JP2000225197A - 潤滑性シース及びシースダイレータ - Google Patents

潤滑性シース及びシースダイレータ

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JP2000225197A
JP2000225197A JP11037235A JP3723599A JP2000225197A JP 2000225197 A JP2000225197 A JP 2000225197A JP 11037235 A JP11037235 A JP 11037235A JP 3723599 A JP3723599 A JP 3723599A JP 2000225197 A JP2000225197 A JP 2000225197A
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JP
Japan
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sheath
tube
lubricating
dilator
lubricative
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JP11037235A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Nomiyama
弘章 野見山
Yasujiro Uchiyama
靖二郎 内山
Masatoshi Watanabe
正年 渡辺
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SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シースを体内へ挿入する際及び体内から抜き取
る際の操作性を向上するためにシースチューブの外周に
潤滑性のコーティング基材をコーティングした潤滑性シ
ース及びシースダイレータを提供すること。 【解決手段】少なくともシースチューブ2の外周に潤滑
性を有するコーティング基材をコーティングした潤滑性
シース1であり、前記シースチューブ2の構成材料が
(A)ポリアミド系とエチレン−ビニルアルコール共重
合体のブレンドポリマーまたは(B)ショアーD硬度が
60以上のポリウレタンまたは(C)少なくとも最外層
がポリウレタンからなる多層チューブのいずれかである
潤滑性シース1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】シースを体内へ挿入する際及
び体内から抜き取る際の操作性を向上するためにシース
チューブの外周に潤滑性のコーティング基材をコーティ
ングした潤滑性シース及びシースダイレータに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シース
ダイレータは、血管造影法や、経皮的冠動脈形成術(P
TCA)におけるカテーテルの導入手技に使用されてい
る。そのためシースダイレータの構成部品であるシース
は、血管内に導入して使用するため、潤滑性が必要であ
る。そのため現在ではフッ素樹脂などの低摩擦性の高分
子を使用しているが、いまだ滑り性は不充分である。ま
た、シースを血管内に留置すると血管の収縮(スパス
ム)が起こりシースと血管が密着し、シースの抜去が困
難となる場合が生じる。このスパスムを解除するために
はサイドアームチューブより薬剤を注入することが一般
的であるが、薬剤はシースの先端より血管内に流入する
ため、スパスムを生じている血管に効果与える為には、
大量に薬剤を投与する必要があった。また、薬剤を投与
し抜去しても血管がシースと強く接触するため、シース
が低磨耗性のフッ素樹脂であっても血管内壁の損傷等が
起こり術後の血管閉塞の原因ともなることが知られてい
る。特に、長時間PTCAを行った場合や、血管の細い
手首部より行うPTCAである経橈骨動脈的冠動脈形成
術(TRI)などスパスムが発生しやすく、問題となっ
ていた。そこで、本発明者らは以上の課題を解決するた
めに鋭意検討を重ねた結果、次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、少なく
ともシースチューブ2の外周に潤滑性を有するコーティ
ング基材をコーティングした潤滑性シース1を提供す
る。 [2]本発明は、前記シースチューブ2の構成材料が
(A)ポリアミド系とエチレン−ビニルアルコール共重
合体のブレンドポリマーまたは(B)ショアーD硬度が
60以上のポリウレタンまたは(C)少なくとも最外層
がポリウレタンからなる多層チューブのいずれかである
[1]に記載の潤滑性シース1を提供する。 [3]本発明は、前記コーティング基材の構成材料が少
なくともポリビニルピロリドンを含有する[1]ないし
[2]に記載の潤滑性シース1を提供する。 [4]本発明は、前記シースチューブ2の外周にイソシ
アネート系のスペーサをコーティングし、該スペーサの
外周にコーティング基材をコーティングした[1]ない
し[3]に記載の潤滑性シース1を提供する。 [5]本発明は、[1]ないし[4]に記載の潤滑性シ
ース1を有するシースダイレータ11を提供する。
【0004】前記シースチューブ2の構成材料として
は、例えば(A)ポリアミド系とエチレン−ビニルアル
コール共重合体のブレンドポリマーが使用される。前記
ポリアミド系とはナイロン系(ナイロン6、66、61
0、7、11、12等)及びポリアミド系エラストマー
も含む。例えば(a1)ナイロン系(ナイロン6、6
6、610、7、11、12等)とエチレン−ビニルア
ルコール共重合体のブレンドポリマー、または(a2)
ポリアミド系エラストマーとエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体のブレンドポリマー、または(a3)ナイロ
ン系(ナイロン6、66、610、7、11、12等)
とポリアミド系エラストマー及びエチレン−ビニルアル
コール共重合体のブレンドポリマーが使用される。
【0005】また前記シースチューブ2の構成材料とし
ては、例えば(B)ショアーD硬度が60以上のポリウ
レタンまたは(C)少なくとも最外層がポリウレタンか
らなる多層チューブが使用される。この時、ポリウレタ
ンと多層チューブを構成する材料としては、ナイロン、
ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマ
ー、ポリイミド等が用いられ、これらも、適度の硬さと
柔軟性が必要であることから、ショアーD硬度が60以
上の材料を用いることが好ましい。
【0006】前記コーティング基材の構成材料として
は、例えば平均分子量30万以上のポリビニルピロリド
ン及び/又は該ポリビニルピロリドンに対し0.1〜5
0重量%の長鎖(不飽和)脂肪酸グリセライドを添加し
た混合物が使用される。これらを溶解する溶媒として2
−ブタノン等のケトン系、テトラヒドロフラン等のエー
テル系,ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素系、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が使用さ
れ、これらの溶媒にコーティング基材を0.1%〜20
%の濃度に調整し溶解する。また本発明ではシースチュ
ーブ2に前記コーティング基材をより結合しやすくする
ためにあらかじめシースチューブ2の外周にスペーサを
コーティングするのが良い。スペーサとしてはジイソシ
アネート系の高分子(例えばメチレンビスジイソシアネ
ート)が使用される。スペーサの溶媒として例えばN−
メチルピロリドンが使用される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の潤滑性シース1の概略図で、
図2は図1のA−A’断面図である。シースチューブ2
の外周には前記コーティング基材が直接または必要によ
り前記スペーサを介してコーティングされ、コーティン
グ層3が形成されている。コーティング層3はシースチ
ューブ2の全域に亘って形成するのが良い。シースチュ
ーブ2の後方はシースハブ部5に植接され、シースハブ
部5の側部にはサイドアームチューブ6を介して三方活
栓7が接続されている。図中、8は潤滑性シース1と共
に使用されるダイレータで、これらはダイレータハブ部
10をシースハブ部5の後方に装着してシースダイレー
タ11として一緒に使用される。
【0008】実施例1 宇部興産社製ナイロン12(UBEナイロン3024
U)とクラレ社製エチレン−ビニルアルコール共重合体
(G−101)を8:2でブレンドし、内径1.9mm
×外径2.3mmのチューブを製作した。これをメチレ
ンビスジイソシアネートの1%N−メチルピロリドン溶
液に2分間浸した後、70℃,2時間乾燥させた。これ
をさらに、SIGMA社ポリビニルピロリドンK−90
(平均分子量360,000)とステアリン酸トリグリ
セライドの混合物を溶解した2−ブタノン溶液に2分間
浸した後、70℃、5時間乾燥させ、潤滑性シースを得
た。本実施例の潤滑性シースを本実施例の潤滑未処理シ
ース、フッ素樹脂製シースと比較するために以下の試験
を行なった。各々試験シースを、水に10秒間浸漬した
後、厚さ2mmのシリコンシートを介し圧力 2.0k
gf/cmでエアーチャックにより挟んで、島津オー
トグラフAGS−100Bを用いて試験シースを引っ張
り、その時の引き抜き荷重より潤滑性を評価した。その
結果を表1に示す。表1に記載のように2.0kgf/
cmの圧力で締め付けた場合、潤滑未処理シース、フ
ッ素樹脂製シースは抵抗が大きいのに対し、潤滑処理を
行ったシースは容易に引き抜くことができた。
【0009】実施例2 東レ社製ポリアミドエラストマー(ペバックス703
3)とクラレ社製エチレン−ビニルアルコール共重合体
(G−101)を8:2でブレンドし、内径1.9mm
×外径2.3mmのチューブを製作した。これをメチレ
ンビスジイソシアネートの1%N−メチルピロリドン溶
液に2分間浸した後、70℃,2時間乾燥させた。これ
をさらに、SIGMA社ポリビニルピロリドンK−90
とステアリン酸トリグリセライドの混合物を溶解したジ
クロロメタン溶液に2分間浸した後、70℃、5時間乾
燥させ、潤滑性シースを得た。本実施例の潤滑性シース
を本実施例の潤滑未処理シース、フッ素樹脂製シースと
比較するために以下の試験を行なった。各々試験シース
を、水に10秒間浸漬した後、厚さ2mmのシリコンシ
ートを介し圧力 2.0kgf/cmでエアーチャッ
クにより挟んで、島津オートグラフAGS−100Bを
用いて試験シースを引っ張り、その時の引き抜き荷重よ
り潤滑性を評価した。その結果を表1に示す。表1に記
載のように2.0kgf/cmの圧力で締め付けた場
合、潤滑未処理シース、フッ素樹脂製シースは抵抗が大
きいのに対し、潤滑処理を行なったシースは容易に引き
抜くことができた。
【0010】実施例3 THERMEDICS社製ポリウレタン(テコフレック
スEG−72D)を押出し成形により、内径1.9mm
×外径2.3mmのチューブを製作した。これをメチレ
ンビスジイソシアネートの1%−ジクロロメタン溶液に
10秒間浸した後、70℃,2時間乾燥させた。これを
さらに、SIGMA社ポリビニルピロリドンK−90と
ステアリン酸トリグリセライドの混合物を溶解したジク
ロロメタン溶液に20秒間浸した後、70℃、5時間乾
燥させ、潤滑性シースを得た。本実施例の潤滑性シース
を本実施例の潤滑未処理シース、フッ素樹脂製シースと
比較するために以下の試験を行なった。各々試験シース
を、水に10秒間浸漬した後、厚さ2mmのシリコンシ
ートを介し圧力1.0kgf/cmでエアーチャック
により挟んで、島津オートグラフAGS−100Bを用
いて試験シースを引っ張り、その時の引き抜き荷重より
潤滑性を評価した。その結果を表1に示す。表1に記載
のように1.0kgf/cmの圧力で締め付けた場
合、潤滑未処理シース、フッ素樹脂製シースは抵抗が大
きいのに対し、潤滑処理を行なったシースは容易に引き
抜くことができた。
【0011】実施例4 内層:宇部興産社製ナイロン12(UBEナイロン30
24U)、外層:日本ミラクトラン社製ポリウレタン
(E385)にて二層押出しを行ない、内径1.9mm
×外径2.3mmのチューブを製作した。これをメチレ
ンビスジイソシアネートの1%ジクロロメタン溶液に5
秒間浸した後、70℃,2時間乾燥させた。これをさら
に、SIGMA社ポリビニルピロリドンK−90(平均
分子量360,000)とステアリン酸トリグリセライ
ドの混合物を溶解した2−ブタノン溶液に10秒間浸し
た後、70℃、5時間乾燥させ、潤滑性シースを得た。
本実施例の潤滑性シースを本実施例の潤滑未処理シー
ス、フッ素樹脂製シースと比較するために以下の試験を
行なった。各々試験シースを、水に10秒間浸漬した
後、厚さ2mmのシリコンシートを介し圧力 1.0k
gf/cmでエアーチャックにより挟んで、島津オー
トグラフAGS−100Bを用いて試験シースを引っ張
り、その時の引き抜き荷重より潤滑性を評価した。その
結果を表1に示す。表1に記載のように1.0kgf/
cmの圧力で締め付けた場合、潤滑未処理シース、フ
ッ素樹脂製シースは抵抗が大きいのに対し、潤滑処理を
行ったシースは容易に引き抜くことができた。
【表1】
【0012】
【発明の作用効果】本発明の潤滑処理を行ったシース
は、表面にぬるぬる感を奏する潤滑性を保有しているた
め挿入、抜去操作が抵抗なく行うことが可能で、スパス
ム等の血管の収縮による力が加わった場合でも、薬剤を
使用せずに容易に引き抜くことができる。さらに血管内
壁の損傷を防止し、術後の血管閉塞等の合併症を抑制し
安全に臨床使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシースの概略図
【図2】図1のシース本体のA−A’断面図
【符号の説明】
1 潤滑性シース 2 シースチューブ 3 コーティング層 4 潤滑コーティング部 5 シースハブ部 6 サイドアームチューブ 7 三方活栓 8 ダイレータ 10 ダイレータハブ部 11 シースダイレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともシースチューブ2の外周に潤滑
    性を有するコーティング基材をコーティングしたことを
    特徴とする潤滑性シース1。
  2. 【請求項2】前記シースチューブ2の構成材料が(A)
    ポリアミド系とエチレン−ビニルアルコール共重合体の
    ブレンドポリマーまたは(B)ショアーD硬度が60以
    上のポリウレタンまたは(C)少なくとも最外層がポリ
    ウレタンからなる多層チューブのいずれかであることを
    特徴とする請求項1に記載の潤滑性シース1。
  3. 【請求項3】前記コーティング基材の構成材料が少なく
    ともポリビニルピロリドンを含有する請求項1ないし請
    求項2に記載の潤滑性シース1。
  4. 【請求項4】前記シースチューブ2の外周にイソシアネ
    ート系のスペーサをコーティングし、該スペーサの外周
    にコーティング基材をコーティングしたことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3に記載の潤滑性シース1。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4に記載の潤滑性シ
    ース1を有することを特徴とするシースダイレータ1
    1。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172174A (ja) * 2000-12-07 2002-06-18 Medikit Kk カテーテルイントロデューサ

Cited By (2)

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JP2002172174A (ja) * 2000-12-07 2002-06-18 Medikit Kk カテーテルイントロデューサ
JP4603149B2 (ja) * 2000-12-07 2010-12-22 メディキット株式会社 カテーテルイントロデューサ

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