JP2000224875A - 圧電アクチュエ―タ - Google Patents

圧電アクチュエ―タ

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JP2000224875A
JP2000224875A JP11334706A JP33470699A JP2000224875A JP 2000224875 A JP2000224875 A JP 2000224875A JP 11334706 A JP11334706 A JP 11334706A JP 33470699 A JP33470699 A JP 33470699A JP 2000224875 A JP2000224875 A JP 2000224875A
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樹 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振周波数の変化に対して駆動周波数を簡易
な手段で変化させる。 【解決手段】 この圧電アクチュエータは自由端部を有
し一方の面に圧電素子105,106が貼設され他方の
面に移動体102が接触することを特徴とした変位機構
部103,104を複数備え、圧電素子105,106
に駆動回路118とセンシング回路119を選択的に接
続するための複数の切替回路110,111を有し、セ
ンシング回路119によって検出された電圧によって制
御回路120を通して発信回路602の制御電圧を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電素子を用い
た圧電アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子を用いた代表的なアクチュエー
タとして超音波モータがある。従来の超音波モータにお
いては、圧電セラミクスからなる圧電素子と金属等の弾
性体より振動子を構成し、この振動体の表面に移動体を
加圧接触する構造が知られている。振動体としては、例
えばリング型の金属体の一方の面に駆動用の圧電素子を
接着して振動体を構成するリング型超音波モータ、ある
いは例えばディスク型の金属体の一方の面に駆動用の圧
電素子を接着して振動体を構成するディスク型超音波モ
ータ等が知られており、従来の電磁モータに置き換わる
アクチュエータデバイスとして多くの応用および実用化
が行われている。
【0003】これら従来の超音波モータは、従来の電磁
モータと比較すると、1)低速高トルク、2)構造が簡
単、3)保持トルクが大きい、4)非磁性材料で構成、
5)応答性に優れる、等の特徴を持つ。従来の超音波モ
ータの動作原理は、金属振動体の一方の面に接着され、
かつ駆動用に分極された圧電素子材料を振幅制御するこ
とにより振動体に振動が伝搬され、印可電界の位相差か
ら移動体に進行波として伝わる。この進行波により移動
体が摩擦駆動されて移動する。この進行波は、振動体の
上下振動が厚みにより横方向の振動に変換され、振動体
に楕円運動をつくることにより発生する。そして、移動
体を振動体に加圧接触して設置することにより、摩擦力
により振動体表面の横方向運動が移動体に伝わることに
なる。この上下振動の振幅値は数ミクロン程度の極めて
小さな値であるために、振幅が最大になるような周波数
で駆動することと、その状態で振動体と移動体を接触さ
せて機械出力を取り出すことが、従来の超音波モータ等
の圧電アクチュエータでは重要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の超音波
モータ等の圧電アクチュエータにおいては、駆動端子か
らみたインピーダンスが容量性であり、かつ駆動周波数
が特定の狭い範囲内に限定されると言う特徴を持つ圧電
素子を用いているため、周囲の温度や移動体の運動状況
によって微妙に変化する共振周波数に追尾するための自
動周波数追尾回路等が必要であった。
【0005】この自動周波数追尾回路は、負荷や温度な
どの影響をうけて変わる振動体の共振周波数と駆動周波
数の関係を一定に保つように、共振周波数の変化に対し
て駆動周波数を変化させるための回路であるが、この機
能を果たすためには、1)圧電素子に駆動電極とともに
構成したセンサ電極の出力電圧値、2)駆動端子に流入
する電流の大きさ、などを検出する必要がある。
【0006】しかし、圧電素子に駆動電極とともにセン
サ電極を構成する方法では、構成が複雑になり小型化に
向かないという欠点があり、また駆動端子に流入する電
流の大きさを検出する方法では、微妙な電流変化を効率
良く検出するための高精度な回路が必要なばかりでな
く、検出系が有するインピーダンスにより駆動特性を阻
害してしまうといった欠点があった。
【0007】また、共振周波数を追尾するためには、セ
ンサ電力の出力電圧値の極大値を追尾する必要がある
が、駆動周波数が共振周波数から高周波側にずれても低
周波側にずれても、センサ電力は同様に低下するため、
周波数を高周波側に制御すべきか低周波側に制御すべき
かは1回のセンシングでは判断できず、追尾のために時
間がかかってしまうと言う欠点があった。
【0008】そこで、本発明は上記に鑑みてなされたも
のであって、小型化に適し、また駆動特性を阻害するこ
となく、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化さ
せることが可能な圧電アクチュエータを提供することを
目的とする。また、さらに本発明は、共振周波数の変化
に対して駆動周波数をさらに迅速に変化させることが可
能な圧電アクチュエータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明においては、自由端部を有し一方の面に圧
電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特
徴とした変位機構部、を複数備える圧電アクチュエータ
において、前記複数の変位機構部に貼設された圧電素子
に駆動回路とセンシング回路を選択的に接続するための
複数の切替回路を有することを特徴としている。
【0010】また、本発明の圧電アクチュエータにおい
ては、駆動用回路から圧電素子に供給する交流電圧に、
さらに低い周波数の交流電圧を重畳する重畳手段を含む
駆動回路を有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態により、
この発明が限定されるものではない。 (実施の形態1)図1は、本発明による圧電アクチュエ
ータの実施の形態のひとつを示す概略図であり、図2は
図1の変位機構部の動作を説明するための図、図3は図
1および図2の変位機構部を変位させる圧電素子の振動
を説明するための説明図、また図4は図1の圧電アクチ
ュエータの駆動回路とセンシング回路を説明するための
説明図である。
【0012】図1において101は駆動ブロックであ
り、駆動ブロック101にはU字型の穴131と131
によって自由端を有する変位機構部103と104が形
成されている。変位機構部103および104には、そ
れぞれ圧電素子105,106が貼設されており、圧電
素子105,106の貼設面とは反対の面には電極10
7,108がそれぞれ設けられており、電線等を通して
それぞれ切替回路110,111に接続されている。駆
動ブロック101の圧電素子105,106が貼設され
た面と反対の面には移動体102が設置され、駆動ブロ
ック101と移動体102とは、移動体102の自重ま
たはバネ力等により加圧接触されている。また、駆動ブ
ロック101は接点121を通して接地されている。切
替回路110,112には、それぞれ電極112,11
3,114および115,116,117を含み、これ
らの電極間の接続を切り替えることにより、圧電素子1
05,106に設けられたそれぞれの電極107,10
8と、駆動回路118またはセンシング回路119との
接続を自由に選択することができる。センシング回路1
19は制御回路120と接続され、信号を入力できる。
駆動回路118は制御回路120により制御されるよう
に接続されている。制御回路120は接点122を通し
て接地されている。
【0013】図1および図2において、駆動ブロック1
01の中で、変位機構部103はU字型の穴131によ
って自由端を持つように形成されている。本実施の形態
では駆動ブロックにはステンレス鋼材を用いたが、他に
ベリリウム綱、リン青銅、黄銅、ジュラルミン、チタ
ン、シリコン材等を用いても良い。変位機構部のひとつ
の面にはPZT(ジルコンチタン酸鉛)薄膜からなる圧
電素子105が貼設されており、圧電素子105に交流
電圧が印加されると圧電素子105は伸縮力を発生する
が、貼設されている変位機構部103が自由端を有する
ため、この伸縮力は圧電素子105と変位機構部103
とを含めた屈曲力となって表れる。この屈曲力による変
位機構部103の変位は移動体102に作用する。尚、
本実施の形態では圧電素子にPZTを用いたが、他にチ
タン酸バリウム、ニオブ酸リチウムやジルコンチタン酸
鉛等を用いても良い。
【0014】図3に交流電圧を印加したときの変位機構
部103の駆動ブロック101に接続した側から自由端
部への振動挙動を示す。横軸の左端から右端が変位機構
部103の駆動ブロック101に接続した側から自由端
部までの有効長となる。縦軸は変位機構部103の振動
振幅を表す。縦軸で示した正負は入力する交流電圧と変
位機構部の振動の位相を示し、自由端部の位相を正とし
たときに2π異なる位相を便宜上負として示している。
また、振動振幅が0のときは、振動が励起されていない
ことを示す。 変位機構部103は、入力する交流電圧
の印加条件によって微小な変位および力の混在する振動
を発し、縦振動と楕円運動を励起する。変位機構部10
3の自由端では、振動振幅の絶対値が最大となるので、
変位機構部103から移動体102に運動が伝わる。ま
た移動体102の移動方向は、図3における楕円運動の
横方向成分によって決まる。尚、図2および図3におい
ては変位機構部103を例に説明したが、変位機構部1
04においても同様であることは言うまでもない。尚、
本実施の形態では、変位機構部103と変位機構部10
4とは、同一形状、同一寸法にして形成されており、上
記説明から明らかなように変位機構部103または10
4に貼設されている圧電素子105または106に、同
一の交流電圧を印加した場合に移動体102の移動方向
は反対方向となる。したがって、移動体102を図1に
おける右方向、または左方向に移動させる場合、変位機
構部103または104に貼設されている圧電素子10
5または106のいずれかに交流電圧を印加する必要が
あり、圧電素子105と106に同時に交流電圧を印加
してしまうと、移動体102は所望の移動をしないこと
になる。尚、変位機構部103と104は、必ずしも同
一形状、同一寸法である必要は無いことは言うまでも無
い。
【0015】図4は図1における駆動回路118、セン
シング回路119、制御回路120の構成をより詳しく
示している。駆動回路118はVCO等の発信回路60
2の出力が増幅回路601により増幅され出力端子60
7から出力される。センシング回路119は入力端子6
08から入力された信号を増幅回路603で増幅され検
出回路604に入力される。検出回路604の出力と発
信回路602の制御電圧は制御回路120のI/O回路
605に接続されており、CPU等の演算回路606に
より制御可能になっている。
【0016】駆動回路118の交流電圧出力が切替回路
110によって圧電素子105に接続されると、圧電素
子105の伸縮によって変位機構部103に振動が発生
する。この振動は移動体102や駆動ブロック101を
伝わり、変位機構部104に振動を誘起する。変位機構
部104には圧電素子106が貼設されており、誘起さ
れた変位機構部104の振動により圧電素子106には
起電力が発生する。発生した起電力は切替回路111に
よってセンシング回路119に接続されることにより、
制御回路120を通して発信回路602の制御電圧を制
御するために利用することが可能となる。
【0017】図3にて説明した変位機構部103の振動
の振幅は、駆動回路118から入力される交流電圧の周
波数と共振周波数との関係が一定になった時に最大にな
る。共振周波数は圧電素子105の特性によって決まる
が、加えて変位機構部103との貼設状態、移動体10
2との接触状態、環境温度等によって微妙に変化する。
共振周波数の変化により入力される交流電圧の周波数と
の関係が一定で無くなると変位機構部103の振動の振
幅は小さくなる。したがって本実施の形態の回路構成に
よると、変位機構部103の振動の振幅により圧電素子
106に誘起される起電力の最大値が変化するため、セ
ンシング回路119において圧電素子106に誘起され
た起電力の振幅を検出し、常に振幅がピークの値となる
ように制御回路120を通して駆動回路118が出力す
る交流電圧の周波数を変化させ、駆動する交流電圧の周
波数と共振周波数との関係を一定に保つ事が可能とな
る。
【0018】以上より明らかなように、変位機構部10
3の振動によって移動体102を移動させる時、移動の
ために用いない変位機構部104をセンシングのために
用いているため、本発明においては、特別なセンサ電極
等を設けなくても周波数の追尾が可能となり、構成を複
雑にすることなく周波数の追尾が可能となる。またセン
シング回路119に入力される電圧は圧電素子106に
誘起された電圧であり、駆動回路系の電流を検出する方
法とは異なって駆動電圧には全く影響を与えないため、
駆動特性を阻害すること無く周波数の追尾が可能とな
る。
【0019】ここまでは変位機構部103の振動によっ
て移動体102を移動させる場合を説明したため、圧電
素子105は切替回路110によって駆動回路118に
接続し、変位機構部104に貼設された圧電素子106
は切替回路111によってセンシング回路119に接続
されていたが、移動体102を反対方向に移動させるた
めに変位機構部104を振動させる場合は、圧電素子1
06を切替回路111によって駆動回路118に接続
し、圧電素子105を切替回路110によってセンシン
グ回路119に接続するたけで、上述の説明とまったく
同様の効果があることは言うまでもない。
【0020】本実施の形態においては、駆動ブロック1
01に変位機構部を2つのみ形成しているが、さらに多
数の変位機構部を形成した場合においても同様の効果が
得られる。また駆動回路118、センシング回路119
には、双方とも増幅回路601および603を含む場合
に関して説明したが、増幅回路は常に必要では無い。ま
た本実施の形態においては、制御回路120はI/O回
路605と演算回路606からなる例について説明して
いるが、この構成に限定されるものでは無い。 (実施の形態2)図5は、本発明による圧電アクチュエ
ータの実施の形態の他のひとつを示す概略図である。
【0021】図5において201は駆動ブロックであ
り、駆動ブロック201にはU字型の穴281,28
2,283,284によって自由端を有する変位機構部
251,252,253,254が形成されている。変
位機構部251,252,253,254には、それぞ
れ圧電素子261,262,263,264が貼設され
ており、圧電素子261,262,263,264の貼
設面とは反対の面には電極271,272,273,2
74がそれぞれ設けられており、電線等を通してそれぞ
れ切替回路301,302,303,304に接続され
ている。駆動ブロック201の圧電素子261,26
2,263,264が貼設された面と反対の面には移動
体202が設置され、駆動ブロック201と移動体20
2とは、移動体202の自重またはバネ力等により加圧
接触されている。また、駆動ブロック201は接点22
1を通して接地されている。切替回路301,302,
303,304には、それぞれ電極311,321,3
31,341および312,322,332,342お
よび313,323,333,343および314,3
24,334,344を含み、これらの電極間の接続を
切り替えることにより、圧電素子261,262,26
3,264に設けられたそれぞれの電極311,32
1,331,341と、駆動回路218またはセンシン
グ回路219との接続、またはいずれにも接続しない開
放状態を自由に選択することができる。センシング回路
219は制御回路220と接続され、信号を入力でき
る。駆動回路218は制御回路220により制御される
ように接続されている。制御回路220は接点222を
通して接地されている。
【0022】駆動ブロック201の材質は、本実施の形
態においても実施の形態1と同様にステンレス鋼材を用
いた。また、変位機構部のひとつの面にはPZT貼設さ
れているのも実施の形態1と同様であり、圧電素子26
1に交流電圧が印加されると圧電素子261は伸縮力を
発生するが、貼設されている変位機構部251が自由端
を有するため、この伸縮力は圧電素子261と変位機構
部251とを含めた屈曲力となって表れる。この屈曲力
による変位機構部251の変位は移動体202に作用す
る。他の圧電素子262,263,264に交流電圧が
印加された場合も、同様に変位機構部252,253,
254に屈曲力が表れる。変位機構部251,252,
253,254の振動挙動は実施の形態1にて説明した
図3同様である。尚、本実施の形態では変位機構部25
1,252,253,254は略同一形状になっている
が、必ずしも同一形状、同一寸法である必要は無いこと
は言うまでも無い。
【0023】駆動回路218、センシング回路219、
制御回路220の構成は、実施の形態1にて説明した図
4の構成と同等である。駆動回路218の交流電圧出力
が切替回路301によって圧電素子261に接続される
と、圧電素子261の伸縮によって変位機構部251に
振動が発生する。この振動は移動体202や駆動ブロッ
ク201を伝わり、他の変位機構部252,253,2
54に振動を誘起する。変位機構部252,253,2
54にはそれぞれ圧電素子262,263,264が貼
設されており、誘起された変位機構部252,253,
254の振動により各圧電素子262,263,264
には起電力が発生する。発生した起電力は各切替回路3
02,303,304によっていずれかひとつ、または
複数を合わせてセンシング回路219に接続されること
により、制御回路220を通して駆動回路218を制御
するために利用することが可能となる。したがって本実
施の形態の回路構成によると、変位機構部251の振動
の振幅により他の変位機構部252,253,254に
貼設された圧電素子261,262,263に誘起され
る起電力の最大値が変化するため、これらの起電力のう
ちのひとつ、または複数の振幅をセンシング回路219
において検出し、常に振幅がピークの値となるように制
御回路220を通して駆動回路218が出力する交流電
圧の周波数を変化させ、駆動する交流電圧の周波数と共
振周波数との関係を一定に保つ事が可能となる。
【0024】以上より明らかなように、変位機構部25
1の振動によって移動体202を移動させる時、移動の
ために用いない他の変位機構部252,253,254
のうちのひとつ、または複数をセンシングのために用い
ているため、本発明においては、特別なセンサ電極等を
設けなくても周波数の追尾が可能となり、構成を複雑に
することなく周波数の追尾が可能となる。またセンシン
グ回路219に入力される電圧は圧電素子261,26
2,263のうちのひとつ、または複数に誘起された電
圧であり、駆動回路系の電流を検出する方法とは異なっ
て駆動電圧には全く影響を与えないため、駆動特性を阻
害すること無く周波数の追尾が可能となる。
【0025】ここまでは変位機構部251の振動によっ
て移動体202を移動させる場合を説明したが、他の変
位機構部252,253,254のうちのひとつを用
い、移動体202を他の方向に移動させる場合も、上述
の説明とまったく同様の効果があることは言うまでもな
い。本実施の形態においては、駆動ブロック201に変
位機構部を各90度異なった方向に4つ形成している
が、本発明においては、この形態に限定されることは無
い。 (実施の形態3)図6は、本発明による回転型の圧電ア
クチュエータの実施の形態の他のひとつを示す概略図で
ある。
【0026】本実施の形態における回転型の圧電アクチ
ュエータは、軸突起部551を有する回転移動体502
と、軸突起部を通す穴552を有する振動体ブロック5
01と、振動体ブロック501を支持し、かつ軸突起部
551を摺動回転可能なように支持する基盤シャーシ5
53から構成されている。振動体ブロック501には自
由端を有する変位機構部503と504が形成されてい
る。変位機構部503および504には、それぞれ圧電
素子505,506が貼設されており、圧電素子50
5,506の貼設面とは反対の面には電極507,50
8がそれぞれ設けられており、電線等を通してそれぞれ
切替回路510,511に接続されている。回転移動体
502は振動体ブロック501の圧電素子505,50
6が貼設された面とは反対の面に配置され、自重または
バネ力または磁力等によって変位機構部503,504
と加圧接触されている。また、振動体ブロック501は
接点521を通して接地されている。圧電素子505,
506は切替回路510,511により駆動回路518
またはセンシング回路519との接続をが選択できるよ
うになっている。センシング回路519は制御回路52
0と接続され、信号を入力できる。駆動回路518は制
御回路520により制御されるように接続されている。
【0027】本実施の形態では振動体ブロック501に
は実施の形態1と同様にステンレス鋼材を用いた。また
圧電素子505,506に関しても実施の形態1と同様
にPZTを用いた。ただし他の材質を用いても同様の効
果が得られることは言うまでもない。圧電素子505に
交流電圧が印加されると圧電素子505は伸縮力を発生
するが、貼設されている変位機構部503が自由端を有
するため、この伸縮力は圧電素子505と変位機構部5
03とを含めた屈曲力となって表れる。この屈曲力によ
る変位機構部503の変位は回転移動体502に作用す
る。圧電素子506に交流電圧が印加された場合も、同
様に変位機構部504に屈曲力が表れる。変位機構部5
03,504の振動挙動は実施の形態1にて説明した図
3同様である。変位機構部503と504は同一方向に
配置されているが、これらの間を中心に回転移動体50
2が回転するため、変位機構部503に貼設された圧電
素子505を駆動した場合と、変位機構部504に貼設
された圧電素子506を駆動した場合とでは、回転移動
体502の回転は反対方向になる。尚、本実施の形態で
は変位機構部503,504は略同一形状になっている
が、必ずしも同一形状、同一寸法である必要は無いこと
は言うまでも無い。
【0028】駆動回路518、センシング回路519、
制御回路520の構成は、実施の形態1にて説明した図
4の構成と同等である。駆動回路518の交流電圧出力
が切替回路510によって圧電素子505に接続される
と、圧電素子505の伸縮によって変位機構部503に
振動が発生する。この振動は回転移動体502や振動体
ブロック501を伝わり、他の変位機構部504に振動
を誘起する。変位機構部504には圧電素子506が貼
設されており、誘起された変位機構部504の振動によ
り圧電素子506には起電力が発生する。発生した起電
力は切替回路511によってセンシング回路519に接
続されることにより、制御回路520を通して駆動回路
518を制御するために利用することが可能となる。し
たがって本実施の形態の回路構成によると、変位機構部
503の振動の振幅により他の変位機構部504に貼設
された圧電素子506に誘起される起電力の最大値が変
化するため、これらの起電力をセンシング回路519に
おいて検出し、常に振幅がピークの値となるように制御
回路520を通して駆動回路518が出力する交流電圧
の周波数を変化させ、駆動する交流電圧の周波数と共振
周波数との関係を一定に保つ事が可能となる。以上より
明らかなように、変位機構部503の振動によって回転
移動体502を移動させる時、移動のために用いない他
の変位機構部504をセンシングのために用いているた
め、本発明においては、特別なセンサ電極等を設けなく
ても周波数の追尾が可能となり、構成を複雑にすること
なく周波数の追尾が可能となる。またセンシング回路5
19に入力される電圧は圧電素子506に誘起された電
圧であり、駆動回路系の電流を検出する方法とは異なっ
て駆動電圧には全く影響を与えないため、駆動特性を阻
害すること無く周波数の追尾が可能となる。
【0029】ここまでは変位機構部503の振動によっ
て回転移動体502を移動させる場合を説明したが、他
の変位機構部504を用い、回転移動体502を反対の
方向に回転移動させる場合も、上述の説明とまったく同
様の効果があることは言うまでもない。本実施の形態に
おいては、振動体ブロック501に変位機構部を2つ形
成した場合について説明しているが、本発明において
は、さらに複数の変位機構部を形成することも可能であ
る。 (実施の形態4)図7は、実施の形態1で説明した駆動
回路118とセンシング回路119、および制御回路1
20の他の構成をより詳しく説明する構成図である。
【0030】駆動回路118は駆動制御手段1605に
よりVCO等の交流発生手段1603と変調周波数発生
手段1604が制御され、それぞれによって発生した信
号は重畳手段1602によって重畳された信号となる。
重畳された信号出力は増幅手段1601により増幅され
出力端子1610から出力される。センシング回路11
9は入力端子1611から入力された信号を増幅手段1
606で増幅され検出手段1607に入力される。検出
手段1607の出力と駆動制御手段1605の制御信号
は制御回路120のI/O手段1608に接続されてお
り、CPU等の演算手段1609により制御可能になっ
ている。
【0031】図8は図1における駆動回路118の出力
信号と、センシング回路119の検出波形を示してい
る。図8(a)は、圧電素子を共振点付近で振動させる
ための交流電圧の周波数の変調を基準周波数に対する周
波数の変化で示した図である。このように、交流発生手
段1603で発生された共振点付近の周波数と、それよ
り低い変調周波数発生手段1604によって発生された
周波数の信号が重畳手段1602によって重畳された信
号波形となっており、増幅手段1601で増幅された実
際の駆動用電圧は図8(b)で示されるような波形とな
り、圧電素子に入力され振動がおこる。入力された波形
1702によって圧電素子は変位機構部を振動させる
が、入力された波形1702は共振周波数付近で低周波
の変調をかけられているため、変位機構部の振動は共振
点付近の周波数の時は大きくなり、周波数がはずれた時
は振動は小さくなる。この振動の状態は他の圧電素子で
検出でき、検出した振幅の例を図8(c)に示す。変位
機構部が共振点付近で大きな振動をしているときは検出
される振幅は1705のように大きくなるが、共振点を
はずれたときは検出される振幅は小さくなる。これによ
り制御回路120はただちに共振点付近の周波数と、現
在の駆動用周波数に対して高い周波数にずれているのか
低い周波数にずれているのかを知ることができるため、
常に共振点を追従することができる。また、より精度の
高い検出をするために、図8(a)で示される周波数の
変化を、次第に小さくしていくことも可能である。図8
(c)では、圧電素子で発電された電圧の振幅を検出す
る例を示したが、図8(d)のように圧電素子で発電さ
れた交流電圧の位相が他の圧電素子に供給された交流電
圧の位相に対してどの程度進むかを検出し、共振点を追
従することも可能である。検出される交流電圧の位相
は、共振点付近で急激に進み方向に変化するため、位相
を検出することによって共振点のピークをよりはっきり
と検出することができる。共振周波数は圧電素子特性に
よって決まるが、加えて変位機構部との貼設状態、移動
体との接触状態、環境温度等によって微妙に変化する。
しかし本実施の形態によれば、駆動中に適時圧電素子に
入力する交流電圧に変調をかけることによって、センシ
ング出力を検出できるため、常に振幅がピークの値とな
るように制御回路120を通して駆動回路118が出力
する交流電圧の周波数を変化させ、駆動する交流電圧と
共振周波数の関係を一定に保つ事が可能となる。さらに
本発明によれば、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実
際の共振周波数とのずれの方向が同時に検出できるた
め、即座に共振周波数に追従することが可能となる。
【0032】以上より明らかなように、圧電素子を共振
点付近で振動させるための交流電圧に、重畳手段160
2を用いて、それより低い周波数の信号を重畳すること
により、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振
周波数とのずれの量と方向が同時にセンシング回路11
9に検出できるため、即座に共振周波数に追従すること
が可能となる。
【0033】本実施の形態においては、駆動回路11
8、センシング回路119には、双方とも増幅手段16
01および1606を含む場合に関して説明したが、増
幅手段は常に必要では無く、また制御回路120はI/
O手段1608と演算手段1609からなる例について
説明しているが、この構成に限定されるものでは無い。
また、本実施の形態においては実施の形態1を例に、駆
動回路118、センシング回路119、制御回路120
を詳しく説明したが、実施の形態3における駆動回路5
18、センシング回路519,制御回路520に関し本
実施の形態を適用しても、全く同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0034】以上、各実施の形態において説明したよう
に、本発明においては、変位機構部に貼設された圧電素
子に駆動回路とセンシング回路を選択的に接続するため
の複数の切替回路を有することにより、簡易な構成のた
め小型化に適し、また駆動特性を阻害することなく、共
振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させることが
可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の圧電ア
クチュエータにおいては、自由端部を有し一方の面に圧
電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特
徴とした変位機構部を複数備え、前記複数の変位機構部
に貼設された圧電素子に駆動回路とセンシング回路を選
択的に接続するための複数の切替回路を有することを特
徴とするか、または自由端部が異なった方向に並べられ
た複数の変位機構部を備え、いずれかひとつの変位機構
部に貼設された圧電素子に駆動回路が接続されたとき、
他のいずれかひとつの圧電素子にはセンシング回路が接
続されるような切替回路を有することを特徴とすること
により、特別な電極等を必要としない簡易な構成のため
小型化に適し、また検出回路が駆動特性を阻害すること
なく、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させ
ることが可能な圧電アクチュエータを提供することが可
能となる。
【0036】また、この発明の圧電アクチュエータにお
いては、圧電素子により発電された電圧の振幅、または
位相をセンシングするセンシング回路を有することを特
徴とすることにより、共振周波数の変化に対して駆動周
波数を迅速に変化させることが可能な圧電アクチュエー
タを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による圧電アクチュエー
タの例を示す概略図である。
【図2】図1による変位機構部の動作を示す説明図であ
る。
【図3】図1および図2による圧電素子の振動を示す説
明図である。
【図4】図1による回路部の構成を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2による圧電アクチュエー
タの例を示す概略図である。
【図6】本発明の実施の形態3による圧電アクチュエー
タの例を示す概略図である。
【図7】図1による回路部の他の構成を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態1における駆動信号および
センシング信号の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
101 駆動ブロック 102 移動体 103,104 変位機構部 105,106 圧電素子 107,108 電極 110,111 切替回路 112,113,114,115,116,117 電
極 118 駆動回路 119 センシング回路 120 制御回路 121,122 接点 131,132 穴 201 駆動ブロック 202 移動体 218 駆動回路 219 センシング回路 220 制御回路 221,222 接点 251,252,253,254 変位機構部 262,262,263,264 圧電素子 271,272,273,274 電極 281,282,283,284 穴 301,302,303,304 切替回路 501 振動体ブロック 502 回転移動体 503,504 変位機構部 505,506 圧電素子 507,508 電極 510,511 切替回路 518 駆動回路 519 センシング回路 520 制御回路 551 軸突起部 552 穴 553 基盤シャーシ 1601 増幅手段 1602 重畳手段 1603 交流発生手段 1604 変調周波数発生手段 1605 駆動制御手段 1606 増幅手段 1607 検出手段 1702 波形 1703 振幅 1704 位相の変化
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 陽子 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 渡辺 聖士 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 前田 英孝 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由端部を有し一方の面に圧電素子が貼
    設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変
    位機構部、を複数備える圧電アクチュエータにおいて、
    前記複数の変位機構部に貼設された圧電素子に駆動回路
    とセンシング回路を選択的に接続するための複数の切替
    回路を有することを特徴とした圧電アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 自由端部が異なった方向に並べられた複
    数の変位機構部を備え、いずれかひとつの変位機構部に
    貼設された圧電素子に駆動回路が接続されたとき、他の
    いずれかひとつの圧電素子にはセンシング回路が接続さ
    れるような切替回路を有することを特徴とした請求項1
    に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 移動体が回転移動体であることを特徴と
    した請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記センシング回路は、圧電素子により
    発電された電圧の振幅をセンシングするセンシング回路
    であることを特徴とした、請求項1から請求項3のいず
    れか一項に記載の圧電アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記センシング回路は、圧電素子により
    発電された電圧の位相をセンシングするセンシング回路
    であることを特徴とした、請求項1から請求項3のいず
    れか一項に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記駆動回路は、圧電素子に供給する交
    流電圧に、さらに低い周波数の交流電圧を重畳する重畳
    手段を含む駆動回路であることを特徴とした請求項1か
    ら請求項5のいずれか一項に記載の圧電アクチュエー
    タ。
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