JP2000225719A - インクジェット記録装置および記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および記録方法

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JP2000225719A JP2866999A JP2866999A JP2000225719A JP 2000225719 A JP2000225719 A JP 2000225719A JP 2866999 A JP2866999 A JP 2866999A JP 2866999 A JP2866999 A JP 2866999A JP 2000225719 A JP2000225719 A JP 2000225719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用紙ならびに普通紙においても、所望の黒
画像およびカラー画像を得ることができ、特には、普通
紙において鮮明かつ耐水性、耐光性の高い所望の黒画像
を得ること。 【解決手段】 インクジェット記録装置は、第1の黒イ
ンクを吐出する第1の黒ノズル群と、第2の黒インクを
吐出する第2の黒ノズル群と、カラーインクを吐出する
カラーノズル群を有する記録ヘッド101、色分離手段
201、黒画像データ記憶手段202、カラー画像デー
タ記憶手段203、紙種情報記憶手段204、前記第1
の黒インクおよび前記第2の黒インクを前記第1の黒ノ
ズル群301および前記第2の黒ノズル群302から同
時もしくは選択的に吐出するための駆動信号を生成する
黒ノズル駆動手段205、カラーインクを吐出する駆動
信号を生成するカラーノズル駆動手段206からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置および記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワープロ、コンピューター等の情報機器
の普及に伴い、それらの機器の記録装置の一つとして、
インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジタル
画像記録を行う記録装置が普及されてきつつある。さら
に、これらの情報機器の性能、精度の高度化に伴い、記
録装置においても高画質化、カラー化の要望が増してき
ている。
【0003】しかしながら、高画質のカラー画像を得る
ためには、インクの滲みを防止し、発色性を高める吸収
層を有する専用紙を使用する必要があり、特に普通紙に
カラー印刷を行う場合においては、滲みによる画質劣
化、ならびに、十分な耐水性、耐光性が得られない等の
問題がある。特には、ワープロ等で作成したモノクロ文
章等の黒画像は、滲みのない鮮明な画像かつ高い黒濃度
が要求されるため、黒インクの滲みはできる限り押さえ
られ、できる限り高い濃度で記録されるのが好ましい。
更には、実用上十分な耐水性、耐光性が望まれる。
【0004】通常、インクジェット記録装置によってカ
ラー画像を記録するためのインクは、透明度が高く、色
の再現性の高い色材である水溶性染料を用い、また、記
録紙への浸透速度が速い速乾性のインクを用いている。
【0005】このような組成のインクを用いたとき、専
用紙においては吸収層があるため滲みもなく、カラー画
像ならびに黒画像も共に所望の画質を得ることができ、
記録後十分乾燥してしまえば実用上問題ない耐水性が得
られている。しかし、普通紙においては、カラー画像は
混色して色を形成することから滲みの影響を受けにくく
所望の画質を得ることができるものの、黒画像に関して
は滲みによる影響が大きく、また、濃度も低いため所望
の画質を得られないという問題が残されている。また、
記録後十分に乾燥しても実用上十分な耐水性を得られな
いという問題があり、更に、十分な耐光性を得られてい
ないという問題もある。
【0006】普通紙における黒画像の品質を向上するた
め、顔料を色材として用いた顔料黒インクを用いて普通
紙に記録する方法がある。前記顔料黒インクを用いるこ
とにより、普通紙において滲みが抑えられ鮮明な黒画像
が得られるとともに、実用上十分な耐水性、耐光性を得
ることができ、所望の黒画像を得ることが可能である。
しかし、専用紙においては吸収層と顔料黒インクとの特
性により、顔料黒インク特有の光沢が発生することが確
認されている。特には、水溶性染料インクを用いて記録
したカラー画像部と顔料黒インクを用いて記録した黒画
像部とが混在するようなとき、黒画像の部分だけ光沢感
が異なるため、全体的に違和感のある画像になってしま
うという問題がある。
【0007】このような問題の解決策として、従来のイ
ンクジェット記録装置においては、2種類の黒インクを
併用させて記録する方法がある。
【0008】例えば、特開平7−125406号公報に
おいては、浸透速度が相対的に速いカラーインクおよび
第1の黒インクを吐出する記録ヘッドと、第1の黒イン
クよりも浸透速度が相対的に遅い第2の黒インクを吐出
する記録ヘッドを用い、普通紙に記録を行う際に、黒画
像がカラー画像隣接するときには第1の黒インクを使用
し、隣接しないときには第2の黒インクを使用して黒画
像を記録する方法により、より滲みの少ない画像を記録
する方法を提供している。
【0009】また、特開平8−267903号公報にお
いては、色材として水溶性黒色染料と黒色顔料とを併有
し、これらの色材を溶解または分散させる液媒体を含む
黒色インクを画像形成領域に付与する過程と、前記黒色
インクと異なる色材を含まない液体組成物を前記画像形
成領域に付与する過程を以って画像を形成する方法によ
り、耐水性を向上させる方法を提供している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術例においては、例えば、特開平7−12
5406号公報に開示されているように、浸透時間が遅
い第2の黒インクを用いる記録方法においては、普通紙
において鮮明な黒画像を得ることができるものの、浸透
速度が遅いことによる乾燥時間の遅延から印字直後の耐
擦性が劣化するため、連続的に記録紙を重ねることがで
きず、高速印字に適さないという不具合がある。また、
色材として水溶性染料を用いれば十分な耐水性が得られ
ないという問題点が依然として残ってしまうなどの問題
点がある。
【0011】また、例えば、特開平8−267903号
公報に開示されている画像形成方法においては、専用紙
と普通紙の黒画像の高品質化の両立と、普通紙における
耐水性の向上を得ることができるものの、黒色インクな
らびに前記黒色インクと異なる液体組成物を持たなけれ
ばならないことによるコストの増加ならびに記録装置の
複雑化という問題があり、また、黒色インクの記録工程
と前記黒色インクと異なる液体組成物の記録工程を持た
なければならないことによる記録工数の増加ならびに記
録工程の複雑化という問題がある。
【0012】そこで、本発明の目的とするところは、専
用紙ならびに普通紙において、所望の黒画像およびカラ
ー画像、特には普通紙における所望の黒画像を得ること
ができるインクジェット記録装置および記録方法を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ット記録装置は、色材として水溶性染料を有するカラー
インクならびに第1の黒インクと、色材として顔料を有
する第2の黒インクとを有し、記録ヘッドは、前記第1の
黒インクを吐出する第1の黒ノズル群と、前記第2の黒
インクを吐出する第2の黒ノズル群と、前記カラーイン
クを吐出するカラーノズル群とを有することを特徴とす
る。
【0014】また、記録データを黒画像データとカラー
画像データとに分離する色分離手段と、前記分離された
記録データを格納する黒画像データ記憶手段およびカラ
ー画像データ記憶手段と、記録紙の紙種情報を記憶する
紙種情報記憶手段と、前記紙種情報に従って前記第1の
黒インクおよび前記第2の黒インクを、前記第1の黒ノ
ズル群および前記第2の黒ノズル群から同時もしくは選
択的に吐出するための駆動信号を生成する黒ノズル駆動
手段、また、前記カラーインクを前記カラーノズル群か
ら吐出するための駆動信号を生成するカラーノズル駆動
手段とを具備し、前記黒ノズル駆動手段は、記録紙が専
用紙であるとき、前記第1の黒インクを前記第1の黒ノ
ズル群から吐出する駆動信号を生成し、記録紙が普通紙
であるとき、前記第1の黒インクおよび前記第2の黒イ
ンクを、前記第1の黒ノズル群および前記第2の黒ノズ
ル群から同時もしくは選択的に吐出する駆動信号を生成
することを特徴とする。
【0015】また、本発明による他のインクジェット記
録方法は、記録データを黒画像データとカラー画像デー
タとに分離する色分離工程と、前記分離された記録デー
タを黒画像データバッファおよびカラー画像データバッ
ファに格納する工程と、予め紙種情報バッファに格納さ
れている紙種情報に基づいて、黒画像データを前記第1
の黒インクで記録するか、あるいは前記第2の黒インク
で記録するか、または、前記第1の黒インクと第2の黒
インクを併用して記録するかのいずれかを決定する工程
とを有し、前記決定工程は、記録紙が専用紙であると
き、前記第1の黒インクで黒画像データを記録し、記録
紙が普通紙であるとき、前記第2の黒インク、または、
前記第1の黒インクおよび前記第2の黒インクを併用し
て黒画像データを記録することを決定する工程であるこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のインクジェット記録装置
の概略を示した図である。
【0018】記録ヘッド101は、キャリッジ102に
固定され、キャリッジ駆動モーター104によって駆動
されるキャリッジ駆動ベルト103によって、ガイド軸
109に沿って矢印A、Bに示される主走査方向に搬送
される。記録紙107は、図示しない搬送ローラー駆動
モーターによって駆動される搬送ローラー108によっ
て矢印Cの方向に搬送される。また、記録画素を形成す
るインクは、インク供給タンク105からインク供給パ
イプ106を通って記録ヘッド101に供給される。
【0019】記録ヘッド101は、圧電素子を用いる形
式のインクジェット記録ヘッドであり、複数のノズルを
任意のマトリックス、または副走査方向(前記矢印Cの
方向)に1列で配置している。
【0020】図3は、本実施例における記録ヘッド10
1のノズル群を示す図である。前記記録ヘッド101
は、主走査方向に第1の黒ノズル群301、第2の黒ノ
ズル群302、C、M、Yの3色のカラーノズル群30
3をもち、前記各々のノズル群は、副走査方向に1/1
80インチピッチで配置された32個のノズルからなっ
ている。また、前記第2の黒ノズル群302は、前記第
1の黒ノズル群301に対して副走査方向に1/360
インチピッチずれて配置されている。
【0021】このような構成の前記記録ヘッド101を
用いれば、前記記録ヘッド101を、2回走査すること
により副走査方向360dpiの記録を可能としてい
る。また、前記第1の黒ノズル群301および前記第2
の黒ノズル群302を同時に駆動して記録を行うことに
より、1回の走査で副走査方向360dpiの記録が可
能である。
【0022】また、本実施例における前記記録ヘッド1
01においては、カラーインクならびに第1の黒インク
として、例えば、染料 3wt%、グリセリン 10wt
%、アセチレングリコール系の界面活性剤 1wt%、
ジエチレングリコールブチルエーテル 5wt%、残部
が純水からなるインクが使用される。また、第2の黒イ
ンクとして、例えば、カーボンブラック系の黒顔料 3
wt%、グリセリン 10wt%、アセチレングリコー
ル系の界面活性剤 1wt%、ジエチレングリコールブ
チルエーテル 5wt%、残部が純水からなるインクが
使用される。
【0023】次に記録動作について説明する。
【0024】記録動作に先立って、図示しない給紙装置
によって、記録ヘッド101のノズル面と対向する位置
に記録紙107を給紙する。前記記録ヘッド101はキ
ャリッジ102の走査に同期して前記記録ヘッド101
のノズルから選択的にインク滴を吐出して記録紙107
上にインク滴を打ち込み、記録データに基づく文字およ
び画像を記録紙107の所定の位置に形成する。この走
査の終了と共に、記録紙107は前記搬送ローラ108
によって副走査方向に搬送される。この動作を繰り返す
ことにより、記録紙上に所望の文字および画像を形成す
る。
【0025】前記記録ヘッド101の主走査方向の移動
量および前記記録紙107の副走査方向の搬送量は記録
する解像度に応じて決まる。
【0026】図4は、本実施例において360dpiの
解像度の記録を行うときの記録動作を示した図である。
前記記録ヘッド101は、前記キャリッジ102によっ
て主走査方向に走査されながら1/360インチ移動す
る毎にインク滴を選択的に吐出する。また、記録紙10
7は、前記記録ヘッド101の走査の終了と共に、前記
搬送ローラ108によって1/360インチ搬送され
る。前記記録ヘッド101の走査と記録紙107の搬送
の動作を2回繰り返した後、記録紙107を63/36
0インチ搬送するという一連の搬送動作を繰り返すこと
により、記録紙107上に所望の360dpiの記録デ
ータを形成する。このとき使用されるノズル群は、前記
第1の黒ノズル群301およびカラーノズル群303で
ある。
【0027】図5は、本実施例において360dpiの
解像度の記録を行うときの、もうひとつの記録動作を示
した図である。前記記録ヘッド101は、前記キャリッ
ジ102によって主走査方向に走査されながら1/36
0インチ移動する毎にインク滴を選択的に吐出する。ま
た、記録紙107は、前記記録ヘッド101の走査の終
了と共に、前記搬送ローラ108によって64/360
インチ搬送する。この一連の搬送動作を繰り返すことに
より、記録紙107上に所望の360dpiの記録デー
タを形成する。このとき使用されるノズル群は、前記第
1の黒ノズル群301および前記第2の黒ノズル群30
2である。
【0028】図2は、本発明のひとつの実施例によるイ
ンクジェット記録装置の構成を、ブロック図に示した図
である。図中破線内部が本実施例によるインクジェット
記録装置の構成を示している。
【0029】本実施例におけるインクジェット記録装置
は、記録データ211を黒画像データおよびカラー画像
データに分離する色分離手段201、前記色分離手段2
01によって分離された前記黒画像データおよびカラー
画像データを格納する黒画像データ記憶手段202およ
びカラー画像データ記憶手段203、記録紙の紙種情報
212を記憶する紙種情報記憶手段204と、前記紙種
情報212に従って前記第1の黒インクおよび前記第2の
黒インクを、前記第1の黒ノズル群301および前記第
2の黒ノズル群302から同時もしくは選択的に吐出す
るための駆動信号を生成する黒ノズル駆動手段205、
また、前記カラーインクを前記カラーノズル群302か
ら吐出するための駆動信号を生成するカラーノズル駆動
手段206、記録ヘッド101、および、これらを制御
する図示しないCPUからなる。
【0030】次に、本実施例におけるインクジェット記
録装置の動作を説明する。
【0031】外部装置210から転送された記録データ
211は、前記色分離手段201によって、黒画像デー
タ213およびカラー画像データ214に分離される。
前記分離された記録データは、黒画像データ記憶手段2
02およびカラー画像データ記憶手段203にそれぞれ
記憶される。本実施例においては、前記記録データ21
1に含まれる色情報を読み取ることにより、黒画像デー
タとカラー画像データの記録データに分離することを可
能としている。
【0032】また、外部装置210から転送された記録
紙の紙種情報212は、予め前記紙種情報記憶手段20
4に記憶されている。
【0033】前記黒画像データ記憶手段202に記憶さ
れた黒画像データ213は、記録が開始されるとともに
前記黒ノズル駆動手段205に送られる。前記黒ノズル
駆動手段205は、前記黒画像データ213を受け取る
とともに、前記記紙種情報記憶手段204に記憶されて
いる紙種情報212に従って、記録を行うためのヘッド
駆動信号を生成する。しかる後、前記黒ノズル駆動手段
205は、前記生成されたヘッド駆動信号を記録ヘッド
101の前記第1の黒ノズル群301および第2の黒ノ
ズル群302のそれぞれのノズルに割り当てて印加す
る。前記第1の黒ノズル群301および第2の黒ノズル
群302は、前記黒ノズル駆動手段205によって印加
された駆動信号に従ってインク滴を吐出し、記録紙10
7上に所望の黒画像を形成する。
【0034】また、前記カラー画像データ記憶手段20
3に記憶されたカラー画像データ214は、記録が開始
されるとともに前記カラーノズル駆動手段206に送ら
れる。前記カラーノズル駆動手段206は、前記カラー
画像データ214を受け取るとともに、記録を行うため
のヘッド駆動信号を生成する。しかる後、前記カラーノ
ズル駆動手段206は、前記生成されたヘッド駆動信号
を記録ヘッド101のカラーノズル群303のそれぞれ
のノズルに割り当てて印加する。前記カラーノズル群3
03は、前記カラーノズル駆動手段206によって印加
された駆動信号に従ってインク滴を吐出し、記録紙10
7上に所望のカラー画像を形成する。
【0035】ここで、黒画像データの記録動作について
説明する。
【0036】本実施例において、例えば、図4に示す記
録動作で記録を行うときに、記録紙がであるとき、前記
黒ノズル駆動手段205は前記黒画像データ213を記
録するための駆動信号を、前記第1の黒ノズル群301
のそれぞれのノズルに割り当てて印加することにより、
前記第1の黒インクを用いて黒画像データを記録するこ
とを可能としている。この結果、専用紙において黒画像
とカラー画像とが混在しても違和感のない所望の画像を
得ることが可能となる。
【0037】また、例えば、図4に示す記録動作で記録
を行うときに、記録紙が普通紙であるときには、次のよ
うにして黒画像データを記録する。
【0038】記録データに黒画像データとカラー画像デ
ータが混在しているときには、前記黒ノズル駆動手段2
05は前記黒画像データ213を記録するための駆動信
号を、前記第1の黒ノズル群301のそれぞれのノズル
に割り当てて印加することにより、前記第1の黒インク
を用いて黒画像データを記録することを可能としてい
る。この結果、普通紙において黒画像とカラー画像とが
混在しても違和感のない所望の画像を得ることが可能と
なる。
【0039】また、記録データが黒画像データのみのと
きには、前記黒ノズル駆動手段205は前記黒画像デー
タ213を記録するための駆動信号を、前記第2の黒ノ
ズル群302のそれぞれのノズルに割り当てて印加する
ことにより、前記第2の黒インクを用いて黒画像データ
を記録することを可能としている。この結果、黒画像デ
ータは鮮明かつ濃度の高い高品質な画像を得ることを可
能としており、また、十分な耐水性、耐光性を得ること
を可能としている。
【0040】また、例えば、図5に示す記録動作で記録
を行うときには、前記黒ノズル駆動手段205は前記黒
画像データ213を記録するための駆動信号を、前記第
1の黒ノズル群301ならびに前記第2の黒ノズル群3
02のそれぞれのノズルに割り当てて印加することによ
り、前記第1の黒インクと前記第2の黒インクを同時に
用いて黒画像データを記録することを可能としている。
この結果、前記第1の黒インクと前記第2の黒インクが
混在するため、前記第2の黒インクのみで記録したとき
の画質よりは劣るものの、鮮明かつ濃度の高い黒画像を
高速に得ることを可能としており、また、高い耐水性、
耐光性を得ることを可能としている。
【0041】図6は、本発明におけるひとつの実施例に
よるインクジェット記録方法の動作フローを示した図で
ある。この動作フローは、図4に示す記録動作における
記録方法の動作フローを示している。
【0042】STEP1は、外部装置から記録データが
転送される最初のステップである。
【0043】STEP2は、前記記録データを黒画像デ
ータとカラー画像データに分離する工程であり、前記記
録データが黒画像データであるときは、STEP3に進
み、黒画像データを黒画像データバッファに格納する。
また、前記記録データが黒画像データでないとき、即
ち、カラー画像データであるときは、STEP4に進
み、カラー画像データをカラー画像データバッファに格
納した後、STEP9に進む。
【0044】STEP5は、予め紙種情報バッファに格
納されている紙種情報に基づいて紙種の判段を行う工程
である。
【0045】前記STEP5の判断工程において記録紙
が専用紙であると判断されたときは、STEP6に進
み、前記黒画像データバッファに格納されている黒画像
データを第1の黒インクで記録することを決定した後、
STEP9に進む。
【0046】また、前記STEP5の判断工程において
記録紙が普通紙であると判別されたときは、STEP7
に進み、カラー画像データバッファにカラー画像データ
があるか否かを判断する。
【0047】前記STEP7の判断工程においてカラー
画像データがあるという判断結果であったときは、ST
EP6に進み、前記黒画像データバッファに格納されて
いる黒画像データを第1の黒インクで記録することを決
定した後、STEP9に進む。
【0048】また、前記STEP7の判断工程において
カラー画像データがないという判断結果であったとき
は、STEP8に進み、前記黒画像データバッファに格
納されている黒画像データを第2の黒インクで記録する
ことを決定した後、STEP9へ進む。
【0049】STEP9では前記工程で決定された黒イ
ンクおよびカラーインクを用いて記録ヘッド101で記
録動作を行う。
【0050】図7は、本発明におけるもうひとつの実施
例によるインクジェット記録方法の動作フローを示した
図である。この動作フローは、図5に示す記録動作にお
ける記録方法の動作フローを示している。
【0051】STEP1は、外部装置から記録データが
転送される最初のステップである。
【0052】STEP2は、前記記録データを黒画像デ
ータとカラー画像データに分離する工程であり、前記記
録データが黒画像データであるときは、STEP3に進
み、黒画像データを黒画像データバッファに格納する。
また、前記記録データが黒画像データでないとき、即
ち、カラー画像データであるときは、STEP4に進
み、カラー画像データをカラー画像データバッファに格
納した後、STEP9に進む。
【0053】STEP5は、予め紙種情報バッファに格
納されている紙種情報に基づいて紙種の判断を行う工程
である。
【0054】前記STEP5の判断工程において記録紙
が専用紙であると判断されたときは、STEP6に進
み、前記黒画像データバッファに格納されている黒画像
データを第1の黒インクで記録することを決定した後、
STEP9に進む。
【0055】また、前記STEP5の判断工程において
記録紙が普通紙であると判断されたときは、STEP7
に進み、カラー画像データバッファにカラー画像データ
があるか否かを判断する。
【0056】前記STEP7の判断工程においてカラー
画像データがあるという判断結果であったときは、ST
EP6に進み、前記黒画像データバッファに格納されて
いる黒画像データを第1の黒インクで記録することを決
定した後、STEP9に進む。
【0057】また、前記STEP7の判断工程において
カラー画像データがないという判断結果であったとき
は、STEP8に進み、前記黒画像データバッファに格
納されている黒画像データを第1の黒インクと第2の黒
インクを併用して記録することを決定した後、STEP
9へ進む。
【0058】STEP9では前記工程で決定された黒イ
ンクおよびカラーインクを用いて記録ヘッド101で記
録動作を行う。
【0059】以上、記録装置の実施例および記録方法の
実施例を説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではなく、例えば、使用するカラーインクならびに第1
の黒インク、および第2の黒インクの組成はこれに限ら
ない。さらに、本実施例において使用したカラーインク
はC、M、Yの3色であったが、色の種類はこれに限る
ものではなく、淡インク等を組み合わせる構成にしても
よい。
【0060】また、記録する解像度は360dpiに限
るものではなく、更に高い解像度での記録できる。
【0061】また、記録ヘッドは圧電素子を用いる形式
のインクジェット記録ヘッドを用いた実施例を説明して
きたが、これに制限されるものでなく発熱素子を用いる
形式のインクジェット記録ヘッドも用いることができ
る。さらに、ノズル群のノズル配置は1/180インチ
ピッチに限らない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、専用紙ならびに普通紙
において、色材として水溶性染料を有するカラーインク
ならびに第1の黒インクと、色材として顔料を有する第
2の黒インクとを有し、第1の黒インクを吐出する第1
の黒ノズル群と、第2の黒インクを吐出する第2の黒ノ
ズル群と、カラーインクを吐出するカラーノズル群とを
有する記録ヘッドを具備し、記録紙の紙種を判別して第
1の黒インクおよび第2の黒インクを同時もしくは選択
的に吐出して黒画像データを記録するという構成のイン
クジェット記録装置により、所望の黒画像およびカラー
画像、特には普通紙において、鮮明であるとともに、高
い耐水性、耐光性をもつ所望の黒画像を得ることを可能
としている。
【0063】さらに、第1の黒インクと第2の黒インク
を同時に吐出して黒画像データを記録する構成により、
普通紙における所望の黒画像を高速に記録することも可
能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の概略図であ
る。
【図2】本発明のインクジェット記録装置の構成要素を
示すブロック図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の記録ヘッド
101のノズル群を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例において360dpiの解像度
で記録するときの一つの記録動作を示す図である。
【図5】本発明の実施例における360dpiの解像度
で記録するときのもう一つの記録動作を示す図である。
【図6】本発明のインクジェット記録方法における一つ
の動作フローを示した図である。
【図7】本発明のインクジェット記録方法におけるもう
一つの動作フローを示した図である。
【符号の説明】
101 記録ヘッド 102 キャリッジ 103 キャリッジ駆動ベルト 104 キャリッジ駆動モータ 107 記録紙 108 搬送ローラー 109 ガイド軸 201 色分離手段 202 黒画像データ記憶手段 203 カラー画像データ記憶手段 204 紙種情報記憶手段 205 黒ノズル駆動手段 206 カラーノズル駆動手段 301 第1の黒ノズル群 302 第2の黒ノズル群 303 カラーノズル群

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズル群をもつ記録ヘッドを用
    い、前記複数のノズル群からインクを吐出して記録紙上
    に記録を行うインクジェット記録装置において、 色材として水溶性染料を有するカラーインクならびに第
    1の黒インクと、色材として顔料を有する第2の黒イン
    クとを有し、前記記録ヘッドは、前記第1の黒インクを
    吐出する第1の黒ノズル群と、前記第2の黒インクを吐
    出する第2の黒ノズル群と、前記カラーインクを吐出す
    るカラーノズル群とを有することを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録データを黒画像データとカラー画像
    データとに分離する色分離手段と、前記分離された記録
    データを格納する黒画像データ記憶手段およびカラー画
    像データ記憶手段と、記録紙の紙種情報を記憶する紙種
    情報記憶手段と、前記紙種情報に従って前記第1の黒イ
    ンクおよび前記第2の黒インクを、前記第1の黒ノズル
    群および前記第2の黒ノズル群から同時もしくは選択的
    に吐出するための駆動信号を生成する黒ノズル駆動手
    段、また、前記カラーインクを前記カラーノズル群から
    吐出するための駆動信号を生成するカラーノズル駆動手
    段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記黒ノズル駆動手段は、記録紙が専用
    紙であるとき、前記第1の黒インクを前記第1の黒ノズ
    ル群から吐出する駆動信号を生成し、記録紙が普通紙で
    あるとき、前記第1の黒インクおよび前記第2の黒イン
    クを、前記第1の黒ノズル群および前記第2の黒ノズル
    群から同時もしくは選択的に吐出する駆動信号を生成す
    ることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】 記録紙に、色材として水溶性染料を有す
    るカラーインクならびに第1の黒インクと、色材として
    顔料を有する第2の黒インクを用いて記録を行うインク
    ジェット記録方法であって、 記録データを黒画像データとカラー画像データとに分離
    する色分離工程と、前記分離された記録データを黒画像
    データバッファおよびカラー画像データバッファに格納
    する工程と、予め紙種情報バッファに格納されている紙
    種情報に基づいて、黒画像データを前記第1の黒インク
    で記録するか、あるいは前記第2の黒インクで記録する
    か、または、前記第1の黒インクおよび前記第2の黒イ
    ンクを併用して記録するかのいずれかを決定する工程と
    を有することを特徴とするインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 前記決定工程は、記録紙が専用紙である
    とき、前記第1の黒インクで黒画像データを記録し、記
    録紙が普通紙であるとき、前記第2の黒インク、また
    は、前記第1の黒インクおよび前記第2の黒インクを併
    用して黒画像データを記録することを決定する工程であ
    ることを特徴とする請求項4記載のインクジェット記録
    方法。
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