着性という、相反する機能を満たす特殊なもので、用紙
への熱接着時の加熱温度や加熱時間の影響を受けやすい
ことから、易剥離面を構成していない他方の感熱接着剤
層には、できるだけ低温かつ短時間の加熱で熱接着でき
るものであることが要求される。
【0005】しかしながら、従来感熱接着剤層として用
いられているエチレン−酢酸ビニル共重合体系感熱接着
剤やポリオレフィン系感熱接着剤は、必ずしも上記要求
を十分満たすものではなく、易剥離面の接着強度に悪影
響を及ぼすことなく用紙に対して強固に熱接着させるた
めの加熱温度及び加熱時間の調整に手間がかかる等の問
題を有する。
【0006】本発明は、層間剥離性感熱接着シートにつ
いて、低温かつ短時間の加熱で用紙に対して強固に熱接
着できるようにし、易剥離面の接着強度に悪影響を及ぼ
すことなく用紙に対して強固に熱接着させるための加熱
温度及び加熱時間の調整を容易にすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、両
表面が感熱接着剤層となった3層以上の積層構造を有
し、層間界面のいずれか1つが易剥離面を構成している
層間剥離性感熱接着シートにおいて、易剥離面を構成し
ていない感熱接着剤層が、メタロセン触媒による線状低
密度ポリエチレンを70重量%以上含む線状低密度ポリ
エチレン100重量部に対して脂環族飽和炭化水素樹脂
を5〜20重量部添加したメタロセンポリエチレン系感
熱接着剤で構成されていることを特徴とする層間剥離性
感熱接着シートとしているものである。
【0008】上記本発明は、両感熱接着剤層の間に、一
方の感熱接着剤層側に剥離層を介在させて基材層を挟ん
だ四層構造をなし、剥離層と基材層との界面が易剥離面
を構成している層間剥離性感熱接着シートであって、少
なくとも一方の感熱接着剤層をメタロセンポリエチレン
系感熱接着剤で構成すること、両感熱接着剤層の間に基
材層を挟んだ三層構造をなし、基材層と一方の感熱接着
剤層との界面が易剥離面を構成している層間剥離性感熱
接着シートであって、易剥離面を構成していない感熱接
着剤層をメタロセンポリエチレン系感熱接着剤で構成す
ること、メタロセンポリエチレン系感熱接着剤で構成さ
れた他方の感熱接着剤層側の基材層表面をコロナ放電処
理面とすること、基材層が極性を有しない樹脂層で、脂
環族飽和炭化水素樹脂が極性を有すること、基材層がポ
リプロピレン、剥離面を構成している一方の感熱接着剤
層がアクリルエマルジョン系感熱接着剤であること、メ
タロセンポリエチレン系感熱接着剤が、メタロセン触媒
による線状低密度ポリエチレンを70重量%以上含む線
状低密度ポリエチレン100重量部に対して脂環族飽和
炭化水素樹脂を10〜15重量部を添加したものである
こと、を好ましい態様として含むものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る層間剥離性感熱接着
シートの一例を図1に、他の例を図2に示す。図中1は
基材層、2,3は感熱接着剤層(2は易剥離面を構成し
ていない感熱接着樹脂層、3は易剥離面を構成している
感熱接着樹脂層)、4は剥離層である。なお、本発明に
おいて、易剥離面を構成していない感熱接着剤層2と
は、隣接する他の層との界面に易剥離面を構成していな
いもの、易剥離面を構成している感熱接着剤層3とは、
隣接する他の層との間の界面に易剥離面を構成している
ものをいう。また、易剥離面とは、他の層間界面に比し
て接着力が弱く、当該層間を介して層間剥離させること
ができる層間界面をいう。
【0010】図1に示される層間剥離性感熱接着シート
は、表裏両感熱接着剤層2,2の間に、一方の感熱接着
剤層2側に剥離層4を介在させて基材層1を挟んだ四層
構造のものとなっている。また、図2に示される層間剥
離性感熱接着シートは、両感熱接着剤層2,3の間に基
材層1を挟んだ三層構造をなし、基材層1と一方の感熱
接着剤層3との界面が易剥離面を構成しているものとな
っている。
【0011】本発明に係る層間剥離性感熱接着シートの
基材層1は、透明な合成樹脂フィルムで構成されている
もので、後述するように極性を有しない透明な合成樹脂
フィルムが好ましく、具体的には、透明性、本発明にお
ける感熱接着剤層2との接着性、感熱接着剤層3の選択
のしやすさ等の点から、ポリプロピレンフィルムが好ま
しい。また、基材層1を構成する合成樹脂フィルムは、
通常、本層間剥離性感熱接着シートに適度な腰の強さを
付与して取り扱い性を向上させるために、二軸延伸フィ
ルムであることが好ましい。基材層1の厚みは、薄過ぎ
ると後述する感熱接着剤層2の押し出しラミネート時に
収縮変形しやすく、過剰に厚過ぎると材料コストがかさ
むことから、15〜25μmであることが好ましい。
【0012】本発明において、易剥離面を構成していな
い感熱接着剤層2は、メタロセン触媒による線状低密度
ポリエチレンを70重量%以上含む線状低密度ポリエチ
レンに脂環族飽和炭化水素樹脂を添加したメタロセンポ
リエチレン系感熱接着剤の押し出しラミネート層として
構成されている。このメタロセンポリエチレン系感熱接
着剤は、従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体系感熱接
着剤やポリオレフィン系感熱接着剤に比して少ない粘着
付与剤の添加で強固な熱接着力が得られることから、押
し出しラミネート時の取り扱い性がよく、高速ラミネー
トが可能で、薄い押し出し層とすることも容易となる。
更に、従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体系感熱接着
剤やポリオレフィン系感熱接着剤に比して低い加熱温度
もしくは短い加熱時間で強固な熱接着力が得られるもの
である。
【0013】上記メタロセンポリエチレン系感熱接着剤
における脂環族飽和炭化水素樹脂は粘着付与剤として機
能するもので、具体的にはC9 系石油樹脂に水素添加を
施した水添C9 系石油樹脂を挙げることができる。ま
た、後述する極性を有する脂環族飽和炭化水素樹脂とし
ては、水素添加量をコントロールすることで芳香環を一
部残して極性を持たせた水添C9 系石油樹脂を挙げるこ
とができる。
【0014】上記メタロセンポリエチレン系感熱接着剤
における線状低密度ポリエチレンは、メタロセン触媒に
よる線状低密度ポリエチレンを70重量%以上含んでい
ることが必要である。このメタロセン触媒による線状低
密度ポリエチレンとは、従来のポリオレフィン系感熱接
着剤に用いられている、一般的なTi系触媒(マルチサ
イト触媒)を用いて重合した線状低密度ポリエチレンと
は相違して、メタロセン触媒(シングルサイト触媒)を
用いて重合した密度0.89〜0.910の線状低密度
ポリエチレンで、Ti系触媒による線状低密度ポリエチ
レンに比して、分子量分布が狭く、低温熱接着性と熱接
着強度に優れているという特徴を有する。使用する線状
低密度ポリエチレンが、メタロセン触媒による線状低密
度ポリエチレンの含有量が少ないものの場合、低温熱接
着性と熱接着強度が得にくくなる。
【0015】上記線状低密度ポリエチレンへの脂環族飽
和炭化水素樹脂の添加量は、上記線状低密度ポリエチレ
ン100重量部に対して5〜20重量部であることが必
要で、好ましくは10〜15重量部である。脂環族飽和
炭化水素樹脂の添加量が少な過ぎると、基材層1に対す
る固着力や用紙に対する熱接着力が低下しやすく、添加
量が多過ぎると、粘性が増して、押し出しラミネート時
の取り扱い性が悪くなると共に、感熱接着剤層2を薄い
押し出し層として形成しにくくなる。感熱接着剤層2の
厚みは、材料の無駄を防止すると共に、用紙への強固な
熱接着力を得る上で、10〜20μmであることが好ま
しい。
【0016】上述のメタロセンポリエチレン系感熱接着
剤で構成された感熱接着剤層2が積層される基材層1の
表面は、基材層1と感熱接着剤層2間の強固な接着状態
を得やすくするために、コロナ放電処理面となっている
ことが好ましい。
【0017】本発明においては、特に極性を有しない樹
脂層である基材層1(例えばポリプロピレンフィルム)
と、極性を有する脂環族飽和炭化水素樹脂を添加したメ
タロセンポリエチレン系感熱接着剤による感熱接着剤層
2との組み合わせが最も好ましい。このような組み合わ
せとした場合、基材層1上へのメタロセンポリエチレン
系感熱接着剤の押し出しラミネート時に、含有される極
性を有する脂環族飽和炭化水素樹脂が、極性を有しない
基材層1に反発して外表面側に集まりやすく、その結果
として感熱接着剤層2の用紙に対する感熱接着力が向上
し、用紙へ熱接着する時の加熱温度の更なる低下及び加
熱時間の更なる短縮を図ることができる。
【0018】本発明において感熱接着剤層2を構成する
メタロセンポリエチレン系感熱接着剤には、離ロール剤
やブロッキング防止剤等の添加剤を、前記線状低密度ポ
リエチレン100重量部に対して0.5〜5.0重量部
の範囲で添加することができる。
【0019】本発明の層間剥離性感熱接着シートを四層
構造とする場合の剥離層4としては、基材層1に対して
剥離可能な比較的弱い接着力をもって積層可能で、しか
も透明な樹脂を選択して用いれば良い。また、本発明の
層間剥離性感熱接着シートを三層構造とする場合の感熱
接着剤層3としては、基材層1に対して剥離可能な比較
的弱い接着力をもって積層可能で、しかも用紙に対して
できるだけ低温で強固な熱接着力を発揮する透明な樹脂
を選択して用いれば良い。特に基材層1としてポリプロ
ピレンフィルムを用いる場合、基材層1に対する適度な
接着力と、用紙に対する高い熱接着力とが得やすいこと
から、感熱接着剤層3としてはエマルジョン系感熱接着
剤が好ましい。
【0020】
【実施例】実施例1 図2に示されるような三層構造の層間剥離性感熱接着シ
ートを、厚み20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィル
ムを基材層1として、次のようにして作製した。
【0021】まず、基材層1の片面のみにコロナ放電処
理を施した後、コロナ放電処理を施していない基材層1
の他面に下記(A)のエマルジョン系感熱接着剤を塗布
乾燥することで、厚み8μmの感熱接着剤層3を積層形
成した。次いで、基材層1のコロナ放電処理面に、下記
(B)のメタロセンポリエチレン系感熱接着剤を押出温
度250℃で押し出しラミネートし、ラミネート加工性
を評価すると共に、厚み15μmの感熱接着剤層2を積
層形成して、本発明に係る層間剥離性感熱接着シートを
得た。
【0022】(A)エマルジョン系感熱接着剤(感熱接
着剤層3) ・水性ディレードタック型粘着剤(東京インキ製「ヒー
トマジック」):50重量部 ・水分散型ポリエステル(東洋紡製「バイロナールMD
1200」):50重量部
【0023】(B)メタロセンポリエチレン系感熱接着
剤(感熱接着剤層2) ・メタロセン触媒による線状低密度ポリエチレン:10
0重量部 ・極性を有する水添C9 系石油樹脂(荒川化学工業製
「M90」):10重量部 ・シリカ:1重量部
【0024】得られた層間剥離性感熱接着シートを、1
10kg/四六の印刷したコート紙間に挟み込み、表1
に示される温度で長さ1.5mの加熱ゾーンを表1に示
される速度で通して加熱しながらロールで圧着した後冷
却した。
【0025】上記のようにして熱接着した二枚のコート
紙について、感熱接着剤層2とコート紙間の接着性を評
価した。結果を表1に示す。なお、接着性は、23℃、
65%RH、引張速度300mm/分で剥離した場合の
T型剥離強度として測定した。性能評価の評価基準は下
記の通りである。
【0026】ラミネート加工性 ○:良好(高速ラミネート可能) △:やや良好 ×:不良(溶融粘度が不安定で高速ラミネート不可)
【0027】接着性 ○:剥離強度が200g/25mm以上 △:剥離強度が100g/25mm以上200g/25
mm未満 ×:剥離強度が100g/25mm未満
【0028】実施例2〜9 感熱接着剤層2の配合とその押出温度を表1に示す通り
とした以外は実施例1と同様にして得た層間剥離性感熱
接着シートを、110kg/四六の印刷したコート紙間
に挟み込み、表1に示される温度で長さ1.5mの加熱
ゾーンを表1に示される速度で通して加熱しながらロー
ルで圧着した後冷却した。
【0029】上記のようにして熱接着した二枚のコート
紙について、感熱接着剤層2とコート紙間の接着性を実
施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
【0030】比較例1〜9 実施例1における感熱接着剤層2をメタロセンポリエチ
レン系感熱接着剤に代えて表1に示される配合のものと
し、その押出温度を表1に示す通りとした以外は実施例
1と同様にして得た層間剥離性感熱接着シートを、11
0kg/四六の印刷したコート紙間に挟み込み、表1に
示される温度で長さ1.5mの加熱ゾーンを表1に示さ
れる速度で通して加熱しながらロールで圧着した後冷却
した。
【0031】上記のようにして熱接着した二枚のコート
紙について、感熱接着剤層2とコート紙間の接着性を実
施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明の層間剥離性感熱接着シートは、
低温かつ短時間の加熱で用紙に対して強固に熱接着でき
るため、易剥離面の接着強度に悪影響を及ぼすことなく
用紙に対して強固に熱接着させるための加熱温度及び加
熱時間の調整が容易なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る層間剥離性感熱接着シートの一例
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る層間剥離性感熱接着シートの他の
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材層 2 感熱接着剤層(易剥離面を構成していないもの) 3 感熱接着剤層(易剥離面を構成しているもの) 4 剥離層
フロントページの続き (72)発明者 及川 卓慈 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 藤井 浩 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 福島 洋一 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 武藤 由美子 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK01C AK02B AK07C AK41 AK63B AT00C BA03 BA04 BA10A BA10B CB05 CB10A CB10B DG10 EJ38 EJ55B JL08B JL12A JL12B JL14A JL14D JM01A YY00B 4J004 AA07 AB05 CA04 CB03 CC02 CD08 DB01 EA05 FA10 4J040 DA021 DN032 JA09 JB02 LA06 MA11 MB03 NA05 PA42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両表面が感熱接着剤層となった3層以上
    の積層構造を有し、層間界面のいずれか1つが易剥離面
    を構成している層間剥離性感熱接着シートにおいて、易
    剥離面を構成していない感熱接着剤層が、メタロセン触
    媒による線状低密度ポリエチレンを70重量%以上含む
    線状低密度ポリエチレン100重量部に対して脂環族飽
    和炭化水素樹脂を5〜20重量部添加したメタロセンポ
    リエチレン系感熱接着剤で構成されていることを特徴と
    する層間剥離性感熱接着シート。
  2. 【請求項2】 両感熱接着剤層の間に、一方の感熱接着
    剤層側に剥離層を介在させて基材層を挟んだ四層構造を
    なし、剥離層と基材層との界面が易剥離面を構成してい
    る層間剥離性感熱接着シートであって、少なくとも一方
    の感熱接着剤層がメタロセンポリエチレン系感熱接着剤
    で構成されていることを特徴とする請求項1の層間剥離
    性感熱接着シート。
  3. 【請求項3】 両感熱接着剤層の間に基材層を挟んだ三
    層構造をなし、基材層と一方の感熱接着剤層との界面が
    易剥離面を構成している層間剥離性感熱接着シートであ
    って、易剥離面を構成していない感熱接着剤層がメタロ
    センポリエチレン系感熱接着剤で構成されていることを
    特徴とする請求項1の層間剥離性感熱接着シート。
  4. 【請求項4】 メタロセンポリエチレン系感熱接着剤で
    構成された他方の感熱接着剤層側の基材層表面がコロナ
    放電処理面であることを特徴とする請求項3の層間剥離
    性感熱接着シート。
  5. 【請求項5】 基材層が極性を有しない樹脂層で、脂環
    族飽和炭化水素樹脂が極性を有することを特徴とする請
    求項4の層間剥離性感熱接着シート。
  6. 【請求項6】 基材層がポリプロピレン、剥離面を構成
    している一方の感熱接着剤層がエマルジョン系感熱接着
    剤であることを特徴とする請求項5の層間剥離性感熱接
    着シート。
  7. 【請求項7】 メタロセンポリエチレン系感熱接着剤
    が、メタロセン触媒による線状低密度ポリエチレンを7
    0重量%以上含む線状低密度ポリエチレン100重量部
    に対して脂環族飽和炭化水素樹脂を10〜15重量部を
    添加したものであることを特徴とする請求項1〜6いず
    れかの層間剥離性感熱接着シート。
JP11029936A 1999-02-08 1999-02-08 層間剥離性感熱接着シート Withdrawn JP2000226559A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143215A (ja) * 2007-03-22 2009-07-02 Japan Polypropylene Corp 表面保護用フィルム
JP2010023478A (ja) * 2008-06-20 2010-02-04 Japan Polypropylene Corp プロピレン系表面保護用フィルム

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JP2009143215A (ja) * 2007-03-22 2009-07-02 Japan Polypropylene Corp 表面保護用フィルム
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