JP2000224671A - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JP2000224671A
JP2000224671A JP11020250A JP2025099A JP2000224671A JP 2000224671 A JP2000224671 A JP 2000224671A JP 11020250 A JP11020250 A JP 11020250A JP 2025099 A JP2025099 A JP 2025099A JP 2000224671 A JP2000224671 A JP 2000224671A
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JP
Japan
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remote control
volume
control device
television
switch
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JP11020250A
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English (en)
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Shizuo Adachi
静雄 足立
Fujio Nemoto
富士夫 根本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話がかかってきた場合のようなとっさの時
にリモコンを探す手間を省き、かつ操作性の優れたリモ
コン装置を提供する 【解決手段】 テレビの音量を操作する操作ボタン3a
と操作ボタン3bを有する、操作機能を音量調整のみに
絞り込んだ音量リモコン装置1をクッション性粘着両面
テープで受話器9の背の部分に張り付けて使用する。テ
レビを見ている鑑賞者に電話がかかってきた場合、その
鑑賞者は電話を取りながら受話器9に張り付けられた音
量リモコン装置1でテレビの音量を下げることができる
ので、リモコンを探す、リモコンを持つ、リモコンを戻
すの手順を省くことができ、電話の応対をスムーズに行
うことができる。また、基本的な機能に絞り込んだシン
プルな構造としているため、操作ボタンを大きく取るこ
とが可能であるため、老人や目の不自由な人でも容易に
リモコン操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器を遠隔操作
するリモコン装置に関し、特に操作機能を絞り込んだリ
モコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビやステレオ等のオーディオ
機器では、その音量の調整、チャンネルの設定等の操作
をリモコンによる遠隔操作で行うことが一般的となって
いる。
【0003】また、これらのリモコンの機能も多様化が
進み、より複雑で詳細な操作をリモコンによる遠隔操作
で行なうことが可能となっている。このような多機能操
作が可能なリモコンでは、さまざまな操作を行うための
複数の操作ボタンが設置されており、それらを押すこと
によって、さまざまな操作をそのオーディオ機器から離
れた場所で行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなリ
モコンには下記に述べるような問題点がある。第1の問
題点としては、例えば、ある鑑賞者がテレビ等のオーデ
ィオ機器をある程度の音量で楽しんでいるときにその鑑
賞者に電話がかかってくると、その鑑賞者はかかってき
た電話の音声を聞き取りやすくするために鑑賞中のオー
ディオ機器の音量を下げる必要がある。
【0005】このときオーディオ機器の音量操作はリモ
コンで行うことになるが、通常、オーディオ機器の鑑賞
者がリモコン操作を行った場合、その操作後のリモコン
は鑑賞者が特別な意識を働かせずに鑑賞者の周辺に放置
されることが多く、そのため、鑑賞者がそのリモコンの
位置を把握していない場合も多い。また、リモコンを使
用した鑑賞者が置き場所を覚えていたとしても、また別
の鑑賞者がリモコン操作することもあり、その場合、最
初にリモコンを操作した鑑賞者が覚えていたリモコンの
置き場所以外の位置にリモコンが移動させられる可能性
もある。そのため、オーディオ機器の音量を下げようと
する鑑賞者は、該当するリモコンの発見に時間を要する
ことが多い。
【0006】このような状況下では、結果的にリモコン
操作が遅れることとなり、それにより受話器を取るまで
の時間が長引いてしまうことが多い。また、オーディオ
の音量を下げる前に受話器を取り、その後リモコンを探
し、音量を下げるという手順をとる場合、受話器を取る
までの時間は短縮できるが、受話器を取った時点ではま
だオーディオの音量は下げられておらず、また受話器を
持ったままリモコンを探さなければならないため、電話
の応対自体に問題をきたす可能性がある。
【0007】第2の問題点として、一般的に、多機能を
有するリモコンは、多くの操作ボタンを必要とする。一
方、リモコン自体の大きさはリモコンの持ちやすさとい
う観点からあまり大きくすることができない。このよう
に、限られた大きさの中に多くの操作ボタンを配置しな
ければならないリモコンは、必然的に操作ボタンの大き
さを小さくしなければならない。
【0008】このように操作ボタンが小さくなると当然
その操作性は悪化することとなり、特に老人、目の不自
由な人および指先が不自由な人にとっては、その使用は
大変困難なものとなる。
【0009】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であり、電話がかかってきた場合のようなとっさ時にリ
モコンを探す手間を省き、かつ操作性の優れたリモコン
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、電子機器を遠隔操作するリモコン装置に
おいて、前記リモコン装置を外部の被固定物に固定する
固着物と、操作機能を主要機能のみに限定したリモコン
スイッチと、操作機能を主要機能のみに限定したリモコ
ンICとを有することを特徴とするリモコン装置が提供
される。
【0011】ここで、固着物はリモコン装置を電話機の
受話器等の被固定物に固定させ、リモコンスイッチは鑑
賞者の操作を受付け、リモコンICはリモコン操作を制
御する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明第1の実施の形態に
ついて説明する。
【0013】図1は第1の実施形態を示す平面図であ
り、図2は図1のA−A断面図を示している。本形態の
音量リモコン装置1は、テレビの音量を調整する操作機
能のみを有しており、音量リモコン装置1の表面にはテ
レビの音量を上げる操作ボタン3aおよび音量を下げる
操作ボタン3bが配置されている。音量リモコン装置1
表面に配置されている操作ボタンは、操作ボタン3a及
び操作ボタン3bの二つだけであり、各操作ボタンの大
きさを十分大きくとることができる。また音量リモコン
装置1の一端面には、音量リモコン装置1のリモコン信
号をテレビに発信する赤外線LED2が配置されてい
る。
【0014】音量リモコン装置1の内部には、操作ボタ
ン3aの下部に位置し、操作ボタン3aが押されること
によりスイッチがオン状態となるタクトスイッチ5a、
操作ボタン3bの下部に位置し操作ボタン3bが押され
ることによりスイッチがオン状態となタクトスイッチ5
b、リモコン操作制御を行うIC6、及び音量リモコン
装置1の電源である電池7が配置され、ケース4及びカ
バーシート3により覆われている。そして、この音量リ
モコン装置1は、受話器9の背の部分にクッション性両
面粘着テープ8で固定される。
【0015】次に、図1及び図2を用いて本形態の音量
リモコン装置1の動作について説明する。操作ボタン3
aが押されると、その操作ボタン3aの下部に配置され
ているタクトスイッチ5aがオン状態となり、そのタク
トスイッチ5aの情報はIC6に伝えられる。タクトス
イッチ5aがオン状態であることを検知したIC6は、
テレビの音量を上げることを示すリモコンコードを赤外
線LED2に送り、赤外線LED2はそのリモコンコー
ドを発光する。この発光されたリモコンコードをテレビ
が受信すると、そのテレビはその音量を上げる。このリ
モコンコードは、操作ボタン3aが押されている状態で
あるとき連続的に発光される。そして、操作ボタン3a
が押されている状態が解除されるとタクトスイッチ5a
はオフ状態となり、赤外線LED2からのリモコンコー
ドの発光も止まる。
【0016】同様に操作ボタン3bが押されると、その
操作ボタン3bの下部に配置されているタクトスイッチ
5bがオン状態となり、赤外線LED2はテレビの音量
を下げることを示すリモコンコードを発光する。そし
て、この発光されたリモコンコードをテレビが受信する
と、そのテレビはその音量を下げる。このリモコンコー
ドは、操作ボタン3bが押されタクトスイッチ5bがオ
ン状態になっている限り発光され、そのリモコンコード
の発光は、操作ボタン3bが押された状態が解除される
と止まる。
【0017】次に本形態の音量リモコン装置1の使用手
順について説明する。テレビを見ている鑑賞者に電話が
かかってきた場合、その鑑賞者は、本形態の音量リモコ
ン装置1が備え付けられている電話機の受話器9を取
り、電話を受ける。それと同時に、その鑑賞者はテレビ
の音量を下げるために音量リモコン装置1の操作ボタン
3bを押す。これによりテレビの音量は下げられ、電話
の応対をスムーズに行うことができる。そして、電話が
終わると今度は操作ボタン3aを押しテレビの音量を上
げる。
【0018】次に、赤外線LED2が発光するリモコン
コードについて説明する。図3は、赤外線LED2が発
光するリモコンコードの流れを示すフローチャートであ
る。 〔S1〕音量を上げる操作ボタン3aが押されたか否か
を判断する。押された場合ステップS2に進む。押され
ていない場合ステップS7に進む。 〔S2〕S社製テレビ用の音量UPリモコンコードを発
光する。 〔S3〕A社製テレビ用の音量UPリモコンコードを発
光する。 〔S4〕B社製テレビ用の音量UPリモコンコードを発
光する。 〔S5〕C社製テレビ用の音量UPリモコンコードを発
光する。 〔S6〕Z社製テレビ用の音量UPリモコンコードを発
光する。 〔S7〕音量を下げる操作ボタン3bが押されたか否か
を判断する。押された場合ステップS8に進む。押され
ていない場合ステップS1に進む。 〔S8〕S社製テレビ用の音量DOWNリモコンコード
を発光する。 〔S9〕A社製テレビ用の音量DOWNリモコンコード
を発光する。 〔S10〕B社製テレビ用の音量DOWNリモコンコー
ドを発光する。 〔S11〕C社製テレビ用の音量DOWNリモコンコー
ドを発光する。 〔S12〕Z社製テレビ用の音量DOWNリモコンコー
ドを発光する。
【0019】このように本形態では、音量リモコン装置
1をクッション性両面粘着テープ8によって受話器9の
背の部分に取り付けることとしたため、テレビをみてい
る鑑賞者に電話がかかってきたとき、その鑑賞者はテレ
ビの音量を下げるためにリモコンを探す必要がなく、素
早く電話を取り、テレビの音量を下げることができる。
また、音量リモコン装置1には音量を上げる操作ボタン
3aと音量を下げる操作ボタン3bの二つの操作ボタン
しかないため、操作を誤る可能性が小さく、電話の応対
に支障をきたす可能性が小さい。
【0020】また、本形態では、テレビの音量を上げる
ための操作ボタン3a、および音量を下げるための操作
ボタン3bの操作ボタンしかないシンプルな構造とした
ため、各操作ボタンを使用しやすい十分な大きさにする
ことができ、老人、目の不自由な人および指先が不自由
な人でも容易にテレビの音量操作を行うことができる。
【0021】さらに、本形態では、一度の操作ボタン3
a、3bの操作により数社分のリモコン信号が順次赤外
線LED2から発光されることとしたため、使用するテ
レビに応じてリモコンのメーカー設定を行う必要がな
い。
【0022】また、本形態では、音量リモコン装置1を
受話器9の背に張り付けておくので、音量リモコン装置
1を紛失することがない。また、機能が少なく単純な構
成となっていることで、容易に防水構造を取ることがで
き、防水性の優れたリモコンを作成することが可能とな
る。
【0023】次に、本発明第2の実施の形態について説
明する。図4は、第2の実施の形態を示す平面図であ
り、図5は、図4のA−A断面図である。
【0024】本形態の電源リモコンスイッチ10は、テ
レビの電源のオン・オフを操作する機能のみを有してお
り、電源リモコンスイッチ10の表面には、電源のオン
・オフ操作を行う操作ボタン12aが配置されている。
そして、電源リモコンスイッチ10の一端面には赤外線
LED11が配置されている。
【0025】電源リモコンスイッチ10の内部には、操
作ボタン12aの下部に位置し、操作ボタン12aが押
されることによりスイッチがオン状態となるタクトスイ
ッチ15、リモコン操作制御を行うIC14、及び音量
リモコン装置1の電源である電池16が配置され、ケー
ス13及びカバーシート12により覆われている。そし
て、この電源リモコンスイッチ10は、受話器18の背
の部分にクッション性両面粘着テープ17で固定され
る。
【0026】次に、図4及び図5を用いて本形態の電源
リモコンスイッチ10の動作について説明する。操作ボ
タン12aが押されると、その下に位置しているタクト
スイッチ15がオン状態となり、その信号はIC14に
伝えられる。タクトスイッチ15がオン状態になった信
号を検知したIC14は、テレビの電源をオン・オフ動
作を行うことを示すリモコンコードを赤外線LED11
に送る。この信号を受けた赤外線LED11は、そのリ
モコンコードを発光する。このリモコンコードをテレビ
が受信したとき、そのテレビの電源がオフ状態であると
きには、そのテレビの電源はオン状態にされ、また、そ
のテレビの電源がオン状態の時には、そのテレビの電源
はオフ状態になる。
【0027】次に本形態の電源リモコンスイッチ10の
使用手順について説明する。テレビを見ている鑑賞者に
電話がかかってきた場合、その鑑賞者は、本形態の電源
リモコンスイッチ10が備え付けられている電話機の受
話器18を取り、電話を受ける。それと同時に、その鑑
賞者はテレビの電源をオフ状態にするために、電源リモ
コンスイッチ10の操作ボタン12aを押す。これによ
りテレビの電源はオフ状態となり、電話の応対をスムー
ズに行うことができる。そして、電話が終わるともう一
度操作ボタン12aを押し、テレビをオン状態にする。
【0028】このように本形態では、電源リモコンスイ
ッチ10をクッション性両面粘着テープ17によって受
話器18の背の部分に取り付けることとしたため、テレ
ビをみている鑑賞者に電話がかかってきたとき、その鑑
賞者はテレビの電源を切るためにリモコンを探す必要が
なく、素早く電話を取り、テレビの電源を切ることがで
きる。
【0029】次に、本発明第3の実施の形態について説
明する。図6は、第3の実施の形態を示す平面図であ
り、図7は図6のA−A断面図である。
【0030】本形態は、第1の実施の形態の変形例であ
る。本形態のシーソースイッチ型リモコン装置20のケ
ース23表面にはテレビの音量を上げる操作を行う操作
部22a、および音量を下げる操作を行う操作部22b
が設けられており、またシーソースイッチ型リモコン装
置20の端部分には、赤外線LED21が配置されてい
る。そして、シーソースイッチ型リモコン装置20の内
部には、IC25及び電池24が配置されている。
【0031】シーソースイッチ型リモコン装置20の裏
面には、タクトスイッチ26aが、そのスイッチ押し下
げ部26aaを外向きに配して配置されており、またタ
クトスイッチ26bは、そのスイッチ押し下げ部26b
aを外向きに配して、同じくシーソースイッチ型リモコ
ン装置20の裏面に配置されている。ここで、タクトス
イッチ26aは、操作部22aの下部に、タクトスイッ
チ26bは操作部22bの下部に位置している。そし
て、シーソースイッチ型リモコン装置20は、クッショ
ン性両面粘着テープ27a、27b、27cによって受
話器28の背の部分に取り付けられている。ここで、ク
ッション性両面粘着テープ27bはシーソースイッチ型
リモコン装置20裏面の中央部に配置され、クッション
性両面粘着テープ27a、27cは、シーソースイッチ
型リモコン装置20裏面の両端部に配置される。
【0032】次に、図8を用いて、本形態のシーソース
イッチ型リモコン装置20のスイッチ動作について説明
する。図8は、本形態のシーソースイッチ型リモコン装
置20の操作部22bが押された状態を示した図6のA
−A断面図である。
【0033】操作部22bが矢印の方向に押されると、
その力によってクッション性両面粘着テープ27cの全
部、及びクッション性両面粘着テープ27bの一部が圧
縮されタクトスイッチ26bが押し下げられることによ
り、タクトスイッチ26bのスイッチ押し下げ部26b
aが受話器28によって押し上げられる。これによりタ
クトスイッチ26bはオン状態となり、その信号がIC
25に伝えられる。そして、操作部22bが押された状
態が解除されると、クッション性両面粘着テープ27
c、27bの復元力によってタクトスイッチ26bは押
し上げられ、これによりタクトスイッチ26bのスイッ
チ押し下げ部26baは、受話器28から離れ、タクト
スイッチ26bはオフ状態となる。
【0034】同様に、操作部22aが押された場合は、
クッション性両面粘着テープ27aの全部及びクッショ
ン性両面粘着テープ27bの一部が圧縮されタクトスイ
ッチ26aが押し下げられることにより、タクトスイッ
チ26aのスイッチ押し下げ部26aaが受話器28に
よって押し上げられる。
【0035】図9は、第3の実施形態の変形例である第
4の実施の形態を示した図6のA−A断面図である。本
形態では、図7に示した第3の実施の形態において、シ
ーソースイッチ型リモコン装置20を3つのクッション
性両面粘着テープ27a、27b、27cで受話器28
の背の部分に取り付けていたところを、その3つのクッ
ション性両面粘着テープ27a、27b、27cのう
ち、シーソースイッチ型リモコン装置20の中央部に配
置されているクッション性両面粘着テープ27bを吸盤
29に置き換えた。本形態では、シーソースイッチ型リ
モコン装置20を、2つのクッション性両面粘着テープ
27a、27cおよび吸盤29で受話器28に固定する
こととなる。
【0036】次に、第4の実施の形態の応用例である第
5の実施の形態について説明する。図10は、本形態を
示す平面図であり、図11は図10のA−A断面図、図
12は図10のB−B断面図である。
【0037】本形態の十字型リモコン装置30の表面に
は、操作部31a、31b、31c、31dが設けられ
ており、テレビの音量調整、電源のオン・オフ、および
消音のオン・オフ操作が可能となっている。また、十字
型リモコン装置30の一端には、赤外線LED31が配
置されている。そして、十字型リモコン装置30の内部
には、IC35及び電池36が配置されている。
【0038】十字型リモコン装置30の裏面には、タク
トスイッチ32a、32b、32c、32dが、それぞ
れのスイッチ押し下げ部32aa、32ba、32c
a、32daを外向きに配して配置されている。そし
て、十字型リモコン装置30の裏面中央部に吸盤34、
裏面の両端部分にはクッション性両面粘着テープ33
a、33b、33c、33dが配置され、それらにより
受話器34に固定されている。
【0039】たとえば十字型リモコン装置30の表面の
操作部31aが押された場合、その力によりクッション
性両面粘着テープ33aが圧縮され、タクトスイッチ3
2aが押し下げられる。これにより、タクトスイッチ3
2aのスイッチ押し下げ部32aaは、受話器34によ
って押し上げられ、タクトスイッチ32aはオン状態と
なる。操作部31b、31c、31dが押されたときも
同様な動作により、それぞれ対応するタクトスイッチ3
2b、32c、32dがオン状態になる。
【0040】そして、操作部31a、31b、31c、
31dが押されている状態が解除されると、クッション
性両面粘着テープ33a、33b、33c、33dの復
元力によって、タクトスイッチ32a、32b、32
c、32dが押し上げられ、タクトスイッチ32a、3
2b、32c、32dのスイッチ押し下げ部32aa、
32ba、32ca、32daが受話器34から離れ、
タクトスイッチ32a、32b、32c、32dはオフ
状態となる。
【0041】次に、消音操作を行う操作部31cを押し
下げた時の赤外線LED31が発光するリモコンコード
について説明する。図13は、操作部31cを押し下げ
た時の赤外線LED31が発光するリモコンコードの流
れ示したフローチャートである。 〔S21〕 消音操作である操作部31cが押されたか
否か判断する。押された場合はステップS22に進む。
押されていない場合は、フローを終了する。 〔S22〕S社製テレビ用の消音リモコンコードを発光
する。 〔S23〕A社製テレビ用の消音リモコンコードを発光
する。 〔S24〕B社製テレビ用の消音リモコンコードを発光
する。 〔S25〕C社製テレビ用の消音リモコンコードを発光
する。 〔S26〕Z社製テレビ用の消音リモコンコードを発光
する。
【0042】図14は、本形態をビデオに応用した場合
の応用例の平面図である。このように、第3、第4及び
第5の形態では、タクトスイッチのスイッチ押し下げ部
を受話器で押し上げることによってタクトスイッチをオ
ン状態とすることとしたため、タクトスイッチのスイッ
チ押し下げ部を覆うカバーシートが不要となるため、そ
の分部品点数の削減が可能となり、それによりコスト削
減、スペース削減が可能となる。
【0043】また、当然、第1及び第2の実施の形態と
同様な効果も得られる。次に第2の実施の形態における
具体化例である第6の実施の形態について説明する。
【0044】図15(a)は第6の実施の形態における
リモコン装置40の平面図であり、図15(b)は図1
5(a)のA―A断面図である。リモコン装置40は、
リモコン操作を行う一つのボタン42及び赤外線LED
41を有している。内部構成については第2の実施の形
態と同等であるため説明を省略する。
【0045】リモコン装置40は、リモコン装置40が
使用されるテレビメーカの絞り込み設定が可能となって
いる。図16はリモコン装置40のテレビメーカ絞り込
み設定を示したフローチャートである。
【0046】〔S30〕ボタン42が10秒間以上押し
下げられたか否か判断する。10秒間以上押し下げられ
た場合は、ステップS31に進む。そうでない場合は処
理を終了する。
【0047】〔S31〕ボタン42の押し下げが解除さ
れたか否か判断する。押し下げが解除された場合はステ
ップS32に進む。解除されていない場合はステップS
31にとどまる。
【0048】〔S32〕ボタン42の入力受付を行う。 〔S33〕一定時間が経過したか否か判断する。一定時
間が経過した場合はステップS34に進む。経過してい
ない場合はステップS32に進む。
【0049】〔S34〕一定時間が経過するまでにステ
ップS32において何回ボタン42が押し下げられたか
判断する。1回も押し下げられていない場合は、ステッ
プS35に進む。1回押し下げられた場合はステップS
36に進む。2回押し下げられた場合はステップS37
に進む。
【0050】〔S35〕S社、A社及びB社のリモコン
コードが設定される。 〔S36〕C社、D社及びE社のリモコンコードが設定
される。 〔S37〕F社、G社及びH社のリモコンコードが設定
される。
【0051】このようにしてメーカが絞り込まれたリモ
コン装置40は、その設定に従ってリモコンコードを発
光しリモコン処理を行う。図17は、図16に示したテ
レビメーカ絞り込み設定により、S社、A社、B社の3
社にリモコンコードを絞り込んだ場合のリモコン操作を
示したフローチャートである。
【0052】〔S40〕ボタン42が押し下げられたか
否か判断する。押し下げられた場合、ステップS41に
進む。押し下げられていない場合、処理を終了する。 〔S41〕S社製テレビのリモコンコードを発光する。
【0053】〔S42〕A社製テレビのリモコンコード
を発光する。 〔S43〕B社製テレビのリモコンコードを発光する。 リモコン装置40は、一つのボタン42の操作により3
種類のリモコン操作が可能となっている。図18は、リ
モコン装置40の動作を示したフローチャートである。
【0054】〔S50〕ボタン42が押し下げられたか
否か判断する。押し下げられた場合はステップS51に
進む。押し下げられていない場合はステップS50にと
どまる。
【0055】〔S51〕ボタン42の押し下げ解除があ
ったか否か判断する。押し下げ解除があった場合はステ
ップS52に進む。解除されていない場合はステップS
51にとどまる。
【0056】〔S52〕ボタン42がどのくらいの時間
押し下げられていたか判断する。押し下げ継続時間が
0.5秒以下であった場合、ステップS53に進む。押
し下げ継続時間が0.5秒を越え10秒未満であった場
合はステップS59に進む。押し下げ継続時間が10秒
以上であった場合はステップS58に進む。
【0057】〔S53〕ボタン42が再び押し下げられ
たか否か判断する。押し下げられた場合はステップS5
4に進む。押し下げられていない場合はステップS53
にとどまる。
【0058】〔S54〕ボタン42の押し下げ解除があ
ったか否か判断する。押し下げ解除があった場合はステ
ップS55に進む。解除されていない場合はステップS
54にとどまる。
【0059】〔S55〕ボタン42が0.5秒以上押し
下げられていたか判断する。押し下げ継続時間が0.5
秒以上である場合はステップS56に進む。押し下げ継
続時間が0.5秒未満である場合はステップS57に進
む。
【0060】〔S56〕音量を下げるリモコンコードを
発光する。 〔S57〕消音リモコンコードを発光する。 〔S58〕図16に示した設定モードによりメーカ設定
を行う。
【0061】〔S59〕音量を上げるリモコンコードを
発光する。 このように本形態では、ボタン42の押し下げ操作によ
ってメーカ設定を行うことができるため、リモコン装置
40が発光する各社別リモコンコードの種類を絞り込む
ことができ、それにより反応速度が速いリモコン操作が
可能となる。
【0062】また、ボタン42の押し下げ操作によって
リモコン機能を選択することとしたので、一つのボタン
42を有する小さなリモコン装置40のみで多種のリモ
コン操作が可能となる。
【0063】なお、第1、第2、第3、第4、第5およ
び第6の形態では、リモコン装置を受話器の背の部分に
設置することとしたが、食卓、柱、その他の部分に張り
付けて使用してもよい。
【0064】またこれらの形態ではリモコンコードの伝
達に赤外線を用いたが、それ以外の電磁波を用いてもよ
い。さらに、これらの形態では、リモコンの駆動電力供
給をリモコンに内蔵した電池により行うこととしたが、
電源供給をリモコンが取り付けられる子機等から行うこ
ととしてもよい。また、これらの形態では、リモコン装
置を受話器等に張り付けて使用することとしたが、リモ
コン装置をこれらの受話器等と一体化することとしても
よい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、基本的
な機能に絞り込んだリモコン装置を受話器の背の部分に
取り付け、それによりオーディオ機器の基本的操作を行
うこととしたので、電話がかかってきた場合にリモコン
を探す、持つ、戻すの手間をかけることなく、オーディ
オ機器の音量もしくは電源を操作し、電話の応対をスム
ーズに行うことができる。
【0066】また、本発明では、基本的な操作ボタンの
みを配したシンプルな構造としたため、各操作ボタンを
使用しやすい十分な大きさにすることができ、老人、目
の不自由な人および指先が不自由な人でも容易にテレビ
の音量操作を行うことができる。
【0067】さらに、本発明では、一度の操作ボタン操
作により数社分のリモコン信号が順次赤外線LEDから
発光されることとしたため、使用するテレビに応じてリ
モコンのメーカー設定を行う必要がない。
【0068】また、タクトスイッチのスイッチ押し下げ
部を受話器で押し上げることによってタクトスイッチを
オン状態とする構造をとることで、タクトスイッチのス
イッチ押し下げ部を覆うカバーシートが不要となるた
め、その分部品点数の削減が可能となり、それによりコ
スト削減、スペース削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】赤外線LEDが発光するリモコンコードの流れ
を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】第3の実施の形態を示す平面図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】シーソースイッチ型リモコン装置の音量を下げ
る操作を行う操作部が押された状態を示した図6のA−
A断面図である。
【図9】第3の実施形態の変形例である第4の実施の形
態を示した図6のA−A断面図である。
【図10】第5の実施の形態を示す平面図である。
【図11】図10のA−A断面図である。
【図12】図10のB−B断面図である。
【図13】図10に示す消音操作を行う操作部を押し下
げた時の赤外線LEDが発光するリモコンコードの流れ
示したフローチャートである。
【図14】第5の実施例をビデオに応用した場合の応用
例の平面図である。
【図15】(a)は第6の実施の形態におけるリモコン
装置の平面図であり、(b)は(a)のA―A断面図で
ある。
【図16】リモコン装置のテレビメーカ絞り込み設定を
示したフローチャートである。
【図17】図16に示したテレビメーカ絞り込み設定に
より、S社、A社、B社の3社にリモコンコードを絞り
込んだ場合のリモコン操作を示したフローチャートであ
る。
【図18】リモコン装置の動作を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1・・・音量リモコン装置、2・・・赤外線LED、3a・・・
操作ボタン、3b・・・操作ボタン、6・・・IC、8・・・ク
ッション性両面粘着テープ、9・・・受話器
フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 AA05 BA03 BA08 BA10 CA06 CA08 DA06 DA11 EA01 EA06 EA20 5K023 BB11 EE07 5K048 AA04 AA14 BA02 DB04 EB14 HA04 HA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器を遠隔操作するリモコン装置に
    おいて、 前記リモコン装置を外部の被固定物に固定する固着物
    と、 操作機能を主要機能のみに限定したリモコンスイッチ
    と、 操作機能を主要機能のみに限定したリモコンICと、を
    有することを特徴とするリモコン装置。
  2. 【請求項2】 前記リモコンICは、連続的に各メーカ
    ーのリモコンコードを送信することを特徴とする請求項
    1記載のリモコン装置。
  3. 【請求項3】 前記リモコンスイッチは、タクトスイッ
    チのスイッチ押し下げ部を、前記外部の被固定物側に有
    することを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
  4. 【請求項4】 前記主要機能は、5種類以下であること
    を特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
  5. 【請求項5】 前記主要機能は、1種類のみであること
    を特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
  6. 【請求項6】 前記主要機能は、音量調整、電源操作、
    消音操作のいずれかであることを特徴とする請求項1記
    載のリモコン装置。
  7. 【請求項7】 前記被固定物は電話機の受話器であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029577A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 京楽産業.株式会社 遊技機

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