JP2000224923A - 手動式苗箱整列機における収納枠上下ハンドルの支持装置 - Google Patents

手動式苗箱整列機における収納枠上下ハンドルの支持装置

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JP2000224923A
JP2000224923A JP11029433A JP2943399A JP2000224923A JP 2000224923 A JP2000224923 A JP 2000224923A JP 11029433 A JP11029433 A JP 11029433A JP 2943399 A JP2943399 A JP 2943399A JP 2000224923 A JP2000224923 A JP 2000224923A
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JP
Japan
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seedling box
storage frame
moving vehicle
rail
receiving frame
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JP11029433A
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English (en)
Inventor
Teruo Ishihara
輝男 石原
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ISHIKARI ZOKI KK
Original Assignee
ISHIKARI ZOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手動式苗箱整列機の苗箱収納枠内の苗箱が減少
したときに収納枠上下ハンドルの押上げ力を弱くするこ
とで、常に収納枠上下ハンドルを容易安楽に押下げなが
ら苗箱収納枠内の苗箱を順次地上に整然と並べてゆくこ
とを可能とする。 【解決手段】車体に先端部を枢着した収納枠上下ハンド
ルと該車体内に上下動可能に支持した苗箱収納枠を連結
し、上記車体の上部に設けた係止板の前後方向の案内長
孔の側部に数個の係止凹所を適当間隔に連設し、その係
止板の案内長孔内に挿通して下部を上記車体に前後動可
能に枢着した収納枠バランス操作レバーを該係止板の任
意の係止凹所内に係脱可能に係合するようになし、上記
車体に上部を前後動可能に枢着したスプリング支持腕の
中間部と上記収納枠バランス操作レバーの中間部をリン
クにより連結し、ガススプリングの両端部を上記収納枠
上下ハンドルの側片の中間部と上記スプリング支持腕の
下部にそれぞれ枢着して手動式苗箱整列機における収納
枠上下ハンドルの支持装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、種蒔き後の多数の
苗箱をハウス内に整然と並べてゆく手動式苗箱整列機に
おける収納枠上下ハンドルの支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の人力で操作して苗箱をハ
ウス内に整然と並べてゆく手動式苗箱整列機における収
納枠上下ハンドルの支持装置は、見当らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、種蒔き後の多数の苗箱をハウス内に整然と並べて
ゆく手動式苗箱整列機において障害となるのは、所要数
の苗箱を収納する苗箱収納枠が最初は重く、苗箱を並べ
てゆくに従って軽くなり、その苗箱収納枠によって苗箱
収納枠付き収納枠上下ハンドルに掛る荷重の変化の幅が
大きい点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、手動式苗箱整
列機の苗箱収納枠を連結してガススプリングにより押上
げ支持する収納枠上下ハンドルの押下げ操作力の変化の
幅を小さくするめに、苗箱収納枠内の苗箱が減少したと
きに収納枠上下ハンドルの押上げ力を弱くし、常に収納
枠上下ハンドルを容易安楽に押下げながら苗箱収納枠内
の苗箱を順次地上に整然と並べてゆくことを最も主要な
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】手動式苗箱整列機の苗箱収納枠を
連結してガススプリングにより押上げ支持する収納枠上
下ハンドルの押下げ操作力の変化の幅を小さくするとい
う目的を、そのガススプリングの傾斜角度を変更して該
ガススプリングによる収納枠上下ハンドルの押上げ力を
変更することにより実現した。
【0006】すなわち、車体に先端部を枢着した収納枠
上下ハンドルと該車体内に上下動可能に支持した苗箱収
納枠を連結し、上記車体の上部に設けた係止板の前後方
向の案内長孔の側部に数個の係止凹所を適当間隔に連設
し、その係止板の案内長孔内に挿通して下部を上記車体
に前後動可能に枢着した収納枠バランス操作レバーを該
係止板の任意の係止凹所内に係脱可能に係合するように
なし、上記車体に上部を前後動可能に枢着したスプリン
グ支持腕の中間部と上記収納枠バランス操作レバーの中
間部をリンクにより連結し、ガススプリングの両端部を
上記収納枠上下ハンドルの側片の中間部と上記スプリン
グ支持腕の下部にそれぞれ枢着して手動式苗箱整列機に
おける収納枠上下ハンドルの支持装置を構成する。
【0007】
【実施例】図面は、本発明の一実施態様を示し、その構
成を図面について説明すれば、(A)はハウスを示し、
(1)はハウス(A)の後壁中央部に設けた出入口、
(2)はハウス(A)の出入口(1)よりハウス(A)
内の中央位置にわたって敷設した縦レール(以下、前後
方向を縦、左右方向を横と言う。)である。
【0008】(B)は縦レール(2)上に載置する手動
式苗箱整列機の縦移動車を示し、(3)は縦移動車
(B)の主枠で、該主枠(3)の前後の下部にそれぞれ
回転可能に横架した車軸(4)の両側溝車輪(5)を縦
レール(2)上に係合載置し、主枠(3)の中間上端部
には上方へ突出する多数の横方向のローラ(6)を前後
方向に適当間隔で並架する。
【0009】(a)は縦移動車(B)の下部に設けた前
進位置決め装置を示し、(7)は前進位置決め装置
(a)の位置決め板で、前後端部を下方へ屈曲して縦レ
ール(2)上に摺動可能に載置し、該位置決め板(7)
の前後の中央部上に止め金(8)を固定する。(10)
は前部を上方へ屈曲して当て片(9)を形成した両側の
位置決め調節板で、位置決め板(7)の両側部上に位置
決め調節板(10)をそれぞれ載置し、その位置決め調
節板(10)の前後の前後方向の縦長孔(11)と位置
決め板(7)の前後の通孔にそれぞれ挿着したボルト・
ナット(12)によって位置決め板(7)に前後移動調
節可能に締付け固定する。(13)は位置決め板(7)
の後方屈曲片の両側部に前端部をそれぞれ取付けた両側
の弾性板で、軟質のゴム,合成樹脂等より成って縦レー
ル(2)の両側レール片上にそれぞれ載置する。
【0010】(14)は前後の車軸(4)の中間部に互
いに対応させてそれぞれ回転可能に嵌着した案内溝車、
(15)はケーブルで、前後の案内溝車(14)に掛け
わたして両端部を位置決め板(7)の前後の止め金
(8)にそれぞれ固定する。(16)は主枠(3)の右
側中間部に基部をピン(17)により枢支した作動腕
で、該作動腕(16)の先端部に溝車(18)を回転可
能に軸支する。そして、ケーブル(15)の上片の前部
に固定する取付片(19)と主枠(3)の左側中間部の
止め片(20)に両端部を取付けた引きケーブル(2
1)の中間部を溝車(18)に掛ける。
【0011】(22)は主枠(3)の後部に横軸(2
3)により枢支したベルクランクで、該ベルクランク
(22)の上方腕の先端部には長孔(24)を穿つ。
(25)は主枠(3)の後部の前後方向の軸杆(26)
に基部を枢支した前進位置決め操作レバーで、該前進位
置決め操作レバー(25)の内側先端軸(27)をベル
クランク(22)の長孔(24)内に嵌合する。そし
て、連杆(28)の両端部を作動腕(16)の中間部と
ベルクランク(22)の下方腕にそれぞれピンにより枢
着する。
【0012】(b)は主枠(3)の後部に設けて該主枠
(3)の後部を昇降する固定スタンド装置を示し、(2
9)は固定スタンド装置(b)の固定スタンドで、周縁
部は下方へ屈曲し、該固定スタンド(29)の前方両側
部上に固設した上部が前方へ屈曲する鉤形の両側支持腕
(30)の上片先端部を主枠(3)の後部にそれぞれピ
ン(31)により枢着する。
【0013】(32)はЦ形のスタンド固定腕で、該ス
タンド固定腕(32)の両側腕杆(33)の中間部を固
定スタンド(29)の両側支持腕(30)の中間屈曲部
にそれぞれピン(34)により枢着する。そして、主枠
(3)の後方上部とスタンド固定腕(32)の両側腕杆
(33)の上部に両側のリンク(35)の両端部をそれ
ぞれピン(36),(37)により枢着する。また、左
側において上ピン(36)と固定スタンド(29)の間
に強スプリング(38)を張設し、右側において下ピン
(37)と固定スタンド(29)の間に弱スプリング
(39)を張設する。
【0014】(40)は縦移動車(B)の主枠(3)上
に両側へ突出させて取付けた横レールで、該横レール
(40)上に載置する横移動車(C)(後述する。)の
両側車輪の間の幅よりも若干長い前後の中央レールの左
右に、上方から見てコ形の左右のレール片(イ),
(ロ)をそれぞれ着脱可能に取付けて横レール(40)
を形成すると共に、その横レール(40)の左右のレー
ル片(イ),(ロ)が外側上方へ傾斜するようになす。
【0015】(41)は横レール(40)の両側の接地
板で、該接地板(41)上に取付けた前後の脚杆(4
2)を横レール(40)の両側先端部にそれぞれ上下調
節可能に取付ける。そして、横移動車(C)が横レール
(40)の右レール片(ロ)上に移動し横レール(4
0)付き縦移動車(B)が右下方へ回転して右側の接地
板(41)が接地したときには、横レール(40)の右
レール片(ロ)が地面と平行になって保持され、一方、
上記と反対に、横移動車(C)が横レール(40)の左
レール片(イ)上に移動し横レール(40)付き縦移動
車(B)が左下方へ回転して左側の接地板(41)が接
地したときには横レール(40)の左レール片(イ)が
地面と平行になって保持されるようになす。
【0016】また、横レール(40)の後片の後方上隅
部において、図6に示すように中央部には横移動車
(C)の両側車輪間に係合する広幅で上片の奥行が長い
アングル板を固着して静止ストッパ(43)を設け、左
右のレール片(イ),(ロ)には狭幅で上片の奥行が短
い所要数、例えば8個のアングル板を苗箱の幅の間隔で
固着して8個の位置決めストッパ(44)を並設する。
(45)は横レール(40)の後面中央部に突設した掛
け片で、図示してないが通孔を穿つ。
【0017】(C)は横レール(40)上に載置する横
移動車を示し、(46)は横移動車(C)の車体で、該
車体(46)の下端部の前両側部及び後ろ左側部には車
輪(47)を、後ろ右側部には図6に示すように先端部
を小径に形成した段付き車輪(48)をそれぞれ回転自
在に軸支してその車輪(47)及び段付車輪(48)を
横レール(40)上に係合載置する。
【0018】(49)はЦ形の収納枠上下ハンドルで、
両側片の先端部を車体(46)の前端中間部にそれぞれ
ピン(50)により枢着する。(51)は収納枠上下ハ
ンドル(49)の右側に並列する苗箱送りレバーで、先
端部を収納枠上下ハンドル(49)の右側片の前部にピ
ン(52)により枢着する。(53)は車体(46)の
上端の右側後部に取付けた係止板で、図6に示すように
係止板(53)の前後方向の案内長孔(54)の内側の
後部に係止凹所(55)を、中間部に係止凹所(56)
をそれぞれ連設する。
【0019】(57)は車体(46)の右側の収納枠バ
ランス操作レバーで、上部を係止板(53)の案内長孔
(54)内に嵌合して下端部を車体(46)の下方中間
部にピン(58)により枢着する。(59)は倒Ц形の
スプリング支持腕で、車体(46)の中間部に嵌合して
両側片の上部を車体(46)にピン(60)によりそれ
ぞれ枢着し、そのスプリング支持腕(59)の右側片の
中間部と収納枠バランス操作レバー(57)の中間部を
リンク(61)により連結する。(62)は両側のガス
スプリングで、そのガススプリング(62)の両端部を
収納枠上下ハンドル(49)の両側片の中間部とスプリ
ング支持腕(59)の両側片の下方先端部にピン(6
3),(64)によりそれぞれ枢着して両側のガススプ
リング(62)により収納枠上下ハンドル(49)を押
上げ支持する。
【0020】(65)は車体(46)内に上下動可能に
支持する苗箱収納枠で、上方から見て後方開放のコ形に
形成する。(66),(67)は両側の上下平行リンク
で、該平行リンク(66),(67)の後部を車体(4
6)の後部の中間部及び下部にピン(68),(69)
により、前部を苗箱収納枠(65)の中間の上部及び中
間部にピン(70),(71)によりそれぞれ枢着し、
その両側の上リンク(66)の中間部と収納枠上下ハン
ドル(49)の両側片の中間部をリンク(72)により
それぞれ連結して収納枠上下ハンドル(49)に苗箱収
納枠(65)を吊持ちする。
【0021】(73)は苗箱収納枠(65)内の両側下
部に回転可能に並架した前後方向の送り軸で、該送り軸
(73)の苗箱収納枠(65)内の前部及び後部に鎖車
(74)を固定する。(75)は鎖車(74)の下方に
対向して設けた案内板、(76)は鎖車(74)と案内
板(75)に掛けわたした回転体のチエンで、該チエン
(76)の外方には数個、例えば5個の苗箱抱え爪(7
7)を等間隔に突設する。(78)は苗箱収納枠(6
5)の両側中間部にそれぞれ上下調節可能に固定したチ
エン(76)のチエン張りである。
【0022】(c)は苗箱収納枠(65)の前方に設け
たピッチ送りの送り軸駆動装置を示し、(79),(8
0)は左右の送り軸(73)の前方突出部にそれぞれ取
付けた鎖車、(81)は苗箱収納枠(65)の前方中間
部に回転可能に軸支した上案内鎖車、(82),(8
3)は上案内鎖車(81)の下方において回転可能に軸
支したトルクリミッタ付きのダブル鎖車、(84)はダ
ブル鎖車(82),(83)の下方において回転可能に
軸支した下案内鎖車で、左鎖車(79),上案内鎖車
(81),ダブル鎖車の前鎖車(82)の外側部、下案
内鎖車(84)にチエン(85)を、ダブル鎖車の後鎖
車(83),右鎖車(80)にチエン(86)をそれぞ
れ掛けわたし、そのチエン(85)の上片の内側への駆
動によりチエン(85),(86)を介して左右の送り
軸(73)は内側が下方へ向って互いに反対方向へ回転
するようになす。(87)はチエン(85)のローラで
ある。
【0023】(88)は左鎖車(79)と上案内鎖車
(81)の間に外側下方へ傾斜させて設けたレール、
(89)は一方向駆動体のチエン受けで、レール(8
8)上に摺動可能に嵌合する。(90)は一方向駆動体
のチエン押えで、チエン(85)の上方に配置し、該チ
エン押え(90)の下方にはチエン(85)の隣接した
ローラ(87)の間に係脱する数個の爪(91)を並設
する。(92),(93)は前後の左右平行リンクで、
中間部を外方へ膨出させて下部をチエン受け(89)の
中間部にピン(94),(95)により、上部をチエン
押え(90)の中間部にピン(96),(97)により
それぞれ枢着する。そして、右リンク(93)は上方へ
突出させてその突出部と苗箱送りレバー(51)の中間
部を、該突出部が内側へ引かれるようにワイヤ(98)
により連結すると共に、その突出部をスプリング(9
9)により外側へ張持する。
【0024】(D)は縦移動車(B)の後方において縦
レール(2)上に載置する補助台車を示し、(100)
は補助台車(D)の台枠で、該台枠(100)には上方
へ突出する多数の横方向のローラ(101)を前後方向
に適当間隔で並架し、台枠(100)の下方の前部及び
後部にそれぞれ回転自在に横架する前後の車軸(10
2)の両側部に取付けた車輪(103)を縦レール
(2)上に係合載置する。
【0025】(104)は台枠(100)の前端部に横
軸(105)により上下回転可能に枢支した補助枠で、
該補助枠(104)には上方へ突出する多数の横方向の
ローラ(106)を前後方向に適当間隔で並架する。
(107)は補助枠(104)の前端中央部に突設した
連結片で、該連結片(107)の先端部下方には止めピ
ン(108)を突設する。
【0026】(E)は合成樹脂により作製したマット苗
箱を示し、該マット苗箱(E)の上端外周には縁(10
9)を形成する。
【0027】そして、図27に示すように苗箱(E)内
に下土(110)を入れ、該下土(110)上に種籾
(111)を播種してその種籾(111)上に覆土(1
12)し、その後、全体に水を掛けて播種した苗箱
(E)を作製する。
【0028】(113)は横レール(40)の左右のレ
ール片(イ),(ロ)の後方に吊持ちする苗箱踏み板
で、図27に示すように側方から見て伏コ形の両下方先
端部を若干対向側へ屈曲(114)したチャンネルに形
成して内方を空洞になし、該苗箱踏み板(113)の前
方両側部上に脚(115)を固定する。(116)は横
レール(40)の左右のレール片(イ),(ロ)の後面
両側部に固定した縦筒である。そして、左右のレール片
(イ),(ロ)の両側縦筒(116)に左右の苗箱踏み
板(113)の両側脚(115)をそれぞれ上下動可能
に嵌合し、図示してないが脚(115)をスプリングに
より吊持ちして左右の苗箱踏み板(113)をそれぞれ
上下動可能に弾力的に吊持ちする。
【0029】その作用を説明する。
【0030】(1) 縦移動車(B)の固定。 苗箱の整列作業を行うに当って縦移動車(B)を固定す
るときは、図12に示すように固定スタンド(29)が
上昇している縦移動車(B)の移動時の状態から、固定
スタンド(29)を踏下ろせば、ピン(37)で枢着し
てあるリンク(35)はピン(36)を軸として下方
へ、スタンド固定腕(32)の腕杆(33)はピン(3
4)を軸として図12の時計方向へそれぞれ回転し、そ
のリンク(35)とスタンド固定腕(32)の腕杆(3
3)が伸長しながら、固定スタンド(29)は強スプリ
ング(38)の弾力に抗しピン(31)を軸として下方
へ回転する。
【0031】その後、固定スタンド(29)の前端部が
縦レール(2)上に当った後は、リンク(35)とスタ
ンド固定腕(32)の腕杆(33)が上記のように伸長
しながら、固定スタンド(29)はその前端の縦レール
(2)との接触部を支点として縦移動車(B)の主枠
(3)の後部を持上げながら図12の反時計方向へ回転
し、図11に示すように縦レール(2)上に載って固定
スタンド(29)の回転は停止する。
【0032】そのとき、図11に示すようにリンク(3
5)とスタンド固定腕(32)の腕杆(33)が直状に
なると共に、そのリンク(35)とスタンド固定腕(3
2)の腕杆(33)を枢着するピン(37)を弱スプリ
ング(39)によって下方へ張持し、リンク(35)と
スタンド固定腕(32)の腕杆(33)は直状に固定保
持されて該リンク(35)とスタンド固定腕(32)の
腕杆(33)により固定スタンド(29)を下降した状
態に支持し、固定スタンド(29)が縦レール(2)上
に圧接すると共に、該固定スタンド(29)の支持腕
(30)により縦移動車(B)の後部を持上げ、その後
方両側の溝車輪(5)を縦レール(2)の上方に少し離
隔支持して縦移動車(B)は縦レール(2)上に固定さ
れる。
【0033】(2) 縦移動車(B)の固定解除。 一方、縦移動車(B)を前進させるために固定スタンド
(29)による縦移動車(B)の縦レール(2)上への
固定を解くときは、図11に示す状態からスタンド固定
腕(32)を踏下ろせば、図12に示すように弱スプリ
ング(39)の弾力に抗しリンク(35)がピン(3
6)を軸として上方へ回転し、ピン(37)を介しスタ
ンド固定腕(32)の腕杆(33)がピン(34)を軸
として図12の反時計方向へ回転し、そのリンク(3
5)とスタンド固定腕(32)の腕杆(33)が後方へ
屈曲しながらピン(34)は上昇する。
【0034】従って、固定スタンド(29)は強スプリ
ング(38)の弾力が相俟ってピン(31)を軸とし上
方へ回転して上昇し、縦レール(2)の上方に離隔して
強スプリング(38)の弾力により上記上昇状態に保持
される。それと同時に、縦移動車(B)の自重によって
該縦移動車(B)の後部が下降し、図12に示すように
縦移動車(B)の後方両側の溝車輪(5)が縦レール
(2)上に下降して載置され、縦移動車(B)はその固
定が解かれて走行自在の状態となる。
【0035】(3) 縦移動車(B)の前進位置決め。 図11に示すように、固定スタンド(29)により縦移
動車(B)の後部を持上げ、その縦移動車(B)の後方
両側の溝車輪(5)を縦レール(2)の上方に離隔させ
て縦移動車(B)を固定した状態において、前進位置決
め操作レバー(25)を図9に実線で示す状態から鎖線
で示すように内側へ押せば、その前進位置決め操作レバ
ー(25)が軸杆(26)を軸として図9の反時計方向
へ回転し、該前進位置決め操作レバー(25)の先端軸
(27)を介してベルクランク(22)が横軸(23)
を軸として図10の反時計方向へ回転し、連杆(28)
を介し作動腕(16)はピン(17)を軸として図10
の反時計方向、すなわち後方へ回転する。
【0036】そのために、作動腕(16)の溝車(1
8)が回転しながらその溝車(18)によって引きケー
ブル(21)の中間部を後方へ引寄せるから、その引き
ケーブル(21)より取付片(19)を介してケーブル
(15)の上片を後方へ引く。
【0037】従って、前後の案内溝車(14)が回転し
ながらケーブル(15)は図10の矢印方向へ回転し、
該ケーブル(15)に固定した両側弾性板(13)付き
位置決め板(7)は縦レール(2)上を摺動して前進
し、図7に鎖線で示すように位置決め板(7)上の両側
の位置決め調節板(10)の当て片(9)が縦移動車
(B)の前方両側の車輪(5)にそれぞれ当って両側弾
性板(13)付き位置決め板(7)の前進は停止する。
そのとき、両側弾性板(13)付き位置決め板(7)は
苗箱(E)の前後方向の長さ前進する。
【0038】その際、位置決め板(7)のボルト・ナッ
ト(12)を操作して両側の位置決め調節板(10)を
その縦長孔(11)によって前後移動調節すれば、両側
弾性板(13)付き位置決め板(7)が前進してその位
置決め板(7)の両側の位置決め調節板(10)の当て
片(9)が縦移動車(B)の前方両側の車輪(5)にそ
れぞれ当って両側弾性板(13)付き位置決め板(7)
が停止したときにおける両側弾性板(13)付き位置決
め板(7)の前進長さが短または長に変化する。従っ
て、位置決め板(7)の両側の位置決め調節板(10)
を適宜に前後移動調節することにより、両側弾性板(1
3)付き位置決め板(7)の前進長さを良好に苗箱
(E)の前後方向の長さに合致させることができる。
【0039】その後、縦移動車(B)を後方から押せ
ば、該縦移動車(B)はその前後両側の車輪(5)が縦
レール(2)上を転動して前進し、その後方両側の車輪
(5)が位置決め板(7)の後方の両側弾性板(13)
に至った後は、その後方両側の車輪(5)が両側弾性板
(13)上をそれぞれ転動して縦移動車(B)は前進
し、該後方両側の車輪(5)が図7に実線で示すように
位置決め板(7)の後縁に当って縦移動車(B)の前進
は停止する。
【0040】そのとき、縦移動車(B)は位置決め板
(7)の前進長さだけ前進するので、苗箱(E)の前後
方向の長さだけ前進することになる。
【0041】また、縦移動車(B)の後方両側の車輪
(5)が位置決め板(7)の後縁に当って縦移動車
(B)の前進が停止するとき、その縦移動車(B)の後
方両側の車輪(5)は位置決め板(7)に固定の両側弾
性板(13)をそれぞれ踏付けて位置決め板(7)の後
縁に当る。従って、その後方両側の車輪(5)による両
側弾性板(13)の踏付けによって該両側弾性板(1
3)を固定した位置決め板(7)は縦レール(2)に固
定保持され、縦移動車(B)の後方両側の車輪(5)の
突当りによって位置決め板(7)が前進移動することは
無く、常に縦移動車(B)の前進長さは正確で、縦移動
車(B)は苗箱(E)の前後方向の長さ前進して停止さ
れる。
【0042】一方、その縦移動車(B)を前進させると
き、位置決め板(7)に固定されたケーブル(15)に
よって前後の案内溝車(14)を回転させると共に、そ
の前案内溝車(14)によってケーブル(15)を前方
へ引きながら縦移動車(B)は前進する。
【0043】従って、ケーブル(15)が図10の矢印
と反対方向へ回転して該ケーブル(15)の取付片(1
9)が前方へ移動するから、その取付片(19)により
引きケーブル(21)の一端部を前方へ引き、該引きケ
ーブル(21)によって溝車(18)を前方へ引き、上
記と反対に、作動腕(16)はピン(17)を軸として
前方へ回転し、連杆(28)を介してベルクランク(2
2)は横軸(23)を軸として図10の時計方向へ回転
し、先端軸(27)付き前進位置決め操作レバー(2
5)は軸杆(26)を軸として図9の時計方向へ回転す
る。
【0044】そして、縦移動車(B)の後方両側の車輪
(5)が位置決め板(7)の後縁に当って縦移動車
(B)の前進が停止したときには、取付片(19),溝
車(18)付き作動腕(16),前進位置決め操作レバ
ー(25)等は、図10に示す元の状態に復帰する。
【0045】(4) 横移動車(C)の位置決め。 横移動車(C)を横レール(40)上の中央部に位置さ
せれば、図6に示すように横移動車(C)の後方の車輪
(47)と溝付き車輪(48)の大径部の間が静止スト
ッパ(43)に嵌合して横移動車(C)は横レール(4
0)上の中央部に係止される。
【0046】その後、横移動車(C)を横レール(4
0)の右レール片(ロ)上に移動させるときは、収納枠
上下ハンドル(49)を持上げて右方へ押せば、横移動
車(C)の後ろ左車輪(47)が静止ストッパ(43)
上に乗上り、その後、横移動車(C)は横レール(4
0)の右レール片(ロ)上を右方へ走行する。
【0047】そのとき、横移動車(C)の後ろ右方の段
付き車輪(48)が第1の位置決めストッパ(44)の
ところに至っても、その段付き車輪(48)の小径部が
位置決めストッパ(44)上を通過して第1の位置決め
ストッパ(44)に関係なく横移動車(C)は右レール
片(ロ)上を右方へ走行する。
【0048】その後、横移動車(C)の後ろ左車輪(4
7)が第1の位置決めストッパ(44)に当ると、横移
動車(C)の右方への走行は停止される。
【0049】横移動車(C)を更に右方へ移動させると
きは、収納枠上下ハンドル(49)を右方へ押すと、横
移動車(C)の後ろ左車輪(47)が第1の位置決めス
トッパ(44)上に乗上り、その後は上記と同様に横レ
ール(40)の右レール片(ロ)上を走行し、横移動車
(C)の後ろ左車輪(47)が第2の位置決めストッパ
(44)に当って横移動車(C)の右方への走行は停止
される。
【0050】以下、順次収納枠上下ハンドル(49)を
右方へ押す毎に上記作用が繰返され、横移動車(C)は
横レール(40)の右レール片(ロ)上を右方へ苗箱
(E)の幅づつ位置決めされながら移動する。
【0051】一方、横移動車(C)を横レール(40)
上の中央部の定位置から左レール片(イ)上を移動させ
るときは、収納枠上下ハンドル(49)を持上げて左方
へ押せば、横移動車(C)の後ろ右方の段付き車輪(4
8)が静止ストッパ(43)上に乗上り、その後、横移
動車(C)は横レール(40)の左レール片(イ)上を
左方へ走行する。
【0052】そして、横移動車(C)の後ろ左車輪(4
7)が第1の位置決めストッパ(44)に当ると、横移
動車(C)の左方への走行は停止される。
【0053】横移動車(C)を更に左方へ移動させると
きは、収納枠上下ハンドル(49)を左方へ押すと、上
記と同様に横移動車(C)の後ろ左車輪(47)が第1
の位置決めストッパ(44)上に乗上った後、横レール
(40)の左レール片(イ)上を左方へ走行する。その
とき、横移動車(C)の後ろ右方の段付き車輪(48)
はその小径部が第1の位置決めストッパ(44)上を通
過し、その第1の位置決めストッパ(44)に関係なく
横移動車(C)は左レール片(イ)上を左方へ走行し、
横移動車(C)の後ろ左車輪(47)が第2の位置決め
ストッパ(44)に当って横移動車(C)の左方への走
行は停止される。
【0054】以下、順次収納枠上下ハンドル(49)を
左方へ押す毎に上記作用が繰返され、横移動車(C)は
横レール(40)の左レール(イ)上を左方へ苗箱
(E)の幅づつ位置決めされながら移動する。
【0055】(5) 苗箱収納枠の上下作動。 作業者が収納枠上下ハンドル(49)を把持して持上げ
れば、ガススプリング(62)の押上げ力が相俟って収
納枠上下ハンドル(49)はピン(50)を軸として上
方へ回転し、該収納枠上下ハンドル(49)より両側の
リンク(72)を介し上下平行リンク(66),(6
7)がピン(68),(69)をそれぞれ軸として上方
へ回転し、ピン(70),(71)を介して苗箱収納枠
(65)は平行に吊上げられる。
【0056】一方、収納枠上下ハンドル(49)をガス
スプリング(62)の押上げ力に抗して押下げると、図
21に示すように収納枠上下ハンドル(49)がピン
(50)を軸として下方へ回転し、該収納枠上下ハンド
ル(49)より両側のリンク(72)を介し上下平行リ
ンク(66),(67)がピン(68),(69)をそ
れぞれ軸として下方へ回転し、ピン(70),(71)
を介して苗箱収納枠(65)は平行に下降する。
【0057】(6) 苗箱収納枠のバランス調節。 収納枠バランス操作レバー(57)を係止板(53)の
後方係止凹所(55)内に係合させたときは、図5に示
すようにガススプリング(62)がほぼ垂直状態になっ
て両側のガススプリング(62)により苗箱収納枠(6
5)付き収納枠上下ハンドル(49)を押上げるから、
そのガススプリング(62)による苗箱収納枠(65)
付き収納枠上下ハンドル(49)の押上げ力は強であ
る。
【0058】収納枠バランス操作レバー(57)を係止
板(53)の上記後方係止凹所(55)内より外し、案
内長孔(54)に沿わせてピン(58)を軸とし前方へ
回転して中間係止凹所(56)内に係合させれば、図2
0に示すように収納枠バランス操作レバー(57)より
リンク(61)を介してスプリング支持腕(59)がピ
ン(60)を軸として前方へ回転すると共に、該スプリ
ング支持腕(59)の両側片にそれぞれピン(64)で
枢着した両側のガススプリング(62)もそれぞれピン
(63)を軸とし前方へ回転してそのガススプリング
(62)は或る程度前下方への傾斜状態になる。従っ
て、そのガススプリング(62)による苗箱収納枠(6
5)付き収納枠上下ハンドル(49)の押上げ力は中間
程度に弱くなる。
【0059】収納枠バランス操作レバー(57)を係止
板(53)の上記中間係止凹所(56)内より外し、案
内長孔(54)に沿わせてピン(58)を軸とし前方へ
回転して案内長孔(54)の前端部に係止させると、図
24に示すように収納枠バランス操作レバー(57)よ
りリンク(61)を介してスプリング支持腕(59)が
ピン(60)を軸として前方へ回転すると共に、該スプ
リング支持腕(59)の両側片にそれぞれピン(64)
で枢着した両側のガススプリング(62)もそれぞれピ
ン(63)を軸とし前方へ回転してそのガススプリング
(62)は大きく前下方への傾斜状態になる。従って、
そのガススプリング(62)による苗箱収納枠(65)
付き収納枠上下ハンドル(49)の押上げ力は弱くな
る。
【0060】(7) 苗箱収納枠内の苗箱の送り出し。 苗箱送りレバー(51)を持上げれば、その苗箱送りレ
バー(51)がピン(52)を軸として上方へ回転し、
ワイヤ(98)を介して右リンク(93)の上方突出部
を内側へ引く。
【0061】従って、図19に示すようにチエン押え
(90)の爪(91)がチエン(85)の上方に離隔し
た状態から、左右平行リンク(92),(93)がピン
(94),(95)をそれぞれ軸として内側へ回転し、
ピン(96),(97)を介してチエン押え(90)は
平行に下降し、そのチエン押え(90)の数個の爪(9
1)がチエン(85)の隣接するローラ(87)の間に
それぞれ係合してチエン受け(89)とチエン押え(9
0)によりチエン(85)を押圧挟持した後、チエン受
け(89)とチエン押え(90)は一体でそのチエン受
け(89)がレール(88)に沿って内側へ移動する。
【0062】従って、チエン(85)の上片がチエン受
け(89)及びチエン押え(90)と一体的に内側へ一
定長さ移動してチエン(85)は一定角度回転し、該チ
エン(85)より2段鎖車(82),(83)、チエン
(86)、鎖車(79),(80)を経て左右の送り軸
(73)は内側が下降するように互いに反対方向へ一定
角度回転し、その両側の送り軸(73)の鎖車(74)
により両側のチエン(76)を図16の矢印方向へそれ
ぞれ駆動して該チエン(76)はその苗箱抱え爪(7
7)の1ピッチ回転し、図16のチエン(76)の内側
において上方に位置する苗箱抱え爪(77)が下方に位
置する苗箱抱え爪(77)の位置まで下降して停止す
る。
【0063】その後、苗箱送りレバー(51)を押下げ
ると、その苗箱送りレバー(51)がピン(52)を軸
とし下方へ回転してワイヤ(98)はゆるむ。
【0064】従って、図18に示す状態から、スプリン
グ(99)の引張り力により左右平行リンク(92),
(93)がピン(94),(95)をそれぞれ軸として
外側へ回転し、ピン(96),(97)を介してチエン
押え(90)は平行に上昇し、図19に示すようにチエ
ン押え(90)の数個の爪(91)がチエン(85)の
隣接するローラ(87)の間から上方に脱離してチエン
受け(89)とチエン押え(90)によるチエン(8
5)の挟持は解かれる。その後は、チエン(85)が静
止したまま、チエン受け(89)とチエン押え(90)
は一体でそのチエン受け(89)がレール(88)に沿
い外側へ移動して元の位置に復帰する。
【0065】次に、苗箱(E)の整列作業を説明する。
【0066】横移動車(C)の収納枠バランス操作レバ
ー(57)を図5に示すように係止板(53)の後方係
止凹所(55)内に係合し、また、図6に示すように横
移動車(C)を静止ストッパ(43)によって横レール
(40)上の中央部に係止させる。
【0067】一方、播種作業場において、図27に示す
ように苗箱(E)内に下土(110)を入れ、該下土
(110)上に種籾(111)を播種してその種籾(1
11)上に覆土(112)し、その後、全体に水を掛け
て成る播種した苗箱(E)を自走式苗箱運搬車上に8枚
づつ重積し前後方向に並列して載置し、その播種作業場
から縦レール(2)の後端にわたって敷設したレール上
に上記自走式苗箱運搬車を走行させて播種した苗箱
(E)を補助台車(D)のところまで運搬する。そし
て、その自走式苗箱運搬車上の重積苗箱(E)を図26
に示すように順次補助台車(D)上へ移送する。
【0068】そこで、図26に示すように補助台車
(D)を縦移動車(B)の後方へ引寄せて移動し、該補
助台車(D)の補助枠(104)の連結片(107)の
止めピン(108)を横レール(40)の掛け片(4
5)の通孔内に挿入して引掛ける。
【0069】次いで、補助台車(D)上の前列の重積苗
箱(E)を、その長手側が前後方向になるように変向し
ながら補助台車(D)上から補助枠(104)上を通っ
て図26に示すように縦移動車(B)のローラ(6)上
へ押込めば、その重積苗箱(E)は横移動車(C)の苗
箱収納枠(65)内に収納される。そのとき、重積苗箱
(E)は、図16に示すようにその下端苗箱(E)の縁
(109)が前後両側のチエン(76)の内側に突出す
る上下の苗箱抱え爪(77)中の上方苗箱抱え爪(7
7)の上方に位置している。
【0070】その後は、補助台車(D)の補助枠(10
4)を横軸(105)を軸として上方へ回転し、図26
に鎖線で示すように後ろ上方への傾斜状態に立てておく
と、横レール(40)の後方で作業者が左右に往き来す
るのに補助枠(104)が邪魔にならなくて作業上有益
である。
【0071】そこで、作業者が収納枠上下ハンドル(4
9)を把持して持上げれば、図14に示すように前後両
側のチエン(76)の内側上方の苗箱抱え爪(77)が
苗箱収納枠(65)内の重積苗箱(E)の下端苗箱
(E)の縁(109)に引掛ってその重積苗箱(E)を
苗箱収納枠(65)と一体的に持上げ、重積苗箱(E)
は縦移動車(B)のローラ(6)の上方に離隔する。
【0072】次いで、収納枠上下ハンドル(49)を上
記の持上げ状態に保持したまま右方へ押し、作業者が右
側の苗箱踏み板(113)上を歩いて横移動車(C)を
横レール(40)の右レール片(ロ)上を右方へ走行さ
せれば、その作業者の重量により、右側の苗箱踏み板
(113)は、それを吊持ちするスプリングの弾力に抗
して該苗箱踏み板(113)の脚(115)が縦筒(1
16)に摺動し下降して接地する。一方、横移動車
(C)の重量により、自動的に図2に示すように横レー
ル(40)付き縦移動車(B)が縦レール(2)の右レ
ール片を支点として右下方へ回転し右側の接地板(4
1)が接地してその横レール(40)の右レール片
(ロ)が地面と平行になり、その右レール片(ロ)上を
横移動車(C)は走行する。
【0073】そして、横移動車(C)をその後ろ左車輪
(47)が第1の位置決めストッパ(44)に当るまで
走行させる。
【0074】そこで、収納枠バランス操作レバー(5
7)を係止板(53)の後方係止凹所(55)内から外
し前方へ回転して係止板(53)の中間係止凹所(5
6)内に係合させ、図20に示すようにガススプリング
(62)を或る程度前下方への傾斜状態になしてガスス
プリング(62)による収納枠上下ハンドル(49)の
押上げ力を中間程度に弱くする。
【0075】その後、図21に示すように収納枠上下ハ
ンドル(49)をガススプリング(62)の押上げ力に
抗し押下げて苗箱収納枠(65)を地上に載せる。
【0076】次いで、苗箱送りレバー(51)を1回持
上げれば、両側の苗箱抱え爪(77)付きチエン(7
6)が1ピッチ回転し、収納枠(65)内の重積苗箱
(E)は、図16に示す状態から一段下ってその下端の
苗箱(E)の縁(109)が両側チエン(76)の内側
の下方の苗箱抱え爪(77)に引掛り、下から2番目の
苗箱(E)の縁(109)が両側チエン(76)の内側
の上方の苗箱抱え爪(77)に引掛った状態になる。
【0077】従って、苗箱送りレバー(51)を一度押
下げてもう一度持上げると、上記と同様に両側の苗箱抱
え爪(77)付きチエン(76)が1ピッチ回転するか
ら、その両側チエン(76)の下方の苗箱抱え爪(7
7)が下端の苗箱(E)の縁(109)から脱離して下
端の苗箱(E)が地上に置かれ、1枚目の苗箱(E)の
載置が終了する。
【0078】そのとき、苗箱収納枠(65)内の重積苗
箱(E)は一段下り、上記の地上に置かれた下端の苗箱
(E)の上方に重なっていた下から2番目の苗箱(E)
は、両側チエン(76)の内側の下方の苗箱抱え爪(7
7)に引掛った状態になる。
【0079】次いで、図23に示すように収納枠上下ハ
ンドル(49)を少し持上げて苗箱収納枠(65)を地
上に離隔させた後、その収納枠上下ハンドル(49)を
右方へ押して横移動車(C)をその後ろ左車輪(47)
が上記第1の位置決めストッパ(44)の右側に位置す
る第2の位置決めストッパ(44)に当るまで横レール
(40)の右レール片(ロ)上を走行させると、横移動
車(C)は苗箱(E)の幅の長さ右方に移動する。
【0080】そこで、上記と同様に収納枠上下ハンドル
(49)をガススプリング(62)の押上げ力に抗して
押下げれば、図22に示すように苗箱収納枠(65)の
左側片が上記の地上に載置した苗箱(E)の縁(10
9)の右側片上に載って苗箱収納枠(65)の下降は停
止する。
【0081】次いで、苗箱送りレバー(51)を1回持
上げると、上記と同様に作用して苗箱収納枠(65)内
の下端の苗箱(E)が上記の地上に載置した苗箱(E)
の右側に接近して地上に置かれる。それと同時に、苗箱
収納枠(65)内の重積苗箱(E)は、1段下ってその
下端の苗箱(E)が両側チエン(76)の内側の下方の
苗箱抱え爪(77)に引掛った状態になる。
【0082】以下、順次上記の収納枠上下ハンドル(4
9)を若干持上げて横移動車(C)をその後ろ左車輪
(47)が横レール(40)の右レール片(ロ)の次の
位置決めストッパ(44)に当るまで右方へ走行させ、
その後、収納枠上下ハンドル(49)を押下げて苗箱送
りレバー(51)を上下する操作を繰返してゆけば、順
次上記の作用が繰返され、苗箱収納枠(65)内の重積
苗箱(E)は縦レール(2)の右側の地上に互いに接近
して1枚づつ整列される。
【0083】その苗箱(E)の整列作業の途中で苗箱収
納枠(65)内の重積苗箱(E)が半分程に減って苗箱
収納枠(65)の重量が軽くなったときには、収納枠バ
ランス操作レバー(57)を係止板(53)の中間係止
凹所(56)内から外し前方へ回転して係止板(53)
の案内長孔(54)の前端部に係合させ、図24に示す
ようにガススプリング(62)の前下方への傾斜を大き
くなしてガススプリング(62)による収納枠上下ハン
ドル(49)の押上げ力を弱くする。そうすれば、収納
枠上下ハンドル(49)をガススプリング(62)の押
上げ力に抗し押下げて苗箱収納枠(65)を下降させる
とき、収納枠上下ハンドル(49)の押下げに余分の大
きな力を使わなく、その収納枠上下ハンドル(49)の
押下げを楽に行って作業を継続することができる。
【0084】横移動車(C)を横レール(40)の右レ
ール片(ロ)の右端まで移動させて縦レール(2)の右
側の苗箱(E)の整列作業が終った後は、収納枠上下ハ
ンドル(49)を持上げた後、収納枠バランス操作レバ
ー(57)を後方へ回転し係止板(53)の後方係止凹
所(55)内に係合させてガススプリング(62)によ
る収納枠上下ハンドル(49)の押上げ力を強になし、
苗箱収納枠(65)を上昇保持して横移動車(C)を横
レール(40)の右レール片(ロ)上に左方へ走行さ
せ、図1に示すように横レール(40)上の中央部に復
帰して静止ストッパ(43)により係止させる。
【0085】そのとき、横移動車(C)の重量により、
自動的に横レール(40)付き縦移動車(B)が縦レー
ル(2)の右レール片を支点として上記と反対に左下方
へ回転し、図1に示すように縦移動車(B)の前後両側
の車輪(5)が縦レール(2)上に載って静止し、横レ
ール(40)の左右のレール片(イ),(ロ)が外側上
方へ傾斜した元の状態に復帰する。
【0086】次いで、上記と同様に、補助台車(D)を
縦移動車(B)の後方へ引寄せて横レール(40)の掛
け片(45)に連結し、補助台車(D)上の2列目の重
積苗箱(E)を横移動車(C)の苗箱収納枠(65)内
に押込んで収納する。その後、補助台車(D)の横レー
ル(40)への連結を外して補助枠(104)を図26
に鎖線で示すように後ろ上方への傾斜状態に立てる。
【0087】そこで、上記と同様に収納枠上下ハンドル
(49)を持上げ保持して左方へ押し、作業者が左側の
苗箱踏み板(113)上を歩いて横移動車(C)を横レ
ール(40)の左レール片(イ)上に走行させれば、上
記と同様に、作業者の重量によって左側の苗箱踏み板
(113)が接地する。一方、横移動車(C)の重量に
より、自動的に図3に示すように横レール(40)付き
縦移動車(B)が縦レール(2)の左レール片を支点と
して左下方へ回転し左側の接地板(41)が接地してそ
の横レール(40)の左レール片(イ)が地面と平行に
なり、その左レール片(イ)上を横移動車(C)は走行
する。
【0088】その後は、上記横レール(40)の右レー
ル片(ロ)上におけると同様に、横移動車(C)を横レ
ール(40)の左レール片(イ)上に順次左方へ移動さ
せながら上記と同様に操作すると、苗箱収納枠(65)
内の重積苗箱(E)が縦レール(2)の左側の地上に互
いに接近して1枚づつ整列され、縦レール(2)の両側
の1列目の苗箱(E)の整列作業が終了する。
【0089】その後、収納枠上下ハンドル(49)を持
上げた後、収納枠バランス操作レバー(57)を後方へ
回転して係止板(53)の後方係止凹所(55)内に係
合させ、ガススプリング(62)による収納枠上下ハン
ドル(49)の押上げ力を強になして横移動車(C)を
横レール(40)上の中央部に復帰係止させる。
【0090】次に、2列目の苗箱(E)の整列作業を行
うには、先ず、前進位置決め操作レバー(25)を内側
へ回転して位置決め板(7)をその両側の位置決め調節
板(10)の当て片(9)が縦移動車(B)の前方両側
の車輪(5)に当るまで前進させる。
【0091】次いで、スタンド固定腕(32)を踏下ろ
して固定スタンド(29)を上昇させると共に、縦移動
車(B)の後方両側の車輪(5)を縦レール(2)上に
載置する。
【0092】その後、縦移動車(B)を前方へ押して縦
レール(2)上に走行させ、その縦移動車(B)の後方
両側の車輪(5)を両側の弾性板(13)上に載せて位
置決め板(7)の後縁に当てる。
【0093】次いで、固定スタンド(29)を踏下ろ
し、縦移動車(B)の後方両側の車輪(5)を縦レール
(2)の上方に離隔保持して縦移動車(B)を縦レール
(2)上に固定する。
【0094】その後は、上記1列目の苗箱(E)の整列
作業におけると同様に操作すれば、その1列目の苗箱
(E)の前方に接近して2列目の苗箱(E)の整列作業
を行うことができる。
【0095】そのとき、両側の苗箱踏み板(113)
は、横レール(40)と一体で前進して縦レール(2)
の両側の地上に整列した1列目の苗箱(E)の上方にそ
れぞれ位置している。従って、作業者が苗箱踏み板(1
13)上を歩いて2列目の苗箱(E)の整列作業を行う
とき、その作業者の重量によって下降する苗箱踏み板
(113)は図27に示すように1列目の苗箱(E)上
に載って支持されるから、作業者の重量により苗箱踏み
板(113)で1列目の苗箱(E)を下圧し、その1列
目の苗箱(E)と地面との間の空隙が無くなって1列目
の苗箱(E)は安定する。
【0096】その後、作業者が苗箱踏み板(113)上
から下りると、該苗箱踏み板(113)はスプリングの
弾力によりその脚(115)が縦筒(116)に摺動し
て上昇する。そのとき、苗箱踏み板の底面全体が平坦で
あれば、苗箱踏み板の広い底面全体による苗箱(E)の
下圧により、その苗箱踏み板の底面に苗箱(E)内の覆
土(112)が付着して上昇し種籾(111)が露出し
てしまう場合があるけれども、この苗箱踏み板(11
3)はその下方前後の狭幅の屈曲片(114)により苗
箱(E)を下圧し、且つ、苗箱踏み板(113)内は空
洞であるため、苗箱踏み板(113)の上昇時に、該苗
箱踏み板(113)に苗箱(E)内の覆土(112)が
付着し上昇して種籾(111)が露出することは無い。
【0097】以下、順次上記操作を繰返してゆくと、上
記の作用が繰返され、縦レール(2)の両側の地上に苗
箱(E)は左右前後に互いに接近し、且つ、苗箱(E)
が正常のまま該苗箱(E)と地面との間の空隙を無くし
て整列される。
【0098】なお、上記ガススプリング(62)に代え
て圧縮スプリングを用いても、上記と同様に作用する。
【0099】上記係止板(53)の中間係止凹所(5
6)は、適当間隔になして複数個設けてもよい。
【0100】
【発明の効果】本発明の手動式苗箱整列機における収納
枠上下ハンドルの支持装置は、下記のような利点があ
る。
【0101】(1) 収納枠バランス操作レバーを係止
板の後方係止凹所内に係合させたときは、ガススプリン
グがほぼ垂直状態で該ガススプリングによる苗箱収納枠
付き収納枠上下ハンドルの押上げ力は強い。そして、収
納枠バランス操作レバーをその下方枢着部を軸とし順次
前方へ回転して係止板の前方の係止凹所内に係合させる
に応じ、該収納枠バランス操作レバーからリンクを介し
スプリング支持腕がその上方枢着部を軸として前方へ回
転し、該スプリング支持腕に下部を枢着したガススプリ
ングがその上方枢着部を軸とし前方へ回転して該ガスス
プリングが前下方へ傾斜してゆき、該ガススプリングに
よる苗箱収納枠付き収納枠上下ハンドルの押上げ力は弱
くなる。従って、
【0102】(イ) 車体を元の位置へ移動させるとき
等には、収納枠バランス操作レバーを係止板の後方係止
凹所内に係合させておくと、ガススプリングがほぼ垂直
状態になって該ガススプリングによる苗箱収納枠付き収
納枠上下ハンドルの押上げ力が強く、その苗箱収納枠付
き収納枠上下ハンドルは上端位置まで上昇して保持され
るから、操作し易くて便利である。
【0103】(ロ) 苗箱整列作業の開始当初の苗箱収
納枠内に多数の苗箱があってその大きな重量が収納枠上
下ハンドルに掛っているときは、収納枠バランス操作レ
バーを前方へ回転して係止板の中間係止凹所内に係合さ
せると、ガススプリングが或る程度前下方への傾斜状態
になってガススプリングによる苗箱収納枠付き収納枠上
下ハンドルの押上げ力は中間程度になるから、苗箱収納
枠による大きな重量が相俟って作業者は収納枠上下ハン
ドルを容易に押下げながら苗箱の整列を行うことができ
る。
【0104】(ハ) その後、苗箱収納枠内の苗箱が減
少しその苗箱収納枠によって収納枠上下ハンドルに掛る
重量が小さくなったときには、収納枠バランス操作レバ
ーを更に前方へ回転して係止板の前方係止部に係合させ
るとガススプリングが大きく前下方への傾斜状態になっ
てガススプリングによる苗箱収納枠付き収納枠上下ハン
ドルの押上げ力は弱くなるから、作業者は収納枠上下ハ
ンドルを上記とほぼ同じ程度で容易に押下げながら苗箱
の整列を行うことができる。
【0105】従って、苗箱収納枠内の苗箱の多少に関係
なく、作業者は収納枠上下ハンドルを常にほぼ同じ強さ
で容易に押下げて作業でき、長時間作業にも作業者の疲
労が少なくて作業能率を向上する。
【0106】(2) 簡単に構成して容易安価に製作で
き、その作動は軽快円滑である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様を示す手動式苗箱整列装置
の横移動車が横レール上の中央部に位置するときの状態
の後面図である。
【図2】同上手動式苗箱整列装置の横移動車が横レール
の右レール片上に移動したときの状態の後面図で、苗箱
踏み板を取除いて示す。
【図3】同上手動式苗箱整列装置の横移動車が横レール
の左レール片上に移動したときの状態の後面図で、苗箱
踏み板を取除いて示す。
【図4】同上手動式苗箱整列装置の横移動車が横レール
の右レール片上に移動したときの状態の平面図である。
【図5】同上要部の拡大側面図である。
【図6】その横移動車の後方要部の拡大平面図である。
【図7】縦移動車を縦レール上に固定した状態のときの
拡大側面図で、一部を切欠して示す。
【図8】同上平面図である。
【図9】同上後面図である。
【図10】その縦移動車の前進位置決め装置及び固定ス
タンド装置の斜視図である。
【図11】縦移動車を縦レール上に固定したときの状態
の固定スタンド部の拡大側断面図である。
【図12】同上縦移動車の縦レール上への固定を解いた
ときの状態の固定スタンド部の側断面図である。
【図13】苗箱収納枠部の拡大側断面図である。
【図14】同上後断面図である。
【図15】同上正面図である。
【図16】同上苗箱収納枠の下部の拡大後断面図で、中
間部を切欠して示す。
【図17】送り軸駆動部の拡大側面図である。
【図18】同上送り軸駆動部のチエンを駆動するときの
状態の説明正断面図である。
【図19】同上送り軸駆動部のチエンを離放したときの
状態の説明正断面図である。
【図20】横移動車の右方への移動を開始したときの状
態の説明側面図である。
【図21】同上横移動車の収納枠バランス操作レバーを
係止板の中間係止位置になして最初に横移動車の苗箱収
納枠を地上まで下降させたときの状態の説明側面図であ
る。
【図22】同上横移動車の苗箱収納枠の2度目以降の下
降において、苗箱収納枠を下降してその苗箱収納枠の左
側片が前に地上に置いた苗箱の右側片上に載ったときの
状態の説明側面図である。
【図23】同上横移動車を少し持上げたときの状態の説
明側面図である。
【図24】同上横移動車の上記状態において、収納枠バ
ランス操作レバーを係止板の前端位置になしたときの状
態の説明側面図である。
【図25】同上横移動車の苗箱収納枠を下降してその苗
箱収納枠の左側片が前に地上に置いた苗箱の右側片上に
載ったときの状態の説明側面図である。
【図26】同上横移動車の苗箱収納枠内への苗箱供給状
態を示す説明側断面図である。
【図27】苗箱踏み板で苗箱を下圧したときの状態の側
断面図である。
【符号の説明】
A ハウス B 縦移動車 C 横移動車 D 補助台車 E マット苗箱 a 前進位置決め装置 b 固定スタンド装置 c 送り軸駆動装置 イ 左レール片 ロ 右レール片 1 出入口 2 縦レール 3 主枠 4 車軸 5 溝車輪 6 ローラ 7 位置決め板 8 止め金 9 当て片 10 位置決め調節板 11 縦長孔 12 ボルト・ナット 13 弾性板 14 案内溝車 15 ケーブル 16 作動腕 17 ピン 18 溝車 19 取付片 20 止め片 21 引きケーブル 22 ベルクランク 23 横軸 24 長孔 25 前進位置決め操作レバー 26 軸杆 27 先端軸 28 連杆 29 固定スタンド 30 支持腕 31 ピン 32 スタンド固定腕 33 腕杆 34 ピン 35 リンク 36 上ピン 37 下ピン 38 強スプリング 39 弱スプリング 40 横レール 41 接地板 42 脚杆 43 静止ストッパ 44 位置決めストッパ 45 掛け片 46 車体 47 車輪 48 段付き車輪 49 収納枠上下ハンドル 50 ピン 51 苗箱送りレバー 52 ピン 53 係止板 54 案内長孔 55 後方係止凹所 56 中間係止凹所 57 収納枠バランス操作レバー 58 ピン 59 スプリング支持腕 60 ピン 61 リンク 62 ガススプリング 63 ピン 64 ピン 65 苗箱収納枠 66 上リンク 67 下リンク 68 ピン 69 ピン 70 ピン 71 ピン 72 リンク 73 送り軸 74 鎖車 75 案内板 76 チエン 77 苗箱抱え爪 78 チエン張り 79 左鎖車 80 右鎖車 81 上案内鎖車 82 前鎖車 83 後鎖車 84 下案内鎖車 85 チエン 86 チエン 87 ローラ 88 レール 89 チエン受け 90 チエン押え 91 爪 92 左リンク 93 右リンク 94 ピン 95 ピン 96 ピン 97 ピン 98 ワイヤ 99 スプリング 100 台枠 101 ローラ 102 車軸 103 車輪 104 補助枠 105 横軸 106 ローラ 107 連結片 108 止めピン 109 縁 110 下土 111 種籾 112 覆土 113 苗箱踏み板 114 屈曲片 115 脚 116 縦筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に先端部を枢着した収納枠上下ハン
    ドルと該車体内に上下動可能に支持した苗箱収納枠を連
    結し、上記車体の上部に設けた係止板の前後方向の案内
    長孔の側部に数個の係止凹所を適当間隔に連設し、その
    係止板の案内長孔内に挿通して下部を上記車体に前後動
    可能に枢着した収納枠バランス操作レバーを該係止板の
    任意の係止凹所内に係脱可能に係合するようになし、上
    記車体に上部を前後動可能に枢着したスプリング支持腕
    の中間部と上記収納枠バランス操作レバーの中間部をリ
    ンクにより連結し、ガススプリングの両端部を上記収納
    枠上下ハンドルの側片の中間部と上記スプリング支持腕
    の下部にそれぞれ枢着したことを特徴とする手動式苗箱
    整列機における収納枠上下ハンドルの支持装置。
JP11029433A 1999-02-08 1999-02-08 手動式苗箱整列機における収納枠上下ハンドルの支持装置 Pending JP2000224923A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043296A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Iseki & Co Ltd 苗箱並べ機

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