JP2000226281A - 多機能食器及びその製造方法 - Google Patents

多機能食器及びその製造方法

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JP2000226281A
JP2000226281A JP11029291A JP2929199A JP2000226281A JP 2000226281 A JP2000226281 A JP 2000226281A JP 11029291 A JP11029291 A JP 11029291A JP 2929199 A JP2929199 A JP 2929199A JP 2000226281 A JP2000226281 A JP 2000226281A
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water
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Yoshimitsu Saeki
義光 佐伯
Hidenori Kobayashi
秀紀 小林
Tatsuhiko Kuga
辰彦 久我
Hiroyuki Fujii
寛之 藤井
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食べ物などの油分を含んだ汚れが、水洗、湯
洗浄で容易に表面から洗浄除去でき、さらに抗菌性能、
防臭性能、親水性能を併せ持つ食器を提供する。 【解決手段】 食器の表面は酸化チタンを含んだシリカ
ゲル構造体で被覆される。酸化チタンを含んだシリカゲ
ル構造体の表面は水の接触角が30度以下で水中での油
分の接触角が100度以上になる程度に親水撥油化して
いる。食品に含まれる油分のような疎水性の汚染物質は
親水撥油化された表面には固着しにくい。水洗浄、湯洗
浄により、汚れを容易に洗い落とすことができる。ま
た、酸化チタン用いることで、抗菌性能も付与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭や給食用に
用いられる食器表面における抗菌性、油汚れ除去性防
臭、親水性などの機能向上と多機能食器への機能薄膜の
固定化における低温化、迅速化を可能にする製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガラス、陶磁器などの食器の表層
部において、光触媒を表層部に固定化し、その有機分解
能力で汚れを自然分解することや、表面を平滑にして物
理的に堆積しにくくすることで、汚れを付着しにくくす
る方法がとられていた。 しかし、十分な紫外線が得ら
れない場合や汚れの負荷量が非常に多い場合において、
抗菌力は維持できるが、油性成分を含んだ汚染物質を簡
単な水洗、湯洗、シャワー洗浄などの方法で除去できな
い場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一般
家庭や給食用に用いられる食器表面における抗菌性、油
汚れ除去性などの機能向上と多機能食器への機能薄膜の
固定化における低温化、迅速化を可能にする製造方法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
課題を解決するためになされたものであり、その一実施
態様は、基材と表層部からなり焼成して得られる多機能
食器であって、前記表層部はシリカゲル構造を有し、非
架橋酸素を有する酸化物を含み、前記酸化物は前記表層
部の前記基材と接する部分から最表面にわたり存在して
いることである。シリカゲル構造を有し、非架橋酸素を
有する酸化物が表層部に存在することにより非架橋酸素
部に水分子が吸着し、親水性が向上する。また、上記酸
化物が表層部の基材と接する部分に存在することにより
基材と表層部との密着性が向上する。
【0005】本発明の他の実施態様は、基材と表層部か
らなり焼成して得られる多機能食器であって、pH9以
上の水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面に適用
し、前記多機能食器の表面温度が150〜600℃にな
る温度で焼成することにより表層部が形成されているこ
とである。pH9以上のアルカリ金属濃度の溶液を用い
ることにより、表層部形成の非架橋酸素濃度を一定量に
保つことができる。前記多機能食器をその表面温度が6
00℃以上で焼成すると、表面ないし細孔内のシラノー
ル基(−Si−OH)の水酸基(−OH)がシラノール
基間の脱水により−Si−O−Si−となり架橋が形成
するため非架橋酸素が消滅し、多孔性も失われる。その
結果、多機能食器の表面ないし細孔内十分な親水性が発
現しない。また、150℃〜600℃で焼成された状態
において、存在する表面あるいは、内部の架橋酸素は、
TiO2、SiO2上で容易に空気中の水分や、洗浄時
の水と反応し、非架橋酸素に変化できる可逆性能を有す
るのである。
【0006】従って、600℃以下の焼成では非架橋酸
素を多分に有するシリカゲル構造ができ表層部表面が極
端に水に馴染みやすく光がない状態でも親水性を向上さ
せることができる。さらに、アルカリが存在することお
よび基材表層部を150℃以上にすることにより、基材
との表層部の密着性および表層部の表面硬度が向上す
る。
【0007】本発明の態様においては、多機能食器表面
には凹凸が形成されているようにする。適当な表面粗さ
を持った凹凸膜を形成することで、部材表面での油の拡
散抵抗を増加させ、油の接触角を低下させず、一方、部
材表面の凹凸膜での水の浸透力を増加させ、水の接触角
を低下させる。このため、油性成分を含んだ汚染物質が
表面に付着したあと、水洗、湯洗、シャワー洗浄、水を
含ませたスポンジ拭きなどで洗浄する場合、油と部材表
面の間に水が入り込みやすくなり、除去性が良くなる。
【0008】本発明の態様においては、前記表層部には
SiO2と、Li,Na,K,Rb,Csのいずれか1
種以上のアルカリ金属元素とを含有している。これによ
り、表層部形成の非架橋酸素濃度を一定量に保つことが
できる。前記多機能食器をその表面温度が600℃以上
で焼成すると、表面ないし細孔内のシラノール基(−S
i−OH)の水酸基(−OH)がシラノール基間の脱水
により−Si−O−Si−となり架橋が形成するため非
架橋酸素が消滅し、多孔性も失われる。その結果、多機
能食器の表面ないし細孔内十分な親水性が発現しない。
また、150℃〜600℃(好ましくは200℃〜60
0℃)で焼成された状態において、存在する表面あるい
は、内部の架橋酸素は、TiO2、SiO2上で容易に空
気中の水分や、洗浄時の水と反応し、非架橋酸素に変化
できる可逆性能を有するのである。従って、600℃以
下の焼成では非架橋酸素を多分に有するシリカゲル構造
ができ表層部表面が極端に水に馴染みやすく光がない状
態でも親水性を向上させることができる。さらに、アル
カリが存在することおよび基材表層部を150℃以上に
することにより、基材との表層部の密着性および表層部
の表面硬度が向上する。
【0009】本発明の態様においては、前記表層部には
TiO2,Al23・nH2O,Al(OH)3のいずれ
か1種以上を含有している。TiO2,Al23・nH2
O,Al(OH)3,Al23を含有させることにより
親水性が得られる。
【0010】本発明の態様においては、前記表層部には
25,B23,ZrO2のいずれか1種以上が含有し
ている。P25,B23,ZrO2を含有させることに
より化学的耐久性を向上させることができる。
【0011】本発明の態様においては、多機能食器表面
の水との接触角は油との接触角よりも小さくなってい
る。水との接触角が油との接触角よりも小さくすること
により、油性成分特に食用に用いられるサラダオイルな
どのカルボキシル基を含んだ汚染物質が表面に付着した
あと、水洗、湯洗、シャワー洗浄、水を含ませたスポン
ジ拭きなどで洗浄する場合、油と部材表面の間に水が入
り込みやすくなり、油分が多機能食器表面より離脱しや
すくなり除去性が良くなる。
【0012】本発明の態様においては、多機能食器表面
の水との接触角は30度以下で、水中でのサラダ油との
接触角は100度以上となっている。水との接触角が低
く、水中での油の接触角が大きくすることにより、油性
成分を含んだ汚染物質が表面に付着したあと、水洗、湯
洗、シャワー洗浄する場合、油と部材表面の間に水が入
り込みやすくなり、油分が多機能食器表面より離脱しや
すくなり除去性が良くなる。
【0013】本発明の態様においては、多機能食器表面
のpH7におけるζ電位が負である。ζ電位が負である
ことにより、負の電荷を有することが知られている大腸
菌などの細菌が付着しにくい。更に、負の電荷を有する
蛋白質、油性成分持つ汚れなどが付着しにくくできる。
【0014】本発明の態様においては、前記表層部に光
触媒機能を有する酸化物が含有されており、かつその一
部が露出している。光触媒機能を有する酸化物が含有さ
れており、かつその一部が露出していることにより、抗
菌、防臭、親水機能をさらに付加することができる。
【0015】本発明の態様においては、光触媒機能を有
する酸化物は、アナターゼ型酸化チタンである。これに
より、光触媒活性を大きくすることができる。
【0016】本発明の態様においては、光触媒機能を有
する酸化物は平均粒径100nm以下の粒子であり、か
つ前記表層部に均一に分散している。これにより、比表
面積が向上し、光触媒活性が向上する。
【0017】本発明の態様においては 前記光触媒機能
を有する酸化物に金属を担持している。光触媒機能を有
する酸化物に担持される金属は、光触媒機能が向上する
ことができる。
【0018】本発明の態様においては、前記担持金属
は、Cu,Ag,Ni,Fe,Zn,Pt,Au,R
h,V,Cr,Co,Mn、W、Nb、Sbの群から選
ばれた1種または2種以上含まれるようにする。これに
より光触媒機能を向上させることができる。
【0019】本発明においては、pH9以上の水溶性ア
ルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面に適用する工程、基材
の表面温度が150〜600℃(好ましくは200℃〜
600℃)になる温度で焼成する工程を含む多機能食器
の製造方法を提供する。pH9以上のアルカリ金属濃度
の溶液を用いることにより、表層部形成の非架橋酸素濃
度を一定量に保つことができる。前記多機能食器をその
表面温度が600℃以上で焼成すると、表面ないし細孔
内のシラノール基(−Si−OH)の水酸基(−OH)
がシラノール基間の脱水により−Si−O−Si−とな
り架橋が形成するため非架橋酸素が消滅し、多孔性も失
われる。その結果、多機能食器の表面ないし細孔内十分
な親水性が発現しない。また、150℃〜600℃(好
ましくは200℃〜600℃)で焼成された状態におい
て、存在する表面あるいは、内部の架橋酸素は、TiO
2、SiO2上で容易に空気中の水分や、洗浄時の水と
反応し、非架橋酸素に変化できる可逆性能を有するので
ある。従って、600℃以下の焼成では非架橋酸素を多
分に有するシリカゲル構造ができ表層部表面が極端に水
に馴染みやすく光がない状態でも親水性を向上させるこ
とができる。さらに、アルカリが存在することおよび基
材表層部を150℃以上にすることにより、基材と表層
部の密着性および表層部の表面硬度が向上する。
【0020】本発明の製法においては、前記水溶性アル
カリ金属珪酸塩溶液にAl23・nH2O、Al(O
H)3、Al23、有機アルミニウム、アルミニウム
塩、P25,B23,ZrO2の群から選ばれた1種ま
たは2種以上含む。これにより親水性を向上させること
ができる。
【0021】本発明の製法においては、前記水溶性アル
カリ金属珪酸塩溶液にはTiO2が含む。これにより、
光励起によって親水性を向上させることができる。
【0022】本発明の製法においては、前記水溶性アル
カリ金属珪酸塩溶液に含まれるAl 23・nH2O、A
l(OH)3、Al23、有機アルミニウム、アルミニ
ウム塩、P25,B23,ZrO2の群から選ばれた1
種または2種以上の物質はアルカリ性イオンで安定化さ
れている。これにより、分散液中での酸化物が凝集する
ことなく、均一に分散することができる。
【0023】本発明の態様においては、前記水溶性アル
カリ金属珪酸塩溶液に含まれるTiO2は平均粒径が1
00nm以下の粒子である。これにより、多機能食器表
面の比表面積を増加させ、光触媒としての機能を向上さ
せることができる。
【0024】本発明の態様においては、前記水溶性アル
カリ金属珪酸塩溶液に含まれるTiO2にCu,Ag,
Ni,Fe,Zn,Pt,Au,Rh,V,Cr,C
o,Mnなどからなる金属がドーピングおよび光還元の
いずれかまたはその組み合わせにより担持されている。
これにより、光触媒機能を向上させることができる。な
お、光触媒へ金属を担持する方法として、ドーピングお
よび光還元のどちらか一方またはその組み合わせを用い
るができる。
【0025】本発明の製法においては、以下に限定する
ものではないが、前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を
基材表面にコーティングした後に、基材の表面温度と雰
囲気温度とが略等しい温度である、雰囲気温度150〜
600℃(好ましくは200〜600℃)になる温度で
1〜60分間に加熱することにより固定化する。この製
造方法を用いて、多機能食器の表面温度を600℃以下
にすることにより、非架橋酸素を多分に有するシリカゲ
ル構造ができ表層部表面が極端に水に馴染みやすく光が
ない状態でも親水性を向上させることができる。また、
150℃〜600℃(好ましくは200〜600℃)で
焼成された状態において、存在する表面あるいは、内部
の架橋酸素は、TiO2、SiO2上で容易に空気中の水
分や、洗浄時の水と反応し、非架橋酸素に変化できる可
逆性能を有するのである。さらに、アルカリが存在する
ことおよび基材表層部を150℃以上にすることによ
り、基材と表層部の密着性および表層部の表面硬度が向
上する。
【0026】本発明の製法においては、以下に限定する
ものではないが、前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を
基材表面にコーティングした後に、この表面温度が15
0℃以上になるように、表面温度よりも高い雰囲気温度
である、例えば200〜1000℃で5〜60秒間急速
に加熱することにより固定化する。また、150〜60
0℃(好ましくは200〜600℃)で焼成された状態
において、存在する表面あるいは、内部の架橋酸素は、
TiO2、SiO2上で容易に空気中の水分や、洗浄時の
水と反応し、非架橋酸素に変化できる可逆性能を有する
のである。さらに、アルカリが存在することおよび基材
表層部を150℃以上にすることにより、基材と表層部
の密着性および表層部の表面硬度が向上する。この製造
方法を用いることで、多機能食器の表面温度を600℃
以下にすることにより非架橋酸素を多分に有するシリカ
ゲル構造ができ表層部表面が極端に水に馴染みやすく光
がない状態でも親水性を向上させることができる。
【0027】本発明の前記加熱方法において、多機能食
器表面及びまたは裏面に集中して熱量を与える。この製
造方法を用いることで、多機能食器の表面温度を600
℃以下にすることにより非架橋酸素を多分に有するシリ
カゲル構造ができ表層部表面が極端に水に馴染みやすく
光がない状態でも親水性を向上させることができる。ま
た、150℃〜600℃(好ましくは200〜600
℃)で焼成された状態において、存在する表面あるい
は、内部の架橋酸素は、TiO2、SiO2上で容易に空
気中の水分や、洗浄時の水と反応し、非架橋酸素に変化
できる可逆性能を有するのである。さらに、アルカリが
存在することおよび基材表層部を150℃以上(好まし
くは200〜600℃)にすることにより、基材と表層
部の密着性および表層部の表面硬度が向上する。さら
に、基材内部温度を必要以上に上昇させないため、エネ
ルギー損失も少なくなり、熱衝撃による基材の破損も少
なくすることができる。
【0028】本発明においては、前記多機能食器は、抗
菌、油汚れ除去性、防臭、親水性の機能を有することが
できる。
【0029】本発明においては、前記基材は、ガラス製
食器、陶磁器製食器とすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る機
能材の概略を示す断面図である。図2は、本発明の実施
形態に係る機能材表層部の概略を示す拡大断面図であ
る。図3は、本発明の実施形態に係る機能材表層部のシ
リカゲル構造の化学的構造概略を示す拡大図である。
【0031】本発明の機能材の構成は図1に示すとお
り、多機能食器1は、基材2と表層部3により形成され
ている。図1では、基材2には陶磁器素地5に釉4が形
成されている場合を例示している。図2は表層部3の拡
大図であり、シリカゲル構造を示すものである。図3は
シリカゲル構造の化学的構造を示すものである。
【0032】表層部3は上記シリカゲル構造を、釉4と
表層部3との接合部6から最表面7にわたり有してい
る。シリカゲル構造は、図3に示すように非架橋酸素8
が存在している。非架橋酸素8とは、酸化物ガラス構造
において、一方がガラス形成陽イオンと結合し、他の一
方が修飾イオンと静電的に結合している酸素である。焼
成によって生じる可逆的に水と反応できる架橋酸素量
(水と反応後は非架橋酸素8となる)は、焼成前後の機
能層の湿潤熱を測定することで検証する事ができる。す
なわち、焼成前の機能層の湿潤熱よりも、焼成後の湿潤
熱の方が、大きく発熱することから、解離した非架橋酸
素8量を検証できるのである。
【0033】本発明の多機能食器の製造方法において、
焼成は電気炉、ガス炉、マイクロ波加熱炉、高周波加熱
炉、プラズマ加熱炉などを用いて行うことができる。焼
成においては多機能食器の表面温度が重要であり、非接
触表面温度計で実測し、150〜600℃の間で行う。
この時焼成炉内の雰囲気温度は、何℃であっても良い
が、例えば雰囲気温度が850℃などのように高温の場
合は、焼成時間を数十秒の短時間で終了させる必要があ
る。
【0034】本発明に用いられる珪酸アルカリ金属塩溶
液については、一般式M2O・nSiO2(n=1〜1
0)で示される市販の珪酸ソーダ、珪酸カリウム、珪酸
リチウムを用いることができるが、さらに、これらを適
宜混合したものを用いることもできる。
【0035】本発明の多機能食器は、抗菌、油汚れ除去
性、防臭、親水性などの目的で用いることが可能であ
る。
【0036】本発明の多機能食器表面の凹凸は触針式の
表面粗さ計、走査型プローブ顕微鏡などを用いて評価す
ることができるが、原子間力顕微鏡(島津製作所製SP
M−9500)を用いて評価したガラス基板上の多機能
食器表面の中心線表面粗さ(Ra)は、100nm以下
であった。
【0037】本発明で用いられる多機能食器表層部3に
含まれる光触媒機能を有する酸化物10としては、Ti
2(特に結晶型はアナターゼ型が好ましい)を用いた
が、ZnO、V25、WO3、CdS等を用いることで
きる。
【0038】本発明で用いられる多機能食器表層部3に
含まれるTiO2の粒子径は電子顕微鏡による粒子観察
による複数粒子の平均径で100nm以下であった。
【0039】本発明で用いられる多機能食器3に含まれ
る光触媒機能を有する酸化物10に金属を担持する方法
としては、目的の金属種を含む金属塩水溶液を光触媒機
能を有する酸化物10を含むゾルに添加した後、紫外線
エネルギーを照射して金属イオンの光触媒粒子表面への
光還元を利用した。
【0040】(実施例1)珪酸カリウム0.1%、珪酸
リチウム0.1%、アルミナ0.001%が含まれる分
散液を調整する。この分散液を表面温度100℃に加熱
されたガラス製皿の表面上に直接、25g/m2の塗布
量でスプレー噴霧し、電気炉またはRHKにて炉内雰囲
気350℃で30分加熱処理を行い、ガラス製皿上に酸
化物の凹凸を有する多機能膜を形成した。この多機能膜
表面の水の接触角は15度、水中の油の接触角は120
度、表面粗さRaは20nm、pH7におけるζ電位は
マイナス20mVであった。このガラス製皿の表面にサ
ラダ油を線上に垂らし、この線の両側から水を垂らした
ところ、サラダ油が水の表面に浮いたため、簡単にガラ
ス製皿の表面から落とすことができた。
【0041】(比較例1)表面に多機能膜を形成しない
基材においても実施例1同様の評価を行った。この表面
の水の接触角は31度、水中での油の接触角は80度、
表面粗さRaは2nm、pH7におけるζ電位はマイナ
ス2mVであった。実施例1と同様にサラダ油を線上に
垂らし、この線の両側から水を垂らしたところ、この液
がガラス製皿の表面にへばりつき、簡単にガラス製皿の
表面から落とすことがでなかった。
【0042】(実施例2)まず、銅ドーピングされたア
ルカリ分散型酸化チタンゾルにBLBランプを用いて紫
外線を照射し銀イオンを光触媒還元力により金属担持さ
れた酸化チタンを作製する。この酸化チタンゾル0.2
%、珪酸カリウム0.4%を含む分散液を調整する。こ
の分散液を表面温度120℃に加熱された磁器質の洋皿
表面に、25g/m2の塗布量をスプレー噴霧し、炉内
雰囲気850℃で15秒間急速加熱処理を行い、磁器質
の洋皿上に酸化物の凹凸を有する多機能膜を形成した。
この表面の水の接触角は0度、水中での油の接触角は1
10度、pH7におけるζ電位はマイナス30mVであ
った。
【0043】この磁器質の洋皿の表面にサラダ油を線上
に垂らし、この線の両側から水を垂らしたところ、この
液が水の表面に浮いたため、簡単に磁器質の洋皿の表面
から落とすことができた。さらに、この磁器質の洋皿
は、光触媒機能を有し、抗菌性、防臭性などの分解機能
を有するものであった。また、磁器質の洋皿表面上に形
成された薄膜の強度(硬度)は、モース硬度で4以上の
硬い膜となり、耐摩耗性、耐薬品性にすぐれる強固な膜
であった。
【0044】(比較例2)酸化チタンゾルの固形分0.
2%の混合液を、25g/m2の塗布量でスプレー噴霧
し、実施例2と同様の焼成を行った。この磁器質の洋皿
の多機能膜は基材表面から容易に剥離した。
【0045】(比較例3)実施例2で使用した分散液を
実施例2と同様の方法でスプレー噴霧し、RHKにて炉
内雰囲気800℃で60分間加熱処理を行い、磁器質の
洋皿に酸化物の凹凸膜を形成した。この表面の水の接触
角は35度、水中での油の接触角は90度であった。磁
器質の洋皿表面に実施例1と同様にサラダ油を線上に垂
らし、この線の両側から水を垂らしたところ、この液が
表面にへばりつき、簡単に磁器質の洋皿の表面から落と
すことができなかった。
【0046】(実施例3)珪酸カリウム0.2%、珪酸
リチウム0.4%を含む分散液を調整する。この分散液
を表面温度100℃に加熱されたボーンチャイナの洋皿
の表面に、25g/m2の塗布量をスプレー噴霧し、R
HKにて炉内雰囲気350℃で30分加熱処理を行い、
ボーンチャイナの洋皿上に酸化物の凹凸膜を形成した。
この表面を砂消しゴムを600g/cm2の圧力で10
0回摺動したところ、前記膜には何ら変化が見られず、
基材のボーンチャイナの洋皿上に強固に密着していた。
【0047】(比較例4)実施例3において、RHKを
用いた加熱処理を炉内雰囲気130℃、30分とし、ボ
ーンチャイナの洋皿上に酸化物の膜を形成した。この表
面を砂消しゴムを600g/cm2の圧力で100回摺
動したところ、前記膜は基材のボーンチャイナの洋皿上
から剥離した。つまり、前記膜と基材であるボーンチャ
イナの洋皿の密着性は弱いことが確認された。同様にR
HKを用いた炉内雰囲気が800℃、30分の条件で、
ボーンチャイナの洋皿上に酸化物の膜を形成した場合は
前記膜は基材のボーンチャイナの洋皿上から剥離しなか
ったが、抗菌性、防臭性などの機能が発現しなかった。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、基材との密着性に優れ、かつ、良好な親水性を有す
る多機能食器およびその製造方法を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る多機能食器の概略を示
す断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る多機能食器の表層部の
概略を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る多機能食器の表層部の
シリカゲル構造の化学的構造を示す拡大図である。
【符号の説明】
1…多機能食器 2…基材 3…表層部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 寛之 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3B001 CC06 CC37 CC38 CC40

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材とその表層部からなり、加熱または
    焼成して得られる多機能食器であって、前記表層部はシ
    リカゲル構造を有し、非架橋酸素を有する酸化物を含
    み、前記酸化物は前記表層部の前記基材と接する部分か
    ら最表面にわたり存在していることを特徴とする多機能
    食器。
  2. 【請求項2】 基材と表層部からなり、加熱または焼成
    して得られる多機能食器であって、pH9以上の水溶性
    アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面に適用し、前記多機
    能食器の表面温度が150℃以上になる温度で焼成する
    ことにより表層部が形成されていることを特徴とする多
    機能食器。
  3. 【請求項3】 基材と表層部からなり、加熱または焼成
    して得られる多機能食器であって、pH9以上の水溶性
    アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面に適用し、前記多機
    能食器の表面温度が200〜600℃になる温度で焼成
    することにより表層部が形成されていることを特徴とす
    る多機能食器。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3のいずれかに記
    載の多機能食器表面には凹凸が形成されていることを特
    徴とする多機能食器。
  5. 【請求項5】 前記表層部にはSiO2と、Li,N
    a,K,Rb,Csのいずれか1種以上のアルカリ金属
    元素とが含有されていることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載の多機能食器。
  6. 【請求項6】 前記表層部にはTiO2,Al23・n
    2O,Al(OH)3のいずれか1種以上が含有されて
    いることを特徴とする請求項から請求項5のいずれかに
    記載の多機能食器。
  7. 【請求項7】 前記表層部にはP25,B23,ZrO
    2のいずれか1種以上が含有されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載の多機能食
    器。
  8. 【請求項8】 前記表層部は、食器製品上に直接形成さ
    れていることを特徴とする請求項から請求項7のいずれ
    かに記載の多機能食器。
  9. 【請求項9】 多機能食器表面の水との接触角は油との
    接触角よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求
    項8のいずれかに記載の多機能食器。
  10. 【請求項10】 多機能食器表面の水との接触角は30
    度以下で、水中での油との接触角は100度以上である
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の多機能食器。
  11. 【請求項11】 前記油は、カルボキシル基含有の油で
    あることを特徴とする請求項9および請求項10のいず
    れかに記載の多機能食器。
  12. 【請求項12】 多機能食器表面のpH7におけるζ電
    位が負であることを特徴とする請求項1から請求項11
    のいずれかに記載の多機能食器。
  13. 【請求項13】 前記表層部に光触媒機能を有する酸化
    物が含有されており、かつその一部が露出していること
    を特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載
    の多機能食器。
  14. 【請求項14】 前記光触媒機能を有する酸化物は、ア
    ナターゼ型酸化チタンであることを特徴とする請求項1
    3に記載の多機能食器。
  15. 【請求項15】 前記光触媒機能を有する酸化物は平均
    粒径100nm以下の粒子であり、かつ前記表層部に均
    一に分散されていることを特徴とする請求項13および
    請求項14のいずれかに記載の多機能食器。
  16. 【請求項16】 前記光触媒機能を有する酸化物に金属
    が担持されていることを特徴とする請求項13から請求
    項15のいずれかに記載の多機能食器。
  17. 【請求項17】 前記前記光触媒機能を有する酸化物に
    担持された金属は、Cu,Ag,Ni,Fe,Zn,P
    t,Au,Rh,V,Cr,Co,Mnの群から選ばれ
    た1種または2種以上含まれることを特徴とする請求項
    16に記載の多機能食器。
  18. 【請求項18】 pH9以上の水溶性アルカリ金属珪酸
    塩溶液を基材表面に適用する工程、基材の表面温度が1
    50〜600℃になる温度で加熱または焼成する工程を
    含む多機能食器の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液に
    Al23・nH2O、Al(OH)3、Al23、有機ア
    ルミニウム、アルミニウム塩、P25,B2 3,ZrO
    2の群から選ばれた1種または2種以上含むことを特徴
    とする請求項18記載の多機能食器の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液に
    はTiO2が含まれることを特徴とする請求項18およ
    び請求項19記載のいずれかに記載の多機能食器の製造
    方法。
  21. 【請求項21】 前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液に
    含まれるSiO2とTiO2、Al23・nH2O、Al
    (OH)3、Al23、有機アルミニウム、アルミニウ
    ム塩、P25,B23,ZrO2の群から選ばれた1種
    または2種以上の物質はアルカリ性イオンで安定化され
    ていることを特徴とする請求項18から請求項20記載
    のいずれかに記載の多機能食器の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液に
    含まれるTiO2は、平均粒径が100nm以下の粒子
    であることを特徴とする請求項20記載および請求項2
    1のいずれかに記載の多機能食器の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液に
    含まれるTiO2にCu,Ag,Ni,Fe,Zn,P
    t,Au,Rh,V,Cr,Co,Mnの群から選ばれ
    た1種または2種以上の金属がドーピングおよび光還元
    のいずれかまたはその組み合わせにより担持されている
    ことを特徴とする請求項20から請求項22のいずれか
    に記載の多機能食器の製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項18から請求項23のいずれか
    に記載の水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面にコ
    ーティングした後に、前記基材の表面温度と雰囲気温度
    とが略等しい温度で、1〜60分間加熱することによ
    り、水溶性アルカリ金属珪酸塩が基材表面に固定化され
    たことを特徴とする多機能食器の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項18から請求項23のいずれか
    に記載の水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面にコ
    ーティングした後に、この表面温度が150℃以上にな
    るように、表面温度よりも高い雰囲気温度で5〜60秒
    間急速に加熱することにより固定化されたことを特徴と
    する多機能食器の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項18から請求項23のいずれか
    に記載の水溶性アルカリ金属珪酸塩溶液を基材表面にコ
    ーティングした後に、この表面温度が200〜600℃
    になるように、表面温度よりも高い雰囲気温度で5〜6
    0秒間急速に加熱することにより固定化されたことを特
    徴とする多機能食器の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記加熱または焼成方法において、前
    記多機能食器表面及びまたは裏面に集中して熱量を与え
    ることを特徴とする請求項18から請求項26のいずれ
    かに記載の多機能食器の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項1から請求項27のいずれかに
    記載の多機能食器は、抗菌、油汚れ除去性、防臭、親水
    性の機能を有することを特徴とする多機能食器。
  29. 【請求項29】 請求項1から請求項27のいずれかに
    記載の基材は、ガラス製食器、陶磁器製食器であること
    を特徴とする多機能食器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101554684B1 (ko) * 2014-08-04 2015-09-21 정애선 규산염 파우더를 함유한 용기
JP2015217948A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 東洋製罐グループホールディングス株式会社 内面が親水性基材から形成されている容器

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