JP2000225726A - 光学式プリンタ及び光学式プリンタのプリントヘッド - Google Patents

光学式プリンタ及び光学式プリンタのプリントヘッド

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JP2000225726A
JP2000225726A JP2850799A JP2850799A JP2000225726A JP 2000225726 A JP2000225726 A JP 2000225726A JP 2850799 A JP2850799 A JP 2850799A JP 2850799 A JP2850799 A JP 2850799A JP 2000225726 A JP2000225726 A JP 2000225726A
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Toshiaki Nakahara
敏明 中原
Yukihiko Shimizu
幸彦 清水
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Futaba Corp
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    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントヘッドの移動量を少なくして装置の
小型化を図り、且つ、プリントヘッドの移動にかかる制
御を簡素化する。 【解決手段】 光源9に対して所定方向に移動すること
により光源9に選択的に設定される複数のフィルタ10
を有するプリントヘッド1と、プリントヘッド1を所定
方向に往復移動させる移動手段とを有して印画紙に光書
き込みを行う光学式プリンタにおいて、フィルタ10を
一定の送り量を以て所定ピッチ(c〜e)毎移動させて
所望のフィルタ10を光源9に設定する送り手段25を
プリントヘッド1に設け、この送り手段25をプリント
ヘッド1の移動範囲の一端部側にて一定の送り量作動さ
せる。また、プリントヘッド1の移動範囲の一端部側に
て、プリントヘッド1が移動範囲以上移動した際に作動
して、移動したフィルタ10を元の位置に戻すリセット
手段26をプリントヘッド1に設ける。さらに、プリン
トヘッド1の移動範囲の一端部側にて、プリントヘッド
1を一定速度に加速する加速領域(c〜b)をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定置型及び携帯型
の光書き込み装置としての光学式プリンタにかかり、特
に共通の光源に対して複数のフィルタを切り替えて使用
する光学式プリンタ及びプリントヘッドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に光学式プリンタにおけるプリント
ヘッドは、多数の微小な発光ドットを線状に並べた光源
を有し、この光源を発光ドットの並ぶ方向(主走査方
向)と直交する方向(副走査方向)に移動させながら記
録媒体にドット状の光を照射して、所望の画像を記録媒
体上に形成する装置である。光源の種類には様々な発光
原理の素子、例えば蛍光発光管やLED等が用いられて
いる。
【0003】図14は従来の光学式プリンタ、例えば携
帯用のカラープリンタ等に用いられているプリントヘッ
ドの構造の概略を示す模式的な断面図、図15は前記プ
リントヘッドの構成の一部を省略して示した平面図であ
る。
【0004】図14に示すように、プリントヘッド10
0は、所定位置に配置された記録媒体としての印画紙1
02に対し、副走査方向について往復移動可能となって
いる。即ち、図15に示すように、プリントヘッド10
0は、副走査方向に平行な一対のガイドシャフト104
に案内されており、さらにパルスモータ106で駆動さ
れるワイヤ108に連結されて副走査方向に往復移動可
能となっている。そしてプリントヘッド100は、発光
素子(光源)110を有しており、この発光素子110
は主走査方向に並んだ複数個の発光ドットを有してい
る。発光素子110からの光は、後述するフィルタR,
G,Bを透過し、反射光学素子(ミラー)112と、等
倍光学系(レンズ)114と、反射光学素子(ミラー)
116を経て印画紙102に結像する。
【0005】図14に示すように、発光素子110の光
照射側には、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色のフ
ィルタR,G,Bが切り替え可能に設けられている。図
15に示すように、これら3つのフィルタR,G,B
は、主走査方向を長手方向とした形状であり、副走査方
向に並んで共通のフィルタホルダ118に取り付けられ
ている。フィルタホルダ118には、フィルタホルダ操
作用の突起部120が副走査方向に突出して設けられて
いる。この突起部120は、ガイドベアリング122と
位置決めベアリング124に保持されている。位置決め
ベアリング124は、バネ126に付勢されており、突
起部120に形成された3つの切り欠き部128のいず
れかに係合する。フィルタホルダ118は、バネ130
によって副走査方向の所定の向きに付勢されている。プ
リントヘッド100を挟んで、突起部120側の所定位
置には、突き当て部132が設けられており、これとは
反対側の所定位置には、リセット板134が設けられて
いる。即ち、プリントヘッド100の移動に伴ってフィ
ルタホルダ118の突起部120が突き当て部132に
当たれば、フィルタホルダ118が移動してフィルタ
R,G,Bが切り替えられる。また、プリントヘッド1
00がこれとは逆方向に移動してリセット板134が位
置決めベアリング124の軸136を動かせば、位置決
めベアリング124によるフィルタホルダ118の係止
が解除され、フィルタホルダ118はバネ130によっ
て突き当て部132の方向に移動する。
【0006】次に、以上の構成における印画紙102へ
の書き込み動作について図16を参照して説明する。図
16は前記プリントヘッドの移動チャート図である。こ
の図において符号aに示した縦の並びは、フィルタリセ
ット位置を示し、同b〜cはプリントヘッドの加速領域
を示し、同c〜dは露光の開始から終了の領域(露光領
域)を示し、同d〜fは露光後のフィルタR,G,Bの
切り替え領域を示している。また、図中△印は、光源1
10である発光ドット列の位置を示している。このプリ
ントヘッド100では、画像をRGBの3原色に色分解
し、各色の画像を一枚の印画紙102に重ねて書き込む
ことによってフルカラーの画像を形成する。
【0007】図16中に示すように、プリントヘッド
のa位置までの移動に伴い、リセット板134が位置決
めベアリング124の軸136を動かす。フィルタホル
ダ118はバネによって右側に移動して初期位置にリセ
ットされる。ここで、フィルタRが発光素子110の光
照射位置(△印)に設定される。
【0008】図16中に示すように、プリントヘッド
が副走査方向に沿ってb〜cの加速領域を介して一定速
度に加速し、c〜dの露光領域を移動する。これに同期
し、R(赤)の画像信号で発光素子110を駆動する。
印画紙にはR(赤)の画像が形成される。
【0009】図16中に示すように、印画紙にR
(赤)の画像を形成すると、d〜eの切り替え領域にお
いてフィルタホルダ118の突起部120が突き当て部
132に当たり、フィルタホルダ118が移動してフィ
ルタがR(赤)からG(緑)に切り替えられる。
【0010】この後、プリントヘッドはb位置に移動す
る。ここでは、リセット板134と位置決めベアリング
124の軸136は接触しないので、フィルタのリセッ
トは行われない。そして、図16中に示すように、プ
リントヘッドが副走査方向に沿ってb〜cの加速領域を
介して一定速度に加速し、c〜dの露光領域を移動す
る。これに同期してG(緑)の画像信号で発光素子11
0が駆動されて印画紙にG(緑)の画像が形成される。
そして、図16中に示すように、e〜fの切り替え領
域においてフィルタホルダ118の突起部120が突き
当て部132に当たり、フィルタホルダ118が移動し
てフィルタがG(緑)からB(青)に切り替えられる。
【0011】この後、プリントヘッドはb位置に移動す
る。ここでは、リセット板134と位置決めベアリング
124の軸136は接触しないので、フィルタのリセッ
トは行われない。そして、図16中に示すように、プ
リントヘッドが副走査方向に沿ってb〜cの加速領域を
介して一定速度に加速し、c〜dの露光領域を移動す
る。これに同期してB(青)の画像信号で発光素子11
0が駆動されて印画紙にB(青)の画像が形成される。
【0012】この後、プリントヘッドは図16中に示
すように、a位置に移動し、リセット板134と位置決
めベアリング124の軸136が接触してフィルタのリ
セットが行われる。これによって、フィルタは再びR
(赤)に設定される。
【0013】このように、上述した従来の光学式プリン
タでは、プリントヘッド100は、所定位置に配置され
た印画紙102に対し、副走査方向について移動可能と
なっている。そして、プリントヘッド100は、副走査
方向に移動可能に設けられた複数種類のフィルタR,
G,Bを、プリントヘッド100自体の移動動作に伴っ
て切り替えるように構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光学式プリンタでは、フィルタの切り替えに関
し、プリントヘッド100の移動の動作に伴って、図1
5中右側の突き当て部132に突き当ててフィルタG,
Bへの切り替えを行い、また、左側では、リセット13
4板に接触させてフィルタRへのリセットをしている。
このため、プリントヘッド100の移動の左右両位置に
おいて、フィルタを切り替えるための領域が生じ、小型
化を図ろうとする携帯用の光学式プリンタには不向きで
ある。
【0015】特に、右側でのフィルタG,Bへの切り替
えでは、フィルタG,Bの各ピッチ毎に図16中d〜
e、e〜fの独立した切り替え領域を有しているため、
その分のプリントヘッドの移動量が必要となる。なお、
上記従来例の場合には、3つのフィルタR,G,Bの切
り替える場合であるが、それ以上の複数のフィルタを切
り替える場合には、フィルタ一枚分のピッチを除いた他
の各フィルタのピッチ毎の切り替え領域に応じた移動量
が必要となる。
【0016】また、プリントヘッド100の移動量は、
パルスモータ106のパルス数で認識して制御している
が、この移動量は、図16に示す如く、プリントヘッド
100が右側から左側へ、あるいは左側から右側へ移動
する毎に異なるため、複雑な制御を要することとなる。
【0017】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、プリントヘッドの移動量を少なくして装置の小型化
を図り、且つ、プリントヘッドの移動にかかる制御を簡
素化することができる光学式プリンタ及び光学式プリン
タのプリントヘッドを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1に記載の光学式プリンタは、光源
と該光源に対して所定方向に移動することにより前記光
源の発光部分に選択的に設定される複数のフィルタを有
するプリントヘッドと、該プリントヘッドを前記所定方
向に往復移動させる移動手段とを有して記録媒体に光書
き込みを行う光学式プリンタにおいて、前記プリントヘ
ッドに設けられ、前記フィルタを一定の送り量を以て前
記所定方向に移動させて、所望の前記フィルタを前記光
源に設定する送り手段と、前記プリントヘッドの移動範
囲の一端部側に設けられ、前記プリントヘッドが移動範
囲の一端部側に移動した際に前記送り手段に当接し、該
送り手段を一定の送り量作動させる当接部と、前記プリ
ントヘッドに設けられ、前記当接部と同じ側にて、前記
プリントヘッドが移動範囲以上移動した際に作動して、
移動した前記フィルタを元の位置に戻すリセット手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2に記載の光学式プリンタは請求項
1に記載の光学式プリンタにおいて、前記当接部と同じ
側に設けられ、移動範囲の他端部側に移動し得る前記プ
リントヘッドを一定速度に加速するための加速領域を備
えたことを特徴とする。
【0020】請求項3に記載の光学式プリンタは請求項
1あるいは請求項2に記載の光学式プリンタにおいて、
前記各フィルタは、前記所定方向に所定ピッチを置くよ
うにして、前記光源に対して前記所定方向に移動可能に
弾性支持されたフィルタホルダに保持され、前記送り手
段は、前記フィルタホルダに係脱可能とされて、前記当
接部に当接した前記一定の送り量を以て、前記フィルタ
ホルダを前記弾性力に抗して前記フィルタの所定ピッチ
分だけ移動させる送り部と、該送り部によって移動され
た前記フィルタホルダを前記弾性力に抗して係止し、所
望の前記フィルタを前記光源に設定した位置とする係止
部とを備え、前記リセット手段は、前記当接部と同じ側
にて、前記プリントヘッドが移動範囲以上移動した際
に、前記フィルタホルダに対する前記係止部の係止状態
を解除するとともに、前記フィルタホルダに対する前記
送り部の係わりを解除することを特徴とする。
【0021】本発明による請求項4に記載の光学式プリ
ンタのプリントヘッドは、移動手段によって所定方向に
移動しながら記録媒体に対して光書き込みを行う光学式
プリンタのプリントヘッドにおいて、光源を有して、前
記移動手段によって前記所定方向に移動自在とされた基
体と、前記所定方向に所定ピッチを置くようにして複数
のフィルタを保持するとともに、該フィルタが前記光源
に対して前記所定方向に移動可能となるように前記基体
に弾性支持されたフィルタホルダと、前記基体が前記移
動手段によって移動範囲の一端部側に移動する際に前記
光プリンタの一部に当接して、前記フィルタホルダを前
記弾性力に抗した一定の送り量を以て前記所定方向に所
定ピッチ分だけ移動させて係止し、所望の前記フィルタ
を前記光源に設定する送り手段と、前記基体が前記移動
範囲の一端部側にて、前記移動範囲以上移動した際に、
前記送り手段における前記フィルタホルダへの係止を解
除するリセット手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項5に記載の光学式プリンタのプリン
トヘッドは、請求項4に記載の光学式プリンタのプリン
タヘッドにおいて、前記送り手段は、前記フィルタホル
ダに係脱可能とされて、前記光プリンタの一部に当接し
た前記一定の送り量を以て、前記フィルタホルダを前記
弾性力に抗して前記フィルタの所定ピッチ分だけ移動さ
せる送り部と、該送り部によって移動された前記フィル
タホルダを前記弾性力に抗して係止し、所望の前記フィ
ルタを前記光源に設定した位置とする係止部とを備え、
前記リセット手段は、前記基体が前記移動範囲の一端部
側にて、前記移動範囲以上移動した際に、前記フィルタ
ホルダに対する前記係止部の係止状態を解除するととも
に、前記フィルタホルダに対する前記送り部の係わりを
解除することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態を図
面を参照して具体的に説明する。図1(a)は本発明の
光学式プリンタの第一実施形態を示す平面図、図1
(b)は同側面図、図2は同光学式プリンタのプリント
ヘッドの光学系を示す概略図である。
【0024】光学式プリンタは、図1(a)及び図1
(b)に示すように、プリントヘッド1を所定位置に配
置された記録媒体としての印画紙2に対し、移動手段3
によって所定方向について往復移動可能としている。移
動手段3は、副走査方向に沿って平行な一対のガイドシ
ャフト4を有している。また、移動手段3は、副走査方
向の一端部側と他端部側に配された一対のプーリ5を有
し、各プーリ5間に無端環状のワイヤ6を掛け回してい
る。さらに、プーリ5の一方はパルスモータ7によって
駆動され、これによってワイヤ6が循環する。プリント
ヘッド1は、ガイドシャフト4に案内され、且つ、その
一部がワイヤ6に固定されている。即ち、プリントヘッ
ド1は、パルスモータ7を駆動し、ワイヤ6を循環させ
れば、ガイドシャフト4に案内されて副走査方向に沿っ
て移動する。
【0025】このように移動手段3によって副走査方向
に移動可能とされたプリントヘッド1は、ガイドシャフ
ト4に案内されるとともに、ワイヤ6に固定された基体
8を有し、この基体8に各光学素子を配置している。こ
の光学素子は、図2に示すように光源9と、フィルタ1
0と、反射光学素子11と、等倍光学系12とがある。
【0026】光源9は、本実施形態では蛍光発光管を採
用している。この蛍光発光管は、透光性及び絶縁性を有
するガラス部材からなる基板15に対し、箱形の容器部
16を封着してなる略直方体状で内部が高真空状態に保
持された外囲器17を有している。基板15の内面に
は、主走査方向に沿って発光部としての多数の発光ドッ
ト18が所定間隔をおいて列状(例えば千鳥状に2列)
に形成されている。この発光ドット18は、基板15に
設けられた陽極導体と、各陽極導体に被着されたZn
O:Zn等の蛍光体層からなる。また、図示しないが、
発光ドット18の下方には、主走査方向に沿って電子源
としての線状陰極が設けられている。各発光ドット18
の陽極導体は、それぞれ独立に外囲器17の外に引き出
され、それぞれ独立に駆動信号を印加して駆動できるよ
うになっている。
【0027】フィルタ10は、R(赤)、G(緑)、B
(青)の3色を有し、それぞれが主走査方向に上記基板
15での発光ドット18に沿うように長手状をなし、フ
ィルタホルダ20に対して副走査方向に等ピッチで保持
されている。また、各フィルタを保持するフィルタホル
ダ20は、基体8に対し、副走査方向に摺動可能に取り
付けられている。
【0028】反射光学素子11は、所謂ミラーであっ
て、光源9における発光ドット18からの光を基体8外
の印画紙2に導く如く基体8に設けられている。この反
射光学素子11は、本実施形態では発光ドット18から
の光を一旦副走査方向に導き、さらに該光を基体8外の
印画紙2(即ち図2の上方)に導くように2箇所に設け
られている。
【0029】等倍光学系12は、所謂レンズであって、
上記反射光学素子11の間に介在する如く基体8に設け
られている。等倍光学系12は、本実施形態では各発光
ドット18に対応した複数の略円柱形のセルフォックレ
ンズが1つにモジュール化されてなる。
【0030】そして、上記の如く各光学素子により、光
源9の発光ドット18からの光は、フィルタ10のR,
G,Bの何れかを透過し、反射光学素子11の一方、等
倍光学系12、および反射光学素子11の他方を介して
基体8(即ちプリントヘッド1)外の印画紙2に照射さ
れる。これにより、印画紙2に対し主走査方向にライン
状の映像が書き込まれる。さらに、プリントヘッド1が
移動手段3によって副走査方向に移動することにより印
画紙2に面映像が形成される。
【0031】この際、フィルタホルダ20を副走査方向
に移動させて、フィルタ10のR,G,Bを選択的に切
り替えれば、それぞれの露光が行える。そして、フィル
タ10を切り替えて対応した信号で蛍光発光管を駆動す
ることにより、印画紙2にカラー映像が形成される。
【0032】以下、上記フィルタ10の切り替えを行う
切り替え機構について説明する。図3は第一実施形態に
おける切り替え機構を示す概略平面図、図4は同切り替
え機構の斜視図、図5は同切り替え機構の一部を示す斜
視図である。
【0033】フィルタ10の切り替え機構は、上記の如
くフィルタホルダ20を副走査方向に移動させるため
に、図3に示す如くプリントヘッド1側に送り手段25
と、リセット手段26とを有している。また、第一実施
形態における切り替え機構は、プリントヘッド1を上述
の移動機構3によって移動させる際に作動する構成とさ
れ、そのため移動機構3を備える光学式プリンタのシャ
ーシ(不図示)側に対し、送り手段25及びリセット手
段26に係る当接手段27を有している。
【0034】まず、送り手段25及びリセット手段26
について説明する。図4に示すように、プリントヘッド
1の基体8は、上述の光源9及びフィルタホルダ20を
備える下位層8aと、上述の反射光学素子(ミラー)1
1及び等倍光学系(レンズ)12を備える上位層8bと
で略上下二層に構成されている。下位層8aには、下位
層8aと上位層8bとの間で副走査方向に摺動自在に配
されたフィルタホルダ20がある。フィルタホルダ20
は、ねじりコイルバネ30の一端30aによって常に副
走査方向の一方(図3,4中A方向)に弾性支持されて
いる。また、上位層8bには、フィルタ10を透過した
光源9(発光ドット18)からの光を反射光学素子11
の一方に通すため、主走査方向に長手スリット状の通過
孔21がある。
【0035】送り手段25はフィルタホルダ20及び上
位層8bに係り設けられている。ねじりコイルバネ30
(一端30a)によって副走査方向の一方(図3,4中
A方向)に弾性支持されたフィルタホルダ20には、弾
性支持された相反する方向となる副走査方向の他方(図
3,4中B方向)側に延出された爪片31が設けられて
いる。爪片31には、各フィルタ10と同方向、同ピッ
チで形成された2つの爪31aが設けられている。
【0036】上位層8aには、係止片32が設けられて
いる。係止片32には、爪片31の各爪31aと係止す
る係止爪32aが形成されている。この係止片32は、
上位層8aに対して、軸33を介して揺動自在に配され
ている。係止片32の揺動は、ねじりコイルバネ30の
他端30bによって、係止爪32aを爪片31の各爪3
1aに係止し得るように弾性支持されている。
【0037】係止片32の係止爪32aは、フィルタホ
ルダ20がねじりコイルバネ30の弾性力に抗して摺動
して爪片31が近づいた際に各爪31aに係止する。こ
の際、係止片32が係止する爪31aを一旦乗り越える
ようにして、ねじりコイルバネ30の弾性力に抗して揺
動する(図6参照)。また、フィルタホルダ20が摺動
して爪片31が更に近づいた際にも同様に、係止片32
が次の爪31aを一旦乗り越えるようにして係止する
(図7参照)。
【0038】なお、係止爪32aと各爪31aの係止に
関しては、図3及び図4に示す如く、係止爪32aと各
爪31aが係止しておらず、係止片32と爪片31とが
最も離れている状態(初期位置)がある。ゆえに、係止
爪32aと各爪31aの係止に関する状態は、初期位置
から係止片32に爪片31(フィルタホルダ20)が近
づいて、係止爪32aが2つの爪31aに各々係止した
上述の2通りの状態(図6、図7参照)を含めて計3つ
の状態がある。この3つの状態は、R,G,Bの3つの
各フィルタ10がそれぞれ通過孔21に対応した位置で
ある。本実施形態では、初期位置で通過孔21に対応し
たフィルタ10がR(赤)となり、爪片31が係止片3
2に近づく係止状態の順にG(緑),B(青)のフィル
タ10が通過孔21に対応する。
【0039】このように、摺動を弾性支持されたフィル
タホルダ20にある爪片31と、爪片31に関係して摺
動したフィルタホルダ20のフィルタ10のR,G,B
をそれぞれ通過孔21に対応した状態とする係止片32
とで、送り手段25における係止部34をなす。
【0040】ところで、フィルタホルダ20の弾性支持
された方向となる副走査方向の一方(図3,4中A方
向)側の端部には、係止ピン35が固定されている。こ
の係止ピン35の上面には、図5に示す爪35aが設け
られている。この爪35aを有する係止ピン35の上面
は、上位層8b上に突出している。また、上位層8b
は、フィルタホルダ20の摺動によって、上位層8b上
に突出された係止ピン35が共に移動できるように構成
されている。
【0041】また、上位層8bには、長手板状に形成さ
れた送りアーム36が設けられている。送りアーム36
は、その長手状の略中央部を軸37を以て軸支され、副
走査方向に揺動可能とされている。送りアーム36の揺
動は、軸37に巻装されたねじりコイルバネ38によっ
て、一端36aが副走査方向の一方(図3,4中A方
向)側に揺動するように弾性支持されている。送りアー
ム36の他端36bは、ねじりコイルバネ38によって
副走査方向の他方(図3,4中B方向)側に揺動するよ
うに弾性支持されているが、この他端36bが図3に示
す如く基体8にある突起部39に当接することにより、
ねじりコイルバネ38の弾性力による送りアーム36の
揺動を所定位置で規制している。
【0042】送りアーム36の一端36aは、係止ピン
35の爪35a上にある。そして、送りアーム36の一
端36a下面には、図5に示すように、爪35aに係止
する送り爪36cが設けられている。送り爪36cは、
各フィルタ10と同方向、同ピッチとなるように2つ形
成されている。
【0043】また、送りアーム36の各送り爪36cと
係止ピン35の爪35aは、送りアーム36の一端36
aがねじりコイルバネ38の弾性力に抗して副走査方向
の他方側(図5中B方向)に揺動した際に係止する。即
ち、送りアーム36の一端36aにおける副走査方向の
他方側への揺動に伴う送り爪36cと爪35aの係止に
より、係止ピン35が副走査方向の他方側へ押されて、
フィルタホルダ20が同方向へ移動する。この際、移動
したフィルタホルダ20は、上述の係止部34の作用に
より、フィルタ10の1ピッチ分移動された位置で係止
される(図6参照)。
【0044】さらに、各送り爪36cと爪35aは、送
りアーム36の一端36aがねじりコイルバネ38の弾
性力によって副走査方向の一方(図5中A方向)側に戻
るように揺動した場合、互いの傾斜部分を以て係止する
ことがない。この場合、送りアーム36の一端36aが
上方に撓む如く形成されているので、送り爪36cが爪
35aを乗り越えることとなる。即ち、送りアーム36
は、フィルタホルダ20をフィルタ10の1ピッチ分移
動させた後、図3に示す如く他端36bが突設部39に
当接する所定位置に戻る。
【0045】なお、各送り爪36cと爪35aの係止に
関しては、図5に二点鎖線で示す如く、副走査方向の一
方(図5中A方向)寄りにある送り爪36cが爪35a
に係止しようとしている状態が、上述した係止片32の
係止爪32aと爪片31の各爪31aが係止していない
図3及び図4で示す初期位置であり、本実施形態ではフ
ィルタ10のR(赤)が通過孔21に対応する。
【0046】また、副走査方向の一方(図5中A方向)
寄りにある送り爪36cが爪35aに係止して送りアー
ムの一端36aが図5中B方向に揺動した後、送りアー
ム36が上記所定位置に戻った状態では、上述した係止
部34の作用でフィルタホルダ20がフィルタ10の1
ピッチ分移動して係止されて(図6参照)、フィルタ1
0のG(緑)が通過孔21に対応する。また、この状態
では、係止ピン35がフィルタホルダ20の移動に伴っ
てフィルタ10の1ピッチ分移動しているので、副走査
方向の他方(図5中B方向)寄りにある送り爪36cが
爪35aに係止しようとする。
【0047】続いて、副走査方向の他方(図5中B方
向)寄りにある送り爪36cが爪35aに係止して、送
りアーム36の一端36aが図5中B方向に揺動した
後、送りアーム36が上記所定位置に戻った状態では、
上述した係止部34の作用で更にフィルタホルダ20が
フィルタ10の1ピッチ分移動して係止されて(図7参
照)、フィルタ10のB(青)が通過孔21に対応す
る。また、この状態では、係止ピン35がフィルタホル
ダ20の移動に伴って、更にフィルタ10の1ピッチ分
移動しているので、副走査方向の他方(図5中B方向)
寄りにある送り爪36cが爪35aからフィルタ10の
1ピッチ分離れて位置する。
【0048】このように、送りアーム36は、往復揺動
する一定量の動作で、フィルタホルダ20をフィルタ1
0の1ピッチ分毎ずらして移動させる。そして、この動
作をするための係止ピン35と、送りアーム36とで、
送り手段25における送り部40をなす。
【0049】リセット手段26は、上述の係止片32
と、送りアーム36の一端36aに関する上位層8bと
に係り設けられている。図3及び図4に示すように、係
止片32には、基体8から副走査方向の他方(図3,4
中B方向)に延出する操作レバー32bが設けられてい
る。この操作レバー32bが副走査方向の一方(図3,
4中A方向)に押されると、係止片32がねじりコイル
バネ30の弾性力に抗して揺動し、爪片31の爪31a
と、係止爪32aとの係止状態を解除する。そして、フ
ィルタホルダ20は、ねじりコイルバネ30の弾性力に
よって副走査方向の一方(図3,4中A方向)に摺動
し、初期位置に戻ろうとする。
【0050】送りアーム36の一端36aの下面に係る
上位層8b側には、送りアーム36の一端36aの下面
と接触し得る操作面41が設けられている。この操作面
41は、送りアーム36の一端36aが、上述の如くフ
ィルタホルダ20をフィルタ10の1ピッチ分毎移動さ
せる一定量の揺動範囲に対応する部位では平坦面41a
をなしている。また、操作面41は、送りアーム36の
一端36aが、上記一定量の揺動範囲から副走査方向の
他方(図3,4中B方向)に揺動した位置に対応する部
位では、平坦面41aから副走査方向の他方(図3,4
中B方向)に向かって上方に傾斜する傾斜面41bをな
している。即ち、傾斜面41bは、一定量の揺動範囲か
ら副走査方向の他方(図3,4中B方向)に更に揺動し
た送りアーム36の一端36aを上方に押し上げる如く
撓ませる。この際、送りアーム36の各送り爪36c
は、共に上方に上がるため、その下側にある係止ピン3
5の爪35aへの係止が生じない。
【0051】そして、上述の係止片32の操作レバー3
2bの作用と、操作面41の傾斜面41bによる作用が
共に生じることにより、フィルタホルダ20が初期位置
に戻るように解除するとともに、これに伴って移動する
係止ピン35における爪35aと送り爪36cとの係止
を無くして、フィルタホルダ20の移動を阻止すること
なく初期位置に戻す(図8参照)。
【0052】次に、当接手段27について説明する。当
接手段27は、上述の移動機構3を備える光学式プリン
タのシャーシ(不図示)に対し、図3に示すように、副
走査方向の他方(図3中B方向)側であって、プリント
ヘッド1の往復移動範囲の一端部側に固定された当接基
部45に設けられている。
【0053】この当接基部45において、プリントヘッ
ド1と対面する副走査方向の一方(図3中A方向)側に
は、送り当接部46が設けられている。送り当接部46
は、棒状に形成されてプリントヘッド1の移動範囲側に
延出して設けられている。送り当接部46の先端46a
は、送り手段25の送り部40をなす送りアーム36の
他端36bに当接する。送り当接部46の先端46aが
送りアーム36の他端36bに当接するタイミングは、
プリントヘッド1が副走査方向の他方(図3中B方向)
側に移動し、プリントヘッド1の往復移動範囲の一端部
側に達した際に当接する。そして、送り当接部46は、
プリントヘッド1の移動を以て、送りアーム36を一定
量揺動させる。これにより、フィルタホルダ20がフィ
ルタ10の1ピッチ分毎移動する。また、送り当接部4
6は、プリントヘッド1が送りアーム36を一定量揺動
させる部位よりも更に副走査方向の他方(図3中B方
向)側に移動した際、送りアーム36の一端36aを傾
斜面41bによって上方に上げる上述の動作を行わせ
る。
【0054】また、当接基部45において、プリントヘ
ッド1と対面する副走査方向の一方(図3中A方向)側
には、リセット当接部47が設けられている。リセット
当接部47の先端47aは、プリントヘッド1が副走査
方向の他方(図3中B方向)側に移動して往復移動範囲
の一端部側に達した際にリセット手段26をなす係止片
32の操作レバー32bに当接する。具体的には、送り
当接部46が送りアーム36を一定量揺動させている時
には当接せず、プリントヘッド1が送りアーム36を一
定量揺動させる部位よりも更に副走査方向の他方(図3
中B方向)側に移動して、送りアーム36の一端36a
を傾斜面41bによって上方に上げる上述の動作を行わ
せる時に共に当接する。
【0055】ゆえに、送り当接部46は、プリントヘッ
ド1の往復移動範囲の一端部側への移動により、送りア
ーム36を一定量揺動させて、フィルタホルダ20をフ
ィルタ10の1ピッチ分毎移動させる(図6、図7参
照)。さらに、送り当接部46及びリセット当接部47
は、プリントヘッド1の往復移動範囲の一端部側にて、
プリントヘッド1が移動範囲以上移動した際に、リセッ
ト手段26を作動させて、フィルタホルダ20を図3に
示す初期位置(フィルタ10がR(赤)に切り替えられ
た位置)にする(図8参照)。
【0056】なお、当接手段27は、上記当接基部45
に設けられた構成に限らず、光学式プリンタの一部を以
て送り当接部46及びリセット当接部47をなせばよ
い。
【0057】次に、第一実施形態における光学式プリン
タの露光動作とフィルタ切り替え動作を図9のプリント
ヘッドの移動チャートを以て説明する。図9において符
号aに示した縦の並びは、フィルタ10のリセット位置
を示し、同b〜cはプリントヘッドの加速領域を示し、
同c〜dは露光の開始から終了の領域(露光領域)を示
し、同c〜eはフィルタ10のR,G,Bへの切り替え
領域を示している。また、図中△印は、光源である発光
ドット列の位置を示している。このプリントヘッドで
は、画像をRGBの3原色に色分解し、各色の画像を一
枚の印画紙に重ねて書き込むことによってフルカラーの
画像を形成する。
【0058】まず、フィルタ10をR(赤)に切り替え
た露光を行う。この場合、図9に示すように、プリンタ
ヘッド1をa位置に移動させる。このa位置は、図8に
示す如く、送り当接部46及びリセット当接部47が、
リセット手段26を作動させて、フィルタ10がR
(赤)に切り替えられたフィルタホルダ20の初期位置
である。そして、a位置からプリントヘッド1を副走査
方向の一方(A方向)に移動させ、b〜cの加速領域を
介して一定速度に加速し、c〜dの露光領域を移動す
る。これに同期し、R(赤)の画像信号で光源9を駆動
する。印画紙2にはR(赤)の画像が形成される。
【0059】次に、フィルタ10をG(緑)に切り替え
た露光を行う。この場合、先のR(赤)の露光後、プリ
ントヘッド1を副走査方向の他方(B方向)にd〜eま
で移動させる。c〜eの切り替え領域では、送り当接部
46がプリントヘッド1の移動によって送りアーム36
を一定量揺動させて、フィルタホルダ20をフィルタ1
0の1ピッチ分毎移動させる。これにより、e位置で
は、図6に示す如くフィルタ10がG(緑)に切り替え
られる。そして、e位置からプリントヘッド1を副走査
方向の一方(A方向)に移動させ、b〜cの加速領域を
介して一定速度に加速し、c〜dの露光領域を移動す
る。これに同期し、G(緑)の画像信号で光源9を駆動
する。印画紙2にはG(緑)の画像が形成される。
【0060】次に、フィルタ10をB(青)に切り替え
た露光を行う。この場合、先のG(緑)の露光後、プリ
ントヘッド1を副走査方向の他方(B方向)にd〜eま
で移動させる。c〜eの切り替え領域では、送り当接部
46がプリントヘッド1の移動によって送りアーム36
を一定量揺動させて、フィルタホルダ20をフィルタ1
0の1ピッチ分毎移動させる。これにより、e位置で
は、図7に示す如くフィルタ10がB(青)に切り替え
られる。そして、e位置からプリントヘッド1を副走査
方向の一方(A方向)に移動させ、b〜cの加速領域を
介して一定速度に加速し、c〜dの露光領域を移動す
る。これに同期し、B(青)の画像信号で光源9を駆動
する。印画紙2にはB(青)の画像が形成される。
【0061】この後、プリントヘッド1を副走査方向の
他方(B方向)にa位置まで移動すれば、上述の図8に
示す如く、送り当接部46及びリセット当接部47が、
リセット手段26を作動させて、フィルタ10が再びR
(赤)に切り替えられる。
【0062】したがって、第一実施形態における光学式
プリンタによれば、R(赤)へのリセットを含む各フィ
ルタ10の全ての切り替えを、プリントヘッド1の移動
範囲の一端部側(A側)にて行うとともに、プリントヘ
ッド1の加速領域をもプリントヘッド1の移動範囲の一
端部側(A側)にしている。このため、加速領域をフィ
ルタ10の切り替え領域内に共に設定することとなり、
プリントヘッド1の総移動量を少なくして装置の小型化
を図ることが可能となる。
【0063】特に、フィルタ10のG,Bへの切り替え
では、送り手段25によって、プリントヘッド1の図9
中c〜eの一定量の移動によってフィルタホルダ20を
フィルタ10の1ピッチ分毎移動させようにしている。
このため、従来の如くフィルタG,Bの各ピッチ毎に独
立した切り替え領域を設ける必要がなくなって、共通の
切り替え領域をなすので、プリントヘッド1の総移動量
を更に少なくして、更なる装置の小型化を図ることが可
能となる。
【0064】具体的に、図9で示す移動チャート図で
は、図16の従来の移動チャート図に対し、プリントヘ
ッド1の移動における、露光領域、加速領域、フィルタ
の1ピッチ分の移動量、リセットに必要な移動量を同じ
くして記載している。つまり、本実施形態の図9と、従
来例の図16を比較して明らかなように、プリントヘッ
ド1の総移動量が、加速領域分と、フィルタの1ピッチ
分の移動量分だけ少なくなっていることが分かる。
【0065】また、プリントヘッド1の移動量は、移動
手段3におけるパルスモータ7のパルス数で認識して制
御している。この移動量は、図9に示す如く、プリント
ヘッド1が右側から左側へ、あるいは左側から右側へ副
走査方向に移動する際に、リセットさせる時以外は、全
て同じこととなる。このため、パルスモータ7の制御を
簡素化させることが可能となる。
【0066】以下、本発明の第二実施形態を図面を参照
して具体的に説明する。この第二実施の形態では、上述
した第一実施形態に対し、フィルタの切り替え機構にお
ける送り手段25の送り部40と、この送り部40に係
るリセット手段26の操作面41に係る構成が異なるも
のである。したがって、他の同様の構成に関しては同一
の符号を付して説明を省略し、異なる構成のみに関して
説明する。
【0067】図10(a)は第二実施形態における切り
替え機構を示す概略平面図、図10(b)は同切り替え
機構の要部拡大図、図11(a)〜(c)は、同切り替
え機構の動作図である。
【0068】まず、第二実施形態における送り手段25
の送り部40について説明する。フィルタホルダ20の
弾性支持された方向となる副走査方向の一方(図10中
A方向)側の端部には、係止ピン50が固定されてい
る。この係止ピン50は、上位層8b上に突出してい
る。また、上位層8bは、フィルタホルダ20の摺動に
よって、上位層8b上に突出された係止ピン50が共に
移動できるように切欠部51が形成されている。
【0069】また、上位層8bには、送りアーム52が
設けられている。送りアーム52は、略中央部を軸37
を以て軸支され、副走査方向に揺動可能とされている。
送りアーム52の揺動は、不図示のバネによって、一端
52aが副走査方向の一方(図10中A方向)側に揺動
するように弾性支持されている。送りアーム52の他端
52bは、不図示のバネによって副走査方向の他方(図
10中B方向)側に揺動するように弾性支持されている
が、この他端52bが基体8にある突起部39に当接す
ることにより、バネの弾性力による送りアーム52の揺
動を所定位置で規制している。
【0070】送りアーム52の一端52aは、可撓性を
有して平面視で略J字状に形成され、副走査方向の他方
(図10中B方向)側に弧状の先端を向けている。この
先端には、外方に突出する送り爪52cが形成されてい
る。
【0071】送りアーム52を軸支する軸37には、従
動アーム53の基端が揺動可能に軸支されている。従動
アーム53は、送りアーム52の一端52a上に位置し
ている。また、従動アーム53の先端53aは、係止ピ
ン50を挿通支持している。この係止ピン50は、フィ
ルタホルダ20の移動によって副走査方向に移動するも
のである。このため、従動アーム53の先端53aは、
係止ピン50の移動及び自己の揺動を阻害しないように
長穴53bを介して係止ピン50を挿通支持している。
【0072】また、従動アーム53は、送りアーム52
の先端の送り爪52cと係止できる爪53cを有してい
る。従動アーム53の爪53cは、送りアーム52の一
端52aの先端の弧状に沿って、各フィルタ10と略同
方向、同ピッチとなるように2つ形成されている。
【0073】送りアーム52の送り爪52cと従動アー
ム53の各爪53cは、送りアーム52の一端52aが
バネの弾性力に抗して副走査方向の他方側(図10中B
方向)に揺動した際に係止する。即ち、送りアーム52
の一端52aにおける副走査方向の他方側への揺動に伴
う送り爪52cと爪53cの係止により、従動アーム5
3の先端53cに挿通支持された係止ピン50が副走査
方向の他方側へ押されて、フィルタホルダ20が同方向
へ移動する。この際、移動したフィルタホルダ20は、
係止部34の作用により、フィルタ10の1ピッチ分移
動された位置で係止される(図11(a)参照)。
【0074】さらに、送り爪52cと各爪53cは、送
りアーム52の一端52aがバネの弾性力によって副走
査方向の一方(図10中A方向)側に戻るように揺動し
た場合、送りアーム52における送り爪52cを有した
一端52aが軸37側に撓むため、送り爪52cが爪5
3cを乗り越えることとなる。即ち、送りアーム52
は、フィルタホルダ20をフィルタ10の1ピッチ分移
動させた後、図10(a)に示す如く他端52bが突設
部39に当接する所定位置に戻る。
【0075】なお、送り爪52cと各爪53cの係止に
関しては、図10(a),(b)に示す如く、送り爪5
2cが副走査方向の他方(図10中B方向)寄りにある
爪53cに係止しようとしている状態が、係止部34に
おける係止片32の係止爪32aと爪片31の各爪31
aが係止していない初期位置であり、本実施形態ではフ
ィルタ10のR(赤)が通過孔21に対応する。
【0076】また、送り爪52cが副走査方向の他方
(図10中B方向)寄りにある爪53cに係止して送り
アームの一端52aがB方向に揺動した後、送りアーム
52が上記所定位置に戻った状態では、図11(a)の
如く、上述した係止部34の作用でフィルタホルダ20
がフィルタ10の1ピッチ分移動して係止されて、フィ
ルタ10のG(緑)が通過孔21に対応する。また、こ
の状態では、係止ピン50がフィルタホルダ20の移動
に伴ってフィルタ10の1ピッチ分移動し、且つ、従動
アーム53が係止ピン50の移動に追従して揺動してい
るので、送り爪52cが副走査方向の一方(A方向)寄
りにある爪53cに係止しようとする。
【0077】続いて、送り爪52cが副走査方向の一方
(図10中A方向)寄りにある爪53cに係止して、送
りアーム52の一端52aがB方向に揺動した後、送り
アーム52が上記所定位置に戻った状態では、図11
(b)の如く、上述した係止部34の作用で更にフィル
タホルダ20がフィルタ10の1ピッチ分移動して係止
されて、フィルタ10のB(青)が通過孔21に対応す
る。また、この状態では、係止ピン50がフィルタホル
ダ20の移動に伴って、更にフィルタ10の1ピッチ分
移動し、且つ、従動アーム53が係止ピン50の移動に
追従して揺動しているので、送り爪52cが副走査方向
の一方(A方向)寄りにある爪53cからフィルタ10
の1ピッチ分離れて位置する。
【0078】このように、送りアーム52は、往復揺動
する一定量の動作で、フィルタホルダ20をフィルタ1
0の1ピッチ分毎ずらして移動させる。そして、この動
作をするための係止ピン50と、送りアーム52と、従
動アーム53とで、送り手段25における送り部40を
なす。
【0079】次に、第二実施形態におけるリセット手段
26について説明する。リセット手段26は、上述の係
止片32と、送りアーム52の一端52aに関する上位
層8bとに係り設けられている。係止片32に係るリセ
ット手段26の構成は、第一実施形態と同様に操作レバ
ー32bを備えている。操作レバー32bは、係止片3
2をねじりコイルバネ30の弾性力に抗して揺動させ、
爪片31の爪31aと、係止爪32aとの係止状態を解
除し、フィルタホルダ20を初期位置に戻す。
【0080】上位層8b上であって、送りアーム52の
一端52aが揺動し得る範囲内には、一端52aの先端
と当接し得る操作面54が設けられている。この操作面
54は、一端52aの先端の揺動先にて先端に対面して
いる。操作面54は、送りアーム52の一端52aが、
上述の如くフィルタホルダ20をフィルタ10の1ピッ
チ分毎移動させる一定量の揺動範囲にある時には、一端
52aの先端に当接しない位置にある。操作面54は、
送りアーム52の一端52aが、上記一定量の揺動範囲
から副走査方向の他方(図10中B方向)に揺動した場
合に、一端52aの先端に当接する。また、操作面54
は、一定量の揺動範囲から副走査方向の他方(図10中
B方向)に更に揺動した送りアーム52の一端52aを
撓ませ、先端にある送り爪52cを従動アーム53の各
爪53cから遠ざける如く適宜傾斜した面をなしてい
る。
【0081】そして、上述の係止片32の操作レバー3
2bの作用と、操作面54による作用が共に生じること
により、図11(c)に示すように、フィルタホルダ2
0が初期位置に戻るように解除するとともに、これに伴
って揺動する従動アーム53における爪53cと送り爪
52cとの係止を無くして、フィルタホルダ20の移動
を阻止することなく初期位置に戻す。
【0082】なお、当接手段27は、第一実施形態と同
様に送り当接部46と、リセット当接部47とを有して
いる。送り当接部46は、プリントヘッド1の往復移動
範囲の一端部側への移動により、図11(a),(b)
に示すように、送りアーム52を一定量揺動させて、フ
ィルタホルダ20をフィルタ10の1ピッチ分毎移動さ
せる。さらに、送り当接部46及びリセット当接部47
は、プリントヘッド1の往復移動範囲の一端部側にて、
プリントヘッド1が移動範囲以上移動した際に、図11
(c)に示すように、リセット手段26を作動させて、
フィルタホルダ20を図10(a),(b)に示す初期
位置(フィルタ10がR(赤)に切り替えられた位置)
にする。
【0083】また、第二実施形態における光学式プリン
タの露光動作とフィルタ切り替え動作は、第一実施形態
において図9の移動チャート図で示す動作と同様に行わ
れる。
【0084】したがって、第二実施形態における光学式
プリンタによれば、第一実施形態と同様に、R(赤)へ
のリセットを含む各フィルタ10の全ての切り替えを、
プリントヘッド1の移動範囲の一端側(A側)にて行う
とともに、上記切り替え領域内にプリントヘッド1の加
速領域を共に設定し、プリントヘッド1の総移動量を少
なくして装置の小型化を図っている。
【0085】また、フィルタ10のG,Bへの切り替え
も、第一実施形態と同様に、送り手段25により、プリ
ントヘッド1の一定量の移動によってフィルタホルダ2
0をフィルタ10の1ピッチ分毎移動させようにした共
通の切り替え領域をなしており、プリントヘッド1の総
移動量を更に少なくして、更なる装置の小型化を図って
いる。
【0086】また、パルスモータ7の制御に関しても、
第一実施形態と同様に簡素化させることが可能となる。
【0087】以下、本発明の第三実施形態を図面を参照
して具体的に説明する。この第三実施の形態では、上述
した第一実施形態に対し、フィルタの切り替え機構にお
ける送り手段25と、リセット手段26と、当接手段2
7に係る構成が異なるものである。したがって、他の同
様の構成に関しては同一の符号を付して説明を省略し、
異なる構成のみに関して説明する。
【0088】図12は第三実施形態における切り替え機
構を示す概略平面図、図13(a)〜(c)は、同切り
替え機構の動作図である。
【0089】まず、第三実施形態における送り手段25
について説明する。最初に、フィルタホルダ20は、引
張コイルバネ60によって副走査方向の他方(図12中
B方向)に弾性支持されている。このフィルタホルダ2
0には、弾性支持された方向となる副走査方向の他方
(B方向)側に延出された爪片61が設けられている。
爪片61には、図12における主走査方向の上下端縁
に、各フィルタ10と同方向、同ピッチで形成されたそ
れぞれ2つの爪61a(上側)及び2つの爪61b(下
側)が設けられている。
【0090】上位層8aには、係止片62が設けられて
いる。係止片62には爪片61の下側にある各爪61b
と係止する係止爪62aが形成されている。この係止片
62は、上位層8aに対して、軸33を介して揺動自在
に配されている。係止片62の揺動は、フィルタホルダ
20を弾性支持する引張コイルバネ60によって、係止
爪62aを爪片61の各爪61bに係止し得るように弾
性支持されている。
【0091】係止片62の係止爪62aは、フィルタホ
ルダ20が引張コイルバネ60の弾性力に抗して摺動し
た際に爪片61の各爪61bに係止する。この際、係止
片62が係止する爪61bを一旦乗り越えるようにし
て、引張コイルバネ60の弾性力に抗して揺動する(図
13(a)参照)。また、フィルタホルダ20が更に摺
動した際にも同様に、係止片62が次の爪61bを一旦
乗り越えるようにして係止する(図13(b)参照)。
【0092】なお、係止爪62aと各爪61bの係止に
関しては、図12に示す如く、係止爪62aと各爪61
bが係止しておらず、係止片62と爪片61とが最も近
づいている状態(初期位置)がある。ゆえに、係止爪6
2aと各爪61bの係止に関する状態は、初期位置を基
準に爪片61(フィルタホルダ20)が係止片62から
遠ざかって、係止爪62aが2つの爪61bに各々係止
した上述の2通りの状態(図13(a),(b)参照)
を含めて計3つの状態がある。この3つの状態は、R,
G,Bの3つの各フィルタ10がそれぞれ通過孔21に
対応した位置である。本実施形態では、初期位置で通過
孔21に対応したフィルタ10がR(赤)となり、爪片
61が係止片62から遠ざかる係止状態の順にG
(緑),B(青)のフィルタ10が通過孔21に対応す
る。
【0093】このように、摺動を弾性支持されたフィル
タホルダ20にある爪片61と、爪片61に関係して摺
動したフィルタホルダ20のフィルタ10のR,G,B
をそれぞれ通過孔21に対応した状態とする係止片62
とで、送り手段25における係止部34をなす。
【0094】また、上位層8bには、送りアーム63が
設けられている。送りアーム63は、一端63aがフィ
ルタホルダ20側に望み、他端63bが基体8の副走査
方向の他方(図12中B方向)側の端部から突出するよ
うにして、副走査方向に摺動可能とされている。送りア
ーム63の摺動は、圧縮コイルバネ64によって副走査
方向の他方(B方向)側に摺動するように弾性支持され
ている。この送りアーム63の摺動は、他端63bが基
体8の副走査方向の他方(B方向)側の端部から図12
中長さL突出した所定位置にて副走査方向の他方(B方
向)への摺動が規制されている。
【0095】送りアーム63の一端63aは主走査方向
に可撓性を有しており、その先端に爪片61の各爪61
aに係止する送り爪63cが設けられている。送りアー
ム63の送り爪63cと各爪61aは、送りアーム63
が圧縮コイルバネ64の弾性力に抗して副走査方向の一
方(図12中A方向)に摺動した際に係止する。即ち、
送りアーム63の副走査方向の一方(A方向)側への摺
動に伴う送り爪63cと爪61aの係止により、フィル
タホルダ20が副走査方向の一方(A方向)へ移動す
る。この際、移動したフィルタホルダ20は、図13
(a)に示すように、上述の係止部34の作用によっ
て、フィルタ10の1ピッチ分移動された位置で係止さ
れる。
【0096】さらに、送り爪63cと各爪61aは、送
りアーム63が圧縮コイルバネ64の弾性力によって副
走査方向の他方(図12中B方向)側に戻るように摺動
した場合、互いの傾斜部分を以て係止することがない。
この場合、送りアーム63の一端63aが上方に撓み、
送り爪63aが爪61aを乗り越えることとなる。即
ち、送りアーム63は、フィルタホルダ20をフィルタ
10の1ピッチ分移動させた後、図12に示す如く他端
63bが基体8の副走査方向の他方(B方向)側の端部
から長さL突出した所定位置に戻る。
【0097】なお、送り爪63cと各爪61aの係止に
関しては、図12に示す如く、送り爪63cが副走査方
向の一方(図12中A方向)寄りにある爪61aに係止
している状態が、上述した係止片62の係止爪62aと
爪片61の各爪61bが係止していない初期位置であ
り、本実施形態ではフィルタ10のR(赤)が通過孔2
1に対応する。
【0098】また、送り爪63cが副走査方向の他方
(図12中A方向)寄りにある爪61aに係止して、送
りアーム63がA方向に摺動した後、送りアーム63が
上記所定位置に戻った状態では、図13(a)に示すよ
うに、上述した係止部34の作用でフィルタホルダ20
がフィルタ10の1ピッチ分移動して係止されて、フィ
ルタ10のG(緑)が通過孔21に対応する。また、こ
の状態での送り爪63cは、フィルタホルダ20がフィ
ルタ10の1ピッチ分移動しているので、副走査方向の
他方(B方向)寄りにある爪61aに係止しようとす
る。
【0099】続いて、送り爪63cが副走査方向の他方
(図12中B方向)寄りにある爪61aに係止して、送
りアーム63がA方向に摺動した後、送りアーム63が
上記所定位置に戻った状態では、図13(b)に示すよ
うに、上述した係止部34の作用でフィルタホルダ20
がフィルタ10の1ピッチ分移動して係止されて、フィ
ルタ10のB(青)が通過孔21に対応する。また、こ
の状態での送り爪63cは、フィルタホルダ20が更に
フィルタ10の1ピッチ分移動しているので、副走査方
向の他方(B方向)寄りにある爪61aからフィルタ1
0の1ピッチ分離れて位置する。
【0100】このように、送りアーム63は、往復摺動
する一定量の動作で、フィルタホルダ20をフィルタ1
0の1ピッチ分毎ずらして移動させる。そして、この動
作をするための爪片61の爪61aと、送りアーム63
とで、送り手段25における送り部40をなす。
【0101】次に、第三実施形態におけるリセット手段
26について説明する。リセット手段26は、上述の係
止片62と、送りアーム63の一端63aに関する上位
層8bとに係り設けられている。係止片62に係るリセ
ット手段26の構成は、第一実施形態と同様に操作レバ
ー62bを備えている。操作レバー62bは、係止片6
2を引張コイルバネ60の弾性力に抗して揺動させ、爪
片61の各爪61bと、係止爪62aとの係止状態を解
除し、フィルタホルダ20を初期位置に戻す。
【0102】送りアーム63の一端63aには、解除レ
バー63dが設けられている。この解除レバー63d
は、可撓性を有した一端63aの中途部から略L字状に
延出し、その先端を副走査方向の一方(図12中A方
向)向けている。
【0103】また、上位層8b上であって、送りアーム
63の一端63aが摺動し得る範囲内には、一端63a
にある解除レバー63dの先端と当接し得る操作面65
が設けられている。この操作面65は、解除レバー63
dの先端の摺動先にて該先端に対面している。操作面6
5は、送りアーム63が、上述の如くフィルタホルダ2
0をフィルタ10の1ピッチ分毎移動させる一定量の摺
動範囲にある時には、では、解除レバー63dの先端に
当接しない位置にある。操作面65は、送りアーム63
が、上記一定量の摺動範囲から副走査方向の他方(図1
2中B方向)に摺動した場合に、解除レバー63dの先
端に当接する。また、操作面65は、一定量の摺動範囲
から副走査方向の他方(B方向)に更に摺動した送りア
ーム63の一端63aを撓ませ、その先端にある送り爪
63cを爪片61の各爪61aから遠ざける如く適宜傾
斜した面をなしている。
【0104】そして、上述の係止片62の操作レバー6
2bの作用と、操作面65による作用が共に生じること
により、図13(c)に示すように、フィルタホルダ2
0が初期位置に戻るように解除するとともに、送り爪6
3cと各爪61aとの係止を無くして、フィルタホルダ
20の移動を阻止することなく初期位置に戻す。
【0105】次に、第三実施形態における当接手段27
について説明する。当接手段27は、プリントヘッド1
を移動させる移動機構3を備える光学式プリンタのシャ
ーシ(不図示)に対し、副走査方向の他方(図12中B
方向)側であって、プリントヘッド1の往復移動範囲の
一端部側に固定された当接基部45(第一実施形態と同
様、図3参照)として設けられている。
【0106】この当接基部45において、プリントヘッ
ド1と対面する副走査方向の一方(図3中A方向)側の
面が当接部66として構成され、上記第一実施形態及び
第二実施形態における送り当接部及びリセット当接部を
なす。当接部66は、送り手段25の送り部40をなす
送りアーム63の他端63bに当接する。当接部66が
送りアーム63の他端63bに当接するタイミングは、
プリントヘッド1が副走査方向の他方(図12中B方
向)側に移動し、プリントヘッド1の往復移動範囲の一
端部側に達した時である。そして、当接部66は、プリ
ントヘッド1の移動を以て、送りアーム63を一定量摺
動させる。これにより、フィルタホルダ20がフィルタ
10の1ピッチ分毎移動する。また、当接部66は、プ
リントヘッド1が送りアーム36を一定量摺動させる部
位よりも更に副走査方向の他方(B方向)側に移動した
際、送りアーム63の一端63aを解除レバー63d及
び操作面65によって上方に上げる動作を行わせる。
【0107】また、当接部66は、プリントヘッド1が
副走査方向の他方(図12中B方向)側に移動して往復
移動範囲の一端部側に達した際にリセット手段26をな
す係止片62の操作レバー62bに当接する。具体的に
は、送りアーム63を一定量摺動させている時には当接
せず、プリントヘッド1が送りアーム63を一定量摺動
させる部位よりも更に副走査方向の他方(B方向)側に
移動して、送りアーム63の一端63aを解除レバー6
3d及び操作面65によって上方に上げる動作を行わせ
る時に共に当接する。
【0108】ゆえに、当接部66は、プリントヘッド1
の往復移動範囲の一端部側への移動により、図13
(a),(b)に示すように、送りアーム63を一定量
揺動させて、フィルタホルダ20をフィルタ10の1ピ
ッチ分毎移動させる。また、当接部66は、プリントヘ
ッド1の往復移動範囲の一端部側にて、プリントヘッド
1が移動範囲以上移動した際に、図13(c)に示すよ
うに、リセット手段26を作動させて、フィルタホルダ
20を初期位置(フィルタ10がR(赤)に切り替えら
れた位置)にする。
【0109】なお、第三実施形態における光学式プリン
タの露光動作とフィルタ切り替え動作は、第一実施形態
において図9の移動チャート図で示す動作と同様に行わ
れる。
【0110】したがって、第三実施形態における光学式
プリンタによれば、第一実施形態と同様に、R(赤)へ
のリセットを含む各フィルタ10の全ての切り替えを、
プリントヘッド1の移動範囲の一端部側(A側)にて行
うとともに、上記切り替え領域内にプリントヘッド1の
加速領域を共に設定し、プリントヘッド1の総移動量を
少なくして装置の小型化を図っている。
【0111】また、フィルタ10のG,Bへの切り替え
も、第一実施形態と同様に、送り手段25により、プリ
ントヘッド1の一定量の移動によってフィルタホルダ2
0をフィルタ10の1ピッチ分毎移動させようにした共
通の切り替え領域をなしており、プリントヘッド1の総
移動量を更に少なくして、更なる装置の小型化を図って
いる。
【0112】また、パルスモータ7の制御に関しても、
第一実施形態と同様に簡素化させることが可能となる。
【0113】特に、第三実施形態における光学式プリン
タは、送り手段25、リセット手段26にかかる構成
が、フィルタホルダ20の一側(副走査方向の他方側)
に集約されている。ゆえに、構成部品の組み立て等を容
易に行うことが可能となる。
【0114】また、第三実施形態における光学式プリン
タは、送り手段25、リセット手段26にかかる構成
が、プリントヘッド1の上下方向(厚み方向)に作用す
る構成でなく、全て副走査方向に作用する。ゆえに、プ
リントヘッド1の厚みを薄くしてプリントヘッド1を小
型化することができる。
【0115】ところで、上述した第一、第二、第三実施
形態では、加速領域を、リセットを含む各フィルタ10
の全ての切り替えを行う切り替え領域内(プリントヘッ
ド1の移動範囲の一端部側(A側))に設定している
が、この加速領域が、プリントヘッド1の移動範囲の他
端部側(B側)に設定されていたとしても、上述の従来
例と比べてフィルタ10の1ピッチ分の総移動量が少な
くなり、装置の小型化を図ることが可能である。さら
に、加速領域をプリントヘッド1の移動範囲の他端部側
(B側)に設定していても、プリントヘッド1が移動範
囲の一端部側(A側)と他端部側(B側)とを往復する
移動量は、リセットさせる時以外全て同じであるため、
パルスモータ7の制御を簡素化させることが可能であ
る。
【0116】
【発明の効果】本発明による光学式プリンタは、複数の
フィルタを一定の送り量を以て所定方向に移動させて、
所望のフィルタを光源に設定する送り手段を、プリント
ヘッドの移動範囲の一端部側において一定の送り量作動
させ、且つ、送り手段が作動する前記移動範囲の一端部
側にてフィルタを元の位置に戻すリセット手段を備えて
いる。即ち、フィルタの切り替えに関し、送り手段の一
定の送り量を以て所望のフィルタを光源に設定(1ピッ
チ分毎切り替えるように)し、これをプリントヘッドの
一端部側への移動に伴って行っている。このため、複数
のフィルタを切り替えるために移動するプリントヘッド
の切り替え領域が、各フィルタに共通して送り手段にお
ける一定の送り量(フィルタの1ピッチ分)だけとなる
のでプリントヘッド1の総移動量が少なくなり、装置の
小型化を図ることができる。
【0117】また、送り手段の一定の送り量を以てフィ
ルタを1ピッチ分毎切り替えるようにし、これをプリン
トヘッドの移動に伴って行っている。このため、複数の
フィルタを切り替えるために移動するプリントヘッドの
切り替え領域が、各フィルタに共通してフィルタの1ピ
ッチ分だけとなって、各フィルタへの切り替えを行うプ
リントヘッドの各移動量がリセット時を除いて全て同じ
となるため、プリントヘッドの移動制御を簡素化するこ
とができる。
【0118】また、送り手段及びリセット手段が作動す
るプリントヘッドの移動範囲の一端部側において、前記
移動範囲の他端部側に移動するプリントヘッドを一定速
度に加速するための加速領域を設けている。このため、
加速領域をフィルタの切り替え領域内に共に設定でき、
プリントヘッドの総移動量を更に少なくして、更なる装
置の小型化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の光学式プリンタの第一実施形態
を示す平面図。 (b)本発明の光学式プリンタの第一実施形態を示す側
面図。
【図2】同光学式プリンタのプリントヘッドの光学系を
示す概略図。
【図3】第一実施形態における切り替え機構を示す概略
平面図。
【図4】切り替え機構の斜視図。
【図5】切り替え機構の一部を示す斜視図。
【図6】切り替え機構の動作を示す平面図。
【図7】切り替え機構の動作を示す平面図。
【図8】切り替え機構の動作を示す平面図。
【図9】プリントヘッドの移動チャート図。
【図10】(a)第二実施形態における切り替え機構を
示す概略平面図。 (b)切り替え機構の要部拡大図。
【図11】(a)〜(c)第二実施形態の切り替え機構
の動作を示す平面図。
【図12】第三実施形態における切り替え機構を示す概
略平面図
【図13】(a)〜(c)第三実施形態の切り替え機構
の動作を示す平面図。
【図14】従来の光学式プリンタのプリントヘッドの構
造の概略を示す断面図。
【図15】従来のプリントヘッドの構成の一部を省略し
て示した平面図。
【図16】従来のプリントヘッドの移動チャート図。
【符号の説明】
1…プリントヘッド、2…印画紙(記録媒体)、3…移
動手段、8…基体、9…光源、10…フィルタ、20…
フィルタホルダ、25…送り手段、26…リセット手
段、34…係止部、40…送り部、46,66…送り当
接部(当接部)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と該光源に対して所定方向に移動す
    ることにより前記光源の発光部分に選択的に設定される
    複数のフィルタを有するプリントヘッドと、該プリント
    ヘッドを前記所定方向に往復移動させる移動手段とを有
    して記録媒体に光書き込みを行う光学式プリンタにおい
    て、 前記プリントヘッドに設けられ、前記フィルタを一定の
    送り量を以て前記所定方向に移動させて、所望の前記フ
    ィルタを前記光源に設定する送り手段と、 前記プリントヘッドの移動範囲の一端部側に設けられ、
    前記プリントヘッドが移動範囲の一端部側に移動した際
    に前記送り手段に当接し、該送り手段を一定の送り量作
    動させる当接部と、 前記プリントヘッドに設けられ、前記当接部と同じ側に
    て、前記プリントヘッドが移動範囲以上移動した際に作
    動して、移動した前記フィルタを元の位置に戻すリセッ
    ト手段と、 を備えたことを特徴とする光学式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記当接部と同じ側に設けられ、移動範
    囲の他端部側に移動し得る前記プリントヘッドを一定速
    度に加速するための加速領域を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の光学式プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記各フィルタは、前記所定方向に所定
    ピッチを置くようにして、前記光源に対して前記所定方
    向に移動可能に弾性支持されたフィルタホルダに保持さ
    れ、 前記送り手段は、前記フィルタホルダに係脱可能とされ
    て、前記当接部に当接した前記一定の送り量を以て、前
    記フィルタホルダを前記弾性力に抗して前記フィルタの
    所定ピッチ分だけ移動させる送り部と、該送り部によっ
    て移動された前記フィルタホルダを前記弾性力に抗して
    係止し、所望の前記フィルタを前記光源に設定した位置
    とする係止部とを備え、 前記リセット手段は、前記当接部と同じ側にて、前記プ
    リントヘッドが移動範囲以上移動した際に、前記フィル
    タホルダに対する前記係止部の係止状態を解除するとと
    もに、前記フィルタホルダに対する前記送り部の係わり
    を解除することを特徴とする請求項1あるいは請求項2
    に記載の光学式プリンタ。
  4. 【請求項4】 移動手段によって所定方向に移動しなが
    ら記録媒体に対して光書き込みを行う光学式プリンタの
    プリントヘッドにおいて、 光源を有して、前記移動手段によって前記所定方向に移
    動自在とされた基体と、 前記所定方向に所定ピッチを置くようにして複数のフィ
    ルタを保持するとともに、該フィルタが前記光源に対し
    て前記所定方向に移動可能となるように前記基体に弾性
    支持されたフィルタホルダと、 前記基体が前記移動手段によって移動範囲の一端部側に
    移動する際に前記光プリンタの一部に当接して、前記フ
    ィルタホルダを前記弾性力に抗した一定の送り量を以て
    前記所定方向に所定ピッチ分だけ移動させて係止し、所
    望の前記フィルタを前記光源に設定する送り手段と、 前記基体が前記移動範囲の一端部側にて、前記移動範囲
    以上移動した際に、前記送り手段における前記フィルタ
    ホルダへの係止を解除するリセット手段と、 を備えたことを特徴とする光学式プリンタのプリントヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記送り手段は、前記フィルタホルダに
    係脱可能とされて、前記光プリンタの一部に当接した前
    記一定の送り量を以て、前記フィルタホルダを前記弾性
    力に抗して前記フィルタの所定ピッチ分だけ移動させる
    送り部と、該送り部によって移動された前記フィルタホ
    ルダを前記弾性力に抗して係止し、所望の前記フィルタ
    を前記光源に設定した位置とする係止部とを備え、 前記リセット手段は、前記基体が前記移動範囲の一端部
    側にて、前記移動範囲以上移動した際に、前記フィルタ
    ホルダに対する前記係止部の係止状態を解除するととも
    に、前記フィルタホルダに対する前記送り部の係わりを
    解除することを特徴とする請求項4に記載の光学式プリ
    ンタのプリンタヘッド。
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