JP2000225839A - エアアウトレット - Google Patents

エアアウトレット

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JP2000225839A
JP2000225839A JP11025280A JP2528099A JP2000225839A JP 2000225839 A JP2000225839 A JP 2000225839A JP 11025280 A JP11025280 A JP 11025280A JP 2528099 A JP2528099 A JP 2528099A JP 2000225839 A JP2000225839 A JP 2000225839A
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JP
Japan
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fin
operation knob
fins
air outlet
insertion portion
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Pending
Application number
JP11025280A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Miura
達也 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ノブが上下(又は側面)、前後、斜めど
の方向に対してもガタつきを生じず、別部材等を設けな
くても良好な操作フィーリングが得られるエアアウトレ
ットを提供する。 【解決手段】 縦フィン20と、横フィン30がハウジ
ング11内に設けられ、前記いずれか一方のフィンに操
作ノブ40がスライド可能に保持されたエアアウトレッ
ト10において、前記操作ノブにはフィン挿通部50が
形成され、前記フィン挿通部内には固定壁51及び弾性
当接片52が形成され、かつフィン挿通部の内側側面に
は当該フィンの側面と当接する突部55が形成されると
共に当該フィン挿通部の内側側面の一方には弾性押圧片
56が形成され、該弾性押圧片にもフィンの側面と当接
する突部57が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアアウトレッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエアアウトレットには、縦フ
ィンと横フィンが設けられていて、縦フィンの左右方向
への回動と横フィンの上下方向への回動によって風向き
の制御を行っているものが多い。そして、前記フィンの
向きを変える手段としてフィンに保持された操作ノブを
用いるタイプのものがある。
【0003】該操作ノブは、縦フィン又は横フィンのい
ずれか一方にスライド可能に保持されており、操作ノブ
の回動により操作ノブをスライド可能に保持するフィン
が操作ノブと一緒に回動し、操作ノブのスライドによっ
て他方のフィンが回動するものである。なお、前記操作
ノブは、フィンが挿通可能な形状となっており、フィン
を四面側から支持することによってフィンに保持されて
いる。
【0004】ところで、フィン及び操作ノブは、成形時
の寸法のバラツキや、車内温度の変化による伸縮及び使
用中の磨耗が避けられず、これらによって操作ノブがガ
タつくことがある。このため、例えば、横フィンに保持
された前記操作ノブでは、フィンを支持する面のうち下
側の面については、弾性を有した状態でフィンの下面を
支持し、フィンを適度な力で押圧することによりガタつ
きを抑えていた。
【0005】しかし、前記したようなエアアウトレット
の操作ノブでは、下側の面からフィンを押圧することに
より上下方向のガタつきについては抑えられるが、前後
方向、斜め方向のガタつきは解消できない。また、操作
ノブがガタつくことによって異音が発生することもあっ
た。さらに、風向を変えるときの操作フィーリングを向
上させようとしても、操作ノブのガタつきを解消しない
限り、使い心地を良くすることはできない。そのため、
操作ノブやフィンに操作フィーリング向上用の別部材を
設けるなどの措置をとらなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、操作ノブが上下(又は側面)、
前後、斜めどの方向に対してもガタつきを生じず、別部
材等を設けなくても良好な操作フィーリングが得られる
エアアウトレットを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
左右回動可能な縦フィンと、上下回動可能な横フィンが
ハウジング内に設けられ、前記いずれか一方のフィンに
操作ノブがスライド可能に保持されて、前記操作ノブの
回動により当該操作ノブをスライド可能に保持するフィ
ンが操作ノブと一緒に回動し、前記操作ノブのスライド
によって他方のフィンが回動するようにされたエアアウ
トレットにおいて、前記操作ノブには前記フィンへのス
ライド可能な取り付けのためのフィン挿通部が形成さ
れ、前記フィン挿通部内には該フィン挿通部に挿通され
たフィンの前端または後端のいずれか一端と当接する固
定壁及び他端と弾性接触する弾性当接片が形成され、か
つ前記挿通されたフィンの両側側面と対向するフィン挿
通部の内側側面には当該フィンの側面と当接する突部が
形成されると共に当該フィン挿通部の内側側面の一方に
はフィンの側面と弾性接触する弾性押圧片が形成され、
該弾性押圧片にもフィンの側面と当接する突部が形成さ
れていることを特徴とするエアアウトレットに係る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るエ
アアウトレットを示す斜視図、図2は操作ノブを示す斜
視図、図3は操作ノブがフィンに保持された状態を示す
斜視図、図4は操作ノブがフィンに保持された状態の断
面図である。
【0009】図1に示すものは、この発明の一実施例に
係るエアアウトレット10である。このエアアウトレッ
ト10は、ハウジング11内に縦フィン20、横フィン
30が設けられているものであり、該縦フィン20、横
フィン30のうち、エアアウトレット10の前方に位置
するフィンには操作ノブ40がスライド可能に保持され
ている。この実施例では、前記操作ノブ40は横フィン
30に保持されている。なお、符号Dは通風の切り替え
又は通風量の調整を行う開閉ダンパ(図示せず)の開閉
操作を行う操作ダイヤルである。
【0010】縦フィン20は、一又は複数のリンク部材
21によって連結されており、後述する操作ノブ40を
スライドさせることによって、各縦フィン20が連動し
て左右に回動するようになっている。また、横フィン3
0も、一又は複数のリンク部材31によって連結されて
おり、後述する操作ノブ40を上下に回動させることに
よって、操作ノブ40と一緒に各横フィン30が連動し
て上下に回動するようになっている。この実施例では、
各フィン20,30の後端付近に設けられた一のリンク
部材21,31で各フィン20,30が連結されてい
る。
【0011】操作ノブ40は、横フィン30の1つにス
ライド可能に保持されており、図2ないし4に示すよう
に、ツマミ部41、縦フィン操作リブ42、ストッパー
43及びフィン挿通部50を有している。
【0012】ツマミ部41は、操作ノブ40の操作によ
って縦フィン20及び横フィン30を回動させるときに
操作する者がつまむ部分で、操作ノブ40の前端に設け
られ、つまみ易いように丸みがつけてあり、滑りにくい
ように溝が形成されている。
【0013】縦フィン操作リブ42は、操作ノブ40の
後端に形成された2つのリブからなっている。前記縦フ
ィン20の1つが切り欠き部22を有し、該切り欠き部
22に略円柱形状の操作部23が形成されており、前記
縦フィン操作リブ42で操作部23を挟持して操作ノブ
40をスライドさせることにより、縦フィン20が回動
するようになっている。符号44は、縦フィン操作リブ
42の補強リブである。
【0014】ストッパー43は、エアアウトレット10
の取付場所に応じて縦フィン20の回動量を規制するも
のである。この実施例のエアアウトレット10はインス
トルメントパネルの右側窓付近に取り付けられるもので
あるため、操作ノブ40の右側にストッパー43が形成
されており、これがハウジング11の右側内壁に当たる
ことによって、縦フィン20の右側への回動量を左側へ
の回動量より小さくしている。なお、エアアウトレット
10の取付場所によっては、ストッパー43は、操作ノ
ブ40の左側又は両側に形成されることもあり、ストッ
パー43が形成されないこともある。また、ストッパー
43の大きさ等も規制する回動量に応じて適宜で良い。
【0015】フィン挿通部50は、横フィン30を挿通
するための部分で、1つの横フィン30を挿通できる大
きさ、形状に形成されている。フィン挿通部50内に
は、挿通された横フィン30の前端32または後端33
のいずれか一端と当接する固定壁及び他端と弾性接触す
る弾性当接片が形成されている。この実施例では、後端
側固定壁51が横フィン30の後端33と当接するよう
に形成され、弾性当接片52が横フィン30の前端32
と弾性接触するように形成されている。この後端側固定
壁51と弾性当接片52で横フィン30を支持すること
により、横フィン30や操作ノブ40の成形時における
前後方向の僅かな寸法のバラツキや車内温度の変化によ
るや横フィン30及び操作ノブ40の前後方向の伸縮を
吸収でき、操作ノブ40の前後方向のガタつきを抑える
ことができる。
【0016】なお、この実施例では、弾性当接片52は
フィン挿通部50の下側の第1側面53から立設されて
いるが、上側の第2側面54から立設しても良い。ま
た、フィン挿通部50における後端側固定壁51あるい
は前端側固定壁58の一部に切り欠き等によって弾性当
接片を形成し、この固定壁の弾性当接片にフィンの後端
あるいは前端が弾性接触するようにしてもよい。
【0017】また、前記フィン挿通部50の第1側面5
3及び第2側面54には、横フィン30の両側側面(こ
の例では上面及び下面)に当接する複数の突部55が操
作ノブ40のスライド方向に突条に形成されている。こ
の突部55で横フィン30の両側側面を支持することに
よって、両側側面を面で支持した場合に比べてフィン挿
通部50と横フィン30との接触面積が少なくなるた
め、操作ノブ40のスライドによる風向操作時の摩擦抵
抗が小さくなり、操作フィーリングが向上する。
【0018】さらに、第2側面54の一部には、弾性押
圧片56が形成されている。この弾性押圧片56は、略
コ字状等の切り欠きで包囲された弾性力のある爪状部分
で構成され、ここにも横フィン30の側面に当接する突
部57が操作ノブ40のスライド方向に沿って形成され
ている。この弾性押圧片56が横フィン30の側面(こ
の例では上面)と弾性接触することによって、横フィン
30や操作ノブ40の成形時における側面(この例では
上下)方向の僅かな寸法のバラツキや車内温度変化によ
る横フィン30及び操作ノブ40の側面(上下)方向の
伸縮を吸収でき、操作ノブ40が横フィン30の側面
(上下)方向にガタつくのを抑えることができる。しか
も弾性当接片56と横フィン30の接触は、弾性当接片
56に形成された操作ノブ40のスライド方向に沿う突
部57を介して行われるため、弾性当接片56と横フィ
ン30との接触面積が少なくなり、操作ノブ40のスム
ーズなスライドを妨げることがない。なお、弾性押圧片
の大きさ、形状等は図示したものに限らず、適宜のもの
とすれば良い。また、弾性押圧片は第1側面53に形成
してもよい。
【0019】前記弾性当接片及び弾性押圧片について
は、その形状や位置及び材質等によって弾性力が変化す
るため、また前記弾性当接片の突部の寸法や形状等によ
って弾性当接片とフィンとの摩擦抵抗が変化するため、
これを利用して操作ノブの操作フィーリングを良好とな
るように調整できる。なお、この実施例においては、操
作ノブは横フィンに保持されていたが、縦フィンに保持
されたものでも良い。また、エアアウトレット、操作ノ
ブ等の大きさ、形状等は図示したものに限らず、適宜の
ものとすれば良い。
【0020】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
おけるエアアウトレットによれば、フィン挿通部内に形
成された弾性当接片及び弾性押圧片によって弾性力をも
ってフィンを支持でき、さらに弾性当接片に形成された
突部及びフィン挿通部内に形成された突部によって少な
い接触面積でフィンを支持できるため、操作ノブが前
後、側面(上下)、斜めどの方向に対してもガタつきを
生じず、また、別部材等を設けなくても良好な操作フィ
ーリングを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るエアアウトレットを
示す斜視図である。
【図2】操作ノブを示す斜視図である。
【図3】操作ノブがフィンに保持された状態を示す斜視
図である。
【図4】操作ノブがフィンに保持された状態の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 エアアウトレット 11 ハウジング 20 縦フィン 30 横フィン 40 操作ノブ 50 フィン挿通部 51 後端側固定壁 52 弾性当接片 53 第1側面 54 第2側面 55,57 突部 56 弾性押圧片 58 前端側固定壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右回動可能な縦フィンと、上下回動可
    能な横フィンがハウジング内に設けられ、前記いずれか
    一方のフィンに操作ノブがスライド可能に保持されて、
    前記操作ノブの回動により当該操作ノブをスライド可能
    に保持するフィンが操作ノブと一緒に回動し、前記操作
    ノブのスライドによって他方のフィンが回動するように
    されたエアアウトレットにおいて、 前記操作ノブには前記フィンへのスライド可能な取り付
    けのためのフィン挿通部が形成され、 前記フィン挿通部内には該フィン挿通部に挿通されたフ
    ィンの前端または後端のいずれか一端と当接する固定壁
    及び他端と弾性接触する弾性当接片が形成され、 かつ前記挿通されたフィンの両側側面と対向するフィン
    挿通部の内側側面には当該フィンの側面と当接する突部
    が形成されると共に当該フィン挿通部の内側側面の一方
    にはフィンの側面と弾性接触する弾性押圧片が形成さ
    れ、該弾性押圧片にもフィンの側面と当接する突部が形
    成されていることを特徴とするエアアウトレット。
JP11025280A 1999-02-02 1999-02-02 エアアウトレット Pending JP2000225839A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154783A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nippon Plast Co Ltd 車両用空調装置における風向制御機構
JP7523381B2 (ja) 2021-02-17 2024-07-26 日本プラスト株式会社 風向調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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