JP2000224567A - 監視システム - Google Patents
監視システムInfo
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- JP2000224567A JP2000224567A JP11025356A JP2535699A JP2000224567A JP 2000224567 A JP2000224567 A JP 2000224567A JP 11025356 A JP11025356 A JP 11025356A JP 2535699 A JP2535699 A JP 2535699A JP 2000224567 A JP2000224567 A JP 2000224567A
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- time
- timing
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- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 時分割双方向通信を行なう監視システムにお
いて、漏洩電力の干渉による妨害を無くす。 【解決手段】 通信局Bにおいて受信データエラーが発
生した時、通信局Bのエラー検出個所から通信局Aの送
信タイミング及び受信タイミングを推定する。エラー検
出は、分割された各ブロックのデータに付加したエラー
訂正符号により行なう。エラーが検出された場合、エラ
ー検出地点をトリガとし送信受信タイミングをブロック
単位でスライドすることで通信局Aと同期をとる。ブロ
ック単位で同期をとるために完全な同期を取ることはで
きないが、十分なガードタイムを設けることで解消され
る。周波数が隣接しているために生じる妨害であれば解
消される。エラーが解消されなかった場合、エラー判定
部にて本エラーを干渉によるエラーではないと判断し、
干渉以外の原因でシステムが動作しないことを表示す
る。
いて、漏洩電力の干渉による妨害を無くす。 【解決手段】 通信局Bにおいて受信データエラーが発
生した時、通信局Bのエラー検出個所から通信局Aの送
信タイミング及び受信タイミングを推定する。エラー検
出は、分割された各ブロックのデータに付加したエラー
訂正符号により行なう。エラーが検出された場合、エラ
ー検出地点をトリガとし送信受信タイミングをブロック
単位でスライドすることで通信局Aと同期をとる。ブロ
ック単位で同期をとるために完全な同期を取ることはで
きないが、十分なガードタイムを設けることで解消され
る。周波数が隣接しているために生じる妨害であれば解
消される。エラーが解消されなかった場合、エラー判定
部にて本エラーを干渉によるエラーではないと判断し、
干渉以外の原因でシステムが動作しないことを表示す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視システムに関
し、特に、双方向通信を行なう監視システムが複数存在
する監視システムに関する。
し、特に、双方向通信を行なう監視システムが複数存在
する監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】時分割双方向無線通信を行なうシステム
を複数使用する場合、それぞれのシステムに異なる無線
周波数を割り当てる。しかし、無線周波数が隣接してい
る場合、その漏洩電力が他システムへの妨害波になるた
め、それを起こさないために、それぞれのシステムの時
分割データ通信タイミングを合わせる必要がある。タイ
ミングを合わせる方法として、中継器を設け、これによ
り複数システムの時分割通信の同期をとっている。
を複数使用する場合、それぞれのシステムに異なる無線
周波数を割り当てる。しかし、無線周波数が隣接してい
る場合、その漏洩電力が他システムへの妨害波になるた
め、それを起こさないために、それぞれのシステムの時
分割データ通信タイミングを合わせる必要がある。タイ
ミングを合わせる方法として、中継器を設け、これによ
り複数システムの時分割通信の同期をとっている。
【0003】時分割双方向通信を行なうシステムを、遠
隔固定監視システムとして近傍で複数使用する場合、互
いのシステムのデータ送信タイミングあるいは受信タイ
ミングを一致させる必要がある。互いのシステムの同期
をとる方法として、複数のシステムを管理する中継器を
用いる方法がある。一度電波を中継器で集約し中継器に
て通信局Aと通信局Bの送信タイミングと受信タイミン
グを合わせる。
隔固定監視システムとして近傍で複数使用する場合、互
いのシステムのデータ送信タイミングあるいは受信タイ
ミングを一致させる必要がある。互いのシステムの同期
をとる方法として、複数のシステムを管理する中継器を
用いる方法がある。一度電波を中継器で集約し中継器に
て通信局Aと通信局Bの送信タイミングと受信タイミン
グを合わせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ステムでは、中継器を必要とするので、システムのコス
トアップになるという問題がある。
ステムでは、中継器を必要とするので、システムのコス
トアップになるという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決して、中
継器なしに同期を確立して干渉によるエラーを排除する
ことを目的とする。
継器なしに同期を確立して干渉によるエラーを排除する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、単方向または双方向の通信を行なう複
数の時分割通信手段を具備する監視システムの各時分割
通信手段に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して
他の時分割通信手段の送受信タイミングを推定する手段
と、推定した送受信タイミングに自己の送受信タイミン
グを一致させる手段とを設けた。このように構成したこ
とにより、中継器を使用することなく、時分割双方向通
信システムを遠隔固定監視システムとして、近傍で複数
使用することができる。
に、本発明では、単方向または双方向の通信を行なう複
数の時分割通信手段を具備する監視システムの各時分割
通信手段に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して
他の時分割通信手段の送受信タイミングを推定する手段
と、推定した送受信タイミングに自己の送受信タイミン
グを一致させる手段とを設けた。このように構成したこ
とにより、中継器を使用することなく、時分割双方向通
信システムを遠隔固定監視システムとして、近傍で複数
使用することができる。
【0007】また、各時分割通信手段に、送信データを
複数のブロックに分割する手段と、分割した送信データ
に誤り訂正符号を付加して送信する手段と、ブロック単
位の精度で受信データの誤り位置を特定する手段と、誤
り位置に基づいて他の時分割通信手段の送受信タイミン
グを推定する手段とを設けた。このように構成したこと
により、誤り訂正符号に基づいて干渉のタイミングをブ
ロック単位で特定することができる。
複数のブロックに分割する手段と、分割した送信データ
に誤り訂正符号を付加して送信する手段と、ブロック単
位の精度で受信データの誤り位置を特定する手段と、誤
り位置に基づいて他の時分割通信手段の送受信タイミン
グを推定する手段とを設けた。このように構成したこと
により、誤り訂正符号に基づいて干渉のタイミングをブ
ロック単位で特定することができる。
【0008】また、各時分割通信手段に、ブロック間に
ガードタイムを設けて送信する手段を設けた。このよう
に構成したことにより、ブロック単位以下のタイミング
の誤差をガードタイムで吸収することができる。
ガードタイムを設けて送信する手段を設けた。このよう
に構成したことにより、ブロック単位以下のタイミング
の誤差をガードタイムで吸収することができる。
【0009】また、各時分割通信手段に、同期確立した
にもかかわらずエラーが発生した場合に、同期以外の原
因でシステムが動作していないことを表示する手段を設
けた。このように構成したことにより、エラーの原因を
識別することができる。
にもかかわらずエラーが発生した場合に、同期以外の原
因でシステムが動作していないことを表示する手段を設
けた。このように構成したことにより、エラーの原因を
識別することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、単方向または双方向の通信を行なう複数の時分割通
信手段を具備する監視システムにおいて、前記各時分割
通信手段に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して
他の時分割通信手段の送受信タイミングを推定する手段
と、推定した送受信タイミングに自己の送受信タイミン
グを一致させる手段とを設けた監視システムであり、他
の通信局との同期を確立して干渉によるエラーを排除す
るという作用を有する。
は、単方向または双方向の通信を行なう複数の時分割通
信手段を具備する監視システムにおいて、前記各時分割
通信手段に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して
他の時分割通信手段の送受信タイミングを推定する手段
と、推定した送受信タイミングに自己の送受信タイミン
グを一致させる手段とを設けた監視システムであり、他
の通信局との同期を確立して干渉によるエラーを排除す
るという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信手段
に、送信データを複数のブロックに分割する手段と、分
割した送信データに誤り訂正符号を付加して送信する手
段と、ブロック単位の精度で受信データの誤り位置を特
定する手段と、誤り位置に基づいて他の時分割通信手段
の送受信タイミングを推定する手段とを設けたものであ
り、ブロック単位の精度で他の通信局との同期をとると
いう作用を有する。
1記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信手段
に、送信データを複数のブロックに分割する手段と、分
割した送信データに誤り訂正符号を付加して送信する手
段と、ブロック単位の精度で受信データの誤り位置を特
定する手段と、誤り位置に基づいて他の時分割通信手段
の送受信タイミングを推定する手段とを設けたものであ
り、ブロック単位の精度で他の通信局との同期をとると
いう作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信手段
に、ブロック間にガードタイムを設けて送信する手段を
設けたものであり、ガードタイムにより同期誤差を吸収
するという作用を有する。
2記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信手段
に、ブロック間にガードタイムを設けて送信する手段を
設けたものであり、ガードタイムにより同期誤差を吸収
するという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信
手段に、同期確立したにもかかわらずエラーが発生した
場合に、同期以外の原因でシステムが動作していないこ
とを表示する手段を設けたものであり、エラー原因の絞
り込みを可能にするという作用を有する。
1〜3記載の監視システムにおいて、前記各時分割通信
手段に、同期確立したにもかかわらずエラーが発生した
場合に、同期以外の原因でシステムが動作していないこ
とを表示する手段を設けたものであり、エラー原因の絞
り込みを可能にするという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を参照しながら詳細に説明する。
〜図5を参照しながら詳細に説明する。
【0015】(実施の形態)本発明の実施の形態は、受
信データの誤り位置に基づいて他の通信局との同期をと
って干渉による妨害を排除し、同期確立したにもかかわ
らずエラーが発生した場合には、干渉以外の原因でシス
テムが動作していないことを表示する監視システムであ
る。
信データの誤り位置に基づいて他の通信局との同期をと
って干渉による妨害を排除し、同期確立したにもかかわ
らずエラーが発生した場合には、干渉以外の原因でシス
テムが動作していないことを表示する監視システムであ
る。
【0016】図1は、本発明の実施の形態の監視システ
ムの全体構成を示す概略的な図である。被監視区域の映
像監視を目的とした監視システムである。図1におい
て、13及び15は、一般オフィス、店舗、屋外等の被監視
区域に設置される被監視側装置であり、この被監視側装
置13及び15は、映像、音声およびデータを無線で伝送す
る無線装置2及び6と、被監視区域を撮像する監視手段
としてのカメラ1及び5を備えている。14および16は、
監視側の監視員が映像を監視するものであり、この監視
側装置は、映像、音声及びデータの無線情報を受信或い
は音声及びデータを伝送する無線装置3及び7と、無線
装置に接続されたCRT4及び8とから構成されてい
る。
ムの全体構成を示す概略的な図である。被監視区域の映
像監視を目的とした監視システムである。図1におい
て、13及び15は、一般オフィス、店舗、屋外等の被監視
区域に設置される被監視側装置であり、この被監視側装
置13及び15は、映像、音声およびデータを無線で伝送す
る無線装置2及び6と、被監視区域を撮像する監視手段
としてのカメラ1及び5を備えている。14および16は、
監視側の監視員が映像を監視するものであり、この監視
側装置は、映像、音声及びデータの無線情報を受信或い
は音声及びデータを伝送する無線装置3及び7と、無線
装置に接続されたCRT4及び8とから構成されてい
る。
【0017】図2は、本発明の実施の形態の監視システ
ムにおけるデータの送信タイミングと受信タイミングを
示すずである。図2において、被監視側タイミング19
は、送信タイミング21と受信タイミング22からなってい
る。監視側タイミング20は、受信タイミング23と、送信
タイミング24からなっている。
ムにおけるデータの送信タイミングと受信タイミングを
示すずである。図2において、被監視側タイミング19
は、送信タイミング21と受信タイミング22からなってい
る。監視側タイミング20は、受信タイミング23と、送信
タイミング24からなっている。
【0018】図3は、本発明の実施の形態の監視システ
ムにおいて使用する電波の周波数スペクトルを示す図で
ある。図3において、電波25は、周波数31の近傍にピー
クがある。電波26は、周波数32の近傍にピークがある。
電波25の漏洩電力のため、スペクトルの裾が電波26の周
波数32にかかっている。電波26の漏洩電力のため、スペ
クトルの裾が電波25の周波数31にかかっている。
ムにおいて使用する電波の周波数スペクトルを示す図で
ある。図3において、電波25は、周波数31の近傍にピー
クがある。電波26は、周波数32の近傍にピークがある。
電波25の漏洩電力のため、スペクトルの裾が電波26の周
波数32にかかっている。電波26の漏洩電力のため、スペ
クトルの裾が電波25の周波数31にかかっている。
【0019】図4は、本発明の実施の形態の監視システ
ムにおける通信で用いるデータフレームフォーマットで
ある。フォーマットは複数のブロックからなっており、
ブロックは情報ビットとチェックビットからなってい
る。
ムにおける通信で用いるデータフレームフォーマットで
ある。フォーマットは複数のブロックからなっており、
ブロックは情報ビットとチェックビットからなってい
る。
【0020】図5は、本発明の実施の形態の監視システ
ムのモニタ側における通信局Aとの同期の取り方を示す
図である。図5において、タイミング27は、通信局Aの
送受信タイミングである。タイミング27は、通信局Bの
送受信タイミングである。干渉30は、一方の送信タイミ
ングが他方の受信タイミングに重なることによる干渉を
示す。スライド29は、送受信タイミングをずらす操作を
示す。
ムのモニタ側における通信局Aとの同期の取り方を示す
図である。図5において、タイミング27は、通信局Aの
送受信タイミングである。タイミング27は、通信局Bの
送受信タイミングである。干渉30は、一方の送信タイミ
ングが他方の受信タイミングに重なることによる干渉を
示す。スライド29は、送受信タイミングをずらす操作を
示す。
【0021】上記のように構成された本発明の実施の形
態の監視システムの動作を説明する。被監視側装置13で
は、カメラ1の映像データ、音声データ、シリアルデー
タ、パラレルデータ等を、無線通信端末2及び6を介し
て送信する。図2に示すデータ送信タイミング21の時
に、図3に示す電波25で送信する。送信されたデータ
は、データ受信タイミング23の時に、監視側14の無線通
信端末3に受信され、CRT4に出力される。データ送
信タイミング24の時は、監視側14から音声データ、シリ
アルデータ、パラレルデータ等のデータを電波25で送信
する。送信されたデータは、データ受信タイミング22の
時に、被監視側14の無線通信装置2で受信する。以上が
通信局Aの時分割双方向通信である。通信局Bも同様で
あるが、混信を防ぐため、データを送信するために使用
する電波は図3の26とする。
態の監視システムの動作を説明する。被監視側装置13で
は、カメラ1の映像データ、音声データ、シリアルデー
タ、パラレルデータ等を、無線通信端末2及び6を介し
て送信する。図2に示すデータ送信タイミング21の時
に、図3に示す電波25で送信する。送信されたデータ
は、データ受信タイミング23の時に、監視側14の無線通
信端末3に受信され、CRT4に出力される。データ送
信タイミング24の時は、監視側14から音声データ、シリ
アルデータ、パラレルデータ等のデータを電波25で送信
する。送信されたデータは、データ受信タイミング22の
時に、被監視側14の無線通信装置2で受信する。以上が
通信局Aの時分割双方向通信である。通信局Bも同様で
あるが、混信を防ぐため、データを送信するために使用
する電波は図3の26とする。
【0022】しかしながら、次のような条件が重なる
と、干渉が生じる。 (1)通信局Aの被監視側13と監視側14の距離が大きく
離れている。 (2)通信局Aの監視側14と通信局Bの監視側16が近距
離にある。 (3)監視側14のデータ送信タイミングと受信タイミン
グが、図5に示すタイミング27である。 (4)監視側16のデータ送信タイミングと受信タイミン
グが、図5に示すタイミング28である。この場合、通信
局Aの監視側14が送信状態で、通信局Bの監視側16が受
信状態となる。
と、干渉が生じる。 (1)通信局Aの被監視側13と監視側14の距離が大きく
離れている。 (2)通信局Aの監視側14と通信局Bの監視側16が近距
離にある。 (3)監視側14のデータ送信タイミングと受信タイミン
グが、図5に示すタイミング27である。 (4)監視側16のデータ送信タイミングと受信タイミン
グが、図5に示すタイミング28である。この場合、通信
局Aの監視側14が送信状態で、通信局Bの監視側16が受
信状態となる。
【0023】このような条件では、通信局Bの被監視側
15から発信された電波より、通信局Aの監視側14から発
信された電波25の漏洩電波32の方が、監視側16に届く電
波の電力としては大きくなる場合があるため、漏洩電力
32が監視側16の妨害電波になることがある。つまり、干
渉が生じる。これを防ぐため、通信局Bのデータ送信タ
イミングと受信タイミングを、通信局Aの送受信タイミ
ングにあわせる必要がある。
15から発信された電波より、通信局Aの監視側14から発
信された電波25の漏洩電波32の方が、監視側16に届く電
波の電力としては大きくなる場合があるため、漏洩電力
32が監視側16の妨害電波になることがある。つまり、干
渉が生じる。これを防ぐため、通信局Bのデータ送信タ
イミングと受信タイミングを、通信局Aの送受信タイミ
ングにあわせる必要がある。
【0024】送受信タイミングを合わせるために、干渉
した時に生じる受信データエラーから他システムの送信
タイミングと受信タイミングを推定する。推定した送受
信タイミングに合わせるように、自己のシステムの送受
信タイミングをずらせて、同期を確立する。送受信タイ
ミングを同期させて干渉を除去する方法を、以下に説明
する。
した時に生じる受信データエラーから他システムの送信
タイミングと受信タイミングを推定する。推定した送受
信タイミングに合わせるように、自己のシステムの送受
信タイミングをずらせて、同期を確立する。送受信タイ
ミングを同期させて干渉を除去する方法を、以下に説明
する。
【0025】通信局Bの監視側16において受信データエ
ラーが発生する原因は、通信局Aの監視側14とデータの
送信タイミング及び受信タイミングが通信局Bのタイミ
ングと一致していないため、通信局Aの監視側14から発
せられる電波の隣接チャンネル漏洩電力32が妨害電波と
なってしまうためであると仮定する。
ラーが発生する原因は、通信局Aの監視側14とデータの
送信タイミング及び受信タイミングが通信局Bのタイミ
ングと一致していないため、通信局Aの監視側14から発
せられる電波の隣接チャンネル漏洩電力32が妨害電波と
なってしまうためであると仮定する。
【0026】通信局Aと通信局Bとで、送信タイミング
及び受信タイミングを一致させるため、図5に示すよう
に、通信局Bのエラ一検出個所から通信局Aの送信タイ
ミング及び受信タイミングを推定する。エラー検出は、
図4に示すように分割された送信データの、各ブロック
のデータに付加したエラー訂正符号により行なう。
及び受信タイミングを一致させるため、図5に示すよう
に、通信局Bのエラ一検出個所から通信局Aの送信タイ
ミング及び受信タイミングを推定する。エラー検出は、
図4に示すように分割された送信データの、各ブロック
のデータに付加したエラー訂正符号により行なう。
【0027】エラーが検出された場合、エラー検出時点
30をトリガとし、送受信タイミングをブロック単位で、
図5の29のようにスライドすることで、マスター局(通
信局A)と同期をとる。ブロック単位で操作するため
に、完全な同期を取ることはできないが、ブロック単位
での同期はとることができる。故に、ブロック単位より
十分大きなガードタイムを設けることで、他システムか
らの干渉を除去できる。
30をトリガとし、送受信タイミングをブロック単位で、
図5の29のようにスライドすることで、マスター局(通
信局A)と同期をとる。ブロック単位で操作するため
に、完全な同期を取ることはできないが、ブロック単位
での同期はとることができる。故に、ブロック単位より
十分大きなガードタイムを設けることで、他システムか
らの干渉を除去できる。
【0028】上記の操作により、周波数が隣接している
ために生じる妨害であれば解消されることになる。解消
されなかった場合、エラー判定部にて本エラーを干渉に
よるエラーではないと判断して表示し、通信を終了す
る。
ために生じる妨害であれば解消されることになる。解消
されなかった場合、エラー判定部にて本エラーを干渉に
よるエラーではないと判断して表示し、通信を終了す
る。
【0029】上記のように、本発明の実施の形態では、
監視システムを、誤り位置に基づいて複数の装置の同期
をとる構成としたので、中継器等の同期を確立する機器
を用いなくても、2つのシステムの同期をとって干渉を
排除することができる。
監視システムを、誤り位置に基づいて複数の装置の同期
をとる構成としたので、中継器等の同期を確立する機器
を用いなくても、2つのシステムの同期をとって干渉を
排除することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、単方向または双方向の通信を行なう複数の時分割
通信手段を具備する監視システムの各時分割通信手段
に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して他の時分
割通信手段の送受信タイミングを推定する手段と、推定
した送受信タイミングに自己の送受信タイミングを一致
させる手段とを設けた構成としたので、受信データのエ
ラー情報を利用することにより、中継器等の他システム
との同期を確立する機器を用いずとも、同期をとること
ができるという効果が得られる。
では、単方向または双方向の通信を行なう複数の時分割
通信手段を具備する監視システムの各時分割通信手段
に、他の時分割通信手段からの干渉を検出して他の時分
割通信手段の送受信タイミングを推定する手段と、推定
した送受信タイミングに自己の送受信タイミングを一致
させる手段とを設けた構成としたので、受信データのエ
ラー情報を利用することにより、中継器等の他システム
との同期を確立する機器を用いずとも、同期をとること
ができるという効果が得られる。
【0031】また、各時分割通信手段に、送信データを
複数のブロックに分割する手段と、分割した送信データ
に誤り訂正符号を付加して送信する手段と、ブロック単
位の精度で受信データの誤り位置を特定する手段と、誤
り位置に基づいて他の時分割通信手段の送受信タイミン
グを推定する手段とを設けたので、ブロック単位の精度
で送受信タイミングを推定できるという効果が得られ
る。
複数のブロックに分割する手段と、分割した送信データ
に誤り訂正符号を付加して送信する手段と、ブロック単
位の精度で受信データの誤り位置を特定する手段と、誤
り位置に基づいて他の時分割通信手段の送受信タイミン
グを推定する手段とを設けたので、ブロック単位の精度
で送受信タイミングを推定できるという効果が得られ
る。
【0032】また、各時分割通信手段に、ブロック間に
ガードタイムを設けて送信する手段を設けたので、ガー
ドタイムでタイミングの誤差を吸収できるという効果が
得られる。
ガードタイムを設けて送信する手段を設けたので、ガー
ドタイムでタイミングの誤差を吸収できるという効果が
得られる。
【0033】また、各時分割通信手段に、同期確立した
にもかかわらずエラーが発生した場合に、同期以外の原
因でシステムが動作していないことを表示する手段を設
けたので、エラー原因を識別できるという効果が得られ
る。
にもかかわらずエラーが発生した場合に、同期以外の原
因でシステムが動作していないことを表示する手段を設
けたので、エラー原因を識別できるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の実施の形態の通信局Aと通信局Bから
なる時分割双方向無線監視システムの構成図、
なる時分割双方向無線監視システムの構成図、
【図2】本発明の実施の形態の時分割双方向通信動作時
の監視側と被監視側のデータ送信タイミングとデータ受
信タイミングの図、
の監視側と被監視側のデータ送信タイミングとデータ受
信タイミングの図、
【図3】隣接チャンネル干渉の説明図、
【図4】データフレームフォーマットの説明図、
【図5】本発明の実施の形態の通信局Aと通信局Bの送
信タイミング及び受信タイミングのずれとそのずれを修
正し同期をとる方法を説明する図である。
信タイミング及び受信タイミングのずれとそのずれを修
正し同期をとる方法を説明する図である。
1、5 カメラ 2、3、6、7 無線通信装置 4、8 CRT 9、10 妨害波 11、27 通信局A 12、28 通信局B 13、15、19 被監視側 14、16、20 監視側 21、24 送信タイミング 22、23 受信タイミング 25、26 電波 29 スライド 30 干渉 31、32 周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 CH08 EA01 EA03 EC05 EG04 EG09 HA18 5K018 AA01 BA03 CA11 DA02 DA06 FA05 5K042 AA08 BA01 CA02 CA13 CA17 DA01 DA21 EA02 GA11 HA02 HA13
Claims (4)
- 【請求項1】 単方向または双方向の通信を行なう複数
の時分割通信手段を具備する監視システムにおいて、前
記各時分割通信手段に、他の時分割通信手段からの干渉
を検出して他の時分割通信手段の送受信タイミングを推
定する手段と、推定した送受信タイミングに自己の送受
信タイミングを一致させる手段とを設けたことを特徴と
する監視システム。 - 【請求項2】 前記各時分割通信手段に、送信データを
複数のブロックに分割する手段と、分割した送信データ
に誤り訂正符号を付加して送信する手段と、ブロック単
位の精度で受信データの誤り位置を特定する手段と、誤
り位置に基づいて他の時分割通信手段の送受信タイミン
グを推定する手段とを設けたことを特徴とする請求項1
記載の監視システム。 - 【請求項3】 前記各時分割通信手段に、ブロック間に
ガードタイムを設けて送信する手段を設けたことを特徴
とする請求項2記載の監視システム。 - 【請求項4】 前記各時分割通信手段に、同期確立した
にもかかわらずエラーが発生した場合に、同期以外の原
因でシステムが動作していないことを表示する手段を設
けたことを特徴とする請求項1〜3記載の監視システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025356A JP2000224567A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025356A JP2000224567A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224567A true JP2000224567A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12163580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11025356A Pending JP2000224567A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000224567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080007A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Olympus Medical Systems Corp | 画像処理システム及び内視鏡システム |
-
1999
- 1999-02-02 JP JP11025356A patent/JP2000224567A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080007A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Olympus Medical Systems Corp | 画像処理システム及び内視鏡システム |
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