JP3341365B2 - 音声アダプタ - Google Patents

音声アダプタ

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JP3341365B2 JP16944193A JP16944193A JP3341365B2 JP 3341365 B2 JP3341365 B2 JP 3341365B2 JP 16944193 A JP16944193 A JP 16944193A JP 16944193 A JP16944193 A JP 16944193A JP 3341365 B2 JP3341365 B2 JP 3341365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコードレス電話
機などに用いて好適な音声アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のテレビジョン受像機は、リモコン
により、所定のチャンネルを選局したり、ボリュームを
所定のレベルに調整することができるようになされてい
る。これにより、視聴者は、テレビジョン受像機から離
れた位置で、所定の機能を選択、指令することができ
る。
【0003】従来のリモコンは、所定のボタンが設けら
れており、そのボタンを操作すると、赤外線信号が出射
され、テレビジョン受像機本体側に設けられた受光部
が、この赤外線信号を受光し、その信号に対応する動作
を実行するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リモコンは、このように指令に対応するボタンが設けら
れ、所定のボタンを選択することにより、所定の指令を
発生するようになされているため、操作を行う前に、ど
のボタンを押した場合、どのような機能が選択されるの
かを、使用者が予め学習しなければならず、特に、機械
の操作に不慣れな女性や老人などにとって不便であっ
た。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より容易に、所定の機能を実行させること
ができるようにするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】請求項1に記載の音声ア
ダプタは、端末と局線の間の信号の状態を検出する局線
検出手段と、端末と局線の間の音声信号を認識する音声
認識手段と、音声認識手段により認識された音声信号と
リモコン信号を対応付けて記憶する記憶手段と、音声信
号に対応するリモコン信号を発信する発信手段とを備
、音声認識手段は、局線検出手段によりオフフックが
検出されたとき、音声信号の認識をスタートすることを
特徴とする。
【0007】音声認識手段は、局線検出手段によりダイ
ヤル信号が検出されたとき、音声信号の認識を中止する
ようにすることができる。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1に記載の音声アダプタにおいては、端
末と局線の間のオンフックが検出されたとき、端末と局
線の間の音声信号の認識がスタートされ、認識された音
声信号に対応するリモコン信号が発信される。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の音声アダプタの一実施例の
構成を示すブロック図である。電話機10は、局線(電
話回線)に接続された、コードレス電話システムの親機
であり、電話機9は、その子機である。両者は、そのア
ンテナ10A,9Aを介して、相互に通信が可能となっ
ている。
【0011】音声アダプタ1は、ノイズフィルタ3、音
声認識装置4、局線感知器5、コントローラ6、登録ス
イッチ7、および赤外線リモコン発光機2より構成さ
れ、電話機10側のモジュラジャック(MJ)11と、
電話局側(局線側)のモジュラジャック12との間に接
続されている。赤外線リモコン発光機2は、コントロー
ラ6に制御され、例えばテレビジョン受像機(図示せ
ず)などの赤外線リモコン信号を受信して動作する機器
に対して、赤外線リモコン信号を発信する。
【0012】ノイズフィルタ3は、電話局線にのってい
るノイズの他、例えば電話機10(または電話機9、以
下同様)のハンドセット(図示せず)がオフフックされ
たときに、局線側(交換機(図示せず))から送信され
る「ツー」という発信音を除去する。音声認識装置4
は、ノイズフィルタ3を介して、電話機10または局線
側から送信される音声信号を認識し、その認識結果をコ
ントローラ6に供給する。
【0013】局線感知器5は、例えば電話局線の電圧の
変化など、電話局線の状態を監視し、電話機10のハン
ドセットが、電話機10から電話をかけるためにオフフ
ックされたのか、または局線側からかかってきた電話に
でるためにオフフックされたのかを検出して、検出結果
をコントローラ6に出力する。さらに、局線感知器5
は、電話機10または局線側から電話局線に送出された
ダイヤル番号(トーン信号)が、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、
「9」、「0」、「#」、または「*」のうち、どれに
対応するものであるかを検出し、コントローラ6に出力
する。
【0014】コントローラ6は、登録スイッチ7がON
になっている場合、即ち、装置(音声アダプタ1)が登
録モードになっている場合、電話機10から出力され、
音声認識装置4で音声認識された、リモコン操作をした
い機器の操作命令などの音声信号と、電話機10のプッ
シュボタン(図示せず)が操作されて発信されたリモコ
ンコードを対応付け、内蔵するメモリ6Aに記憶する。
【0015】さらに、コントローラ6は、登録スイッチ
7がOFFになっている場合、即ち、装置が音声認識モ
ードになっている場合、電話機10、または局線側から
出力され、音声認識装置4で音声認識された、リモコン
操作をしたい機器の操作命令などの音声信号と対応付け
られたリモコン信号を、メモリ6Aから読み出し、その
リモコン信号を、赤外線リモコン信号発光機2に出力す
る。
【0016】登録スイッチ7は、装置の動作モードを、
登録モードと音声認識モードとに切り換えるためのスイ
ッチである。
【0017】次に、その動作について説明する。登録ス
イッチ7がON、即ち、装置の動作モードが、登録モー
ドになっている場合、まず暗証番号が登録される。即
ち、電話機9(または10)のハンドセットがオフフッ
クされ(または、それと同様の操作がなされ)、暗証番
号としての、例えば4桁のダイヤル番号が、プッシュボ
タンにより入力された後、電話機9のハンドセットがオ
ンフックされる。この信号は、アンテナ9A,10Aを
介して親機としの電話機10に伝送される。そして、こ
の暗証番号は、局線感知器5を介してコントローラ6に
供給され、コントローラ6の内蔵するメモリ6Aに記憶
される。このように、暗証番号が登録されると、後述す
るように、以後、この暗証番号と同一の番号を入力する
ことで、屋外からの遠隔操作が可能になる。
【0018】さらに、例えば、電話機9のハンドセット
がオフフックされ(または、それと同様の操作がなさ
れ)、リモコン操作をしたい機器の操作命令が、例えば
2回発声されると、その音声信号がアンテナ9A,10
Aを介して、親機としての電話機10に伝送される。
【0019】局線感知器5は、電話機9のハンドセット
がオフフックされたことを検出すると、これをコントロ
ーラ6に通知する。このとき、コントローラ6は、電話
機10から、MJ11およびノイズフィルタ3を介して
供給される音声信号(操作命令)を登録するように、音
声認識装置4に対して制御信号を出力する。
【0020】音声認識装置4において、コントローラ6
からの制御信号が検出されると、電話機9、電話機10
から、MJ11およびノイズフィルタ3を介して供給さ
れた音声信号(操作命令)が、内蔵する標準パターンメ
モリ4Aに、標準パターンとして登録される。
【0021】なお、音声認識装置4において、電話機9
のハンドセットがオフフックされて、2回発声された音
声信号は、そのうちの一方が登録用に、他方が確認用に
使われる。即ち、音声認識装置4において、2回発声さ
れた操作命令の音声パターンが、互いに一致するときの
み、いずれか一方(どちらでも良い)の操作命令が、内
蔵する標準パターンメモリ4Aに記憶される。
【0022】また、音声が発声される代わりに、音声ア
ダプタ1に接続される電話機9(または電話機10)の
ボタンが押された場合には、局線感知器5がこれを感知
し、その番号をコントローラ6に送る。コントローラ6
はそれを受けて、音声認識装置4に音声認識中止の制御
を行い、前述の音声パターンの代わりに、操作命令に対
応する番号(ダイヤル信号)を登録する。
【0023】また、操作命令(音声信号または番号)の
入力の直後(例えば、所定の時間内)に、電話機9のプ
ッシュボタンが操作され、先に入力されたリモコン操作
をしたい機器の操作命令に対応するリモコン信号の番号
(ダイヤル信号)が入力されて、電話機9のハンドセッ
トがオンフックされると、そのリモコン信号の番号は、
局線感知器5を介してコントローラ6に供給される。コ
ントローラ6において、この番号と、先に、音声認識装
置4の標準パターンメモリ4Aに登録された操作命令と
しての音声パターンが対応付けられ、メモリ6Aに記憶
される。あるいはまた、操作命令に対応する番号が入力
されたときは、その番号と、リモコン信号の番号とが対
応され、メモリ6Aに記憶される。
【0024】尚、登録する操作命令が複数ある場合に
は、以上の動作が繰り返される。
【0025】次に、登録スイッチ7がOFFになってい
る場合、即ち、装置の動作モードが、音声認識モードに
なっている場合の動作について説明する。まず電話機9
(または10)から音声コマンドでリモコン操作する場
合、電話機9のハンドセットがオフフックされると、局
線感知器5において、電話機9のハンドセットがオフフ
ックされたことが検出され、コントローラ6に通知され
る。すると、コントローラ6において、電話機9(電話
機10)から出力される音声信号(リモコン操作命令)
を音声認識するように、音声認識装置4に対して制御信
号が出力される。音声認識装置4において、コントロー
ラ6からの制御信号が検出されると、音声認識が開始さ
れる。
【0026】なお、電話機9のハンドセットがオフフッ
クされ、リモコン操作命令が発声されずに、ダイヤル信
号が電話機9より出力されると、局線感知器5がこれを
感知し、コントローラ6に通知される。このとき、通常
の電話の発信操作と見なし、コントローラ6は、音声認
識装置4に対して音声認識処理中止の制御信号を出力す
る。音声認識装置4は、コントローラ6からの制御信号
を検出すると、音声認識処理を中断する。この制御によ
り、通常の電話の発信が行われる。即ち、電話機9のプ
ッシュボタンが操作され、電話番号としてのダイヤル信
号が電話機9(電話機10)から送信されたときには、
音声アダプタ1は、スルー状態(MJ11側から入力さ
れた信号がそのままMJ12側に出力され、MJ12側
から入力された信号がそのままMJ11側に出力される
状態)になる。
【0027】電話機9のプッシュボタンが操作されず
に、リモコン操作をしたい機器の操作命令が発声される
と、その音声信号(操作命令)は、電話機9、電話機1
0からMJ11およびノイズフィルタ3を介して音声認
識装置4に供給される。音声認識装置4において、メモ
リ4Aに記憶されている標準パターンが参照され、この
音声信号(操作命令)が音声認識されて、認識結果(操
作命令)がコントローラ6に出力される。
【0028】コントローラ6において、音声認識装置4
より出力された操作命令と対応付けられたリモコン信号
が、内蔵するメモリ6Aから読み出され、赤外線リモコ
ン信号発光機2に供給される。赤外線リモコン信号発光
機2において、コントローラ6より供給されたリモコン
信号が赤外線として、赤外線リモコン信号を受信して動
作する、例えばテレビジョン受像機に送出される。
【0029】以上のように、操作命令を発声するだけ
で、リモコン操作を行うことができる。これにより、例
えば、テレビジョン受像機のチャンネルを、電話機9か
ら音声信号による操作命令を入力することで、所望のチ
ャンネルに切り換えることができる。
【0030】また、一度、音声信号による操作命令を発
声して、音声アダプタ1がリモコンモードとなると、前
述の登録モードで音声とは別に登録した番号のボタンを
押すことによって、それに対応するリモコンの信号が発
信される。これにより、例えば、音声により、ボリュー
ムのレベルの変更を指令した後、数字ボタンで所定のレ
ベルを指令することができる。
【0031】次に、外線より、この音声アダプタ1が接
続されている電話番号に発信すると、通常、音声アダプ
タ1はスルー状態になっており、接続されている電話機
10や電話機9の着信ベルがなる。それと同時に、局線
感知器5は着信を感知し、コントローラ6に知らせる。
コントローラ6は着信からの経過時間を算出し、例えば
1分間を経過した場合、オフフックスイッチ8をオンし
て、局線を接続する。
【0032】一方、着信からの経過時間が例えば1分間
に満たないうちに、音声アダプタ1に接続された電話機
10や電話機9がオフフックされた場合は、局線感知器
5が局線を接続を感知し、コントローラ6は着信からの
経過時間の算出を中止し、通常の通話状態とする。
【0033】音声アダプタ1が1分間の時間の経過後
に、局線を接続した場合、外線より暗証番号としてのダ
イヤル信号が送信されるのを待つ。外線よりこの暗証番
号としてのダイヤル信号が送られてくると、局線感知器
5がこれを感知し、コントローラ6にその番号を送る。
コントローラ6は、あらかじめメモリ6Aに登録されて
いる暗証番号と感知した番号とを照合し、適合した場
合、コントローラ6において、外線の電話機(図示せ
ず)より供給される音声信号(リモコン操作命令)を音
声認識するように、音声認識装置4に対して制御信号が
出力される。音声認識装置4において、コントローラ6
からの制御信号が検出されると、音声認識が開始され
る。
【0034】リモコン操作をしたい機器の操作命令が発
声されると、その音声信号(操作命令)は、局線からノ
イズフィルタ3を介して音声認識装置4に供給される。
音声認識装置4において、内蔵する標準パターンメモリ
4Aに記憶されている標準パターンが参照され、この音
声信号(操作命令)が音声認識されて、認識結果(操作
命令)がコントローラ6に出力される。
【0035】コントローラ6において、音声認識装置4
より出力された操作命令と対応付けられたリモコン信号
が、内蔵するメモリ6Aから読み出され、赤外線リモコ
ン信号発光機2に供給される。赤外線リモコン信号発光
機2において、コントローラ6より供給されたリモコン
信号が赤外線として、例えば、エアコンディショナに送
出される。
【0036】なお、照合された暗証番号が、あらかじめ
登録した暗証番号に適合しなかった場合、コントローラ
6はオンフックスイッチ8をオフにして局線を切る。
【0037】以上のように、外線より暗証番号のダイヤ
ルをし、操作命令を発声することで、リモコン操作を行
うことができる。
【0038】次に、図2または図3のフローチャートを
参照して、装置の動作モードが、操作命令の音声登録モ
ード(図2)、または音声認識モード(図3)である場
合の音声アダプタ1の動作を、さらに説明する。
【0039】まず図2(登録モード)では、ステップS
1において、登録スイッチ7がONにされ、即ち、装置
の動作モードが操作命令の登録モードにされる。
【0040】そしてステップS2に進み、暗証番号が入
力され、ステップS3に進み、電話機9のハンドセット
がオフフックされ、操作命令が2回発声され、音声認識
装置4の内蔵する標準パターンメモリ4Aに記憶され
る。そして、ステップS4において、ステップS3で発
声された操作命令のリモコンコード(ダイヤル信号)が
入力され、このリモコンコードと操作命令が対応付けら
れ、コントローラ6の内蔵するメモリ6Aに記憶されて
処理を終了する。
【0041】なお、登録する操作命令が複数ある場合に
は、ステップS3およびS4の処理を繰り返す。また、
ステップS3において、2回発声されたリモコン操作を
したい機器の操作命令は、前述したように、音声認識装
置4で、そのうちの一方が登録用に、他方が確認用に使
われる。
【0042】また、ステップS3において、音声信号の
代わりにダイヤル信号が電話機9のプッシュボタンを操
作することで入力された場合は、前述したように、音声
パターンの代わりに、この番号とリモコンコードを対応
付けてコントローラ6の内蔵するメモリ6Aに記憶し、
処理を終了する。
【0043】次に、図3を参照して、装置の動作モード
が音声認識モードである場合の動作を説明する。まずス
テップS21において、電話機9のハンドセットがオフ
フックされたか否かが判定される。ステップS21にお
いて、電話機9のハンドセットがオフフックされたと判
定された場合、ステップS24に進み、音声認識が開始
され、ステップS25に進む。
【0044】ステップS25において、電話機9のプッ
シュボタンが操作され、ダイヤル信号(電話番号)が入
力されたか否かが判定され、ダイヤル信号(トーン信
号)が検出されなかった場合は、ステップS26に進
み、音声認識の結果が出たか否かを判定する。ここで認
識結果が出ていた場合、即ち、ステップS21で電話機
9のハンドセットがオフフックされた後、操作命令が発
声されて音声認識された場合、ステップS27に進み、
現在のモードをリモコンモードとし、ステップS28に
進む。
【0045】ステップS28では、音声認識の結果に対
応するリモコン信号が、赤外線リモコン信号発光機2よ
り発信される。これにより、音声信号を電話機9,10
より入力することで、機器を制御することができる。
【0046】ステップS25において、電話機9のプッ
シュボタンが操作され、ダイヤル信号(電話番号)が入
力されたか否かが判定され、ダイヤル信号(電話番号)
が入力されたと判定された場合、ステップS30に進
み、音声認識を中止する。そしてステップS31で現在
の状態がリモコンモードであるか否かを判定し、リモコ
ンモードでなかった場合、即ち、ステップS21で電話
機9のハンドセットがオフフックされて、一度も操作命
令が音声により入力されることなく、ダイヤルボタンが
押された場合、ステップS32に進み、押された番号を
発信し、初期状態に戻り、ステップS21以降の処理を
繰り返す。即ち、これにより、通常の発呼動作が行われ
る。
【0047】一方、ステップS31で、現在、リモコン
モードであると判定された場合は、ステップS28に進
み、押された番号に対応する、あらかじめ登録されたリ
モコン信号を、赤外線リモコン信号発光機2より発信す
る。これにより、電話機9のボタン操作により、機器の
動作を制御することができる。
【0048】ステップS29では、局線が切れたか否か
を判断する。ステップS21でオフフックされたハンド
セットがオンフックされるか、または、ステップS22
で着信した外線からの電話が切れた場合、初期状態に戻
る。局線が切れなかった場合には、リモコンモードの動
作を繰り返すために、ステップS24に戻る。
【0049】次に、ステップS21において、電話機9
のハンドセットがオフフックされず、ステップS22に
おいて電話が着信したと判断された場合には、前述のよ
うに、コントローラ6は、例えば60秒間、電話機9の
ハンドセットが通常の電話のためにオフフックされない
ことを待ち、オンフックスイッチ8をオンとし、局線を
接続し、ステップS23に進む。
【0050】ステップS22において、着信が検出され
ない場合は初期状態に戻り、ステップS21以降の処理
を繰り返す。
【0051】ステップS23においては、外部の電話機
のプッシュボタンが操作され、ダイヤル信号(例えばト
ーン信号)によるメモリ6Aに登録されている暗証番号
と同一の番号の入力を待ち、適合する暗証番号の入力が
あった場合は、ステップS24に進む。
【0052】一方、ステップS23において、適合する
暗証番号の入力がなかった場合、コントローラ6は、オ
ンフックスイッチ8をオフにして、局線を切断し、初期
状態に戻り、ステップS21以降の処理を繰り返す。
【0053】以上説明したように、音声アダプタ1を、
電話機10側のMJ11と、電話局側のMJ12との間
に接続するだけで、電話機の受話器に対して音声を発声
することにより、リモコンで動作する機器を操作するこ
とができるので、日常的な発声の動作(電話機は、本来
音声を入出力するもの)でリモコン操作を行うことがで
きる。
【0054】
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の音声アダプタによれ
ば、端末と局線の間のオンフックが検出されたとき、端
末と局線の間の音声信号の認識をスタートし、認識され
た音声信号に対応するリモコン信号を発信するようにし
たので、簡便に、音声により電子機器をリモコン操作す
ることができるので、操作性を向上させることができ
る。
【0056】
【0057】
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声アダプタの一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の音声アダプタの動作モードが登録モード
のときの動作を説明するフローチャートである。
【図3】図1の音声アダプタの動作モードが音声認識モ
ードのときの動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の音声アダプタの他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 音声アダプタ 2 赤外線リモコン信号発光機 3 ノイズフィルタ 4 音声認識装置 5 局線感知器 6 コントローラ 7 登録スイッチ 8 オンフックスイッチ 9,10 電話機 11,12,21 モジュラジャック(MJ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 美絵 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−196858(JP,A) 特開 昭62−180654(JP,A) 実開 平2−95954(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線と端末との間に接続する音声アダプ
    タにおいて、 前記端末と局線の間の信号の状態を検出する局線検出手
    段と、 前記端末と局線の間の音声信号を認識する音声認識手段
    と、 前記音声認識手段により認識された音声信号とリモコン
    信号を対応付けて記憶する記憶手段と、 前記音声信号に対応する前記リモコン信号を発信する発
    信手段とを備え、 前記音声認識手段は、前記局線検出手段によりオフフッ
    クが検出されたとき、音声信号の認識をスタートするこ
    とを特徴とする音声アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記音声認識手段は、前記局線検出手段
    によりダイヤル信号が検出されたとき、音声信号の認識
    を中止することを特徴とする請求項1記載の音声アダプ
    タ。
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