JP2000225685A - スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法

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JP2000225685A
JP2000225685A JP2759599A JP2759599A JP2000225685A JP 2000225685 A JP2000225685 A JP 2000225685A JP 2759599 A JP2759599 A JP 2759599A JP 2759599 A JP2759599 A JP 2759599A JP 2000225685 A JP2000225685 A JP 2000225685A
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JP
Japan
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squeegee
printing
mask plate
substrate
screen printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2759599A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Abe
成孝 阿部
Michinori Tomomatsu
道範 友松
Seiichi Miyahara
清一 宮原
Naoki Yugeta
直樹 弓削田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷品質を確保しながらタクトタイムを短縮
して生産性を向上させることができるスクリーン印刷装
置およびスクリーン印刷方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 マスクプレートを基板に当接させ、マス
クプレート上にクリーム半田を供給してスキージ13を
摺動させることにより、パターン孔を介して基板にクリ
ーム半田を印刷するスクリーン印刷方法において、印刷
後の基板をマスクプレートから離隔させる版抜き工程に
おいて、スキージ13を昇降させるシリンダ20のロッ
ド20aをブレーキ部21によってロックしてスキージ
13の下降を阻止した状態で、基板をマスクプレートか
ら離隔させるようにした。これにより、マスクプレート
がスキージによって下方に変位して撓みを生じることな
く、印刷後直ちに版抜き動作を開始することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にクリーム半
田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリー
ン印刷装置およびスクリーン印刷方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装工程において、基板上にク
リーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する
方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法
は、印刷対象部位に応じてパターン孔が設けられたスク
リーンマスクを基板に当接させ、スクリーンマスク上に
ペーストを供給してスキージを摺動させることにより、
パターン孔を介して基板上にペーストを印刷するもので
ある。
【0003】印刷後には、基板をマスクプレートから離
隔させて基板上に印刷されたクリーム半田をパターン孔
から抜け出させる版抜きが行われる。この版抜き工程に
おいて、スキージがマスクプレートを押し付ける印圧を
加えたままの状態で基板をマスクプレートから離すと、
マスクプレートが印圧により下方に撓んで正常な版抜き
を行うことができず、印刷部のにじみなど印刷品質の不
良を生じる。このため従来より版抜き時には、スキージ
に印圧を与えるエアシリンダへのエア圧付与を停止して
印圧を除去した後に、基板を下降させてマスクプレート
から離す動作を開始することとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印圧を
与えるエアシリンダへのエア圧付与を停止しても印圧は
即座には除去されず、シリンダ内の空気の大部分が排出
されて圧力が降下するまでにはある時間を要する。この
ため、従来版抜きの開始に先立って印圧を除去する場合
には、エアシリンダ内の圧力が降下するまでの待ち時間
を動作シーケンス中に設定しなければならず、このこと
がタクトタイム短縮を阻害する一要因となっていた。
【0005】そこで本発明は、印刷品質を確保しながら
タクトタイムを短縮して生産性を向上させることができ
るスクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスクリー
ン印刷装置は、パターン孔が設けられたマスクプレート
を基板に当接させ、マスクプレート上にペーストを供給
してスキージを摺動させることにより、前記パターン孔
を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置
であって、前記スキージをマスクプレート上で昇降させ
る昇降手段と、このスキージの所定高さ位置以下への下
降を阻止する下降阻止手段を設けた。
【0007】請求項2記載のスクリーン印刷方法は、パ
ターン孔が設けられたマスクプレートを基板に当接さ
せ、マスクプレート上にペーストを供給してスキージを
摺動させることにより、前記パターン孔を介して基板に
ペーストを印刷するスクリーン印刷方法であって、前記
スキージによって基板にペーストを印刷した後に印刷後
の基板を前記マスクプレートから離隔させる版抜き工程
において、下降阻止手段によって前記スキージの下降を
阻止した状態で基板をマスクプレートから離隔させるよ
うにした。
【0008】本発明によれば、スキージの所定高さ以下
の下降を阻止する下降阻止手段を設けることにより、印
刷後直ちに版抜き動作を開始することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の断面図、図2は同スクリーン印刷装置
のスキージ昇降機構の正面図、図3は同スクリーン印刷
装置の動作を示すタイミングチャートである。
【0010】まず図1を参照してスクリーン印刷装置の
構造を説明する。図1において、スクリーン印刷装置1
は、基板位置決め部3の上方にスクリーン印刷部10を
配設して構成されている。基板位置決め部3は、Y軸テ
ーブル4、X軸テーブル5およびθ軸テーブル6を段積
みし、更にその上にZ軸テーブル7を載置して構成され
ている。Z軸テーブル7上には基板9を保持する基板保
持部8が設けられている。
【0011】基板位置決め部3の上方には、スクリーン
印刷部10が配設されている。スクリーン印刷部10
は、ホルダ枠11に展張されたマスクプレート12を備
えている。マスクプレート12上にはスキージユニット
13が配設されており、スキージユニット13は図示し
ない移動手段により図面垂直方向に移動する。スキージ
ユニット13のプレート14にはスキージ昇降機構15
が設けられており、スキージ昇降機構15はスキージ1
6を上下動させる。基板9をマスクプレート10の下面
に当接させた状態で、ペーストであるクリーム半田17
が供給されたマスクプレート12上でスキージ16を摺
動させることにより、図示しないパターン孔を介して基
板9にはクリーム半田17が印刷される。
【0012】次に図2を参照してスキージ昇降機構15
について説明する。図2において、スキージ13はスキ
ージ昇降用のシリンダ20のロッド20aに結合されて
いる。ロッド20aはエア駆動のブレーキ部21に挿通
しており、ブレーキ部21は通常状態においてロッド2
0aを周囲から締め付け、ロッド20aの上下方向の移
動を阻止する。ブレーキ部21にエアを供給するバルブ
22をONすることによりブレーキが解除されてフリー
となり、ロッド20aの締め付けが解除されてロッド2
0aの上下動が可能となる。ブレーキ部21が作動して
いる状態では、スキージ16の所定高さ以下への下降が
阻止される。すなわちブレーキ部21は下降阻止手段と
なっている。
【0013】バルブ22はエア源28に接続されてお
り、エア源28より供給されるエアはバルブ22に供給
される。シリンダ20の出側ポートおよび入側ポートに
は、それぞれバルブ23,24が接続されている。バル
ブ23には電空レギュレータ26を介して、またバルブ
24にはレギュレータ27を介して、それぞれエア源2
8よりエアが供給される。電空レギュレータ26を制御
部30によって制御することにより、シリンダ20はス
キージ13を所定押圧力によってマスクプレート12に
押圧する。
【0014】バルブ22,23,24は制御部30によ
って制御され、シリンダ20に設けられた位置検出用の
リミットスイッチ25a,25b,25cからの位置検
出信号は、制御部30によって検知される。したがって
制御部30は、これらの位置検出信号に基づいてバルブ
22,23,24を制御することにより、スキージ13
の昇降動作を所定のシーケンスによって制御することが
できる。
【0015】このスクリーン印刷装置は上記のように構
成されており、以下図3のタイミングチャートに従って
動作を説明する。図3は基板保持部8上に基板9が搬入
され、Z軸テーブル7を上昇させて基板9をマスクプレ
ート12の下面に当接させた状態以降の動作を示してい
る。図3において、タイミングt1は、スキージ13を
下降させてマスクプレート12の上面に押圧した状態
で、スキージ13を移動させて印刷を開始するタイミン
グを示している。スキージ13の移動が完了しタイミン
グt2にて印刷が終了すると同時に、ブレーキ部21を
ロック状態にする。これにより、シリンダ20のロッド
20aはロックされ、スキージ13の下降が阻止され
る。
【0016】このタイミングt2よりブレーキが作動す
るまでの僅かな遅れ時間Tが経過したタイミングt3か
ら、Z軸テーブル7の下降が開始され、これによりスク
リーンマスク12のパターン孔内のクリーム半田17は
パターン孔から抜け、版抜きが行われる。そしてZ軸テ
ーブル8の下降が完了するタイミングt4にロッド20
aはブレーキ部21によるロックが解除され、上下動が
可能な状態となる。そしてこれ以降スキージ13は上昇
し、中間位置のリミットスイッチ25bが位置検出する
ことにより上昇が停止する。
【0017】上記動作において、版抜き時にはスキージ
13の下降はブレーキ21により阻止されているため、
版抜け動作時にスキージ13がスクリーンマスク12を
下方に押し下げることはなく、正常な版抜きが行われ
る。このとき、印刷完了のタイミングt2から版抜き開
始のタイミングt3の間には、ブレーキが作動するまで
の僅かな遅れ時間が設定されているのみであり、従来の
スクリーン印刷方法で必要とされた、シリンダ20の出
側ポートからの排気時間を待つ必要がないため、タクト
タイムをこの排気時間分だけ短縮することができる。従
って、版抜き時のスクリーンマスクの下方への変位によ
る印刷不良を防止するとともに、タクトタイムを短縮し
て生産性を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、スキージの所定高さ以
下の下降を阻止する下降阻止手段を設けたので、抜き時
のスクリーンマスクの下方への変位による印刷不良を防
止するとともに、印刷完了後直ちに版抜き動作を開始す
ることにより、タクトタイムを短縮して生産性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
断面図
【図2】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
スキージ昇降機構の正面図
【図3】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
3 基板位置決め部 9 基板 10 スクリーン印刷部 12 マスクプレート 15 スキージ昇降機構 16 スキージ 17 クリーム半田 20 シリンダ 21 ブレーキ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮原 清一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 弓削田 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FC07 FD01 FD15 FD17 5E319 BB05 CD29 5E343 DD03 FF02 FF04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターン孔が設けられたマスクプレートを
    基板に当接させ、マスクプレート上にペーストを供給し
    てスキージを摺動させることにより、前記パターン孔を
    介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置で
    あって、前記スキージをマスクプレート上で昇降させる
    昇降手段と、このスキージの所定高さ位置以下への下降
    を阻止する下降阻止手段を設けたことを特徴とするスク
    リーン印刷装置。
  2. 【請求項2】パターン孔が設けられたマスクプレートを
    基板に当接させ、マスクプレート上にペーストを供給し
    てスキージを摺動させることにより、前記パターン孔を
    介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷方法で
    あって、前記スキージによって基板にペーストを印刷し
    た後に印刷後の基板を前記マスクプレートから離隔させ
    る版抜き工程において、下降阻止手段によって前記スキ
    ージの下降を阻止した状態で基板をマスクプレートから
    離隔させることを特徴とするスクリーン印刷方法。
JP2759599A 1999-02-04 1999-02-04 スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 Pending JP2000225685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280222A (ja) * 2010-07-30 2010-12-16 Sony Corp スクリーン印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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